JPS60214790A - 光学活性ペネム化合物及びその製造方法並びにこの化合物を含有する医薬 - Google Patents

光学活性ペネム化合物及びその製造方法並びにこの化合物を含有する医薬

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JPS60214790A
JPS60214790A JP59271066A JP27106684A JPS60214790A JP S60214790 A JPS60214790 A JP S60214790A JP 59271066 A JP59271066 A JP 59271066A JP 27106684 A JP27106684 A JP 27106684A JP S60214790 A JPS60214790 A JP S60214790A
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JP
Japan
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lower alkyl
group
formula
carboxy
amino
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JP59271066A
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English (en)
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マルク ラング
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、新規な光学活性ペネム化合物、その製造方
法、この化合物を含有する医薬、及び医薬の製造のため
の、又は薬学的に活性な化合物としてのこの化合物の使
用に関する。
この発明は特に、次の式(1) (式中、R1はヒドロキシにより又は保護されたヒドロ
キシにより置換された低級アルキルであ、!l);R2
は環窒素原子を介してベネム基に結合している不飽和ア
ゾへテロシクリル基であり;そしてR5はカル?キシ又
は官能的に変形されたカルボキパある。)で表わされる
2−へテロシクリル−6−ヒドロキシ−低級アルキル−
2−ペネム化合物、式(■)の化合物の光学異性体、こ
れらの光学異性体の混合物、及び塩形成基を有する式(
1)のこれらの化合物の塩に関する。
この明細書において使用する定義は次の意味を有する。
環窒素原子を介してベネム基に結合している不飽和アザ
へテロシクリル基は特に、対応する単環式又は多環式、
特に単環式又は三環式、又はさらに三環式アゾへテロシ
クリル基、例えば1〜4個の環窒素原子を有する、場合
によっては部分的に飽和している単項式5−員へテロア
リール基、例えば対応する芳香族性のアゾ−、シアデー
、トリアデー又はテトラザー項式基又は対応するジヒド
ロ基、あるいは1〜3個の窒素原子を有する対応する部
分的に飽和している単項式6−員へテロアリール基、例
えば対応するアザ−、シアデー又はトリアザ−環式基、
例えば対応するジヒドロ又はテトラヒドロ基、そしてさ
らに、このような5−又は6−員基の場合によっては部
分的に飽和しているベンゾ、ジベンゾ、ピリド又はピリ
ミド誘導体である。対応するアザへテロシクリル基R2
は、例えば、場合によっては部分的に飽和しているピロ
リル、ノアグリル、トリアグリル又はテトラゾリル;そ
してさらに、部分的に飽和しているピリジル、ピリミジ
ル、ピリダジニル、ピラジニル又はトリアジニル;そし
てベンゾピロリル、ベンゾシアグリル、ベンゾトリアグ
リル、ピリドピロリル、ピリドジアゾリル、ピリドトリ
アグリル、ピリミドピロリル、ピリミドジアゾリル、ピ
リミドトリアグリル又はジベンゾピロリル(これらの基
はピロリル、ジアゾリル又はトリアグリル部分において
及び/又はペン!、ピリド又はピリミド部分において場
合によっては部分的に飽和されている);そしてさらに
ペンジピリジル、ベンゾピリミジル、ベンゾピリダジニ
ル、ベンゾピラジニル、ペンジトリアジニル、ピリドピ
リジル、ピリドピリミジル、ピリドピリダジニル、ピリ
ドピラジニル、ピリドトリアジニル、ピリミドピリジル
、ピリミドピリミジル、ピリミドピリダジニル、ピリミ
ドピラジニル、ピリミドトリアジニル、ジベンゾピリル
又はジベンゾピロリル(これらは、ピリジル、ピリミジ
ル、ピリダジニル、ピラジニル又はトリアジニル部分に
おいて分部的に飽和してお9、そしてペン!、ピリド又
はピリミド部分において場合によっては部分的に飽和し
ている)である。
基R2は置換されておらず、又は置換されていてもよく
、例えば特に、場合によってはエーテル化又はエステル
化されているヒドロキシ、例えばヒドロキシ、低級アル
コキシ、低級アルカノイルオキシ又はハロゲノ、場合に
よってはエーテル化7されているメルカプト、例えばメ
ルカプト、低級アルキルチオ又はフェニルチオ、低級ア
ルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級アルカノイル
オキシ−低級アルキル、低級アルコキシ−低級アルキル
、カルゲキシー低級アルキル、低級アルコキシカルボニ
ル−低級アルキル、カルバモイル−低級アルキル、カル
バモイルオキシ−低級アルキル、ハロー低級アルキル、
低級アルキルチオ−低級アルキル、場合によってはN−
低級アルキル化されているアミノ−低級アルキル、例え
ばアばノー低級アルキル、低級アルキルアミノ−低級ア
ルキル又はジー低級アルキルアミノ−低級アルキル、低
級アルカノイルアミノ−低級アルキル、アミノカルに一
低級アルキル、アミノ−低級アルコキシカルボニル−低
級アルキル、スルホ−低級アルキル、場合によっては置
換されているアミノ、例えばアミノ、低級アルキルアミ
ノ、ジー低級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ又
はアシルアミノ、例えば低級アルカノイルアミノ、場合
によっては官能的に変形されているカルブキシ又はスル
ホ、例えばカルブキシ、エステル化力ルゲキシ、例えば
低級アルコキシカルボニル、場合によっては置換されて
いるカルバモイル、例、tばカルバモイル又はN−モノ
−もしくはN、N−ノー低級アルキル化カルバモイル、
シアノ、スルホ又ハスルファモイル、あるいは場合によ
っては低級アルキル、ニトロ、低級アルコキシ及ヒ/又
はハロゲンにより置換されているフェニル、あるいはシ
クロアルキル、ニトロ、イミノ、オキソ及び/又はオキ
シドによりモノ−又はポリ置換、さらに好ましくはモノ
−又はジー置換されていてもよい。基R2は特に環炭素
原子において置換されており、しかしさらに環窒素原子
において置換されていてもよい。
官能的に変形されたカルボキシR3は特に、生理的条件
下で開裂され得るエステル化カルゴキシ、又は保護され
たカルブキシR3である。
生理的条件下で開裂され得るエステル化カルゲキシR3
は、経口投与の場合に胃腸管内で塩を形成しないように
式(1)の化合物を保護し、その結果早すぎる排泄が回
避され、そして特にアシルオキシメトキシカルゲニル基
であって、ここでアシル基は例えば有機カルボン酸の基
、特に場合によっては置換されている低級アルカンカル
ボン酸の基であり、又はアシルオキシメチルがラクトン
の基を構成する。このような基は例えば、低級アルカノ
イルオキシメトキシカルビニル、アミノ−低級アルカノ
イルオキシメトキシカルビニル、特にα−アミノー低級
アルカノイルオキシメトキシ力ルデニル、4−クロトノ
ラクトニル及び4−ブチロラクトン−4−イルである。
これ以外の生理的条件下で開裂され得るエステル化カル
?キシ基R3は、例えば5−インダニルオキシカル?ニ
ル、フタリジルオキシ力ルゲニル%l−低Mアルコキシ
力ルゲニルオキシー低級アルコキシカルビニル、1−低
級アルコキシー低級アルコキシカルビニル又は2−オキ
ソ−1,3−ジオキソレン−4−イルメトキシカルビニ
ル(ジオキソレン環の5−位において場合によっては低
級アルキル又はフェニルにより置換されている)である
この明細癲において、基又は化合物の定義に関して用い
られる「低級」なる飴は特にことわらない限勺1〜7個
、好ましくは1〜4個の炭集塵子な含有する基又は化合
物を意味する。
ヒドロキシ置換された低級アルキルR1は特に、ペネム
環構造に関してα−位においてヒドロキシにより置換さ
れた低級アルキルであり、そして例えばl−ヒドロキシ
ノロブー1−イル、2−ヒドロキシゾロデー2−イル、
■−ヒドロキシグチー1−イル又は2−ヒドロキシブチ
−2−イル、又は特にヒドロキシメチル又はl−ヒドロ
キシエチルである。
低級アルコキシは、例えばメトキシ、さらにエトキシ、
n−ゾロボキシ、インプロポキシ、、n −ブトキシ、
イソブトキシ又はtert−ブトキシ、又はn−ペンチ
ルオキシ、n−へキシルオキシ又はれ−へグチルオキシ
である。
低級アルカノイルオキシは、例えばアセトキシ又ハゾロ
ビオニルオキシである。
ハロゲンは、例えば弗素、塩素、臭素又はヨウ素である
低級アルキルチオは、例えばメチルチオ、エチルチオ、
n−プロピルチオ、イソゾロビルチオ又はn−ブチルチ
オである。
低級アルキルは、例えばメチル、エチル、n−プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソグチル、5ec−グ
チル又はtert−グチル、さらにn−ペンチル、n−
ヘキシル又はn−ヘプチルである。
アゾへテロシクリル基R2の置換基としてのヒドロキシ
−低級アルキルは、例えばヒドロキシメチル、2−ヒド
ロキシエチル、又は2.3−7ヒドロキシプロピルであ
る。
低級アルカノイルオキシ−低級アルキルは、例えばアセ
トキシメチル又は2−アセトキシエチルである。
低Mアルコキシー低級アルキルは、例えばメトキシメチ
ル、2−メトキシエテル、エトキシメチル又は2−エト
キシエチルである。
カルボキシ−低級アルキルは、例えばカルボキシメチル
、l−力ルビキシ−12−カル?キシ又は1.2−ジカ
ルボキシ−エチルである。
低級アルコキシカルボニル−低級アルキルは、例えば−
メトキシカルビニルメチル、エトキシカルボニルメチル
又は2−メトキシカルぎニルエチルである。
カルバモイル−低級アルキルは、例えばカルバモイルメ
チル又は2−カルバモイルエチルであり、他方カルバモ
イルオキ7−低級アルキルは、例工ばカルバモイルオキ
シメチル又は2−カルバモイルオキシエチルである。
ハロー低級アルキルは、例えばクロロメチル、ブロモメ
チル、2−クロロエチル又は2,2−ジクロロエチルで
ある。
低級アルキルチオ−低級アルキルは、例えばメチルチオ
メチル、エチルチオメチル、n−プロピルチオメチル又
は2−メチルチオエテルである。
アミノ−低級アルキルは、例えばアミノメチル又は2−
アミノエチルであシ、他方低級アルキルアミノ−低級ア
ルキルは、例えばメチルアミノメチル、エチルアミノメ
チル、2−メチルアミノエチル又は2−エチルアミノエ
チルであり、そしてジー低級アルキルアミノ−低級アル
キルは、例えばジメチルアミノメチル、2−ジメチルア
ミノエチル又は2−ジメチルアミノメチルである。
低級アルカノイルアミノ−低級アルキルは、例えばアセ
トキシメチル、2−アセトキシエチル又はホルミルアミ
ノメチルである。
アミノカルブキシ−低級アルキルは、例えば2−アミノ
−2−カルボキシエチル又はl−アミノ−1−カルはキ
シメチルであシ、他方アミノ−低級アルコキシ力ルゴニ
ルー低級アルキルは、例えば2−アミノ−2−メトキシ
−(又は2−エトキシ→カルビニルエチルでアル。
スルホ−低級アルキルは、例えばスルホメチル又は2−
スルホエチルである。
低級アルキルアミノは、例えばメチルアミノ、エチルア
ミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ又はn
−ブチルアミノであり、他方ジー低級アルキルアミノは
、例えばツメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジ−n−ゾ
ロビルアミノ又はジー(ソプロビルアε〕である。
低級アルキレンアミノは特に4〜6個の炭素鎖眞を有し
、そして例えばピロリツノ又はピペリジノである。
低級アルカノイルアミノは、例えばアセチルアミノ又は
プロピオニルアミノである。
低級アルコキシカルボニルは、例えばエトキシカルボニ
ル又はエトキシカルボニルでアル。
N−モノー低級アルキル化カルバモイルは、例ルーカル
バモイルであり、他方N、N−ジー低級アルキル化カル
バモイルは、例えばN、N−ツメチル−又&!N、N−
ノエチルーカルバモイルである。
シクロアルキルは、好ましくは3〜8、特に5又は6の
環員を有し、そして例えばシクロペンチル又はシクロヘ
キシル、さらにシクロプロピル又はシクロヘプチルであ
る。
低級アルカノイルオキシメトキシカルはニルは、例えば
アセトキンメトキシカルはニル又はピバロイルオキ7メ
トキシカルビニルである。
α−アミノ−低級アルカノイルオキシメトキシカルビニ
ルは、例えばグリシルオキシメトキシカルボニル、バリ
ルオキシメトキシカルゼニル又はロイシルオキシメトキ
シカルビニルである。
1−低級アルコキシカルボニルオキシ−低級アルコキシ
カルボニルは、例t、ばエトキシ力ルポニルオキシメト
キ7カルデニル又は1−エトキシカル?ニルオキシエト
キシカルビニルである。
x−低Hアルコキシー低級アルコキシカルボニルは、例
えばメトキシメトキシカルボニル又ハ1−メトキシエト
キシカルビニルである。
ジオキソレン環の5−位において低級アルキル又はフェ
ニルにより置換されている場合がある2−オキソ−1,
3−ジオキソレン−4−イルメトキシ基は、特に5−フ
ェニル−そしてさらに好ましくは5−メチル−2−オキ
ソ−1,3−ジオキソレン−4−イルメトキシ基である
対応する5−員の場合によっては部分的に飽和している
単項式へテロアリール基R2は、例えばピリジル又はジ
ヒドロピロリル(場合によっては例えば低級アルキル又
はハロゲンにより置換されている)、例えばl−ピロリ
ル、3−メチル−1−ピリジル、3.4−ジクロロ−1
−ピロリル、そしてさらに2.3−又は2,5−ジヒド
o−1−ピロリル、イミダゾリル又はビラグリルのごと
きジアゾリル(場合によっては例えば低級アルキル、低
級アルコキシ、アミノ−低級アルキル、N−低級アルキ
ル化アミノ−低級アルキル、低級アルカノイルアミノ−
低級アルキル、アミノ−カルブキシ−低級アルキル、ア
ミノ−低級アルコキシカルボニル−低級アルキル、カル
ブキシ−低級アルキル、低級アルコキシカルボニル−低
級アルキル、カルバモイル−低級アルキル、カルバモイ
ルオキシ−低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、
低級アルカノイルオキシ−低級アルキル、710一低級
アルキル、スルホ−低級アルキル、低級アルキルチオ−
低級アルキル、アミン、低級アルキルアミノ、ジー低級
アルキルアミノ、低級アルカノイルアミノ又はニトロに
より置換されている)、例えば−1−イミダゾリル、l
、−ビラグリル、4−低級アルキルー1−ビラグリル、
2−アミノ−14−低、lアルキル−14−低級アルキ
ル−,4,5−ジー低級アルキル−12−アミノ−低級
アルキル、4−アばノー低級アルキル、4−低級アルカ
ノイルーアミノー低級アルキル−12−ヒドロキシ−低
級アルキル−14−ヒドロキシ−低級アルキル、4−低
級アルカノイルオキシー低級アルキル、2−もしくは4
−アミノーカルビキシー低級アルキル−14−カルバモ
イル−低級アルキル−14−カルバモイルオキシ−低級
アルキル−14−−ハロー低級アルキル−14−低級ア
ルキルチオー低級アルキル−又は2−ニトロ−1−イミ
ダゾリル、2−低級アルキルピラグリオ又は3−低級ア
ルキルイミダゾリオ、トリアゾリル、例えばIH−1,
2,3−トリア/−ルーl−イル、IH−1,2,3−
)リアグールー2−イル、IH−1゜2.4−)リアゾ
ール−1−イル又はLH−1゜3 、4− ト1)アゾ
ール−1−イル(これらは場合によっては例えば低級ア
ルキル、カルメキシー低級アルキル、アミン又はフェニ
ルにより置換されている)、例えば対応する非置換の基
及び4−又は5−メチル−1,2,3−1リアゾール−
1−イル、3−メチル−又は3−フェニル−IH−1゜
2.4−トリアゾール−1−イル又は1−(2−メチル
−又は4−メチル−IH−1,2,4−トリアグリオ)
、又はIH−テトラゾール−1−イル又は2H−テトラ
ゾール−2−イルのごときテトラゾリル(場合によって
は例えば低級アルキル、カルボキシ−低級アルキル、ス
ルホ−低級アルキル、ジー低級アルキルアミノ−低iア
、キ2、アミノ又は場合によってはハロー置換されてい
るフェニルによr′i換されている)、例えば対応する
非置換の基及び5−アばノー、5−メチル−15−カル
ブキシメチル−,5−スルホ−メチル−15−(2−ジ
メチルアミノエチル)−又は5−フェニル−IH−テト
ラグールーl−イル、又は5−アミノ−15〜メチル−
15−カルブキシ−メチル−,5−スルホメチル−15
−(2−ツメチルアミノエチル)−又はフェニル−2H
−テトラゾール−2−イルである。
対応する6−員の部分的に飽和された単環式へテロシク
リル基R2は、例えば2H−1,2−ジヒドロ−又は4
H−1,4−ジヒドロ−1−ピリジルのごときジヒドロ
−1−ピリジル(これらは置換されておらず、又は特に
例えばオキソにより置換されており、そして場合によっ
てはさらに例えばハロダンにより置換されている)、例
えば2−オキソ−28−1,2−ジヒドロ−1−ビリジ
ル又は4−オキソ−4H−1,4−ジヒドロ−1−ピリ
ジル、あるいは2H−1,2−ジヒドロ−14H−1,
4−ジヒドロ−又は1.2,3.4−テトラヒドロ−1
−ピリミジルのごときジヒドロ−又はテトラヒドロ−1
−ピリミジル(これらは場合によっては置換されており
、特に例えば−オキソにより置換されており、そして場
合によってはさらに例えば低級アルキル、アミノ、ノー
低級アルキルアミノ及び/又はカル?キシにより置換さ
れている)、例えば2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1
−ピリミジル、6−メチル−15−メチル−15−カル
ボキシ−又は6−カルブキシ−2−オキソ−1,2−ジ
ヒドロ−1−ピリミジル、4−アミノ−2−オキソ−1
,2−ジヒドロ−1−ピリミジル(シトシル)、4−オ
キソ−1,4オキシ ージヒドロー1−ピリミジル、2.4−ジ=±;′−1
.2.3.4−テトラヒドロ−1−ピリミジル又は5−
メチル−2,4−ソオキソーl、2゜3.4−テトラヒ
ドロ−1−ピリミジル、あるいは2H−1,2−ジヒド
ロ−1,3,5−)リアジン−1−イル、2H−1,2
−ジヒドロ−1゜2.41リアジン−1−イル、1,2
,5.6−テトラヒドロ−1,2,4−1リアノン−1
−イル又は1,2.3.4−テトラヒドロ−1,3゜6
−トリアジン−1−イルのごときジヒドロ−又はテトラ
ヒドロ−トリアジニル(これらは場合によっては例えば
低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ及び/又は2個
以下のオキソ基により置換されている)、例えば4−ア
ミノ−2−オキソ−1,2−ジヒドロ−1,3,5−4
リアジン−1−イル(5−アザシトシル)、4−低級ア
ルキル−1,4,5,6−テトラヒドロー5.6−・ジ
オキソ−1,2,4−トリアジン−1−イル、例えば4
−メチル−1,4,5,6−テトラヒドロー5.6−シ
オキソー1.2.4−)リアジン−1−イル、2.4−
ジオキソ−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,3,6
−)リアジン−1−イル(6−アザウラシル)又は2,
4−ジオキソ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロ−1゜3.6−)リアノン−1−イル(4−アデチ
ミル)である。
上記の単項式アゾへテロシクリル基R2の場合によって
は置換されておりそして場合によっては部分的に飽和し
ているペン!、ジベンゾ、ピリド及びピリミド誘導体は
特にピロール−1−イル、イミダグールーl−イル及び
トリアゾール−1−イル基のそれら、さらに特定すれば
インドπルーl−イル、カルバゾール−9−イル、ベン
ゾイミダゾール−1−イル、ペンブトリアゾール−1−
イル、ピリドピロール−1−イル、例えばIH−一〇〇 w(2、3−b )ピリド−1−イル、ピリドイミダゾ
ール−1−イル、例えばIH−イミダゾ(4,5−b)
Ill″ll−1−イル、あるいはピリミド−、ジヒド
ロピリεド一又はテトラヒドロピリミド−イミダゾール
−l−イル(場合によっては例えばアミノ、イミノ及び
/又はオキソにより置換されている)、例えばプリン−
1−イル、ヒポキサンチル、アデニル又はグアニル、あ
るいはピリミド−、ジヒドロピリミド−又はテトラヒド
ロピリミド−1,2,3−)リアグールー1−イル(場
合によっては例えばアミノ、イミノ及び/又はオキソに
よシ置換されている)例えば8−アザヒポキサンチル、
8−アザアデニル又は8−アゾグアニルである。
好ましい基R2はピロール−1−イル、ビラグールーl
−イル、1,2.4−)リアゾール−1−イル、テトラ
グールーl−イル、ベンゾイミダ′ゾールー1−イル、
インドール−1−イル、ベンゾトリアグールーl−イル
、IH−ピロロ(2゜3−b)−ピリド−1−イル、I
H−イミダゾ(4,5−b)ピリド−1−イル及びゾリ
ン−l−イル(これらのそれぞれは置換されておらず、
又は例えば前記のように置換されている)であり、そし
て特にイばダシ−ルーl−イル(置換されておらず、又
は例えば前記のように置換されている)である。
生理的条件下で開裂され得る好ましいエステル化カルビ
キシ基R6は、例えばフタリジルオキ7カルボニル、低
級アルカノイルオキシメトキシカルMニル、例えばアセ
トキシメトキシ力ルゲニル又はピバロイルオキシメトキ
シカル?ニル、及び1−低級アルコキシカルブニルオキ
シ−低級、T pvコキシカルデニル、例えばl−エト
キシカルビニルオキシエトキシカルビニルである。
式(1)の化合物中に存在する官能基、例えばヒドロキ
シ、カルボキシ、アミン又はスルホ基、特に基R1中の
ヒドロキシ基、及びカルはキシ基R3は場合によっては
、ペネム、ペニシリン、セファロス、je IJン及び
ペプチr化学において使用される保護基により保1φさ
れている。これらの保護基は、式(1)の化合物をその
前駆体から合成する間に問題の官能基を不所望の縮合反
応、置換反応及びこれらに類する反応から保噌する。
これらの保護基は、容易に、すなわち不所望の二次反応
を生じさせることなく、例えば加溶媒分解又は還元によ
り、あるいは生理的条件下で除去することができる。
このタイプの保護基、及びこれらを導入しそして除去す
る方法は、例えばJ 、 F 、 W、 MeOmi 
e +r Protective Groups in
 OrganicChemistryJ。
プレナムプレス、ロンドン、ニューヨーク、1973 
; T、W、Greene+rProtsctive 
Groupsin Organic 5ynthesi
s J、ウイレー、ニューヨーク、1981 : r 
The Peptides J Vol−1nSchr
oeder及びLuebke、アカデS’yクシレス。
ロンドン、ニューヨーク、1965:及びHouben
−Weyl +r Methoden der Org
anlschenChemle J Vol 、15 
/ 1、グオルグチーメフェルラーク、スッットガルト
、1974に記載されている。
式(1)の化合物において、基R1中のヒドロキシ基、
及びさらに基R2中のヒドロキシ基は例えばアシル基に
より保護されていてもよい。適当なアシル基は、例えば
場合によってはハロダンにより置換されている低級アル
カノイル、例えばアセチル又はトリフルオロアセチル、
場合によってはニトロにより置換されているベンソイル
、例えばベンソイル、4−ニトロベンソイル又は2.4
−ジニトロベンゾイル、°場合によってはハロダンによ
多置換されている低級アルコキシカルボニル、例、tば
2−ブロモエトキシカルビニル又は2,2゜2−トリク
ロロエトキシカルブニル、低級アルケニルオキシカルボ
ニル、例えばアリルオキシカルブニル、あるいは場合に
よってはニトロによ多置換されているフェニル−低級ア
ルコキシカルボニル、例えば4−ニトロベンジルオキシ
カルボニルである。前記以外の適当なヒドロキシ保護基
は、例えば) IJ−L!換シリル、例えばトリー低級
アルキルシリル、例えばトリメチルシリル又はtert
−ブチルジメチルシリル、2−ハロー低級アルキル基、
例えば2−クロロ−12−ブロモー、2−イオドー及び
2,2.2−)リクロローエチル、及びフェニル−低級
アルキル(場合によってはハロゲン、例えば塩素、低級
アルコキシ、例えばメトキシ、及び/又はニトロによ多
置換されている)、例えば対応するベンジルである。ト
リー低級アルキルシリル及び低級アルケニルオキシカル
ビニルがヒドロキシ保護基として好ましい。
カルボキシ基R3、及びさらに基R2中のカルボキシ基
は通常はエステル化形で保護され、このエステル基は穏
和な条件下、例えば穏和な還元的条件下、例えば水素化
分解条件下、又は穏和な加溶媒分解条件下、例えば酸分
解又は特に塩基性もしくは中性加水分解条件下で容易に
除去される。保護されたカルボキシ基はまた、異る官能
的に変形されたカルブキシ基、例えば異るエステル化カ
ルボキシ基に容易に転換され得るエステル化カルボキシ
基であってもよい。
これらのエステル化カルボキシ基は、エステル化する基
とし特に、l−位において分枝してお如、又は1−もし
くは2−位において適当に置換されている低級アルキル
基を含有する。エステル化形の好ましいカルボキシ基は
特に、低級アルコキシカルボニル、例えばメトキシカル
ビニル、エトキシカルボニル、インゾロボキシカル?ニ
ル又はtert−エトキシカルボニル、及び1〜3個の
アリール基を有するか又は1個の単環式へテロアリ−空
塞を有する(ヘテロ)アリールメトキシカルビニル(こ
れらは場合によっては例えば低級アルキル、例えばta
rt−低級アルキル、例えばtert−プチル、ハロゲ
ン、例えば塩素、及び/又はニトロによりモノ−又は・
ノー置換されている)である。
これらの基の例は、例えば場合によっては前記のように
(Ilf、換されているベンジルオキシカルがニル、例
えば4−ニトロベンジルオキシカルはニル、例えば場合
によっては前記のように置換されているジフェニルメト
キシカルボニル又はトリフェニルメトキシ力ルビニル、
例えばジフェニルメトキシカルボニル、又はピコリルオ
キシカ)L/Mニル、例えば4−ピコリルオキシカルボ
ニル、又はフルフリルオキシカルボニル、例えば2−フ
ルフリルオキシカルボニル(それぞれ例えば上記のよう
に置換されている)である。前記以外の適当な基は低級
アルカノイルメトキシカル?ニル、例えばアセトニルオ
キシカルビニル、了ロイルメトキシカルビニル(ここで
アロイル基は好ましくはベンゾイルであり、場合によっ
ては例えばハロケ゛ン、例えば臭素により置換されてい
る)、例えばフエナシルオキシカルボニル、ハロー低級
アルコキシカルビニル、例りば2−ハロー低級アルコキ
シカル♂ニル、例えば2,2.21リクロロエトキシカ
ル?ニル、2−クロロエトキシカルビニル、2−ブロモ
エトキシカルボニル又は2−イオドエトキシカ)L/、
yニル、又はω−ノ10−低級アルコキシ力ルゲニル(
ここで低級アルコキシは4〜7個の炭素原子を含有する
)、例えば4−クロロエトキシカルビニル、フタリミド
メトキシ力ル〆ニル、低級アルケニルオキシカルボニル
、例えばアリルオキシ力ル〆ニル、又はエトキシカルが
ニル(2−位において低級アルキルスルホニル、シアノ
又はトリー置換シリル、例えばトリー低級アルキルシリ
ルもしくはトリフェニルシリルにより置換されている)
、例えば2−メチルスルホニルエトキシカルボニル、2
−シアノエトキシ力ルゲニル、2− ) IJメテルシ
リルエトキシカルポニルXn2−(ジ−n−グチルメチ
ルシリル)−エトキシカルボニルでおる。
他のエステル化形で保護されたカルボキシ基は対応する
有機ゾリルオキシカルビニル基、そしてさらに対応する
有機スタンニルオキシカルボニル基である。これらの基
において、珪素原子又は錫原子は好ましくは低級アルキ
ル、喘にメチル又はエチル、そしてさらに低級アルコキ
シ、例えばメトキシを置換基として有する。適当なシリ
ル及びスタンニル基は船にトリー低級アルキルシリル、
特にトリメチルシリルもしくはジメチル−jert−ブ
チル7リル、又は対応して置換されたスタンニル基、例
えばトリ′″i−ブチルスタンニルである。
好ましい保護されたカルボキシ基R3は、4−二トロペ
ンジルオキシカルゼニル及ヒ低級了ルケニルオキシ力ル
ボニル、特にアリルオキシカルボニル基、及び2−位に
おいて低級′rルキルスルホニル、シアン又はトリー低
級アルキルシリル、例えばトリメチルシリルもしくはジ
−n−グチルメチルシリルによシ置換されたエトキシカ
ルボニル基である。
基R2中の保護されたアミノ基は、例えば容易に開裂さ
れ得るアシル了ミノ、アシルイミノ、エーテル化メルカ
プトアミノ、シリルアミノもしくはスタンニルアミノ基
の形、又はエナミン、ニトロもしくはアジド基の形であ
ってよ(1゜対応するアシルアミノ基において、アシル
は例えば、例えば18個以下の炭素原子を有する有機酸
、特に場合によっては例えば/%ログンもしくをまフェ
ニルにより置換されているアルカンカルビン酸のアシル
基、又は場合によっては例えば)・ロダン、低級アルコ
キクもしくはニトロにより置換されている安息香酸のア
シル基、又は炭酸半エステルのアシル基である。このよ
うなアシル基は、例えば低級アルカノイル、例えばホル
ミル、アセチルもしくはプロピオニル、ノ・ロー低級ア
ルカノイル、例えば2−ノーロアセチル、特に2−フル
オロ−12−プロモー、2−イオドー、2 # 212
− F ’ノフルオロもしくは2 、、2 、2− )
リクロローアセチル、場合によっては置換されているベ
ンゾイル、例エバベン/イル、ノーロベンゾイル、例え
ば4−クロロベンゾイル、低級アルコキシベンゾイル、
例えば4−メトキシベンゾイル、又はニトロベンゾイル
、例えば4−ニトロベンゾイルである。さらに、低級ア
ルケニルオキシカルビニル、例えばアリルオキシカルブ
ニル、場合によっては1−もしくは2−位において置換
されている低級アルコキシ力# yl#、ニル、例エバ
低級アルコキシカルボニル、例えばメトキシ−もしくは
エトキシ−カルブニル、場合によっては置換されている
ベンジルオキシ、/Jル+i?=ル、例エバベンジルオ
キシカルビニルもしくは4−ニトロペンジルオキシカル
ブニル、アロイルメトキシカルボニル(ここで、アロイ
ル基は好ましくはベンゾイルであり、そしてこのベンゾ
イルは場合によっては例えばハロダン、例えば臭素によ
り置換されている)、例えばフェナシルオキシカルボニ
ル、2−ハロー低級アルコキシカルぜニル、例えば2,
2.2−トリクロロエトキシカルブニル、2−クロロエ
トキシカルビニル、2−ブロモエトキシカルビニルもし
くは2−イオドエトキシカル?ニル、又は2−()り一
置換シリル)−エトキシカルボニル、例えば2−トリー
低級アルキルシリルエトキシカル?ニル、例えば2−ト
リメチルシリルエトキシカルボニルもしくは2−(ジ−
n−ブチルメチルシリル)−エトキシカルボニル、又は
2−トリアリールシリルエトキシカルボニル、例tば2
−)’Jフェニルシリルエトキシカルボニルが特に適当
である。
アシルイミノ基において、アシル基は例えば、例えば1
2個以下の炭素原子を有する有機ジカルゲン酸のアシル
基、特に対応する芳香族ジカルd?ン酸、例えばフタル
酸のアシル基である。この基は特にフタリミド基である
エーテル化メルカプトアミノ基は特に、場合によっては
低級アルキル、例えばメチルもしくはtart−ブチル
、低級アルコキシ、例えばメトキシハロダン、例えば塩
素もしくは臭素、及び/又はニトロにより置換されてい
るフェニルチオアミノ基、又はビリツルチオアミノ基で
ある。対応する基は例えば2−もしくは4−ニトロフェ
ニルチオアミノ又は2−ビリゾルチオアミノである。
シリル−又はスタンニル−アミノ基は特に、珪素原子又
は錫原子が置換基として低級アルキル、例えばメチル、
エチル、n−ブチル又はtert−エチル、さらには低
級アルコキ7、例えばメトキシを含有する有機シリル−
又はスタンニル−アミノ基である。対応するシリル又は
スタンニル基は特に、トリー低級アルキルシリル、特に
トリメチルシリル、さらにはジメチル−tert−ブチ
ルシリル、又は対応して置換されたスタンニル、例えば
トリーn−ブチルスタンニルでアル。
他の保瞳されたアミノ基は例えば、2−位の二重結合に
電子吸引性置換基、例えばカルビニル基を含有するエナ
ミノ基である。このタイプの保−基は、例えば1−アシ
ル−低級アルカ−1−エン−2−イル基であって、この
基においてアシルは例えば低級アルカンカルボン酸、例
えば酢酸の対応する基、安息香酸(場合によっては例え
ば低級アルキル、例えばメチル又はtert−ブチル、
低級アルコキシ、例えばメトキシ、ハロゲン、例えば塩
素及び/又はニトロにより置換されている)の対応する
基、又は特に炭酸半エステル、例えば炭酸低級アルキル
半エステル、例えば炭酸メチル半エステルもしくはエチ
ル半エステルの対応する基であり、そして前記の基にお
いて低級アルカ−1−エンは特に1−プロペンである。
対応する保護基は特に1−低級アルカノイルゾロf−1
−エン−2−イル、例えばl−アセチルグロブ−1−ニ
ンー2−イル、又は1−低級アルコキシカルビニルグロ
グ−1−エン−2−イル、例えば1−エトキシ力ルポニ
ルゾロゾー1−エン−2−イル、例エバミー4トキシカ
ル?ニルゾロデー1−エン−2−イルである。
好ましい保議されたアミノ基は、例えばアジド、フタリ
ミド、ニトロ、低級アルケニルオキシカルボニルアミノ
、例えばアリルオキ7カルビニルアミノ、及び場合によ
ってはニトロ−置換されているベンジルオキシカル?ニ
ルアξノである。
基R2中の保膿されたスルホ基は特にエステル化された
スルホ基、例えば脂肪族、脂環族、脂環−脂肪族、芳香
族もしくは芳香脂肪族アルコール、例えば低級アルカノ
ールにより、又はシリルもしくはスタンニル基、例えば
トリー低級アルキルシリルによりエステル化されたスル
ホ基である。スルホ基中のヒドロキシ基は、例えばエス
テル化カルボキシ基中のヒドロキシ基と同様にエーテル
化することができる。
この発明の化合物の塩は特に式(1)の化合物の医薬と
して許容される非毒性塩である。このような塩は例えば
、酸性基、例えば式(1)の化合物中に存在するカルゲ
キシ基及びスルホ基から形成され、そして特に金属塩又
はアンモニウム塩、例えばアルカリ金属塩及びアルカリ
土類金属塩、例えばナトリウム、カリウム、マグネシウ
ム又はカルシウム塩、及びアンモニア又は適当な有機ア
ミン、例えば低級アルキルアミン、例えばトリエチルア
ミン、ヒドロキシ−低級アルキルアミン、例エバ2−ヒ
ドロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロキシエチル
)−アミン又はトリス−(2−ヒドロキシエチル)−ア
ミン、カルボン酸の塩基性脂肪族エステル、例えば4−
アミノ安息香酸2−ジエチルアミノエチルエステル、低
級アルキレンアミン、例えば1−エチルピペリジン、シ
クロアルキルアミン、例えばジシクロヘキシルアミン、
又はベンジルアミン、例えばN 、 N’−ジベンジル
エチレンジアミン、ジベンジルアミン又&iN−ベンジ
ル−β−フェネチルアミンとのアンモニウム塩である。
塩基性基、例えばアミノ基を有する式(1)の化合物は
酸付加塩を形成することができ、例えば無機酸、例えば
塩酸、硫酸又は燐酸、あるいは適当な有機カルボン酸又
はスルホン酸、例えば酢酸、コ・・り酸、フマル酸、マ
レイン酸、酒石酸、蓚酸、クエン酸、安息香酸、マンデ
ル酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、メタンスルホン酸又
は4−トルエンスルホン酸と酸付加塩を形成することが
できる。
酸性基及び塩基性基を有する式(1)の化合物はまた、
内部塩の形、すなわち両性イオン形で存在することがで
きる。
分離又は精製のためには医薬として許請されない塩を使
用することもできる。医薬として許容される非毒性塩の
みが医薬的に使用され、従9てこれらが好ましい。
式(1)のペネム化合物は、置換基R1中に追加の対掌
中心(chlrality center )を有する
ことができる。例えば、置換基R1としての1−ヒドロ
キシエチルはR−1S−又はセラミR,S−配置として
存在し得る。式(1)の好ましいペネム化合物において
、不斉炭素原子を有する基R4、特に1−ヒドロキシエ
チルはR−配置を有する。
この発明は特に、R1がヒドロキシにより又は保膵され
たヒドロキシにより置換された低級アルキルであり:R
2が1〜4個の環窒素原子を有しそして環窒素原子を介
してベネム基に結合している、場合によっては部分的に
飽和されている単環式5銭へテロアリール基、例えば芳
香族性の対応するアゾ−、シアデー、トリアデーもしく
はテトラデー環式基又は対応するジヒドロ基、1〜3個
の環窒素原子を有する対応する部分的に飽和された単項
式6員ヘテロアリール基、例えば対応するアザ−、ジア
ザ−もしくはトリアザ−環式基、あるいはこれら5−又
は6−員基の対応する場合によっては部分的に飽和され
たベンゾ、ジベンゾ、ピリド又はピリミド誘導体であっ
て、これらの基は置換されておらず、又はヒドロキシ、
低級アルコキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロダン、
メルカプト、低級アルキルチオ、フェニルチオ、低級ア
ルキル、ヒドロキシ−低級アルキル、低級アルカノイル
オキシ−低級アルキル、低級アルコキク低級アルキル、
カルブキシ−低級アルキル、低級アルコキシカルゲニル
ー低級アルキル、カルバモイル−低級アルキル、カルバ
モイルオキy−低級アルキル、ハロー低級アルキル、低
級アルキルチオ−低級アルキル、N−低級アルキル化さ
れている場合があるアミノ−低級アルキル、低級アルカ
ノイルアミノ−低級アルキル、アミノ−カルブキシ−(
,1級アルキル、アミノ−低級アルコキシカルボニル−
低級アルキル、スルホ−低級アルキル、アミノ、低級ア
ルキルアミノ、ノー低級アルキルアミノ、低級アルキレ
ンアミノ、低級アルカノイルアミノ、カルブキシ、低級
アルコキシカル?ニル、カルバモイル、N−モノもしく
はN、N−ジー低級アルキル化カルバモイル、ジアスス
ルホ、スルファモイル、フェニル(場合によりては低級
アルキル、ニトロ、低級アルコキシ及び/又は〕10r
ンにより置換されている)、シクロアルキル、ニトロ、
イばノ、オキソ及び/又はオキシドにより置換されてお
りSR3がカルボキシ、生理的条件下で開裂され得るエ
ステル化カルボキシ、又は保護されたカルボキシR3で
ある式(1)の化合物、式(1)の化合物の光学異性体
、これらの光学異性体の混合物、及び塩形成基を有する
式(1)の化合物の塩に関する。
この発明は特に、R4がヒドロキシにより又はトリー低
級アルキルシリルオキシによ勺置換された低級アルキル
であJ);R2が1−ピロリル又はジヒドロ−1−ピロ
リル(場合によっては低級アルキル又はハロダンにより
置換されている)、イミダゾール−1−イル(場合によ
っては低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ−低級ア
ルキル、N−低級アルキル化アミノ−低級アルキル、低
級アルカノイルアミノ−低級アルキル、アミノ−カルボ
キシ−低級アルキル、アミノ−低級アルコキシカルボニ
ル−低級アルキル、カル?キシー低級アルキル、低級ア
ルコキシカルゲニルー低級アルキル、カルバモイル−低
級アルキル、カルバモイルオキシ−低級アルキル、ヒド
ロキシ−低級アルキル、低級アルカノイルオキシ−低級
アルキル、ハロー低級アルキル、スルホ−低級アルキル
、低級アルキルチオ−低級アルキル、アミノ、低級アル
キルアミノ、ジー低級アルキルアξ)、低級アルカノイ
ルアミノ又はニトロによりi換されている)、ビラグー
ルーl−イル(場合によっては低級アルキル、アミノ−
低級アルキル、アミノ−カルボキシ−低級アルキル、ア
ミン又はニトロにより置換されている)、l 、2.3
−11.2.4−又は1.3.4−)リアグールー1−
イル(場合によっては低級アルキル、カル設キシー低級
アルキル又はフェニルにより置換されている)、1−又
は2−テトラゾリル(場合によっては低級アルキル、カ
ルビキシー低級アルキル、スルホ−低級アルキル、ジー
低級アルキルアミノ−低級アルキル、アミノ又は場合に
よっては710−置換されているフェニルにより置換さ
れている)、ジヒドロ−1−ピリジル(置換されておら
ず、又はオキソにより置換されておりそして場合によっ
てはさらにハロゲンにより置換されている)、ジヒドロ
−又はテトラヒドロ−1−ピリミジル(置換されておら
ず、又はオキソによ、DR換されておりそして場合によ
ってはさらに低級アルキル、アミノ、ジー低級アルキル
アミノ及び/又はカルボキシにより置換されている)、
ジヒドロ−又はテトラヒドロ−1,2,4−又は1,3
.61リアジン−1−イル(これらのそれぞれは場合に
よっては低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ及び/
又は2個以下のオキソ基により置換されている)、イン
ドール−1−イル、ベンズイミダグールー1−イル、ベ
ンゾトリアグールーl−イル、ピリドビロール−1−イ
ル、ピリドイミダグールーl−イル、又はピリミド−、
ジヒドロピリミド−又はテトラヒドロピリミド−イミダ
ゾール−1−イル(それぞれが場合によってはアミノ、
イミノ及び/又はオキソにより置換されている)、又は
ピリミド−、ジヒドロピリミド−又はテトラヒドロピリ
ミド−1,2,3−)リアゾール−1−イル(そはオキ
ソにより置換されている)であり;R3がカルボキシ、
4−ニトロベンジルオキシカルボニル、低級アルケニル
オキシカルビニル、又は2位において低級アルキルスル
ホニル、シアノもしくはトリー低級アルキル7リルによ
り置換されているエトキシカルビニル、又は生理的条件
下で開裂され得るエステル化カルボキシ基である式(1
)の化合物、式(1)の化合物の光学異性体、これらの
光学異性体の混合物、及び塩形成基を有する式(1)の
これらの化合物の塩に関する。
この発明は特に、R1がα−位におい不ヒドロキシによ
り置換された低級アルキルであり;R2がビロール−1
−イル(置換されておらず、又は低級アルキルもしくは
ハロゲンにより置換されてイル)、ピラゾール−1−イ
ル(置換されておらず、又は低級アルキルもしくはアミ
ノ−低級アルキルにより置換されている)、イミダゾー
ル−1−イル(置換されておらず、又は低級アルキル、
低級アルコキシ、アミノ−低級アルキル、低級アn、壱
ノイル了ぜノー4FF錫アルキル、アミノーカルビキシ
ー低級アルキル、アミノ−低級アルコキシカルビニル−
低級アルキル、カルボキシ−低級アルキル、低級アルコ
キシカルボニル−低級アルキル、カルバモイル−低級ア
ルキル、カルバモイルオキシ−低級アルキル、ヒドロキ
シ−低級アルキル、低級アルカノイルオキシ−低級アル
キル、ハロー低級アルキル、低級アルキルチオ−低級ア
ルキル、アばノ又はニトロによシ置換されている)、1
.2.4−もしくは1.3.4−)リアゾール−l−イ
ル(置換されておらず、又は低級アルキルにより置換さ
れている)、1−もしくは2−テトラゾリル(それぞれ
置換されておらず、又は低級アルキル、アば)もしくは
フェニルにより置換されている)、インドール−1−イ
ル、ベンズイミダゾール−1−イル、ベンゾトリアゾー
ル−l−イル、IH−ピロロ(2,3=b)ピリド−1
−イル、IH−イミダゾ(4,5−b)ピリド−1−イ
ル又はプリン−1−イルであシ;そしてR3がカルボキ
シ、又は生理的条件下で開裂され得るエステル化カルボ
キシ、例えば低級アルカノイルオキシメトキシカルビニ
ルもしくはl−低級アルコキシカルボニルオキ゛シー低
級アルコキシカルゴニルである式(1)の化合物、式(
1)の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合
物、及び塩形成基を有する式(1)のこれらの化合物の
特に医薬として許容される塩に関する。
この発明は特に、R1がヒドロキシメチル又はl−ヒド
ロキシエチルでアリ;R2カビロール−l−イル、イミ
ダゾール−1−イル(置換されておらず、又は低級アル
キル、低級アルコキシ、アミノもしくはアミノ−低級ア
ルキルにより置換されている)、ピラゾール−1−イル
(置換されておらず、又は低級アルキルもしくはアミノ
−低級アルキルにより置換されている)、1,2.4−
トリアグールー1−イル、又はテトラゾール−1−イル
(置換されておらず、又はアミンにより置換されている
)であり;そしてR3がカルボキシ、又は生理的条件下
で開裂され得るエステル化カルボキシ、例えば低級アル
カノイルオキシメトキシカル?ニル又111− 低級ア
ルコキシカルボニルオキシ−低級アルコキシカルボニル
である式(1)の化−合物、光学異性体、特にR1がl
−ヒドロキシメチルである式(1)の化合物の(IR)
−異性体、これらの光学異性体の混合物、及び式(1)
の化合物の塩、特に医薬として許容される塩に関する。
この発明は主として、R4がヒドロキシメチル又は(I
R)−1−ヒドロキシエチルでi:R2がイミダグール
ーl−イル(置換されておらず、又は低級アルキルもし
くはアミノ−低級アルキルにより置換されている)であ
り;そしてR3がカルボキシ、又は生理的条件下で開裂
され得るエステル化カルボキシ、例えば低級アルカノイ
ルオキシメトキシカルボニル又はl−低級アルコキシカ
ルボニルオキシ−低級アルコキシカルビニルである化合
物、及び式(1)の化合物の塩、特に医薬として許容さ
れる塩に関する。
この発明は特に、例に記載した化合物及びその塩、特に
医薬として許容される塩に関する。
この発明の化合物はそれ自体公知の方法で製造すること
ができる。
この新規な化合物は例えば次のようにして製造すること
ができる。
(、) 次の式(II) 1 〔式中、R1及びR2は式(1)において記載した意味
を有し、そしてR5′は保護されたカルゲキシ基でちゃ
、zは酸素又は硫黄であり、そして迎はトリー置換ホス
ホニオ基又は陽イオンと一緒になってジ−エステル化ホ
スホノ基である〕で表わされるイリド化合物Lm化し;
あるいは、以]・全白 (b) 次の式([[1) C20 楓 R3′ 〔式中、R1及びR2は式(1)において記載した意味
を鳴し、2は式(ロ)において記載した意味を有し、そ
してR3/は保護されたカルボキシ基である〕で表わさ
れる化合物を三価燐の有機化合物で処理し:あるいは、 (c) 次の式(X) 〔式中、R1は式(1)において記載した意味を有し、
R5′は保護されたカルがキシ基であり、そしてYは核
反応によって置換され得る基である〕で表わされる化合
物を基R2を導入する化合物と反応せしめ; そして、所望により又は必要により、式(1)の得られ
た化合物において基R7中の保護されたヒドロキシ基を
遊離ヒドロキシ基に転換し、そして/又は所望によシ、
式(1)の得られた化合物において保護されたカルボキ
シ基R3′を遊離力ルメキシ基に生理的条件下で開裂さ
れ得るエステル化カル?キシ基に又は異る保護されたカ
ルボキシ基R3′に転は所望によシ、基R2中に含まれ
る他の保護された官能基を遊離官能基に転換し、そして
/又は所望により、式(1)の得られた化合物において
基R2を他の基R2に転換し、そして/又は所望により
、塩形成基を有する得られた化合物を塩に、又は得られ
た塩を遊離化合物に又は異る塩に転換し、そして/又は
所望により、異性体化合物の得られた混合物を個々の異
性体に分離する。
式(■)、(Ill)、及び(X)の出発物質において
、官能基、例えば基R1中の遊離ヒドロキシ基、及び基
R2中に含まれる他の官能基は好ましくは常用の保護基
、例えば前記の保護基により保護する。
(、) 式(II)の化合物の環化 式(It)の出発物質中の基迎ばWittig縮合反応
において一般に使用されるホスホニオ又はホスホノ基の
1つであり、特にトリアリール、例えばトリフェニル−
1又はトリー低級アルキル−1例えばトリルn−ブチル
−ホスホニオ基、又は低級アルキル例えばエチルにより
ジ−エステル化されたホスホノ基であり、ホスホノ基の
場合の記号X■はさらに強塩基の陽イオン、特に適当な
金属イオン、例えばアルカリ金属イオン、例えばリチウ
ム、ナトリウム又はカリウムイオンを含有する。一方に
おいてはトリフェニルホスホニオが基X■として好まし
く、他方においてはアルキル金属イオン、例えばナトリ
ウムイオンと共にジエチルホスホノが好ましい〇 式(It)のホスホニオ化合物において、負電荷は正に
荷電されたホスホニオ基によって中和される。
式(II)のホスホノ化合物において、負電荷は強塩基
の陽イオンによって中和され、この強塩基はホスホノ出
発物質の製造方法に依存して例えばアルカリ金属イオン
、例えばナトリウム、リチウム又はカリウムイオンであ
る。従ってホスホノ出発物質は反応において塩の形で使
用されろ。
環化は自発的に、すなわち出発物質の製造中に生ずるこ
とができ、又は加熱することによって、例えば約30℃
〜160℃、好ましくは約り0℃〜約100℃の温度に
おいて行われた。反応は、好ましくは適当な不活性溶媒
、例えば脂肪族、脂環族又は芳香族炭化水素、例えばシ
クロヘキサン、ベンゼン又バドルエン、ハロゲン化炭化
水素、例えば塩化メチレン、エーテル、例えばジエチル
エーテル、環状エーテル、例えばジオキサン又はテトラ
ヒドロフラン、カルメン酸アミド、例えばツメチルホル
ムアミド、ノー低級アルキルスルホキシト、例えばジメ
チルスルホキシド、又は低級アルカノール、例えばエタ
ノール、あるいはこれらの混合物中で、そして必要であ
れば不活性ガス雰囲気中、例えば窒素雰囲気中で行う。
(b) 式(nu)の化合物の項化 三価燐の有機化合物は、例えば亜燐酸から誘導され、そ
して特に低級アルカノール、例えばメタノール又はエタ
ノール、及び/又は場合によっては置換されている芳香
族ヒドロキシ化合物、例えばフェノール又はピロカテコ
ールとのエステル、あるいは弐P(ORa)2 N(R
6)2のアミドエステルであって、ここでRa及びR1
のそれぞれは相互に独立に低級アルキル、例えばメチル
、又はアIJ −ル、例えばフェニルである。三価燐の
好ましい化合物はトリアルキルホスフィト、例えばトリ
メチルホスフィト又はトリエチルホスフィトである。
反応は好ましくは不活性溶剤、例えば芳香族炭化水素、
例えばベンゼン又はトルエン、エーテル、例えばジオキ
サン又はテトラヒドロフラン、あるいはハロダン化炭化
水素、例えば塩化メチレン又はクロロホルム中で、約2
0℃〜80℃、好ましくは約り0℃〜約60℃の温度に
おいて行い、式(I[I)の化合物の1モル量を燐化合
物の2モル量と反応せしめる。好ましくは、式([[I
)の化合物を不活性溶剤に入れ、そして好ましくは同じ
溶剤に溶解した燐化合物を、長時間、例えば2〜4時間
にわたって流加する。
以−1:余白 この方法の好ましい態様においては、式(nl)の出発
物質は下記の方法により製造し、反応混合物から分離す
ることなく三価燐の有機化合物と反応せしめ、式(1)
の目的生成物を生成せしめる0式(X)の化合物におい
て請求核性反応により置換され得る基Yは例えば式−8
(0)−R4(式中、R4は例えば低級アルキル、例え
ばメチルもしくはエチル、シクロアルキル、例えばシク
ロペンチルモジくはシクロヘキシル、又はアラルキル、
例えばペンノルである)、あるいは反応性エステル化ヒ
ドロキシ、例えば場合によってはハロダンにより置換さ
れている低級アルカノイルオキシ、例えばアセトキシ、
低級アルカンスルホニルオキシ、例えばメタンスルホニ
ルオキシ、場合によっては低級アルキル、例えばメチル
、又はハロダン、例えば臭累により置換されているベン
ゼンスルホニルオキシ、例えばベンゼンスルホニルオキ
シ、p−メチル−又&!p−プロモーベンゼンースルホ
ニルオキシ、あるいは式−0−PO(OR5)2の基(
式中、R5は例えば低級アルキル、例えばメチル又はエ
チルである)である。
弐R2を導入する適当な化合物は例えば弐R2−Hの化
合物(式中、水素原子は、ペネム残基に結合すべきアザ
へテロシクリル基R2の窒素原子に結合している)、又
はこの化合物の塩、例えばアルカリ金属塩、例えばリチ
ウム塩、ナトリウム塩又はカリウム塩、又は式R2−8
1(R6)3の化合物(式中、R6は特に低級アルキル
、又はメチルである)である。
式(X)の化合物と基R2を導入する化合物との反応は
、好ましくは不活性溶剤、例えばツメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、水又はこれ
らの混合物中で、約−50℃〜約+50℃、特に約−2
0℃〜約+20℃の温度において行う。弐R2−Hの化
合物との反応は等モル量の塩基、例えば有機塩基、例え
ばジイソノロビルエチルアミン、トリエチルアミンもし
くはピリジン、又は無機塩基、例えば炭酸水素ナトリウ
ムもしくは炭酸カリウムの存在下で行うのが有利である
式(X)の出発物質は公知であり、又は公知の方法によ
り製造することができる。
最初に特に好ましいとして記載した式(1)の化合物を
もたらす式(n)、(III)及び(X)の出発物質を
使用するのが好ましい。
1個又は複数個の官能基が保護されている式(1)の得
られた化合物におい゛〔、これらの基、例えば保護され
たカルボキシ、ヒドロキシ、アミノ及び/又はスルホ基
は、場合によっては段階的に又は同時に、それ自体公知
の方法により、加溶媒分解、特に加水分解、アルコール
分解もしくは酸分解により、又は還元により、特に水素
化分解もしくは化学還元により、遊離せしめることがで
きる。
R5が保護されたカルボキシ基でありモして/又は基R
2が置換基として保護されたカルボキシを含有する、こ
の発明の方法に従って得られる式(1)の化合物におい
て、保護されたカルボキシ基はそれ自体公知の方法によ
り遊離せしめることができる。すなわち、tert−低
級アルコキシカルブニル、又は2−位においてトリー置
換シリル基によりもしくは1−位において低級アルコキ
シにより置換された低級アルコキシカルブニル、又は場
合によっては置換されているジフェニルメトキシカルボ
ニルは、場合によっては核性化合物、例えばフェノール
又はアニソールを添加して、カルボン酸、例えば蟻酸又
はトリフルオロ酢酸で処理することにより、遊離カルボ
キシ基に転換することができる。場合によっては置換さ
れているベンジルオキシカルボニルは、例えば水素化分
解により、すなわち金属性水素化触媒、例えばパラジウ
ム触媒の存在下で水素で処理することにより開裂せしめ
ることができる。さらに、適当に置換されたペンシルオ
キシカルボニル基、例えばニトロペン・ゾルオキシカル
ブニルは、化学還元により、例えばアルカリ金属ジチオ
ニド、例えばナトリウムジチオニドで処理することによ
り、又は還元性金属、例えば錫、又は還元性金属塩、例
えばクロム(It)塩、例えば塩化クロム(II)で処
理することにより、通常は、金属と共に発生期の水素を
生成することができる水素供与剤、例えば適当なカルボ
ン酸、例えば場合によっては例えばヒドロキシにより置
換されている低級アルカンカルボン酸、例えば酢酸、蟻
酸もしくはグリコール酸、又はアルコールもしくはチオ
ールの存在下で(好ましくは水を加える)、遊離カルボ
キシに転換することができる。アリル保護基の除去は、
例えば、トリフェニルホスフィンの存在下、そしてカル
ボン酸、例えば2−エチルヘキサン酸又はその塩を加え
て、・ンラジウム化合物、例えばテトラキス(トリフェ
ニルホスフィン)−・9ラジウムと反応せしめる仁とに
より行うことができる。上記の還元性金属又は金属塩で
処理することにより、2−ハロー低級アルコキシカルぜ
ニル(場合によっては2−ブロモ−低級アルコキシカル
ブニル基は対応する2−イオドー低級アルコキシカルボ
ニル基に転換した後)、又はアロイルメトキシカルゲニ
ルを遊離カルボキシに転換することができ、他方アロイ
ルメトキシカルビニル基は同様に核性の好ましくは塩形
成試薬、例えばナトリウムチオフェルレート又はヨウ化
ナトリウムで処理することにより開裂せしめることがで
きる。置換された2−シリルエトキシカルビニルはまた
、弗素陰イオンを供する弗化水素酸の塩、例えばアルカ
リ金属弗化物、例えば弗化ナトリウムにより、巨環ポリ
エーテル(クラウンエーテル)の存在下で、又は有機第
四塩基の弗化物、例えばテトラ−低級アルキルアンモニ
ウムフルオリド、例えばテトラブチルアンモニウムフル
オリドにより遊離カルボキシ基に転換することができる
。有機シリル又はスタンニル基、例えばトリー低級アル
キルシリル又はトリー低級アルキルスタンニルによりエ
ステル化されたカルボキシは通常の方法で加溶剤分解す
ることにより、例えば水又はアルコールで処理すること
により遊離せしめることができる。2−位において低級
アルキルスルホニル又はシアノにより置換された低級ア
ルコキシカルブニル基は、例えば塩基性剤、例えばアル
カリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩、
例えはナトリウム又はカリウムの水酸化物又は炭酸塩で
処理することにより遊離化することができる゛。
他方、R5がカルボキシである式(1)の化合物を、R
6が保護されたカルボキシ、特にエステル化されたカル
ボキシ、又は生理的条件下で開裂され得るエステル化カ
ルボキシである式(1)の化合物に転換することもでき
る。すなわち、この遊離カルブキシ基は、例えば適当な
ジアゾ−低級アルカン、例えばジアゾメタン、又はフェ
ニルジアゾ−低級アルカン、例えばジフェニルジアゾメ
タンにより、必要があればルイス酸、例えば三弗化硼素
の存在下で処理することにより、又はエステル化剤、例
えばカルボジイミド、例えばジシクロへキシルカルデジ
イミド、及びカル?ニルジイミダゾールの存在下でエス
テル化に適するアルコールと反応せしめることにより、
エステル化することができる。
エステルはまた、酸の塩(この塩は場合によってはその
場で形成される)とアルコールの反応性エステル及び強
無機酸、例えば硫酸、又は強有機スルホン酸、例えば4
−トルエンスルホン酸との反応により製造することがで
きる。さらに、酸ノ・ログン化物、例えば塩化物(例え
ば塩化オキサリルで処理することにより製造される)、
活性化エステル(例えば、N−ヒドロキシ窒素化合物、
例えばN−ヒドロキシスクシンイミドと共に形成される
〕、又は混合無水物(例えば、)・口蟻酸低級アルキル
エステル、例えばクロロ蟻酸エチルエステル又はクロロ
蟻酸イソブチルエステル、又は710酢酸ハライド、例
えばトリクロロアセチルノ1ライドを用いて得られる)
を、場合によっては塩基、例えばピリジンの存在下で、
適当なアルコールと反応せしめることにより、エステル
化カルボキシに転換することができる。
エステル化カルデキシ基を有する式(1)の化合物にお
いて、この基は異るエステル化カル?キシ基に転換する
ことができる。例えば2−クロロエトキシカルブニル又
は2−プロモエトキシカルゼニルは、ヨウ素塩、例えば
ヨウ化ナトリウムで処理することにより2−イオドエト
キシカルはニルに転換することができる。さらに、エス
テル化形で保護されたカルブキシ基を含有する式(1)
の化合物において、カルメキシ保護基を上記のよグにし
て除去し、そして遊離カルブキシ基を有する式(1)の
得られた化合物又はその塩を対応するアルコールの反応
性エステルと反応せしめることにより、R3が生理的条
件下で開裂し得るエステル化カルボキシである式(1)
の化合物に転換することができる。
基R4及び/又は基R2が置換基として保護されたヒド
ロキシ基を含有する、この発明の方法に従って得られる
式(1)の化合物において、保護されたヒドロキシ基は
それ自体公知の方法で遊離ヒドロキシ基に転換すること
ができる。例えば、適当なアシル基又は有機シリルもし
くはスタンニル基により保護されたヒドロキシ基は対応
して保護されたアミン基と同様にして(下記を参照のこ
と)遊離せしめることができ、トリー低級アルキルシリ
ル基は例えばさらに、テトラープチルアンモニウムフル
オリド及び酢酸を用いて除去される(これらの条件下で
は、トリー置換シリルエトキシにより保護されたカルブ
キシ基は開裂しない)。2−ハロー低級アルキル基及び
場合によっては置換されているベンジル基は還元により
除去される。
保護されたアミン基を有する、この発明に従って得られ
る式(1)の化合物において、この基はそれ自体公知の
方法により、例えば、保護基の種類に従って、好しくは
加溶媒分解又は還元により、遊離アミノ基に転換するこ
とができる。例えば、2−ハロー低級アルコキシカル?
ニルアミノ(場合によっては、2−ブロモ−低級アルコ
キシカル?ニルアミノ基はこれを2−イ、オドー低級ア
ルコキシカル?ニルアミノ基に転換した後)、アロイル
メトキシカル?ニルアミノ又は4−ニトロペン・ゾルオ
キシカルブニルアミノは、適当な化学還元剤、例えば適
当なカル?ン酸例えば水性酢酸の存在下での亜鉛で処理
することにより、又は/4’ラジウム触媒の存在化での
水素を用いる触媒反応により開裂せしめることができる
。アロイルメトキシカル?ニルアミノはまた請求核性の
、好ましくは塩形成性の試薬、例えばナトリウムチオフ
ェノレートで処理することにより開裂せしめることがで
き、そして4−ニトロベンジルオキシカル?ニルアミノ
はアルカリ金属ジチオニド、例えばナトリウムジチオニ
ドで処理することにより開裂せしめることができる。場
合によっては置換されているペンノルオキシカルボニル
アミノは、例えは水素化分解により、すなわち適当な水
素化触媒、例えばA?ラジウム触媒の存在下で水素で処
理することにより、そしてアリルオキシカルビニルアミ
ノはトリフェニルホスフィンの存在下で/4’ラジウム
化合物、例えばテトラキス(トリフェニルホスフィン)
−パラジウムと反応せしめそしてカルボン酸、例えば2
−エチルヘキサン酸又はその塩で処理することにより開
裂せしめることができる。有機シリル又はスタンニル基
により保護されたアミノ基は、例えば加水分解又はアル
コール分解により遊離せしめることができ、そして2−
ハロー低級アルカノイル例えば2−クロロアセチルによ
り保護されたアミン基は塩基の存在下でのチオ尿素によ
り、又はチオ尿素のチオレート塩、例えばアルカリ金属
チオレートで処理し、そして次に、生成した縮合生成物
を加溶媒分解、例えば加水分解又はアルコール分解する
ことにより遊離せしめることができる。2−置換クリル
エトキシカル?ニルにより保護されたアミン基は、弗素
陰イオンを供する弗化水素酸の塩、例えばアルカリ金属
弗化物、例えば弗化ナトリウムにより巨環イリエーテル
(クラウンエーテル)の存在下で処理することにより、
又は有機第四塩基の弗化物、例えばテトラアセチルアン
モニウムフルオリドで処理することにより遊離アミノ基
に転換することができる。
アジド又はニトロ基の形で保護されたアミノ基は例えば
還元により、例えば水素化触媒、例えば酸化ノ4ラジウ
ム、パラジウム又はラネーニッケルの存在下で水素を用
いる触媒的水素化により、あるいは酸、例えば酢酸の存
在下で亜鉛で処理することにより遊離アミノ基に転換す
ることができる。
フタリミド基の形で保護されたアミノ基はヒドラジンと
の反応により遊離アミン基に転換することができる。さ
らに、アリール−チオアミノ基は、求核性試薬、例えば
亜硫酸で処理することによりアミンに転換することがで
きる。
保護された、特にエステル化されたスルホ基は、保護さ
れたカル?キシ基と同様にして遊離せしめることができ
る。
式(1〕の化合物において、基R2を異る基R2に転換
することもできる。
すなわち例えば、基R2がカルゲキシル基により置換さ
れている式(1)の化合物において、このカルバ−キシ
基をそれ自体公知の方法により官能的に変形されたカル
?キシ基に、例えばエステル化カル?キシ基又は置換さ
れている場合があるカル・ぐモイルに転換することがで
きる。例えば、R2がカルはキシにより置換されたアラ
1ヘテロシクリルである式(1)の化合物を、アルコー
ル、特に低級アルコールと反応せしめることにより、R
2がエステル化カルデキシ、特に低級アルコキシカルゼ
ニルにより置換されたアザへテロシクリルである式(1
)の化合物が得られる。この反応は適当な縮合剤、く、
又は生成する水を共沸蒸留により除去するのが好ましい
。他方、基R2におけるカルはキシ基はまた、反応性官
能誘導体、例えば混合無水物、例えば酸ハライド、又は
活性化エステルに転換することができ、次にこれらを対
応するエステル化又はアミド化カルデキシに転換するこ
とができ、この反応は、アルコール、例えば低級アルコ
ール、アンモニア、又は第一もしくは第三アミン、例え
ば低級アルキルアミン又はノー低級アルキルアミンとの
反応によって行う。混合無水物を用いて酸結合剤、芳香
族性もしくは第三アミン又はアルカリ金属もしくはアル
カリ土類金属の炭酸塩の存在下で反応を行う場合が好ま
しい。
ヘテロアリール基R2がヒドロキシ基を有する場合、後
者を通常の方法でエーテル化することができる。対応す
る低級アルキルへテロアリールエーテルを生成する反応
は、例えば、塩基、例えばアルカリ金属の水酸化物又は
炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの存在
下で、ジー低級を用いて、又はジアゾ低級アルカンによ
り、あるいは脱水剤、例えばジシクロへキシルカルデジ
イミドの存在下で低級アルカノールを用いて行われる。
さらに、ヒドロキシは、例えば対応する低級アルカンカ
ルデン酸、例えば酢酸の反応性誘導体、例えばその無水
物、例えばその対称無水物、又はハロゲン化水素酸との
混合無水物との反応により、必要であれば塩基性縮合剤
、例えばアルカリ金属ヒドロキシド又は炭酸塩、又は窒
素塩基、例えばピリジンの存在下で、エステル化ヒドロ
キシ、例えば低級アルカノイルオキシに転換することが
できる。低級アルカノイルオキシのヒドロキシへの転換
は、例えばアルコール分解、又は好ましくは加水分解に
より、例えば塩基−触媒加水分解により、例えば水酸化
ナトリウムの存在下で行われる。
R2がアミンで置換されたアザへテロシクリルである式
CI)の化合物において、アミノ基は置換されたアミン
基、例えば低級アルキルアミノ、ジー低級アルキルアミ
ノ、低級アルキレンアミノ又は低級アルカノイルアミノ
基に転換することができる。低級アルキルアミノ又はノ
ー低級アルキルアミノ基への転換は例えば、反応性エス
テル化低級アルカノール、例えば低級アルキルハライド
又はスルホネートとの反応により、塩基性縮合剤、例え
ばアルカリ金属又はアルカリ土類金属との水酸化物又は
炭酸塩、又はヘテロ芳香族窒素塩基、例えばピリジンの
存在下で行われる。、同様にして、アミノは低級アルキ
レンシバライド又はジスルホネートで処理することによ
り低級アルキレンアミノに、そして低級アルカンカルデ
ン酸の反応性官能誘導体、例えば対応するカルぎン酸ハ
ライドで処理することにより低級アルカノイルアミノに
転換することができる。基R2中に置換可能な環窒素原
子を有する式CI)の化合物は同様にして、置換されて
いる場合がある低級アルキル基により置換された環窒素
原子を基R2中に含有する式(1)の化合物に転換する
ことができる。上記の反応により製造することができる
式(1)の新規な化合物は従って、式R2中に対応して
置換された第二、第三又は第四窒素原子、すなわち正に
荷電した窒素原子を含有することができる。
塩形成基を有する式(1)の化合物の塩はそれ自体公知
の方法により製造することができる。すなわち、遊離力
ルデキシ基又はスルホ基を有する式(1)の化合物の塩
は、例えば金属化合物、例えば適当な有機化合物のアル
カリ金属塩、例えばα−エチルカルボン酸のナトリウム
塩で処理することにより、あるいは無機アルカリ金属塩
又はアルカリ土類金属塩、例えば炭酸水素ナトリウムに
より、あるいはアンモニア又は適当な有機アミンにより
処理することにより形成することができ、この場合理論
量又は少過剰量の塩形成剤を用いるのが好ましい。式(
1)の化合物の酸付加塩は通常の方法に従って、例えば
適当な酸又は適当な陰イオン交換剤で処理することによ
り得られる0式(1)の化合物の内部塩は例えば、塩、
例えば酸付加塩を、弱塩基、又はイオン交換体で処理し
て等電点まで中和することにより形成することができる
塩は常法に従って遊離化合物に転換することが酸で処理
することにより、そして酸付加塩は例えば適当な塩基性
剤で処理することにより遊離化合物に転換することがで
きる。
異性体化合物の得られた混合物はそれ自体公知の方法に
より個々の異性体に分離することができる。例えば、得
られたラセミ体を光学活性補助剤と反応せしめ、2種類
のジアステレオマー化合物の得られた混合物を適当な物
理−化学的方法(例えば、分別結晶化、吸着クロマトグ
ラフィー)により分離し、そして次に個々のジアステレ
オマー化合物を光学活性化合物に分離する。対掌体に分
離するのに特に適するラセミ体は酸性基を含有するそれ
、例えばR5がカルブキシである式(1)の化合物のラ
セミ体である。これらの酸性ラセミ体は光学活性塩基、
例えば光学活性アミノ酸のエステル、又は(−)−プル
シン、(+)−キニジン、(−)−キニン、(+)−シ
ンコニン、 (+)−デヒドロアビエチルアミン、(+
)−及び(−)−エフェドリン、(+)−及び(−)−
1−フェニルエチルアミン又はル化誘導体と反応して2
種のノアステレオマ−塩から成る混合物を形成すること
ができる。
カルブキシ基を含有するラセミ体において、カルブキシ
基を光学活性アルコール、 例、tば(−)−メントー
ル、(+)−ピルネオール、(+)−又は(−)−2−
オクタツールによりエステル化することができ、この後
、所望のジアステレオマーの分離が完了したとき、カル
ブキシ基を有難せしめる。
ラセミ体の分離のために、存在するヒドロキシ基はまた
光学活性酸又はその反応性官能誘導体によってエステル
化しジアステレオマーエステルを形成することができる
。このような酸は、例えば(−)−アビエチン酸、D(
+)−及びL(−)−リンゴ酸、N−アシル化光学活性
アミノ酸、(+)−及び(−)−カンファン酸、(+)
−及び(−)−ケトピン酸、L(+)−アスコルビン酸
、(+)−樟脳酸、(+)−樟脳−10−スルホン酸(
β)、(+)−又は(−)−α−ブロモ樟脳−π−スル
ホン酸、D(−)−キニン酸、P(−〕−イソアスコル
ビン酸、2(−)−及びL (+)−マンデル酸、(+
)−1−メントキシ酢酸、DC−)−及びL(+)−酒
石酸及びそのジー0−ベンゾイル及びジー0−p−)ル
オイル誘導体である。
光学活性イソシアナート、例えば(+)−又は(−) 
−1−フェニルエチルイソシアナートとの反応により、
R6が保護されたカルゼキシでありそし ゛てR1がヒ
ドロキシにより置換された低級アルキルである式(1)
の化合物をジアステレオマーウレタンの混合物に転換す
ることができる。
塩基性ラセミ体、例えば基R2がアミノにより置換され
ている式(1)の化合物は、上記の光学活性酸とノアス
テレオマ−塩を形成することができる。
分離されたジアステレオマーの、式(1)の光学活性化
合物への切断もまた、常法に従って行われる。酸又は塩
基は、例えば、まえに使用されたものより強い酸又は塩
基で処理することにより塩から遊離せしめることができ
る。所望の光学活性化合物は、エステル及びウレタンか
ら、例えばアルカリ性加水分解後に、又は水素化錯体、
例えばリチウムアルミニウムヒドリドによる還元の後に
得られる。
ラセミ体を分離するための他の方法は光学活性吸着層、
例えば蔗糖上でのクロマトグラフィーから成る。
第3の方法に従えば、ラセミ体を光学活性溶剤に溶解し
、そして一層溶解性の少ない光学対掌体を結晶化せしめ
ることができる。
第4の方法は、生物学的材料、例えば微生物又は分離さ
れた酵素に対する光学対掌体の異る反応性を利用する。
第5の方法に従えば、ラセミ体を溶解し、そして上記の
方法により得られた光学活性生成物の少量を接種するこ
とにより光学対掌体の1つを結晶化する。
ラセミ体の光学対掌体への分離は方法の任意の段階にお
いて行うことができる。すなわち、式(It)又は(I
II)の出発物質の段階において、あるいは式(It)
又は(lft)の出発物質の後記の製造方法の任意の段
階においてさえ行うことができる。
式(1)の得られた化合物のその後のすべての転換にお
いて、塩基性又は特に中性条件で生ずる反応が好ましい
この発明の方法はさらに、中間体として生成した化合物
を出発物質として使用しそして残りの段階を実施する変
法、又は工程を任意の段階におい【中断する変法を含む
。さらに、出発物質を誘導体の形で使用することができ
、又は場合によっては反応条件下で、その場で製造する
ことができる。
式(II)及び(I[[)の出発物質は次の反応方式(
1)に示すようにして製造することができる。
以下企白 反応方式(1) 2 %式%) 式(V)のチオアゼチジノンは式(IV)の化合物と基
−8−C(=Z)−R2を導入する化合物との反応によ
って得られる。
式(IV)の出発物質において、Wは基−8−C(=Z
)−R2によって置き換えることができる離核性(nu
clsofugal )基である。このような基Wは例
えばアシルオキシ基、スルホニル基ao−so2−(式
中、Roは有機基である)、アジド又はハロダンである
。アシルオキシ基Wにおいて、アシルは例えば有機カル
ピン酸の基であり、そして例えば低級アルカノイル、例
えばアセチルもしくはゾロピオニル、場合によりては置
換されているベンゾイル、例えばベンゾイルもしくは2
,4−ジニトロベンゾイル、又はフェニル−低級アルカ
ノール、例えばフェニルアセチルである。スルホニル基
R8−8O7−において、Roは例えば場合によっては
ヒドロキシにより置換されている低級アルキル、例エバ
メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、l−ヒドロキ
シグログ−2−イルもしくは1−ヒドロキシ−2−メチ
ルプロア°−2−イル、ベンジル、又は場合によっては
置換されているフェニル、例、tばフェニル、4−ブロ
モフェニル又は4−メチルフェニルである。ハロダン基
Wは、例えば臭素、ヨウ累、又は特に塩素である。Wは
好ましくはメチル−もしくは2−ヒドロキシエチル−ス
ルホニル、アセトキシ又は塩素である。
基−8−C(=Z)−R2を導入する)ヒ合物は例えば
、弐R2−C(=Z)−8Hの酸、又は特にその塩、例
えばアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩又はカリウム
塩である。この置換は有機溶剤中、例えば低級アルカノ
ール、例えばメタノールもしくはエタノール、低級アル
カノン、例えばアセトン、低級アルカンカルデン酸アミ
ド、例えばジメチルホルムアミド、環状エーテル、例え
ばテトラヒドロフランもしくはジオキサン中で、又は類
似の不活性溶剤中で行うことができる。この反応は一般
に室温において行われるが、高温又は低温において、例
えば約り℃〜約40℃においても行うことができる。反
応は、ヨウ化水素酸の塩又はチオシアン酸の塩、例えば
アルカリ金属塩、例えばナトリウム塩を加えることによ
って加速することができる。
導入される基−8−C(=Z)−R2は基R4により主
としてトランス−位に向けられる。従って、式(IV)
の(38,4R)−及び(38,4R8)−配置出発化
合物を使用することができる。主としてトランス−異性
体が生成するが、場合によっては少量のシス−異性体を
製造することもできる。シス−異性体は上記の常法に従
って゛、特にクロマトグラフィー及び/又は結晶化によ
り分離することができる。
式(IV)の適当な出発物質は、例えばヨーロッ・母特
許出願第82113号、独国出願公開第3224055
号又は独国出願公開第3013997号から知られてお
り、あるいは同様の方法で製造することができる。これ
らはまた、例に記載する方法によって製造することがで
きる。
段階2 式(■)゛の出発物質は、式(V)のアゼチジノンを弐
R5’ −C0OHの酸により、又はこの酸の反応性誘
導体、例えばエステル又は酸ハライド、例えば酸塩化物
を用いて、20℃〜80℃、好ましくは40℃〜60’
Cの温度において、不活性溶剤、例えば式(1)の化合
物から式(1)の化合物を生成せしめる反応について記
載した溶剤のいずれかの中で、処理することKより得ら
れる。酸塩化物を使用する場合、操作は好ましくは酸結
合剤、例えば第三脂肪族アミン、例えばトリエチルアミ
ン、芳香族アミン、例えばピリジン、又は特にアルカリ
金属又はアルカリ土類金属の炭酸塩又は炭酸水素塩、例
えば炭酸カリウム又は炭酸カルシウムの存在下で行う。
段階3 Xoが反応性エステル化ヒドロキシ、特にハロダン、例
えば塩素もしくは臭素、又は有機スルホニルオキシ、例
えば低級アルカンスルホニルオキシ、例工ばメタンスル
ホニルオキシ、又はアレンスルホニルオキシ、例えばベ
ンゼン−もしくは4−メチルベンゼン−スルホニルオキ
シである式<Vl)の化合物は、式(V)の化合物を弐
〇)IC−R,’のグリオキシル酸化合物又はその適当
な誘導体、例えばヒトラード、ヘミヒトラード又はヘミ
アセタール、例えば低級アルカノール例えばメタノール
もしくはエタノールとのへミアセタールと反応せしめ、
そしてX。がヒドロキシである式(Vl)の得られた化
合物において、このヒドロキシ基を反応性エステル化ヒ
ドロキシに転換することによって製造する。
式(Vl)の化合物は通常、2種類の異性体(−CH(
R,’)〜Xo基に関して〕の混合物の形で得られる。
しかしながら、その純粋な異性体を、例えばクロマトグ
ラフィーにより分離することができる。
式(V)の化合物中のラクタム環の窒素原子へのグリオ
キシル酸エステルの付加は、室温において、必要であれ
ば加熱しながら、例えば約100℃において、そして実
際の縮合剤の非存在下において行う。グリオキシル酸化
合物のヒトラードを用いる場合、水が生じ、この水は、
必要であれば蒸留、例えば共沸蒸留により、又は適当な
脱水剤、例えば分子篩を用いることにより除去する。操
作は好ましくは適当な溶剤、例えばジオキサン、トルエ
ンもしくはツメチルホルムアミド、又は溶剤混合物の存
在下で、そして所望により又は必要であれば不活性ガス
、例えば窒素の雰囲気下で行う。
式(Vl)の化合物におけるヒドロキシ基X。の反応性
エステル化ヒドロキシ基X。への転換は、適当なエステ
ル化剤、例えばチオニルハライド、例工ばクロリド、オ
キシハロダン化燐、特にオキシ塩化燐、ハロホスホニウ
ムハライド、例えばトリフェニルホスホニウムジブロミ
ドもしくはジクロリド、又は適当な有機スルホン酸ハラ
イド、例えばクロリドにより、好ましくは塩基性剤、特
に有機塩基性剤、例えば脂肪族第三アミン、例えばトリ
エチルアミン又はジイソプロピルアミン、又はビリシン
タイプの複素環塩基、例えばピリジン又はコリジンの存
在下で処理することにより行う。操作は、好ましくは適
当な溶剤、例えばジオキサンもしくはテトラヒドロフラ
ン、又は溶剤混合物の存在下で、必要あれば冷却しなが
ら、例えば約−30℃〜約30℃において、場合によっ
ては不活性ガス、例えば窒素の雰囲気下で行う。
段階4 式(II)の出発物質は、式(Vl)の化合物を適当な
ホスフィン化合物、例えばトリー低級アルキルホスフィ
ン、例えばトリーn−ブチルホスフィン、又はトリアリ
ールホスフィン、例えばトリフェニルホスフィンにより
、あるいは適当なホスフィト化合物、例えばトリー低級
アルキルホスフィト、例えばトリエチルホスフィト、又
はアルカリ金属ジー低級アルキルホスフィト、例えばア
ルカリ金属ジエチルホスフィトにより処理し、そして式
(n)の得られた化合物において基R2を場合によって
は異る基R2で置換することによって得られる。
式(Vl)の化合物の式(II)の化合物への転換は、
好ましくは適当な不活性溶剤、例えば炭化水素、例えば
シクロヘキサンもしくは他のベンゼン、又はエーテル、
例えばジオキサン、あるいは溶剤混合物中で行う。反応
性に依存して、操作は冷却しながら、又は上昇した温度
において、約−10℃〜+100℃、好ましくは約20
℃〜80℃において、そして/又は不活性ガス、例えば
窒素の存在下において行う。酸化過程が生ずるのを防止
するために触媒量の酸化防止剤、例えばヒドロキノンを
加えることができる。
反応は通常、塩基性剤、例えば有機塩基、例えばアミン
、例えばトリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン、ピリジン、ルチジン又は“ポリスチレンヒューニッ
ヒ(Huniy)塩基”、するいは無機塩基、例えばア
ルカリ金属炭酸塩、例えばナトリウム又はカリウムの炭
酸塩の存在下で行い、次の式(IIIL)、 砦 (式中、X′はホスホノ基、又は陰イオンと一緒になっ
てホスホニオ基であり、基X。の意味に依存して例えば
クロリドである、) で表わされる最初に生成したホスホニウム塩を式(II
)イイリド出発物質に転換する。しかしながら、反応を
塩基の非存在下で行い、そして式(■&)の化合物、特
に対応するホスホノ化合物を分離し、そしてこの化合物
を、式(1)の最終化合物の製造中にその場で式(II
)の出発物質に転換することもできる。
式([I)の得られた化合物において、基R2は異る基
R2により置き換えることができる。この目的のために
、R2が容易に置換され得るアザへテロシクリル基、例
えば場合によりては置換されたイミダゾール−1−イル
、1,2.3−)リアゾール−1−イル、1,3.4−
)リアゾール−1−イル、1“、2.4−)リアゾール
−1−イル、テトラゾール−1−イル又はテトラゾール
−2−イルである式(II)の化合物を過剰の、特に3
倍〜lO倍過剰の式R2’−Hの化合物(式中、82′
はR2以外のこの発明の不飽和アザへテロシクリル基で
ある)と反応せしめる。反応は不活性溶剤又は溶剤混合
物中で、例えば環状エーテル、例えばジオキサン、アセ
トニトリル、又はジメチルホルムアミド中で、室温にお
いて、又はわずかに高温もしくは低温において、例えば
約り0℃〜約50℃において行う。
段階5 式(It)の化合物はさらに、式(■)のメルカプチド
(式中、Mは金属陽イオンである)を基R2−C(=Z
 )−を導入するアシル化剤で処理することによっても
得られる。
式(■)の出発物質において、金属陽イオンMは、例え
ば弐M+又はM”/2 (式中M+は特に鋼湯イオンで
あり、そしてM は特に適当な遷移金属、例えば銅、鉛
又は木調の二価陽イオンである)である。
基R2−C(=Z )−を導入するアシル化剤は、例え
ば基R2−C(=Z)−0H又はその反応性官能誘導体
、例えば酸ハロダン化物、例えば臭化物もしくは塩化物
、又はそのアシドもしくは無水物、あるいは式5=C(
R2)2 の化合物(式中アザへテロシクリル基R2は
環窒素原子を介してチオカル?ニル基に結合している)
である。
式R2−C(=Z )−OHの酸の反応性官能誘導体、
例見は酸塩化物を使用する場合、アシル化は不活性溶剤
、例えば塩素化炭化水素、例えば塩化メチレン、又はエ
ーテル、例えばジエチルエーテルもしくはジオキサン中
で、室温において又は加熱もしくは冷却しながら、例え
ば約−50℃〜約+60℃の温度において、特に−30
℃〜約+20℃において行う。
式s=c(g2)2 のチオカルゲニル化合物を用いる
アシル化は、不活性溶剤、例えばハロゲン化炭化水素、
例えば塩化メチレン、環状エーテル、例えばテトラヒド
ロフラン、又はジメチルホルムアミド中で、室温又は低
下した温度、例えば約−30℃〜約30℃、特に約θ℃
〜20℃において行う。
式(Vl)の出発化合物は例えば、次の式(M)で表わ
されるアゼチゾノンを、チオー低級アルカンカルボン酸
、例えばチオ酢酸、又はトリフェニルメチルメルカプタ
ンのアルカリ金属塩、例えばナトリウム塩との反応によ
って次の式(市)、(式中、Vはトリフェニルメチルチ
オ又は低級アルキルチオ、例えばアセチルチオである、
)で表わされる化合物に転換し、この化合物を反応段階
3及び4に記載した方法と同様にして次の式() で表わされる化合物に転換し、そしてこれを、塩基、例
えばピリジン又はトリーn−ブチルアミンの存在下、適
当な溶剤、例えばジエチルエーテル又はメタノール中で
、式MAの塩(式中、Mは前記の意味を有するが、特に
鋼湯イオンであり、そしてAは通常は、選択された溶剤
中で塩MAの溶解を促進する陰イオン、例えば硝酸イオ
ン、酢酸イオン又は弗素イオンである)と反応せしめる
ととKよって製造することができる。
基R2が窒素原子を介してチオカルボニル基に結合して
いる式5=C(R2)2のチオカルボニル化合物は公知
であり、あるいは式(R2−H)の化合物(式中、水素
原子は基R2の環窒素原子に結合している〕を強無機塩
基例えば水素化ナトリウムにより塩に、例えば式Na+
R2−のナトリウム塩に転換し、又はトリー低級アルキ
ルハロシラン、例えばトリメチルクロロシランにより塩
基の存在下でトリー低級アルキルシリル誘導体に転換し
、そして後者をチオホスゲンと反応せしめることにより
製造することができる。
式(■)のイリドは式(1)の最終生成物の製造のため
の環化反応において直接使用することができる。しかし
ながらさらに、式(If)の化合物(式中、R4は保護
されたヒドロキシ基により置換された低級アルキルであ
り、この保護されたヒドロキシは例えば加水分解により
容易に開裂されるものであっ℃、例えばトリー置換シリ
ルオキシである)において、まずヒドロキシ保護基を除
去し、そして次にR4がヒドロキシにより置換された低
級アルキルである式(n)の得られた化合物を環化反応
において使用することも可能である。
式(II)の化合物において、容易に置き換えられる基
R2が、少なくとも2個の窒素原子を有する不斉置換さ
れたアザへテロシクリル基R2′により、又は少なくと
も3個の窒素原子を有しこの内の2個が隣接している非
置換のアゾへテロ7クリル基により置き換えられる場合
〔反応方式(1)の段階4に関する説明を参照のこと〕
、あるいは基R2が式(X)の化合物に導入される場合
〔変法CC)を弁開のとJ−1−91@扉の豆性体/4
−FM物力(牛ずふとシができる。すなわち、例えば式
(n)の化合物又は式(X)の化合物と4−メチルイミ
ダゾール又はその塩との反応において、4−メチル−又
は5−メチル−イミダゾール−1−イル基を有する生成
物が生成することができる。対応する中間体と4−位に
おいて置換されたイミダゾールとの反応によりこの発明
に従って製造されたイミダゾール−1−イル被ネム化合
物は薄層クロマトグラフィーによれば均一であり、そし
て、分光測定データーに基いて、おそらく4−位におい
て(5−位ではなく)置換されたイミダゾール−1−イ
ル基を有する。さらに、4−位において置換されたイミ
ダゾール−1−イルペネムの支配的な生成を支持する立
体構造的理由が存在する。しかしながら、構造の明確な
証明が、例えばX線構造解析によって得られるまで、5
−位において置換されたイミダゾール−1−イル基を含
有する上記の化合物の可能性を完全に否定することはで
きない。
式(n)〜(■)の化合物において、官能基を保護され
た官能基に転換することができ、又は保護された官能基
を遊離基もしくは異る保護された基に転換することがで
きる。さらに、式(El)、〔■〕。
(V〕・及び(Vl)の化合物において、基Rを異る基
R2に転換することができる。これらの転換において、
式(1)の化合物への対応する転換において示したのと
同じ方法を使用するために、分子中に存在する他の置換
基を考慮することが可−能である。
さらに、式(II)、(Ill)及び(V)〜(■〕の
化合物の製造のための反応方式(1)に記載した方法、
及び式(1)の最終生成物の製造のために示された方法
を、光学不活性化合物を用いて行い、そして工程のいず
れかの所望の段階において、上記のようにして、得られ
たジアステレオマー混合物又はラセミ体から、この発明
に従って光学活性化合物を分離することができる。
この発明はまた、新規な出発化合物、及びこの発明の方
法に従って得られる新規な中間体、例えば式(II)、
(ill)、(V)〜(■)及び(IX)で表わされる
化合物、並びにそれらの製造のために示された方法に関
する。
使用される出発化合物及び選択される反応条件は、好ま
しくは、特に好ましいものとして記載した化合物をもた
らすものが好ましい。
式(1)の化合物は価値ある薬理学的性質を有し、又は
価値ある薬理学的性質を有する化合物の製造のための中
間体として使用することができる。R1がヒドロキシに
より置換された低級アルキルであり、R2が式(1)に
ついて記載した意味を有し、そしてR3がカルボキシ基
又は生理的条件下で開裂し得るエステル化カル?キシ基
である式(1)の化合物、及び塩形成基を有するこれら
の化合物の薬理学的に許容される塩は抗細菌活性を有す
る。例えば、これらは試験管内においてダラム陽性球菌
及faecalis )、並びにグラム陰性棒状桿菌、
例えば気性菌、例えばバクテロイデス(Bacte■邂
1す8p、に対して約0.02〜約8μg/mlの最小
阻止濃度を有する。生体内において、例えばスタフィロ
コッカス・アウレウスによるマウスの全身感染のケース
において、この発明の化合物を皮下投与した場合、約4
.5〜約100 m97klのED5o値が得られる。
新規化合物は、経口的又は非経口的に投与することがで
きる抗細菌性抗生物質として、例えば対応する医薬製剤
の形で、感染の治療のために使用することができる。
少なくとも1個の官能基が保護された形で存在する式(
1)の化合物は、式(1)の上記の薬理学的に活性な化
合物の製造のための中間体として使用することができる
この発明の薬理学的に許容される化合物は例えば、鹸薬
として有効な量の活性成分を無機又は有機の固体又は液
体の、経口投与又は非経口投与、すなわち筋肉内、皮下
又は腹腔内投与に適する医薬として許容される担体と一
緒に又は混合されて含んで成る医薬製剤の製造のために
使用することができる。
経口投与のためKは錠剤又はゼラチンカブセルが使用さ
れ、これらは活性成分と共に稀釈剤、例えばラクトース
、デキストロース、シュークロース、マンニトール、ン
ルビトール、セルロース及び/又はグリシン、及び滑剤
、例えばシリカ、タルク、ステアリン酸又はその塩、例
えはマグネシウム塩又はカルシウム塩、及び/又はIリ
エチレングリコールを含有する。錠剤はさらに結合剤、
例えば珪酸マグネシウムアルミニウム、澱粉、例えばト
ウモロコシ、小麦、米又はクズの澱粉、ゼラチン、トラ
ガカント、メチルセルロース、ナトリウムカル?キシメ
チルセルロース及び/又はポリビールピロリドン、及び
所望により崩壊剤、例えば澱粉、寒天、アルギン酸又は
その塩、例えばアルギン酸ナトリウム、及び/又は起泡
混合物又は吸着剤、着色剤、香味料又は甘味料を含有す
る。
非経口投与のためには注入溶液が特に好ましく、好まし
くは等張水性溶液又は懸濁液であり、これらは使用前に
、例えば、活性成分それ自体を、又は担体例えばマンニ
トールと共に含有する凍結乾燥製剤から調製することも
できる。このような製剤は無菌化することができ、そし
て/又は補助剤、例えば防腐剤、安定剤、湿潤剤及び/
又は乳化剤、溶解剤、浸透圧調整用塩、及び/又は緩衝
剤を含有することができる。
この発明の医薬組成物は所望により他の薬理学的に価値
ある物質を含有することができ、それ自体公知の方法に
より、例えば常用の混合、溶解又は凍結乾燥法により製
造することができ、そして約0.1〜100チ、特に約
1係〜約50係の、凍結乾燥物の場合には約1oost
での活性成分を含有する。
感染のタイプ及び感染を受けた生物の状態に依存して、
体重的70−の瀉血動物(ヒト又は動物)の治療のため
に使用される日用量(経口又は非経口)は約1001ダ
〜約Igである。
次に、この発明を例示するために例を記載する。
温度は℃で示す。
例において次の略号が使用される。
TLC:薄層クロマトグラフ ■R:赤外線ス被クトり U■:紫外線ス(クトル THF :テトラヒドロフラン 以下余白 例1、 (5R,68) −2−(イミダゾール−1−
イ3gの2− [(3S、4R)−3−(tert−ブ
チルジメチルシリルオキシメチル)−4−((イミダゾ
ール−1−イル)−チオカルボニルチオ〕−2−オキソ
ーアゼチノン−1−イル:]−2−)リフェニルホスホ
ラニリデン酢酸アリルエステルを、500−の純トルエ
ン中で、還流温度にてアルゴン雰囲気のもとて5時間攪
拌する。冷却後、溶剤を留去し、セして残渣をシリカダ
ル上でクロマトグラフにかける(溶離液:トルエン/酢
酸エチル4:1):TLC(シリカゲル/酢酸エチル)
:Rf=0.4 : IR(CH2Cl2) : 17
90 ; 1715 ;1590 cm−1゜ 出発物質は次のようにして製造することができる。
12.5gのトリフェニルメチルメルカプタンを0℃に
て70wLlのメタノールに懸濁し、そしてこれに10
分間にわたって、全量2.2gの、油中55%水酸化す
) IJウム懸濁液全少量ずつ加える。
次に、70dのアセトン及び79mの水中11.1gの
(38,4R)−3−(tert−ブチルジメチルシリ
ルオキシメチル)−4−メチルスルホニルアゼチジン−
2−オン(ヨーロッパ特許出願第82113号)を30
分間にわたって流加する。0℃にて30分間、及び室温
にて1時間攪拌した後、反応混合物をロータリーエバボ
レーター中で礎縮し、これに塩化メチレンを加え、そし
て水相を分離する。有機溶液を塩水で洗浄し、そして硫
酸ナトリウムで乾燥する。濃縮後、粗標記化合物をシリ
カゲル上でクロマトグラフィーにより′N製する(溶離
剤:トルエン/酢酸エチル19:1)。TLC(トルエ
ン/酢酸エチル19 : 1 ) : Rf=0.64
:IR(塩化メチレン) : 3390 :1761 
:1118 ;835 crn−’。
チルシリルオキシメチル)−4−)リフェニ27g(D
分子篩C4X)’!k、17011Ll(D純トルエン
中8.4gの(38,4R) −3−(tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル)−4−トリフェニルメ
チルチオアゼチノン−2−オン及び8.23gのグリオ
キシル酸アリルエステル笠チルへミアセクールに加え、
そして全体を55℃にて10時間攪拌する。濾過及びロ
ータリーエバポレーター中減圧下で濃縮を行った後、粗
生成物をシリカゲル上でのクロマトグラフィーによシ精
製する(溶離液:トルエン/酢酸エチル(95: 5 
) : TLC(シリカゲル、トルエン/酢酸エチル1
0:1):Rf=0.37及び0.27 : IR(C
H2Cl2) : 3520 。
1760.1745cm−1゜ ル)−2−)!Jフェニルホスホラニリデン酢酸アリル
エステル 一15℃にて攪拌しながら、80μtの塩化チオニル及
び88μtのピリジンを5分間にわたって次次と、5m
lのテトラヒドロフラン中604■の2−((38,4
R)−3−(t@rt−ブチルジメチルシリルオキシメ
チル)−4−)リフェニルメテルテオー2−オキソアゼ
チジン−1−イル〕−2−ヒドロキシ酢酸アリルエステ
ルの溶液に加える。白色の懸濁液を一10℃にてさらに
1時間攪拌し、セしてバイア0(Hyflo)上で濾過
する。残渣をトルエンで洗浄した後、ロータリーエバポ
レーター中で濃縮を行う。残渣ヲ311tlのジオキサ
ンに溶解し、293ダのトリフェニルホスフィン及び0
.13m1のルチジンを加え、そして全体を115℃の
浴温にて2時間攪拌する。混合物をハイフロで濾過し、
そして次に、得られた残渣會トルエンで洗浄する。
−緒にしたF液を蒸発濃縮する。残渣をシリカゲル上で
のクロマトグラフィーにかけ、純生成物を得る(溶離液
:トルエン/酢酸エチル95:5):TLC(シリカゲ
ル、トルエン/酢酸エチル1 : 1):Rf=0.1
8 ; IR(CH2Cl2) : 1745 、16
05m−’。
ステルの銀塩 79m1の0.5M硝酸銀水溶液を室温において、g7
+nlのエーテル中7.5gの2−[(3S、4R)−
3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)
−4−トリフェニルメチルチオ−2−オキソアゼチジン
−1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸
アリルエステルに加える。次に、3.6wLlのトリブ
チルアミン、0.181111のトリフルオロ酢酸及び
25mのエーテルの混合物を満願し、そして反応混合物
をさらに20分間損拌する。次に固形物を吸引済過し、
そしてエーテル、水及びエーテルで洗浄する。精櫨のた
め、固形物を401ntのエーテル及び4Qm7の水中
でスラリーにし、吸引濾過し、そして乾燥する。IR(
CH2Cl2) :1760 。
1620 cm−’。
e)2−((38,4R)−3−(tert−プチルジ
メチステル 2−((3S、4R)−3−(tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシメチル)−4−メルカプト−2−オキソ
アゼチジン−1−イル〕−2−トリフェニルホスホラニ
リデン酢酸2−アリルエステルの銀塩4.27.914
0−の純塩化メチレンに溶解し、そして次に40dの純
塩化メチレン中2.14gの1、r−チオカルがニルジ
イミダゾールの0℃に冷却した溶液に加える。懸濁液を
0℃にて2,5時間攪拌し、そして次にハイフロ上で濾
過する。黄色の溶液を水流真空下で濃縮し、そして得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
する(溶離液:トルエン/酢酸エチル95:5〜80:
20)。TLC(−/リカl”k、トルエン/酢酸エチ
ル) : Rf: 0.45 ; IR(CH2Cl2
) :1760.1620.1105crn−’。
2.7m1(D純THF中105り(D(5R,68)
 −2−(イミダゾール−1−イル) −6−(ter
t−ブチルツメチルシリルオキシメチル)−2−ペネム
−3−カルボン酸アリルエステルの溶液’t−70℃に
冷却し、そしてこれに次々と、0.11−の酢酸、及び
THF中0.1 Mテトラプチルアンモニウムフルオリ
ド溶液5.97d(10分間にわたって満願)を加える
。冷却浴を除去し、そして反応混合物をゆっ〈シ室温に
する。室温にて2,25時時間−た後、反応混合vlJ
全ロータリーエバポレーター中で濃縮し、そして酢酸エ
チル及びNaHCO3水溶液に入れる。有機相を分離し
、塩溶液で洗浄し、Na2s04で乾燥し、そして濃縮
する。粗生成物をシリカダルクロマトグラフィーで精製
する(溶離液:トルエン/酢酸エチル3 : 1〜1 
: 3 ) ;TLC(シリカダル、酢酸エチル) :
 Rf = 0.14 : rg(ca2cz2):3
600.179σ、1715.1590crn−’。
0.38.9の(5R,68) −2−(イミダゾール
−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸アリルエステル’i、161dの純THF
に溶解し、そして−1θ℃に冷却し、そしてこれに40
■のテトラキス−(トリフェニルホスフィン)−ノ母ラ
ジウム及び0.4−のトリブチル錫ヒドリド?加える。
−1O℃にて20分間攪拌した後、86μtの酢酸音訓
え、そして反応混合物を一10℃にてさらに10分間攪
拌する。ロータリーエバポレーター中で濃縮した後、残
渣を水/酢酸エチルに入れ、冷却し、セしてNaHCO
sにより塩基性にする。水溶液を分離し、酢酸エチルで
2回洗浄し、そしてロータリーエバポレーター中で濃縮
した後、XAD −2カラムで精製する(溶離液:水)
。−緒にした両分を凍結乾燥する。TLC(逆相0pt
i UCP12、水/アセトニトリル):Rf=0、5
7 ; UV (水):λmaz=3101m0例1と
同様にして、84■の2− [(38,4R)−3−(
tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−4−
((ピラゾール−1−イル)〜チオカル?ニルチオ〕−
2−オキソアゼチジン−1−イル)−z−)Iに’エニ
ルホスホラニリデン酢酢酸アリルエステル及反応しめる
ことにより標記化合物金得る。IR(塩化メチレン) 
:1785 、1705゜1580 cm−1゜ 出発物質は次のようにして製造することができる。
例1.0)と同様にして、2− ((3S、4R)−3
−(tart−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−
4−メルカプト−2−オキソアゼチジン−1−イル)−
2−トリフェニルホスホラニリデン酢酸アリルエステル
の銀塩0.21g’frl、1’−チオカル)lニルジ
ビラゾールと反応せしめて標記化合物を得る。RI (
塩化メチレン) : 1750 、1615crn−’
例2と同様ニシテ、50m9の(5R,68)−2−(
ピラゾール−1−イル) −6−(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−2−ペネム−3−カルボ
ン酸アリルエステルを標記化合物に転換する。IR(塩
化メチレン) : 3600 、1785 。
1710.1580crn−’。
例3と同様にして、130m9の(5R,68)−2−
(ピラゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2
−ペネム−3−カルボン酸アリルエステルを反応せしめ
て標記化合物を得る。UV (水):λrnax = 
312 nm0 例7. (5R,68)−2−(1,2,4−トリアゾ
ール−1−イル) −5−(tert−プチルジメチ例
1と同様にして、102〜の2− C(38,4R)−
3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)
−4−[(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−チ
オカルポニルチオ〕−2−オキシアゼチジン−1−イル
クー2−トリフェニルホスホラニリデン酢酸アリルエス
テルを反応せしめて標記化合物を得る。IR(塩化メチ
レン): 1795.1710゜1585 cm−’。
出発物質は次のようにして製造することができる。
例1.e)と同様にして、2− ((3S、4R)−3
−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−
4−メルカプト−2−オキソアゼチジン−1−イル:]
−2−)!jフェニルホスホラニリデン酢酸2−アリル
エステルの銀塩0.21N’に反応せしめて、1.1′
−チオカルがニルジー(1,2,4−)リアゾール)と
の反応により標記化合物を得る。IR(塩化メチレン)
 : 1755 、1620cyn−’。
例2と同様にして、850ダの(5R,6S)−2−(
1,2,4−トリアゾール−1−イル) −6−(te
rt−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2−ペネ
ム−3−カルボン酸アリルエステルをIs配化合物に転
換する。IR(塩化メチレン) : 3610 、+7
201710 、1585crn−’ 。
例3と同様にして、5101n9の(5R,6S)−2
−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−6−(t
ert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2−ペ
ネム−3−カルボン酸アリルエステルを反応せしめて標
記化合物を得る。UV (水):λmaX=310nm
0 −6− ((f R) −1−(tert−ブチルジメ
例1と同様にして、0.769(D2−[(38,4R
)−3−((f R) −1−tart−ブチルジメチ
ルシリルオキシエチル)−4−(イミダゾール−1−イ
ルチオカルボニルチオ)−2−オキサゼチジンー1−イ
ル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸アリルエ
ステルを反応せしめて標記化合物ヲ得ル。TLC(シリ
カゲル、酢酸工fk:Rf=0.74 ; IR(CH
2Cl2) : 1790 、1715 。
1587 crn−1゜ 出発物質は次のようにして製造することができる。
室温において、201aのアセトニトリル中2.88g
(78,8mモル)塩化水素の溶液、及び6.459 
(71,66mモル)のtart−ブチルメルカプタン
を次々と、1701IIノのアセトニトリル中10.6
99(23,9mモル)の1.3.5− )リス−(p
−メトキシベンジル)−へキサヒドロ−1,3,5−)
リアジン(これL独国出願公開DA−A2,431,8
62に記載されている方法により製造するこ七ができる
)の溶液に加える。この混合物′lll−22時間攪拌
する。不溶物を吸引沖過し、p液を減圧濃縮する。
結晶性残渣全得、これをエーテルと共に撹拌し、そして
吸引P遇する。融点142℃。
室温において、2.76、ji’(10yy+モル)の
N−p−メトキシベンジル−N −tert−ブチルチ
オメチルアンモニウムクロリド、2.06.9(10m
モル)のジシクロへキシルカルボジイミド、及び1.4
011Ll(10mモル)のトリエチルアミン(満願)
を次々と、シモヒガシY0等、Bull 、 Chem
 。
Soc 、 Japan 52 、949 (1979
)により記載された方法と同様にして製造された1、8
31!(10mモル)の(28,3R)−2−ブロモ−
3−ヒドロキシ酪酸の溶液に加える。得られた反応混合
物を室温にて2時間撹拌する。分離したジシクロヘキシ
ル尿素ケ吸引沖過し、そしでri’i塩化メチレンで稀
釈し、そして水及びPt18の燐酸緩衝液で大球する。
有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発濃縮し、そして
油状残渣に、トルエン/酢酸エチル音用いるシリカダル
クロマトグラフィーにかける。標hd化合物を無色の粘
稠油状−として得る。
Rf(トルエン/酢酸エチル1 : 1 ) : 0.
55;IR(塩化メチレン中): 3550−3200
.2950−2850.1632.1608.1508
.1457 。
1438.1407.1360.1242.1202.
1175゜1150.1028゜ 一14℃において攪拌しながら、2.06g(約2.2
当量)の90%m−クロロ過安息香酸を、50rnlの
塩化メチL/7中1.9751.(4,89m%ル)の
(2S、3R)−N−P−メトキシベンジル−N−ta
rt −fチルチオメチル−2−ブロモ−3−ヒドロキ
シブチルアミドの溶液に加える。反応混合物?0℃にて
80分間攪拌する。分離したm−クロロ安息香酸?濾過
し、F[−塩化メチレンで稀釈し、そして3%亜硫酸水
素ナトリウム水溶液及び8チ炭酸水素ナトリウム水溶液
と、次々に振とうする。有機相全硫酸ナトリウムで乾燥
し、そして減圧蒸発により濃縮し、そして残渣な、トル
エン/酢酸エチル(7:1)及び(6:1)を用いるシ
リカゲルクロマトグラフィーにかける。標記化合物を無
色の粘稠な油状物として得る。Rf(トルエン/酢酸エ
チル1:1):0.43;[α〕=+88±1°(クロ
ロホルム中1.O1条)。H−曳スベクトル(cryc
t3中400 MHz )は1.3二lの比率で2種類
のロータマー(rotamer )が存在することを示
す。
一14℃において、そして湿気を除去して、1mlのテ
トラヒドロフラン中340m9の1,5−ジアザビシク
ロ(5,4,0)ウンデカ−5−エンを8dのテトラヒ
ドロ7ラン中486■の(1,1mモル)の(2S、3
R)LN−p−メトキシベンジル−N −tert−ブ
チルスルホニルメチル−2−7”ロモー3−ヒドロキシ
ブチルアミドの溶液に加える。
この溶液を室温にて75分間攪拌する。塩化メチレンの
6添加後、有機相を15%クエン酸水溶液及び8%の炭
暇水素す) IJウム水浴液と共に振とりすることによ
って抽出する。有機相を硫緻ナトリウムで乾燥し、そし
て減圧下で蒸発せしめることによって濃縮1−る。残渣
ヲ、トルエン/酢酸エチル(4:1)’に用いるシリカ
ゲルクロマトグラフィーにかけた後、標記化合物を無色
の粘稠な油状物として得る。Rf(トルエン/酢酸エチ
ル1:1):0.29;〔α〕=45±1°(CHCt
3中1.065チ)。’ H−NMRスーE’クトル(
cDct3中400MHz)は1:2.8の比率で2種
類のロータマーの存在を示す。
e)(3S、4R)−1−p−メトキシベンジル−3−
((1′R)−x−ヒドロキシエチル〕−4−〇℃にて
攪拌しなから、湿気を遮断して、5gのテトラ″−n−
プチルアンモニウムフルオリド三水和物を55℃、O,
jtorrにて脱水し、そしてテトラヒドロフランによ
l!o1nt;にすることによって製造した、Tl1F
中脱水テトラ−n−ブナルアンモニウムフルオリドの溶
液7”’ k 、2.5 msのテトラヒドロフラン中
398η(1,12mモル)のN−p−メトキシベンジ
ル−N −tert−ブチルスルホニルメチル−(2R
,3R)−2,3−エポキシブチルアミドの溶液に満願
する。4Xの活性化された分子篩を反応混合物に加え、
そして全体?2時間攪拌する。分子篩を吸引濾過し、そ
して29mAずつの塩化メチレンで4回洗浄する。各1
的しp液に5′f5のジエチルエーテルを加え、そして
p液を次々と、PFi8の水性燐酸緩衝液で洗浄する。
−緒にした有機相全硫酸マグネシウムで乾燥し、そして
減圧蒸発により濃縮する。残渣を20!!のシリカゲル
上でトルエン/酢酸エテルl:x)i用いてクロマトグ
ラフ処理し、そして結晶性の標記化合物を得る。融点1
12℃〜113℃(Kofler。
塩化メチレン、ジエチルエーテル、ペンタンかう);R
f()ルエン/酢酸エチル1:1):0.27;[:α
〕=+9±10(クロロホルム中1.105%)、H−
畠侃スベクトル(CDC1,中400■h):δ=4.
65゜4の〕−炭素原子におけるプロトン(a)、δ=
3.61゜3(S)−炭素原子におけるプロトン(b)
、及びa=4.09.ヒドロキシエチル基のf(6)−
炭素原子におけるプロトン(c) : Ja −b :
約2 、 Jb−c :約7゜アゼチジノン 4−のアセトニトリル中711!(0,2mモル)の(
38,4R)−1−p−メトキシベンジル−3−[(1
’R)−1−ヒドロキシエチル)−4−tert−ブチ
ルスルホニル−2−アゼチジノンの溶液ヲ、4−の水中
428111p (1,8mモル)のナトリウムハーオ
キソジスルフェート、174■(1mモル)の燐酸水素
二カリウム、1■の硫酸鉄Ql)七水和物及び2#1l
ii+の酢酸銅(If)水和物の65℃に加熱し十分に
攪拌した溶液に加える。反応混合物音65℃にて2時間
攪拌する。有機溶剤を減圧留去し、そして水性残渣を酢
酸エチルで抽出する。有機相を真空蒸発した後、残渣を
塩化メチレン/ジエチルエーテルから結晶化し、そして
標記化合物を得る。
融点194℃;;〔α〕 =+13±1°(メタノール中0.75%);1H−隅
倶スベクトル(CD30D中400MHz ) :δ=
5.04゜4@−炭素原子におけるプロトン(a)、δ
=3.58゜3(S)−炭素原子におけるプロトン(b
)、及びδ=4.18.ヒドロキシメチル基のr(Fo
−炭素原子におけるプロトン(c) : Ja−b :
約2 、 Jb−c :約4.5゜13519 (0,
574mモル)の(38,4R)−3−((1’R)−
1−ヒドロキシエチル:l −4−tert−ブチルス
ルホニル−2−アゼチジノン’t、3m/のジメチルホ
ルムアミド中173■(1,15mモル)のtart−
ブチルジメチルクロロシラン及び78■(1,15mモ
ル)のイミダゾールと共に室温にて2時間撹拌する。反
応混合物を真空蒸発濃縮する。
残渣を酢酸エチルに入れ、ヤして8To炭酸水素ナトリ
ウム水f#i液で洗浄する。有機相を硫酸ナトリウムで
乾燥した後、減圧蒸発濃縮し、標記化合物を結晶性残渣
の形で得る。トルエン/酢酸エチル(4:1)’i用い
るシリカダル上でのクロマトグラフィーによシ仮跡蓋の
イミダゾールを除去し、そして白色結晶を得る。融点1
96℃;Rf()ルエン/酢酸エチル1:1):0.4
8;(α〕=+11±1°。
例1.&)と同様にして、6.99.!i’の(3S、
4R)−3−[(f R) −1−(tart−ブチル
ジメチルシリルオキシエチル) ] −4−tart−
ブチルスルホニルアゼチジン−2−オンを標記化合物に
転換する。TLC()ルエン/酢酸エチル4:1):R
f=0.57 : IR(CM2C12) 3400 
、1765cnI−1゜例1.b)と同様にして、9.
559の(3S 、 4R) −3−((1’ R) 
−1−(t@rt−ブチルジメチルシリルオキシエチル
) ) −4−トI) フェニルメチルチオアゼチジン
−2−オンを標記化合物に転換する。TLC()ルエン
/酢酸エチル19:1):Rf=0.32及び0.2 
: IR(CH2Cl2) : 3520 。
1765.1750oy+−’。
例1.C)と同様にして、12.Flの2−((3S、
4R)−3−[(1’R)−1−(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシエチル))−4−トリフェニルメチ
ルチオ−2−オキソアゼチジン−1−イル)−2−ヒド
ロキシ酢酸アリルエステルを標記化合物に転換する。T
LC()ルエン/酢酸エチル4:1):Rf=0.38
 : IR(CH2Cl2) : 1740 、161
5C炉−10 例1.d)と同様にして、8.47.9の2− 〔(3
S、4R)−3−((rR)−1−(tert−ブチル
ジメチルシリルオキシエチル) ) −4−) ’Jフ
ェニルメチルチオー2−オキソアゼチジン−1−イル)
−2−トリフェニルホスホラニリデン酢酸アリルエステ
ルを標記化合物に転換する。IR(CH2Cl2) :
1760.1615.、、−1゜ 1)2−[(3S、4R)−3−C(ffiR)−1−
(tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル))−
4−ルエステル 例1、e)と同様にして、2−((3S、4R)−3−
((1′R) −1−(tert−プチルジメチルシ1
ノルオキシエチル))−4−メルカグトー2−オキソア
ゼチジン−1−イル) −2−) IJフェニルホスホ
ラニリデン酢酸アリルエステルの銀塩5.0’1’!k
 2.5 gのチオカルボニルジイミ′ゾールと反応せ
しめる。カラムクロマトグラフィー(#離液;トルエン
/酢酸エチル1:l)により精製した後、標記化合物を
得る。TLC(シリカケゝル、酢酸エチル) :Rf=
0.42 ; IR(CI(2C62) : 1755
 。
1620.1110cm 。
ルエステル 例2と同様にして、0.33.9の(5R,68)−2
−(イミダゾール−1−イル)−6−[(1’R)−1
−tert−ブチル・ゾメテルシリルオキシェテノリー
2−ペネム−3−カルボン酸アリルエステルヲ標記化合
物に転換する。TLC(シリカゲル、酢酸エチル) :
 Rj=0.13 ; IR(CH2Cl2) : 3
600゜1790.1715.1587ozノー’。
トリウム塩 例3と同様にして、132m9の(5R,68)−2−
(イミダゾール′−1−イル)−6−[(1’R)−1
−ヒドロキシエチル〕−2−ベネム−3−カルデン酸ア
リルエステルを標記化合物に転換する。
TLC(逆相0pti UCP、2.水) : Rf=
0.14 ;UV(燐酸緩衝液p[47,4) : J
、a!=309.5 nrn0リルエステル 5.4gの(38,4R)−3−(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−4−[(ビロール−1−
イル)−チオカルボニルチオクーアゼチジン=2−オン
を60−の純CH2Ct2に溶解し、そして次にこれに
、6gのCa COs、及び+10℃において2.7g
のアリルオキサリルクロリドを次々と加える。10麻の
塩化メチレン中3.3 mlのとューニッヒ塩基を5分
間にわたって満願した後、混合吻合10℃にてさらに3
0分間攪拌する。
反応混合物をクロロホルム(純)で稀釈し、氷水で2回
洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し、そして251
11に濃縮する。400 mlの純クロロホルムで稀釈
した後、浴温全70℃に上げ、セして100ra/のク
ロロホルム中全量6 mlのトリエチルホスフィ)’k
、2.5時間にわたって混合物に加える。反応混合物を
弱い還流のもとに3.25時間置き、そして次に冷却し
そして濃縮ブーる。粗生成物をシリカダルクロマトグラ
フィー(溶離液:トルで精製する。TLC(シリカゲル
、トルエン/酢酸エチル4 : 1 ) : Rf−0
,67; IR(CH2Cl2) :1790.171
0.1575α−1゜出発物質は次のようにして製造す
ることができる。
ユ随ヱ− 11,72,9の(38,4R)−3−tert−ブチ
ルジメチルシリルオキシメチル)−4−メチルスルホニ
ルアゼチジン−2−オン(ヨーロッパ特許出願第821
13号)klsoagの純エタノールに溶解し、そして
これに150属の純エタノール中10.889(1)N
−ピロールジチオカルビン酸ナトリウム〔製造について
は、R、D 、 Beremann 、 D、 Nal
ewajek。
Inorganic Chemistry 16 、2
687 (1977) f参照のこと〕の溶液を満願す
る。室温にて1時間攪拌した後、反応混合物をロータリ
ーエバポレーター中で濃縮し、セして残渣を酢酸エチル
と水との間で分配する。有機相を塩水で洗浄し、そして
これ含硫酸す) IJウムで乾燥した後、溶剤を真空除
去する。粗生成物をシリカダルクロマトグラフィーで精
製する。TLC(シリカダル;トルエン/酢酸エチル4
 : 1 ) : R1= 0.5 ; xR(cu2
cJ2) :3410.1780.1310.1110
cm−’。
例2と同様にして、1.IIの(5R,6S)−2−(
ビロール−1−イル) −6−tart−ブチルジメチ
ルシリルオキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸ア
リルエステルを標記化合物に転換する。
TLC(酢酸エチル) : Rf=o、s ; IR(
cH3cII2):3600.1785.1705.1
5753−’。
例3と同様にして、0.36gの(5R,68)−2−
(ビロール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−
ペネム−3−カルデン酸アリルエステルヲ標記化合物に
転換する。UV(水):λmaX=31Onm0リルエ
ステル 108111の2− [(38,4R) −3−(te
rt−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−4−[(
イミダゾール−1−イル)−チオカルボニルチオツー2
−オキソアゼチノン−1−イル)−2−)リフェニルホ
スホラニリデン酢酸アリルエステルを0、6 Illの
糾ジメチルホルムアミドに溶解し、そしてこれに51 
n(9のピラゾールを加える。40℃にて6時間攪拌し
た後、反応混合物を氷水上に注ぐ。
沈澱を濾過し、そして水で洗浄する。残渣全酢酸エチル
に入れ、塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥し、濾過し
、そして濃縮する。粗生成物をシリカダルクロマトグラ
フィー(溶離液:トルエンからトルエン/酢酸エチル8
5:15)によシ精製する。
IR(塩化メチレン): 1750.1615cn、−
1:TLC()ルエン/酢酸エチル1:1):Rf=0
.55゜ 生成物は例4に記載したものと同一である。
例1と同様にして、1.1iの2− [(3S、4R)
−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル
)−4−((4−メチルピラゾール−1−イル)−チオ
カル?ニルチオ〕−2−オキソアゼチジン−1−イル〕
−2−トリフェニルホスホラニリデン酢酸アリルエステ
ルを標記化合物に転換する。IR(CH2Cl2) :
 1780 、1700 、1590 、1565cr
n−’ 。
出発物質は次のようにして製造することができる。
ルシリルオキシメチル)−4−〔(4−ブチルf!11
6と同様にして、10#L#)純DMF中1.43Iの
2− [(38,4R) −3−(tart−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−4−[(イミダゾール−
1−イル)−チオカルがニル妄オ〕−2−オキソアゼチ
ジン−1−イル:]−2−)リフェニルホスホラニリデ
ン酢酸アリルエステルを、室温にて18.5時間にわた
りて0.49tnlの4−メチルピラゾールと反応せし
めることにより標記化合物を得る。TLC()ルエン/
酢酸エチル1:1):Rf =0.48 * IR(C
H2Cl2 ) : 1750 、1615cm−’例
2と同様にシテ、0.44.ji+の(5R,68)−
2−(4−メチルピラゾール−1−イル) −6=(t
ert−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2−ペ
ネム−3−カルボン酸アリルエステルを標記化合物に転
換する。IR(CH2Cl2) : 3600 、17
85 。
1705.1590.1570(7)−1゜例3と同様
にシテ、0.19IO(5R,6S)−2−(4−メチ
ルビシゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2
−ペネム−3−カルボン酸アリルエステルを標記化合物
に転換する。UV(水):λmax=318 nm0 例1と同様にシテ、2.4.917)2− [(3S’
、4R)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキ
シメチノリ−4−[(4−メチルイミダゾール−1−イ
ル)−チオカル?ニルチオ〕−2−オキソアゼチジン−
1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸ア
リルエステル全標記の化合物に転換する。
IR(CH2Cl2) : 1790 、1710 、
1585ffi−1゜出発物質は次のようにして得るこ
とができる。
j土 例3と同様にして、18−の約DMF中2.5gの2−
 [(38,4R) −3−tert−ブチルジメチル
シリルオキシメチル−4−〔(イミダゾール−1−イル
)−チオカル?ニルチオ〕−2−オキソアゼチジン−1
−イル]−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸アリ
ルエステルを、室温にて1.5時間、1.44pの4−
メチルイミダゾールと反応せしめて標記化合物を得る。
TLC(アセトン/ヘキサン1 : 1 ) : Rf
=0.5 : IR(CH2Cl2) :1750.1
615crn−1゜ ルー1−イル)−6−ヒドロキシメチル−土 例2と同様にして、0.759の(5R,68) −2
−(4−メチルイミダゾール−1−イル)−6−(ta
rt−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2−ペネ
ム−3−カルボン酸アリルエステルを標記化合物に転換
する。IR(CH2Cl2) : 3600 。
1790 、・1710.1590z+−’。
塩 例3と同様にして、0.36gの(5R,6S)−2−
(4−メチルイミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキ
シメチル−2−ペネム−3−カルボン酸アリルエステル
を標記化合物に転換する。UV(水):λmax = 
3101m。
オキシメチル)−2−ペネム−3−カルボ」 a)プロセスA: 2.0gの2−((38,4R) −3−(tert−
ブチルジメチルシリルオキシメチル)−4−(イミダゾ
ール−1−イルチオカルブニルチオ)−2−オキソアセ
チノン−1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデ
ン酢酸アリルエステル’z50WLlの純エチレンクロ
リドに溶解し、そして0℃において0.533pのトリ
エチルオキソニウムテトラフルオロがレートと加える。
次に冷却浴を除去し、そして全体を室温にて21時間攪
拌する。さらに50ダのトリエチルオキソニウムテトラ
フルオロがレートヲ加えた後、反応混合物を40℃にて
3時間撹拌する。次に、混合物ケ水で2回洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥し、沖過し、そして濃縮する。
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液:酢酸エ
チルから酢酸エチル/アセトン2:l)により精製する
。TLC(シリカゲル、酢酸エチル/アセトン4:1)
:Rf=0.23:rR(塩化メチレン)=1800 
、1715 、1600crn−1゜b)ゾロセスB: 21■の(5R,68)−2−(イミダゾール−1−イ
ル) −6−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル)−2−ペネム−3−カルデン酸アリルエステル
1ltJの純塩化メチレンに溶解し、そして−10℃に
冷却し、9.5111ノのトリエチルオキソニウムテト
ラフルオロ?レート?加え、そして全体を0℃にてさら
に1.75時間攪拌する。次に、反応混合物音塩化メチ
レンで稀釈し、水で洗浄し、乾燥し、そして濃縮する。
粗生成物?プロセスAと同様にして精製する。IR(塩
化メチレン):上記と通シ。
例23.b)と同様にして、0.6gの(5R,68)
−2−(イミダゾール−1−イル) −6−[(1’R
)−1−tert−ブチルジメチルシリルオキシエチル
〕−2−ペネム−3−カルボン酸アリルエステルヲ標記
化合物に転換する。IR(塩化メチレン):1800゜
1718.1600Crn−’。
オロポレート 例2と同様にして、Olgの(5R,68)−2−(3
−エチルイミダゾリオ) −6−(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−2−ペネム−3−カルボ
ン酸アリルエステルテトラフルオロポレート−1標記化
合物に転換する。IR(塩化メチレン) : 3600
 、1800 、1715 、1600crn−’。
例2と同様にして、0.15.9の(5R,68)−2
−(3−エチルイミダゾリオ)−6−[(rR)−1−
(tart−グチルジメチルシリルオキシエチル)〕−
〕2−−eネムー3−カルデン酸アリルエステルテトラ
フルオロ?レートヲ標記化合に転換する。IR(塩化メ
チレン): 3600 、1800.1718 。
1600 crIJ””。
例3と同様にして、80〜の(5R,6S)−2−(3
−エチルイミダゾリオ)−6−ヒドロキシメチル−2−
ペネム−3−カルボン酸アリルエステルテトラフルオロ
がレートを標記化合物に転換し、これをアンチク(An
tea)グル(0PTIUPC12)を用いるクロマト
グラフィーにより精製する。W(燐酸緩衝液pl(7,
4)二λmaz = 312μm0例3に従って、23
7〜の(5R,6S)−2−(3−エチルイミダゾリオ
)−6−[(rR)−1−ヒドロキシエチル〕−2−ペ
ネム−3−カルぎン酸アリルエステルテトラフルオロポ
レートi標記化合物に転換する。UV (燐酸緩衝液が
47.4):λm&工=319 μm0 例1と同様にして、0.15pの2− ((3S、4R
)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル)−4−4(4,5−ジメチルイミダゾール−1−イ
ル)−チオカルボニルチオクー2−オキソアゼチジン−
1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸ア
リルエステルを標記化合物に転換する。工R(CH2C
l2):1790,1715,1590m−1゜出発物
質2− [(3S、4R)−3−(tert−ブチルジ
メチルシリルオキシメチル)−4−((4,5−ジメチ
ルイミダゾール−1−イル)−チオカルボニルチオ〕−
2−オキソアゼチノン−1−イルツー2−トリフェニル
ホスホラニリデン酢酸アリルエステルは次のようにして
製造することができる。
例16と同様にして、201FLlのDMF中3gの2
−[(38v 4R) −3−(tert−ブチルジメ
チルシリルオキシメチル)−4−[(イミダゾール−1
−イル)−チオカルボニルチオクー2−オキソアゼチジ
ン−1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢
酸アリルエステルを、室温にて6時間、2.111の4
,5−ジメチルイミダゾールと反応せしめることによシ
標記化合物を得る。TLC()ルエン/酢酸エテルl 
: 1 ) : Rf=0.2 ; IR(CH2Cl
2) : 1750 、1615m−”。
エステル 例2と同様にして、90〜の(5R,6S)−2−(4
,5−ジメチルイミダゾール−1−イル)−6−(ta
rt−ブチルジメチルシリルオキシメチル)−2−ペネ
ム−3−カル?ン酸アリルエステルヲ標記化合物に転換
する。IR(CH2Cl2) : 3590 。
1790.1710.1590crn−1゜リウム塩 例3と同様にして、0.43.9の(5R,68)−2
−(4,5−ジメチルイミダゾール−1−イル)=6−
ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸アリル
エステルを標記化合物に転換する。UV(水):λma
x = 312 nm。
例2と同様にして、2.859の2− ((3S、4R
)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチ
ル)−4−44−アリルオキシカルがニルアミノエチル
イミダゾール−1−イルチオカルボニルチオツー2−オ
キソアゼチジン−1−イル)]−2−)リフェニルホス
ホラニリデン酢酸アリルエステルを標記化合物に転換す
る。IR(CH2Cl2) : 3440 。
1790 、1710 、1585crn−1゜出発物
質は次のようにして製造することができる。
a)3−アリルオキシカルブニル−2−チアゾリジンチ
オン 16.79の2−メルカプトチアゾリン全140dの塩
化メチレンに溶解し、セして0℃にて20分間にわたり
20.51dのトリエチルアミン、及び3511Llの
塩化メチレン中149−のクロロ蟻酸アリルエステルを
次々に加える。室温にてづらに75分間攪拌した後、反
応混合物をまず水で、そして次に塩水で洗浄する。硫酸
ナトリウムで乾燥しそして濃縮した後、粗精製物をシリ
カゲルクロマトグラフィー(溶離液:トルエン/酢酸エ
チル95:5)で精製する。TLC(シリカゲル、トル
エン/酢酸エチル1 :1):Rf=0.53:IR(
CH2Cl2)=1750,1720crn−1゜60
−の純THF全5.55 pの4−(2−アミノエチル
)−イミダゾール(塩酸塩)に加え、そして次にこれに
60−の純THF中69の3−アリルオキシカルボニル
−2−チアゾリジンチオンの溶液を満願する。8.4−
のトリエチルアミンを加えた後、混合物音室温にて65
時間攪拌する。100dの塩化メチレンで稀釈しそして
不溶部分kF去した後、ロータリーエバポレーター中で
濃縮する。
残渣を再び塩化メチレンに溶解し、再度濾過し、そして
濃縮した後、カラムクロマトグラフィーにより精製する
。(溶離液:酢酸エチルから酢酸エテル/アセトン1:
1);TLC(シリカゲル、酢酸エテル/アセトン2 
: 1 ) :Rf=0.09゜ミダゾール−1−イル
チオカルぎニルチオクー2−オキソアゼチジン−1−イ
ル)−2−)チル 例16と同様にして、25罰のDMF中3gの2−[(
38,4R)−3−(tert−グチルジメチルシリル
オキシメチル)−4−[(イミダゾール−l−イル)−
チオカルがニルチオクー2−オキソアゼチジン−1−イ
ル)−2−)ジフェニルホスホラニリデン61アリルエ
ステル’i 3.3 gの4−アリルオキシカルがニル
アミノエチルイミダゾールと反応せしめることにより標
記化合物を得る。IR(CH2Cl2):3440.1
750.1720.1615cm−1゜ 土 例2と同様にして、1.13gの(5R,68)−2[
4−(2−アリルオキシカルボニルアミノエテルイミダ
ゾール−1−イル] −6−(tert−グチルジメチ
ルシリルオキシメチル)−2−ペネム−3−カルボン酸
アリルエステルを標記化合物に転換する。IR(CH2
Cl2) : 3600 、3440 。
1790.1710.1585crIl−’。
例3に従って、0.51pの(5R,68)−2−[4
−(2−アリルオキシカルボニルアミノエチルイミダゾ
ール−1−イル〕−6−ヒドロキシメチル−2−< ネ
ムー3−カルボン酸アリルエステルを標Bピ化合物に転
換する。UV(燐酸緩衝液−7,4):λma!=31
0nm0 例1と同様にして、1.85 g(7)2− [(3S
、4R)−3−(tart−ブチルジメチルシリルナキ
シ−チル)−4−((4−メトキシイミダゾール−1−
イル)−チオカルボニルチオツー2−オキソアゼチノン
−1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリデン酢酸
アリルエステルを標記化合物に転換する。IR(CH2
Cl2) : 1790.1710 * 1585 m
−’。
歯元物質2− [(38,4R) −3−(tart−
ブチルジメチルシリルオキシメチル)−4−[(4−メ
トキシイミダゾール−1−イル)−チオカルボニルチオ
シー2−オキシアゼチジン−1−イルシー2−トリフェ
ニルホスホラニリデン酢酸アリルエステルは次のように
して製造することができる。
例16と同様にして、20dODMF中215gの2−
 [: (38,4R) −3−(tert−ブチルツ
メチルシリルオキシメチル)−4−[(イミダゾール−
1−イル)−チオカルデニルチオ〕−2−オキソアゼチ
ゾン−1−イルシー2−トリフェニルホスホラニリデン
酢酸アリルエステルを、1.18gの4−メトキシイミ
ダゾールを用いて標記化合物に転換する。IR(CH2
Cl2) : 1750 、1610cm−’。
−例36.(5R,68)−2−[4−メトキシイミダ
ゾ−ルー1−イルクー6−ヒド四キシメチル−1と 例2と同様にして、0.62 、!1lCD(5R,6
8) −2−〔4−メトキシイミダゾール−1−イル〕
−6−(tert−ブチルジメチルシリルオキシメチル
)−2−ペネム−3−カルボン酸アリルエステルヲ標記
化合物に転換する。IR(CH2Cl2) : 360
0 。
1790.1710.1582crn−’。
例3と同様にして、0.319(D(5R,68)−2
−〔4−メトキシイミダゾール−1−イルツー6−ヒド
ロキシメチル−2−−2ネムー3−カルボン酸アリルエ
ステルを標記化合物に転換する。UV(水):λmBz
 ”” 3101m 。
オキシメチル)−2−ペネム−3−カルボ例2と同様に
して、0.1969の2−[(38、4R)−3−(t
ert−ブチルジメチルシリルオキシメチノリ〕−4−
〔4−アリルオキシカルボニルアミノメチルイミダゾー
ル−1−イル)−チオカルぎニノはオフ−2−オキソア
ゼチジン−1−イル)−2−)リフェニルホスホラニリ
デン酢酸アリルエステルtW記化合物に転換する。IR
(CH2Cl2) : 3440 。
1730.1715.1585on−’。
山元物質2− [(38,4R) −3−(tert−
ブチルジメチルシリルオキシメチル))−4−〔4−ア
リルオキシカルボニルアミノメチルイミダゾール−1−
イル)−チオカルボニルチオクー2−オキソアゼチジン
−1−イル:] −2−) IJフェニルホスホラニリ
デン酢酸アリルエステルを次のようにして製造すること
ができる。
例16と同様にして、0.286gの2− [(3S、
4R)−3−(tert−ブチルジメチルシリルオキシ
メチル)=4−〔(イミダゾール−1−イル)−チオカ
ルボニルチオクー2−オキソアゼチジン−1−イルシー
2−トリフェニル−ホスホラニリデン酢酸アリル:r−
スフ” ルf、2 +J tD DMF 中0.299
 (1) 4−71j ルオキシカルボニルアミノメチ
ルイミダゾール全用いて、標記化合物に転換する。工R
(CH2Cl2):3450.1755.1715.1
615on−’。
例2と同様にして、9.15.9の(5R,6S)−2
−〔4−アリルオキシカルボニルアミノメチルイミダゾ
ール−1−イル) −6−(tert−ブチルジメチル
シリルオキシメチル)−2−−1’ネムー3−カルボン
酸アリルエステルを標記化合物に転換する。
IR(CH2Cl2) : 3600 、3440 、
1790 。
1715 、1590cTn−” 。
例3と同様にして、2Iの(5R、6S) −2(4−
アリルオキシカルがニルアミノメチルイミダゾール−1
−イルツー6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カ
ルボン酸アリルエステルを標記化合物に転換する。UV
 (燐酸緩衝液、pH7,4):λmax=312nm
例41゜ 先行する例に記載した方法と同様にして次の化合物を製
造することができる。
<5R,6s)−2−<ピラゾール−1−イル)−6−
[: (]、 R) −1−ヒドロキシエチルクー2−
−!!ネムー3−カル日−ン酸のナトリウム塩;’ov
(水):λmaX=310nm0 (5R,6S)−2−(1,2,4−トリアゾール−1
−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル)−
2−eネムー3−カルがン酸のナトリウム塩;trv(
水):λn1ax ”’ 312 nm 0(5R,6
8)−2−(ビロール−1−イル)−6−((IR)−
1−ヒドロキシエチルシー2−ペネム−3−カルボン酸
のナトリウム塩; trv (水):λmax=310
nm。
(5R,6S)−2−(テトラゾール−1−イル)−6
−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸のナ
トリウム塩: UV (水):λm、LX=310nm
0(5R,68)−2−(テトラゾール−1−イル)−
6−[(IR)−1−ヒドロキシエチルツー2−ベネム
−3−カルボン酸のナトリウム塩;trv(水):λm
aX=312nm0 (5R,68)−2−(アミノテトラゾール−1−イル
)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン
酸のナトリウム塩; UV (水):λmax =31
4nm。
(5R,68)−2−(5−アミノテトラゾール−1−
イル)−6−〔(IR)−1−ヒドロキシエチルツー2
−ペネム−3−カルぎン酸のナトリウム塩:UV(水)
:λmax=312 nm0 (5R,68) −2−(インドール−1−イル)−6
−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸のナ
トリウム塩; UV (水):λmax=311nm0
(5R,68) −2−(インドール−1−イル)−6
−[(IR)−1−ヒドロキシエチルツー2−ペネム−
3−カルボン酸のナトリウム塩; UV (水)。
λmax=311 nm。
(5R,68)−2−[IH−ピロロ(2,3−b)ピ
リド−1−イル]−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム
−3−カルボン酸のナトリウム塩;匠(水):λmaX
= 310 nm。
(5R,68)−2−(I H−ピロロ(2,3−b)
ピリド−1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシ
エチル)−2−−+!ネムー3−カル?ン酸ノナトリウ
ム塩; UV (水):λm@x ”” 312 nm
 。
(5R,68)−2−(ベンズイミダゾール−1−イル
)−6−ヒドロキシメチル−2−−eJムー3−カルボ
ン酸のナトリウム塩: UV (水):λmax=3.
13nm。
(5R,68) −2−(ベンズイミダゾール−1−イ
ル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチルツー2−
ペネム−3−カルがン酸のナトリウム塩;UV (水)
:λmax=311 nm。
(5R,68)−2−(ベンゾトリアゾール−1−イル
)−6−ヒドロキシメチル) −2−−eJム−3−カ
ルボン酸のナトリウム塩; trv (水) ” ma
x=312nm。
(5R,68) −2−(ペンドトリアゾール−1−イ
ル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチルツー2−
ペネム−3−カルがン酸のナトリウム塩:UV (水)
:λmaz=313 nm。
(5R,68)−2−[IH−イミダゾ(4,5−b)
ピリド−1−イルツー6−ヒドロキシメチル−2−ペネ
ム−3−カルボン酸のナトリウム塩; UV (水):
λmax=3121m。
(5R,68)−2−(lH−イミダゾ(4、5−b)
ピリド−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシ
エチルツー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩
; UV (水)=λmax=312nm0(5R,6
S) −2−(プリン−1−イル)−6−ヒドロキシメ
チル−2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩: 
UV (水):λmax = 3141m。
(5R,6S) −2−(プリン−1−イル)−6−(
(IR)−1−ヒドロキシメチル)−2−ペネム−3−
カルボン酸のナトリウム塩:Uv(水):λmax=3
13 nm。
例42、 先行する例に記載した方法と同様にして次の2−(イミ
ダゾール−1−イル)−ペネム化合物を製造することが
できる。
(5R,68)−2−(2−アミノイミダゾール−1−
イル)−6−ヒドロキシメチル−2−−2ネムー3−カ
ルボン酸;UV(水)=λmB!=309 nm。
(5R,6S)−2−(2−アミノイミダゾール−1−
イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチルクー2
−ベネム−3−カルがン酸;W(水):λmax”31
1nm。
(5R,68)−2−(2−アミノメチルイミダゾール
−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸: UV (水):λmay = 313
nm。
(5R,61S)−2−(2−アミノメチルイミダゾー
ル−1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチ
ルツー2−ペネム−3−カルボン酸; UV(水):λ
max=312 nm。
(5R,68)−2−(2−ニトロイミダゾール−1−
イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カル
ボン酸のナトリウム塩; UV (水):λmax =
310nm。
(5R,68)−2−(2−ニトロイミダゾール−1−
イル)−6−[(IR)−ヒドロキシエチルシー2−ベ
ネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;UV (水):
λmax−311nm0(5R,68)−2−[4−(
2−アミノエチル)−イミダゾール−1−イル:l−6
−((IR)−1−ヒドロキシエチルシー2−ベネム−
3−カルがン酸; trv (燐酸緩衝液pH7,4)
:λmaX−312nm。
(5R,68)−2−(4−アミノメチルイミダゾール
−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチル
シー2−−i’ネムー3−カルボン酸;UV(燐酸緩衝
液PH7,4):λmax=311nm0(5R,68
)−2−(4,5−ジメチルイミダゾール−1−イル)
−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチルクー2−ペネ
ム−3−カルボン酸のナトリウム塩; UV (水):
λma!−312nm0(5R,68)−2−(4−エ
チルイミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル
−2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩:2m1
1z =310 nm 。
(5R,68)−2−(4−エチルイミダゾール−1−
イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシメチルクー2
−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;UV(水)
:λmix ” 311 nm 。
(5R,68)−2−(4−ノロビルイミダゾール−1
−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カ
ルボン酸のナトリウム塩; UV (水):λmaX 
=309nm。
(5R,68)−2−(4−プロピルイミダゾール−1
−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチルクー
2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;Uv(水
):λmax=311nm0 (5R,68)−2−(4−メトキシイミダゾール−1
−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチルクー
2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;Uv(水
)・・:λmax =31 On” (1(5R,68
)−2−[4−(2−アセチルアミノエチル)−イミダ
ゾール−1−イルクー6−ヒドロキシメチル−2−ペネ
ム−3−カルボン酸のナトリウム塩; UV (燐酸緩
衝液−7,4):λmBz−309nm 6(5R,6
8)−2−(4−(2−アセチルアミノエチル)−イミ
ダゾール−1−イル) −6−((IR)−1−ヒドロ
キシエチルクー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウ
ム塩; UV (燐酸緩衝液−(7,4):λm、LX
−310nm0 (5R,68)−2−C4−(2−アミノ−2−メトキ
シカルボニルエチル)−イミダゾール−1−イルクー6
−ヒドロキシメチル−2−にネムー3−カルボン酸; 
UV (燐酸緩衝液p)17.4):λInaX −3
08nm 。
(5R,68)−2−[4−(2−アミノ−2−メトキ
シカルボニルエチル)−イミダゾール−1−イル)−6
−[(IR)、−1−ヒドロキシエチルクー2−ペネム
−3−カルボン酸;Uv(燐酸緩衝液−17,4):λ
yHz = 310 nm 。
(5R,6S)−2−(4−メチルイミダゾール−1−
イル)−6−[:(IR)−1−ヒドロキシエチル〕−
2−−(′ネムー3−カル?ン酸のナトリウム塩;Uv
(水):λmix =312 nm 。
(5R,68)−2−(4−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム
−3−カルメン酸のナトリウム塩;UV(水):λma
x−312nm。
(5R,68)−2−(4−ヒドロキシメチルイミダゾ
ール−1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエ
チルクー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;
 trv (水):λmax = 311 nm0(5
R,6S) −2−(4−アセトキシメチルイミダゾー
ル−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−
3−カルボン酸のナトリウム塩;匠(燐酸緩衝液p[−
17,4):λmax = 310 nm。
(5R,68)−2−(4−アセトキシメチルイミダゾ
ール−1−イル)−6−((11ζ)−1−ヒドロキシ
エチル)−2−ペネム−3−カルがン酸のナトリウム塩
;Uv(水):λmax = 309 nm 0(5R
,68) −2−(4−メトキシカルがニルノチルイミ
ダゾールー1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2〜ベ
ネム−3−カルざン酸のナトリウム塩; trv (水
):λmax=311 nm0(5R,68) −2−
(4−メト千ジカルボニルメチルイミダゾール−1−イ
ル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチルシー2−
ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;Uv(水):
λma z = 31 Qnm 。
(5R,68)−2−(4−カルバモイルメチルイミダ
ゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネ
ム−3−カルボン酸のナトリウム塩;uv (燐酸緩衝
液1” 7.4 ) : ’max= 311 nm。
(5R,6S)−2−(4−カルバモイルメチルイミダ
ゾール−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシ
エチルクー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩
:UV(燐酸緩衝液P)17.4):λmaz−311
nm。
(5R,68)−2−(4−クロロメチルイミダゾ−に
−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸のナトリウム塩; UV ’(燐酸緩衝液
pi(7,4):λITlaX;312nm0(5R,
68)−2−(4−クロロメチルイミダゾール−1−イ
ル)−6−4(IR)−1−ヒドロキシエチルシー2−
ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩: UV (水
):λmaX=310nm0(5R,68)−2−(4
−カルボキシメチルイミダゾール−1−イル)−6−ヒ
ドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸の二ナト
リウム塩;Uv(水):λmax=3091m。
(5R,68)−2−(4−カルボキシメチルイミダゾ
ール−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエ
チルシー2−ペネム−3−カルボン酸の二ナトリウム塩
; trv (水):λmix =’ 309 nm 
0(5R,68) −2−(4−カルバモイルオキシメ
チルイミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル
−2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩: UV
 (水):λmax = 3’ ” nm’(5B、6
8)−2−(4−カルバモイルオキシメチルイミダゾー
ル−1−イル)−6−[:(IR)−1−ヒドロキシエ
チルシー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩:
 UV (水):λmaX−312nm 。
(5R,68)−2−(4−メチルチオメチルイミダゾ
ール−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエ
チルシー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩:
 UV (水)=λmaX==310nm。
(5R,68) −2−(4−エチルチオメチルイミダ
ゾール−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシ
エチルクー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩
(水):2m1x−309nm。
(5R,68)−2−(イミダゾール−1−イル)−6
−[(IR)−1−ヒドロキシエチルクー2−4ネムー
3−カルボン酸のナトリウム塩6o、7〜f 2 ml
の純DMF及び0.2wLlの純DMSO中に溶解し、
ナして0℃にて攪拌しながらこれにQ、3dの純DMF
中39.81n9のアセトキシブロモメタンの溶液を流
加する。0℃にて30分間、そして次に室温にて30分
間攪拌した後、反応混合物全酢酸エチルで稀釈し、そし
て塩水で2回洗浄する。有機相を硫酸マグネシウムで乾
燥し、そして蒸発濃縮する。カラムクロマトグラフィー
(溶離液:酢酸エチル)で精製し標記化合物全得る。T
LC(シリカダル、アセトン) :Rf=0.7 ; 
IR(塩化メチレン) : 3590 、1790 、
1765 、1725 、1580cm−’ ; UV
 (エタノール):λmaX=328.5 nm。
1.2gのヨウ化ナトリウム’k 3.7 mJのアセ
トンに溶解し、そしてこれに0.2757dのエチル−
1−クロロエチルカル?ネートを加える。混合物を3時
間室温にて攪拌する。次に溶液1に151rLlの塩化
メチレンに滴下し、そして分離した無機塩を炉去する。
塩化メチレン溶液を2dに溶解し、そして0℃において
、4−のジメチルアセトアミド中0.267.1i’ 
(1mモル)の(5R,68)−2−(イミダゾール−
1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−
カルボン酸の溶液に加える。全体を0℃にて3時間投拌
し、そして次に酢酸エチルで稀釈し、そして水で3回洗
浄する。有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、そしてロー
タリーエバポレーター中で濃縮する。粗生成物を、溶離
液として酢酸エチル金柑いて10gのシリカダル上で精
製する。標記化合物を白色泡状物の形で得る。
■Rスベクトル(塩化#−L//): 3600.17
90 。
1750.1720.1670c1n−’。
ステル 0.6gのヨウ化ナトリウムf2mlのアセトンに溶解
し、そしてこれに0.15dのピパリン酸クロロメチル
エステルを加える。混合物全室温にて3時間撹拌し、そ
して次に7.5dの塩化メチレンに流加する・分離した
無機塩を沖去する。塩化メチレン溶液’11mJに濃縮
し、セして0℃にて、4麻のN、N−ジメチルアセトア
ミド中0.11&(0,4mモル)の(5R,68)−
2−(イミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチ
ル−2−ペネム−3−カルボン酸及びO,171dのジ
イソプロピルエチルアミンの溶液に加える。次に全体を
0℃にて3時間攪拌し、そして次に酢酸エチルで稀釈し
、そして水で3回洗浄する。有機相を硫酸す) IJウ
ムで乾燥し、そしてロータリーエバポレーター中で濃縮
する。粗生成物’Ii oHのシリカダル上で、溶離液
として酢酸エチルを用いて精製する。標記化合物を白色
泡状物の形で得る。IRスペクトル(塩化メチレン) 
: 3600 、1795 、1745 、1725゜
1670c1n−1゜ 例46゜ 例43〜45に記載したのと同様にして、次のエステル
を製造することができる。
(5R,68) −2−(イミダゾール−1−イル)−
6−ヒドロキシメチル−2−−′−2ネムー3−カル?
ン酸アセトキシメチルエステル;IR(塩化メチレン)
 : 3620 、1795 、1765 、1725
 、1670Cm−1゜ (5R,68)−2−(ピラゾール−1−イル)−6−
ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸アセト
キシメチルエステル;IR(塩化メチレン):3605
.1795.1760.1720I:nl−’。
(5R,6S) −2−[4−メトキシイミダゾール−
1−イル]−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−
カルボン酸アセトキシメチルエステル;工R(塩化メチ
レン): 3625.1790.1755 。
1730.1680cfn−’。
(5R,6S)−2−C4−アミノメチルイミダゾール
−1−イルクー6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸アセトキシメチルエステル;IR(塩化メ
チレン) : 1785 、1760 、1725゜1
685crn−1゜ (5R,6S)−2−[4−アミノメチルイミダゾール
−1−イル]−6−ヒドロキシメチル−2−ぺ*ムー3
−カル?ン酸1−エトキシカルゴニルオキシエチルエス
テル;工R(塩化メチレン):1790 .1755 
.1720 .1675crn−’ 。
(5R,6S)−2−(4,5−ジメチルイミダゾール
−1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル
〕−2−ベネム−3−カルボン酸アセトキシメチルエス
テル;IR(塩化メチレン)=3615 、1795 
、1760 、1720 、1675crn−’。
(5R,6S)−2−(4,5−ジメチルイミダゾール
−1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチル
ツー2−ペネム−3−カルゲンw11−エトキシカルボ
ニルオキシエチルエステル;xR(塩化メチレン) :
 3610 、1785 、1755 、1715゜1
6650−1゜ (5R,6S)−2−(4,5−ジメチルイミダゾール
−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸アセトキシメチルエステル;IR(塩化メ
チレン) : 3605 、1790 、1755 。
1725.1685c1n−’。
(5R,6S)−2−(4−アミノメチルイミダゾール
−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシメチル
シー2−ペネム−3−カルボン酸アセトキシメチルエス
テル; IR(塩化メチレン):1785.1760.
1720.1630m−1゜(5R,68)−2−(4
−アミンメチルイミダゾール−1−イル)−6−((I
R)−1−ヒドロキシエチル)−2−ペネム−3−カル
ボン酸1−エトキシカルボニルエチルエステル;Ia(
m化メチレン): 1785.1755.1720.1
670副−1゜(5R,68)−2−(イミダゾール−
1−イル)−6−((IR)−1−ヒドロキシエチルク
ー2−ペネム−3−カルボン酸1−エトキシ力ルポニル
オ中ジエチルエステル;ta(m化メチレン):360
0.1790.1760.1720.1675on−’
例47゜ 活性物質として(5R,68)−2−(イミダゾール−
1−イル)−6−((ffiR)−1−ヒドロキシエチ
ルクー2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩0.
51jを含有する乾燥充填アンプル又はバイアルを次の
ようにして製造する。
組成(1アンプル又は1バイアル当シ)活性物質 0.
59 マンニトール 0.059 活性酸分及びマンニトールの無菌水溶液を5−のアンプ
ル又は5mのバイアル中で、無菌条件下で凍結乾燥し、
そしてアンプル又はノ々イアルを密封しそして試験する
前記の活性成分に代えて、前記の例に記載した同量の異
る活性成分、例えば(5n、5s)−2−(ピラゾール
−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3
−カルボン酸のナトリウム塩、(5R,6S)−2−(
1,2,4−トリアゾール−1−イル)−6−ヒドロ中
ジメチルー2−ペネム−3−カルがン酸のナトリウム!
、(5R,6S)−2−(4−アミノメチルイミダゾー
ル−1−イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチ
ルクー2−ペネム−3−カルがン酸、(5R,68)−
2−(4,5−ジメチルイミダゾール−1−イル) −
6−((IR)−1−ヒドロキシエチルクー2−ペネム
−3−カルボン酸のナトリウム塩、又は(5R,68)
 −2−、(4−メトキシイミダゾール−1−イル〕−
6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸の
ナトリウム塩を用いることもできる・ 生物学的データー この発明の代表的な化合物、すなわち、1、(5R,6
S)−2−(1,2,4−)リアゾール−1−イル)−
6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸の
ナトリウム塩;2、(5R,6S)−2−(イミダゾー
ル−1−イル)−6−[(1’R)−1−ヒドロキシエ
チル−2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;3
、(5R,6S)−2−(ピラゾール−1−イル)−6
−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸のナ
トリウム塩; 4、(5R,6S)−2−(ベンズイミダゾール−1−
イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カル
ボン酸のナトリウム塩; 5、(5R,68)−2−(ピロール−1−イル)−6
−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸のナ
トリウム塩; 6、(5R,6S)−2−(4−メチル−ピラゾール−
1−i n−N −c y L*Pl−に+、−7*x
−n−Q−xe’ネムー3−カルメン酸のナトリウム塩
;7、(5R,68)−2−(4−;’チルーイミダゾ
ールー1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム
−3−カルボン酸のナトリウム塩;8、(5B、68)
−2−(4−(2−アセチルアミノエチル)−イミダゾ
ール−1−イル’)−6−ヒドロキシメチル−2−ぺ*
ニー3−力ybyWン酸のナトリウム塩; 9、(5B、68)−2−[4−(2−アミノエチル)
−イミダゾールー1−イル〕−6−ヒドロキシメチル−
2−ペネム−3−カルボン酸;10、 (5B、68)
−2−[4−(2−アミノ−2−メトキシカルボニルエ
チル)−イミダゾール−1−イル〕−6−ヒドロキシメ
チル−2−ペネム−3−カルボン酸; 11、 (5R,6S) −2−[4−メトキシ−イミ
ダゾール−1−イル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペ
ネム−3−カルざン酸のナトリウム塩;12、(5R,
6S)−2−(4,5−ジメチルイミダゾール−1−イ
ル)−6−ヒドロキシメチルー2−ペネム−3−カルボ
ン酸のナトリウム塩;13. (5B、6S) −2−
(4−アミノメチルイミダゾール−1−イル〕−6−ヒ
ドロキシメチル−14、(5R,6S)−2−(4−ク
ロロメチルイミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキシ
メチル−2−ペネム−3−カルボン酸のナトリウム塩;
を種々の微生物に対する試験管内抗生物質スクリーニン
グにかけた。
寒天稀釈法によシ、下記の最小阻止濃度(MIC)(μ
g/、t )が決定された。
以下余白 手続補正書(方式) 昭和60年5り/2日 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第271066号 2、 発明の名称 光学活性ペネム化合物及びその製造方法並びにこの化合
物を含有する医薬 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 チハーガイギー アクチェンゲゼルシャフト 4、代理人 住所 〒105東京都港区虎ノ門−丁目8番lO号5、
補正命令の日付 昭和60年4月30日(発送日) 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 +11 明細書第39頁第20行目rProtecti
ve Groupsin Organic Chem+
5tryJをr有機化学における保護基(Protec
tive Groups in Organic Ch
emistry) Jに補正する。
(2)同第40頁第2〜3行目rProtective
 Groupsin Organic 5ynthes
isJを「有機合成における保護基(Protecti
ve Groups in Organic 5ynt
hesis) Jに補正する。
(3)同第40頁第4行目rThe Peptides
Jをrザ・ペプチズ(The Peptides) J
に補正する。
(4) 同第40頁第7〜8行目rMethoden 
derOrganischen ChemieJをr有
機化学の方法(Methoden der Organ
ischen Chemie) Jに補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式(1)、 3 (式中、R,FiヒF″ロキシにょシ又は保護された飽
    和アザへテロシクリル基であシ;そしてR3はカルブキ
    シ又は官能的に変形されたカルブキシである。) で表わされる2−へテロシクリル−6−ヒドロキシ−低
    級アルキル−2−ペネム化合物、式(1)の化合物の光
    学異性体、これらの光学異性体の混合物、及び塩形成基
    を有する式(1)のこれらの化合物の塩。 2、R4がヒドロキシによシ又は保護されたヒドロキシ
    によ多置換された低級アルキルであり;R2が1〜4個
    の環窒素原子を有しそして環窒素原子を介してペネム基
    に結合している、場合によっては部分的に飽和されてい
    る単環式5員へテロアリール基、例えば芳香族性の対応
    するアザ−、ジアザ−、トリアザ−もしくはテトラザー
    環式基又は対応するジヒドロ基、1〜3個の環窒素原子
    を有する対応する部分的に飽和された単環式6員へテロ
    アリール基、例えば対応するアザ−、ジアザ−もしくけ
    トリアゾル環式基、あるいはこれら5−又け6−員基の
    対応する場合によっては部分的に飽和されたベンゾ、ジ
    ペンゾ、ピリド又はピリミド誘導体であって、これらの
    基は置換芒れておらず、又はヒドロキシ、低級アルコキ
    シ、低級アルカノイルオキシ、ハロダン、メルカプト、
    低級アルキルチオ、フェニルチオ、低級アルキル、ヒド
    ロキシー低級アルキル、低級アルカノイルオキシ−低級
    アルキル、低級アルコキシ低級アルキル、カルがキシー
    低級アルキル、低級アルコキシカルブニル−低級アルキ
    ル、カルバモイル−低級アルキル、カルバモイルオキシ
    −低級アルキル、ハロー低級アルキル、低級アルキルチ
    オ−低級アルキル、N−低級アルキル化されている場合
    があるアミノ−低級アルキル、低級アルカノイルアミノ
    −低級アルキル、アミノ−カルボキシ−低級アルキル、
    アミノ−低級アルコキシカルブニル−低級アルキル、ス
    ルホ−低級アルキル、アミノ、低級アルキルアミノ、ジ
    ー低級アルキルアミノ、低級アルキレンアミノ、低級ア
    ルカノイルアミノ、カルボキシ、低級アルコキシカルボ
    ニル、カルバモイル、N−モノ−もしくはN、N−ジー
    低級アルキル化カルバモイル、ンアノ、スルホ、スルフ
    ァモイル、フェニル(場合によっては低級アルキル、ニ
    トロ、低級アルコキシ及び/又は710ダンによす置換
    されている)、シクロアルキル、ニトロ、イミノ、オキ
    シ及び/又はオキシドにより置換されておj5 : R
    3がカルボキシ、生理的条件下で開裂され得るエステル
    化カルがキシ、又は保護されたカルボキシR,/である
    特許請求の範囲第1項記載の式(1)の化合物、式(1
    )の化合物の光学異性体、これらの光学異性体の混合物
    、及び塩形成基を有する式(1)の化合物の塩。 3、R1がヒドロキシにより又はトリー低級アルキルシ
    リルオキシによ多置換された低級アルキルでsD:R2
    が1−ピロリル又はジヒドロ−1−ピロリル(場合によ
    っては低級アルキル又はハo)fンにより置換されてい
    る)、イミダゾール−1−イル(場合によっては低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、アミノ−低級アルキル、N−
    低級アルキル化アミノ−低級アルキル、低級アルカノイ
    ルアミノ−低級アルキル、アミノ−カル?キシー低級ア
    ルキル、アミノ−低級アルコキシカルボニル−低級アル
    キル、カルボキシ−低級アルキル、低級アルコキシカル
    ボニル−低級アルギル、カルバモイル−低級アルキル、
    カルバモイルオキシ−低級アルキル、ヒPロキシー低級
    アルキル、低級アルカノイルオキシ−低級アルキル、)
    10−低級アルキル、スルホ−低級アルキル、低級アル
    キルチオ−低級アルキル、アミノ、低級アルキルアミノ
    、ジー低級アルキルアミノ、低級アルカノイルアミノ又
    はニトロによ多置換されている)、ピラゾール−1−イ
    ル(場合によっては低級アルキル、アミ/−低級アルキ
    ル、アミノ−カルボキシ−低級アルキル、アミノ又はニ
    トロにより置換されている)、1.2.3−.1,2.
    4−又は1.3.4−)リアゾール−1−イル(場合に
    よっては低級アルキル、カルボキシ−低級アルキル又は
    フェニルによ多置換されている)、1−又は2−テトラ
    ゾリル(場合によっては低級アルキル、カルボキシ−低
    級アルキル、スルホ−低級アルキ=、)−低級アルキル
    アミノー低級アルキル、アミン又は場合によってはハロ
    ー置換されているフェニルによ多置換されている)、ジ
    ヒドロ−1−ピリジル(置換されておらず、又はオキソ
    によ多置換されておりそして場合によってはさらにハロ
    ゲンにより置換されている)、ジヒドロ−又はテトラヒ
    ドロ−1−ピリミジル(置換されておらず、又はオキソ
    により置換されておシそして場合によってはさらに低級
    アルキル、アミノ、ジー低級アルキルアミノ及び/又は
    カルボキシにより置換されている)、ジヒドロ−又はテ
    トラヒドロ−1,2,4−又は−1,3,6−トリアジ
    ン−1−イル(゛これらのそれぞれは場合によっては低
    級アルキル、低級アルコキシ、アミノ及び/又は2個以
    下のオキソ基によ多置換されている)、インドール−1
    −イル、ベンズイミダゾール−1−イル、ベンゾトリア
    ゾール−1−イル、ピリドピロール−1−イル、ピリド
    イミダゾール−1−イル、又はピリミド−、ジヒドロピ
    リミド−又はテトラヒドロピリミド−イミダゾール−1
    −イル(それぞれが場合によってはアミノ、イミノ及び
    /又はオキソにより置換されている)、又はピリミド−
    、ジヒドロピリミド−又はテトラヒドロピリミド−1,
    2,3−トリアゾール−1−イル(それぞれが場合によ
    ってはアミノ、イミノ及び/又はオキソによ多置換され
    ている)でろb:R,がカルボキシ、4−ニトロベンジ
    ルオキシカルビニル、低級アルケニルオキシカルビニル
    、又は2位において低級アルキルスルホニル、シアノも
    しくはトリー低級アルキルシリルにより!換されている
    エトキシカルボニル、又は生理的条件下で開裂され得る
    エステル化カルボキシ基である特許請求の範囲第1項記
    載の式(1)の化合物、式(1)の化合物の光学異性体
    、これらの光学異性体の混合物、及び塩形成基を有する
    式(1)のこれらの化合物の塩・ 4、R1がα−位においてヒドロキシによ多置換すした
    低級アルキルであり : R2がビロール−1−イル(
    置換されておらず、又は低級アルキルもしくはハロゲン
    により置換はれている)、ピラゾール−1−イル(置換
    されておらず、又は低級アルキルもしくはアミノ−低級
    アルキルにより置換されている)、イミダゾール−1−
    イル(置換されておらず、又は低級アルキル、低級アル
    コキシ、アミノ−低級アルキル、低級アルカノイルアミ
    ノ−低級アルキシ、アミノ−カルボキシ−低級アルキル
    、アミノ−低級アルコキシカルブニル−低級アルキル、
    カルボキシ−低級アルキル、低級アルコキシカルブニル
    −低級アルキル、カルバモイル−低級アルキル、カルバ
    モイルオキシ−低級アルキル、ヒドロキシ−低級アルキ
    ル、低級アルカノイルオキシ−低級アルキル、ハロー低
    級アルキル、低級アルキルチオ−低級アルキル、アミノ
    又はニトロによ多置換はれている)、1,2.4−もし
    くは1.3.4−)リアゾール−1−イル(置換されて
    おらず、又は低級アルキルにより置換されている)、イ
    ンドール−1−イル、ベンズイミダゾール−1−イル、
    ベンゾトリアゾール−1−イル、IH−ピロロ(2,3
    −b)ピリド−1−イル、IH−イミダゾ(4,5−b
    )ピリド−1−イル又はプリン−1−イル、あるいは1
    −もしくは2−テトラゾリル(それぞれ置換きれておら
    ず、又は低級アルキル、アミンもしくはフェニルにより
    置換されている)であり;R3がカルボキシ、又は生理
    的条件下で開裂でれ得るエステル化カルぎキシ、例えば
    低級アルカノイルオキシメトキシカルぎニルもしくはt
    −低級アルコキシカルボニルオキシ−低級アルコキシカ
    ルブニルである特許請求の範囲第1項記載の式(1)の
    化合物、式(1)の化合物の光学異性体、これらの光学
    異性体の混合物、及び塩形成基を有する式(1)のこれ
    らの化合物の特に医薬として許容甥れる塩。 5、R1がヒドロキシメチル又は1−ヒドロキシエチル
    であす;R2がビロール−1−イル、イミダゾール−1
    −イル(置換されておらず、又は低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、アミンもしくはアミノ−低級アルキルによ多
    置換されている)、ピラゾール−1−イル(置換されて
    おらず、又は低級アルキルもしくはアミノ−低級アルキ
    ルによ多置換されている)、1,2.4−トリアゾール
    −1−イル、又はテトラゾール−1−イル(置換されて
    おらず、又はアミンにより置換されている)でアシ;そ
    してR3がカルボキシ、又は生理的条件下で開裂され得
    るエステル化カルがキシ、例えば低級アルカノイルオキ
    シメトキシカルビニル又は1−低級アルコキシカルボニ
    ルオキシ−低級アルコキシカルブニルである特許請求の
    範囲第1項記載の化合物、光学異性体、特にR4が1−
    ヒドロキシメチルである式(1)の化合物の(IR)−
    異性体、これらの光学異性体の混合物、及び式(1)の
    化合物の塩、特に医薬として許容される塩。 6、R1がヒドロキシメチル又は(i R) −1−ヒ
    ドロキシエチルであJ):R2がイミダゾール−1−イ
    ル(置換されておらず、又は低級アルキルもしくはアミ
    ノ−低級アルキルにより置換式れている)でアシ;そし
    てR3がカルボキシ、又は生理的条件下で開裂され得る
    エステル化カルボキシ、例えば低級アルカノイルオキシ
    メトキシカルボニル又はt−低級アルコキシカルボニル
    オキシー低級アルコキシカルボニルである特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物、及び式(1)の化合物の塩、
    特に医薬として許容される塩。 7、特許請求の範囲第1項記載の式(1)の化合物の医
    薬として許容される塩。 8、特許請求の範囲第1項記載の式(1)の化合物の生
    理的条件下で開裂され得るエステル。 9、(5R,68)−2−(イミダゾール−l−イル)
    −6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物、及びその医
    薬として許容される塩。 10、(5R、6S ) −2−(イミダゾール−1−
    イル)−6−[(1’R)−ヒドロキシエチル〕−2−
    ベネム−3−カルボン酸である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物、及びその医薬として許容される塩。 11、(5R、6S ) −2−(4−メチルイミダゾ
    ール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−イネム
    ー3−カルボン酸である特許請求の範囲第1項記載の化
    合物、及びその医薬として許容される塩。 12、(5R、6S ) −2−(4、5−ジメチルイ
    ミダゾール−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−
    −2ネムー3−カルボン酸である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物、及びその医薬として許容される塩。 13、(5R、6S ) −2−[4−(2−アミノエ
    チル)−イミダゾール−1−イル]−6−ヒドロキシメ
    チル−2−ペネム−3−カルボン酸である特許請求の範
    囲第1項記載の化合物、及びその医薬として許容される
    塩。 14、(5R、6S ) −2−(4−メトキシイミダ
    ゾール−1−イル〕−6−ヒドロキシメチル−2−ペネ
    ム−3−カルボン酸である特許請求の範囲第1項記載の
    化合物、及びその医薬として許容される塩。 15、(5R、6S ) −2−[4−アミンメチルイ
    ミダゾール−1−イル〕−6−ヒドロキシメチル−2−
    ペネム−3−カルボン酸である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物、及びその医薬として許容される塩。 16、(5R、6S ) −2−(イミダゾール−1−
    イル)−6−[(IR)−1−ヒドロキシエチル〕−2
    −−(Jムー3−カルボン酸アセトキシメチルエステル
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物0 17、(5R,68)−2−(1,2,4−)リアゾー
    ル−1−イル)−6−ヒドロキシメチル−2−ペネム−
    3−カルボン酸、 (5R,6S)−2−(ピラゾール−1−イル)−6−
    ヒドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸、 (5R,68)−2−(ビロール−1−イル)−6−ヒ
    ドロキシメチル−2−ペネム−3−カルボン酸、及び (5R,6S)−2−(4−メチルピラゾール−1−イ
    ル)−6−ヒドロキシメチル−2−−1ムー3−カルボ
    ン酸、 から成る群から選ばれた特許請求の範囲第1項記載の式
    (1)の化合物。 18、次の式(1)、 (式中、R1はヒドロキシによシ又は保護烙れたヒドロ
    キシにより置換された低級アルキルであシ;R2は環窒
    素原子を介してペネム基に結合している不飽和アザへテ
    ロシクリル基でアシ;そしてR3けカルボキシ又は官能
    的に変形されたカルボキシである) で表わされる2−へテロシクリル−6−ヒドロキシ−低
    級アルキル−2−ペネム化合物、式(I)の化合物の光
    学異性体、これらの光学異性体の混合物、又は塩形成基
    を有する式(1)のこれらの化合物の医薬として許容さ
    れる塩を含んで成る医薬。 19、次の式(I)、 5 (式中、R1はヒドロキシによシ又は保護されたヒドロ
    キシによ多置換された低級アルキルであシ;R2は環窒
    素原子を介してペネム基に結合している不飽和アザヘテ
    ロシクリル基であり;そしてR3はカル?キシ又は官能
    的に変形されたカルがキシである) で表わされる2−へテロシクリル−6−ヒドロキシ−低
    級アルキル−2−ペネム化合物、式(1)の化合物の光
    学異性体、これらの光学異性体の混合物、及び塩形成基
    を有する式(1)のこれらの化合物の塩の製造方法であ
    って、 (a) 次の式(II)、 1 〔式中、R1及びR2は式(1)において記載した意味
    を有し、そしてR3′は保護されたカルボキシ基であり
    、Zl−1酸素又は硫黄であシ、そしてXoはトリー置
    換ホスホニオ基又は陽イオンと一緒になってジーエステ
    ル化ポスホノ基である〕で表わされるイリド化合物を環
    化し;あるいは、(b) 次の式(iD、 〔式中、R1及びR2は式(1)において記載した意味
    を有し、2け式(It)において記載した意味を有し、
    そしてR3′ハ保護されたカルボキシ基である〕で表わ
    される化合物を三価燐の有機化合物で処理し;あるいは
    、 以下全白 (c)次の式(3)、 〔式中、R1は式(1)において記載した意味を有し、
    B 3/は保護されたカルボキシ基であシ、そしテYは
    核反応によって置換され得る基である〕で表わされる化
    合物を基R2を導入する化合物と反応せしめ; そして所望により又は必要にょシ、式(1)の得られた
    化合物において基R1中の保護されたヒドロキシ基を遊
    離ヒドロキシ基に転換し、そして/又は所望により、式
    (1)の得られた化合物において保護されたカルボキシ
    基H,/を遊離カルボキシ基に、生理的条件下で開裂芒
    れ得るエステル化カルボキシ基に又は異る保護されたカ
    ルボキシ基R3′に転換れたカルボキシ基H,/へ転換
    し、そして/又は所望によシ、基R2中に含まれる他の
    保護された官能基を遊離官能基に転換し、そして/又は
    所望によシ、式(1)の得られた化合物において基R2
    を他の基R2に転換し、そして/又は所望によシ、塩形
    成基を有する得られた化合物を塩に、又は得られた塩を
    遊離化合物に又は異る塩に転換し、セして/又は所望に
    よシ、異性体化合物の得られた混合物を個々の異性体に
    分離することを特徴とする特許
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