JPS6021832A - 赤外線透過用ハライドガラス - Google Patents
赤外線透過用ハライドガラスInfo
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- JPS6021832A JPS6021832A JP58128998A JP12899883A JPS6021832A JP S6021832 A JPS6021832 A JP S6021832A JP 58128998 A JP58128998 A JP 58128998A JP 12899883 A JP12899883 A JP 12899883A JP S6021832 A JPS6021832 A JP S6021832A
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- JP
- Japan
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- mol
- ions
- glass
- ion
- infrared
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- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/32—Non-oxide glass compositions, e.g. binary or ternary halides, sulfides or nitrides of germanium, selenium or tellurium
- C03C3/325—Fluoride glasses
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、赤外線波長領域において透明なガラスに関す
るものである。
るものである。
従来から光通信用ガラスファイバーには酸化物、主に二
酸化ケイ素(Sin2)を主成分とするものが使われて
きた。しがしこの種のガラスは、その骨格を形成するS
土原子と0原子の間の結合が強く、その格子振動に基づ
く吸収及びレーリー散乱のために、低損失の波長域が0
.6μmの可視域から2.0μmの赤外域に限られてい
た。
酸化ケイ素(Sin2)を主成分とするものが使われて
きた。しがしこの種のガラスは、その骨格を形成するS
土原子と0原子の間の結合が強く、その格子振動に基づ
く吸収及びレーリー散乱のために、低損失の波長域が0
.6μmの可視域から2.0μmの赤外域に限られてい
た。
一方、波長2μm以上の赤外線領域において透明な物質
の内、最も有力視されているのはハライド化合物である
。現在までに報告されているハライド化合物材料には、
ガラス質の物と結晶質の物の2つに分けられる。ガラス
側斜としては、7ノ化ジルコニウム(ZrF4) +
フッ化バリウム(BaF2)。
の内、最も有力視されているのはハライド化合物である
。現在までに報告されているハライド化合物材料には、
ガラス質の物と結晶質の物の2つに分けられる。ガラス
側斜としては、7ノ化ジルコニウム(ZrF4) +
フッ化バリウム(BaF2)。
及びフン化ガドリニウム(GdF3)またはフッ化イツ
トリウム(YF3> 、などを主成分にしたフッ化物ガ
ラス及び塩化亜鉛(ZnC12) 、塩化ビスマス(B
i073)を主成分にしたフッ化物以外のハライドガラ
スなどが知られている。又、結晶材料としては銀ハライ
ド(Ag(J−AgBr) 、タリウムハライド(TA
Br−TlI)等の多結晶体、塩化カリウム(Kcl)
。
トリウム(YF3> 、などを主成分にしたフッ化物ガ
ラス及び塩化亜鉛(ZnC12) 、塩化ビスマス(B
i073)を主成分にしたフッ化物以外のハライドガラ
スなどが知られている。又、結晶材料としては銀ハライ
ド(Ag(J−AgBr) 、タリウムハライド(TA
Br−TlI)等の多結晶体、塩化カリウム(Kcl)
。
臭化セシウム(Gs13r)等の単結晶体などがある。
しかし、ZrF4−BaF2−RF3 (R=Gd 、
Y)系ガラスは、ガラス構成元素の原子量が軽いため
に4〜58m以上の赤外線は透過しにくくなる。また、
ZnC”21 B10A’3系ガラスは、その材料が有
する潮解性のために実用性に欠ける。一方、多結晶体の
ファイバーは粒界散乱による損失が大きく、単結晶体の
ファイバーは結晶成長速度が毎分数am以下と遅く、生
産性が悪いために長尺用ファイバーとしての実用化は困
難である。
Y)系ガラスは、ガラス構成元素の原子量が軽いため
に4〜58m以上の赤外線は透過しにくくなる。また、
ZnC”21 B10A’3系ガラスは、その材料が有
する潮解性のために実用性に欠ける。一方、多結晶体の
ファイバーは粒界散乱による損失が大きく、単結晶体の
ファイバーは結晶成長速度が毎分数am以下と遅く、生
産性が悪いために長尺用ファイバーとしての実用化は困
難である。
一方、赤外線吸収の位置を長波長側ヘシフトさせるため
にガラス構成成分に分子量の大きな物質を用いたガラス
、例えばZrF4 PbF2 + PbF2−AIF’
3などが報告されている。しかしこれらのガラスは極め
て結晶化しやすいために、超急冷法によって厚さ20μ
m程度のガラス体が得られる程度であり、光導波路とし
ての実用化は困難である。
にガラス構成成分に分子量の大きな物質を用いたガラス
、例えばZrF4 PbF2 + PbF2−AIF’
3などが報告されている。しかしこれらのガラスは極め
て結晶化しやすいために、超急冷法によって厚さ20μ
m程度のガラス体が得られる程度であり、光導波路とし
ての実用化は困難である。
本発明は上記の種々の欠点を除去するためになされたも
のであり、より長波長の赤外線領域まで透明であり、得
られたガラスが潮解性を示さず、生産性に優れ、かつ製
造が容易なガラス体を得ることを目的としている。
のであり、より長波長の赤外線領域まで透明であり、得
られたガラスが潮解性を示さず、生産性に優れ、かつ製
造が容易なガラス体を得ることを目的としている。
本発明は、ガラスを構成する陽イオン成分として、ジル
コニウムイオンIIS〜63モル%、鉛イオン/4’〜
31モル%、クリウムイオン0N27モル%、ランタニ
ウムイオンO〜/、2モル%、タタシクリウムイオンと
ランクニウムイオンとの合計は5〜30モル%を有し、
かつこれらの合計がざタモル%以上であり、かつガラス
を構成する陰イオン成分の割合が、フッ素イオンq3−
100モル%。
コニウムイオンIIS〜63モル%、鉛イオン/4’〜
31モル%、クリウムイオン0N27モル%、ランタニ
ウムイオンO〜/、2モル%、タタシクリウムイオンと
ランクニウムイオンとの合計は5〜30モル%を有し、
かつこれらの合計がざタモル%以上であり、かつガラス
を構成する陰イオン成分の割合が、フッ素イオンq3−
100モル%。
塩素イオン0〜Sモル%である事を特徴とする赤外線ハ
ライドガラスである。
ライドガラスである。
上記組成の限定理由を以下に化合物含有量の形で説明す
る。
る。
ここでハライド化合物は陰イオンが1価のイオンである
ため、1モルのノ1ライド化合物は/モルの陽イオンを
含み、そのためガラス組成を化合物のモル分率として表
わした値は、その化合物に含まれる陽イオンのモル分率
を表わす。
ため、1モルのノ1ライド化合物は/モルの陽イオンを
含み、そのためガラス組成を化合物のモル分率として表
わした値は、その化合物に含まれる陽イオンのモル分率
を表わす。
上記ガラス組成において使用されるZrF4は、ガラス
構成成分としてガラス中に存在してもその事によって2
.5μmないし10μmの波長の赤外線領域において吸
収領域を持つ様な事のない、又、ガラス中に存在しても
その事により、ガラスが潮解性を示す様な事のない本発
明の必須成分である。
構成成分としてガラス中に存在してもその事によって2
.5μmないし10μmの波長の赤外線領域において吸
収領域を持つ様な事のない、又、ガラス中に存在しても
その事により、ガラスが潮解性を示す様な事のない本発
明の必須成分である。
本発明のzrB’4の含有量は+ 5−乙3モル%であ
り、ll3モル%よりも少ない含有量または63モル%
よりも多い含有量では結晶化しやすくなり、安定なガラ
スが得にくい。父上記ガラス組成においてPbF2 、
TlF 、およびLaF3はガラス形成助剤として働
き、いずれの成分もガラス中に存在してもコ、Sμmな
いし108mの波長の赤外線領域においてZrF4同様
その事によって吸収領域を持つ事かない。かつまた前記
組成はガラス中に存在してもその事により潮解性を示す
様な事がないZrF4同様本発明の必須成分である。P
bF 2の含有量はlt〜31モル%、 TlFの含有
量は0−27モル%、 LaF3の含有量は0−12モ
ル%である。
り、ll3モル%よりも少ない含有量または63モル%
よりも多い含有量では結晶化しやすくなり、安定なガラ
スが得にくい。父上記ガラス組成においてPbF2 、
TlF 、およびLaF3はガラス形成助剤として働
き、いずれの成分もガラス中に存在してもコ、Sμmな
いし108mの波長の赤外線領域においてZrF4同様
その事によって吸収領域を持つ事かない。かつまた前記
組成はガラス中に存在してもその事により潮解性を示す
様な事がないZrF4同様本発明の必須成分である。P
bF 2の含有量はlt〜31モル%、 TlFの含有
量は0−27モル%、 LaF3の含有量は0−12モ
ル%である。
PbF2の含有量がllIモル%よりも少ない含有量ま
たは31モル%よりも多い含有量では結晶化よやすくな
り安定なガラスか得にくい。TA’FおよびLaF3は
、各々ガラス中に含有しない状態であってもかまわない
が、少くとも1方の成分がガラス中に含有する事がガラ
スの結晶化に対する安定性のために必要である。TIF
およびLaF3の含有合計量はg〜30モル%である。
たは31モル%よりも多い含有量では結晶化よやすくな
り安定なガラスか得にくい。TA’FおよびLaF3は
、各々ガラス中に含有しない状態であってもかまわない
が、少くとも1方の成分がガラス中に含有する事がガラ
スの結晶化に対する安定性のために必要である。TIF
およびLaF3の含有合計量はg〜30モル%である。
TIF および含有量が27モル%よりも多い含有量及
びLaF3含有量が72モル%よりも多い含有量の場合
では鷹 結晶化しやすくなり、安定なガラスか・得にくい。
びLaF3含有量が72モル%よりも多い含有量の場合
では鷹 結晶化しやすくなり、安定なガラスか・得にくい。
又TIFおよびLaF3の合計量が30モル%よりも多
い量では結晶化しやすくなり、安定なガラスが得にくい
。
い量では結晶化しやすくなり、安定なガラスが得にくい
。
上記組成範囲において生産性に優れ、S−38mの波長
の赤外線領域において何ら吸収領域を持たないガラス体
を得る事が出来るが、特にZrF452〜63モル%、
pbF27ざ〜27モル%、TIF9〜20モル%、
LaF3!;〜9モル%の組成範囲において特に生産
性の優れたガラスを得ることが出来る。ここで上記特に
望ましい組成範囲のガラスは前記組成範囲のガラスより
もガラスの失透に対して安定である。
の赤外線領域において何ら吸収領域を持たないガラス体
を得る事が出来るが、特にZrF452〜63モル%、
pbF27ざ〜27モル%、TIF9〜20モル%、
LaF3!;〜9モル%の組成範囲において特に生産
性の優れたガラスを得ることが出来る。ここで上記特に
望ましい組成範囲のガラスは前記組成範囲のガラスより
もガラスの失透に対して安定である。
又本発明のガラスは、その赤外線透過特性及び結晶化に
対して安定な特性を変化させない範囲でNaF r C
−5F + BaF’2j SrF 21 ZnF 2
1 GdF 3などの成分を添加する事が出来る。その
範囲はNaF O〜/3゜OsF 0−13 、、Ba
F2 0〜g、5rF2 0〜ざ、ZnF20〜13.
GdF30〜g、各モル%である。ここでNaF+O
sF+BaFg+SrF2+ZnFz+GdF3は0−
/!iモル%である。各成分を各限定範囲より多く含有
させると結晶化しやすくなり、本発明のガラスの特性を
失う。又NaF十C8F+BaF2+SrF2+ZnF
2+GaF3の含有量が73モル%をこえると、本発明
の特性を失う事になる。又本発明のガラスは、その赤外
線透過特性及び結晶化に対して安定な特性を変化させな
い範囲でF−イオンを07−イオンで置換させることが
出来る。その範囲は0−jモル%である。5モル%以上
の割合で置換させると結晶化しやすくなり、本発明の特
性を失う。
対して安定な特性を変化させない範囲でNaF r C
−5F + BaF’2j SrF 21 ZnF 2
1 GdF 3などの成分を添加する事が出来る。その
範囲はNaF O〜/3゜OsF 0−13 、、Ba
F2 0〜g、5rF2 0〜ざ、ZnF20〜13.
GdF30〜g、各モル%である。ここでNaF+O
sF+BaFg+SrF2+ZnFz+GdF3は0−
/!iモル%である。各成分を各限定範囲より多く含有
させると結晶化しやすくなり、本発明のガラスの特性を
失う。又NaF十C8F+BaF2+SrF2+ZnF
2+GaF3の含有量が73モル%をこえると、本発明
の特性を失う事になる。又本発明のガラスは、その赤外
線透過特性及び結晶化に対して安定な特性を変化させな
い範囲でF−イオンを07−イオンで置換させることが
出来る。その範囲は0−jモル%である。5モル%以上
の割合で置換させると結晶化しやすくなり、本発明の特
性を失う。
本発明のガラスは前記組成よりなりS−38mの波長の
赤外線領域において何ら吸収領域を持たず、可視領域か
ら連続的に透明なガラスを提〜供する。又本発明のガラ
スは従来のガラスと較べ作業性に優れたガラスである。
赤外線領域において何ら吸収領域を持たず、可視領域か
ら連続的に透明なガラスを提〜供する。又本発明のガラ
スは従来のガラスと較べ作業性に優れたガラスである。
次に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1
ZrF4 j 7 % /’ % + PbF2−23
% ル% r TlF / lIモル%、 LaF3
6モル%の割合になるようGこ調合したZrFa−Pb
F2−TlF−LaFz混合粉末と、約10wt% の
酸性フン化アンモニウム(NH4F−HF)とをメノウ
乳鉢で粉砕混合した復心こ、フタ付白金ルツボに入れて
130℃でlS分間溶融した。その後融液を真鍮板上へ
流し出し、他の真鍮板で上刃)ら押えて直径J Om
m +厚みo、s mmの無色透明の円板状材料を得た
。この材料は、第1図−(a)のX線回折図形に示すよ
うに、結晶質特有の鋭し)ピークが観察されないことか
らガラス状態であることが確認された。また、この材料
の赤外透過特性を2.5〜.25μmの範囲で測定した
結果、第2図−(a)に示すように、はぼ2.S〜7.
5μmの範囲で何ら吸収領域を持たない。ここで2S%
程度の透過光の減少が見られるが、これは表面状態の不
備による表面の乱反射による減少と見られ、本質的な吸
収とは考えられない。又このガラスは室温で大気中にl
カ月以上放置しておいても表面の変質は起こらなかった
。
% ル% r TlF / lIモル%、 LaF3
6モル%の割合になるようGこ調合したZrFa−Pb
F2−TlF−LaFz混合粉末と、約10wt% の
酸性フン化アンモニウム(NH4F−HF)とをメノウ
乳鉢で粉砕混合した復心こ、フタ付白金ルツボに入れて
130℃でlS分間溶融した。その後融液を真鍮板上へ
流し出し、他の真鍮板で上刃)ら押えて直径J Om
m +厚みo、s mmの無色透明の円板状材料を得た
。この材料は、第1図−(a)のX線回折図形に示すよ
うに、結晶質特有の鋭し)ピークが観察されないことか
らガラス状態であることが確認された。また、この材料
の赤外透過特性を2.5〜.25μmの範囲で測定した
結果、第2図−(a)に示すように、はぼ2.S〜7.
5μmの範囲で何ら吸収領域を持たない。ここで2S%
程度の透過光の減少が見られるが、これは表面状態の不
備による表面の乱反射による減少と見られ、本質的な吸
収とは考えられない。又このガラスは室温で大気中にl
カ月以上放置しておいても表面の変質は起こらなかった
。
実施例2〜17
牙1表に示した割合になるように調合したZrF4−P
bF2−T’1F−LaF3及びNaF、 CsF I
BaF 2 + SrF 2 yZnF 21 G(
IF 31 cscll Tl! Oll r P b
c42等の混合粉末を、実施例−/と同様の方法で溶融
および冷却することによって直径3t) mm 、厚み
0.3〜0.5nIm程度の無色透明な円板状材料を得
た。実施例2〜17の各材料のX線回折図形は、すべて
実施例1の材料とほぼ同一のハロー図形であったことか
ら、各材料はガラス状態であることが確認された。
bF2−T’1F−LaF3及びNaF、 CsF I
BaF 2 + SrF 2 yZnF 21 G(
IF 31 cscll Tl! Oll r P b
c42等の混合粉末を、実施例−/と同様の方法で溶融
および冷却することによって直径3t) mm 、厚み
0.3〜0.5nIm程度の無色透明な円板状材料を得
た。実施例2〜17の各材料のX線回折図形は、すべて
実施例1の材料とほぼ同一のハロー図形であったことか
ら、各材料はガラス状態であることが確認された。
代表例として実施例5のX線回折図形を第1図−(b)
に示す。
に示す。
また実施例2〜gの各材料の波長コ、j〜25μmの範
囲で測定した赤外線透過特性をオコ図−(b)〜(h)
に示す。ここで本発明のガラス材料は、最短で74μm
、最長でr、oμmの波長の赤外線を透過した。さらに
いずれの材料の場合にも、室温で一週間以上放置しても
表面の変質は起こらなかった。ここで実施例1!;、/
l、/7はそれぞれ陰イオン成分の2.り%、1.7%
、3.3%を塩素イオンて に置換したものかあるがガラスの赤外線透過特性。
囲で測定した赤外線透過特性をオコ図−(b)〜(h)
に示す。ここで本発明のガラス材料は、最短で74μm
、最長でr、oμmの波長の赤外線を透過した。さらに
いずれの材料の場合にも、室温で一週間以上放置しても
表面の変質は起こらなかった。ここで実施例1!;、/
l、/7はそれぞれ陰イオン成分の2.り%、1.7%
、3.3%を塩素イオンて に置換したものかあるがガラスの赤外線透過特性。
結晶化に対する安定性、ガラスの潮解性の点で前記実施
例とほぼ同様の性質を示した。第1表に出発原料の組成
、Clイオンへの置換率、ガラス化の判定(○:X線回
折で見て非晶質、×:前者以外のもの)、赤外線透過特
性の判定(○:波長!〜6μmの赤外線に対して厚みQ
、j;mmで60%以上の透過率を示すもの。×:前者
以外のもの)を示す。
例とほぼ同様の性質を示した。第1表に出発原料の組成
、Clイオンへの置換率、ガラス化の判定(○:X線回
折で見て非晶質、×:前者以外のもの)、赤外線透過特
性の判定(○:波長!〜6μmの赤外線に対して厚みQ
、j;mmで60%以上の透過率を示すもの。×:前者
以外のもの)を示す。
比較例1
修
ZrF4をj 0モル% + pbF2を5 (7モM
む混合粉末を調合し、約10wt%のNH4F −HF
を加えてメノウ乳鉢で十分粉砕した後に7タ付白金ルツ
ボに入れ、900°C,/j分の溶融の後に真鍮板上に
流し出し、他の真鍮板で上から押えて直径50mm 、
厚みQ、3 mtn程度の円板状材料を得た。
む混合粉末を調合し、約10wt%のNH4F −HF
を加えてメノウ乳鉢で十分粉砕した後に7タ付白金ルツ
ボに入れ、900°C,/j分の溶融の後に真鍮板上に
流し出し、他の真鍮板で上から押えて直径50mm 、
厚みQ、3 mtn程度の円板状材料を得た。
このもののx1回折図形は、第7図−(C)に示すいこ
とがわかった。又、こうして得られた材料の波長2.5
〜25μmの範囲で赤外線透過特性を測定した所、全域
にわたり10%未満の透過率を示した。
とがわかった。又、こうして得られた材料の波長2.5
〜25μmの範囲で赤外線透過特性を測定した所、全域
にわたり10%未満の透過率を示した。
比較例2,3
比較例−2としてZrF4 J O% ル% 、 Pb
F221Iモル%+ TIF / / モル% l L
aF3 / 3モル%、比較例−3としてZrF4 !
;!i %ル% r PbF2 3!i %ル%+ L
aF3 / 0モル%の割合になるように調合したzr
F’4−PbF2−TlF−LaF3及びzrli’4
−pbF2− LaF 3 混合粉末を実施例/と同様
の方法で溶融および冷却することによって直径3;Qm
m、厚さ9.3 mm程度の円板状材料を得た。これら
の材料についてX線回折を調べた結果、各々第1図−(
d)。
F221Iモル%+ TIF / / モル% l L
aF3 / 3モル%、比較例−3としてZrF4 !
;!i %ル% r PbF2 3!i %ル%+ L
aF3 / 0モル%の割合になるように調合したzr
F’4−PbF2−TlF−LaF3及びzrli’4
−pbF2− LaF 3 混合粉末を実施例/と同様
の方法で溶融および冷却することによって直径3;Qm
m、厚さ9.3 mm程度の円板状材料を得た。これら
の材料についてX線回折を調べた結果、各々第1図−(
d)。
(e)に示すように結晶質特有の鋭いピークが現われた
。これより、比較例コ、3の各材料は部分的に結晶化し
ていることがわかった。又こうして得られた材料の波長
2゜5〜23μmの範囲で赤外線透過特性を測定した所
、比較例1と同様、全域にわたり10%未満の透過率を
示した。
。これより、比較例コ、3の各材料は部分的に結晶化し
ていることがわかった。又こうして得られた材料の波長
2゜5〜23μmの範囲で赤外線透過特性を測定した所
、比較例1と同様、全域にわたり10%未満の透過率を
示した。
以上説明した様に、本発明の赤外線透過用フッ化物ガラ
スは、最長でざ、0μmまでの波長の赤外線を透過する
ことができ、従来のZrF4BaF2−HF3 (R=
Gd 、 Y )系フッ化物ガラスよりも吸収端が約7
8m長波長側へ移動した。このことより、波長j〜6μ
mの赤外線をより低損失で透過できるため、−酸化炭素
レーザー(波長s、−μm)、及び赤外線温度計用の光
導波路への応用が可能である。
スは、最長でざ、0μmまでの波長の赤外線を透過する
ことができ、従来のZrF4BaF2−HF3 (R=
Gd 、 Y )系フッ化物ガラスよりも吸収端が約7
8m長波長側へ移動した。このことより、波長j〜6μ
mの赤外線をより低損失で透過できるため、−酸化炭素
レーザー(波長s、−μm)、及び赤外線温度計用の光
導波路への応用が可能である。
第1図−(a)〜(e)は、各々本発明の実施例1゜実
施例!及び比較例1〜3の各材料のX線回折図形である
。第2図−(a)〜(h)は、各々本発明の実施例1〜
gの各材料の赤外吸収特性図である。 第 l 表 手 続 補 正 書(方式) 昭和”′年″月御T 特許庁長官殿 / 事件の表示 特願昭3g −12g99g号 一 発明の名称 赤外線透過用ノ・ライドガラス 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地名 称
(lθθ)日本板硝子株式会社明細書の「発明の詳細な
説明」および1図の簡単な説明」の欄 7 補正の内容 明細書13頁15〜19行の「lI図の簡単な説明・・
・である。」を削除する。 明細書15頁の「特許出願人 日本板硝子株式会社」の
上部に以下の文章を挿入する。 [lI 図面の簡単な説明
施例!及び比較例1〜3の各材料のX線回折図形である
。第2図−(a)〜(h)は、各々本発明の実施例1〜
gの各材料の赤外吸収特性図である。 第 l 表 手 続 補 正 書(方式) 昭和”′年″月御T 特許庁長官殿 / 事件の表示 特願昭3g −12g99g号 一 発明の名称 赤外線透過用ノ・ライドガラス 3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪府大阪市東区道修町4丁目8番地名 称
(lθθ)日本板硝子株式会社明細書の「発明の詳細な
説明」および1図の簡単な説明」の欄 7 補正の内容 明細書13頁15〜19行の「lI図の簡単な説明・・
・である。」を削除する。 明細書15頁の「特許出願人 日本板硝子株式会社」の
上部に以下の文章を挿入する。 [lI 図面の簡単な説明
Claims (3)
- (1) ガラスを構成する陽イオン成分として、ジルコ
ニウムイオン15〜63モル%、鉛イオン79〜31モ
ル%、クリウムイオン0N27モル%、ラン多ニウムイ
オンON/2モル%、ただしタリウムイオンとランタニ
ウムイオンとの合計はg〜30モル%、を有し、かつこ
れらの合計がざ3モル%以上であり、かつガラスを構成
する陰イオン成分の1111合が、フッ素イオンqs−
tooモル%、塩素イオン0−1モル%、である事を特
徴とする赤外1印 檜デづイドガラス。 - (2) ガラスを構成する陽イオン成分として、ジルコ
ニウムイオン52〜63モル%、鉛イオン/ 1r−J
7モル%、クリウムイオン9〜20モル%、ランタニ
ウムイオン!−9モル%を有し、かつこれらの合計がざ
5モル%以上であり、かつガラスを構成する陰イオン成
分の割合がフン素イオン93〜lo。 モル%、塩素イオン0−1モル%、である特許請求の範
囲第1項記載の赤外線透過用ハライドガラス0 - (3)ガラスを構成する陽イオン成分として、ジルコニ
ウムイオン、鉛イオン、タリウムイオン、ランタニウム
イオンの他にナトリウムイオンQ〜13モル%、セシウ
ムイオン0〜13モル%、バリウムイオン0〜lrモル
%、ストロンチウムイオン。 〜ざモル%、亜鉛イオン0〜73モル%、ガドリニウム
イオン0〜gモル%を有し、かつこれらの合計が73モ
ル%以下である特許請求の範囲第1項または第2項記載
の赤外線透過用ハライドガラス0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58128998A JPS6021832A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 赤外線透過用ハライドガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58128998A JPS6021832A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 赤外線透過用ハライドガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6021832A true JPS6021832A (ja) | 1985-02-04 |
Family
ID=14998606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58128998A Pending JPS6021832A (ja) | 1983-07-15 | 1983-07-15 | 赤外線透過用ハライドガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021832A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62284303A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 遠赤外線選択透過フイルタ−用組成物 |
US5673601A (en) * | 1992-09-02 | 1997-10-07 | Komatsu Ltd. | Breakthrough buffer for presses and control method therefor |
-
1983
- 1983-07-15 JP JP58128998A patent/JPS6021832A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62284303A (ja) * | 1986-06-02 | 1987-12-10 | Sumitomo Chem Co Ltd | 遠赤外線選択透過フイルタ−用組成物 |
US5673601A (en) * | 1992-09-02 | 1997-10-07 | Komatsu Ltd. | Breakthrough buffer for presses and control method therefor |
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