JPS60228627A - 有価金属の湿式処理におけるフツ素除去方法 - Google Patents

有価金属の湿式処理におけるフツ素除去方法

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JPS60228627A
JPS60228627A JP59081879A JP8187984A JPS60228627A JP S60228627 A JPS60228627 A JP S60228627A JP 59081879 A JP59081879 A JP 59081879A JP 8187984 A JP8187984 A JP 8187984A JP S60228627 A JPS60228627 A JP S60228627A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し発明の技術分野〕 本発明は、有価金属浸出液から不純物であるフッ素を除
去する方法に関するものである。
〔従来技術〕
一般に湿式亜鉛製錬においては、鉱石に含まれる硫化亜
鉛を焙焼して酸化亜鉛とし、これを硫酸およびまたは硫
酸酸性の電解廃液で浸出し、次いで浸出液中のCu、 
Cd、 Nl、 Coなどの不純物を適当な方法で除去
して純度の高い硫酸亜鉛溶液を調製する。この溶液を電
気分解し、カソードに析出した亜鉛を剥取り、電気炉で
溶融した後鋳造する。
高純度の亜鉛を安定した操業で採取するためには、硫酸
亜鉛溶液を電気分解するにあたって、予めこの液からト
ラブルの要因となる不純物を除去してし壕うこ〉が肝要
である。
各種の不純物が、亜鉛の電解採取に当って、各種のトラ
ブルをもたらすことについてはよく知られているが、そ
の中でフッ素については、アルミニウム製陰極板を腐蝕
させ、亜鉛の析出物を陰極板表面に固着させる結果、陰
極板から析出した亜鉛を剥取ることを極めて困難にする
ことが分っている。
特にこのフッ素がもたらす問題は珪酸亜鉛鉱などのいわ
ゆる酸化鉱を湿式処理する場合において深刻である。な
ぜなら、硫化亜鉛鉱の場合、焙焼によって大部分のフッ
素が揮発されるのに対し、酸化鉱の場合には通常行なわ
れる燻焼によっては、フッ素の揮発が起ら々い。本発明
者らの試験では、100〜200 ppn+のフッ素を
含む硫化亜鉛精鉱を焙焼することにより10ppm以下
とすることができたのに対し150rl−のフッ素を含
む炭酸亜鉛鉱(Srnithonite:ZnCO3>
 、異極鉱(Hemlmorphlte :H2Zn、
、SiO,)などの鉱物からなる酸化鉱を約800℃で
燻焼してもフッ素は揮発せず、むしろ炭酸亜鉛鉱の炭酸
根が分解して揮発するためにフッ素品位は250咽と増
加した。
このような経験から、かかる酸化鉱から乾式処理によっ
てフッ素除去を図るには、酸化鉱に硫黄源、例えば硫化
鉱を添加して混合し、しかる後焙焼する方法が考えられ
、実際の工程への応用も可能であるが、第1に設備費が
嵩み、第2に環境汚染対策を必要とし、経済的に有利な
方法であるとは言えない。
酸性液中のフッ素イオンの除去手段としては、フッ化カ
ルシウムの溶解度が極めて小さいところから、生石灰、
消石灰、炭酸カルシウムなどのカルシウム塩を添加して
中和し、沈殿物を生成せしめた後、該沈殿物を分離する
ことが考えられるが、本発明者らが、硫酸亜鉛の酸性水
溶液について試験を行なった結果十分にフッ素を除去す
ることができなかった。
すなわち、本発明者らは、フッ素を200Tn9/1含
有する硫酸亜鉛の硫酸酸性液に、pH5になるまで炭酸
カルシウムなどのカルシウム塩を添加したのであるが、
生成した沈殿物を分離した液中のフッ素濃度は、約90
■/lであり、またCIL#度は約500■/lであっ
て、CaFlの溶解度積から算出したフッ素濃度の8.
7■/lより、はるかに高い濃度であった。これは、カ
ルシウムによって遊離硫酸を石膏に固定したにもかかわ
らず、液中に存在する硫酸亜鉛の硫酸イオンがフッ素イ
オンのフッ化カルシウムへの固定を妨害し、結果として
フッ素の除去を不十分なものとしたと考えられる。
このことは、鉱石を硫酸により溶解して処理する亜鉛の
湿式製錬におけるフッ素除去に対して致金的な障害とな
るものであり、一般的には浸出液からのフッ素の除去は
困難視され、フッ素対策としてカソードの表面を何らか
の方法で処理することが講じられているのが現状である
〔発明の目的〕
本発明は上述の従来のフッ素によるトラブルを解決する
ためになされたものであり有価金属の湿式処理における
抽出液中のフッ素を2oダ/l以下に効率良く除去し、
比較的高フッ素含有原料より、有利に有価金属を取得す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
本発明は、亜鉛を含有する鉱石またはスクラップまたは
滓類等の原料を硫酸およびまたけ電解尾液によって溶解
浸出する時あるいはその前後の時点で、溶解液中の2価
鉄イオン濃度が0.1 ft/1〜10fI−/l、望
着しくけ0.511/l 〜2 P/l トするように
、鉄屑、または硫酸第1鉄の如き2価鉄を含有する塩を
添加し、更に溶解液中の6価のアルミニウムイオン濃度
力10 m9/13〜20 OCJJn9/l。
望−f L < id 100!n’、l/lj 〜1
000m9/lとナルヨウニアルミニウム屑、または硫
酸アルミニウムの如き酸可溶性の塩を添加する。次に、
浸出が完了した液に中和剤として生石灰、炭酸カルシウ
ム、消石灰、酸化亜鉛、亜鉛鉱石のいずれかないしいく
つかを組合わせたものを添加し、PHを2〜6、望捷し
くは4〜6になるように調節する。まだ、中和する直前
から中和完了するまでの間に、浸出液中の2価鉄イオン
を6価に酸化させるために、過マンガン酸カリウムまた
は二酸化マンガンまたは電解クラストマンガンの如き酸
化剤を添加する。
中和完了液は、通常実施されている亜鉛末、亜砒酸法や
アンチモン法、α−二トロソβ−ナフトール法などの方
法によって清浄され、さらに電気分解される過程を経て
、最終的に高純度の亜鉛を析出する。
さらに、本発明は、有価金属含有物の溶解液からフッ素
を除去する目的を達成するために鉱石等を溶解する過程
でアルミニウム屑や硫酸アルミニウムなどの酸可溶性塩
を添加することなく、溶解液を炭酸カルシウム等で中和
する過程において通常の酸化アルミニウム粉や、活性ア
ルミナ粉を0、1 g−/1以上添加するという方法を
とることによって上記の方法と同様の効果が得られる。
本発明において、鉄源の添加量は、浸出液中の鉄濃朋が
0.1y−/lJ以上となるようにすれば、フッ素除去
の効果は認められるが、10ft/13以上にすると、
亜鉛の抽出率が低下し、また濾過性も落ちる。0.5 
y−/It〜2 ft−/lの範囲では、浸出液中のフ
ッ素濃度が60〃タ/1以上であるのを該浸出液を中和
してフッ素m度を2[11n9/)以下にできるばかり
でなく、亜鉛抽出率と濾過性を、鉄が全く含捷れていな
い場合よりも高くすることが可能である。
また、アルミニウムの添加量は、浸出液中のアルミニウ
ム濃度が10η/1以上となるようにすれば、フッ素除
去の効果が認められ、アルミニウムの添加量を増加する
につれフッ素除去の効果は大きくなる。しかしながら、
20007Q/7以上では浸出スラリー〇濾過性が低下
し、工業的に応用する場合適切ではない。浸出液中のア
ルミニウム濃度を100m9/l〜10001ψ/lに
すると、浸出液中のフッ素が601ψ/1以上という高
濃度であっても、中和液の濃度を20rn9/l以下と
することができ、かつ亜鉛の抽出率や濾過性を高く維持
することが可能である。
また、溶解の過程で、酸可溶性のアルミニウムまたはそ
の塩を添加する代りに、中和の過程で酸化アルミニウム
を添加することによっても、中和液のフッ素の濃度を2
0rv/l以下とすることが可能で、しかもこの場合原
理的に水酸化アルミニウムのゲルの形成を伴わないので
、アルミニウム量で2000m9/1以上であっても濾
過性を損うことがない。
本発明方法のフッ素除去におけるメカニズムについて、
反応機構論的に未だ完全には解明されていないが、鉄お
よびアルミニウムとの共沈反応ないしこれらの水酸化物
沈澱への吸着反応と考えられる。す々わち、浸出液中に
溶解している2価鉄イオンが過マンガン酸カリウムなど
によって酸化され、該浸出液が中和される過程でアルミ
ニウムとともに水酸化物として析出するフッ素イオンは
、浸出液中の濃度が100η/1以上の高濃度であれば
、中和によって一部フツ化カルシウムとして沈澱するこ
ともあるが、それほどの濃度でなければイオンのまま鉄
とアルミニウムの水酸化物が複合した沈澱物に吸着など
の作用によシ取り込まれて沈澱すると考えられる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例について比較例と共に述べる。
実施例1 珪酸亜鉛鉱125?を、電解尾液を用いて溶解した。溶
解の途中で、硫酸第1鉄を5.EM’、硫酸アルミニウ
ムを3.5F添加した。これらの添加量は、それぞれF
e” I P/ 1A13+500+’&/A!に相当
するものとした。浸出終了後のPHは1.5、浸出スラ
リーは1.21であった。
浸出の終ったスラリーに、KMnO4を1.61添加し
た後炭酸カルシウムを水でといたスラリーを添加して、
P H5,0にした。
中和が終了したスラリーに、市販のフロック剤を添加し
沈澱物を凝集させ、濾過した。
鉱石を溶解した液と、中和後沖過した液のFを分析して
Fの除去率について調べた他、Zn抽出率、残渣生成率
、濾過速度を測定した結果を第1表に示す。
第 1 表 比較例1 実施例1に示したのと同様の方法で、珪酸亜鉛鉱を溶解
し、添加剤の量をFe2+は0,1,2゜4 P/l、
 KMnO4はそれぞれのF e 2+をFe3+に酸
化するのに必要な量とし、A13+は添加しなかった。
結果を次の第2表に示す。
第 2 表 第2表から明らか々如く、Fe の添加量が増加するに
つれ、Fの除去の効果は増大するものの、Zn抽出率、
濾過速度はFe ” ’ 1 ft/ 7をピークにF
e2+の添加量を増加するにつれ、低減した。
実施例2 珪酸亜鉛鉱4005’を、連続的に溶解、浸出し、これ
と同時に硫酸第1鉄と硫酸第1鉄と硫酸アルミニウムを
、それぞれFe2+濃度が1 ft/l、Al!”濃度
が500m9/lと々るように添加し、完全に溶解せし
めた。浸出が完了したスラリーに、炭酸力/l−4 ルシウムを水でといたスラリーを添加し、PH4,5〜
5.0とした。中和の途中で過マンガン酸カリウムを添
加し、最終的に化学分析を行なって、液中のFe2+を
完全に酸化せしめた。その後、市販のフロック剤を添加
し、沈澱物を凝集せしめた。中和完了スラリーを濾過し
、約2800−のろ液に亜鉛末、亜砒酸を添加して液の
清浄を行なった。清浄液を次の条件で電気分解した。
電解が終了した後、電解尾液は鉱石の溶解に繰返し、こ
の一連の連続した工程を4回繰返し続けた。
この連続繰返し試験の中で、浸出液と中和完了液のF濃
度を分析した結果を第1図に示す。
第1図から明らかな如く、中和の過程でF濃度は20〜
30fv/l低減し、繰返しの回数を増すにつれ中和完
了液中のF濃度は181ψ/lに平衡した。繰返し回数
4回目での浸出試験の結果は、次の通りである。
第 6 表 比較例2 実施例6と同様の方法の中で、添加剤の量について、硫
酸第1鉄を、浸出液中のFe2+濃度が1 ’!−//
lとなる分、過マンガン酸カリウムを、液中のFe2+
が全部Fa”+に酸化せしめるのに必要な分とし、AI
源は添加しなかった。
工程の連続繰返し回数を6回取り、浸出液と中和完了液
のF濃度を測定した結果を、第2図に示す。
第2図に明らかな如く、Feを添加するだけでもFは約
10In9/ノ低減するのであるが、工程を繰返すにつ
れ浸出液と中和完了液のF濃度は次第に高くなってゆき
、中和完了液で約40m9/lに平衡した。すなわち、
Fsとの共沈によっである程度のFの除去は可能である
が、亜鉛の電気製錬に要求されるF濃度20In9/l
以下とすることはできなかった。
実施例2と比較例2の結果を対比させて、FeとA/を
同時に沈澱させる本発明の効果が著しいことが認められ
る。繰返し回数6回目での、浸出試験の結果は次の通シ
である。
第 4 表 実施例6 実施例1に示したのと同様の方法で、珪酸亜鉛鉱を溶解
し、添加剤の量について、浸出液中のFe2+の濃度が
I P/l 、 A/3+の濃度が0.10゜100、
500.1000.2000■/l となるようにそれ
ぞれ硫酸第1鉄、硫酸アルミニウムを溶解の時点で添加
し、さらに、浸出液中のFe2+を全部Fe3+に酸化
せしめるのに必要な量の過マンガン酸カリウムを中和の
途中で浸出液に添加して中和完了後濾過した。
p過速度、中和完了液のF濃度について得られた結果を
第3図に示す。
第6図から明らかな如く、浸出液中のAノ3+濃度を増
大させる程、中和完了液のF濃度は急激に低減した。一
方、AI 濃度が500■/lまでは濾過速度はそれほ
ど変化しないが、500■/l以上ニスルト急激ニ低下
シ、2000ray/l テ’50 CJ−my/1の
場合の約1/6の0.6 m1la!・順であった。
実施例4 珪素亜鉛鉱125iを電解尾液で溶解し、これに硫酸第
1鉄5.51を添加した。浸出スリラー量1.21.P
Hは1.8とした。浸出スラリーにKMnO6を1.6
?添加し、さらに炭酸カルシウムスラリーを添加して中
和し、PH4,9にした。
中和完了直後に、純度99t4のアルミナ粉を0.5?
添加し1時間攪拌を続けた。その後市販のフロック剤を
添加し、沈澱物を凝集させ、い過した。
鉱石を溶解した液と、P液のFを分析してFの除去率の
他、zn抽出率、残渣生成率、p過速度を測定した結果
を、第5表に示す。
第 5 表 本発明の説明を、亜鉛鉱、とりわけフッ素品位の高い酸
化鉱の湿式製錬の場合について行なったが、本発明は本
質的に製錬しようとする対象金属に限定されるものでは
なく、鉱石またはスクラップや滓類を酸で浸出する湿式
製錬法を採用するのであればいかなる有価金属に対して
も効果的なフツ素除去方法として応用が可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述・した如く鉱石などを溶解し該溶解液を
中和する過程で鉄源とアルミニウム源さらに2価鉄を酸
化せしめる酸化剤を適切に決められた舊を添加するとい
う、極めて簡単な方法にょυフッ素品位の高い鉱石を湿
式処理しても常に電解液中のフッ素濃度を20rrv/
l以下にすることができ、さらに該方法により亜鉛の抽
出率を向上させ、浸出スラリーの沖過性を向上させるこ
とも可なものである。
【図面の簡単な説明】
返し回数と浸出液、中和完了液のF濃度との関係グラフ
、第6図は、Feを一定量、Alの添加量を変化した場
合の中和完了液のF濃度とp過速度との関係グラスであ
る。 代理人 弁理士 木 村 三 朗 (21/eruJ) ]、/ f A

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (す有価金属を含む鉱石またはスクラップまたは滓類等
    の原料を硫酸などの鉱酸酸性水溶液によって溶解し、有
    価金属を浸出し、有価金属を採取するに際し、該原料を
    溶解中またはその前後において、鉄屑または2価の鉄を
    含有する塩を一溶解液中のFe 濃度が0.1 P/l
     〜10 y−/1とガるよう、またアルミニウム屑、
    または酸可溶性のアルミニウム塩を前記溶解液中のA1
    3+濃度が10■/l〜2000+11&/7となるよ
    うに添加し、その後溶解液中のFe2+の全量ないし一
    部をFe”+に酸化するために酸化剤を必要量添加し、
    中和剤を添加し、溶解液のPHを2〜6とし、鉄とアル
    ミニウムの水酸化物を沈殿せしめると同時にフッ素を共
    沈させることを特徴とする有価金属の湿式処理における
    フッ素除去方法。 (2)前記鉄屑、または2価の鉄を含有する塩を溶解液
    中のFe 濃度が0.5 t/l 〜2 P/11の範
    囲で、またアルミニウム屑、捷たは酸可溶性のアルミニ
    ウム塩を溶解液中のA13+濃度がi o o my/
    l〜1000■/lの範囲で添加することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の有価金属の湿式処理におけ
    るフッ素鉱除去方法。 (3)溶解液のPHが4〜乙の範囲となるように中和剤
    を添加し中和することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の有価金属の湿式処理におけるフッ素除去方法。 (4)有価金属を含む鉱石またはスクラップまたは滓類
    等の原料を硫酸などの鉱酸酸性水溶液によって溶解し、
    有価金属を浸出し有価金属を採取するに際し、該原料鉱
    石等を溶解中またはその前後において、鉄屑または2価
    鉄を含有する塩を溶解液中のF・ 濃度が0.1fi’
    /A’〜IOP/A!となるよう添加し、その後溶解液
    中の2価鉄の全量ないし一部を6価鉄に酸化するために
    酸化剤を必要量添加m和剤を添加し、溶解液のPHを2
    〜6とし、さらに酸化アルミニウムを0、IP/1以上
    添加し、鉄の水酸化物と酸化アルばニウムの沈殿物と共
    に、フッ素を共沈させることを特徴とする、有価金属の
    湿式処理におけるフッ素除去方法。 (5)前記鉄屑または2価鉄を含有する塩を溶解液中の
    F82″−濃度が0.5 g−/l 〜2 P/l の
    範囲で添加することを特徴とする特許請求範囲第4項記
    載の有価金属の湿式処理におけるフッ素除去方法。 (6)溶解液のPHを4〜6の範囲となるように中和剤
    を添加し中和することを特徴とする特許請求の範囲第4
    項記載の有価金属の湿式処理におけるフッ素除去方法。
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