JPS6022476Y2 - 火災検出器 - Google Patents

火災検出器

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JPS6022476Y2
JPS6022476Y2 JP1981152270U JP15227081U JPS6022476Y2 JP S6022476 Y2 JPS6022476 Y2 JP S6022476Y2 JP 1981152270 U JP1981152270 U JP 1981152270U JP 15227081 U JP15227081 U JP 15227081U JP S6022476 Y2 JPS6022476 Y2 JP S6022476Y2
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JP
Japan
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output
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fire
analog
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Application number
JP1981152270U
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JPS5858687U (ja
Inventor
徹男 木村
Original Assignee
ニツタン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、火災検出器に関し、特に火災センサーのアナ
ログ出力をデジタル信号に変換出力する火災検出器の量
子化誤差を少くし、かつ、火災センサーのよごれ等や故
障による出力の異常な変動を検出することを可能とする
ものである。
従来のこの種火災検出器は、例えば第1図に示すように
構成されている。
すなわち、火災センサの出力する煙濃度等に対応するア
ナログ信号Aを比較器1の十端子に入力させ、比較器1
の一端子は、n個の抵抗Rおよび1個の抵抗水の直列接
続回路によって接地されている。
上記各抵抗の接続点はそれぞれカウンタ2のn個の出力
端子に抵抗水を介して接続されている。
そして比較器1の出力とクロックパルス発振器3の出力
とをアンド回路4に入力させ、アンドゲート4の出力を
カウンタ2のカウント入力に接続している。
そして、アナログ信号Aが零電圧のときは比較器1の出
力信号がローレベルであるからアンドゲート4は閉じら
れ発振器3のクロックパルスはカウンタ2に入力されな
い。
従ってカウンタ2の出力“0゛°でありデジタル値は“
0゛となる。
アナログ信号Aが最高値FSであるときは、比較器1の
出力はバイレベルとなり、アンドゲート4が開くから、
クロック発振器3の出力によりカウンタ2がカウントを
進め最高値“111・・・・・・191こなる。
アナログ信号Aが中間電圧であるときは、クロック発振
器3の第1パルスがアンドゲート4を通ってカウンタ2
に入力され、カウンタ2の第1出力がバイレベルになる
と、この第1出力のバイレベルは前記抵抗R,2R等で
構成されるラダー回路を通って前記比較器1の一端子に
与えられる。
入力アナログ信号Aが上記電圧より低いときは、上記第
1出力のみが“1゛を出力し、その後はアンドゲート4
が閉じる。
アナログ信号Aが上記電圧より高いときはアンドゲート
4を開き第2パルスがカウンタ2に与えられる。
カウンタ2の出力は10゛となり、前記比較器の一端子
の電圧を1ステツプ増加させる。
従って、アナログ信号Aは再び上記電圧と比較され、上
記と同様な動作がくり返され、比較器1の一端子に与え
られる電圧がアナログ信号Aより大きくなった所で停止
する。
上述の動作により、アナログ信号がかステップに量子化
される。
従って第2図に示すように、アナログ入力Aの最高#′
Sに量子符号“111・・・・・・1゛が対応し、アナ
ログ人力Aの零に対して量子符号”ooo−・・・・・
0゛°が対応し、その間は均等に量子化されたステップ
に対応したデジタル出力が得られる。
しかし、一般に火災センサーのアナログ出力は初期値(
例えば無煙時)が零ではない。
従って、上述の従来の火災検出器は量子化ステップが不
要に粗くなるため量子化誤差が大きいという欠点がある
しか腰上期初期値を一定値によってバイアスし量子化ス
テップの最低に対応させることは特筆でない。
何故ならば、上記初期値は、火災センサーの汚れ等によ
って変動する値であって、一率にバイアスさせることは
、上記汚れ等の情報を棄却することになるからである。
本考案の目的は、上述の従来の欠点を解決し、火災セン
サーの出力値を量子化する上下限の設定を幅狭くするこ
とによって量子化誤差を小とし、しかも火災センサーの
汚れ等に対する有効な情報は失われない火災検出器を提
供することにある。
本考案の火災検出器は、煙濃度等に対応した火災センサ
ーのアナログ出力をデジタル信号に変換出力する火災検
出器において、上記火災センサーの通常時の出力電圧よ
りも低い第1の電圧をデジタル値のO“に対応させ、危
険状態に対応する火災センサーの出力値を第2の電圧と
して最高のデジタル値に対応させたアナログ・デジタル
変換器と、該アナログ・デジタル変換器の出力“0゛で
あるとき故障検出信号を出す故障検出器とを備えたこと
を特徴とする。
次に、本考案について、図面を参照して詳細に説明する
第3図は、本考案の一実施例を示す回路図であり、第4
図は上記実施例によるアナログ入力信号とデジタル出力
との関係の一例を示す図である。
すなわち1、本実施例においては、火災センサー1の通
常時の出力電圧よりも低い第1電圧(以後最低値という
)ELにデジタル値“O“°を対応させる。
最低値ELは、通常の火災検出器出力から(故障および
検出器の甚だしい汚れ等を除く)諸条件の変動による擾
乱分を差し引いた電圧値に設定する。
そして、最高値EHは、火災状態において避難しなけれ
ばならないような危険状態に対応する第2の電圧に設定
する。
勿論、最高値EHはアナログ人力Aの最大値FSより小
である。
従って(EHEL)、すなわち、デジタル化する電圧範
囲は、従来例よりも挟くなっているから量子化誤差を少
なくすることができる。
また、最低入力値Et、は通常の変動範囲以下の値であ
るから、デジタル値゛°0°゛の出力は、火災センサー
初期値の異常な低下を意味する。
すなわち、図示されない故障検出器によて火災検出器の
故障又は異常な汚れ等を検出することができる。
最高値E8以上の火災状態を識別することはできなくな
るが、最高値E)(はすでに避難を要するレベルである
から、それ以上の火災状況を強いて判別する必要は少な
い。
上述のように入力値ELを最低とし入力値EHを最高に
してこの間をデジタル化するには、第3図に示すように
、例えば電源電圧Epを抵ffcRaとRbの直列接続
回路によって分圧腰分圧点を比較器1の一端子に接続し
、比較器1の出力とクロックパルス発振器3の出力をア
ンドゲート4に入力させ、アンドゲート4の出力パルス
をnビットのカウンタ2に入力させる。
そして、n個の抵抗Rと1個の抵抗水との直列接続回路
を比較器1の一端子と大地間に接続し、各抵抗接続点と
上記カウンタの各出力淡子間を抵抗水によって接続すれ
ばよい。
上記抵抗Ra、 Rbは下記式によって設定される。
Ra=R(EH’EL)/EL Rb=R(El−I EL) / (EP E)l
)そして、カウンタ2のn個の出力端子から、nビット
の量子化されたデジタル値を得ることができる。
量子化の動作は第1図で説明した従来例と同様であるが
、最低値EL以下では0゛′であり、最高値EH以上で
は“111・・・・・・1゛が出力される。
上記最低値ELと最高値EHは、火災センサーの種類に
応じて適切に定めればよい。
例えば、イオン化式煙感知器の場合は、無煙時における
中間電極の電圧の変動を考慮した最低値よりやや低い電
圧をELとする。
散乱光式煙感知器の場合は、無煙時の受光増幅器出力電
圧より変動分だけ低い電圧をELに設定する。
最高値EHに対しては、いずれの場合も人体に危険な煙
濃度を対応させればよい。
しかし、例えば減光式煙感知器の場合は、受光増幅器の
出力は無煙時において大であり、火災時において小とな
るから、比較器1の十入力端子に反転させて入力させれ
ばよい。
入力信号を反転させないで例えば最高値EHを無煙時の
受光増幅器の出力より変動分を考慮した値に設定し、最
低値ELを危険な煙濃度に対応して設定してもよい。
この場合は、デジタル出力の“111・・・・・・1”
によって検出器の故障と判断し、000・・・・・・0
99によって避難の必要性があると判断すればよい。
又は、カウンタ2の出力を反転させてデジタル出力を得
るようにする等任意の変形が可能である。
以上のように、本考案においては、火災センサーの通常
のアナログ出力値から変動分を差し引いた値を最高値と
し、避難を必要とする煙濃度等に対応した出力値を最高
値としてその間のアナログ入力を量子化出力するように
構成されているから、同じビットでの分解能を向上させ
ることが可能である。
すなわち量子化誤差を小とすることができる効果がある
また最低値に対応したデジタル出力が“0゛であること
から、デジタル出力“O°゛によて火災センサーの故障
や汚れ等を検出することができるので保守上すこぶる便
宜である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の火災検出器の一例を示す一部回路図を含
むブロック図、第2図は上記従来例においけるアナログ
入力値とデジタル出力値との関係を示す図、第3図は本
発明の一実施例を示す一部回路図を含むブロック図、第
4図は上記実施例におけるアナログ入力とデジタル出力
との関係を示す図である。 図において、1・・・・・・比較器、2・・・・・・カ
ウンタ、3・・・・・・クロックパルス発生器、4・・
・・・・アンドゲート、Re 2Rt Ra、 Rb・
・・・・・抵抗、Ep・・・・・・電源電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 煙濃度等に対応した火災センサーのアナログ出力をデジ
    タル信号に変換出力する火災検出器において、上記火災
    センサーの通常時の出力電圧よりも低い第1の電圧と、
    危険状態に対応する第2の電圧との間をデジタル値に変
    換出力するアナログ−デジタル変換器と、該アナログ−
    デジタル変換器の出力が“°0゛であるとき故障検出信
    号を出す故障検出器とを備えたことを特徴とする火災検
    出器。
JP1981152270U 1981-10-15 1981-10-15 火災検出器 Expired JPS6022476Y2 (ja)

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JP1981152270U JPS6022476Y2 (ja) 1981-10-15 1981-10-15 火災検出器

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JP1981152270U JPS6022476Y2 (ja) 1981-10-15 1981-10-15 火災検出器

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JPS5858687U JPS5858687U (ja) 1983-04-20
JPS6022476Y2 true JPS6022476Y2 (ja) 1985-07-03

Family

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2571050B2 (ja) * 1987-03-09 1997-01-16 能美防災株式会社 アナログ式火災感知器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131736A (en) * 1979-03-30 1980-10-13 Sanyo Electric Co Ltd Temperature measuring device

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