JPS60219493A - 可動翼型圧縮機の油膜シ−ル用油の供給方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、可動翼型圧縮機の油膜シール用油の供給方法
に関する。よシ詳しくは、圧縮機シリンダーと可動翼、
及びローターと可動翼の油膜／−ルに必要な油の供給方
法の改善に関する。

可動翼型圧縮機は、シリンダー内に偏心して取付けられ
たローターに、可動するようにはめ込まれた翼と、シリ
ンダーとで形成される数多くの室の、ローター回転によ
る容積変化によシ、ガスを吸入口から吸込み、逐次圧縮
して吐出口から排気するようにしてなるものである。

このような可動翼型圧縮機は、容積型圧縮機の１つ゛と
して、往復型圧縮機に比らべ、圧縮機そのものが小型で
あり、工業的に多用されている。

可動翼型圧縮機のシリンダーと可動翼とで形成される各
室は、シリンダーの特定の個所に設けられた注油孔から
、オイルタンクの油を、例えばギャポンプ等によシ強制
注入されてシールされるしかしながら、このような方法
による場合でも、シリンダーへの給油状態が不充分なた
めか、ポンプの振動、可動翼の焼付を起し、その補修を
頻繁に行なわねばならないという問題がある。

この問題は、シリンダーに注入する油の量を増すことに
よシ解消できるものの、充分に満足できるものではない
。

本発明者らは、このような問題点を解決するため、＃り
検討し、油膜シールが充分で、かつ焼付等を惹起するこ
とのない本発明の油膜シール用油の供給方法を見出した
。

−すなわち、本発明は、可動翼型圧縮機の吸入側配管よ
シ給油することを特徴とする、可動翼型圧縮機の油膜シ
ール用給油方法である。

°本発明を図面によシ詳細に説明する。第１図は可動翼
型圧縮機の概略図を示す。このような可動翼型圧縮機に
おいて、シリンダーの油膜シールは、オイルタンク１か
ら潤滑油をオイルポンプ１７によル給油ライン９を経て
、強制的に注入口８から・〉リンダ−内６に給油される
油により可動翼５とシリンダー壁で形成される室がシー
ルされる。このような油の供給方法では、前記のように
問題があった。

第２図は本発明の給油方法を適用した可動翼型圧縮機の
概略図を示す。第２図において、シリンダ一部６への給
油は、給油ライン９を経て、注入口８から供給される油
のほか、オイルタンク１、または別個１２設けられた補
助オイルタンクからライン１０を経て、注入口１１から
真空によシ吸引されて、連続、まだは間欠的にシリンダ
ー内に供給される。

油の注入は注入口１１を適当の形状にし、適当量を連続
的、または間欠的に行なうことができる。

本発明の方法は例えば、次の様に実施する。すなわち、
先ず、冷却水出目弁１５、冷却水人口弁１４を開け、冷
却水ジャケット１６に冷却水を充る。所定の真空度に達
した後、ガス吸入弁１２を開け、工程ガスを流し始める
。ローターの回転に同調して、オイルポンプが稼動し自
動的に給油ライン９よシ該圧縮機内のローターサイド部
、メカニカルシール、ベアリング部等へ給油されるとと
もに、給油口１１よシ真空によシ自動的に給油される。

可動翼型圧縮機に於て、同量の油膜シール用油ｈｈ人口
８からのみ注入した場合と、注入口８と注入口ＩＩの２
個所から分けて注入した場合を比較した。その結果、前
者の方法では振動を生じ、焼付ける事故が多発したが、
後者の方法では故障もなく、順調に運転できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、可動翼型圧縮機の概略図を示し、第２図は、
本発明の方法を適用した可動翼型圧縮機の概略図を示す
、第１図、および第２図において、各符号はそれぞれ次
の通電である。 １、はオイルタンク ２、はガス吸入口 ３、はガス吐出口 ４　はローター ５　は可動翼 ６、はシリンダー ７、は圧縮機外殻 ８、は油注入口 ９、は給油ライン １０、は吸入管への給油ライン １１、は吸入管への注入口 １２、はガス吸入弁 １３、は油分離器 １４　は冷却水人口弁 １５、は冷却水出口弁 １６、は冷却水ジャケット １７　はオイルポンプ 特許出願人　三井東圧化学株式会社 第　１　図 箒　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）可動翼型圧縮機の吸込側配管よシ給油することを特
   徴とする、可動翼型圧縮機の油膜シール用油の供給方法