JPS6022264Y2 - ガスコツクの遠隔制御装置 - Google Patents

ガスコツクの遠隔制御装置

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Publication number
JPS6022264Y2
JPS6022264Y2 JP1977143268U JP14326877U JPS6022264Y2 JP S6022264 Y2 JPS6022264 Y2 JP S6022264Y2 JP 1977143268 U JP1977143268 U JP 1977143268U JP 14326877 U JP14326877 U JP 14326877U JP S6022264 Y2 JPS6022264 Y2 JP S6022264Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible wire
wire
valve shaft
shaft
gas cock
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977143268U
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English (en)
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JPS5470641U (ja
Inventor
和徳 浜
鉦一 浜島
Original Assignee
三畿瓦斯器具株式会社
中央発条株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三畿瓦斯器具株式会社, 中央発条株式会社 filed Critical 三畿瓦斯器具株式会社
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Publication of JPS5470641U publication Critical patent/JPS5470641U/ja
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Gas Burners (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばガス風呂のガスコック本体と、浴室内
のハンドル軸とを一本のワイヤを介して連結し、ハンド
ル軸を操作することによりガスコック本体の弁を開閉制
御するようになしたガスコックの遠隔制御装置に関する
ものである。
従来のこの種遠隔制御装置には、極めて初歩的なものと
して、ガスコック本体の弁軸及びハンドル軸に、その中
心が位置する様に腕片を取り付け、弁軸の腕片及びハン
ドル軸の腕片の両端を夫々ワイヤで連結し、両腕片を追
従動作させる事によりガスコック本体の弁軸を開閉制御
する様にしたものがある。
ところが、これであると二本のワイヤを必要とするため
ワイヤが附属機器の障害となったり、又、高価なものに
なるという欠点がある。
そこで、従来ではこの様な欠点を解決するものとして第
1図に示す様なものが考案されている。
すなわち、ギヤ式可撓ワイヤ1の両端側を夫々ギヤケー
ス2に抜は止め部材3を介して固定し、ギヤ式可撓ワイ
ヤ1を上記ギヤケース2に収納せるギヤ4に噛合させる
と共に、両ギヤ4の一方を浴室の外に配置したガスコッ
ク本体の弁軸5に他方を浴室内のハンドル軸6に固定し
、ハンドル軸6と弁軸5を連動させる事により、浴室内
からガスコック本体の弁を開閉制御可能にしている。
しかしながら、この装置ではギヤ式可動ワイヤ1をギヤ
ケース2に固定するための抜は止め部材3に、同時に廻
り止めが施されているため、両側のギヤケース1,1間
に捩れが発生した場合に、途中のギヤ式可撓ワイヤ1と
、これを被覆するケーブル7との間に大きな滑り抵抗が
発生し、円滑なギヤ式可撓ワイヤ1の移動ができ得ない
でいる。
すなわち、ハンドル操作上の障害となっている。
廻り止めは、ギヤ式可撓ワイヤ1が上記捩れにより回動
した場合に、そのギヤピッチを狂わすため当然具備しな
ければならない条件で、従って設置上の困難ともなって
いる。
又、この装置においては、ギヤ式可撓ワイヤ1のギヤ自
体がケーブル7の滑り抵抗となり、上記操作抵抗の原因
に数えられている。
更には、製作時の捩れを防止するために、ギヤケース2
,2の表・裏を一致させねばならず、これを規制するた
めの工程を必要とし、生産性を悪くする欠点がある。
そこで、本考案は従来のこの種遠隔制御装置の上記欠点
に鑑み、これを改良除去したもので、以下本考案の構成
を図面に示す実施例に従って説明すると次の通りである
第2図において、Aは浴室内のノ\ンドル軸側、Bは浴
室外に配置されるガスコック本体側である。
8は上下一対のカセットケースで、ハンドル軸側Aは上
部ケースを取り外した場合を示し、ガスコック本体側B
は下部ケースを底面から見た場合を示している。
このカセットケース8には回転自在に回転円盤9が装着
され、その外周一部に固定部材10を介して塩化ビニー
ル等の樹脂製チューブ11で被覆されたワイヤ12が取
り付けられている。
固定部材10は第3図に示す様にリベット13等で回転
円盤9に固定され、外周に面して、回転円盤9の一部と
でワイヤ12挿通用の孔14を構成する折曲部15.1
6が所定の間隔を有して大略矩形状板材をU字状に折曲
して製作された部材で突出形成され、この折曲部15.
16間にワイヤ12に固定されたストッパー17が配さ
れている。
これにより、ワイヤ12は回転円盤9に対してワイヤー
の長手方向に回動自在であり押し引きの力に対して円盤
を回転せしめる。
そして、樹脂製チューブ11は更にワイヤケーブル18
に被覆され、ワイヤケーブル18は抜は止め部材19を
介してカセットケース8に回動自在に取り付けられてい
る。
20はハンドル軸、21はガスコック本体側の弁軸であ
る。
尚、ノ1ンドル軸側Aとガスコック本体側Bは同−構成
を威し、一本のワイヤ12により連結されている。
従って、浴室内に配されるハンドル軸側Aのノ)ンドル
軸20と、浴室外のガスコック本体側Bの弁軸21が連
動する様になり、ハンドル軸20を所定方向に所定角度
回動させる事により、A、 B夫々の側の回転円盤9と
これを結ぶワイヤ12を介して弁軸21が上記ハンドル
軸20に追従して回動動作とし、弁軸21に関連してガ
スコック本体に装着されるガス通路開閉制御弁(図示せ
ず)が、ガスのパイロットバーナへの供給及び遮断、メ
インバーナへの供給及び遮断を段階的に行なう様になる
而して、本考案はケーブル18の抜は止め部材19とカ
セットケース8とを回動自在にした事と、ワイヤ12と
回転円盤9とを回動自在に威した事、及びワイヤ12に
樹脂製チューブ11を被覆し、このチューブ11に更に
ケーブル18を被覆した事に特徴を有し、これにより、
ワイヤ12と回転円盤9、及びケーブル18とカセット
ケース8との捩れの問題を解決すると共に、ワイヤ12
のケーブル18に対する移動を滑らかにしている。
すなわち、浴室内のハンドル軸側Aと、浴室外のガスコ
ック本体側Bのカセットケース8,8間に捩れが発生し
た場合(カセットケース8,8の表・裏が一致しない場
合)、ケーブル18とワイヤ12にも夫々捩れが発生し
、ハンドルの操作抵抗の原因となるが、本考案の場合、
ケーブル18は上述の如く、抜は止め部材19を介して
カセットケース8に回動自在に取り付けられているため
、捩れを矯正する方向に自から回動し、これを矯正する
又、ワイヤ12は、固定部材10を介して回転円盤9の
外周の一部に固定するに押し引きに対しては規制され、
捩れに対しては自由に回動するように取り付けられてお
り、これ故このワイヤ12も同様に捩れを矯正する方向
に自から回動してこれを矯正する。
その場合に、樹脂製チューブ11は、ワイヤ12の張設
範囲内において、ワイヤ12の接触する他部材との抵抗
を軽減し、円滑な回動を助成している。
以上要するに本考案は、ガスコック本体の弁軸とこれよ
り遠隔位置にあり前記弁軸を遠隔回動するためのハンド
ル軸とにそれぞれカセットケースに収納せる回転円盤を
取り付け、中空ケーブルの摺動自在に挿通して押し引き
両方向の操作力を前記ハンドル軸から弁軸へ伝達し得る
ようにした可撓ワイヤの両端のうち少なくとも一方の端
末を前記回転円盤に係止するに際し前記可撓ワイヤの先
端近くをストッパにて巻き締め固着し、且つその両側を
前記回転円盤の外周に固着した固定部材から延出した二
つの折曲部の間に前記ストッパを以て前記可撓ワイヤを
回転自在に挟持し前記ノ\ンドル軸の回動により可撓ワ
イヤの押し引きにつれて弁軸を回動させるべく前記中空
ケーブルも前記可撓ワイヤを回動自在とした側のカセッ
トケースに対して回転を自由としつつ押し引きを規制す
る如く固定したから、遠隔位置にあるガスコック本体側
のカセットケースと、バンドル軸側のカセットケースと
の捩れの問題を解決する事が出来、円滑な遠隔操作が可
能となる。
又、従来の様に、その製作にあたって両力セットケース
の表・裏を一致させる工程を必要とせず、工数の省略化
となり、生産性が良い。
更には設置時の煩しさがなく、軽い遠隔操作が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のこの種装置を示す図面、第2図は本考案
に係る遠隔制御装置を示す図面、第3図は第2図■−■
線の断面図であってワイヤの回転円盤への取付状態を示
す図、第4図は同じく第2図IV−IV線の断面図であ
る。 1・・・・・・カセットケース、9・・・・・・回転円
盤、12・・・・・・ワイヤ、18・・・・・・ケーブ
ル、20・・・・・・バンドル軸、21・・・・・・ガ
スコック本体側の弁軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスコック本体の弁軸とこれにより遠隔位置にあり前記
    弁軸を遠隔回動するためのハンドル軸とにそれぞれカセ
    ットケースに収納せる回転円盤を取り付け、中空のケー
    ブルに摺動自在に挿通して押し引き両方向の操作力を前
    記ハンドル軸から弁軸へ伝達し得るよつにした可撓ワイ
    ヤの両端のうち少なくとも一方側の端末を前記回転円盤
    に係止するに際し前記可撓ワイヤの先端近くをストッパ
    にて巻き締め固着し、且つその両側を前記回転円盤の外
    周に固着した固定部材から延出した二つの折曲部の間に
    前記ストッパを以て前記可撓ワイヤを回転自在に挟持し
    前記ハンドル軸の回動により可撓ワイヤの押し引きにつ
    れて弁軸を回動させるべく前記中空ケーブルも前記可撓
    ワイヤを回動自在とした側のカセットケースに対して回
    転を自由としつつ押し引きを規制する如く固定したこと
    を特徴とするガスコックの遠隔制御装置。
JP1977143268U 1977-10-24 1977-10-24 ガスコツクの遠隔制御装置 Expired JPS6022264Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977143268U JPS6022264Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 ガスコツクの遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977143268U JPS6022264Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 ガスコツクの遠隔制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5470641U JPS5470641U (ja) 1979-05-19
JPS6022264Y2 true JPS6022264Y2 (ja) 1985-07-02

Family

ID=29120783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977143268U Expired JPS6022264Y2 (ja) 1977-10-24 1977-10-24 ガスコツクの遠隔制御装置

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JP (1) JPS6022264Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5810909Y2 (ja) * 1974-02-15 1983-02-28 日立化成工業株式会社 遠隔操作装置付風呂釜

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5470641U (ja) 1979-05-19

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