JPS60225503A

JPS60225503A - ボタン

Info

Publication number: JPS60225503A
Application number: JP60068364A
Authority: JP
Inventors: シーツエ　ジール
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1984-03-30
Filing date: 1985-03-29
Publication date: 1985-11-09
Also published as: ZA852428B; DE8509027U1; AU4046285A; EP0159732B1; NL8401021A; DE3563303D1; EP0159732A1; ATE35086T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は担体にカバーを接続、して成るボタンに関する
。

従来の技術担体にカバーを設けたボタンは、種々の態様のものが知
られている。広く用いられている態様のものとしては、
カバーを織物で構成したいわゆる布被覆ボタンがある。

発明が解決しようとする問題点上述のように布被覆された従来のボタンは摩耗に弱いと
いう欠点がある。また、布被覆ボタンは往々にして外観
が単調に過ぎる嫌いがある。

本発明は、極めて摩耗に強く且つ公知の布被覆ボタンに
比べて遥かに外観変更の可能性に富むボタンを提供する
ことを目的とする。

問題点を解決するための手段この目的を達成するため、本発明のボタンは、カバーが
透明な外被体を含み、該外被体の担体側に向く内面にプ
リンティングを形成したことを特徴とするものである。

なお、ここで用いるプリンティング（ｐｒｉｎｔｉｎｇ
　）とは、着色（透明色及び不透明色のいずれか又は双
方によるものを含む）により形成した模様、図形、文字
などのことを表わすものとする。

作用この構成によれば、透明な外被体の内面にプリンティン
グを形成しているので、このプリンティングの摩耗や損
傷を効果的に防止することができる。また、本発明によ
れば、ボタンの外観に豊かな変化をもたせることができ
る。

好ましくは、前記カバーが、外被体と担体との間１外被
体に隣接する内被体を有する構成とする。

この場合には、プリンティングが外被体と内被体の間に
位置するのでプリンティングの摩耗や損傷が絶無となり
、従ってボタンの寿命が更に延びることになる。また、
内被体自体の物理的特性と外被体内面のプリンティング
との組合せにより多彩な外観を極めて簡単に得ることが
できる。

前年カバーが、外被体と担体との間で担体に隣接する剛
性のより高い補強キャップを含み、外被体、内被体（必
ずしも必要でない）及び補強キャップで構成されるカバ
ーが、その折曲外周縁を利用して担体に結合するのが有
利である。

この補強キャップは真ちゅうやブリキ等の金属材料で構
成することができる。

透明外被体単独でカバーを構成する場合には、透明外被
体内面のプリンティングが該内面全体に及ぶようにし、
且つこのプリンティングを少くとも一つの不透明色で構
成するようにする。

本発明のさらに別の実施例では、透明外被体と内被体を
共に用い、透明外被体の内面のプリンティングが、該内
面の所定部分を残して施こされた不透明着色で構成され
る。

この実施例では、前記所定部分を未着色のまま残した空
白部としてもよいし、或は外被体自体のものとは異なる
透明色で着色してもよい。

内被体に回折フォイル（ｄｉｆｆｒａｃｔｉｏｎ　ｆｏ
ｉｌ　）を用いた場合には、極めて驚くべき効果が得ら
れる。

また内被体をホログラフィックフォイル（ｈｏｌαｇｒ
ａｐｈｉｃ　ｆｏｉｌ　）で構成した場合にも、優れた
効果が得られる。

また、担体を少くとも部分的に金属製としてもよい。

本発明によれば、担体に円錐状側壁部を設け、カバーの
折曲外周縁をこの側壁部に係合させると共に、該円錐状
側壁部の一端が担体の円筒状側壁部に連続する構成とし
た場合には、特に優れた効果が得られる。

この構成の場合には、担体が、カバーを内面側から支持
する嵌入部材を含んでいてもよい。　゛実施例以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

なお、全図面を通じて、同−又は類似部品には回当参照
番号を付す。

第１図（ａＸｂ）において、ボタンは担体（１）と、こ
れに接続されたカバー（ホ）とを備え、この−カバー翰
は本実施例の場合、内被体（２）、外被体（３）及び補
強キャップ（５）とからなる。

外被体（３）は透明な人造材料、例えばポリ塩化ビニル
で構成され、従って外被体（３）は化学物質や温度及び
その他の外的影響要因に対して優れた抵抗力を有する。

内被体（２）も人造材料で構成することができる。

外被体（３）にはその内面、すなわち内被体（２）に面
する側の表面にプリンティングを施しである。例えば、
外被体（３）の内面のプリンティングが少くとも一つの
不透明色による着色からなり、かつこの不透明着色が局
部的に遮断されて、空白部（４）が形成される。この空
白部（４）は未着色のまま残してもよいし、所望により
この空白部（４）を−又は二以上の透明色で着色するこ
とも可能である。空白部（４）が−又は二以上の文字を
形成する場合は、この文字は外被体（３）の内面に左右
逆に示される。

内被体（２）は単に着色フォイルで形成してもよいが、
回折フォイル又はホログラフィックフォイルを内被体（
２）として用いた場合には極めて面白い効果が得られる
。

内被体（２）をエンボス加工された金属化ポリ塩化、ビ
ニル（ｍｅｔａｌｉｚｅｄ　ｅｍｂｏｓｓｅｄ　ｃｌｅ
ａｒ　ｐｏｌｙｖｉｎｙｌ　ｃｈｌｏｒｉｄｅ　）の回
折フォイルで構成したボタンでは、極めて優れた試験結
果が得られている。

内被体（２）および外被体（３）は、より剛性の材料、
例えば真ちゅうやブリキ等からなる補強キャップ（５）
と共に外周縁を折曲して担体（１）に同時に係合接続す
る。

第１図（ａ）（ｂ）に示した実施例では、担体（１）は
全体が金属性であり、これが所謂１釘部材′（６）と協
働する構成になっている。使用時には、布帛が担体（１
）と針部材（６）間に延展する形となる。この種のボタ
ンは、′ネール′ボタン（ｎａｉｌ　ｂｕｔｔｏｎ）又
はパテントボタン（ｐａｔｅｎｔ　ｂｕｔｔｏｎ）、又
はバチエラーボタン（ｂａｃｈｅｌｏｒ　ｂｕｔｔｏｎ
）と呼ばれる。

第２図（ａ）（ｂ）に示す実施例でも担体（１）は全体
、が金属製であるが、この担体（１）にはリング（７）
を設けである。この種のボタンは縫付は型ボタンと呼ば
れている。

第１図及び第２図の双方の実施例共に、担体（１）は円
錐状側壁部（８）を有し、この側壁部（８）にカバー輪
の折曲外周縁が係合接続され、該側壁部（８）の後端が
担体（１）の円筒状側壁部（９）に連続している。

第３図（ａ）（ｂ）に示したボタンは所謂プレスボタン
（ｐｒｅｓｓ　ｂｕｔｔｏｎ　）であり、この実施例で
は担体（１）は金属製外殻Ｑ４とこの外殻１ｌＬ４の中
央部に嵌入された人造材料等からなる嵌入部材αＱとか
らなる。

外殻Ｑ４は先の二つの実施例と同様に円錐状側壁部（８
）および円筒状側壁部（９）を有する。

ばね装置０りはヘッド（１２ａ）を有する被クランプ部
品（２）と協働するもので、プレスボタンにおける通常
の方式で該ヘッド（１２ａ）がばね装置Ｑｐのばね（ｌ
ｌａ）間に固定されるようになっている。　布帛は担体
（１）とばね装置１０１１間、ならびに被クランプ部品
（２）とこれを固定する固定部品α１間で伸張する。

本発明は図面に例示した実施例に限定されるものではな
く、冒頭の特許請求の範囲内において種々変更を講じう
るものである。

例えば、内被体（２）及び補強キャップ（５）を省略し
て外被体（３）の内面を担体（１）に直接対面させる構
成とすることができる。その場合には、透明外被体（３
）の内面のプリンティングは空白部を有さず、該内面全
面に亘ると共に、少くとも一つの不透明色で構成される
ことになる。また、内被体（２）のみを省略して、外被
体（３）を補強キャップ（６）と共に担体（１）に接続
させることもできる。

発明の効果以上述べたごとく、本発明に係るボタンでは、担体に接
続される外被体の内面にプリンティングを施こしである
ので、外被体の摩耗によりプリンティングが摩滅や損傷
を受けることがなく、ボタン全体としての寿命を長くす
ることができる。また、かかる効果が、単に外被体の内
面にプリンティングを施こすだけで確保できるので、構
成も簡単で、容易に製造でき、ボタン外観変更も容易に
行なうことができるという付加的効果も得られるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係るボタンを示し、第１
図（ａ）は同ボタンの分解斜視図、第１図（、ｂ）は同
ボタンの部分断面図、第２図は本発明の第２実施例に係
るボタンを示し、第２図（ａ）は同ボタンの分解斜視図
、第２図（ｂ）は同ボタンの部分断面図、第３図は本発
明の第３実施例に係るボタンを示し、第３図（ａ）は同
ボタンの分解斜視図、第３図（ｂ）は同ボタンの部分断
面図である。（１）・・・担体、（２）・・・内被体、（３）・・・
外被体、（４）・・・空白部、（５）・・・補強キャッ
プ、（８）・・・円錐状側壁部、（９）・・・円筒状側
壁部、（１０・・・嵌入部材、曽・・・カバー代理人　
森本義弘

Claims

【特許請求の範囲】１、担体にカバーを接続して成るボタンであって、前記
カバーが透明な外被体を含み、該外被体の担体側に向く
内面にプリンティングを形成したことを特徴とするボタ
ン。２、前記カバーが、外被体と担体との間で外被体に隣接
する内被体を含むことを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載のボタン。３、前記カバーが、外被体と担体との間で担体に隣接す
る剛性のより高い補強キャップを含み、カバーがその折
曲外周縁を利用して担体に接続されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のボタン。４、前記キャップを真ちゅうやブリキ等の金属材料で構
成したことを特徴とする特許請求の範囲第３項に記載の
ボタン。５、前記透明外被体の内面に施したプリンティングが該
内面全体に亘って形成された不透明着色か２ら成ること
を特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいず
れかに記載のボタン。６、前記透明外被体内面のプリンティングが、該内面の
所定部分を残して形成された不透明着色からなることを
特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれ
かに記載のボタン。７、前記所定部分が未着色のまま残された空白部である
ことを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載のボタン
。、８、前記所定部分が外被体自体のものと異なる透明色で
着色されることを特徴とする特許請求の範囲第６項に記
載のボタン。９、前記内被体が回折性を有することを特徴とする特許
請求の範囲第２項ないし第８項のいずれかに記載のボタ
ン。１０、前記内被体”がエンボス加工された金属化ポリ塩
化ビニルからなることを特徴とする特許請求の範囲第９
項に記載のボタン。１１、前記内被体がホログラフィック性を有することを
特徴とする特許請求の範囲第２項ないし第８項のいずれ
かに記載のボタン。１２、前記外被体が人造材料からなることを特徴とする
特許請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれかに記載
のボタン。１３、前記内被体が人造材料からなることを特徴とする
特許請求の範囲第２項ないし第１２項のいずれかに記載
のボタン。１４、前記担体が少くとも部分的に金属製である特許請
求の範囲第１項ないし第１３項のいずれかに記載のボタ
ン。１５、前記担体が円錐状側壁部を有し、該側壁部にカバ
ーの折曲外周縁が係合され、前記円錐状側壁部の一端が
担体の円筒状側壁部に連続する構成としたことを特徴と
する特許請求の範囲第３項ないし第１４項のいずれかに
記載のボタン。１６、前記担体が、カバーを内面側から支持する嵌入部
材を含んでいることを特徴とする特許請求の範囲第１項
ないし第１５項のいずれかに記載のボタン。