JPS6021170Y2 - 円とうころの超仕上クラウニング加工用通し送りねじロ−ル装置 - Google Patents

円とうころの超仕上クラウニング加工用通し送りねじロ−ル装置

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Publication number
JPS6021170Y2
JPS6021170Y2 JP1653180U JP1653180U JPS6021170Y2 JP S6021170 Y2 JPS6021170 Y2 JP S6021170Y2 JP 1653180 U JP1653180 U JP 1653180U JP 1653180 U JP1653180 U JP 1653180U JP S6021170 Y2 JPS6021170 Y2 JP S6021170Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
roll
super
crowning
roller
Prior art date
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Expired
Application number
JP1653180U
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English (en)
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JPS56121562U (ja
Inventor
英夫 松橋
雄一 隈田
Original Assignee
日本精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本精工株式会社 filed Critical 日本精工株式会社
Priority to JP1653180U priority Critical patent/JPS6021170Y2/ja
Publication of JPS56121562U publication Critical patent/JPS56121562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6021170Y2 publication Critical patent/JPS6021170Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、特に精密円とうころ軸受等に用いる円とう
ころを精密に左右対称に超仕上クラウニング加工する超
仕上盤の通し送りねじロール装置に係る。
従来2本のねじロールを用いて円とうころを超仕上クラ
ウニング加工する装置は、たとえば特公昭51−247
59ないし特公昭54−2415松報に開示の如きもの
がある。
これは第1図に示すように、フィードロール1とガイド
ロール2の各ねじのねじ溝面の角度を被加工ころの研削
面がと石Sに平行になるように、即ち被加工ころの前端
角部を加工するねじ溝面の前上り角度αと後端角部を加
工するねじ溝面の前下り角度αとを等しい大きさに構成
している。
且つフィードロール1に形成したねじ突条3間の溝幅は
被加工ころWを1個づつ挟持搬送するものであり、上記
ガイドロール2には特にねじ突条を設けていなかった。
このような従来装置においては超仕上加工時に、と石の
加圧振動によって被加工ころの姿勢が前上りの時と前下
りの時とで対称にならず、仕上り形状が左右歪んだり、
円とう度が悪くなる欠陥が生じた。
このことを第2図によって説明すると、第2図イの前上
り姿勢においては被加工ころWがフィードロール1の送
り用ねじ突条3のつば面4と、と石Sの加圧振動との協
働によってねじ溝面5に押付けられて安定した姿勢を保
ちなから前端角部の加工が進行するが、第2図口に示す
前下り姿勢の時には被加工ころWはその後端部がと石S
によって後方に押され先端部が浮上り気味になりと石S
の当り幅が広がるので、前記の如く1α1=1α1の構
成ではころの仕上り形状が左右対称とならず、また円と
う度も悪くなるのである。
また従来のものでは、フィードロールのR幅を被加工こ
ろWの丈寸法に合せて製作しであるために、被加工ころ
の種類が変りころ丈寸法が異なる毎にねじロール装置も
一式準備する必要があるから汎用性がなく非経済的であ
った。
この考案は上記従来の欠点を解消するために考案された
ものであって、第3図に示した実施例に基いて以下説明
すると、フィードロール11とガイドロール12とは図
示省略の公知の手段によって超仕上盤本体に平行に軸支
並設されており、且つ同一方向に回転駆動される。
上記ガイドロール12はフィードロール11に対して心
間距離自在に調節し得、またねじ位相を任意に調節し得
るようになっている。
上記フィードロール11およびガイドロール12のねじ
溝面ば、共に通し送り入口側の角度γが被加工ころWの
クラウニング量に等しい緩傾斜の前上り角度であり、通
し送り出口側の角度θは被加工ころWのクラウニング量
よりも大きな急傾斜の前下り角度に設定してあり、且つ
ロールの中央部分111および121はロール軸線に平
行であるように各ねじ溝面が連続して形成しである。
更に上記フィードロール11には送り用のねじ突条13
が全長に亘って形成してあり、各突条13間のねじ溝幅
は被加工ころWの加工範囲の最大ころ丈寸法に合せて充
分広くしである。
前記ガイドロール12には受は用のねじ突条15が形成
されているが、通し送り入口側の数条については、もし
くは前記前上り角度γ部分の全域については、被加工こ
ろWの安定供給に支障のないようにこのねじ突条14を
削除しである。
ねじのピッチは勿論上記フィードロール11のねじピッ
チと同一である。
上記構成になる本考案のねじロール装置において、フィ
ードロール11を第3図口に矢印で示す如く被加工ころ
Wに対して上向きに(反時計方向に)に回転駆動し、被
加工ころWを通し送り入口側に供給すると、前記フィー
ドロールのねじ突条13の送り側つば面14に押されて
上記被加工ころWは左進し、やがて前記ガイドロールの
ねじ突条15の受は側つば面16との間に挾持されて通
し送りされる。
ここに両ロールの上記つば面14および16の間隔りは
予めガイドロール12の前記ねじ位相調節によって被加
工ころWのころ丈寸法に適合するよう調節しておくもの
である。
かくて被加工ころWは通し送りされるが、前端角部の加
工の際は前記緩傾斜角度γのねじ溝面に押付けられて前
上りの姿勢を安定的に保ち、やがて水平状態を経て前記
ねじ溝面の角度がθの領域に入り前下りの姿勢に移行す
るが、この時は被加工ころWの前端側がや)浮き上り気
味であり、その分だけ上記角度θが前記の通り急傾斜に
しであるので後端角部の仕上り形状が上記前端角部と同
じ形状になるように超仕上げ加工される。
因みに一例として上記角度γを一20′、角度θを+1
゜位にした時に第4図に示した如き左右対称の、且つ円
とう度の良好なりラウニング加工を施すことができ、こ
の円とうころを用いて冒頭に携げた精密円とうころ軸受
の精度を飛躍的に向上することが可能となった。
尚この考案装置においては、前記の如くフィードロール
およびガイドロールにそれぞれ突条を設け、そのねじ溝
幅を被加工ころの加工範囲の最大ころ丈寸法に合せて充
分広くしてあり、且つガイドロールのねじ位相調節によ
って周突条のつば面間の間隔を被加工ころの丈寸法に適
合させるものであるからころ丈の異なる数種類のころを
加工するとか可能となり、従来のねじロール装置がこる
丈寸法毎に専用的であったのに対し、汎用性のあるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図イ9口は従来のねじロール装置の平面図および断
面図、第2図イ9口は第1図の従来装置による加工状態
を示す図、第3図イ9口は本考案の一実施例を示す平面
図および断面図、第4図は本考案装置によって超仕上加
工された円とうころのクラウニング形状測定図である。 符号の説明、1.11・・・・・・フィードロール、2
.12・・・・・・ガイドロール、3,13,15・・
・・・・ねじ突条、α、γ・・・・・・前上り角度、α
、θ・・・・・・前下り角度、W・・・・・・被加工円
、とうころ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面をねじ状に形成したフィードロールおよびガイドロ
    ールを互いに平行に軸支並設し、これら2本のねじロー
    ルを同一方向に回転させてその間に供給した円とうころ
    を通し送りさせながら超仕上クラウニング加工する超仕
    上盤のねじロール装置において、上記2本のねじロール
    のねじ溝底面のロール軸線に対する傾斜角度を、円とう
    ころの前端角部を加工するねじ溝については前上りの緩
    傾斜に、後端角部を加工するねじ溝については前下りの
    急傾斜にそれぞれ形成し、上記前上り、前下りの各ねじ
    溝は中間に水平ねじ溝部分を挾んで夫々ロール全長の略
    々半分の長さとし、且つ上記フィードロールには送り用
    ねじ突条を、ガイドロールには受は用のねじ突条をそれ
    ぞれ設は両ロールのねじ位相を調節可能として両突条間
    に円とうころの前後を挾持するようにしたことを特徴と
    する円とうころの超仕上クラウニング加工用通し送り用
    ねじロール装置。
JP1653180U 1980-02-14 1980-02-14 円とうころの超仕上クラウニング加工用通し送りねじロ−ル装置 Expired JPS6021170Y2 (ja)

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JP1653180U JPS6021170Y2 (ja) 1980-02-14 1980-02-14 円とうころの超仕上クラウニング加工用通し送りねじロ−ル装置

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Publications (2)

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JPS56121562U JPS56121562U (ja) 1981-09-16
JPS6021170Y2 true JPS6021170Y2 (ja) 1985-06-24

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JP (1) JPS6021170Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103108724A (zh) * 2010-09-17 2013-05-15 Ntn株式会社 加工装置和加工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103108724A (zh) * 2010-09-17 2013-05-15 Ntn株式会社 加工装置和加工方法

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JPS56121562U (ja) 1981-09-16

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