JPS60230303A - 電気絶縁油 - Google Patents

電気絶縁油

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Publication number
JPS60230303A
JPS60230303A JP8380484A JP8380484A JPS60230303A JP S60230303 A JPS60230303 A JP S60230303A JP 8380484 A JP8380484 A JP 8380484A JP 8380484 A JP8380484 A JP 8380484A JP S60230303 A JPS60230303 A JP S60230303A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating oil
dielectric constant
oil
insulating
propionitrile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8380484A
Other languages
English (en)
Inventor
大江 悦男
月岡 淑郎
谷 一太郎
谷 弘毅
斉藤 菊太郎
照井 要次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JNC Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Chisso Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Chisso Corp filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気絶縁油に係シ、特に電気機器の小型化を図
るのに有効な高誘電率の電気絶縁油に関する。
〔発明の背景〕
一般に鉱油、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、
ホリブテンなどの絶縁油の誘電率(1は22〜25であ
り、油入変圧器、コンデンサ等の電気機器のCマツチン
グ化により小型化を図るには限度がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、電気機器の小型化を図るのに有効な高
誘電率の電気絶縁油を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は一般式(1) %式%(1) C式中、nは3〜18の整数)で示されるアルキル(シ
アノ)エチルエーテルと、誘電4(30tl:’)が2
.1以上の絶縁油の少なくとも1種とを含む電気絶縁油
である。
一般式(1)で示されるアルキル(シアン)エチルエー
テルの代表的化合物として、3−プロポキシ−プロピオ
ニトリル、3−ブトオキシ−プロピオニトリル、3−ペ
ンチルオキシ−プロピオニトリル、3−へキシルオキシ
−プロピオニトリル、3−へブチルオキシ−プロピオニ
トリル、3−オクチルオキシ−プロピオニトリル、3−
ノニルオキシ−プロピオニトリル、3−デシルオキシ−
プロピオニトリル、3−インデシルオキシ−プロピオニ
トリル、3−ヘプタデシルオキシ−プロピオニトリル、
3−インオクタデシルオキシ−プロピオニトリル等を挙
げることができる。
このようなアルキル(シアン)エチルエーテルに対し、
電気絶縁油に要求される誘電率に応じて誘電率(30C
)が21以上の絶縁油の少なくとも1種以上が混合され
る。このような絶縁油として、例えば一般式(2) (式中、R1は炭素数3〜12のアルキル基、nは2又
は3)で示されるエステル化合物を挙げることができる
このエステル化合物としては、ジグロビルフタレート、
ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレート、シース
−エチルへキシルフタレート、ジイソデシルフタレート
、ジヘプチルフタレート。
トリーn−ブチルトリメリテート、トリーイソブチルト
リメリテート、トリーヘプチルトリメリテート、トリー
n−ブチルトリメリテートテ等を挙げることができる。
更に一般式(1)で示されるアルキル(シアノ)エチル
エーテルは高誘電率であるので、誘電率が比較的低い鉱
油の他、アルキルベンゼン類、アルキルナフタレン類、
アルキルビフェニル類、トリアリルアルカン類、ビス−
(、α−メチルベンジル)エーテル類、ジアリルエタン
類、ポリブテン類。
二塩基酸エステル類と混合して所定の誘電率となるよう
に調整することができる。また本発明の電気絶縁油には
必要に応じてフェノール系、エポキシ系、リン酸エステ
ル系、アミン系、ベンゾトリアゾール系等の酸化防止剤
を添加することができる。
〔発明の実施例〕
次に本発明の電気絶縁油を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらになんら限定されるものではない。
実施例1 一般式(1)で示されるアルギル(シアノ)エチルエー
テルにフタル酸エステル系、トリメリット酸エステル系
の絶縁油を80重針%混合した絶縁油および比較例とし
て鉱油系絶縁油の誘電率を第1表に示す。第1表から本
発明によれば鉱油系絶縁油に比べて誘電率の尚い絶縁油
が得られることがわかる。
実施例2 鉱油系絶縁油にアルキル(シアン)エチルエーテルを2
0屯量%混合した絶縁油の誘電率を第2表に示す。第2
表から、いずれも誘電率の高い絶縁油が得られることが
わかる。
実施例3 鉱油系絶縁油に実施例1の混合油を30重景%混合した
絶縁油の誘電率を第3表に示す。第3表から、誘電率(
30C)3.0以上の誘電率の高い絶縁油が得られるこ
とがわかる。
実施例4 各種絶縁油に実施例1の混合油を30重景%混合した絶
縁油の誘電率を第4表に示す。第4表から、誘電率(3
0C)3.0以上の誘電率の高い絶縁油が得ら′れるこ
とかわかる。
実施例5 本発明の代表的な高誘電率系絶縁油及び比較例として鉱
油系絶縁油を含浸した電極中の油浸紙の誘電率、誘電正
接2体積抵抗率を第5表に示す。絶縁紙は密度1.10
 g/cm” 、厚み55μmのクラフト紙を用いた。
第5表から5本発明の高誘電率絶縁油は通常の高ε油に
比べて電気特性もすぐれ、油浸紙の誘電率も高くな#)
%コンデンサ、変圧器の小型化に有効であることがわか
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、高誘電率の絶縁油が得られ、これを含
浸した変圧器、コンデンサ、ケーブル等の特性を向上さ
せ、その信頼性を著しく向上させることができる。特に
油入電気機器、装置類の小型、軽量化に寄与できる。
第 1 表 (絶縁油の誘電率) 第 2 表 (絶縁油の誘電率) 第 3 表 (絶縁油の誘電率) 第 4 表 (絶縁油の誘電率)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(1) %式%(1) (式中、nは3〜18の整数)で示されるアルキル(シ
    アノ]エチルエーテルと、誘電率(30C)が21以上
    の絶縁油の少なくとも1種とを含むことを特徴とする電
    気絶縁油。 2、特許請求の範囲第1項において、前記誘電率が41
    以上の絶縁油が、一般式(2) (式中、R1は炭素数3〜12のアルキル基、nは2又
    は3)で示されるエステル類であることを特徴とする電
    気絶縁油。 & 特許請求の範囲第1項において、前記2.1以上の
    絶縁油が、鉱油であることを特徴とする電気絶縁油。
JP8380484A 1984-04-27 1984-04-27 電気絶縁油 Pending JPS60230303A (ja)

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JP8380484A JPS60230303A (ja) 1984-04-27 1984-04-27 電気絶縁油

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