JPS6022568Y2 - 感圧型電気素子 - Google Patents

感圧型電気素子

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Publication number
JPS6022568Y2
JPS6022568Y2 JP18343179U JP18343179U JPS6022568Y2 JP S6022568 Y2 JPS6022568 Y2 JP S6022568Y2 JP 18343179 U JP18343179 U JP 18343179U JP 18343179 U JP18343179 U JP 18343179U JP S6022568 Y2 JPS6022568 Y2 JP S6022568Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
electrode plate
sensitive
sensitive resistor
electric element
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Expired
Application number
JP18343179U
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English (en)
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JPS56101604U (ja
Inventor
峻徳 納谷
正敏 渋谷
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by いすゞ自動車株式会社 filed Critical いすゞ自動車株式会社
Priority to JP18343179U priority Critical patent/JPS6022568Y2/ja
Publication of JPS56101604U publication Critical patent/JPS56101604U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は感圧抵抗体を用いた電気素子の改良に関する。
これまでの感圧抵抗体を用いた電気素子は、コム又は高
分子材料の中に導電性の金属粉末を混入して成る感圧抵
抗体より成るものと、ゴム又は高分子材料の中に黒鉛繊
維を混“大して成る感圧抵抗体より威るものがあった。
しかしながら、前者の電気素子では第2図に示す如く、
その抵抗値は加圧力に対しである点P附近において急変
し、その後は加圧力の増大にかかわらず抵抗値は一定と
なる特性を有するのみであるから、単なるスイッチ機能
(ON−OFF機能)しか得られず、また後者の電気素
子では第3図に示す如く、その抵抗値は加圧力にはS゛
反比例する特性を有しているが、確実なスイッチ(ON
−OFF)機能が得られない。
いずれもこの種の感圧型電気素子において必要な足載制
御例えば4図に示す如き、加圧力がある力値a以下では
全く導通が無く、その圧力値a以上で導電状態となり、
その後増圧に伴って抵抗値が降下し続け、更に次の一定
圧す以上でははS゛一定低い抵抗値となるという特性が
、上記2種類の感圧抵抗体を組合せるかあるいは、安定
回路等の新たな電気的手段を付加しない限りできなかっ
た。
しかしながら、前記2種類の感圧抵抗体を組合せたり、
あるいは安定回路等の電気的手段を付加する場合は、部
品点数が多くなり、構造が複雑で、極めて高価な感圧型
電気素子になってまう欠点があった。
なお、実公昭52−4877()l公報には、鍵及び出
力電極間に配された弾性材の比抵抗の変化と、鍵及び出
力電極間距離の変化とを利用して、押鍵操作に確実に応
動するアフターコントロール信号待ることができるよう
にした電子楽器用鍵盤が開示されている。
しかしながら、この例では、片方の極の電極板を複数の
非導電性の支持部材を介在して取り付け、前記支持部材
間を導電性弾性材(感圧抵抗体)に対して凸状部に形威
し、前凸状部の先端と前記導電性弾性材との間に僅から
間隙を設ける構成を有していないので、前記片方の極の
電極板のより確実で安定した支持が得られないとともに
、より確実なスイッチ機能(ON−OFF機能)が得ら
れず、更に、加圧力の増圧に伴う安定した抵抗変化が得
られないおそれがあった。
本考案は上述の点に鑑み案出したもので、その目的は第
4図に示すような上述の如き特性を安定回路等の新たな
電気手段を附加することなく得ることのできる構造が簡
単で、安価で、耐久性にすぐれ、且つ感度が良好で信頼
性のある実用的な感圧型電子子を提供することにあり、
その要旨は、ゴム又は高分子材料に黒鉛粉末又は黒鉛繊
維を混入して成る感圧抵抗体の片面に、一方の電極板を
取り付け、他方の片面に複数の非導電性の支持部材を介
在させて他方の極の電極板を取り付け、前記他方の極の
電極板の前記支持部材間を前記感圧抵抗体に向けて凸状
部と威し、前記凸状部の先端と前記感圧抵抗体との間に
僅かな間隙を設けたことにあり、以下その実施例を図に
ついて説明する。
第1図は本考案の感圧型電気素子の実施例を示すもので
、5は黒鉛粉末又は黒鉛繊維を混入して戊る感圧抵抗体
で、その片面(図では下面)には、一方の極の電極板6
が導電性の接着剤によって接合されている。
また、他力の片面(図では上面)には非導電性の材料例
えば海綿状ゴム又はウレタン等の軟質高分子材料より戊
る複数の支持部材7を適宜の接着剤による接合等によっ
て介在させ、その上方に他方の電極板8を適宜の接着剤
による接合等によて取付けると共に、上記電極体8の支
持部材7間は内側即ち、感圧抵抗体5にかつて凸状部8
1を形成させ、その凸状部81の先端と感圧抵抗体5の
上面との間には予め設定された0、1〜1.Dmtn程
度の僅かな間隙C2を設けるようにしたものである。
尚、両電極板6,8は夫々各電極端子(−9十)に接続
される。
上述のようにして成る感圧型電気素子では、加圧力が作
用しない間は、上記電極板8の凸状部1の先端と感圧抵
抗体5との間に上述のように僅かな間隙C2があるため
、抵抗値ははS゛無限大となり、両電極板8,6間は確
実にオフ(OFF)状態に保護される。
次に、上電極板8側が加圧されると、支持部材7が、そ
の加圧力に応じて歪みつ)感圧抵抗体5を押圧し、電極
板8の凸状部81が感圧抵抗体5に当接するようになる
が、その加圧力がある圧力値例えばa点に達したとき、
第4図に示す如く、はじめて不導通(OFF)状態より
導通(ON)状態となり、その後は加圧力の増加に伴っ
て抵抗値が低下し続け、更に加圧力が次のある圧力値例
えばb点に達すると、加圧力が増大しても抵抗値は低値
の域においてはS゛一定なる。
このように本考案によれば、両電極板のうち、片方の電
極板とゴム又は高分子材料に黒鉛粉末又は黒鉛繊維を混
入して成る感圧抵抗体との間に、上述のような僅かな間
隙C2を設けることによって、ある一定圧(加圧力)以
下では全く導通が無く、上記一定圧(加圧力)以上で導
通状態となり、その後は加圧力の増大即ち増圧に伴って
抵抗値かはS゛直線的に降下し続け、更に次のある一定
圧(加圧力)以上では低値域においてはS゛一定抵抗値
が得られるので、自動車のステアリングホイール用ホー
ンスイッチ等に最適であり、実用的にすぐれた感圧型電
気素子を提供できる効果がある。
従って、導電性の金属粉末を混入した感圧抵抗体を組合
せたり、安定回路等の新たな電気的手段を付加すること
もないので、構造が簡単で、安価で、耐久性のある感圧
型電気素子を得ることができる。
更に、本案の感圧型電気素子では、上記電極板8の支持
部材7間を凸状部81と戊したので、凸状部81の感圧
抵抗体5の押圧時に高面圧が得られるため、平板状電極
板の場合のように低面圧による接触抵抗値のバラツキが
無くなり、感度が良好で、正確で安定した抵抗変化によ
る導電状態が得られる。
また、前記凸状部81をその両側に配設された支持部材
7によって支持(両端支持)されるようにしたので、凸
状部81の感圧抵抗体への加圧によって生ずる抵抗値は
バラツキが無くなり、常に正確で、安定したものになる
効果がある。
更に、本考案では、感圧抵抗体中に黒鉛粉末又は黒鉛繊
維を混入するので、導電性の金属粉末を混入した感圧抵
抗体に比較して、より大きな電流の使用も可能となるた
めより応用範囲が広い感圧型電気素子を提供できる効果
がある。
以上のように、本考案によれば構造が簡単で、安価で、
耐久性にすぐれ、且つ感度が良好で信頼性のある実用的
で理想的な感圧型電気素子を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2゜3図は夫
々従来の感圧型電気素子の特性を示す特性曲線図、第4
図は本案の特性を示す特性線図である。 5・・・・・・黒鉛束又は黒鉛繊維を混入した感圧抵抗
体、6・・・・・・一方の電極板、7・・・・・・支持
部材、8・・・・・・凸状部を備えた電極板、1・・・
・・・凸状部、C2・・・・・・僅かな間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム又は高分子材料に黒鉛粉末又は黒鉛繊維を混入して
    戊る感圧抵抗体の片面に、一方の極の電極板を取り付け
    、他方の片面に複数の非導電性の支持部材を介在させて
    他方の極の電極板を取り付け、前他方の極の電極板の前
    支持部材間を前感圧抵抗体に向けて凸状部と威し、前記
    凸状部の先端と前記感圧抵抗体との間に僅かな間隙を設
    けたことを特徴とする感圧型電気素子。
JP18343179U 1979-12-29 1979-12-29 感圧型電気素子 Expired JPS6022568Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18343179U JPS6022568Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 感圧型電気素子

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JP18343179U JPS6022568Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 感圧型電気素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56101604U JPS56101604U (ja) 1981-08-10
JPS6022568Y2 true JPS6022568Y2 (ja) 1985-07-05

Family

ID=29693722

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JP18343179U Expired JPS6022568Y2 (ja) 1979-12-29 1979-12-29 感圧型電気素子

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