JPS60219530A - 二重殻平底低温タンクのガス漏洩検知方法 - Google Patents
二重殻平底低温タンクのガス漏洩検知方法Info
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- JPS60219530A JPS60219530A JP7507684A JP7507684A JPS60219530A JP S60219530 A JPS60219530 A JP S60219530A JP 7507684 A JP7507684 A JP 7507684A JP 7507684 A JP7507684 A JP 7507684A JP S60219530 A JPS60219530 A JP S60219530A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、低温液化ガスを貯蔵する内槽の底板と、基礎
上に設けられた外槽底板との間に底部保冷層を設けた二
重殻平底低温タンクの、内槽底板からのガス漏洩検知方
法に関する。
上に設けられた外槽底板との間に底部保冷層を設けた二
重殻平底低温タンクの、内槽底板からのガス漏洩検知方
法に関する。
従来技術
LJ)GやI、NG等の低温液化ガスの大型貯槽として
は二重殻平底低温タンクが広く使用されている。
は二重殻平底低温タンクが広く使用されている。
この形式のタンクは、第1図に示す如く、基礎1上に敷
設された外槽底板2の上に底部保冷3を設け、その上に
内槽底板4を敷設し、その外周部に内槽側板5と外槽側
板6を互いに間隔を置いて建て、その上部に内槽屋根7
と外槽屋根8とを設けて構成され、内槽4,5.7内を
低温液体の貯槽とし、内槽と外槽との間の空間に保冷材
と7−ルガスとを充填して保冷層とされている。
設された外槽底板2の上に底部保冷3を設け、その上に
内槽底板4を敷設し、その外周部に内槽側板5と外槽側
板6を互いに間隔を置いて建て、その上部に内槽屋根7
と外槽屋根8とを設けて構成され、内槽4,5.7内を
低温液体の貯槽とし、内槽と外槽との間の空間に保冷材
と7−ルガスとを充填して保冷層とされている。
二重殻平底低温タンクは大型のものでは数万トンの貯蔵
能力を有し、非常に大きなエネルギーを内蔵しており、
安全管理は極めて重要である。したがってタンクが破壊
する前に、極力早期に亀裂の発生を検知することが肝要
である。亀裂の発生は、亀裂からの貯蔵ガスの漏洩を検
出することによって検知することができる。
能力を有し、非常に大きなエネルギーを内蔵しており、
安全管理は極めて重要である。したがってタンクが破壊
する前に、極力早期に亀裂の発生を検知することが肝要
である。亀裂の発生は、亀裂からの貯蔵ガスの漏洩を検
出することによって検知することができる。
内槽の屋根及び側板からの漏洩は、保冷層内のシールガ
スと貯蔵液化ガスの気化した場合の比重の差により保冷
層内を上昇又は下降して最」一部又は最下部に滞溜し易
いので、比較的早期に漏洩を検知することができる。
スと貯蔵液化ガスの気化した場合の比重の差により保冷
層内を上昇又は下降して最」一部又は最下部に滞溜し易
いので、比較的早期に漏洩を検知することができる。
しかし、内槽底板からの漏洩は、内槽底板が水平である
ことと、底部保冷にはタンク構造の重量と貯蔵液体の重
量が掛るため、硬質の通気性に乏しい保冷材が使用され
る関係上、漏洩ガスがガスのサンプリング場所造出てく
るのに時間が掛り、早期検出が困難である。
ことと、底部保冷にはタンク構造の重量と貯蔵液体の重
量が掛るため、硬質の通気性に乏しい保冷材が使用され
る関係上、漏洩ガスがガスのサンプリング場所造出てく
るのに時間が掛り、早期検出が困難である。
上述の如く、貯液槽に接する保冷材に硬質材料を使用し
たJj3合のガス検知構造としては、例えば特開昭49
−129915号公報に、貯液槽に接する保冷層の全面
にわたってガス流通路を形成し、貯液槽外表面に外部か
ら連通ずる一対の通気管を設けて、その一方から不活性
ガスを上記のガス流通路に流通させた後、他方の通気管
より排出し、排出したガスをガス分析器に掛けることに
より、貯液槽からのガスの漏洩を検知する構造が開示さ
れている。このガス漏洩検知機構は、この公報に実施例
として示されているような小型の置きタンクの場合には
問題はないが、容量の大きい平底タンク、例えば8万k
eのタンクでは底面積が2 、500乃至2.600
iにも達し、たとえガスが検知されても、どの部分から
漏洩しているかを突き止めることは容易ではない。
たJj3合のガス検知構造としては、例えば特開昭49
−129915号公報に、貯液槽に接する保冷層の全面
にわたってガス流通路を形成し、貯液槽外表面に外部か
ら連通ずる一対の通気管を設けて、その一方から不活性
ガスを上記のガス流通路に流通させた後、他方の通気管
より排出し、排出したガスをガス分析器に掛けることに
より、貯液槽からのガスの漏洩を検知する構造が開示さ
れている。このガス漏洩検知機構は、この公報に実施例
として示されているような小型の置きタンクの場合には
問題はないが、容量の大きい平底タンク、例えば8万k
eのタンクでは底面積が2 、500乃至2.600
iにも達し、たとえガスが検知されても、どの部分から
漏洩しているかを突き止めることは容易ではない。
目 的
本発明は、二重殻平底低温タンクの内槽底板からの漏洩
検知方法の従来のものの上述の問題点にかんがみ、簡単
な構成で、早期に貯蔵ガスの漏洩を検知することができ
るのみ寿らず、漏洩場所の検出が容易なガス漏洩検知方
法を提供することを目的とする。
検知方法の従来のものの上述の問題点にかんがみ、簡単
な構成で、早期に貯蔵ガスの漏洩を検知することができ
るのみ寿らず、漏洩場所の検出が容易なガス漏洩検知方
法を提供することを目的とする。
構 成
上記目的を達成する本発明によるガス漏洩検知方法は、
二重殻平底低温タンクの内槽底板全面積を複数の部分に
分割し、その各部分の保冷層に適当な間隔で全面積にわ
たって気体流通路を設け、各部分の上記気体流通路に外
部より不活性ガスを送入し、上記の分割された各部分4
σにその気体流通路に接続してヘッダーを設け、夫々の
ヘッダーより気体流通路内のガスを回収し、回収された
ガスをガス検知機に導入してタンク内貯蔵ガス分を検知
することを特徴とする。
二重殻平底低温タンクの内槽底板全面積を複数の部分に
分割し、その各部分の保冷層に適当な間隔で全面積にわ
たって気体流通路を設け、各部分の上記気体流通路に外
部より不活性ガスを送入し、上記の分割された各部分4
σにその気体流通路に接続してヘッダーを設け、夫々の
ヘッダーより気体流通路内のガスを回収し、回収された
ガスをガス検知機に導入してタンク内貯蔵ガス分を検知
することを特徴とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第2図に示す実施例では、第1図で説明した二重殻平底
低温タンクの低部保冷3は、外槽底板2上に現場打設さ
れた保冷層9で形成され、その」二に内槽底板4が敷設
されている。底部保冷3の上面には適当な間隔でガス検
知用溝10が設けられている。ガス検知用溝10は第3
図に示す如く、例えば蜘蛛の巣状又は木の葉の葉脈状に
内槽底板の全面積にわたってむらなく設けられている。
低温タンクの低部保冷3は、外槽底板2上に現場打設さ
れた保冷層9で形成され、その」二に内槽底板4が敷設
されている。底部保冷3の上面には適当な間隔でガス検
知用溝10が設けられている。ガス検知用溝10は第3
図に示す如く、例えば蜘蛛の巣状又は木の葉の葉脈状に
内槽底板の全面積にわたってむらなく設けられている。
その中心にはガス検知用溝10に連通ずるガス流入ヘッ
ダー11が設けられ、夕/り外からのガス流入管12が
接続されている。内槽底板の全面積は例えば第3図に破
線で示す如くパイを切ったよ・)に複数の部分に分割さ
れ、分割された各部分に設けられたガス検知用溝IOは
外周部で分割された各部分に対応して設けられたヘッダ
ー管13に連通している。
ダー11が設けられ、夕/り外からのガス流入管12が
接続されている。内槽底板の全面積は例えば第3図に破
線で示す如くパイを切ったよ・)に複数の部分に分割さ
れ、分割された各部分に設けられたガス検知用溝IOは
外周部で分割された各部分に対応して設けられたヘッダ
ー管13に連通している。
各ヘッダー管13にはガス取出し管14が接続され、ポ
ンプ15を介してガス検知部16に至っている。
ンプ15を介してガス検知部16に至っている。
次にこの装置を用いて内槽底板からのガス漏洩を検知す
る方法を説明する。ポンプ15を運転し、これに接続さ
れるガス検知用溝10の内部の圧力を負圧にすることに
より、ガス流入ヘッダー11及びガス流入管12を介し
て窒素ガスをガス検知用溝】0内を流通させ、ポンプ】
5を経てガス検知部16に送気する。もし、内槽底板の
溶接線等に亀裂が発生し、貯蔵されている低温液化ガス
が漏洩している場合は、底部保冷3の上面と内槽底板4
の下面との間に溜り、ガス検知用溝10内の負圧により
最寄りの位置にあるガス検知用溝10に吸引され、その
検知用溝のある分割部分に対応するヘッダー管13、ガ
ス取出し管14、ポンプ15を経てガス検知部16に送
り込まれ、貯蔵ガスが検出されることにより、当該分割
部分内でガス漏洩が発生していることが検知される。
る方法を説明する。ポンプ15を運転し、これに接続さ
れるガス検知用溝10の内部の圧力を負圧にすることに
より、ガス流入ヘッダー11及びガス流入管12を介し
て窒素ガスをガス検知用溝】0内を流通させ、ポンプ】
5を経てガス検知部16に送気する。もし、内槽底板の
溶接線等に亀裂が発生し、貯蔵されている低温液化ガス
が漏洩している場合は、底部保冷3の上面と内槽底板4
の下面との間に溜り、ガス検知用溝10内の負圧により
最寄りの位置にあるガス検知用溝10に吸引され、その
検知用溝のある分割部分に対応するヘッダー管13、ガ
ス取出し管14、ポンプ15を経てガス検知部16に送
り込まれ、貯蔵ガスが検出されることにより、当該分割
部分内でガス漏洩が発生していることが検知される。
上記実施例では、ガス検知用窒素ガスを流通させるだめ
のポンプ15は窒素ガス取出し管14に設けだが、窒素
ガス流入管12に設けて、窒素ガスをガス検出用溝lO
に圧送するようにしてもよく、又、両方に設けてもよい
。
のポンプ15は窒素ガス取出し管14に設けだが、窒素
ガス流入管12に設けて、窒素ガスをガス検出用溝lO
に圧送するようにしてもよく、又、両方に設けてもよい
。
分割各部に設けられるガス検出用溝の枝溝は隣接する分
割部分のガス検出用溝の枝溝と連通していても、連通し
ていなくてもよい。もし連通している場合は分割部分の
境界付近でガス漏洩が起った場合には両方のヘッダー管
から漏洩ガスの混った窒素ガスが取出されて検出される
ので、漏洩が両分側部分の境界付近で発生したことが直
ちに判定される。
割部分のガス検出用溝の枝溝と連通していても、連通し
ていなくてもよい。もし連通している場合は分割部分の
境界付近でガス漏洩が起った場合には両方のヘッダー管
から漏洩ガスの混った窒素ガスが取出されて検出される
ので、漏洩が両分側部分の境界付近で発生したことが直
ちに判定される。
第4図に示す実施例では、底部保冷3はあらかじめ工場
で製造された保冷ブロック18を積層して形成される。
で製造された保冷ブロック18を積層して形成される。
そのため、外槽底板2上にレベルコンクIJ −ト17
が打設されその上に上記の保冷ブロック18が積層され
、その上面に内槽底板4が敷設される。貯蔵液化ガスが
気化した場合の比重が保冷層に充填されるシールガスと
しての窒素ガスの比重よシも大きいプロパン、ブタン等
のLPGの場合は、内槽底板4より漏洩したガスは保冷
ブロック18の間を通ってレベルコンクリート17上に
滞溜する。この実施例はLPG貯蔵タンクの場合を示し
、ガス検知用溝10はそれ酸レベルコンクリート17の
上面に設けられている。ガス検知用溝lOの平面的配置
及びヘッダー、窒素ガス流入管、取出管、ガス検知部の
配置は、前記の実施例と同様であり、漏洩検知方法も同
様である。
が打設されその上に上記の保冷ブロック18が積層され
、その上面に内槽底板4が敷設される。貯蔵液化ガスが
気化した場合の比重が保冷層に充填されるシールガスと
しての窒素ガスの比重よシも大きいプロパン、ブタン等
のLPGの場合は、内槽底板4より漏洩したガスは保冷
ブロック18の間を通ってレベルコンクリート17上に
滞溜する。この実施例はLPG貯蔵タンクの場合を示し
、ガス検知用溝10はそれ酸レベルコンクリート17の
上面に設けられている。ガス検知用溝lOの平面的配置
及びヘッダー、窒素ガス流入管、取出管、ガス検知部の
配置は、前記の実施例と同様であり、漏洩検知方法も同
様である。
第2図、第4図ではガス検知用溝ioの断面形状を三角
形としたが、これに限られるものではなく、U字形、半
円形、四角形でもよく、又溝中に孔明き管を入れたもの
としても差支えない。
形としたが、これに限られるものではなく、U字形、半
円形、四角形でもよく、又溝中に孔明き管を入れたもの
としても差支えない。
第5図に示す実施例では、底部保冷3は外槽底板2上に
現場打設した底部保冷9上に比較的硬い例えばALCブ
ロック19を敷き、その上に内槽底板を載置した構造と
なっている。その理由は現場打設底部保冷9は脆く、内
槽底板4をその上に直装置いた場合は壊れ易いので、こ
れを防止するためである。この場合はブロック19どぅ
しを目地間隔を置いて敷くことにより、ガス検知用溝1
oを容易に形成することができる。ブロックとしては塀
等に使用する形状の孔明きブロック等も使用することが
できる。
現場打設した底部保冷9上に比較的硬い例えばALCブ
ロック19を敷き、その上に内槽底板を載置した構造と
なっている。その理由は現場打設底部保冷9は脆く、内
槽底板4をその上に直装置いた場合は壊れ易いので、こ
れを防止するためである。この場合はブロック19どぅ
しを目地間隔を置いて敷くことにより、ガス検知用溝1
oを容易に形成することができる。ブロックとしては塀
等に使用する形状の孔明きブロック等も使用することが
できる。
第6図に示す実施例では、外槽底板2」二に現場打設し
た底部保冷9上に連続気泡を有する多孔質物質20を全
面に敷くことにより、溝を設けることなくガス検知用の
窒素ガスの流通路を形成している。なお、上記多孔質物
質20は、粒状の保冷材、例えば、軽量骨材を敷き詰め
ることにより形成することも可能である。
た底部保冷9上に連続気泡を有する多孔質物質20を全
面に敷くことにより、溝を設けることなくガス検知用の
窒素ガスの流通路を形成している。なお、上記多孔質物
質20は、粒状の保冷材、例えば、軽量骨材を敷き詰め
ることにより形成することも可能である。
第5図、第6図に示す実施例の場合も、内槽底板の全面
積を分割して、その夫々に対応してヘッダー管を設けて
窒素ガスを取出しガス検知を行なうことにより、底板面
積の分割が可能となり、漏洩個所を見イ」けることが容
易になる。
積を分割して、その夫々に対応してヘッダー管を設けて
窒素ガスを取出しガス検知を行なうことにより、底板面
積の分割が可能となり、漏洩個所を見イ」けることが容
易になる。
効 果
以上の如く、本発明によれば、従来、ガス漏洩検出迄に
時間が掛り、漏洩個所の発見が困難であった二重殻平底
低温タンクの内槽底板の漏洩検知が容易になり、安全管
理に顕著な効果が得られる。
時間が掛り、漏洩個所の発見が困難であった二重殻平底
低温タンクの内槽底板の漏洩検知が容易になり、安全管
理に顕著な効果が得られる。
第1図は二重殻平底低温タンクの概略構成を示す断面図
、第2図は本発明の方法を実施するだめの構成を有する
底部構造の一例の部分断面図、第3図は底部保冷の上面
図、第4図乃至第6図は夫々本発明の方法を実施するだ
めの他の構成例の部分断面図である。 ■・・・基礎 2・・・外槽底板 3・・・底部保冷 4・・・内槽底板 9・・・現場打設底部保冷層 10・・・ガス検知用溝 11・・・窒素ガス流入ヘッダー 13・・・ガス検知用ガス取出しヘッダー16・・・ガ
ス検知手段 17・・・現場打設レベルコンクリート18・・・積層
保冷材ブロック 19・・・硬質ブロック 20・・・多孔質物質第1図 第2図 S ”−一 第3図 第4 図 1 第6t′¥1
、第2図は本発明の方法を実施するだめの構成を有する
底部構造の一例の部分断面図、第3図は底部保冷の上面
図、第4図乃至第6図は夫々本発明の方法を実施するだ
めの他の構成例の部分断面図である。 ■・・・基礎 2・・・外槽底板 3・・・底部保冷 4・・・内槽底板 9・・・現場打設底部保冷層 10・・・ガス検知用溝 11・・・窒素ガス流入ヘッダー 13・・・ガス検知用ガス取出しヘッダー16・・・ガ
ス検知手段 17・・・現場打設レベルコンクリート18・・・積層
保冷材ブロック 19・・・硬質ブロック 20・・・多孔質物質第1図 第2図 S ”−一 第3図 第4 図 1 第6t′¥1
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)低温液化ガスを貯蔵する内槽の底板と基礎上に設
けられた外槽底板との間に底部保冷層を設はノζ二重殻
平底低温タンクの内槽底板からのガス漏洩検知方法にお
いて、上記内槽底板の全面積を複数の部分に分割し、そ
の各部分の保冷層に適当な相互間隔で全面積にわたって
気体流通路を設け、各部分の上記気体流通路に外部より
不活性ガスを送入し、上記の分割された各部分1σにそ
の気体流通路に接続してヘラグーを設け、夫々のヘラグ
ーにより気体流通路内のガスを回収し、回収したガスを
ガス検知手段に導入してタンク内貯蔵ガス分を検知する
ことを特徴とするガス漏洩検知方法。 、(2)上記の保冷層に設ける気体流通路が敷設された
底部保冷上面に設けた溝であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の方法。 (3)上記の保冷層は外槽底板上に現場打設されたレベ
ルコンクリート上に積層されたブロック状保冷材より成
り、上記の気体流通路が上記ノベルコンクリート表面に
形成された溝であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項に記載の方法。 (4)上記の保冷層は敷設された底部保冷上に比較的硬
いブロックを一重に並べて形成され、上記の気体流通路
は上記ブロック相互間の目地間隔として形成されたこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 (5)上記の気体流通路は、敷設された底部保冷層上に
積層された連続気泡を有する多孔質物質の上記連続気泡
により形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7507684A JPS60219530A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 二重殻平底低温タンクのガス漏洩検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7507684A JPS60219530A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 二重殻平底低温タンクのガス漏洩検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60219530A true JPS60219530A (ja) | 1985-11-02 |
Family
ID=13565726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7507684A Pending JPS60219530A (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | 二重殻平底低温タンクのガス漏洩検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60219530A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2662800A1 (fr) * | 1990-06-05 | 1991-12-06 | Nippon Kokan Kk | Procede de detection d'un defaut dans un reservoir de gaz liquides liquefies. |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5784329A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-26 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | Sensing method of leakage from underground petroleum tank |
JPS5935125A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-25 | Kobe Steel Ltd | 2重殻平底円筒形タンクにおける内槽底板のガス洩れ検出方法 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP7507684A patent/JPS60219530A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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