JPS60213461A - タレツト装置 - Google Patents

タレツト装置

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JPS60213461A
JPS60213461A JP6985384A JP6985384A JPS60213461A JP S60213461 A JPS60213461 A JP S60213461A JP 6985384 A JP6985384 A JP 6985384A JP 6985384 A JP6985384 A JP 6985384A JP S60213461 A JPS60213461 A JP S60213461A
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turret
motor
coupling
coupling body
rotation
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JP6985384A
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Kunimitsu Funakoshi
舩越 国光
Yasushi Okada
康 岡田
Isao Takahashi
勇夫 高橋
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Fuji Corp
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Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPS6355426B2 publication Critical patent/JPS6355426B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q16/00Equipment for precise positioning of tool or work into particular locations not otherwise provided for
    • B23Q16/02Indexing equipment
    • B23Q16/08Indexing equipment having means for clamping the relatively movable parts together in the indexed position
    • B23Q16/10Rotary indexing
    • B23Q16/102Rotary indexing with a continuous drive

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、工作機械のタレント刃物台等に用いられるタ
レット装置に関するものである。
従来技術 タレット装置は、タレットテーブルをその中心線のまわ
りに回転させ、複数の回転位置において固定する装置で
あり、その代表的な応゛用分野は工作機械のタレント刃
物台である。
タレント刃物台は複数の切削工具を保持し、それらを択
一的に切削位置に位置決めするためのものであり、保持
し得る切削工具の数、すなわち回転停止位置の数によっ
て4s、6頭、8頭等、各種のものが実用に供せられて
いる。一般的には等角度ずつ回転させられるようになっ
ているが、不等角度回転させ−られる特殊なものもある
このようなタレント刃物台においては、刃物台を支持し
ているタレットテーブルを所定の回転位置に精度良く位
置決めするとともに、切削力に対抗し得るだけの強さで
タレット台に固定することが必要であるため、噛合カッ
プリングが一般的に用いられている。すなわち、タレッ
トテーブルとタレット台とにそれぞれカップリング体が
固設され、それらカップリング体が互に対向する面に形
成された複数の噛合歯によって噛み合わされることによ
り、タレットテーブルを所定の位置に位置決めするとと
もに、切削力に基づいてタレットテーブルに生ずる回転
トルクに対抗するように構成されるのである。したがっ
て、タレットテーブルを回転させる必要が生じた場合に
は、一方のカンプリング体をタレットテーブルと共に軸
方向へ移動させて他方のカップリング体との噛合いを解
くことが必要である。
このため、従来はまずタレットテーブルと一方のカップ
リング体とを軸方向に一定距離移動させて両カンプリン
グ体の噛合いを解き、噛合解除検知スイッチで確認のう
えタレットテーブルを回転させることが行われていたが
、この場合には軸方向の移動終了と回転開始との間にド
ウエルを設けざるを得す、これがタレットテーブルの回
転に要する時間を長くする1つの原因となっていた。
そして、タレットテーブルが一回転位置から他の回転位
置へ回転するために必要な時間が長いタレット装置をタ
レント刃物台に用いれば、工作機械の加工能率が低下し
てしまう。この事情はタレット装置を別の目的に用いる
場合でも同様である。
発明の目的 本発明は上記のような事情を背景として、fatタレン
ト台と、(blそのタレット台により回転および軸方向
の移動可能に保持されたタレットテーブルと、(C)そ
のタレットテーブルとタレット台とにそれぞれ固設され
、軸方向において互に対向する面にタレットテーブルの
中心線を中心とする一円周に沿って形成された複数の噛
合歯を有する第一および第二のカップリング体と、(d
lタレントテーブルを軸方向に移動させて両カップリン
グ体を係脱させるカップリング制御装置と、telタレ
ントテーブルを回転させるテーブル回転装置とを含み、
第一および第二のカンプリング体が異なる相対位相で噛
み合わされることにより、タレットテーブルが複数の回
転位置で固定されるタレット装置であって、タレットテ
ーブルの回転に要する時間のできる限り短いものを提供
することを目的として為されたものである。
第一発明の構成 そして、第一発明の特徴とするところは、前記第一およ
び第二のカップリング体の噛合歯を断面形状が台形状を
なすものとするとともに、前記テーブル回転装置の駆動
源を直流モータとし、かつ、その直流モータの制御装置
を、前記カップリング制御装置が前記第一カップリング
体を前記第二カップリング体から離脱させる際に、直流
モータに小電流を供給して第一カッブリング体の噛合歯
の歯面が第二カップリング体の噛合歯の片側の歯面に接
触したままその上を摺動して離脱するようにし、離脱後
はその小電流と同方向の大電流を供給して直流モータを
それまでより高速で回転させるものとしたことにある。
第一発明の効果 上記のように構成されたタレット装置においては、第一
カッブリング体の噛合歯が第二カップリング体の噛合歯
から離脱する過程においても、噛合歯の歯面の傾斜に対
応した速度で第一カッブリング体およびタレットテーブ
ルが回転させられることとなる。しかも、この離脱過程
においてはタレットテーブルはもっと速く回転しようと
するのをカップリング体の噛合いによって阻止された状
態にあるため、噛合いが解かれた瞬間にそれまでより速
ε)速度で回転し始める。
したがって、次に直流モータに大電流が供給されてタレ
ットテーブルが本格的に回転を開始させられるときには
、タレットテーブルが既に一定の初速度を持っているこ
とになり、タレットテーブルを目標速度まで増速するの
に要する時間が短くて済み、それだけタレットテーブル
の回転に要する時間が短縮される。しかi、従来のタレ
ット装置においては、前述のようにカップリングの噛合
いが解かれた後、タレットテーブルが回転駆動されるま
での間にドウエルが設けられており、この間はタレット
テーブルが回転していないのに対して、本考案に係るタ
レット装置においては、カンプリングが離脱してから直
流モータに大電流が供給されてタレットテーブルが本格
的に回転駆動されるまでの間もタレットテーブルはある
程度の速度で回転しているため時間の無駄が少なく、こ
の点からもタレットテーブルの回転に要する時間が短縮
される。
その上、カップリング体の離脱過程においては直流モー
タには小電流が供給されているのみであなることはなく
、また、直流モータに過負荷かがかることもない。逆に
言えば、このように供給電流量の制御によって回転トル
クを容易に制御し得るために、本考案においては直流モ
ータをタレットテーブルの回転駆動源として採用したの
である。
また、直流モータは前記油圧モータと並んでタレットテ
ーブルの回転駆動源として用いられているサーボモータ
に比較して相当安価であるため、製作コストを低減し得
る効果も生ずるのである。
また、従来のタレット装置においては、カップリングの
噛合いが解かれる際、タレットテーブルにふらつき、す
なわち微小角度の揺動が生じて商品価値を低下させる不
具合があったのであるが、本発明に係るタレット装置に
おいては、カッブリ =ングの噛合い離脱過程において
第一カッブリング体と第二カップリング体との噛合歯が
片側の歯面において互に接触した状態に保たれるため、
このような不らつきが生ずることがなく、商品価値の高
いタレット装置が得られるのである。
第二発明の構成 また、第二発明の特徴とするところは、前記第 。
−発明における直流モータの制御装置を、直流モータの
回転量を検出する回転検出器を備え、その回転検出器が
両カンプリング体の離脱に十分な量だけ直流モータが回
転したことを示す信号を発したとき、直流モータへの供
給電流を前記小電流がら前記大電流に切り換えるものと
したことにある。
第二発明の効果 前述のように第一カップリング体が第二カップリング体
から離脱する際には第一カッブリング体が一定角度回転
するのであり、その回転量は第一カッブリング体の軸方
向移動量と関連しているため、第一カッブリング体の回
転量、すなわちそれを駆動する直流モータの回転量を回
転検出器によって検出すれば、カンプリングの噛合いが
解がれる時期を正確に知ることができる。したがって、
カップリングの噛合いが解かれた直後に直流モータに大
電流を供給して本格的な回転を開始させることができ、
ドウエルを実質的になくすことができるのである。
また、前述のように直流モータに供給される電流が小電
流のままであっても、カンプリングの噛合いが解かれた
瞬間に第一カッブリング体およびタレットテーブルの回
転速度がある程度増すこととなるため、この回転速度が
増したという事実を回転検出器によって検出し、それに
基づいて直流モータへの供給電流を小電流から大電流に
切り換えることも可能であり、このようにしてもドウエ
ルをなくすことができる。
このように、第二発明によればドウエルをなくすことが
できるため、タレットテーブルの回転に要する時間を第
一発明による場合より更に短縮することができるのであ
る。
また、直流モータの回転量を検出する回転検出器をカッ
プリングの離脱を確認するための手段に兼用することが
できるため、専用の離脱確認用スイッチ等を設ける必要
がなくなり、コスト低減を図り得るとともに、スイッチ
の故障に起因するトラブルを回避することができること
も第二発明の効果の1つである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明をタレント旋盤用タレント刃物台のタレ
ント装置に適用した場合の一実施例を示す系統図である
が、図において10はタレット台である。タレット台l
Oは旋盤のスライドに固定されるものであるが、このタ
レット台10を貫通してタレット軸12が回転可能かつ
軸方向に摺動可能に配設されており、その上端にタレッ
トテーブル14が固定されている。このタレットテーブ
ル14に図示を省略する刃物台が固定されてタレット刃
物台とされるのである。
タレット台10とタレットテーブル14との互に対向す
る面には、それぞれカンプリング体15と16とが固設
されている。すなわち、第2図に示すように断面形状が
台形である噛合歯17および18がそれぞれ複数個タレ
ット台10の上面とタレットテーブル14の下面とに形
成されて、その部分がカンプリング体15.16を構成
しているのである。噛合歯17,18はタレット軸12
の軸心、すなわちタレットテーブル14の中心線を中心
とする一円周に沿って等角度間隔で形成されている。噛
合歯17.18の歯面19,20は軸方向に対して角度
θだけ傾斜させられており、噛合歯17および18の断
面形状は台形とされている。また、噛合歯17.18は
噛合い状態においては第2図に二点鎖線で示すようにそ
れぞれの両側の歯面19,20が互に密着し合うように
されている。
前記タレット台10の噛合歯17が形成された側とは反
対側の面にはシリンダ21が固定されている。タレット
軸12はこのシリンダ21をも貫通して延びており、タ
レット軸12のシリンダ21内に位置する部分には図示
しないピストン、が固定されている。そして、シリンダ
21に、切換弁駆動回路22によって作動させられる電
磁切換弁24を経て作動油が供給されることによりピス
トンが作動し、タレット軸12およびタレットテーブル
14を軸方向に移動させるようになっている。
このタレットテーブル14の軸方向の移動により、それ
と一体的に形成されているカップリング体16も移動し
、タレット台1oと一体的に形成されているもう1つの
カンプリング体15に対して係合・離脱させられるわけ
であり、これらカンプリング体15.16により噛合カ
ップリングが構成され、また、シリンダ21.ピストン
、電磁切換弁24等によりカップリング係脱機構25が
構成されているのである。
前記タレット軸12のシリンダ21から突出した部分に
は平歯車26が固定されており、中間軸28の平歯車3
0と噛み合わされている。平歯車26.30は、タレッ
ト軸12の前述のような軸方向の移動を許容しつつ中間
軸28の回転をタレット軸12に伝達するようにされて
いるのであるが、この中間軸28はウオーム32および
ウオームホイール34を介して直流モータ36により回
転させられるようになっている。すなわち、タレット軸
12.平歯車26.中間軸28.平歯車30、ウオーム
32.ウオームホイール34.直流モータ36等によっ
てタレットテーブル回転駆動機構37が構成されている
のである。
直流モータ36にはインクリメンタル型のエンコーダ3
Bが取り付けられており、直流モータ36の回転量を検
出する回転検出器を構成している。
このエンコーダ38は2相出力形のものであり、直流モ
ータ36およびタレントテーブル14の回転方向も検出
できるようになっている。
また、タレット軸12には円板状のドッグ40が固定さ
れており、透過形フォトセンサ42と共同してタレント
テーブル14の回転位置検出器を構成している。すなわ
ち、第3図に示すようにドッグ40の直径の異なる4つ
の同心円上に透過孔44が形成されており、これらがフ
ォトセンサ42の4組の投光器4Gおよび受光器48に
よって検出されるようになっているのである。第3図に
おいてはドッグ40が90度ずつ回転させられる場合が
例示されており、透過孔44は4つの同心円のそれぞれ
に90度間隔で1個ずつ形成されているが、同じ回転位
置において4つの同心円のいずれに透過孔44を形成す
るかによって15種類の情報を得ることができ、ドッグ
40の15ケ所の回転位置を透過形フォトセンサ42で
検出することができる。
上記ドッグ40は更に反射形フォトセンサ50と共同し
て噛合検出器を構成している。すなわち、ドッグ40は
前記カップリング体16がカップリング体15から離脱
した状態では第4図に実線で示す位置にあるが、両カッ
プリング体16.15の噛合い状態においては破線で示
す位置へ移動させられるため、この移動を反射形フォト
センサ50が検知し、噛合検出信号を発するようにされ
ているのである。
前記電磁切換弁24および直流モータ36はCPU(中
央処理装置)60によって制御される。
すなわち、電磁切換弁24は前記切換弁駆動回路22お
よびI10ポート62を介してCPU60に接続され、
また、直流モータ36は直流モータ駆動回路64.D/
Aコンバータ66、I10ボート62を経てCPU60
に接続されているのである。CPU60には更に前記エ
ンコーダ3B。
透過形フォトセンサ42および反射形フォトセンサ50
が110ボート62を介して接続されるとともに、本実
施例のタレント刃物台が取り付けられるタレット旋盤全
体を制御するNC装置68もI10ボート62を介して
接続されるようになっている。また、ROM (リード
オンリメモリ)70には第5図に示すモータの速度制御
プログラムを始め、タレット旋盤全体の作動を制御する
ためのプログラムが記憶されており、CPU60はこの
プログラムに従って制御を行う。RAM (ランダムア
クセスメモリ)72およびプログラマブルタイマ74は
、この制御を援助するために設けられているものである
図において78は偏差増幅器であり、この偏差増幅器7
8には6ボルトの基準電圧が加えられるとともに、D/
Aコンバータ66の出力電圧が印加されるようになって
いる。偏差増幅器78は、D/Aコンバーク66の出力
電圧と基準電圧との偏差を増幅してパルス幅変調器80
に向かって出力し、パルス幅変調器80は、入力された
電圧をパルス幅変調してパワートランジスタ回路82へ
出力する。パワートランジスタ回路82には正方向回転
用と逆方向回転用とのパワートランジスタが設けられて
おり、これらに直流電源84が接続されている。したが
って、パルス幅変調器80からの出力信号によって正方
向回転用あるいは逆方向回転用のパワートランジスタが
導通させられることにより、直流モータ36へ正方向回
転用あるいは逆方向回転用の電流が供給される。そして
、直流モータ36の端子電圧が直流モータ駆動回路64
ヘフイードバンクされ、この端子電圧が偏差増幅器78
の出力電圧である目標値に等しくなるように直流電源8
4から直流モータ36への供給電流がデユーティ制御さ
れるようになっている。
更に具体的に説明すれば、D/Aコンバータ66から基
準電圧に等しい6ボルトの出力電圧が偏差増幅器78に
印加されれば、目標値はOボルトであることとなり、直
流モータ駆動回路64は直流モータ36の端子電圧が0
ボルトとなるように、すなわち直流モータ36を停止さ
せるように制御する。D/Aコンバータ66の出力電圧
6ボルトが停止指令電圧であることとなる。また、D/
Aコンバータ66の出力電圧が6ボルト以上とされれば
直流モータ36が正回転するように制御され、D/Aコ
ンバータ66の出力電圧が12ボルトになったとき、直
流モータ36は正方向に定格速度で回転させられる。D
/Aコンバータ66の6ボルトより大きい出力電圧が正
回転指令電圧なのである。また、D/Aコンバータ66
の出力電圧が6ボルトより小さくなれば直流モータ36
は逆方向へ回転させられ、D/Aコンバータ66の出力
電圧がOボルトになったとき、逆方向の定格回転速度に
達する。6ボルトより小さい出力電圧が逆方向回転指令
電圧なのである。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては、
CPU60.ROM70.RAM72等が前記カップリ
ング係脱機構25および切換弁駆動回路22等と共に適
宜の時期にカップリングを係脱させるカップリング制御
装置を構成するとともに、前記タレントテーブル回転駆
動機構37゜直流モータ回転駆動回路64.D/Aコン
バータ66等と共にタレントテーブル14を適宜の位置
へ回転させるテーブル回転装置を構成しているのである
。また、このテーブル回転装置中のCPU60、ROM
70.RAM72.プログラマブルタイマ74.D/A
コンバータ66、直流モータ駆動回路64等が直流モー
タ36の制御装置を構成している。
次に、第6図のフローチャートおよび第7図のグラフを
参照しつつ作動を説明する。
タレットテーブル14上の刃物台がある回転位置におい
て固定され、NC旋盤において所定の切削が行われた後
、別の切削工具が必要となった場合には、NC装置68
からI10ボート62を経てCPU60へその目的とす
る切削工具を位置決めするために、タレントテーブル1
4を例えばポジション1からポジション2へ回転させる
ことをめる指令が供給される。この指令に基づいて第6
図のフローチャートのステップS1と32とが実行され
る。すなわち、CPU60が切換弁駆動回路22ヘカツ
プリングの噛合いを解くように電磁切換弁24を切り換
えることを指令する信号を出力するとともに、D/Aコ
ンバータ66へ直流モータ36に小電流を供給すべきこ
とを指令する信号を出力する。電磁切換弁24が切り換
えられれば、シリンダ21にそれまでとは逆向きの液圧
が供給されて、タレ7ト軸12がタレット台10から突
出する向きに移動させられ、タレットテーブル14側の
カンプリング体16はタレット台10側のカンプリング
体15から離脱させられるのであるが、これと並行して
直、流モータ36に直流モータ駆動回路64から正回転
方向の、あるいは逆回転方向の小電流が供給される。そ
のため、直流モータ36は比較的小さいトルクでタレッ
トテ−プル14を回転させようとするのであるが、この
段階ではまだカップリング体15とカップリング体16
とは噛合状態にあり、タレットテーブル14は回転し得
ない。すなわち、噛合画工8の歯面20が噛合歯17の
歯面19に比較的小さい力で押し付けられるのであり、
その状態のままタレットテーブル14がタレット台10
から離れる方向へ移動するため、噛合歯I8は噛合歯1
7のflN斜した歯面19に沿って矢印Aで示す方向へ
移動することとなる。その結果、直流モータ36はこの
過程においても第7図に示すように一定の速度vb (
当初はカンプリングの離脱速度が一定ではないため、直
流モータ36の回転速度も一定とはならないが、カップ
リングの離脱速度が一定になってからは直流モータ36
の回転速度も一定となる)で回転することとなるが、こ
の回転速度はカップリング体15.16が噛合状態にな
ければ直流モータ36が回るであろう速度よりは強制的
に低い値に抑えられていることとなるため、直流モータ
36にコイルの焼損等の不具合が生じないように前記小
電流の大きさが選定されるべきである。
また、噛合歯17の歯面19と噛合歯18の歯面20と
は摺動することとなるため、あまり大きな力で押し付け
られることは好ましくなく、この点からも上記小電流の
大きさが制約を受ける。
上記のようにカップリング体15と16との離脱は歯面
19と20とが密着した状態で行われるため、カップリ
ング体16の軸方向の移動量と回転量との間には一定の
関係があって、噛合歯18が噛合歯17との噛合深さh
に対応する距離lだけ周方向に移動したとき、噛合歯1
7から外れることとなる。そして、このカップリング体
16の回転量は直流モータ36の回転量と対応している
ため、直流モーフ36の回転量に対応した数のパルス信
号を出すエンコーダ38の出力からカップリング体16
がカップリング体15から離脱する時期がわかる。した
がって、CPU60はエンコーダ38からのパルス信号
の数が噛合歯17の周方向の移動路@2に対応する数よ
り大きくなったとき、カップリングの離脱に十分なだけ
直流モータ36が回転したことを示す信号が発せられた
と判断して、D/Aコンバータ66を介して直流モータ
駆動回路64へ直流モータ36に対する供給電流をそれ
までの小電流から大電流(本実施例においては定格電流
)へ増大させるべきことを指示する指令信号を発する(
ステップS3,34)。
この時Mが第7図においてはエンコーダ38のパルス数
Cuで表されているが、このパルス数Cuは実際にはち
ょうど噛合歯18が噛合歯17から外れるときのパルス
数より僅かに大きな値に選定されており、かつ、前述の
ように噛合歯18が噛合歯17から外れると同時にタレ
ットテーブル14の回転速度が増すため、直流モータ3
6への定格電流の供給が開始されたときには、直流モー
タ36は既に増速を開始している。したがって、直流モ
ータ36が定格回転数Vr (本実施例では1800r
pm)に達するまでの時間が短くて済むこととなり、直
流モータ36に定格電流の供給が開始されるまでに既に
タレットテーブル14が一定角度回転していることと相
俟って、タレットテーブル14がそれまで停止していた
ポジシコン1からポジション2まで回転するのに必要な
時間が短縮されることとなる。
直流モータ36が定格速度vrで回転している間、ステ
ップS4とステップS5が繰り返し実行されており、エ
ンコーダ38からのパルス数が、停止を予定されている
目標位置くタレットテーブル14のポジション2に対応
する直流モータ36の回転位置)から一定回転量手前の
予備減速地点に対応するパルス数に達したとき、ステッ
プs6が実行されてCPtJ60からD/Aコンバー 
タロ6を介して直流モータ駆動回路64へ停止指令信号
が発せられる。そのため、直流モータ駆動回路64は直
流モータ36を停止させる制御を開始し、直流モータ3
6が減速される。この減速過程においてはステップS6
と87とが繰り返し実行され、直流モータ36の速度が
予め定められている中間遠度Vmに達したとき、ステッ
プs8が実行されて直流モータ36の回転速度がその中
間速度vm(本実施例では600rpm)に保つように
CPU60は速度指令信号をコントロールするのである
なお、直流モータ36の回転速度はエンコーダ38から
のパルス信号の時間間隔から、プログラマブルタイマ7
4の援助を受けてCPU60がめる。
上記中間速度VI11で直流モータ36が回転させ64
にそれまでとは逆方向の回転指令電圧(直流モータ36
をそれまでとは逆の方向に回転させることを指示する電
圧)が印加される。その結果、直流モータ36が急激に
減速させられることとな)以下となったとき、ステップ
S12が実行されて停止指令信号が発せられる。すなわ
ち、それまでD/Aコンバータ66を介して直流モータ
駆動−タ36はエンコーダ38の出力パルス数がほぼC
4に達したとき停止する。
り付けられる切削工具による偏荷重、負荷イナーそのよ
うな不具合が生じない範囲でできる限り低い速度に設定
されることが望ましいこととなる。
ちなみに、本実施例におけるようにして直流モータ36
を停止させる場合には、単に停止指令電圧のみを印加し
て停止させる場合の約1/10以下の誤差で停止させ得
ることが実験により確認され上記のような直流モータ3
6の減速過程におい触するに至れば、噛合歯18は噛合
歯17の歯面19に沿って矢印Bで示す方向へ移動する
こととなって、タレットテーブル14の回転とカップリ
ング体15.16の噛合いとが並行して行われることと
なり、タレットテーブル14をポジション1からポジシ
ョン2へ移動させるために必要な時間がここにおいても
短縮されることとなる。
また、直流モータ36およびタレットテーブル14を正
確な位置で停止させ得るため、カップリング体15,1
6の噛合い歯17.18の高さを低くすることができ、
係脱のためのカンプリング体16の軸方向移動量を小さ
くすることが可能となって、これによってもタレットテ
ーブル14の回転に要する時間が短縮される。
タレットテーブル14が目装置に回転させられたこと、
およびカンプリング体15.16が噛合状態となったこ
とはそれぞれ透過形フォトセンサ42と反射形フォトセ
ンサ50とによって確認され、これが確認されたならば
CPU60からNC装置68ヘタレット刃物台の回転が
終了した旨の信号が出され、NC装置68は次の切削加
工のための制御を開始する。
以上の説明においてはタレットテーブル14がある回転
位置から隣接回転位置へ回転させられる場合について説
明したが、ある回転停止位置から別の回転停止位置まで
タレ・ノドテーブル14を回転させるために、直流モー
タ36をどれだけ回転させればよいか、また、タレット
テーブル14をいずれの向きに回転させれば回転量が小
さくて済むかをCPU60に決定させることは容易であ
るから、ある回転位置から任意の位置へ途中停止なしで
近回りの回転ができる。
また、タレットテーブル14に固定される刃物台が4頭
、6頭、88等のように種々のものである場合にも、そ
れらの各種タレットに対応して減速位置や最終減速位置
を表すデータを事前にROM70に記憶させておけば、
実際の使用にあたっては、それら各種のデータから実際
に使用しようとするタレットに対応したものを選択する
だけでよいこととなり、従来のようにリミットスイッチ
ドッグ、制御回路等を変更することなく容易に段取り替
えを行うことができる。
さらに、本実施例においてはタレットテーブル14の各
回転位置が透過形フォトセンサ42とドッグ40とから
成る回転位置検出器により検出されるようになっている
ため、タレットテーブル14が正規の回転停止位置のい
ずれかに停止させられている状態では、タレットテーブ
ル14の回転位置をアブソリュート検出することができ
る。そのため直流モータ36の回転検出器としてインク
リメンタル型のエンコーダ38が用いられているにも拘
わらず、タレット装置の使用中に電源遮断が行われたと
しても再投入後は容易にタレットテーブル14の現在位
置を検索することができ、タレットテーブル14を原点
位置へ復帰させることなくそのまま作業を開始すること
ができる。
以上、第二発明の実施例を詳細に説明したが、直流モー
タの回転量を検出する回転検出器は必ずしも直流モータ
自体に取り付ける必要はなく、直流モータによって回転
させられるいずれかの要素に取り付けることも可能であ
る。また、カップリングが離脱したことを検知するため
に直流モータの回転量を検出する回転検出器を利用する
ことは必ずしも不可欠ではなく、従来のように専用の離
脱検知スイッチを用いることも可能であって、この態様
が第一発明の実施例となる。この場合にはカップリング
が離脱してから直流モータに大電流が供給されるまでの
間にドウエルが設けられることとなるが、タレットテー
ブルはこのドウエルの間も完全に停止しているわけでは
なく、ある程度の速度で回転しているため、ある位置か
ら別の位置へ回転するのに要する時間が短縮されるので
ある。
その他、いちいち例示することはしないが、本発明は当
業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した態様で
実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をタレット刃物台用のタレット装置に適
用した場合の一実施例を示す系統図である。第2図は第
1図の装置に用いられているカンプリング体の噛合歯を
拡大して示す断面図である。 第3図は第1図の装置に使用されている回転検出器およ
び噛合検出器の平面図であり、第4図は同じく圧面図で
ある。第5図は第1図の直流モータ駆動回路の詳細を示
すブロック図である。第6図は第1図に示されている装
置の直流モータ回転制御用プログラムのフローチャート
である。第7図は第6図のフローチャートで実現される
直流モータの速度制御を示すグラフである。第8図は第
2図に示したカップリング体の別の作動状態を示す断面
図である。 10:タレツト台 12;タレント軸 14二タレソトテーフ゛ル 15.16:カップリング体 17.18:噛合歯 19,20:歯面25:カンプリ
ング係脱機構 36:直流モータ37:タレソトテーブ
ル回転駆動機構 38:エンコーダ 42:透過形フォトセンサ50:反
射形フォトセンサ 80:パワートランジスタ回路 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11タレット台と、 そのタレット台により回転および軸方向の移動可能に保
    持されたタレットテーブルと、そのタレットテーブルと
    前記タレット台とにそれぞれ固設され、軸方向において
    互に対向する面にタレットテーブルの中心線を中心とす
    る一円周に沿って形成された複数の噛合歯を有する第一
    および第二のカップリング体と、 前記タレットテーブルを軸方向に移動させて前記両カン
    プリング体を係脱させるカンプリング制御装置と、 前記タレットテーブルを回転させるテーブル回転装置と を含み、前記第一および第二のカンプリング体が異なる
    相対位相で噛み合わされることにより、前記タレットテ
    ーブルが複数の回転位置で固定されるタレット装置にお
    いて、 前記第一および第二のカップリング体の噛合歯を断面形
    状が台形状をなすものとするとともに、前記テーブル回
    転装置の駆動源を直流モータとし、かつ、その直流モー
    タの制御装置を、前記カンプリング制御装置が前記第一
    カップリング体を前記第二カップリング体から離脱させ
    る際に、直流モータに小電流を供給して第一カッブリン
    グ体の噛合歯の歯面が第二カップリング体の噛合歯の片
    側の歯面に接触したままその上を摺動して離脱するよう
    にし、離脱後はその小電流と同方向の大電流を供給して
    直流モータをそれまでより高速で回転させるものとした
    ことを特徴とするタレット装置。 (2)!レット台と、 そのタレット台により回転および軸方向の移動可能に保
    持されたタレットテーブルと、そのタレットテーブルと
    前記タレット台とにそれぞれ固設され、軸方向において
    互に対向する面にタレットテーブルの中心線を中心とす
    る一円周に沿って形成された複数の噛合歯を有する第一
    および第二のカップリング体と、 前記タレットテーブルを軸方向に移動させて前記両カン
    プリング体を係脱させるカップリング制御装置と、 前記タレットテーブルを回転させるテーブル回転装置と を含み、前記第一および第二のカップリング体が異なる
    相対位相で噛み合わされることにより、前記タレットテ
    ーブルが複数の回転位置で固定されるタレット装置にお
    いて、 前記第一および第二のカップリング体の噛合歯を断面形
    状が台形状をなすものとするとともに、前記テーブル回
    転装置の駆動源を直流モータとし、かつ、その直流モー
    タの制御装置を、その直流モータの回転量を検出する回
    転検出器を備え、前記カップリング制御装置が前記第一
    カッブリング体を前記第二カップリング体から離脱させ
    る際に、直流モータに小電流を供給して第一カッブリン
    グ体の噛合歯の歯面が第二カップリング体の噛合歯の片
    側の歯面に接触したままその上を摺動して離脱するよう
    にし、前記回転検出器が両カップリング体の離脱に十分
    な量だけ直流モータが回転したことを示す信号を発した
    とき前記小電流と同方向の大電流を供給して直流モータ
    をそれまでより高速で回転させるものとしたことを特徴
    とするタレット装置。
JP6985384A 1984-04-06 1984-04-06 タレツト装置 Granted JPS60213461A (ja)

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JPS6355426B2 JPS6355426B2 (ja) 1988-11-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03136745A (ja) * 1989-10-20 1991-06-11 Hitachi Seiki Co Ltd 工作機械の割出刃物台
EP0890411A1 (en) * 1996-12-13 1999-01-13 Citizen Watch Co. Ltd. Indexing apparatus and method for driving the same for indexing the same

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EP0890411A4 (en) * 1996-12-13 1999-03-17 Citizen Watch Co Ltd INDEXING DEVICE AND METHOD FOR ITS DRIVE

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JPS6355426B2 (ja) 1988-11-02

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