JPS6023313A - 抗高血圧剤 - Google Patents
抗高血圧剤Info
- Publication number
- JPS6023313A JPS6023313A JP12960783A JP12960783A JPS6023313A JP S6023313 A JPS6023313 A JP S6023313A JP 12960783 A JP12960783 A JP 12960783A JP 12960783 A JP12960783 A JP 12960783A JP S6023313 A JPS6023313 A JP S6023313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- hydrazine
- hypotensive agent
- phenyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式:
(式中、Xは酸素原子又は硫黄原子、R1は水素原子又
は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、R2は
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はフェニ
ル基を意味し、R2がフェニル基のときはR1は水素原
子を意味する。) で表される化合物を有効成分とする抗高血圧剤に係るも
のである。
は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、R2は
炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はフェニ
ル基を意味し、R2がフェニル基のときはR1は水素原
子を意味する。) で表される化合物を有効成分とする抗高血圧剤に係るも
のである。
式(1)の化合物は公知化合物であるが、未だ之が秀れ
た抗高血圧作用を有することは見い出されていない。
た抗高血圧作用を有することは見い出されていない。
近年高血圧症患者の増加に伴ない、各種の抗高血圧薬剤
が開発され用いられているが、高血圧患者はこの薬剤の
服用を初めてから、その服用を中断することにより病状
が昂進して重くなるという結果を生じることから、長期
、即ち一生にかけて薬剤を服用しなければならないので
、特に副作用のないことが望まれている。
が開発され用いられているが、高血圧患者はこの薬剤の
服用を初めてから、その服用を中断することにより病状
が昂進して重くなるという結果を生じることから、長期
、即ち一生にかけて薬剤を服用しなければならないので
、特に副作用のないことが望まれている。
例えば、抗高血圧薬剤として知られるヒドララジ・ンの
場合には、末梢血管拡張作用があり、秀れた抗高血圧作
用を呈するが、頻脈を生じるため、対策としてβ−ブロ
ッカ−の併用が行なはれているのが現状であり、本来は
単一の薬剤で、かかる副作用のない抗高血圧剤の方が好
ましことば言うまでもない。
場合には、末梢血管拡張作用があり、秀れた抗高血圧作
用を呈するが、頻脈を生じるため、対策としてβ−ブロ
ッカ−の併用が行なはれているのが現状であり、本来は
単一の薬剤で、かかる副作用のない抗高血圧剤の方が好
ましことば言うまでもない。
本発明者等は、ここにおいて鋭意研究の結果、式(1)
の化合物が、脳血管を拡張させるとともに、末梢神経を
も拡張させて末梢循環系の改善にも役立ち、共の作用は
ヒドララジンに匹敵するものであって、しかもヒドララ
ジンの如く、頻脈等心臓に対して何らの好ましくない副
作用も及ぼさないという秀れた効能を有するものである
。
の化合物が、脳血管を拡張させるとともに、末梢神経を
も拡張させて末梢循環系の改善にも役立ち、共の作用は
ヒドララジンに匹敵するものであって、しかもヒドララ
ジンの如く、頻脈等心臓に対して何らの好ましくない副
作用も及ぼさないという秀れた効能を有するものである
。
本発明の抗高血圧剤は経1」または静脈投与等の方法で
投与され、その投’7−1には成人に対して経]1役t
j−の場合は有効成分として1〜200 mg/体重1
kg、また静脈注射の場合には0.5〜l0mg/体毛
Ikg程度が適当である。
投与され、その投’7−1には成人に対して経]1役t
j−の場合は有効成分として1〜200 mg/体重1
kg、また静脈注射の場合には0.5〜l0mg/体毛
Ikg程度が適当である。
本発明に係わる化合物は任意の慣用の製剤方法を用いて
調剤し、経口役7Fの錠剤およびカプセルは、結合剤と
して1例えばシロップ、アラビヤゴム、ゼラチン、ソル
ビット、トラガント、またはポリビニールピロリドン等
、賦形剤として、例えば乳糖、とうもろこし澱粉、りん
酸カルシウム、ソルビットまたはグリシン等、潤滑剤と
してはステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレ
ングリコールまたはシリカ等、崩壊剤としては、例えば
馬鈴@澱粉、許容し得る湿潤剤としては、例えばラウリ
ル酸ナトリウム等のような慣用の添加剤を含有させて賦
形することが出来る。又当業界において周知の方法でコ
ーティングしてもよい。
調剤し、経口役7Fの錠剤およびカプセルは、結合剤と
して1例えばシロップ、アラビヤゴム、ゼラチン、ソル
ビット、トラガント、またはポリビニールピロリドン等
、賦形剤として、例えば乳糖、とうもろこし澱粉、りん
酸カルシウム、ソルビットまたはグリシン等、潤滑剤と
してはステアリン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレ
ングリコールまたはシリカ等、崩壊剤としては、例えば
馬鈴@澱粉、許容し得る湿潤剤としては、例えばラウリ
ル酸ナトリウム等のような慣用の添加剤を含有させて賦
形することが出来る。又当業界において周知の方法でコ
ーティングしてもよい。
注射用組成物は、アンプルあるいは添加防腐剤と共に容
器に入れ密封して提供される。注射用組成物は懸濁液、
油性または水性ベヒクル中の乳腋の様な形態であってよ
く、又懸濁化剤、安定化剤及び/または分散剤の様な処
方剤を含んでもよい。
器に入れ密封して提供される。注射用組成物は懸濁液、
油性または水性ベヒクル中の乳腋の様な形態であってよ
く、又懸濁化剤、安定化剤及び/または分散剤の様な処
方剤を含んでもよい。
本発明に係わる化合物は2環式化合物であるから、エキ
ソ型及びエンド型の異性体があるが、本発明にはその何
れをも用いることが出来、又之等の混合物であってもよ
い。
ソ型及びエンド型の異性体があるが、本発明にはその何
れをも用いることが出来、又之等の混合物であってもよ
い。
本発明に係わる式(1)の化合物であるl置換−3−(
2−ノルボルニル)尿素は、公知の方法、例えば次の化
学式によって示される方法によって容易に合成すること
が出来る。
2−ノルボルニル)尿素は、公知の方法、例えば次の化
学式によって示される方法によって容易に合成すること
が出来る。
(但し、上記式中、Jは酸素又は硫黄原子、Lは臭素又
は塩素原子、Rはフェノキシ基、フェニルチオ基、低級
アルコキシ基、又は低級アルキルチオ基を表わす。) 反応は両成分をl:0.8〜1.2の比で用いて、一方
を滴下混合して用い、室温又は加温下に、溶剤を使用し
t−場合には、その還流下に反応し、場合により不活性
アミン、例えばトリエチルアミン、ジメチルアニリン、
ピリジン等の脱酸剤を触媒酸、式(2)の場合には、当
モル量用いるのが好ましい。
は塩素原子、Rはフェノキシ基、フェニルチオ基、低級
アルコキシ基、又は低級アルキルチオ基を表わす。) 反応は両成分をl:0.8〜1.2の比で用いて、一方
を滴下混合して用い、室温又は加温下に、溶剤を使用し
t−場合には、その還流下に反応し、場合により不活性
アミン、例えばトリエチルアミン、ジメチルアニリン、
ピリジン等の脱酸剤を触媒酸、式(2)の場合には、当
モル量用いるのが好ましい。
反応は溶剤の存在ふ又は不存在渠に行なうことが出来る
が、一般には溶剤を使用するのが好ましい。
が、一般には溶剤を使用するのが好ましい。
用いる溶剤としては、不活性溶剤として、メチルエチル
ケトン、アセトン等のケトン類、n−ヘキサン、ベンゼ
ン、クロロホルム等の置換又は非置換炭化水素類、エー
テル、ヂオキサン等のエーテル類、酢酸エチルエフチル
等のエステル類、ジメチルホルムアルデヒド等を用いる
ことが出来、式(2)の反応においては、その他にエタ
ノール等のアルコール類を用いることが出来る。
ケトン、アセトン等のケトン類、n−ヘキサン、ベンゼ
ン、クロロホルム等の置換又は非置換炭化水素類、エー
テル、ヂオキサン等のエーテル類、酢酸エチルエフチル
等のエステル類、ジメチルホルムアルデヒド等を用いる
ことが出来、式(2)の反応においては、その他にエタ
ノール等のアルコール類を用いることが出来る。
反応は上記反応温度において約1時間〜2日間で完結す
る。
る。
反応終了後、反応式1)、3)の場合には、生酸物は、
溶剤を使用した場合には、溶剤を除去した後、再結晶等
により精製する。反応式2)の場合には、生成したアミ
ン塩を濾過した後、溶剤を除去し、常法により再結晶等
により精製する。反応式4)の場合には、溶剤と共に生
成したフェノ’F’/1/) −ル、チオフエ/−ル、アルコール、又はチオ−+−’
)ノール等を除去した後、同じく再結晶等により精製す
る。
溶剤を使用した場合には、溶剤を除去した後、再結晶等
により精製する。反応式2)の場合には、生成したアミ
ン塩を濾過した後、溶剤を除去し、常法により再結晶等
により精製する。反応式4)の場合には、溶剤と共に生
成したフェノ’F’/1/) −ル、チオフエ/−ル、アルコール、又はチオ−+−’
)ノール等を除去した後、同じく再結晶等により精製す
る。
以下、合成例、試験例により本発明を説明する。
合成例
[!!O−2−アミノノルボルナン0 、8 gc7)
ジエチルエーテル30m1中における溶液を室温で攪拌
し、その中へメチルイソシアネート0.41gをゆっく
り滴下した。滴下後3時間攪拌下に反応を継続した。反
応終了後ヂエチルエーテルを情夫し、残渣をデクロロメ
タン−n−へキサンから再結晶して1−メチル−3−(
eKO−2−ノルボルニル)尿素1.1g(収率93%
)を得た。
ジエチルエーテル30m1中における溶液を室温で攪拌
し、その中へメチルイソシアネート0.41gをゆっく
り滴下した。滴下後3時間攪拌下に反応を継続した。反
応終了後ヂエチルエーテルを情夫し、残渣をデクロロメ
タン−n−へキサンから再結晶して1−メチル−3−(
eKO−2−ノルボルニル)尿素1.1g(収率93%
)を得た。
試験例1(家兎血圧低下作用)
家兎(体重2.3〜3 kg)をベンドパルビタール(
約30mg/kg)を静注することにより、麻酔下にお
き、必要に応じ材て適量を追加することにより同じ状態
に保つ。これを前位に固定し、総頚動脈よりカテーテル
を挿入し、ヘパリン含有生理食塩水を満たして血液の凝
固を防ぎながら、圧トランスデュウサーと接続し増巾器
を介して平均血圧を17コーダー上に記録する。試験化
合物は30%エタノール生理食塩水を溶媒とし、投与量
が0.3mg/kgになるように濃度を調整しく但し投
与容量は0゜2 B/kgを越えない)、総頚静脈にカ
テーテルを挿入して静脈に投与する。こうして得た降圧
効果は次式を用いて計算し1群2匹の平均値として表1
に示した。
約30mg/kg)を静注することにより、麻酔下にお
き、必要に応じ材て適量を追加することにより同じ状態
に保つ。これを前位に固定し、総頚動脈よりカテーテル
を挿入し、ヘパリン含有生理食塩水を満たして血液の凝
固を防ぎながら、圧トランスデュウサーと接続し増巾器
を介して平均血圧を17コーダー上に記録する。試験化
合物は30%エタノール生理食塩水を溶媒とし、投与量
が0.3mg/kgになるように濃度を調整しく但し投
与容量は0゜2 B/kgを越えない)、総頚静脈にカ
テーテルを挿入して静脈に投与する。こうして得た降圧
効果は次式を用いて計算し1群2匹の平均値として表1
に示した。
降圧率=(((投与前の値)−(投与後最大変化を示し
たときの値))÷(投 午前の値))X100 試験例 2(ラット血圧低下作用) ラット(Wistar −5PF(♂)9体重約200
g)を用い、尾動脈の収縮期血圧を測定した。血圧の測
定はラットを39±1℃の保温器で11分間加温し、ラ
ット尾動脈圧測定装置(KN−209夏目製作所製)を
非観血的に行なった。試験化合物は0.52のカルボキ
シメチルセルローズ溶液に懸渇し、30 mg7kgの
割合で経口投与し、0,1.2.4.6時間後に血圧を
測定した(3〜4匹の平均値)。総ての試験化合物は投
与後1〜2時間で最大の降圧作用を示した。試験結果を
表1に示したが、役午前の収縮期圧から最大の減少分を
抗高血圧効果として記した。
たときの値))÷(投 午前の値))X100 試験例 2(ラット血圧低下作用) ラット(Wistar −5PF(♂)9体重約200
g)を用い、尾動脈の収縮期血圧を測定した。血圧の測
定はラットを39±1℃の保温器で11分間加温し、ラ
ット尾動脈圧測定装置(KN−209夏目製作所製)を
非観血的に行なった。試験化合物は0.52のカルボキ
シメチルセルローズ溶液に懸渇し、30 mg7kgの
割合で経口投与し、0,1.2.4.6時間後に血圧を
測定した(3〜4匹の平均値)。総ての試験化合物は投
与後1〜2時間で最大の降圧作用を示した。試験結果を
表1に示したが、役午前の収縮期圧から最大の減少分を
抗高血圧効果として記した。
試験例 3
試験例2)に於て用いたラット(Wistar −9P
F)の代りに、自然発生高面圧性ラツ) (SHR−8
PF(♂)体重的200〜300gで収縮期血圧180
mmHg以上のもの)を用い、試験化合物は10mg
/kgの割合で投与し、血圧及び心拍数を測定した。夫
々5匹の平均値を算出し以下に示した。
F)の代りに、自然発生高面圧性ラツ) (SHR−8
PF(♂)体重的200〜300gで収縮期血圧180
mmHg以上のもの)を用い、試験化合物は10mg
/kgの割合で投与し、血圧及び心拍数を測定した。夫
々5匹の平均値を算出し以下に示した。
特許出願人 昭和電工株式会社
91−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式(1): (但し、式中、又は酸素原子又は硫黄原子、R1は水素
原子又は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、
R2は炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
フェニル基を意味し、R2がフェニル基のときには、R
1は水素原子をを意味する。)で表される化合物を有効
成分とする抗高血圧剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12960783A JPS6023313A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | 抗高血圧剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12960783A JPS6023313A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | 抗高血圧剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6023313A true JPS6023313A (ja) | 1985-02-05 |
Family
ID=15013637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12960783A Pending JPS6023313A (ja) | 1983-07-16 | 1983-07-16 | 抗高血圧剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6023313A (ja) |
-
1983
- 1983-07-16 JP JP12960783A patent/JPS6023313A/ja active Pending
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