JPS60219361A - 外壁の目地構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は外壁塗料層のクラックの発生を防止した外壁の
目地構造に関する。

［背景技術］ 従来にあっては、第２図に示すように外壁１の外装材２
同士の目地部３にはシーラント４を充填し、シーラント
４の表面に弾性パテ６を塗布し、弾性パテ６上に塗料７
を塗布しているが、塗料７層にクラックが発生してしま
っていた。この為第３図に示すように弾性パテ６にクロ
ス８を介在させてクラックの発生を防止することもなさ
れているが、クロス８を貼る作業が余分に必要となり、
施工に手間を要してしまっていた。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、外壁塗料層のクラックの発生を防止
でき、しかも施工性に優れた外壁の目地構造を提供する
ことにある。

［発明の開示］ 本発明の外壁の目地構造は、外壁１の外装材２同士の目
地部３にシーラント４を充填し、シーラント４の表面に
繊維５を混入した弾性パテ６を塗布し、弾性パテ６の表
面に塗料７を塗布しで成るものであり、この構成により
上記目的を達成できたものである。

以下本発明を添付の図面に示す実施例に基づいて説明す
る。２は外壁１の外装材であり、外装材２間には所定幅
の目地部３を形成している。この目地部３にはシーラン
ト４を充填している。シーラント４の表面および外装材
２表面の目地部３周辺には弾性アクリルパテのような弾
性パテ６を塗布している。この弾性パテ６には通常の有
機ないしは無機の繊維４を混入している。この弾性パテ
６に弾性繊維を混入してさらに効果的なものとしてもよ
い。弾性繊維としては、たとえばループ状のガラス繊維
を所定長に切断した伸縮性のあるものとか、弾性ウレタ
ン繊維、弾性ポリエステル繊維などを用いることができ
る。この弾性パテ６表面および外装材２表面には弾性ア
クリル塗料、弾性ウレタン塗料のような塗料７を塗布し
て外壁仕上げをおこなっている。

［発明の効果］ 本発明にあっては、外壁の外装材同士の目地部に充填し
たシーラントの表面にｍ維を混入した弾性パテを塗布し
、弾性パテの表面に塗料を塗布しているので、繊維を混
入した弾性パテの伸びにより外装材間の目地変位を吸収
でき、外壁表面の塗料層のクラックを防止でき、しかも
弾性パテに繊維を混入しているだけであるので、単に弾
性パテを塗布するだけでよく、施工性にすぐれたもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平断面図、第２図は従
来例を示す平断面図、第３図は他の従来例を示す平断面
図であって、１は外壁、２は外装材、３は目地部、４は
シーラント、５は繊維、６は弾性パテ、７は塗料である
。 代理人　弁理士　石　１）長　七

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外壁の外装材同士の目地部にシーラントを充填し
   、シーラントの表面に繊維を混入した弾性パテを塗布し
   、弾性パテの表面に塗料を塗布して成ることを特徴とす
   る外壁の目地構造。
2. （２）弾性パテに繊維と弾性繊維を混入して成ることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の外壁の目地構造
   。