JPS60218310A - 毛髪の持久変形剤とその使用法 - Google Patents

毛髪の持久変形剤とその使用法

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JPS60218310A
JPS60218310A JP7488084A JP7488084A JPS60218310A JP S60218310 A JPS60218310 A JP S60218310A JP 7488084 A JP7488084 A JP 7488084A JP 7488084 A JP7488084 A JP 7488084A JP S60218310 A JPS60218310 A JP S60218310A
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JP
Japan
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hair
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permanent
viscosity
deforming agent
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JP7488084A
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Hirotsugu Segawa
博嗣 瀬川
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Takara Belmont Corp
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Takara Belmont Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人の毛髪のための持久変形剤並びにこの持久変
形剤を使用して人の毛髪を持久的に変形する方法に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、持久性のある人の毛髪の変形、即ち所謂パーマネ
ントウェーブについては、一部にクリーム状あるいは塗
布した際に泡状となる薬剤が提案され、又は使用されて
いるが、一般には主として液状の持久変形剤が用いられ
ている。
液状の持久変形剤が使用される場合には、一般的に2つ
の異なった使用方法が行なわれている。
1つの方法は通常予め洗髪し、タオルで水を取去った毛
髪を先ず多くの部分に分け、次に液状の持久変形剤の一
部で湿気を与え、その後カーラに巻き取る。巻取りが終
ったのち巻いた髪に液状持久変形剤の残りで更に湿気を
与える。
他の1つの方法は洗髪されタオルで水を取り去った毛髪
を同様に多くの部分に分け、次に持久変形剤で湿潤する
ことなくカーラに巻き上げる。次に巻き上った髪を持久
変形剤の充分な量で一度に湿潤せしめる。毛髪変形剤の
必要作用時間経過後、巻かれた髪を水洗し、酸化剤の水
溶液で固定する1゜液状の持久変形剤を使用する場合、
すでに処理された毛髪部分を処理されない毛髪部分から
光学的に区別できないので、個々の毛髪部分における持
久変形剤の供給の不足あるいは過剰により生ずる欠点を
回避することが困難である。前者の方法では処理された
毛髪部分の変形が不充分となり、又、後者の方法では液
体の変形剤が処理を受ける人の頭皮や顔にかかり、皮膚
を刺激する可能性がある。
〔発明の目的〕
本発明は従来のかかる持久変形剤の欠点に着目してなさ
れたもので、皮膚への滴下や流動に対する傾向はごく僅
かで一段階の工程で確実に毛髪のつけ根から作用を受け
易い毛髪先端に至るまで均一に毛髪の変形を可能にする
持久変形剤を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によればかかる目的は、少くとも100ミリポア
ズ(mpa−s)の初期粘性を有し、25℃から42℃
の間の温度範囲で加熱した際、60%以上の粘性低下と
50mpa−s以下の値を示す持久変形剤を使用すにと
によって達せられる。この粘性値はブルックフィールド
の回転型粘度針を使用し、5rpmにおいてスピンドル
3で測定した値である。
粘性を与える添加物質はパラフィン、ワセリン、セレシ
ン、脂肪アルコール、脂肪酸、ワックス、ポリグリコー
ル、ポリグリコールエステル、ポリグリコールエーテル
、アミノキシド、ラノリン誘導体及び/又は1価又は多
価の有機酸と1価又は多価のアルコールとのエステル又
はエーテルから選ばれる1wL又は数種の物質が使用さ
れる。
これらの添加物質は既知の毛髪ケラチン減少物質及び場
合によっては安定剤、保存剤、及び香油と混合して粘性
の高い持久変形剤とすることができる。この持久変形剤
は滴下又は流動性が少なく、加熱によって流動性を付与
され、毛髪カーラに巻かれた毛髪の内部に浸透させるこ
とを可能とするものである。
〔作用・効果〕
この持久変形剤を使用するには、通常の方法で洗髪し、
タオルで湿気を取り去った毛髪の一部をカーラに巻いた
後、持久変形剤をカーラで巻かれた毛髪部分に塗布し、
次いで、持久変形剤の粘性を25℃乃至42℃の範囲の
温度に上げて減少せしめ、流動状として巻かれた毛髪中
に浸透させ、十分に毛髪を湿潤せしめた後、持久変形剤
を毛髪から洗い落とし、次いで常法により酸化固定剤で
処理することによって行なわれる。
本発明の持久変形剤はビスコース状又はクリーム状のコ
ンシスチンシー(粘稠性)を有するため、塗布した際に
滴下も流動もせず、頭皮を湿潤したり顔面に流れること
もない。又、この持久変形剤を加熱して流動状となった
場合にもカーラ内の毛髪部分のみに浸透しこれを湿潤す
る。持久変形剤を過剰に使用した際には頭皮まで達する
ことがあるが正常に使用した場合にはこのようなことは
起らない。従ってこの使用は通常の液体パーマネントウ
ェーブ剤と比較して格段に便利である。
本発明の方法で使用された持久変形剤の他の利点として
は、そのコンシスチンシーにより塗布状態を外観的に見
ることができ、そのため毛髪部分全体への均一な塗布を
過剰又は不足なしに行なうことが可能となり、従ってウ
ェーブを均一に形成できる点があげられる。
持久変形剤を上記の添加物質の中から適宜に選択して調
製し、粘性の低下が約30℃以下の温度で行なわれる様
にすれば、持久変形剤の加温は処理を受ける人の体温で
十分である。この際巻き上げられた毛髪は持久変形剤の
塗布後、熱損失をきたさないようにキャップで覆うのが
効果的である。
本発明の方法においては持久変形剤の粘度低下は比較的
緩慢に行なわれ、そのため巻かれた毛髪の湿潤浸透もま
た外側から内側へとゆるやかに行なわれる。従って巻か
れた状態での毛髪の付根部分に対する作用時間は作用を
受け易い毛髪先端部より長くなり、その結果前者での作
用をより強く受けることになる。
持久変形剤の粘性低下が反対に高温において生ずる場合
には、温度上昇に必要な加熱は例えば赤外線照射による
輻射熱又は理髪店に普通に用いられているドライングフ
ードによる加熱空気の吹付は等により行なうことができ
る。
〔実施例〕
以下にこの発明を下記に示す実施例を参照しつつより詳
細に説明する。
第1表に本発明の持久変形剤の処方例を一括して示した
余 第1表の処方により調合された持久変形剤の粘度をブル
ックフィールド回転型粘度計(スピンドル3、回転数5
rpm)を用い、関係する温度ζ凹円の種々の温度につ
いて測定した。
実施例1 20℃での初期粘度は1350mpa−sであり、30
℃で2Qmpa−s、そして40℃で5mpa’sに低
下した。持久変形剤の溶融範囲は26〜27℃であった
。その結果毛髪のパーマネント処理は外部から加熱を行
なうことなく使用することができた。
実施例2 この例では20℃で710mpa−sの粘度が測定され
、30℃でlQmpa−s、40℃で5mpa”s以下
に低下した。この例でも溶融範囲は25〜27℃と非常
に低いので外部からの加熱なしに使用することができた
実施例3 この実施例では20℃で2800mpa−sの粘度が測
定され、40℃で5Qmpa−sに低下した。この持久
変形剤は溶融範囲が37〜40℃の間にあり、熱照射又
は加熱空気の吹付けによる加熱による処理に適していた
実施例4 この実施例の処方は特に染めた毛髪に対して適するよう
に間合されたもので、20℃における初期粘度は260
0mpa−8,30℃で900mpa−8140℃では
5mpa−sに低下した。
その溶融範囲は約31〜33℃で、処置には実施例3と
同様に加熱を必要とした。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1種又は数種のコンシスチンシーを付与する添加
    物質により室温において処理される毛髪からの滴下を少
    くとも回避するビスコース状乃至クリーム状のコンシス
    チンシーに調整された1種又は数種の毛髪ケラチン減少
    物質による毛髪の持久変形剤において、少くとも100
    ミリポアズ(mpa−s)の初期粘性を有し、25℃乃
    至42℃の範囲の温度に加熱したとき、前記初期粘性に
    対し60%以上の粘性減少を示し、かつ50ミリポアズ
    以下の値を示すことを特徴とする毛髪の持久変形剤。
  2. (2) コンシスチンシーを付与する添加物質がパラフ
    ィン、ワセリン、セレシン、脂肪アルコール、コールエ
    ステル、ポリグリコールエーテル、アミノキシド、ラノ
    リン誘導体及び/又は1価又は多価の有機酸と1価又は
    多価のアルコールとのエステル又はエーテルから選ばれ
    る1種又は数種である特許請求の範囲第1項記載の毛髪
    の持久変形剤。
  3. (3)ヒスコース状乃至クリーム状のコンシスチンシー
    を有し、毛髪ケラチンを減少させる持久変形剤で部分的
    にカーラ上に巻かれた毛髪を処理して人の毛髪を持久的
    に変形する方法において、該持久変形剤をカーラ上に巻
    かれた毛髪部分に塗布し、次いで該持久変形剤の粘性を
    25℃乃至42℃の範囲の温度に上げて減少せしめ、流
    動状として巻かれた毛髪中に浸透させ、十分に該毛髪を
    湿潤せしめた後、上記持久変形剤を毛髪から洗い落とし
    、次いで該毛髪を常法により酸化固定剤で処理すること
    を特徴とする毛髪の持久変形側使用方法。
  4. (4)持久変形剤の温度を上げるため、処理を受けてい
    る人の体温を用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の方法。
  5. (5)持久変形剤の粘性を低下させるための必要な温度
    上昇を輻射熱又は加熱空気の吹きつけにより行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載の方法。
JP7488084A 1984-04-16 1984-04-16 毛髪の持久変形剤とその使用法 Granted JPS60218310A (ja)

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JP7488084A JPS60218310A (ja) 1984-04-16 1984-04-16 毛髪の持久変形剤とその使用法

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JPS60218310A true JPS60218310A (ja) 1985-11-01
JPH0214322B2 JPH0214322B2 (ja) 1990-04-06

Family

ID=13560106

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095868A3 (de) * 2000-06-16 2002-05-23 Rudolf Bauer Verfahren zur haarumformung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001095868A3 (de) * 2000-06-16 2002-05-23 Rudolf Bauer Verfahren zur haarumformung

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JPH0214322B2 (ja) 1990-04-06

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