JPS60225316A - 事務機器用オペレーターキーの成形方法 - Google Patents

事務機器用オペレーターキーの成形方法

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JPS60225316A
JPS60225316A JP59080673A JP8067384A JPS60225316A JP S60225316 A JPS60225316 A JP S60225316A JP 59080673 A JP59080673 A JP 59080673A JP 8067384 A JP8067384 A JP 8067384A JP S60225316 A JPS60225316 A JP S60225316A
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molding
wood
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貞夫 西堀
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はタイプライタ−、ワードプロセッサー、電算
機あるいは各種の事務用コンピューター等の事務機器の
操作オペレーターキー、就中耐摩耗性に優れ、しかも良
好な接触感覚を有するオペレーターキーの提供に係わる
ものである。
而して、従前に於けるこの種の事務用機器類のオペレー
ト部分に設けられるキー類は概ね樹脂製のものとされ、
外観、色調並びに耐摩耗性が良好である反面、キー操作
時に於ける接触感が稍々もすると硬く、又接触抵抗が少
ないことより稍々もするとキー操作指面の滑りを誘起し
、確実なキー操作を害なう一因とされてきたものである
特に、か覧る不都合は乾燥、寒冷期に於いて顕著に生じ
、キー操作に際しての馴染み感を希薄なものとし、操作
能率の極端な低下をもたらしたものである。又、キー自
体に於ける吸湿特性が殆ど、欠如されたものであり、こ
の結果、操作時にキー表面に汁かり着し、この付着され
た汗によりキー操作に際しての滑りミスを誘起したもの
である。
本発明に係るオペレーターキーは、か\る従11(iキ
ーに於ける不都合に鑑み、キーの成形素材内に特殊な前
処理工程の施されたセルロース系骨材の混入をなし、キ
ー自体1こ一定の接触抵抗と、所定の吸湿機能を付与す
ると共に、従前キーより以上に、その耐摩耗性を向上せ
しめ、又、柔かい接触感と、暖かい肌触り感をもたらし
たものである。
即ち、本発明に於いては、か\る特性を有するオペレー
ターキーの提供をなすべく、特にその構成の要旨を破砕
チップ、)くルプ、籾殻その他の適宜のセルロース系骨
材に対し、該素材の含有水分量が15%以内となるよう
に乾燥して、その繊維組織の崩壊を誘起するようになす
と共に、該加工素材に対し尿素系樹脂液を添着含浸せし
め、次いで該加工素材を100℃〜250℃の温域内に
於いて乾燥、破砕し、PH6〜7の中和微細骨材を成形
し、次いで該中性微細骨材を20〜70%の範囲内に於
いて樹脂素材番ご混入してインジェクション成形された
点にfさ、以−ドの具体的な実施例と、これらの実施例
に可聴する相当の他の実施例を予定したものである。
以)、本発明に係るオペレーターキーの成形方法の典型
的な一実施例について説明するに、先ず準備されるべき
素材は塩化ビニル、ABS樹脂、ポリスチレン等の樹脂
材(1)aと、木粉をベースとした混入骨材(1)bと
、必要に応じて添加される炭酸カルシウム粉、硬化剤、
発泡剤及び安定剤並びに着色剤等である。
次いで使用される骨材(1)bは以下の手法をもって中
和提供されたものである。
即ち、破砕チップ材、パルプ材あるし1を士籾殻等のセ
ルロース系素材を用意し、これに乾燥処理、特に加熱乾
燥処理を施して素材の含有水分量が15%以内となるよ
うに前加工を施したものである。か−る乾燥処理に伴っ
て、素材内の含有水分量が15%以内となるに従い、大
まかな繊維素の東又は塊状とされた破砕チップ材はもと
より、パルプ材籾殻に於ける繊維素は確実に組成状態が
崩壊され、繊維素がバラバラの状態とされたものである
か−る乾燥し、且つ繊維自体に崩壊現象を生じた素材に
対しエマルジョンタイプの尿素果樹Iに接着液を添着し
、20〜30分間放置することにより、この尿素系の樹
脂接着液は充分に素材内に含浸されたものであり、通常
そのPH値を5程度としたものである。
尚、この411脂接着液に硬化剤として別途塩化アンモ
ニアないし塩酸の添加をなし、素材に於けるP)I値を
更に中性方向に調整することが必要に応じて試みられた
ものである。
かくして、尿素系樹脂液の含浸された素材は、次の゛工
′程に於いて100〜250℃の内に於いて加熱乾燥と
、破砕粉粒化の処理が施されたものであり、含有水分量
を3〜5z以内とし、極力O%に近づけるようになすと
共に粒径100〜150 メ17、ンー稈庇の5ttt
粉末としたものである。
かへる加熱乾燥並びに破砕に於いて素材自体のP)Iが
6〜7の範囲内のものとされ、概ね中性に調整されたも
のである。
か〜る出発点に於ける木粉等の酸性素材の中和処理は、
処理途中に於いて介装される尿素系樹脂接着液の作用に
負うところ大のものであって、尿素系樹脂接着液の添加
を予定しないセルロース系素材の単純な加熱、乾燥処理
に於いては出発点素材に於けるPH5に対し、乾燥微粉
末とされた到達点素材P)Iが2〜3となり、逆にPH
値が酸性に傾いたものである。これに対し、尿素系の樹
脂接着液の介装により、 P)15の素材が、加熱乾燥
に伴って漸次素材中に含有する酢酸を木酸ガスとして放
出し乍ら中和され、到達点に於いて素材のP)lを6〜
7の中和範囲内に調整したものである。
かくして提供される骨材(1)bは、加工処理時に於け
る加熱処理をもって骨材中の含有水分を最大13%以内
、理想的には3〜5z以内、更には極力0%に到るよう
になし、以降の骨材を混入した樹脂成形に於いて水蒸気
の発生する余地を無くシ、又含有木酸の1離、揮散を防
止して酸性ガスの発生する余地を無くすと共に充分に中
和処理が施され、そのPFI値を6〜7としたものであ
る。
か< して提供される骨材(1)bに於いては、前記の
尿素系樹脂を主体とした熱硬化性の樹脂材の含浸と加熱
成形に於いて木粉中に含まれる木酸、殊に酢酸ガスが蒸
散、中和されて、骨材を樹脂素材に混入成形する以降の
処理に於いて使用骨材(1)bより酸性ガスの生ずる余
地を有効に減じたものである。
又、骨材(1)bの成形に於いて施される加熱乾煙処理
により骨材(1)b中に含まれる水分は殆ど法散され、
成形骨材を利用しての樹脂成形に於いて弊害とされる水
蒸気の発生がなく、成形品中に発泡、巣、肌荒れ等の生
ずる余地をなくしたものである。
尚、この含南水分の除去は、木粉中に含まれる木酸の揮
散にも重大な影響をもたらしたものであって、木粉中に
含有される木酸は通例H2O基と反応して始めて、嘩離
、揮散をなすことより、これを効果的に抑1hしたもの
である。従って、前記の熱硬化性樹脂材の含浸による加
熱破砕−硬化の過程に於いてもたらされる木酸の消去、
中和によるPH6〜7の調整と共に骨材よりの残余木酸
ガスの発生抑止を一層効果的なものとしたものである。
か\る骨材(1)bに於ける木酸ガスの効果的な消去、
発生抑止は、以降の樹脂成形に於いて極めて重要な意味
を有したものである。即ち、樹脂成形に於いて木酸ガス
が発生した場合、樹脂成形に供される射出機のシリンダ
ースクリュウあるいは成形金型の内壁面が酸化腐蝕され
て、その耐用年数を極端に減すると共に成形効率を減じ
、特に射出圧のムラによる成形不良の問題を生ぜしめた
ものである。
又、叙上骨材(+)bに於いては、通例の純粋な木粉と
異なり、その骨材内に硬化性樹脂を含浸ないしは付着し
たことにより、表面の抵抗値は極端に減じられ、骨材と
して樹脂素材中に混入成形した場合に於ける押出し、射
出圧を殆ど一般的な樹脂のそれに近づけたものである。
これに反し、従前に於いては木粉の混入により、シリン
ダー、タイ等の内周面への木粉の摺接、摩耗抵抗を生じ
、押出し、射出をなした場合に於いてシリンダー、ダイ
等の内周面に傷を誘起し、又は摩耗ないしは損壊を誘起
したものである。
更に、か−る骨材(1)bの使用は、混入樹脂素材との
馴染みを良好とし、骨材の均一な混入を約束し、又成形
物中に於いて骨材周面に発生する空隙を極力消去し、所
期の品質を有する成形品の提供を回部としたものである
次いで用意される炭酸カルシウム粉末は、押出し加工等
に於ける成形品の変形を防止する意図と、炭酸カルシウ
ム自体が特に安いことより成形製品の単価を低くセツテ
ィングする為に随時必要に応じて使用されたものである
か−る諸素材と共に鉛等の安定剤を別途用意し、成形製
品に於ける劣化の防止と、押出し加工等に於いて生ずる
摩耗抵抗を極力減する工夫が別途試みられたものである
更に、成形製品に着色する場合は、それに相応する着色
剤を用意したものであり、例えば白色とする場合は酸化
チタンの混入が予定されたものである。
叙土成形手法をもって提供された骨材(1)bを樹脂素
材(1)aに対し20〜70%の範囲内に於いて混入し
、金型内に鋳込んで、タイプライタ−1各種計算機、ワ
ードプロッセッサーないしは事務用コンピューター類の
操作用のキーを作成したものであり、叙上の特長ある骨
材(1)bの使用によって、か覧る成形を容易、確実な
ものになすと共に、成形された製品自体の品質面、化粧
面に於ける特性が特に良好とされたものである。
又、か−る骨材(1)bの使用に伴って、成形に於ける
バラつきが一切なく、均一の品質を有し、しかも期待さ
れる所期の各種特性を有する握り又は接触部材の量産提
供が可能とされたものである。
かくして提供される本発明の方法にもとづくオペレータ
ーキー(1)は、その混入骨材(1)bの存在によって
、以下の緒特性の具備が認められたものである。即ち、 (1)耐摩耗性は次にように通例の硬質塩ビ製のオペレ
ーターキーよりも良好とされ、操作」二、特に摩耗の激
しいオペレーターキー(りの成形手段としては最適のも
のである。
本件(J!ビ)の耐摩針量35.97通常塩ビの斤耗峻
4B、8 (但し、荷重1kg、回転数7Orpm、摩耗輪cs−
17calibraseに於ける+*g/1000回転
、量) (2) !m水性が認められると共に適度の吸湿性が認
められ、操作時の掌面の汗を吸収し、掌面に対する密着
感が良好であると共に柔かい肌触りをもたらした。
本件(塩ビ)の吸水率a、4a7通常塩ビの吸水率0.
88 (但し、JIS K720f3吸水試験方法による25
℃、24hrに於ける単位面積当りの吸水率) (3)骨材(1)bを混入したことにより成形歪が少な
く、又成形後に於ける膨張、収縮が少ないことより精度
の高いオペレーターキー(1)の提供が可能とされ、又
、混入骨材による保熱特性が良好であることより暖かい
肌触りをもたらした。
(4)骨材(,1)bがオペレーターキー(1)の表面
に露呈されたことよりして適度の摩耗抵抗が操作掌面に
もたらされ、機器のオペレートに際してキ一部分に於け
る予期しないスリップミスの生ずる余地を効果的に無く
した。
(5)骨材(1)bの介在により、混入した顔料との馴
染みが良く、木質様の趣き深い表面に鮮やかな色彩の作
出を可能とし、又該骨材(1)bが表面に露呈している
ことよりしてオペレーターキー(1)の表面に印刷、ガ
ン吹き等による化粧皮膜を構成した場合、この骨材(1
)bを中心として強力に付着し、印刷面、塗装皮膜面の
剥離、ヒビ割れ等が確実に防止された。
(6)骨材(1)bを多量に有することにより、加工特
性が木材に近いものとされ、取付は加工ないしは表面サ
ンディング加工等に適し、木質様の自然な感触、外観を
呈するオペレーターキーの提供が可能とされた。
本発明に係る事務機器用のオペレーターキーは叙上に於
ける特徴ある構成並びに作用、効果を有することより、
事務機器の操作キーとして最適なものとされ、広範な用
途に向けた使用が予定されたものである。
尚、これらのオペレーターキーは、その製作に於いて発
泡成形をなし、あるいはキーレバー、キーロッド等のイ
ンサート成形等が適宜予定されたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオペレーターキーの一実施例を示
す斜視図、第2図はキーの要部破断図、第3図は同拡大
断端面図である。 尚、図中(1)はオペレーターキーを、(1)aは樹脂
素材を、(1)bは骨材を示したものである。 特許出願人 西 堀 貞 夫 代理人弁理士 桑 原 稔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)破砕チップ、パルプ、籾殻その他の適宜のセルロ
    ース系素材に対し、該素材の含有水分ψが15%以内と
    なるように乾燥して、その繊維組織の崩壊を誘起するよ
    うになすと共に、該加工素材に対し尿素系樹脂液を添着
    含浸せしめ、次いで該加工素材を100℃〜250℃の
    温域内に於いて乾燥、破砕し、PH6〜7の中和微細骨
    材を成形し、次いで該中性微細骨材を20〜70%の範
    囲内に於いて樹脂素材に混入してインジェクシ目ン成形
    されたことを特徴とする!lt務機器機器用オペレータ
    ーキ ー2)前記骨材粒径100〜150メツシユ、含有水分
    量を5z以内としたことを特徴とする特許請求の範囲第
    一項記載に係る事務機器用オペレーターキー。
JP59080673A 1984-04-21 1984-04-21 事務機器用オペレーターキーの成形方法 Granted JPS60225316A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248824A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Olympus Corp 成形体およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013248824A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Olympus Corp 成形体およびその製造方法

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