JPS60227842A - 湿式ミル - Google Patents
湿式ミルInfo
- Publication number
- JPS60227842A JPS60227842A JP8282484A JP8282484A JPS60227842A JP S60227842 A JPS60227842 A JP S60227842A JP 8282484 A JP8282484 A JP 8282484A JP 8282484 A JP8282484 A JP 8282484A JP S60227842 A JPS60227842 A JP S60227842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concentration
- coal
- low
- chamber
- slurry
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体と混合した石炭を粉砕する湿式ミルの改良
に関するものである。
に関するものである。
本件出願人がこれまでに行なった各種試験の結果、第４
図に示すように比較的大きい角張っだ石炭粒子が石炭ス
ラリー中に混在していると、石炭スラリーの流動抵抗（
粘度）が大きくなる上に、石炭スラリーのかさ容積が大
き（なって、石炭スラリー〇貯蔵や移送に適していない
が、第５図に示すように石炭粒子の間隙を埋める適量の
丸味をもった微小石炭粒子が石炭スラリー中に混在して
、高濃度化されていると、石炭スラリーの流動抵抗が小
さくなる上に、石炭スラリーのかさ容積が小さくなって
、石炭スラリーの貯蔵や移送に適していることが明らか
になった。ところが従来の湿式ミルでは、上記高濃度の
石炭スラリーを得る条件が具わっていなかった。
図に示すように比較的大きい角張っだ石炭粒子が石炭ス
ラリー中に混在していると、石炭スラリーの流動抵抗（
粘度）が大きくなる上に、石炭スラリーのかさ容積が大
き（なって、石炭スラリー〇貯蔵や移送に適していない
が、第５図に示すように石炭粒子の間隙を埋める適量の
丸味をもった微小石炭粒子が石炭スラリー中に混在して
、高濃度化されていると、石炭スラリーの流動抵抗が小
さくなる上に、石炭スラリーのかさ容積が小さくなって
、石炭スラリーの貯蔵や移送に適していることが明らか
になった。ところが従来の湿式ミルでは、上記高濃度の
石炭スラリーを得る条件が具わっていなかった。
本発明は前記の要求を充足するもので、液体に石炭を低
濃度になるように加え且つ石炭を粗粉砕して低濃度の石
炭スラリーを得る低濃度粉砕室と、同低濃度粉砕室から
の低濃度の石炭スラリーを貯蔵する貯蔵室と、同貯蔵室
からの低濃度の石炭スラリーに新たな石炭と流動性を高
めるための添加剤とを加え且つ新たに加えた石炭とスラ
リー中の石炭とを微粉砕して高濃度の石炭スラリーを得
る高濃度仕上げ粉砕室と、同高濃度仕上げ粉砕室からの
高濃度の石炭スラリーをミル外へ排出する排出室とを具
えていることを特徴とした湿式ミルに係シ、その目的と
する処は、流動性のよい高濃度の石炭スラリーを得られ
る改良された湿式ミルを供する点にある。
濃度になるように加え且つ石炭を粗粉砕して低濃度の石
炭スラリーを得る低濃度粉砕室と、同低濃度粉砕室から
の低濃度の石炭スラリーを貯蔵する貯蔵室と、同貯蔵室
からの低濃度の石炭スラリーに新たな石炭と流動性を高
めるための添加剤とを加え且つ新たに加えた石炭とスラ
リー中の石炭とを微粉砕して高濃度の石炭スラリーを得
る高濃度仕上げ粉砕室と、同高濃度仕上げ粉砕室からの
高濃度の石炭スラリーをミル外へ排出する排出室とを具
えていることを特徴とした湿式ミルに係シ、その目的と
する処は、流動性のよい高濃度の石炭スラリーを得られ
る改良された湿式ミルを供する点にある。
次に本発明の湿式ミルを第１図に示す一実施例により説
明すると、＋１）が低濃度粉砕室、（２）が低濃度の石
炭スラリーの貯蔵室、（３）が高濃度の石炭スラリーの
排出室、（４）が高濃度仕上げ粉砕室、（５）が低濃度
の石炭スラリーのかき揚げ板、（６）が目板、（７）が
仕切板、（８）が飛散防止カバー兼集合排出口、（９）
が石炭投入口、（ＩＱ＋が水投入口、αυがスクリュー
フィーダ、（１２１が移送管、α四が石炭投入口、ａ（
イ）が添加剤投入口、（１５１がスクリューフィーダ、
（１６）が目板で、石炭投入口（９）（石炭入口）の下
流側に低濃度粉砕室（１）が設けられ、その下流側に高
濃度仕上げ粉砕室（４）が設けられ、同各粉砕室（１１
（４１の間に低濃度の石炭スラリーの貯蔵室（２）と高
濃度の石炭スラリーの排出室（３）とが設けられ、低濃
度の石炭スラリーの貯蔵室（２）が移送管Ｑ２＋を介し
て高濃度仕上げ粉砕室（４）に連通している。
明すると、＋１）が低濃度粉砕室、（２）が低濃度の石
炭スラリーの貯蔵室、（３）が高濃度の石炭スラリーの
排出室、（４）が高濃度仕上げ粉砕室、（５）が低濃度
の石炭スラリーのかき揚げ板、（６）が目板、（７）が
仕切板、（８）が飛散防止カバー兼集合排出口、（９）
が石炭投入口、（ＩＱ＋が水投入口、αυがスクリュー
フィーダ、（１２１が移送管、α四が石炭投入口、ａ（
イ）が添加剤投入口、（１５１がスクリューフィーダ、
（１６）が目板で、石炭投入口（９）（石炭入口）の下
流側に低濃度粉砕室（１）が設けられ、その下流側に高
濃度仕上げ粉砕室（４）が設けられ、同各粉砕室（１１
（４１の間に低濃度の石炭スラリーの貯蔵室（２）と高
濃度の石炭スラリーの排出室（３）とが設けられ、低濃
度の石炭スラリーの貯蔵室（２）が移送管Ｑ２＋を介し
て高濃度仕上げ粉砕室（４）に連通している。
次に前記湿式ミルの作用を説明する。円筒状のミル本体
がその水平中心軸線を中心に回転しかるときに、石炭投
入口（９）より投入された石炭は、スクリューフィーダ
αυにより低濃度粉砕室ｆｉｌへ送られる。このとき、
低濃度粉砕室（１）内の石炭が一定の低濃度になるよう
に水投入口α旬から水が加えられる。低濃度粉砕室（１
１で水と混合して、後述の衝撃粉砕によシ中間の状態に
粗粉砕された低濃度の石炭スラリーは、全域にスリット
のある目板（６）を経て低濃度の石炭スラリー〇貯蔵室
（２）に貯えられる。同貯蔵室（２）には、低濃度の石
炭スラリーのかき揚げ板（５）が取付けられており、こ
れによシ低濃度の石炭スラリーが移送管α２）を経て高
濃度仕上げ粉砕室（４）へ送られる。同高濃度仕上げ粉
砕室（４）には、石炭投入口（１皺からスクリューフィ
ーダ０最によシ一定の高濃度になるように石炭が投入さ
れる。
がその水平中心軸線を中心に回転しかるときに、石炭投
入口（９）より投入された石炭は、スクリューフィーダ
αυにより低濃度粉砕室ｆｉｌへ送られる。このとき、
低濃度粉砕室（１）内の石炭が一定の低濃度になるよう
に水投入口α旬から水が加えられる。低濃度粉砕室（１
１で水と混合して、後述の衝撃粉砕によシ中間の状態に
粗粉砕された低濃度の石炭スラリーは、全域にスリット
のある目板（６）を経て低濃度の石炭スラリー〇貯蔵室
（２）に貯えられる。同貯蔵室（２）には、低濃度の石
炭スラリーのかき揚げ板（５）が取付けられており、こ
れによシ低濃度の石炭スラリーが移送管α２）を経て高
濃度仕上げ粉砕室（４）へ送られる。同高濃度仕上げ粉
砕室（４）には、石炭投入口（１皺からスクリューフィ
ーダ０最によシ一定の高濃度になるように石炭が投入さ
れる。
またこのとき、流動性を向上させるために添加剤投入口
（１４）から添加剤も投入される。同高濃度仕上げ粉砕
室（４）で後述の摩砕により微粉砕されて、目的の濃度
及び粒度になった高濃度の石炭スラリーは、目板Ｑ６）
より高濃度の石炭スラリーの排出室（３）へ送られ、同
排出室（３）の全域に開けられた排出孔から集合排出口
兼飛散防止カバー（８）を経てミル外へ排出される。
（１４）から添加剤も投入される。同高濃度仕上げ粉砕
室（４）で後述の摩砕により微粉砕されて、目的の濃度
及び粒度になった高濃度の石炭スラリーは、目板Ｑ６）
より高濃度の石炭スラリーの排出室（３）へ送られ、同
排出室（３）の全域に開けられた排出孔から集合排出口
兼飛散防止カバー（８）を経てミル外へ排出される。
以上の作用を要約すると、次の通シである。
低濃度粉砕室（１）で行なわれる衝撃粉砕が低濃度で効
果が大きいのは、低濃度粉砕室（１）の内壁面に設けた
り７タによシかき上げられたボールが落下するときに発
生する衝撃エネルギーが低濃度の方が石炭へ伝わり易い
ためである。また高濃度仕上げ粉砕室（４）で行なわれ
る摩砕は二粒子相互の接触及びボールと粒子との接触時
に粒子の角がとれていく現象であり、ボール径やボール
の充填率が同じの場合には、高濃度の方が粒子相互の接
触が起シ易いためである。本発明は、衝撃粉砕と摩砕と
の相互の利点を活かすために、低濃度粉砕と高濃度粉砕
とを１つのミルで行なって、前述の流動特性のよい高濃
度の石炭スラリーを得ようとするものである。
果が大きいのは、低濃度粉砕室（１）の内壁面に設けた
り７タによシかき上げられたボールが落下するときに発
生する衝撃エネルギーが低濃度の方が石炭へ伝わり易い
ためである。また高濃度仕上げ粉砕室（４）で行なわれ
る摩砕は二粒子相互の接触及びボールと粒子との接触時
に粒子の角がとれていく現象であり、ボール径やボール
の充填率が同じの場合には、高濃度の方が粒子相互の接
触が起シ易いためである。本発明は、衝撃粉砕と摩砕と
の相互の利点を活かすために、低濃度粉砕と高濃度粉砕
とを１つのミルで行なって、前述の流動特性のよい高濃
度の石炭スラリーを得ようとするものである。
第２．３図に従来の１室ミルと本発明の複合多室ミルと
の比較試験の結果を示した。本発明の複合多室ミルの試
験は、低濃度粉砕室を４０〜５５チ濃度（乾炭重量／ス
ラリー重量）、仕上げ粉砕室を６５〜７５％濃度で実施
した。その他の条件、例えば流動性を向上させるために
添加する添加剤の種類及び添加量は、両者とも全く同じ
である。第２図から明らかなように、同一粘度で比較し
た場合、複合多室ミルの方が約４チ高濃度になっている
ことが判る。また第３図からは、同一濃度で比較した場
合に複合多室ミルの方が粉砕動力がかなシ減少している
ことが判る。以上のように本発明の場合、低濃度粉砕室
では動力の少い衝撃粉砕を行ない、高濃度仕上げ粉砕室
では丸味を持たせた極微石炭粒子を発生させるようにし
ている。
の比較試験の結果を示した。本発明の複合多室ミルの試
験は、低濃度粉砕室を４０〜５５チ濃度（乾炭重量／ス
ラリー重量）、仕上げ粉砕室を６５〜７５％濃度で実施
した。その他の条件、例えば流動性を向上させるために
添加する添加剤の種類及び添加量は、両者とも全く同じ
である。第２図から明らかなように、同一粘度で比較し
た場合、複合多室ミルの方が約４チ高濃度になっている
ことが判る。また第３図からは、同一濃度で比較した場
合に複合多室ミルの方が粉砕動力がかなシ減少している
ことが判る。以上のように本発明の場合、低濃度粉砕室
では動力の少い衝撃粉砕を行ない、高濃度仕上げ粉砕室
では丸味を持たせた極微石炭粒子を発生させるようにし
ている。
本発明は前記のように液体に石炭を低濃度になるように
加え且つ石炭を粗粉砕して低濃度の石炭スラリーを得る
低濃度粉砕室と、同低濃度粉砕室からの低濃度の石炭ス
ラリーを貯蔵する貯蔵室と、同貯蔵室からの低濃度の石
炭スラリーに新たな石炭と流動性を高めるための添加剤
とを加え且つ新たに加えた石炭とスラリー中の石炭とを
微粉砕して高濃度の石炭スラリーを得る高濃度仕上げ粉
砕室と、同高濃度仕上げ粉砕室からの高濃度の石炭スラ
リーをミル外へ排出する排出室とを具えていて、前記の
作用が行なわれるので、流動性のよい高濃度の石炭スラ
リーを得られる効果がある。
加え且つ石炭を粗粉砕して低濃度の石炭スラリーを得る
低濃度粉砕室と、同低濃度粉砕室からの低濃度の石炭ス
ラリーを貯蔵する貯蔵室と、同貯蔵室からの低濃度の石
炭スラリーに新たな石炭と流動性を高めるための添加剤
とを加え且つ新たに加えた石炭とスラリー中の石炭とを
微粉砕して高濃度の石炭スラリーを得る高濃度仕上げ粉
砕室と、同高濃度仕上げ粉砕室からの高濃度の石炭スラ
リーをミル外へ排出する排出室とを具えていて、前記の
作用が行なわれるので、流動性のよい高濃度の石炭スラ
リーを得られる効果がある。
以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。
第１図は本発明に係る湿式ミルの一実施例を示す縦断側
面図、第２，３図は本発明の複合多室ミルと従来の１室
ミルとの比較試験の結果を示す説明図、第４図は角張っ
た粗い石炭粒子を示す説明図、第５図は丸味をもった細
かい石炭粒子を示す説明図である。 （１）・・・低濃度粉砕室、（２）・・・低濃度の石炭
スラリーの貯蔵室、（４）・・・高濃度仕上げ粉砕室、
（訃・・高濃度の石炭スラリーの排出室。 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外３名 第４図
面図、第２，３図は本発明の複合多室ミルと従来の１室
ミルとの比較試験の結果を示す説明図、第４図は角張っ
た粗い石炭粒子を示す説明図、第５図は丸味をもった細
かい石炭粒子を示す説明図である。 （１）・・・低濃度粉砕室、（２）・・・低濃度の石炭
スラリーの貯蔵室、（４）・・・高濃度仕上げ粉砕室、
（訃・・高濃度の石炭スラリーの排出室。 復代理人 弁理士 岡 本 重 文 外３名 第４図
Claims (1)
- 液体に石炭を低濃度になるように加え且つ石炭を粗粉砕
して低濃度の石炭スラリーを得る低濃度粉砕室と、同低
濃度粉砕室からの低濃度の石炭スラリーを貯蔵する貯蔵
室と、同貯蔵室からの低濃度の石炭スラリーに新たな石
炭と流動性を高めるための添加剤とを加え且つ新たに加
えた石炭とスラリー中の石炭とを微粉砕して高濃度の石
炭スラリーを得る高濃度仕上げ粉砕室と、同高濃度仕上
げ粉砕室からの高濃度の石炭スラリーをミル外へ排出す
る排出室とを具えていることを特徴とした湿式ミル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8282484A JPS60227842A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 湿式ミル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8282484A JPS60227842A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 湿式ミル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60227842A true JPS60227842A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13785146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8282484A Pending JPS60227842A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 湿式ミル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60227842A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS636051U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825360B1 (ja) * | 1968-07-23 | 1973-07-27 | ||
| JPS59206056A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-21 | 株式会社日立製作所 | 石炭水スラリーの製造方法 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8282484A patent/JPS60227842A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4825360B1 (ja) * | 1968-07-23 | 1973-07-27 | ||
| JPS59206056A (ja) * | 1983-05-11 | 1984-11-21 | 株式会社日立製作所 | 石炭水スラリーの製造方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS636051U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | ||
| JPH0642745Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1994-11-09 | バブコツク日立株式会社 | 石炭−水スラリの製造装置 |
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