JPS6021424Y2 - 静電気防止シヤツトル - Google Patents
静電気防止シヤツトルInfo
- Publication number
- JPS6021424Y2 JPS6021424Y2 JP2004480U JP2004480U JPS6021424Y2 JP S6021424 Y2 JPS6021424 Y2 JP S6021424Y2 JP 2004480 U JP2004480 U JP 2004480U JP 2004480 U JP2004480 U JP 2004480U JP S6021424 Y2 JPS6021424 Y2 JP S6021424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shirttle
- piece
- current collector
- static
- weft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシャツトルから引出される緯糸に発生する静電
気を防止する静電気防止シャツトルに関するものであり
、更に詳しくはシャツトルの木管又は糸巻束から解除さ
れた緯糸に発生した静電気を集電して、シャツトルの筬
側側面に設けた放電片より織機に放電してアースするよ
うにした静電気防止シャツトルに関するものである。
気を防止する静電気防止シャツトルに関するものであり
、更に詳しくはシャツトルの木管又は糸巻束から解除さ
れた緯糸に発生した静電気を集電して、シャツトルの筬
側側面に設けた放電片より織機に放電してアースするよ
うにした静電気防止シャツトルに関するものである。
従来のシャツトルに於ては木管又は糸束から解除された
緯糸に木管の巻糸又はシャツトルの内壁との摩擦により
静電気が発生し、この静電気のために織布中に緯糸の切
断がしばしば発生することがあった。
緯糸に木管の巻糸又はシャツトルの内壁との摩擦により
静電気が発生し、この静電気のために織布中に緯糸の切
断がしばしば発生することがあった。
この解決法として、実公昭36−16065号には金属
製糸口を用い、一端をその糸口に接続した導線をシャツ
トル本体を貫いて、導線の他端の端面をシャツトルの織
前側の側面に露出させ、この導線の端面をシャツトルボ
ックスに接触させて放電させるようにしたシャツトルが
提案されている。
製糸口を用い、一端をその糸口に接続した導線をシャツ
トル本体を貫いて、導線の他端の端面をシャツトルの織
前側の側面に露出させ、この導線の端面をシャツトルボ
ックスに接触させて放電させるようにしたシャツトルが
提案されている。
しかしながら、細い導線の微小な端面のみをシャツトル
側面に露出させるだけでは、シャツトルがシャツトルボ
ックスに捕捉されたときに、この端面を確実にシャツト
ルボックスの金属部分に接触させて放電させることは不
可能である。
側面に露出させるだけでは、シャツトルがシャツトルボ
ックスに捕捉されたときに、この端面を確実にシャツト
ルボックスの金属部分に接触させて放電させることは不
可能である。
特に最近の織機では、シャツトルボックスにシャツトル
を受は止める際の衝撃を緩和する目的で、シャツトルボ
ックスの内側の織前側側面全面及び筬側側面の一部に皮
革が貼付されているので、シャツトルボックスの金属部
分が露出せず、シャツトルの織前側側面からは放電する
ことはできない。
を受は止める際の衝撃を緩和する目的で、シャツトルボ
ックスの内側の織前側側面全面及び筬側側面の一部に皮
革が貼付されているので、シャツトルボックスの金属部
分が露出せず、シャツトルの織前側側面からは放電する
ことはできない。
これに鑑み本考案は緯糸が木管又は糸巻束から解除され
糸口から引出される間にこの緯糸をシャツトル内に設け
た導電体より戊る集電片に摺動させて静電気を集電し、
その集電片をシャツトルの筬側側面にシャツトル側面の
大部分に亘って水平に長く設けた放電片と電気的に接続
し、シャツトルが織機のレース上を飛走中又はシャツト
ルボックスに捕捉中に該放電片を織機の金属部分と確実
に接触摺動せしめることにより緯糸に生じた静電気を集
電片及び放電片を介して織機本体にアースするようにし
たものである。
糸口から引出される間にこの緯糸をシャツトル内に設け
た導電体より戊る集電片に摺動させて静電気を集電し、
その集電片をシャツトルの筬側側面にシャツトル側面の
大部分に亘って水平に長く設けた放電片と電気的に接続
し、シャツトルが織機のレース上を飛走中又はシャツト
ルボックスに捕捉中に該放電片を織機の金属部分と確実
に接触摺動せしめることにより緯糸に生じた静電気を集
電片及び放電片を介して織機本体にアースするようにし
たものである。
本考案の静電気防止シャツトルに於て、シャツトル内に
設ける集電片としては銅製等の金属製集電片が用いられ
、シャツトルの木管収容室内側側面に貼付した金属板シ
ャツトルより緯糸を引出す際に、緯糸を挿通する金属製
糸口や管替式シャツトルの金属製アイ等が用いられ、木
管等から解除された緯糸が糸口から引出されるまでの間
に緯糸が確実に摺動し得るように緯糸の通路に適宜設け
られる。
設ける集電片としては銅製等の金属製集電片が用いられ
、シャツトルの木管収容室内側側面に貼付した金属板シ
ャツトルより緯糸を引出す際に、緯糸を挿通する金属製
糸口や管替式シャツトルの金属製アイ等が用いられ、木
管等から解除された緯糸が糸口から引出されるまでの間
に緯糸が確実に摺動し得るように緯糸の通路に適宜設け
られる。
緯糸が一定の張力で引出されるように緯糸張力調整装置
を設ける場合は緯糸張力調整装置の緯糸が摺動する金属
製ピンを集電片として用いることもできる。
を設ける場合は緯糸張力調整装置の緯糸が摺動する金属
製ピンを集電片として用いることもできる。
本考案の静電気防止シャツトルで用いられる放電片とし
ては金属の線材、細長い板材、金網等が用いられ、この
放電片をシャツトルの筬側側面にシャツトルの長手方向
に沿ってシャツトル長さの大部分に亘って、その表面が
露出するように埋設される。
ては金属の線材、細長い板材、金網等が用いられ、この
放電片をシャツトルの筬側側面にシャツトルの長手方向
に沿ってシャツトル長さの大部分に亘って、その表面が
露出するように埋設される。
次に図面によって本考案の内容を更に具体的に説明する
。
。
第1図は金属製糸口3を設けて、これを集電片とした本
考案の静電気防止シャツトルの一部断面平面図である。
考案の静電気防止シャツトルの一部断面平面図である。
第2図は同側面図である。木管1から解除された緯糸2
は金属製糸口3に挿通され、この糸口3の内壁を摺動し
て放電し、一方糸口3はシャツトル4の筬側側面5に設
けた線状金属製放電片6と導線7により接続され、織機
中シャツトル筬側側面の放電片6はシャツトルボックス
のボックスバックに接触し、又シャツトルの飛走中に織
機の筬部の金属部分と摺動接触して、糸口3で集電され
た静電気は放電片6を介して織機本体にアースされる。
は金属製糸口3に挿通され、この糸口3の内壁を摺動し
て放電し、一方糸口3はシャツトル4の筬側側面5に設
けた線状金属製放電片6と導線7により接続され、織機
中シャツトル筬側側面の放電片6はシャツトルボックス
のボックスバックに接触し、又シャツトルの飛走中に織
機の筬部の金属部分と摺動接触して、糸口3で集電され
た静電気は放電片6を介して織機本体にアースされる。
第3図及び第4図は管替式シャツトルの金属製アイ8を
集電片9として利用した本考案の静電気防止シャツトル
を示し、アイ8は導線7によりシャツトルの筬側側面に
設けた板状放電片6に接続される。
集電片9として利用した本考案の静電気防止シャツトル
を示し、アイ8は導線7によりシャツトルの筬側側面に
設けた板状放電片6に接続される。
木管から解除された緯糸2はシャツトルから引出される
際必らずアイ8に摺動してこ)で静電気を放電する。
際必らずアイ8に摺動してこ)で静電気を放電する。
第5図はシャツトルの木管収容室10内側両側面に金属
板状の集電片9,9を貼附した実施例を示す。
板状の集電片9,9を貼附した実施例を示す。
緯糸が木管1から高速に解除される際、遠心力により弓
なりに引出されるので木管収容室10側面に摺動し、集
電片9に接触して放電する。
なりに引出されるので木管収容室10側面に摺動し、集
電片9に接触して放電する。
板状集電片9からシャツトル側面に設けた第2図又は第
4図に示す放電片6に導線で接続しである。
4図に示す放電片6に導線で接続しである。
第6図はシャツトルの木管収容室10の端部内側に集電
片9を設けた実施例を示す。
片9を設けた実施例を示す。
本考案の静電気防止シャツトルの集電片9の形状及び位
置は上記各実施例に限定されるものではなく、要するに
木管又は糸巻束から解除された緯糸が糸口から引出され
るまでの間にこの緯糸と確実に接触し得るように緯糸の
通路に沿って適宜設けることができる。
置は上記各実施例に限定されるものではなく、要するに
木管又は糸巻束から解除された緯糸が糸口から引出され
るまでの間にこの緯糸と確実に接触し得るように緯糸の
通路に沿って適宜設けることができる。
本考案の静電気防止シャツトルは木管式シャツトル、管
替式シャツトル、緯糸張力調整装置を備えたシャツトル
、トングレスシャツトル等あらゆる種類のシャツトルと
しても適用可能である。
替式シャツトル、緯糸張力調整装置を備えたシャツトル
、トングレスシャツトル等あらゆる種類のシャツトルと
しても適用可能である。
本考案の静電気防止シャツトルによれば、極めて簡単な
構造により緯糸に発生する静電気を確実に防止すること
ができ、これによって機織中の緯糸の切断が防止され、
織布の品質向上に顕著な効果が発揮される。
構造により緯糸に発生する静電気を確実に防止すること
ができ、これによって機織中の緯糸の切断が防止され、
織布の品質向上に顕著な効果が発揮される。
第1図は糸口を集電片とした本考案の静電気防止シャツ
トルの一部断面平面図、第2図は線状の放電片を設けた
本考案の静電気防止シャツトルの側面図、第3図はアイ
を集電片とした本考案の静電気防止シャツトルの一部断
面平面図、第4図は板状の放電片を設けた本考案の静電
気防止シャツトルの側面図、第5図は木管収容室側面に
集電片を設けた本考案の静電気防止シャツトルの一部断
面平面図、第6図は木管収容室端部側面に集電片を設け
た本考案の静電気防止シャツトルの一部断面平面図であ
る。 符号の説明、1・・・・・・木管、2・・・・・・緯糸
、3・・・・・・糸口、4・・・・・・シャツトル、5
・・・・・・筬側側面、6・・・・・・放電片、7・・
・・・・導線、8・・・・・・アイ、9・・・・・・集
電片、 10・・・・・・木管収容室、 11・・・・・・シャツトル側 壁。
トルの一部断面平面図、第2図は線状の放電片を設けた
本考案の静電気防止シャツトルの側面図、第3図はアイ
を集電片とした本考案の静電気防止シャツトルの一部断
面平面図、第4図は板状の放電片を設けた本考案の静電
気防止シャツトルの側面図、第5図は木管収容室側面に
集電片を設けた本考案の静電気防止シャツトルの一部断
面平面図、第6図は木管収容室端部側面に集電片を設け
た本考案の静電気防止シャツトルの一部断面平面図であ
る。 符号の説明、1・・・・・・木管、2・・・・・・緯糸
、3・・・・・・糸口、4・・・・・・シャツトル、5
・・・・・・筬側側面、6・・・・・・放電片、7・・
・・・・導線、8・・・・・・アイ、9・・・・・・集
電片、 10・・・・・・木管収容室、 11・・・・・・シャツトル側 壁。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 木管又は糸巻束より解舒された緯糸がシャツトルの
糸口より引出される迄のシャツトル内の緯糸の通路に緯
糸が接触摺動するように導電体よりなる集電片を設け、
一方シャットルの筬側側面には金属線材蓋くは板材又は
金網より成る細長い放電片を、シャツトル内長手方向に
沿って、シャツトル側面の大部分の長さに亘って、表面
を露出するように埋設し、該集電片と放電片とを導線で
接続し、緯糸に発生する静電気を集電片及び放電片を介
してシャツトルがレース上を飛走中又はシャツトルボッ
クスに捕捉中に該放電片が織機の金属部分と接触摺動し
て放電しアースするようにしたことを特徴する静電気防
止シャツトル。 2 金属製糸口を用い、これを集電片とした実用新案登
録請求の範囲第1項記載の静電気防止シャツトル。 3 金属製アイを該集電片とした実用新案登録請求の範
囲第1項記載の静電気防止シャツトル。 4 木管収容室内側面に金属板を貼設し、これを該集電
片とした実用新案登録請求の範囲第1項記載の静電気防
止シャツトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004480U JPS6021424Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 静電気防止シヤツトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004480U JPS6021424Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 静電気防止シヤツトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56123891U JPS56123891U (ja) | 1981-09-21 |
JPS6021424Y2 true JPS6021424Y2 (ja) | 1985-06-26 |
Family
ID=29616265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004480U Expired JPS6021424Y2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 静電気防止シヤツトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021424Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-18 JP JP2004480U patent/JPS6021424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56123891U (ja) | 1981-09-21 |
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