JPS60231479A - 大粒硫安およびその処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、茶、采、果樹等用として好適な大粒硫安お
よびその処理方法に関する。

国内における硫安の需給は、生産過剰で国内需要の余剰
分は輸出に頼っている。しかし、機械を用いて粒状のリ
ン、カリ成分とパラ状のままで任意に、しかも迅速に配
合して施肥する方法に使用されるバルクブレンド用の粒
状硫安は、球状およびサイコロ状の形状が要求され、生
産量が少なく国内では常に不足している状況にある。

上記バルクブレンド用以外に一般に市販されている肥料
用硫安としては、小胞用（大粒、中粒、細粒）、配合用
、化成用がある。しかし、大きな粒度が要求されるのは
、バルクブレンド用、単側用大粒であるが、これらの最
大粒径は４朋までで、４朋以上の大粒の硫安は、使用さ
れることなく分別後溶解して再結晶せしめている。

特に最近では、国内におけるバルクブレンド用硫安の需
要に゛対応すべく、結晶槽で結晶を大きく成長せしめ、
バルクブレンド用硫安の得率を上昇させており、これに
伴い４問以上の大粒の硫安の得率も５％前後まで上昇し
、これを溶ｒ１１．　して再結晶せしめるのは極めて不
経所である〇この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、その要旨は、従来販売されるこ−となく溶解再結晶
せしめていた粒径４朋以上の大粒の硫安を、４〜７．４
〜ｌＯＭ肩に整粒することによって、茶、桑、果樹等用
として回収し、溶解再結晶せしめる砿を大巾に低減せし
めることを特徴とする０ また、製品硫安を篩を用いて各柚硫安として・分別回収
するに際し、篩上産物として分別される粒径４順以上の
大粒の硫安を７〜１０酊の篩を用いて篩別し、篩下産物
として回収される４〜７　ｍｒｎ、あるいは４〜１０順
に整粒された硫安を、茶、桑、果樹等用に供し、残部篩
土産物を溶解再結晶せしめることを特徴とする大粒硫安
の処理方法である。

この発明によれば、製品硫安をバルクブレンド用等に篩
を用いて分別回収するに際し、分別して溶解再結晶に供
していた粒径４　Ｍｖ以上の大粒の硫安のうち、９０％
以上が茶、桑、果樹等用に供されるから、溶解再結晶せ
しめる欲が従来に比し、ｌ／１０　以下と大１１に低減
する。

この発明により回収される大粒硫安は、粒度が４〜１０
闘と従来市販の硫安に比し大粒であるから、手撒きに特
に適しておシ、しかも重量があるから施肥時葉に刺着す
ることなく地面に落下するので、付着による葉枯れの心
配なく安心して使え、また、風向きに影響されず遠くへ
飛ばすことができると共に、１）ノーに施肥することが
でき、さらに肥料効采の持続時間が長い等の特徴を有し
、茶、桑、果樹の他に、水稲、そ采、い草等用として好
１向に使用できる。

また、この発明の大粒硫安は、手撒きを主眼としている
ので、機械撒きのバルクブレンド用のように球状、サイ
コロ状の形状が要求されることもない。

以下この発明の詳細を実施の１例を示す図面に基いて説
明する。

図面はこの発明の一系統図で、結晶槽から遠心分離機、
乾燥機、を経て送り出される製品硫安（１）は、上段４
門、下段２０メツシＬ（０，８４順）の網を有する振動
篩（急に供給され、下段篩の篩下産物は、化成用硫安（
３）として回収される。一方、下段篩の面上産物は、８
〜１４メソシユの網を有する振＠帥（４）に供給し、倣
ｗＪＦ５１６　（４）の篩下産物は配合用硫安（５）と
して回収し、篩土産物はバルクブレンド用硫安（６）と
して回収される◇他方、振動篩（２）の上段１杯のｒｉ
ｉｒｒ上産物は、従来そのまま溶解再結晶せしめていた
のであるが、この発明においては、７〜１０朋の網を有
するＩｎ　（７）に供給し、−下産物として４〜７朋、
４〜１０ｍｍに整粒された大粒硫安（８）を回収し、篩
土産物の塊（９）は溶解再結晶せしめる。

回収された大粒硫安（８）は、茶、贅、果樹、水稲、そ
菜、い草月等に供する。

実施例 コークス炉ガス中のアンモニアを硫安として回収する副
生硫安設備（コークス炉ガス処理能力１０万Ｎｒｄ／Ｈ
）　で生産された製品滅安を上段４が１、下段２０メツ
シユ（０，８４ｍｔｘ　）の篩を用いて篩別し、上段Ｈ
Ｒの面上産物として５　ｔ／Ｄを回収した。

該篩土産物を７朋、１０闘の＠を用いて篩別し、面下産
物として大粒硫安を回収した。その結果を第１表に示す
。

第１表に示すとおり、４朋の篩の篩下産物を７Ｍ、１０
朋の篩を用いて篩別することによって、その９０％以上
が大粒硫安として回収されるから、溶解再結晶せしめる
量が従来に比し、ｌ／１０以下に低減する０したがって
、溶解装置が小型化できると共に、再結晶時の濃縮のた
めの加熱源の大部分を削減できる。

しかも、回収される大粒硫安は、従来市販のものに比し
、大粒であるか、ら、手撒きに特に楢しておシ、重量が
あるから葉に付着することなく地面に落下し、付層によ
る葉枯れの心配なく安心して使用でき、また、風向きに
影普されず遠くへ飛ばすことができ、均一施肥が容易で
あり、茶、桑、果樹、水稲、そ菜、い革用として好適に
使用でき

【図面の簡単な説明】

図はこの発明を実施するための糸絖図である。 （１）・・・・・・・・製品硫安、（２）　（４）　（
７）・・・・・・・・・倣ｍ　ＭＩｉｉ（３）・・・・
・・・・・化成用硫安、（５）・・・・・・・・配合用
硫安（６）・・・・・・・・・バルクブレンド用硫安、
（８）・・・・・・・・・大粒硫安（９）・・・・・・
・・・塊 皇　づ　塁　旦　は

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　粒径４〜７朋あるいは４〜１０朋の茶、桑、果
   樹等用の大粒硫安。
2. （２）　ｖ品硫安を帥を用いて各種硫安として分別する
   に際し、篩土産物として分別される粒径４　ａｍ以上の
   大粒の硫安を７〜ｌＯｙｒｍＱ師を用いて篩別し、篩下
   産物として回収される４−７鱈、４〜１ｏｎｍＫ整粒さ
   れた大粒硫安を茶、朶、果樹等用に供し、残部１ｎｊｉ
   上を溶解再結晶せしめることを特徴とする大粒硫安の処
   理方法０