JPS60218536A - 木質系蓄熱性パネル用ボ−ド - Google Patents

木質系蓄熱性パネル用ボ−ド

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JPS60218536A
JPS60218536A JP59075404A JP7540484A JPS60218536A JP S60218536 A JPS60218536 A JP S60218536A JP 59075404 A JP59075404 A JP 59075404A JP 7540484 A JP7540484 A JP 7540484A JP S60218536 A JPS60218536 A JP S60218536A
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wood
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boards
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洪 起華
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は)ビル建築物へ家屋等の床)壁面1屋根等に設
舒する暖冷房用及び屋根の融雪用の木質系蓄熱性パネル
用ボードに関する発明である。
(従来技術) 本発明以前公知の床暖房装置に於て)例えば実公昭48
−1186号実用新案公報記載の考案は伝熱媒体を構成
する素材としてコンクリート羽を使用しているが、コン
クリートは其の成分として多量の砂及び砂利或は砕石等
の岩石類を含む為重量が重く且蓄熱性が非常に低く1其
の中に埋設した通湯管かもの熱を直ちに外部へ放散して
仕舞う為)床面や壁面の温度は以外と上昇が遅く1併も
表面温度が低い為に赤外線に依る輻射熱を利用する為に
は通湯温度を80度C程度迄上げる必要があシ燃料消費
料の多い高温温水ボイラーを連続使用する等経済的不利
の他高温加熱に依るコンクリートのひび割れも生じ易く
保守も厄介なので余シ普及していない。亦軽景化の為発
泡コンクリートをボードに使用するものも公知であるが
1其の性質は発泡に依シ形成した空隙に存在する無数の
空気層の為断熱性が高く通湯管からの熱伝導が悪く床面
等の温度上昇の効率も低いので今日迄殆ど利用されてい
ない。以上のものに対し)本件の発明者は先に素材とし
て重量が重く且蓄熱性の低い砂1砂利−砕石等のコンク
リート中の成分を除きガラス短繊維1又は岩綿短繊維を
添加したフライアッシュ\生石灰1ポルトランドセメン
トの混合物から成るそルタルを開発し1此のモルタル素
材に依って製作したモルタル平板中に1此の平板よυ稍
小さい寸法に二枚の金網(ワイヤーメツシュ)にょシ上
下両面を挟着した平面的に蛇行して折曲した熱伝導の良
好な一本の小径の折曲管体の接続口を除く管体及び金網
全体を埋設した蓄熱性パネル用ボード及び該ボードの製
造方法を内容とする発明を特願昭57−105688号
として出願した。而して上記のものは其の性能は良好で
あって実施化が進められているが1其の主体のモルタル
の性質上1従来から木工作業が主体の日本建築等に実施
する為には、大工等の木工作業者の他にコンクリ−ト作
業に馴れた別の専門の作業員に依る施行が必要な為コス
ト高と成り、部具の重量も日本建築の従来からの床や壁
の強度に対し未だに重過ぎる状態々為もあシ其の利用に
問題を有し更に軽量で然も木工作業に馴染むモルタル接
合等の施工を必要としない乾式1法に依る施工の可能力
蓄熱性の高い蓄熱性パネル用ボードの開発が望まれてい
た。一方日本式建築物の洋室又は和室に於て低温電熱線
を内臓した電気カーペットが色々と生産され使用されて
いるが1夫等は大多数が温度ヒユーズ、温度調節器付の
絶縁電熱線をウレタンフオーム等のシートの間に挟着し
て内装し更に使用中に加わる外圧等に対する耐性を保持
させ置部表面温度を均一化する為に金属材料の薄板等を
被覆しカーペット様の外被に装着したものも有るが1専
ち既設の床や畳の上に載置して使用する目的のもので建
築物の構成利として使用する目的には不適当であシ)尚
且施行の際にネジ止めに依る固着及び接着材に依る接着
1更には内装材の貼着等の加工が為される事等は一切考
慮されていない物品に属する。
(発明の目的) 本発明は1上記従来の蓄熱性パネル用ボード或は電熱式
のカーペットと全く異シ1建築物の床、壁1天井等への
取付〜多雪地帯の屋根の融雪の為の屋根の下地としての
取付に際し)木工建築等に於ける鋸に依る切断1木ネジ
1釘に依る固着が可能で建築物の床1壁1天井等の内装
仕上材としても利用出来1且亦蓄熱に依る効率の良い低
温輻射熱暖房を経済的に出来る軽量な木質系蓄熱性パネ
ル用ボードを提供する事に在る。
(発明の構成) 以下〜本発明の構成及び作用を図面に示した実施例を参
照して説明するが九本発明の必須の構成要件として明細
書の特許請求の範囲に記載した構成を有するものが1全
て本発明の技術的範囲に属するものである事は〜例え其
の実施態様に於て本明細書に記載のものと差違があった
としても云う迄もない。
実施例−1 第1図及び第2図に於てla及びlbは本発明の構成の
主体を形成する木質系の二枚−組から成るボードで、1
.8mX0.9m又は0.9mX0.9m等の長方形又
は方形若しくは円形)長楕円形1多角形等の5〜15m
、m、程度の厚みを有する平板状のボードで12は上記
ボード1a及び1bの間に挟着され保持された平面的に
蛇行して折曲して直線部を並列した伝熱性の比較的良好
々金属管例えば鋼管、ステンレススチール管\アルミニ
’lh管z又は合成樹脂材料の押出成形に依り造った例
えばタッパ−パイプ(登録商標)等の合成樹脂管から成
る単数又は複数の通水管で九40度C程度の温水又は1
5度C−5度C程度の地下水若しくは冷却水を其の供給
側へから排水側Bへ図示しない加圧ポンプ又は高処にあ
る貯水槽から落差を利用して供給する。3は夫々のボー
ドla及びlbの上下の端縁の一端又は両端を適宜切欠
いて設けた接続部で此の部分に於て1上記通水管2の端
部をボードから露出しである。4は上記露出した通水管
2の接続端で1互に隣接するボードの接続端4同志を上
記接続部で水密的に接続する。通水管を鋼管とする場合
には)例えば口径的19111. m、厚さ0.8〜1
62m、m、 、 1.8tnX0.9mのボード一枚
当シ管長約6.8mを中央部分に於て200 m、m、
程度の間隔で並+lIして並べ上下の端縁近くに於て半
円形に折曲して全体として蛇行して平面状とする・上記
の物に於て通水管2を上下二枚のボードla及びlbに
依シ挟着して一体に接合固着するには1其の厚みが接合
固着後のボード10の厚みの2分の1又は3分の!及び
8分の2のボード1a及び1bを予め成形して置き2分
のlの厚みの場合には双方のボード1a及び1bの夫々
対向するボード面に通水管の上或は下の半分を埋込む蛇
行した半円形断面の長溝M及びNを形成して置き〜一方
の長溝例えば簡に通水管2を押込んでおいて次に他方の
ボードの長溝例えばNを通水管の露出している浅シの学
内部分に当て1押付ければ通水管が長溝Nに嵌込まれる
と同時に上下二枚のボードIQ及び1bは其の内面同志
が接合する。従って通水管の装着時に両者の内面に接着
材を塗布して置くか1亦は挟着接合した後両ボードの周
縁を粘着テープで固着するi=又は木ネジ九ボルト・ナ
ツト結合に依シ固着しボード1aとlb及び通水管を一
体としたボー)”10を構成させる。尚亦3分の2の厚
みのボード1bへ通水管の直径に略々等しい深さの長溝
を設は此処へ通水管全体を押込んで埋込み島続いて3分
の1の厚みの平板の侭のボード1aを載置した上前記仝
様の手段で固着すれば矢張シボード1aをlb及び通水
管2を一体としたボードICが得られるが1此の場合に
は清明は作業がボードの一方で済むので生産コストを低
減出来る。
ボード1a及び1bの組成とボードの形成方法を次に説
明すると1本発明のボードは木質系の素栃を主利料とし
之に鉱物系の繊維(短繊維を主とするが尿管強度の必要
々場合には更に長繊維を加える事もある))雲母1鉱滓
1フライアッシュ1金属粒子等を副材料とし両者を充分
混合したものを常温又は220度C以下の高温下で10
〜50 Kg 7(Jn’の間の適宜の温度及び圧力下
で圧縮成形して得られるものでちる。即ち1ボードの蓄
熱性と強度な増強する為の素材としてグラスウール10
ツクウール等の短繊維及び必要の際には長繊維を6〜1
096、ボードの軽量化及び熱輻射を向上し且難燃性を
高める為の素材として雲母粉粒を5〜10%、熱伝導を
良好にする為の素材として粉末よシは大きい金属粒子を
5〜1096−ボードの蓄熱性を高め且軽量化を目的と
して鉱滓(スラップ)及び又はフライアツシュヲls〜
10%残量を一般的々パーティクルボードの素材である
木材を切削破砕した3〜8m・m・の小細片にバカス等
の植物繊維の切片を加えたものとし1更に必要に応じ通
常のパーティクルボードでは其の混入を嫌う樹皮及び木
根の小切片を1上記残量中10〜1596含めたもので
成形材料を構成する0而して上記の材料に耐水性向上の
為のパラフィンを適宜加えた混合物を攪拌し乍も其の1
00%に対し2〜10程度の例えばパーティクルボード
の製造に於て多用されている未濃縮タイ、プの尿素樹脂
系の接着材を噴霧するが)前記樹皮1木根の小切片を木
材の小細片にlθ〜15の範囲で加える −事に依シ接
着材の量を減らせたり全く不用とする事が出来るが1其
の場合には成形時の温度及び圧力を後記の様に調整選択
する必要がある。亦、判に屋根の融雪用として或は夏期
に於ける金属製の屋根の高温日射に依る焼付に依る屋根
1天井の温度上昇を防止する為カラー鉄板1亜鉛引鉄板
Aアルミニウムの薄板を使用した瓦棒茸屋根の内面に敷
設する場合にはボードに強力な耐水性を与える為アスフ
ァルトを必要量添加する事がある。而して〜上記の混合
材料を成形機の圧板上に散布して堆積し全体を均一にプ
レスして成形し所定寸法に切断すれば其の厚みに応じボ
ードla又はlbが得られる。之等の成形状作表しては
1接着材を使用する場合は概ね温度180度G圧力20
Kgを標準としボード厚1 m、m、に対し約10秒の
プレス時間を見込むが\加圧のみで常温に依シブレスす
る場合にはr3oKg(上記20Kgを含め倒れも/(
i、rn’)の圧力下で約6倍のプレス時間を要する。
亦接着材を使用せず樹皮1木機中の成分のみで成形する
場合には温度、圧力を高め温度220度Cλ圧力85K
g/C−程度で成形する。上記成形に依り形成したボー
ドの重量はs 20m、m、厚のもので約25Kg/−
前後で本発明者の開発したモルタル系のものと比較し約
2分の1の軽量であシ1コンクリート系のものと比較す
ると其の比率は一層大きくなる。亦此のボードは木質系
である為コンクリートの様に簡単に亀裂等が入って熱放
散に不均一を生づる事が無く1且木工加工の容易な材質
であシ翫反υ等に依る狂いにさえ注意すれば多量生産に
依シ単価の低減が可能であシ下地羽としても兼用出来る
ので建築全体に及ぼすコストの上昇を防ぐ事に成る。尚
ボードの蓄熱性は木質系の主拐料に配合した副材料の成
分に依シ良好であシ熱の輻射特性も40度C程度の温水
を通水した場合ボード表面から遠赤外域の波長成分の多
い輻射性熱線を放射出来るので1所謂オンドル式の暖房
機能を具現するのに適当である。上記の製造方法に依如
造ったボードICを建築物の床面1壁面1或は天井1而
して屋根の下地等に多数並列して敷設し下地板に断熱材
を介して固着し1通水管を接続する事に依って木質系の
蓄熱性イくネルPを適宜形成する事が出来る。即ち1新
築又は既築の施工面例えば床面の場合には1第2図に示
す様に根太5が約30〜450m間隔で平行に配設しで
ある処へ9〜12m、 m、厚の耐水合板を張設した下
地材6の全面へ1約10〜20rl′10m、Hの断熱
板7を介して適当枚数のボードIGを密接して敷詰める
。上記断熱板はウレタンフオーム、スチロールフオーム
等の合成樹脂材料の発泡成形材が適当で熱変形温度が高
く圧縮強さの大きい例えばスタイロフォーム(登録商標
名) % セルダニ、tポード(仝上)等を使用するが
1夫等の熱伝導率は約0、02 KOa、1/ me 
局一度C前後である。亦上記下地拐6と断熱板7とボー
ドICとの敷設の際の施工の関係は1通常長巻の断熱板
7を連続的に床面一杯に長尺の侭敷詰め且側面を接着材
に依シ接合し次いでボード10を隅から其の上へと敷詰
めて行くが1ボードICと同寸の断熱板を予めボードI
Cへ接着側を使用して貼着して置いたものを下地材6の
上へ敷詰め相接する端縁部を更に接着材に依って接合固
着する方法でも良く1更には第8図に示す様に下地材6
〜断熱板7為ボードICの端縁同志を互にづらせて接合
部を接着材に依って固着すれば丁寧である。亦〜ボード
10の接合端縁部を単なる突合せ接合に依らず実継ぎと
すればボードの反りに依る接合部の喰違の発生を防止出
来る。而してボードICの通水管の部分を避けた適宜の
個処に於て木ネジ止又は釘8に依ってネジ止又は釘止し
其の前に先述した様に接合部を接着する場合には醋酸ビ
ニイル系のエマルジョンタイプ或は合成ゴム系の接着材
を使用する。以上の様にして床面に対する本発明の木質
系蓄熱性パネル用ボードに依る蓄熱性パネルの形成を完
了する。次に壁面に於ける本発明の蓄熱性パネルの形成
は通常の木工建築に於ける場合と仝様、間柱−胴縁で形
成した下地構造又は荒板で下地張υをした下地の表面に
断熱材7を張シ1其の上からボードICを木ネジ止1釘
止1接着材等に依υ張詰めて固着して行けば良く)天井
の場合にはボードICの周縁に本実加工を施したものを
下地に対し接着材を介し釘で留付けるが1此の場合には
約0・9mX0.9mの方形のボードを使用すれば軽く
て作業が為易い。次に多雪地帯の建物の屋根の融雪の為
屋根のカラー鉄板島亜鉛引鉄板1アルミニウム薄板の瓦
棒光の内面に敷設する際には750m間隔の母屋又は垂
木の直接又は9 m、m、程度の合板を張った下地の上
へ断熱材7を張シ)其の上からアスファルトを配合した
耐水性の高いボードをパネル状に張り通水管を避けて瓦
棒を配設して置き上記材料に依り屋根を葺く。而して夫
等の場合通水管の端部は前述した様に一方をエキスパン
ダー等の拡管工具で拡げ之に隣接するボードの接続管口
を挿入し低温ロー旬は等に依シ接続し配管工事の終った
段階で水圧テストを行う。接続部のパイプは接続後半円
形又は半楕円形を形成する様にすると通水抵抗を増す事
が少い。尚接続部分の切欠の空所には適宜の埋木又は収
縮の少い充填材に依υボードと仝じ平坦面を形成する様
に埋て平にするが1充填材に適量の木粉)雲母九フライ
ブツシュ等ボードの材料を配合すれば此の細部に於ける
温度むらを減らす事が出来る。
実施例−2 本実施例は実施例−1が二枚のボードla及び1bの間
に通水管を挟着し両者のボードの対向する内面を接着材
及び又は木ネジ等の固着具に依シ接合固着して一体のボ
ードICを構成させたのに対し1実施例−1と同一の素
材と配合に依シボードを常温又は高温下で圧縮成形する
際為実施例−1と仝様の通水管2をボードの厚みの丁度
2分の1の場所へ水平に一体に篭−ルドする事に依υ本
発明の木質系蓄熱性のボード1を形成させたもので1実
施例−1と比較すると工場での作業でボード1を生産を
済ませられ1ボードの長溝M及びNの形成の手間やボー
ド1a及び1bの貼合せの手間が省ける点で便利である
。其の他の事項は実施例−1と全く同一である。
実施例−8 実施例−1及び実施例−2に於ける通水管2に代えて電
熱カーペット或は寒冷地で使用する不凍栓用の低温発熱
電熱線或は合成樹脂材で被覆した耐水性絶縁低温発熱電
熱線9を実施例−工又は実施例−2と仝様の手段に依っ
てボードの中間部位へ挟着固着するかモールドに依シ埋
込んでボードIC又はボード1を形成したものであシ九
 ボードの上端縁の隅部には電熱線接続部8Qを切欠い
て設は電熱線の接続端4aを露出させて置き接続抵抗を
極力低める様隣接するボードの電熱線の端部と生肝シ重
ね合せカシメ片等を使用して両ボードの電熱線を圧接4
合させパネルP全体を、J−面積であれば一本九広い面
積のパネルPの場合には其の面積に応じ適宜数の本数の
電熱線として配線する。其の他の事項は全て実施例−1
と仝様である。
各実施例に共通の技術的事項 上記三つの実施例に於ては〜ボードの補強はロックウー
ル等の長繊維をボードの材料中へ入れる事以外記載して
いないが1日本建築の個人住宅以外の多人数で使用する
床等に使用するボードの場合には1ボードの強度を高め
且通水管2又は電熱線9を保獲する為夫等の上下両面に
金網(ワイヤーメツシュ)等を埋込んでボードを成形し
でもよく1亦夫々のボードの表面に予め突板等の単板或
は合成樹脂のフィルム若しくは合成樹脂含浸紙等を接着
材でオーバーレイしたボードを使用する事に依シ施工を
簡略化出来るが1通常はパネルとして張設した多数の接
合固着した全ボードの上に更に内装材である床板1畳翫
壁紙吟を貼着又は釘止めし或は敷込む事に依シ内装を完
了する。尚低温水を通水する事に依シボードを冷却する
場合に室内の空気中の水分が露点温度以下に成ると凝縮
して壁面等に結露して壁面等の濡れる恐れのある場合に
は別途除湿器等を併用して結露現象の発生を防止する必
要のある事は云う迄もない。
(発明の効果) 本発明は)上記の構成及び作用を有するので通水管への
温水の供給或は電熱に依シボード1c又は1を加熱する
事に依、!71ボードは供給された熱量を蓄熱して其の
全表面を略々均一に保った上で主として低温の熱輻射に
依シ輻射熱を床或は壁若しくは天井から放射するのでλ
バーナーで空気を加熱し其の対流に依シ暖房する場合の
様に部屋の上部のみが暑くなシ床附近の温度が低いとい
う上下の温度差に大きな差を生づる欠点が無<S01が
ほかとしたオンドル式の暖房をする事が出来るので健康
的であ!31其の場合の熱輻射も従来の赤外線バーナー
の様に小面積の赤外熱源からの高温熱輻射に依る局部的
な高熱の受熱でなくパネル状の広い低温輻射熱源からの
人間の体温に近い低温の輻射熱の受熱である為人体に局
所的に焦熱感を与える事が無い。而してボードは従来の
セメントを主材料としたものと比較し極めて軽量であシ
)置部木工に依る加工が容易で日本建築の大工にも手軽
に取扱える。亦ボードの木質系の主利刺に加えて混合す
る雲母為鉱物繊維1鉱滓1フライアッシュ等は其の比重
も軽く1蓄熱性と熱輻詞性を高め更に木質栃料の難燃性
及び機械的強度の増加に寄与しているので1本発明のボ
ードは一般的人パーティクルボードと比較して格段の蓄
熱性及び離燃性を有し亦ガラス又はロックウールの長繊
維等を適当に配合するか金網をモールドする等して更に
強度を高める事も出来1其の利用目的も単々る暖房に限
られず井戸水の様々地下水又は冷却水に依る冷房に其の
侭利用出来る等優れた効果を有する。而して本発明のボ
ード及びボードに依如形成したパネルの表面は従来のセ
メント系のものに較べ平面度も高く1且木質系である事
から内装仕上材としての木材の単板や壁紙等との接着羽
に依る貼着が極めて容易なので木工建築に利用する際特
別な施工上の難問は生じないので其の普及を阻けられる
問題点を有していない。更に本発明のボードの製造に際
しては1主材料の木質材料を適宜選択配合する事に依シ
ボード製作時の接着材の含有量を低減したシネ要とした
シ出来る他1加熱温度も常温から高温迄太き表温度範囲
で調節可能であシ九且圧力範囲も可成シ選択出来るので
1其の製造規模)使用設備に対応して各種の生産方法を
選択出来る点でも其の開発及び普及の上での利点と云え
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は通水管に依る実施例−1のボードで形成したパ
ネルの平面図九第2図aは第1図のU −■位置に於け
る断面図1第2図すは実施例−1のボードの組合せの一
例の断面図1第2図0は第2図すと異る実施例−1のボ
ードの組合せの他の一例の断面図\第8図はパネル形成
の際のボード同志の接続部の構造の一例を示す要部の断
面図1第4図は電熱線を配設した実施例−3の接続部の
要部の平面図である。 図の、主要な部分を表わす符号の説明 l・・・ボード(実施例−2の)、la・・・(挟着前
の実施例−1の一方の)ボード、 113・・・(仝上
の他方の)ボードN [・・・(挟着後の実施例−1の
)ボードX 2・・・通水管九 8・・・(ボードの端
縁の切欠の管体の)接続部N 3Q ・・・電熱線接続
部〜4・・・(通水管2の)接続端N 4a・・・(電
熱線の)接続端、M・・・(ボード1aの)長溝1N・
・・(昶−・ド1bの)長溝15・・・根太)6・・・
下地相17・・・断熱板18・・・木ネジX9・・・電
熱線、A・・・(通水管の)給水側1B・・・(仝じく
)排水側−r ・Il+パネル。 特許出願人 洪 起草 代理人 弁理士 樽見誠夫 手続補正書(自発) 昭和59年6月18日 特許庁長官若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59 年 特許 覇第76404号3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 8、補正の内容 (1)1特許請求の範囲を別紙のとお
シ補正する。(2)為明細書の発明の詳細な説明の欄を
別紙のと幹シ補正する。(3)k図面を別紙のとおシ補
充する。 (1)、特許請求の範囲を下記のとおシ補正する。 記 2、特許請求の範囲 (1)、水利の小細片及び植物繊維の切片等の木質系栃
料を主制料とし、之にロックウール或はグラスウール等
の鉱物繊維A雲母1金属粒子1鉱滓及び又はフライアッ
シュ等を副材料とした混合物に合成樹脂系の接着材を添
加し又は添加し力いて加圧成形した木質系蓄熱性のボー
ド1a及び1.1)の2枚のボードの間に金属管等の通
水管2又は低温の電熱線9を其の接続巨4又は胚を除き
平面的に蛇行して折曲して挟着し上記2枚の木質系蓄熱
性のボード1a及び1bを接合固着しボード1Gとした
木質系蓄熱性パネル用ボード。 (2)。水利のI」\細片及び植物繊維の切片等の木質
系材料を主材料とし1之にロックウール或はグラスウー
ル等の鉱物繊ML1雲母為金属粒子1鉱滓及び又はフラ
イアッシュ等を副材料とした混合物に合成樹脂系の接着
相を添加し又は添加しないで加圧又は加圧\加温して成
形した木質系蓄熱性のボーは低温9電熱@eを其の接続
咀4又は胚を除き平面的に蛇行して埋設した木質系蓄熱
性パネル用ボード。 (3)、木材の小細片及び植物繊維の切片等の木質系材
料を主材料とし、之にロックウール或はグラスウール等
の鉱物繊細1雲母1金属粒子1鉱滓及び又はフライアッ
シュ等を副材料とした混合物を、合成樹脂系の接着材を
添加し又は添加し々いて常温又は220度C以下の高温
下で10−50.、Kg/ o&の間の適宜の温度及び
圧力下で圧縮成形した木質系蓄熱性パネル用ボード。 喜 21!l 寥 3 国 察 41!7

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)。来月の小細片及び植物繊維の切片等の木質系制
    料を主材料とし1之にロックウール或はグラスウール等
    の鉱物繊維為雲母1金属粒子1鉱滓及び又はフライアッ
    シュ等を副詞料とした混合物に合成樹脂系の接着材を添
    加し又は添加しないで加圧成形した木質系蓄熱性ボード
    La及び1b(02枚のボードの間に金属管等の通水管
    2又は低温電熱線9を其の接続部4又は10を除き平面
    的に蛇行して折曲して挟着し上記2枚の木質系蓄熱性ボ
    ードla及びlbを接合固着した木質系蓄熱性パネシレ
    用ボード。
  2. (2)、木材の/j〜細片及び植物繊維の切片等の木質
    系桐料を主材料とし)之にロックウール或はグラスウー
    ル等の鉱物繊維翫雲母1金属粒子1鉱滓及び又はフライ
    アッシュ等を副材料とした混合物に合成樹脂系の接着材
    を添加し又は添加しないで加圧成形した木質系蓄熱性の
    ボード1の厚さ方向の中間部に金属管等の通水管2又は
    低温電熱線9を其の接続部4又は10を除き平面的に蛇
    行して折曲して埋設した木質系蓄熱性パネル用ボード。
  3. (3)。木材の不細片及び植物繊維の切片等の木質系材
    料を主利料とし)之にロックウール或はグラスウール等
    の鉱物繊細1雲母亀金属粒子)鉱滓及び又はフライアッ
    シュ等を副材料とした混合物を)合成樹脂系の接着材を
    添加し又は添加し々いて常温又は220度C以下の高温
    下で10〜50.Kg /、l’の間の適宜の温度及び
    圧力下で圧縮成形した木質系蓄熱性パネル用ボード。
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