JPS60213701A - 原子炉用蒸気発生器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本錨明は、蒸気発生器、特に加圧水型原子炉用蒸気発生
器に関する。

原子カニ業において、蒸気発生器はよく知られ、それは
加圧水型原子炉と共に用いられ、その一つの公知の形式
の原子炉設備を第１図に示す。第１図は炉心２を含む原
子炉のエンクロージュア１を示し、その中で一方に、お
いて、原子炉の炉心から流出する鼻温水が矢印Ｆ方向に
３において循環しかつ他方にお一九で、下降する冷温水
がエンクロージュア１と原子炉バスケット４との間を循
環する。

それ自身既知の方法で、蒸気発生器５は水箱６を有し、
その中で原子炉１から流入する水が循環し、一方、前記
水箱６の上方に、二次水が通過するフェルール７が配設
され、二次水は８から流入して９から流出する、／ソイ
ゾ１０が原子炉１を水箱６に接続し、二つの同心配置さ
れた環状通路を有し、すなわち高温水が流通する中心通
路１１及び水箱６からの冷水が流出してノ々スケットと
炉心底部において合流されるエンクロージュアとの間を
原子炉１に戻る冷水が流通する外周通路１２である。

水箱６は既知の方法で管寄せ１３によって二次フェルー
ル７から分離され、管寄せにおいて可成りの数の逆Ｕ形
の熱交換チューブ１４が垂直に装、着されかつこれらの
チューブ内を一次流体が流通する。水箱６は、二つの部
分、すなわち高温室１５及び冷温室１６に仕切られてい
る。二次フェルール７内を上昇しつつ流動する二次水は
Ｕ形チューブ１４を上昇する間に次第に高温となって蒸
発する。

既述のようなループ屋原子炉、または−次容器が水箱と
して作用するＣＡＰ型の一体構造原子炉のすべての現存
の蒸気発生器において、二次７エルール７は水箱６に混
み合って配設された管寄せと直接に溶接され仝。管寄せ
１３が受ける大きい圧力差（はぼ１００　ｂａｒ　）の
ために、二次７エルール７への前記管寄せ１３の彎曲結
合区域に応力が蓄積する。：この区域を弱めたいために
、チューブを装着するのに二次フェルール７とのその接
合部にあまり近づけて板に穿孔することはできず、その
結果、第２図に示すように蒸気発生器の全体寸法を増し
、二次７エルールの側壁と管寄せ１３に装着された一次
チューブ１４との間に最ｉ・の空所が必要なことが分か
る。

さらに、このような蒸気発告器の二次部分は、分解でき
ず、従って、修理することは極めて困難であり、あるい
は成る運転期間の後に必要な清掃が極めて困難であり、
または使用中６検査は複雑となり危険な作業となる。

本発明は、加圧木型原子炉用蒸気発生器に関し、該蒸気
発生器は、簡単な手段により、横方向応力を蓄積せずに
二次フェルールと管寄せとの間の接続を形成させ、かつ
一体重式そ分解可能な蒸気発生器を提供する。

ゆえｋ、本発明はそれ自身既知の形式の水箱を含む特に
加圧水型原子炉用の蒸気発生器に関し、該蒸気発生器に
おいて、原子炉芯から流出する高温水が循環し次いで管
寄せに装着されかつ二次水が流通する二次フェルール内
に延びる一連の熱交換チューブ間を流通し、水箱と二次
７エルールと管寄せが三つの独立の分解可能な組立体で
あり、さらに、二次７エルールがその下端において、一
方において管寄せの上面から凹設された二つの円錐形支
持面をもつ雌形溝と二つの０リングによって協働する二
重円錐支持面をもつ環状くび部を末端とし、かつ他方に
おいてその外周辺に、固定リングと組合わされた円錐形
支持面を末端とし、木箱の上部は管寄せの内側面上の二
つの中間に配置された０リングをもつ平面状の結合支持
面を有するフランジを末端とし、かつその幾つかが管寄
せの周辺上の操作ブラケットを貫通するぎルトシステム
と、水箱のフランジ内に装着されたスタッドと、固定リ
ングによって組立を保証しかつ三つの上記独立の組立体
を緊密に固定するナツトを具備する。

本発明の主要な態様によれば、管寄せの周辺に装着され
た操作ブラケットは凹部なもち、その円錐形輪郭は五タ
ツドをもつ円錐形カラーの受入れを可能にし、これによ
り、水箱のみの分解操作中に、管寄せ・二次フェルール
組立体をそのシールを破損せずに操作することができる
。

本発明による蒸気発生器において、二次フェルールと、
管寄せと、水箱は従って独立で、完全に及び個々独立の
手段で行われる。よって、本発明による蒸気発生器にお
いて、管寄せの二次フェルールへの彎曲結合区域から応
力を完全に除去することが可能で、これによって前記フ
ェルール内に含まれる熱交換チューブの数を増すことが
可能にされ、同時に、蒸気発生器の一体的な分解可能性
は従来技術による溶接構造の蒸気発生器よりも太いに容
易となった。

第３図は、二次フェルール７と、管寄せ１３と水箱６を
示す。本発明によれば、二次フェルール７の下方は、管
寄せ１３へのその下方接続部に二重円錐形支持面２１．
２２をもつ環状（び部２゜を末端にもつ。よって、管寄
せ１３は上記支持面と対応する雌形溝をもち、この溝も
くび部２ｏの円錐形支持面２１．２２と協働する二つの
円錐形支持面をもつ。二つの金属０リング２４が後述す
る方法で組立体が控えポルト２５及び固定リング２６に
よって固定されるとき管寄せ１３と二次７エルール７と
の間の密封を保証する。このためにくび部２０の上方部
分にも固定２６の対応する支持面と協働する円錐形支持
面２７をもつ。この装置の下方部において、水箱６は水
箱６と管寄せ１３との間に配設された二つの金属ｏｖ′
７グ２９をも上述の三つの組立体の垂直方向の固定は、
控えボルト２５、ナツト３０及びこの発明の構造では水
箱６内に配設されたスタッド３１を用い℃実施される。

第４図から分かるように、管寄せ１３の周辺上には３２
で示すような可成りの数の操作用ブラケットが形成され
、このブラケットはスタッド３１用の円錐形支持ｒｊｎ
３４をもつ凹部３３が形成され。

スタッド３Ｘ＋丙、このために対応する円錐形支持面３
４と当接する円錐形カラー３５をもつ。よって、成る理
由、例えば保守操作のために、管寄せ１３及び二次フェ
ルール７のシールを破損せずに水箱６を分解したいとき
は、ブラケット３２を貫通する控えＩルト２５を用いて
二次７エルール７との緊密接触を保ちながら前記管寄せ
１３を操作することができる。この操作の順序はつぎの
とおりである。第１段階は、延長ジヤツキの助けをかり
又ナツト３０を４回ないし数回ゆるめる力ζこの場合、
二次密封効果を維持するために作用された最小トルクを
超えてナツトをゆるめないことが必要である。ナツトの
最終回しによって、ブラケット３２に対応するスタッド
３１は完全にゆるみ、つぎにねじ外され１次いで対応す
る凹部３３内をもち上げられるので、それぞれの円錐形
カラー３５は操作用ブラケット３２の凹部の底の円錐形
支持面３４と接触状態になる。ブラケット３２に：対応
するスタッド３１は次に再緊締され、これによりＯリン
グ２４のゆるみを伴わずに管寄せ１３と、二次７エルー
／１７７とを再び、固定する。他のスタッド３１はこの
時点においては完全にゆるめられている。

本発明の好適実施例によれば、周辺部には三個所の操作
用ブラケット３２が設けられ、それぞれのブラケットは
スタッド３１用の二つの凹ｍ　３３ａ。

３３ｂをもつ。これらの凹部３３ａ、３３ｂは操作作轡
中（、スタノ）′３工のねじ山部分を保護させる。固定
作用として用いられるスタンＰの数は。

操作作業中にスタッドのどれかが支障となる可能性を避
けることができるように決定される。

第４図は、ぽルト３６，３７．３Ｂ、３９゜４０．４１
を示し、これらは対応するスタンｒ３１及びナツト３０
を介して二次フェルール７及び水箱６を管寄せ上に確実
に固定し、このうち二つの控えデル）３９．４０は水箱
６の分解中には、管寄せ・二次フェルール組立体の固定
操作のためＫも用いられる、 上述の蒸気発生器は可成りの数の利点をもち、そのうち
最も重要なものは、二次チューブ１４及び発生器の内部
構造に容易に接近できることである。しかし、また可成
りの別の利点をもち、それを列記すれば、 チューブ束の配列に関して、フェルールの底に結合区域
を無くシ、これによりチューブの装着余地が得られ、 二次フェルールのくび部が圧縮作用に耐えるので普通の
フランジよりも便利であり、 固定時に管寄せに下向きのたわみを与えることにより管
寄せに予備応力を、このシステムがかけることかでき、 二重円錐形支持面によって面接触が得られ、極めて満足
できる性質のすべり状態と同時に低い接触圧力レベルを
保つことができ（すべり運動は外側の円錐形支持面によ
って遊びがとられれば直ちに止まる）、 二重傾斜システムにより、他の状態を同じとした場合、
応力レベルを低下し、従って管寄せの厚さが減少でき、 製造上からは、管寄せ・チューブ東組立体の構造上の問
題が二次フェルール組立体の構造上の問題から完全に分
離している事実である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、既知形式のループ形原子炉の概略構成図、第
２図は管寄せのチューブと二次７工ルール間あ空所を示
す部分断面図、第３図は、二次フェルール及び水箱両方
の管寄せの緊密接触を維持する構造の詳細を示す切断立
面図、第４図は、第３図の軸線Ｘ−ＸＫ涜った切断平面
図で、この構造を維持するための管寄せの周辺配置と控
え一ルトの稲々の位置を示す。 図中の符号、 １・・・エンクロージュア、２・・・炉心、３・・・原
子炉、４・・・原子炉バスケット、５・・・蒸気発生器
、６・・・水箱、７・・・フェルール、８・・・二次水
流入部、９・・・二次水流出部、１０・・・パイプ、１
１・・・中心通路、１２・・・外周通路、１３・・・管
寄せ、１４・・・チューブ、１５・・・高温室、１６・
・・低温室、２０・・・くび部、２１．２２・・・二重
円錐形支持面、２３・・・雌型溝、２４・・・０リング
、２５・・・控え棒、２６・・・固定リング、２７・・
・円錐形支持面、２８・・・平面状支持面。 ２９・・・０リング、３０・・・ナツト、３１・・・ス
タッド、３２・・・操作用ブラケット、３３・・・凹部
、３４・・・円錐形支持面、３５・・・カラー、３６〜
４１・・・ゼルト、を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）　ｑ＃に加圧水型原子炉用蒸気発生器であって、既
   知形式の水箱を含み、その中で原子炉の炉心から流出す
   る高温水が次に管寄せに装着されかつ二次水が貫流する
   二次フェルール内に延びる一連の熱交換チューブに流入
   するように循環し、水箱と二次７エルールと管寄せが三
   つの独立した組立体であり、二次７エルールがその下方
   部で一方において二つのＯリングによって管寄せの上面
   に凹設された二つの円、錐形支持面をもつ雌形溝と協働
   する二重円錐形支持面をもち１．かつ他方においてその
   外周部に固定リングと組合わされた円錐形支持面をもつ
   、環状くび部を末端にもち、水箱の上部゛　が管寄せの
   内５１１１面上に二つの中間Ｏリングをもつ平面状接続
   支持面をもつフランジを末端に有し、゛かつ控えＩルト
   システムが配設されそのうちの幾つかが管寄せの周辺部
   に形成された操作用ブラケットを貫通し、一方スタツド
   が水箱のフランジ内　〜に装着され、かつナツトが固定
   リングによって、三つの前記独立の組立体の組立及び緊
   締固定を保証する原子炉用蒸気発生器。 ２）管寄せの周辺部上に装着された操作用ブラケットが
   凹部なもち、その円錐形輪郭がスタッドのもつ円錐形カ
   ラーを受入れ可能であり、それにより水箱のみの分解操
   作中に管寄せ、二次フェルール組立体をそのシールを破
   損することなく操作できる特許請求の範囲第１項記載の
   原子炉用蒸気　１、゛発生器。