JPS6021584Y2 - 回転装置 - Google Patents

回転装置

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Publication number
JPS6021584Y2
JPS6021584Y2 JP4403378U JP4403378U JPS6021584Y2 JP S6021584 Y2 JPS6021584 Y2 JP S6021584Y2 JP 4403378 U JP4403378 U JP 4403378U JP 4403378 U JP4403378 U JP 4403378U JP S6021584 Y2 JPS6021584 Y2 JP S6021584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rotated
coil
rotating
pair
Prior art date
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Expired
Application number
JP4403378U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54145776U (ja
Inventor
栄之資 足立
甲子雄 美頭
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP4403378U priority Critical patent/JPS6021584Y2/ja
Publication of JPS54145776U publication Critical patent/JPS54145776U/ja
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  • Friction Gearing (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特に絶縁樹脂を含浸した電気機器のコイル体
を回転しながら乾燥する場合などに好適に用いられる回
転装置に関する。
この種の目的で用いられる従来の回転装置は、絶縁樹脂
を含浸させたコイル体などの被回転物を装置にセットし
常温あるいは加熱下にて回転させていたものであるが、
特に被回転物が上記コイル体の場合にはコイル外周面を
直接装置にのせると含浸部が直接ローラ面に接触し、含
浸樹脂がしぼり出され含浸の意味を失うので、コイル外
枠内にコイル巻芯あるいは端枠などを利用して固定し、
その外枠を装置にのせて回転乾燥させていた。
この点を第1図の一般的回転装置について説明する。
図において1は被回転物であり、絶縁樹脂を含浸したコ
イル体11と、このコイル体11に嵌合された巻芯ある
いは端枠12を介して上記コイル体11を支持する外枠
13からなっている。
2は所定間隔をあけてその回転軸3を平行に配置した回
転体として用いるローラ、4はこのローラ3を支承する
軸受部である。
被回転体1はローラ2の周面上に載置され、図示しない
駆動装置を用いてローラ2を回動することによって回転
される。
上記のような従来装置では、コイル体11は直径、長さ
も多種多様であるから種類のかわるごとに外枠“13を
取り換えなければならず、このため多種類の外枠を用意
しておかなければならない。
又、外枠13の大きさが変われば、ローラ3の幅も外枠
13に合わせて換えることが必要である。
外枠13に取り付けられたコイル11に含浸させた樹脂
は流動性があるため、回転時に外枠13、ローラ2など
の部分に流出し、ローラ2を伝わって軸受部に流れ込む
場合がある。
外枠13、ローラ2に付着した樹脂はそのまま硬化し、
回転を不安定なものとするのみならず、軸受部4にっい
ても、侵入した樹脂の硬化により使用不能となることが
多かった。
また、一般的にローラ2は、どんな長さのコイルにも適
用できるように長く設計されているので、ローラ2上を
セットされた外枠13がずれて移動し、回転をさらに不
安定なものにしていた。
本考案は前記従来の欠点を除去しようとするもので、コ
イルを取り付ける外枠を排除し、コイルの直径、長さに
関係なく、わずかな調整で多種類にわたり使用できうる
もので、流出した樹脂による弊害をも防止するものであ
る。
以下図面により本考案の実施例を説明する。
第2図および第3図において、5は径の異なる複数の周
面51と鍔状のストッパー52を備えたローラ体てあり
各回転軸3に図のように1対ずつ対向して設けられ、固
定部6によって所望の位置に固定されている。
実線で示した被回転物1は直径が小さく、長さが長い場
合を示し、破線は直径が大きく長さが短くなった場合を
示す。
上記のように構成することにより、ローラ体5はあらか
じめコイル11の巻芯あるいは端枠12を接触面にむり
なくセットさせることができる長さに、ボルトなどによ
る固定部6をスライドさせ調整し固定しておくため、含
浸後のコイル11は短時間のうちに回転装置にセットす
ることができ、セットされたコイル11はストッパー5
2により安定した回転が得られ、コイル11から流出し
た樹脂はストッパー6により軸受部4に侵入するのを防
ぐことができる。
なお、第2図および第3図において、動力は一方の回転
軸3のみに伝達され、摩擦によって回転するようになっ
ているが、動力機の位置、伝達の方法、回転の方向など
についての図示は省略しである。
上記実施例では被回転物を1個載せる場合について説明
したが、被回転物を同時に複数個載置して回転させるよ
うにすることも容易である。
また、この考案を主に含浸コイルの回転に用いる場合に
ついて説明したが、これに限定されないことは勿論であ
る。
以上、詳細に説明した如く、本考案は含浸後のセット時
間の短縮により、従来のようにコイルを外枠13に取り
付けている間にも含浸樹脂の一部が流れ落ちるという如
き欠点がなくなり、被回転物の直径、長さに関係なくセ
ットできるので、外枠を作る必要がなくなり、周面51
のどの面を選択するかで、ローラ2の幅をかえるという
作業もなくなった。
しかもストッパー6によりずれのない安定した回転が得
られ、流出樹脂などがあっても軸受部4に侵入しないと
いう顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転装置を示す斜視図、第2図および第
3図はこの考案の一実施例を示し、第2図は正面図、第
3図は側面図である。 図中、1は被回転物、2は回転体、3は回転軸、5はロ
ーラ体、51は周面である。 なお各図中同一符号は同一もしくは相当部分を示すもの
とする。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)平行に配置された一対の回転軸、これら各回転軸
    のそれぞれに間隔をおいて対向的にかつ少なくとも一方
    が軸方向に、移動調整可能に取り付けられた互いに同一
    の径をもつ一対のローラ体、これら各対のロニラ体のそ
    れぞれの外側に設けられた該ローラ体よりも大きい径を
    もつ鍔状のストッパ、上記各対のローラ体のそれぞれの
    内側に設けられた該ローラ体よりも小さくかつ互いに同
    一の径である他の一対のローラ体を備え、被回転物を各
    同一径のローラ体上に選択的に載置するようにしたこと
    を特徴とする回転装置。
  2. (2)被回転物が絶縁樹脂を含浸したコイル体であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の回
    転装置。
JP4403378U 1978-04-03 1978-04-03 回転装置 Expired JPS6021584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4403378U JPS6021584Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4403378U JPS6021584Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54145776U JPS54145776U (ja) 1979-10-09
JPS6021584Y2 true JPS6021584Y2 (ja) 1985-06-27

Family

ID=28919587

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4403378U Expired JPS6021584Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 回転装置

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JPS54145776U (ja) 1979-10-09

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