JPS602181Y2 - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

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Publication number
JPS602181Y2
JPS602181Y2 JP1984019861U JP1986184U JPS602181Y2 JP S602181 Y2 JPS602181 Y2 JP S602181Y2 JP 1984019861 U JP1984019861 U JP 1984019861U JP 1986184 U JP1986184 U JP 1986184U JP S602181 Y2 JPS602181 Y2 JP S602181Y2
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JP
Japan
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electrolyte
plating
treated
electrolytic solution
surface treatment
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984019861U
Other languages
English (en)
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JPS59145570U (ja
Inventor
清人 古屋
Original Assignee
第一電子工業株式会社
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Publication date
Application filed by 第一電子工業株式会社 filed Critical 第一電子工業株式会社
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Publication of JPS602181Y2 publication Critical patent/JPS602181Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は部分メッキなどの表面処理装置に関するもので
ある。
第1図に示す断面図のように下端を電解液1中に浸漬し
た、連続気泡体例えばスポンジにより作られた液洗体2
の上端突出端面を、被処理材3の面に接触させ、等価的
に電解液面を上昇させて、被処理材3を曲げたりするこ
となく部分メッキなどの表面処理を行う方法がある。
しかしこの方法には次に述べるような欠点がある。
即ちその第1は電解液中へのごみほこりなどの混入を防
ぐことができないため、上記のように多数の細孔からな
り、しかも細孔の径が不規則な連続気泡体を液洗体とし
て用いるものでは、処理を継続するうちに電解液と共に
吸上げられたごみやほこりが特に小さい細孔中につまっ
て電解液の吸上げを阻害する。
その結果一定な状態のメッキが出来なくなってメッキの
質を低下させる大きな欠点がある。
また細孔は径が小さくしかも迷路状に入り組んでいるの
で、つまったごみやほこりの除去はほとんど不可能であ
って、廃棄交換せざるを得ない欠点がある。
これに加えて連続気泡体そのものにもとづく自然な吸上
げ力を利用するものでは、連続的に被処理材を送って連
続メッキ処理を行う場合、電解液の吸上げ量の不十分に
より処理速度が遅いと云う欠点がある。
本考案は液洗体として連続気泡体を用いる方法における
、上記の如き各種の欠点を一挙に除去した処理装置の提
供を目的とするものであって、次に図面を用いてその詳
細を説明する。
第2図は本考案に使用する液洗体の部分断面図、第3図
は本考案処理装置の断面図であって、本考案の特徴とす
るところは次の点にある。
即ち本考案においては液洗体2として、第2図のように
細毛例えば動物の毛、植物繊維、化学繊維などの有機細
毛或いは金属、ガラスなどの無機細毛、更にはこれを撚
糸して作られた糸4を一方向に並べて、上端が突出して
少しの自由端を作るように結束体5により結束したのち
、下端を多数の貫通穴6aを有する固定台6上に固定し
たものを用いる。
そしてこれを第3図のように結束体5からの突出上端面
が、電解液1外に突出するように電解液1中に固定する
と同時に、固定台6にポンプ7を接続して、電解液を吹
付けて処理速度に合せて一定かつ適量の電解液1が液洗
体2に送給されるようにしたことを特徴とするものであ
る。
なお8はメッキ用の電極である。
このようにすれば送給された電解液1中のごみやほこり
が、液洗体2の細毛4間に堆積しても、結束体5による
結束を解いて細毛を洗浄することにより簡単に除去でき
るので、連続気泡体を用いるもののようにつまる都度廃
棄交換する経済的負担を必要としなくなる。
またポンプにより強制的に電解液を送給するので、その
押出し力によってごみやほこりのつまり方が少なく、シ
かも許せる範囲内において結束体による結合を緩くする
ことにより、更につまり方を少なくでき、液洗体の洗浄
間隔を長くできる。
また本考案ではポンプにより液洗体2による電解液の自
然吸上げ力を助長するので、処理速度に合せて一定かつ
適量の電解液を被処理材3の接触端面に供給できる。
従ってメッキがかすれたりすることなく、均一かつ早い
処理速度がメッキその他の表面処理を行うことができる
また更に本考案によれば、例えばメッキ処理の場合、液
洗体の形状数、被処理材に対する液洗体の接触面の大き
さなどの選定により、非メッキ面を被覆絶縁することな
く全面、片面全面のメッキ、両面または片面への部分メ
ッキなどを簡単に行うことができる。
例えば第4図aのように液洗体2の上端面に被処理材3
に合せた凹部2aを設けるか、第4図すのように先端面
の幅を被処理材3の幅より大とした2箇の液洗体2によ
り挾めば両面全面の処理が行われ、被処理材3を間欠的
に送れば、間隔をおいてメッキできる。
また第5図aのように液洗体2の先端面の幅Wを、被処
理材3の幅より小としてやれば、第5図すのように長手
方向に部分的にメッキ層9を形成できる。
また第6図aのように液洗体2の先端を丁字形にすれば
、単位時間当りの被処理材2との接触時間が変るので、
第6図すのように中心に厚いメッキ層9a1外側に薄い
メッキ層9bを形成できる。
また第7図aのように長さおよび幅の異なる2箇の液洗
体2を接するようにすれば、2条の厚みの異なるメッキ
層9c、9dを、例えばメッキ面と非メッキ面の境界が
ぼけたりすることなく形成できる。
このような効果は細毛4を結束体5により結束して、被
処理材3の移動時先端面の形状が変りにくいようにする
と同時に、先端面の形状を自由に選定できるようにした
、本考案独自の液洗体があって始めて可能となるもので
あって、変形し易い連続気泡体或いは結束されない刷子
を用いることによっては到底得ることができないすぐれ
た効果である。
なお液洗体2として第8図aのように多数の貫通穴(図
示せず)を有する回転軸10の回りに細毛4を取付けた
ものの一部を、第8図すに示すように電解液1中に浸漬
して被処理材3の移動により回転するようにし、また回
転軸10に図示しないポンプを接続するようにしてもよ
い。
この場合細毛の変形を防ぐため第8図aのように外周に
通気性を有する結束側面11を設ける。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば電解液
中のごみなどによるつまりを簡単に除去でき、しかも細
毛の結束により任意形状の被処理材との接触面を形成し
て適宜の形に部分メッキを行えると同時に、処理速度を
早めることができるすぐれた効果が得られるもので、実
用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の断面図、第2図は本考案に使用され
る液洗体の一例を示す部分断面図、第3図は本考案の一
実施例の断面図、第4図a、 bは両面メッキの場合の
液洗体の部分図、第5図a。 b1100a、 b、第7図a、 bは部分メッキにお
ける液洗体の形状図およびメッキ層の形成状態を示す図
、第8図a、 bは本考案の液洗体の変形例を示す斜視
図およびこれによる装置何回である。 1・・・・・・電解液、2・・・・・・液洗体、2a・
・・・・・液洗体の凹部、3・・・・・・被処理材、4
・・・・・・細毛、5・・・・・・結束体、6・・・・
・・固定台、6a・・・・・・貫通穴、7・・・・・・
ポンプ、訃・・・・・メッキ用の電極、9? 9aw
9b99c、9d・・・・・・メッキ層、18・・
・・・・貫通穴を有する回転軸、11・・・・・・結束
側面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意形状に成形した弾性を有する連続気泡体よりなる液
    洗体の下端を電解液中に浸漬し、電解液面より露呈した
    上端面に被処理材を接触させて表面処理を行う装置にお
    いて、上記連続気泡体よりなる液洗体を電解液浸漬端面
    から露呈端面方向に上端に自由端を少し残して束ねた細
    毛によって形成すると共に、その電解液浸漬端にポンプ
    を接続して電解液を送給することを特徴とする表面処理
    装置。
JP1984019861U 1984-02-16 1984-02-16 表面処理装置 Expired JPS602181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984019861U JPS602181Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 表面処理装置

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JP1984019861U JPS602181Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 表面処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59145570U JPS59145570U (ja) 1984-09-28
JPS602181Y2 true JPS602181Y2 (ja) 1985-01-22

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ID=30150999

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JP1984019861U Expired JPS602181Y2 (ja) 1984-02-16 1984-02-16 表面処理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS602181Y2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1545942A (en) * 1925-01-12 1925-07-14 Conlin Frederick Electroplating
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JPS602181U (ja) * 1983-06-15 1985-01-09 松下電器産業株式会社 ヒ−トパイプ利用座イス

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS59145570U (ja) 1984-09-28

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