JPS6023012A - コンクリ−ト素材料の計量混練装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンクリート素材料の計量混練装置に関する
ものである。

一般に、速硬性コンクリートは、その速硬性によって使
用可能時間が非常に短時間のため、あらかじめ混練して
おいて運搬することが不可能であり、コンクリートを打
設する現地において各素材を正確な割合で必要量ずつ混
練する必要がある。

そのような必要を満たすところのコンクリート素材料の
運搬および混練装置として、例えば特゛開昭６乙−２２
乙／乙号がある。

ところが、そのような従来の装置では、計量装置が車枠
上に搭載されかつ車枠に接した状態で計量が行われてい
たため、不整地、勾配の急な坂道などでは計量装置が傾
くこととなり、計量精度に影響を及ぼすので、その点に
おいて改良の余地があった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、コンクリー
ト素材料の計量を精度よく行うことができ、計量の信頼
性が向上したコンクリート素材料の計量混線装置を提供
することを目的とする。

本発明は、上述した目的を達成するために、車枠上に搭
載されたコンクリート素材料を混練する混線装置と、該
混線装置上に配置されたコンクリート素材料の計量装置
を少なくとも具備し、該計量装置が、車枠上に載置され
た支持枠と、該支持枠に対し調整部材を介して車体前後
方向に回動可能である可動枠と、該可動枠に装設された
計量機とを備えていることを特徴とするものである。す
なわち、＃言１量機を調整部材を介して車体前後方向に
回動可能とし、それで水準器ＩＪどにより計量機をほぼ
水平状態に調整することができるものである。

以下、本発明の構成を実施例について図面に沿って説明
する。

第１図ないし第３図に示すところの、速硬性コンクリー
トのミキサ車１におりて、２は車枠で、その上に／対の
左右セメント室３，４．砂利などの粗骨材室５．砂など
の細骨拐室６．水タンク７および混和剤タンク８，９と
がそれぞれ搭載されている。

また、第３図に詳細を示すように、骨材は、各骨拐室５
，６よりベルトフィーダｉ、ｏ　、　ｉ　ｉ　、バケッ
トコンベア１２．１５およびスクリュコンベア１４．１
５を介して、計量機１６の計量容器１７に搬送されるよ
うになっている。また、セメントは、各七メ７　）’！
３　、４よりスクリュコンベア１Ｂ。

１９、共通のスクリーコンベア２０およびさらに別のス
クリーコンベア２１を介して、前記計量機１６のＢＪ量
容器１７に搬送されるようになっている。

前記計量機１６の計量容器１７は、粗骨材、細骨材、セ
メントが収容される計量室２２　、２３　。

２４が独立して形成され、ロードセル２５．’２６を用
いて和算箱２７にて累積計量されるようになっている。

このようにして計量された骨材およびセメントは、混練
装置としてのミキサ２８に送給される。

−万、混和剤は、各タンク８，９より混和剤ポンプ２９
．３０にて計量機１６の別の計量容器６１の計量室６２
．３３に送給され、ロードセル３４゜３５を用いて和算
箱３６にて累積計量される。また、水は、水タンク７よ
り水ポンプ３７にて計量機１６のさらに別の計量容器６
８に送給され、ロードセル３９．４０を用いて和算箱４
１にて計量されるようになっている。

このようにして計量された水は、前記計量された混和剤
とともに、ミキサ２８に供給される。

しかして、ミキサ２８に送給されたコンクリート累材料
は、ミキサ２Ｂ内で混合攪拌され、排出装置としてのス
クリュオーガ４２を介して排出されるようになっている
。

４３は駆動手段としての油圧モータ、４４は運転操作盤
、４５は防水帆布である。

なお−８′ｉ骨材、細骨材、混和剤、セメントおよび水
の／バッチあたりの必要量は、オペレータにて予め設定
される。

第７図および第５図に詳細を示すように、上記計量機１
６は、車枠２上に離脱可能に搭載された支持枠５１に対
し、左右の支承部材５２．５３を介してミキサ２８との
接続位置に対応した位置の軸Ａｔこついて前後方向に回
動可能に支持された可動枠５４上に取付けられている。

５５は左右に配設されハンドル５６の操作で伸縮可能で
ある調整部材で、その上下端部がそれぞれ支持枠５１お
よび可動枠５４にピン連結され、それによって可動枠５
４を回動できるようになっている。なお、左右の調整部
材５５の７）ンドル５６は、チェーン５７にて連係され
ている。

また、支持枠５１は、グ隅に伸縮可能な調整ジャンキ手
段５８．５８．５８．５８が配設され、しかして計量時
に伸長することにより、車枠２と離隔して該車枠２側よ
り振動が伝わらないようになっている。一方、車枠２に
も、伸縮可能なメインジャンキ手段５９．５９が左右に
配設され、それによって地表面が傾斜した不整地などで
、伸長させることにより車枠２をほぼ水平状態とするこ
とができるようになっている。

上記支持枠５１は、計量時以外の時には、第４図（４）
（ハ）に示すところの固縛手段６０にて車枠２に固定さ
れるようになっている。すなわち、支持枠５１には、切
欠き６１ａを有する係合部材６１が設けられる一方、車
枠２側に上下動可能な係合ピン６２が設けられている。

これによって、油圧シリンダ６６のピストンロッド６３
ａがＳ方向に作動すると、途中のリンク機構６４を介し
て保合ピン６２が上方に移動し、係合部材６１したがっ
て支持枠５１の固縛が解除される。一方、ピストンロッ
ド６３ａをＴ方向に作動させると、第３図（ａ）（ハ）
に示す状態となり、係合部材６１したがって支持枠５１
が固縛される。なお、前後のリンク機構６４は連係部材
６５を介して、また、左右のリンク機構６４はトルクン
ヤフト６６を介して連係され、１つの油圧シリンダ６３
で作動するようになっている。

上記のように構成すれば、コンクリート素材料を計量す
る作業時には、先ず、車枠２側のメインジヤツキ手段５
９．５９を伸長させて、車枠２をほぼ水平状態とする。

なお、車枠２がほぼ水平状態にあるときは、この作業は
不要である。

続いて、固縛手段６０を解除して、支持枠５１を車枠２
に対してフリーな状態とし、その状態でりつの調整ジヤ
ツキ手段５８を伸長させて、支持枠５１したがって態量
機１６を車枠２に対して離脱せしめるとともに車体左右
方向の調整を行う一方、調整部旧５５を操作して可動枠
５４を車体前後方向に回動し、それによって可動枠５４
したがって計量機１６がｔｌぼ水平状態で、車枠２側と
分離した状態となり、その状態て一定景ことに重量計測
を行う。その結果、振動゛、傾斜面（不整地）等の影響
を受けることなく、精度よく計量可能となる。なお、計
量容器１７．３８とミキサ２８とは、蛇腹部材６７．６
８．６９．７０で連結されているので、振動等は伝わら
ない。

一方、作業が終了した後には、固縛手段６０にて支持枠
５１を車枠２に対し固定することにより、走行時に計量
機１６（支持枠５１）が移動したりする不具合は生じな
い。なお、支持枠５１を車枠２へ搭載する場合の位置決
め手段としては、第７図に示すように、車枠２側のコー
ン部材７１と支持枠５１側のテーパ孔７２との組合せ、
車枠２側のテーパ面を有するフレーム部材７３と、該フ
レーム部材７３に係合する支持枠５１側のフレーム部材
７４との組合せなどを用いることができる。

なお、勾配の急な坂道などで作業する場合において、前
輪側が高く後輪側が十分低いとき、調整ジヤツキ手段５
８による調整のみでは支持枠５１を水平状態とすること
ができなくても、調整部材５５による調整で、計量機１
６（可動枠５４）を水平状態にすることができる。

本発明は上記のように構成したから、不整地。

勾配の急な坂道などの傾斜面による影響を受けることな
く、コンクリート素材料を精度よく計量することが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施態様を例示するもので、第１図は速
硬性コンクリートのミキサ車の側面図、第２図は同要部
平面図、第３図は第１図のミキサ車の機能の説明図、第
７図および第５図はそれぞれ計量様付近の背面図および
側面図、第６図（司（ハ）はそれぞれロック機構の説明
図である。 １・・・・・・ミキサ車、２・・・・・・車枠、１６・
・・・・・計量機、５１・・・・・・支持枠、５４・・
・・・・可動枠、５５・・・・・・調整部材 特許出願人　小野田セメント株式会社 −武

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　車枠上に搭載されコンクリート素材料を混線す
   る混線装置と、該混線装置上に配置されたコンクリート
   素材料の計量装置とを少なくとも具備し、該計量装置が
   、車枠上に載置された支持枠と、該支持枠に対し調整部
   材を介して車体前後方向に回動可能である可動枠と、該
   可動枠に装設された計量機とを備えていることを特徴と
   するコンクリート素材料の計量混線装置。