JPS60221547A - 耐孔蝕性に優れた食品容器用アルミニウム合金複合材 - Google Patents

耐孔蝕性に優れた食品容器用アルミニウム合金複合材

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JPS60221547A
JPS60221547A JP5315784A JP5315784A JPS60221547A JP S60221547 A JPS60221547 A JP S60221547A JP 5315784 A JP5315784 A JP 5315784A JP 5315784 A JP5315784 A JP 5315784A JP S60221547 A JPS60221547 A JP S60221547A
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JP
Japan
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aluminum alloy
food container
corrosion resistance
core material
aluminum
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JP5315784A
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Kikuro Toyose
豊瀬 喜久郎
Koichi Hatanaka
畑中 孝一
Masanobu Fukui
福井 正信
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム合金
複合材に関し、さらに詳しくは、高塩素酸性内容物を充
填することが可能な耐孔軸性に優れた食品容器用アルミ
ニウム合金複合材に関する。
従来から一般に、食品容器用アルミニウム合金としては
、5052合金、5082合金、5182合金、300
4合金等のAI−M、系合金、A1−Mn−Mg系合金
の板材か比較的良好な耐蝕性を有し、優れた成形加工性
および中程度以上の強度を有することから使用されてい
る。
しかしながら、これらの合金の板材で作製された容器の
内容物として、1〕H3〜5、CIイオン濃度200p
ρ11以上の高塩素酸性内容物を充填する場合、これら
のアルミニウム合金板材では耐蝕性が充分でなく、特に
これらの板材をキャンエンドとして使用し、キャンボデ
ィにブリキ、ティンフリースティール等の電気化学的に
責な金属を使用し すると、キャンエンドのアルミニウ
ム合金は腐蝕そのため、高塩素酸性内容物を充填−する
場合tこは、キャンエンドとしてはブリキが使用される
ことが多いが、ブリキはイージーオープンエンドとして
使用した時には開催性か悪く、必ずしも満足テキるキャ
ンエンドではなかった。
本発明者は上記に説明した高塩素酸性内容物を充填する
に際しで、従来におけるアルミニウム合金板材の問題点
およびブリキを使用することの欠点について鋭意研究の
結果、耐蝕性に優れ、高塩素酸性内容物を充填しても、
孔線の進行が遅く、穿孔を発生し難い耐孔軸性に優れた
食品容器用アルミニウム合金複合材を開発した。
本発明に係る耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム
合金複合材は、 (]) Mg2.2〜2.8u+t%、Mn 0.5(
1〜1.5d%の1種或いは2種を含有し、残部AIお
よび不可避不純物からなるアルミニウム合金の芯材と、
AI純度99.5u+t%以上で、 残部不可避不純物からなるアルミニウムの皮材とから構
成されていることを特徴とする耐孔軸性に優れた食品容
器用アルミニウム合金複合相を第1の発明とし、さらに
、 (2) Mg2.2−2.Su+t%、M’n O,5
0−1,5u+L%の1種或いは2種を含有し、残部A
1および不可避不純物からなるアルミニウム合金の芯材
と、AI純度99.5切t%以上で、 Cu 0.05iut%以下であり、 残部不可避不純物からなるアルミニウムの皮材とから構
成されることを特徴とする耐孔軸性に優れた食品容器用
アルミニウム合金複合材を第2の発明とする2つの発明
よりなるものである。
本発明に係る耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム
合金複合相はこのような構成であるか呟皮材が芯材に比
して電気化学的に卑となることか呟皮材の犠牲陽極効果
により芯材をよく防蝕し、孔線が芯材にまで達すること
がなく、従って、高塩素酸性内容物を充填しても穿孔す
る恐れかなく、また、皮材のクラツド率は、5%未満で
は皮相の消耗が速くなり、15%を越えるとクラツド材
の強度か低下して容器材料としては不適当となるので、
皮材のクラツド率は5〜15%とするのが好ましい。
本発明に係る耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム
合金複合材の芯材および皮相の含有成分および成分割合
について説明する。
(A)芯材 Mgは芯材の強度を向上させる作用を有する元素であり
、含有量が2.2u+t%未満では強度を確保すること
かできず、また、2,81IIL%を越えて含有される
と芯材か皮材に刻して充分に電気的に貴とならず皮材の
犠牲陽極効果が小さくなる。よってへ録含有量は2.2
〜2.8IIIt%とする。
N111は芯材の強度を向上させると共に芯(・4を電
気化学的に貴となし、皮材の犠牲陽極効果を大きくする
元素であり、含有量が0.50IllL%未満ではこの
ような効果を得ることが難かしく、また、]、5u+t
%を越えて含有されると鋳造時に巨大品出物が形成され
易くなり、特性劣化を招来する。よって、Mn会右普1
土0−50〜I−5+ut%とする7これらの含有成分
の他に、Cu、Crを含有させることもでき、このCu
およびCrを含有させることにより、芯材をより電気化
学的にけとすることが可能で皮材の犠牲陽極効果を大き
くして、耐孔軸性を高くすることができる。
(B)皮材 この皮材は、99.5wt%υ、トのA1純度のアルミ
ニウムを使用することにより(芯拐に比して電気化学的
に卑とするだけではなく、不純物の含有による高塩素酸
性内容物中へのアルミニウムの溶出を抑制するのであり
、A1純度か99.5u+j%未満て・は皮材自身の耐
蝕性が低下腰高塩素酸性内容物へのアルミニウムの溶出
か増加する恐れかある。よって、A1純度は99.5u
+L%以上とするのである。また、Cu含有量を0.0
5+uL%以下とするのは、皮材を芯材に比してより電
気化学的に卑とするためである。
なお、芯材および皮材に不純物として不可避的にFeが
含有されることがあるが、含有量が0.40u+t%程
度であれば影響が少ないので許容される。
しかし、少ない方が好ましいのは当然である。
本発明に係る耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム
合金複合材の実施例を説明する。
実施例 第1表に示す含有成分および成分割合のアルミニウム合
金を準備し、芯材のアルミニウム合金を板厚24+o+
aの熱間圧延板とし、皮材のアルミニウムを板厚3m+
++の熱間圧延板とし、これら2つの熱間圧延板を重ね
合せて熱間圧延を行ない、3 mm厚とした後、冷間圧
延によ’> 0 、3111111厚に仕上げて供試材
とした。
アルミニウム合金板材については、第1表に示す含有成
分と成分割合のアルミニウム合金を準4+iiiし、通
常の方法により3 IQI11厚の熱間圧延板を作製し
てか呟冷間圧延により(1,3mIn厚に仕上げて(j
(試材とした。
供試材No、1、N002、N003の本発明に係る耐
孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム合金複合材およ
びNo、4、No、5、N006、NO37、No、8
の比較祠に対し耐孔軸性を評価した。即ち、耐孔軸性の
評価は第1図に示すように、塩化ビニルパイプ3の一端
【こ電気化学的にけであるブリキ2を固定し、池端に供
試材1を固定し、そして、7リキと供試材のアルミニウ
ム合金の組合せで使用する場合を考え、この両者を導線
4で連結し、また、腐蝕媒体5としては、高塩素含有飲
料のモデルとして、食塩で01イオンを8001p+n
に調整し、クエン酸およびクエン酸ソーダで111(を
3に調整したものを使用し、38℃の温度に保持して2
4時間経過後の各供試材の孔線発生状況を評価し、その
結果を第2表に示す。
この第2表より本発明に係る耐孔軸性に優れた食品容器
用アルミニウム合金複合材の耐孔軸性改善効果は明らか
であり、第2図に示す顕微鏡写真において孔線発生の状
況を示す通I)、第2図(a)より皮材で停止している
が、N005、No、6の比較材においては孔軸が貫通
し、また、孔軸が約1/2にまで進行し、本発明材が比
較祠より耐孔軸性が極めて優れていることは明らかであ
る。
第2表 以上説明したように、本発明に係る耐孔軸性に優れた食
品容器用アルミニウム合金複合材は上記に説明したよう
な構成を有しているものであるか呟優れた耐孔軸性を有
し、かつ、高塩素酸性内容物を充填する容器の複合材と
して好適であるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は腐蝕試験方法を示すための概略断面図、第2図
は孔線発生状況を示す顕微鏡写真である。 1・・供試材、2・・電気化学的に責な材料、3・・塩
化ビニルパイプ、4・・導線、5・・腐II!l!媒体
。 :IP1図 5 矛2図 ψ−−シー^− μ6 一−−−−−−− スIO,Q 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 耐孔軸性に優れた食品容器用アルミニウム合金複合材 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 1j:所 神戸市中央区脇浜111F1丁目3番38号
藤和東陽町フープ9(月号 5、補正命令の日付 昭和59年06月26日(発送日) 6、補正の対象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (2)明細書の図面の簡単な説明の欄 (3)第2図(、)(1,)(C) 8、補正の内容 (1)明細書第9頁18行〜同第10頁3行の[第2図
に示す・・・・にまで進行し、]を削除する。 (2)明細書第11頁8行〜9行の1第1図は・・・・
写真である。」を[第1図は腐蝕試験方法を示すための
概略断面図である。」と補正する。 (3)第2図(a)(b)(c)を削除する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)λ4g2.2〜2.8田[%、MIlO,50〜
    1,5u+L%の1種或いは2種を含有し、残部A1お
    よび不可避不純物からなるアルミニウム合金の芯材と、
    A1純度99.5田t%以上で、 残部不可避不純物からなるアルミニウムの皮相とから構
    成されていることを′I8徴とする耐孔軸性に優れた食
    品容器用アルミニウム合金複合相。
  2. (2)h旬2.2〜2.8田L%、八4n O,50〜
    1.5田L%の1種或いは2種を含有し、残部A1お」
    :び不可避不純物からなるアルミニウム合金の芯祠と、
    A1純度99.5+uL%以上で、 Cu 0005wt%以下であり、 残部不可避不純物からなるアルミニウムの皮材2から構
    成されることを特徴とする耐孔軸性に俊才
JP5315784A 1984-03-19 1984-03-19 耐孔蝕性に優れた食品容器用アルミニウム合金複合材 Granted JPS60221547A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62170334A (ja) * 1986-01-24 1987-07-27 株式会社神戸製鋼所 耐孔蝕性に優れた缶蓋用アルミニウム合金複合材
JPS62201239A (ja) * 1986-03-01 1987-09-04 株式会社神戸製鋼所 耐孔蝕性に優れた缶蓋用アルミニウム合金複合材

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62170334A (ja) * 1986-01-24 1987-07-27 株式会社神戸製鋼所 耐孔蝕性に優れた缶蓋用アルミニウム合金複合材
JPH0333101B2 (ja) * 1986-01-24 1991-05-15 Kobe Steel Ltd
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JPH0329585B2 (ja) * 1986-03-01 1991-04-24

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