JPS60232406A - 石油燃焼器具 - Google Patents

石油燃焼器具

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JPS60232406A
JPS60232406A JP8644084A JP8644084A JPS60232406A JP S60232406 A JPS60232406 A JP S60232406A JP 8644084 A JP8644084 A JP 8644084A JP 8644084 A JP8644084 A JP 8644084A JP S60232406 A JPS60232406 A JP S60232406A
Authority
JP
Japan
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combustion
coating
flame
binder
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP8644084A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Kaneko
金子 康典
Yu Fukuda
祐 福田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Paints Or Removers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油燃焼器具、特にチムニ−燃焼を行なう石油
ポータプルストーブに関する。
、従来例の構成とその問題点 従来、燃焼筒の内炎筒、外炎筒の放射率に誹って燃焼効
率、点火、消火時のにおい、立上り特性が大きく影響さ
れるため高放射率を有する物体を使用することが望しい
ため、内炎筒及び外炎筒の表面をサンドブラスト処理を
したものが一般的に用いられている。これは特定の粒度
を持つ砂を加圧空気とともに吹きつけて表面粗さを調整
しようとするものである。しかし本方法に於いては、設
定圧、砂の粒度と量、時間、処理物との距離など厳しい
条件管理、維持が必要であり、それらの条件が変化すれ
ば極端な粗さのバラツキなどにつながる。又、砂の摩耗
も激しく、処理物の形状によっては単品処理をしなけれ
ばならないなと生産性の面でも大きな課題があった。
内、外炎筒の表面を特定の粗さに調整することにより、
その表面のエネルギー吸収の違いから温度が異なるため
石油燃焼器具の効率、臭気、タール性などへ大きく影響
を及ぼすものであるため、内炎筒、外炎筒表面を一定の
粗さに調整することは極めて重要であるが従来のブラス
ト法では条件管理、精度維持、生産性、コストなどの面
で課題があった。
発明の目的 本発明はかかる従来の欠点を解消するものであって、石
油燃焼器具の燃焼内炎筒、外炎筒の表面に耐熱塗装によ
り特定範囲の粗さを有する不均一な凹凸を形成し、点火
特性の向上と共に、燃焼筒の温度を低下させ、火皿、灯
芯に生成付着するタール分、点火、消火時のにおいなど
を減少させることを目的とする。
発明の構成 この目的を達成するため本発明は、石油燃焼器具の燃焼
内炎筒、外炎筒表面にポリボロシロキサンを主成分とす
る有機ケイ素重合体を塗料バインダーとし、粒子径が0
.5〜5μmの耐熱性粉末をバインダーの固形分に対し
て少なくとも100vy t%分散、混合して塗料化し
、この塗料を用いて塗装することにより燃焼内炎筒、外
炎筒の表面に粉末を含有した塗膜で平均粗さ0.5〜5
μmの不均一な凹凸を形成したものである。
この構成によって燃焼内炎筒、外炎筒の表面は放射率が
大、すなわち、燃焼によるエネルギー(入射エネルギー
)に対して放出エネルギーが大きくなるため雰囲気温度
の上昇は少なくなり、燃焼の安定化、火皿温度の低下、
そして大きな課題であるタールの低減化、臭いなども防
ぐことができる。
実施例の説明 以下、図面をもとに本発明の一実施例について説明する
。第1図は、本発明の石油燃焼筒の縦断面図、第2図は
外筒、内炎筒、外炎筒の要部拡大断面図である。第1図
において、1は灯芯案内筒7と火皿2により保持された
灯芯、3は燃焼部外周に位置する燃焼外炎筒、4は燃焼
部円凋に位置する燃焼内炎筒、各々燃焼内、外炎筒に対
応する燃焼孔3’、4′が存在する。外炎筒3、内炎筒
4には表面に皮膜3a、4aが形成されている。6は通
気孔であり、8は燃焼内炎筒4の上端開口部に取付けた
空気規制板、10は空気規制板8上に取付けた保持具で
あり、9は熱気拡散板である。
11は空気規制板8と熱気拡散板9の外周部にスパイラ
ル状に巻き付けたコイルで、燃焼内炎筒4、外炎筒3に
より形成した空間部の上端開口部にのぞませている。5
は燃焼外炎筒aの外側に位置した外筒で、その上端部に
保持具10. コイル11、熱気拡散板9を覆った金網
12を装備し、取付軸13によって燃焼内炎筒4、外炎
筒3を一定間隔に保持すると共に、取付軸13により全
体を保持させたものである。ここで、灯芯7により吸い
上げられた燃料(灯油)は灯芯表面で気化、燃焼する。
この際、石油ストーブにおいては、点火時には油煙、ロ
ーソク火、臭気や、不完全燃焼にょるCO1灯芯や火皿
部分へのハードカーボン、タールの付着などの問題があ
り、これらは不快感を与えるばかりではなく、タールの
固着にょる灯芯上下不能を引き起したり、大きな事故に
もつながるものである。これは、内炎筒の間を上部熱気
拡散板に向って通過する空気、外筒と外炎筒間、外炎筒
と内炎筒間を金網に向って通過する混合ガス(空気士気
化灯油)の金網上へ到達する時間がはやいこと、雰囲気
温度、燃焼内炎筒、外炎筒部分の温度が高いため火皿温
度も高くなり、したがって灯芯の高さが低くなることに
町って前述の如き、種々の問題が発生するものと考えら
れるが本発明では、燃焼内炎筒、外炎筒の表面に不均一
な凹凸を有する塗膜を形成しているので、前述の空気、
混合ガス(空気+気化灯油)は表面の凹凸により乱流を
生じ金網部に到達する時間が遅くナリ、その結果、熱伝
導と燃焼炎によって加熱されるために混合ガスは金網上
ですべて燃焼させることができ、油煙やローソク大を防
止できる。燃焼時においては、燃焼筒内の温度を低くす
ることができるため、火皿部分の温度も低くおさえられ
灯芯、火皿へのタールの生成付着がなくなる。これは燃
焼内、外炎筒の放射率が有効に寄与しているためである
燃焼筒において、最も温度の高いところで約800°C
程度まで上昇するが、この熱が放射、伝導によって円、
外炎筒に伝わり雰囲気温度は上昇する。この時、放射率
が高けれは入射エネルギーは内、外炎筒に吸収されて内
、外炎筒がらの放射エネルギーとなりそれ自体の温度上
昇はしたがって少ない。
逆に放射率が低いと内、外炎筒間で反射を繰返してエネ
ルギーが内、外炎筒間に蓄積され雰囲気温度は上昇する
こととなる。内、外炎筒の表面の凹凸は0.5〜5μm
にすることにjり放射率は最も大きくすることができ(
80%)、5μm以上では40%以下となり未処理の平
滑なる板と同レベルとなり、又、0.5μm以下でも同
じ傾向にある。これは0.5〜5μmが入射エネルギー
の吸収される確率が最も高いためと考えられ、鏡面に近
いような平滑な面、或いは表面粗さが大きすぎてもエネ
ルギーはそのほとんどが反射されるためであろう。内、
外炎筒の表面を0.5〜5μmにすることにより熱を吸
収して燃焼筒内の温度を低くし、更に吸収した熱は放出
されてドラフト効果を生じ新鮮な空気の供給が充分に行
なえるようになる。
燃焼内炎筒、外炎筒は使用時極めて高い温度下におかれ
る。したがって表面上に形成される皮膜には高い耐熱信
頼性がめられる。本発明に用いるポリボロシロキサンは
焼成することによって、Si−○、B−0の強固な結合
を有する完全無機質のセラミック化した皮膜となるため
赤熱条件下に於いても全く変化することなく極めて耐熱
性に優れており最適なものである。
バインダー中1こ粉末を分散させる場合、バインダーの
固形分と添加する粉末の割合により塗膜表面をコントロ
ールすることが可能であることを見い出した。バインダ
ーの固形分が多い場合には塗膜表面は平滑、なめらかな
ものとなり、逆に少ない場合には梨地状となる。本発明
のように0.5〜5μmの粒子径を持つ耐熱粉末を分散
させて塗膜表面の粗さをその粒子経通りにするためには
バインダーの固形分に対して少なくとも100wt%分
散、混合の必要がある。これより少ない場合は樹脂に粒
子が覆れる傾向が強くなり好ましくない。
これより多い場合塗膜のもろさか出てくるので最大でも
130wt%程度にとどめておく方が良い。
これは粉末粒子を塗膜中に充填し、バインダーは粒子と
粒子をつなぎあわせる役割のみを果たすような塗膜構造
にしているためにこのような効果が得られたものと考え
られる。
発明の効果 以上の通り、本発明は石油燃焼器具の燃焼内炎筒、外炎
筒の表面にポリボロシロキサンを主成分とする有機ケイ
素重合体をバインダーとし、粒子径が05〜5μmの耐
熱性粉末をバインダーの固形分に対して少なくとも10
0wt%分散、混合した塗料を塗布することにより、内
、外炎筒の表面に0.5〜5μmの不均一な凹凸を形成
しているため、石油燃焼器の課題である悪臭、C○の発
生も少なくなり、火皿や灯芯へのタール付着も大幅に減
少させることができ、かつ耐熱塗装により得ることがで
きるため従来の如き、厳しい条件、精度維持、量産性、
コストの問題も解決することができ、極めて実用的価値
の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は石油燃焼器具の燃焼筒の断面図、第2図は本発
明の一実施例の燃焼内炎筒、外炎筒を示す要部断面図で
ある。 1 灯芯、2 ・火皿、3・・・・・燃焼外炎筒、4・
・・燃焼内炎筒、3a ・・塗膜、4a ・塗膜、5 
・・外筒、6・・・ 通気孔、7−・・灯芯案内筒。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石油燃焼器具の燃焼内炎筒、外炎筒の表面に、ポリボロ
    シロキサンを主成分とする有機ケイ素重合体をバインダ
    ーとし、粒子径が0.5〜5μmの耐熱性粉末を前記バ
    インダーの固形分に対して少なくとも100〜vt%分
    散、混合した塗料を塗布することにより、前記燃焼内炎
    筒、外炎筒の表面に平均粗さ05〜5μmの不均一な凹
    凸を形成した石油燃焼器具。
JP8644084A 1984-04-27 1984-04-27 石油燃焼器具 Pending JPS60232406A (ja)

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JP8644084A JPS60232406A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 石油燃焼器具

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JP8644084A JPS60232406A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 石油燃焼器具

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JPS60232406A true JPS60232406A (ja) 1985-11-19

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JP8644084A Pending JPS60232406A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 石油燃焼器具

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