JPS6021360Y2 - ロケツトの機器類搭載部構造 - Google Patents

ロケツトの機器類搭載部構造

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Publication number
JPS6021360Y2
JPS6021360Y2 JP5626180U JP5626180U JPS6021360Y2 JP S6021360 Y2 JPS6021360 Y2 JP S6021360Y2 JP 5626180 U JP5626180 U JP 5626180U JP 5626180 U JP5626180 U JP 5626180U JP S6021360 Y2 JPS6021360 Y2 JP S6021360Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parachute
container
equipment
fastening means
rocket
Prior art date
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Expired
Application number
JP5626180U
Other languages
English (en)
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JPS56157200U (ja
Inventor
公高 山根
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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Priority to JP5626180U priority Critical patent/JPS6021360Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はロケットの機器類搭載部構造に関する。
ロケットを高空に打上げて、各種実験を行った後計測機
器や実験試料(以下機器類という。
)を回収する場合、パラシュートにより緩降下させ、フ
ローティングバッグにより海に浮遊させて回収する技術
が開発されている。
この場合ロケットは一旦高空に達した後、落下するとき
再度大気圏に突入することになるので突入時およびその
後たいへん不規則な運動をする。
このため、パラシュートが回収される機器類に絡まない
ように工夫する必要がある。
またパラシュートやフローティグバツグに掛る負荷はで
きるだけ小さくする必要がある。
つまり回収される機器類以外の部品はできるだけ切離す
必要がある。
この考案はこのような要求を満足させるためになされた
もので、パラシュートやフローティングバッグが開き易
くするとともに不要な部品を適宜切り離して重量を軽<
シ、パラシュートやフローティングバッグに掛る負荷を
小さくすることを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
図面はこの考案の一実施例を説明するものである。
まず、構成を説明すると、1はロケットであり、このロ
ケット1はロケット全体を制御装置8を収納した頭部3
とロケットモータ部4と、前記頭部3とロケットモータ
部4をつなぐ機器類2が収納された頭胴部とから構成さ
れている。
前記機器類2は後述する第1.2.3締結手段の作動を
制御する手段を含んでいて、機器類コンテナ9内に収納
固定されており、この機器類コンテナ9の上端は頭部3
の下端に複数のセパレーションナツトなどの分離可能な
締結手段10により連結されている。
機器類2より下方の機器類コンテナ9内には高圧の窒素
ガス等が充填されたガスボンベ11が収納固定されてい
る。
また、前記機器類コンテナ9の下端開口は仕切板12に
より閉止されている。
13はバッグコンテナであり、このバッグコンテナ13
は前記機器類コンテナ9と同径の外筒部14と、シルク
バット形で外筒部14と等高の保護板15と、が一体形
成されることにより構威されている。
16は外筒部14の上端と保護板15とをつなぐつば部
である。
このバックコンテナ13は、つば部16と仕切板12と
が複数の分離可能な第3の締結手段17によって連結さ
れることにより、機器類コンテナ9に連結されている。
保護板15と仕切板12とによって形成された空間内に
は前記ガスボンベ11からガスが供給されることにより
膨張するフローティングバッグ18が収納されている。
この結果、フローティングバッグ18は保護板15に囲
まれていることになる。
なおフローティングバッグ18は機器類コンテナ9に連
結されている。
19はパラシュートコンテナであり、このパラシュート
コンテナ19は、外筒部14と同径の外筒部20と、シ
ルクバット形の保護板21と、が一体形成されることに
より構成され、保護板21の頂面部22には円筒状の収
納板23の上端が固定されている。
前記保護板21の円筒部24は保護板15の円筒部25
と同径であり、収納板23は円筒部21より小径である
保護板21のつば部26の外縁は外筒部20の上端に連
続している。
また、外筒部20の軸方向長さは、保護板21の円筒部
24の軸方向長さと収納板23の軸方向長さとの合計よ
りやや長い。
前記パラシュートコンテナ19は、そのつば部26と外
筒部14の下端に形成された内方に突出する継手フラン
ジ27とが複数の分離可能な第2締結手段28によって
連結されることにより、バックコンテナ13に連結され
ている。
また、パラシュートコンテナ19の下端には内方に突出
する継手フランジ29が形成され、この継手フランジ2
9とロケットモータ部4の上端に形成された内方に突出
する継手フランジ30とが複数の分離可能な締結手段3
1によって連結されることにより、パラシュートコンテ
ナ19はロケットモータ部4に連結されている。
保護板15の頂面部32と保護板21とによって形成さ
れた空間(部屋)内にはメインパラシュート33が折り
たたまれた状態で収納されており、このメインパラシュ
ート33の基端は頂面部32に固定されている。
この結果、メインパラシュート33は保護板21に囲ま
れていることになる。
収納板23の下端には複数の分離可能な第1締結手段3
4によって蓋35が連結され、この蓋35は収納板23
の下端開口を閉止する。
保護板21の頂面部22と、収納板23と、蓋35と、
によって形成された空間(部屋)内にはパイロットパラ
シュート36が折りたたまれた状態で収納されており、
このパイロットパラシュート36の基端は頂面部22に
固定されている。
以上述べた各コンテナはロケットの外筒を用いていたが
コンテナと外筒とを別体とし、コンテナを外筒に収納す
るようにしてもよい。
次に、作用を説明する。
ロケット1が安定した飛翔状態になると締結手段31を
爆破し、ロケットモータ部4を切り離す。
次に、締結手段10を爆破し、頭胴部から頭部3を切り
離す。
所定軌道上において機器類によって測定や実験が行なわ
れる。
測定や実験が終了し、頭胴部が所定の高度まで落下する
と、第1の締結手段34が爆破され、収納板23から蓋
35が切り離される。
この蓋35が切り離されることによってパイロットパラ
シュート36が引き出されてパイロットパラシュート3
6が開き、落下中の姿勢が制御される。
この時、パラシュートコンテナ19の外筒部20の後端
と蓋35とはロケットの軸線方向はぼ同位置にあるので
蓋35が外筒部20に引掛ることなくパイロットパラシ
ュート36が引出される。
これらの落下中において、第3および第2の締結手段1
7.28は各コンテナ9.13.19によって囲まれて
いるため、空力加熱されることはない。
次に、第2締結手段28が爆破され、パラシュートコン
テナ19がバッグコンテナ13から切り離される。
この結果、メインパラシュート33が開き、機器類2は
緩降下する。
このとき、落下中の物体には何らの不要なもの、例えば
、メインパラシュート33を収納していた容器、は付い
ていない。
またパラシュートコンテナ19は全体が分離されるため
、メインパラシュート33は外筒部20等に引掛ること
なく開くことができる。
メインパラシュート33によって緩降下して着水直前に
第3の締結手段17が爆破され、機器類コンテナ9から
バッグコンテナ13が切り離される。
これと同時に、ガスボンベ11からガスがフローティン
グ18に供給され、フローティングバッグ18が膨張す
る。
このとき、フローティング18の周囲には何らの障害物
、例えば外筒部14、もなあため、フローティングバッ
グ18は他の部品にこすれることなく膨張する。
このように、フローティングバッグ18が膨張すること
により、機器類2は海に浮遊するので、簡単に回収する
ことができる。
以上説明してきたように、この考案によれば、メインパ
ラシュートの緩降時に不要な部品を切り離して重量を軽
くするようにしたため、必要最小限の大きさのパラシュ
ートで確実に降下させることができる。
しかも、パラシュートコンテナやバッグコンテナを切り
離した後パラシュートやフローティングバッグを膨張さ
せるため、パラシュートやフローティングバッグは他の
部品にこすれることなく膨張することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は堀考案に係るロケットの機器類搭載部構造の一実
施例を示すその一部が破断された概略側面図である。 2・・・・・・機器類、9・・・・・・機器類コンテナ
、13・・・・・・バッグコンテナ、14・・・・・・
外筒部、15・・・・・・保護板、1B・・・・・・フ
ローティングバッグ、19・・・・・・パラシュートコ
ンテナ、20・・・・・・外筒部、21・・・・・・保
護板、33・・・・・・メインパラシュート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メインパラシュートおよびパイロットパラシュートを個
    々の部屋に収納したパラシュートコンテナのパイロット
    パラシュート側に最初に作動して分離可能な第1の締結
    手段を介してパイロットパラシュートを作動させる蓋を
    取付け、フローティングバッグを収納したバッグコンテ
    ナを2番目に作動して分離可能な第2の締結手段を介し
    てパラシュートコンテナに接続し、機器類を収納した機
    器類コンテナを3番目に作動°して分離可能な第3の締
    結手段を介してバックコンテナに接続するとともに、メ
    インパラシュートをバックコンテナに、パイロットパラ
    シュートをパラシュートコンテナに、フローティングバ
    ッグを機器類コンテナに、それぞれ連結したことを特徴
    とするロケットの機器類搭載部構造。
JP5626180U 1980-04-24 1980-04-24 ロケツトの機器類搭載部構造 Expired JPS6021360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5626180U JPS6021360Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24 ロケツトの機器類搭載部構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5626180U JPS6021360Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24 ロケツトの機器類搭載部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56157200U JPS56157200U (ja) 1981-11-24
JPS6021360Y2 true JPS6021360Y2 (ja) 1985-06-25

Family

ID=29650853

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5626180U Expired JPS6021360Y2 (ja) 1980-04-24 1980-04-24 ロケツトの機器類搭載部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6086382B2 (ja) * 2013-02-07 2017-03-01 株式会社Ihiエアロスペース フローテーションバッグ展開方法

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JPS56157200U (ja) 1981-11-24

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