JPS60211356A - 水素炎イオン化検出器 - Google Patents
水素炎イオン化検出器Info
- Publication number
- JPS60211356A JPS60211356A JP59068858A JP6885884A JPS60211356A JP S60211356 A JPS60211356 A JP S60211356A JP 59068858 A JP59068858 A JP 59068858A JP 6885884 A JP6885884 A JP 6885884A JP S60211356 A JPS60211356 A JP S60211356A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydrogen
- hydrogen flame
- nozzle
- measuring gas
- org
- Prior art date
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- Granted
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/62—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating the ionisation of gases, e.g. aerosols; by investigating electric discharges, e.g. emission of cathode
- G01N27/626—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating the ionisation of gases, e.g. aerosols; by investigating electric discharges, e.g. emission of cathode using heat to ionise a gas
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、有機成分を含む測定ガスを電場中の水素炎
によってイオン化し、このイオン化によって発生したイ
オン電流を測定することにより、測定ガス中の有機成分
を測定するようにした水素炎イオン化検出器に関する。
によってイオン化し、このイオン化によって発生したイ
オン電流を測定することにより、測定ガス中の有機成分
を測定するようにした水素炎イオン化検出器に関する。
従来、上述したような水素炎イオン化検出器は、水素炎
が風によってゆらぐとイオン電流値が変化し、また、外
部の電気ノイズの影響を受けるとイオン電流値が変化す
るため、水素炎の周囲を、金属板を折り曲げることによ
り製作され燃焼ガス排出孔が形成された有底円筒状カバ
ーで囲んでいる。しかしながら、水素炎をこのような通
気性のないカバーで囲むと、カバー内が酸素欠乏状態に
なって水素炎が消えてしまうため、このカバー内に助燃
用の空気あるいは酸素ガスを供給しなければならず、こ
の結果、構造が複雑かつ装置−全体が大型になるという
問題点がある。
が風によってゆらぐとイオン電流値が変化し、また、外
部の電気ノイズの影響を受けるとイオン電流値が変化す
るため、水素炎の周囲を、金属板を折り曲げることによ
り製作され燃焼ガス排出孔が形成された有底円筒状カバ
ーで囲んでいる。しかしながら、水素炎をこのような通
気性のないカバーで囲むと、カバー内が酸素欠乏状態に
なって水素炎が消えてしまうため、このカバー内に助燃
用の空気あるいは酸素ガスを供給しなければならず、こ
の結果、構造が複雑かつ装置−全体が大型になるという
問題点がある。
この発明は、前述の問題点に着目してなされたもので、
小型でかつ構造簡単な水素炎イオン化検出器を提供する
ことを目的としている。
小型でかつ構造簡単な水素炎イオン化検出器を提供する
ことを目的としている。
このような目的は、有機成分を含む測定ガスを電場中の
水素炎によってイオン化し、このイオン化によって発生
したイオン電流を測定することにより、測定ガス中の有
機成分を測定するようにした水素炎イオン化検出器にお
いて、前記水素炎の周囲を導電性を有する多孔性カバー
で囲むことにより、達成することができる。
水素炎によってイオン化し、このイオン化によって発生
したイオン電流を測定することにより、測定ガス中の有
機成分を測定するようにした水素炎イオン化検出器にお
いて、前記水素炎の周囲を導電性を有する多孔性カバー
で囲むことにより、達成することができる。
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、 1は円柱状の基台であり、この基台
1内には通路2が形成されている。3は図示していない
水素ボンベに接続された水素管であ−リ、この水素管3
は基台1にねじ込まれることにより前記通路2に接続さ
れている。4は測定ガス管であり、この測定ガス管4は
図示していない分離カラムに接続され、この分離カラム
から微量の有機成分が含まれたキャリア空気(21%の
酸素を含む)が送られてくる。測定ガス管4は前記基台
1にねじ込まれ、これにより、測定ガス管4は通路2に
接続される。この結果、水素管3および測定ガス管4を
通じて供給された水素ガスおよび測定ガスは通路2内で
合流する。5は基台lの上面に取り付けられた金属製の
ノズルであり、このノズル5は通路2に接続され、先端
から噴出したガスは燃焼することにより水素炎6となる
。また、基台1の上面にはコレクタ電極7が取り付けら
れ、このコレクタ電極7の先端部は水素炎8の直上に位
置している。8は印加電源であり、この印加電源8はリ
ード線8を通じて対電極となるノズル5とコレクタ電極
7の双方に接続されている。
1内には通路2が形成されている。3は図示していない
水素ボンベに接続された水素管であ−リ、この水素管3
は基台1にねじ込まれることにより前記通路2に接続さ
れている。4は測定ガス管であり、この測定ガス管4は
図示していない分離カラムに接続され、この分離カラム
から微量の有機成分が含まれたキャリア空気(21%の
酸素を含む)が送られてくる。測定ガス管4は前記基台
1にねじ込まれ、これにより、測定ガス管4は通路2に
接続される。この結果、水素管3および測定ガス管4を
通じて供給された水素ガスおよび測定ガスは通路2内で
合流する。5は基台lの上面に取り付けられた金属製の
ノズルであり、このノズル5は通路2に接続され、先端
から噴出したガスは燃焼することにより水素炎6となる
。また、基台1の上面にはコレクタ電極7が取り付けら
れ、このコレクタ電極7の先端部は水素炎8の直上に位
置している。8は印加電源であり、この印加電源8はリ
ード線8を通じて対電極となるノズル5とコレクタ電極
7の双方に接続されている。
これにより、ノズル5とコレクタ電極7との間の水素炎
8には電場が与えられる。なお、lOはリード線9の途
中に設けられたイオン電流測定用のメータである。11
は有底円筒状のカバーであり、このカバー11の開口部
が前記基台lの上端部に嵌合固定されることにより、カ
バー11は水素炎8の周囲を囲むよう配置されている。
8には電場が与えられる。なお、lOはリード線9の途
中に設けられたイオン電流測定用のメータである。11
は有底円筒状のカバーであり、このカバー11の開口部
が前記基台lの上端部に嵌合固定されることにより、カ
バー11は水素炎8の周囲を囲むよう配置されている。
このカバー11は、例えば焼結金属からなり、この結果
、カバー11は導電性を有しかつ多孔性である。このカ
バー11は、目の細かい金網を複数層重ねたものあるい
は内面に蒸着等により金属導電膜が付着された多孔性セ
ラミックスでもよい。
、カバー11は導電性を有しかつ多孔性である。このカ
バー11は、目の細かい金網を複数層重ねたものあるい
は内面に蒸着等により金属導電膜が付着された多孔性セ
ラミックスでもよい。
次に、この発明の一実施例の作用について説明する。
今、水素管3および測定ガス管4から供給された水素ガ
スおよび測定ガスが通路2内で合流した後、ノズル5の
先端から噴出して燃焼し水素炎6となっている。このと
き、対電極であるノズル5とコレクタ電極7との間には
印加電源8によって電場が与えられている。このため、
水素炎6によって測定ガス中の有機成分がイオン化して
帯電した原子あるいは分子と自由電子とが生成し、これ
により、ノズル5とコレクタ電極7との間にイオン電流
が流れる。このイオン電流の大きさはメータ10によっ
て測定され、有機成分、例えば炭化水素類の量が測定さ
れる。この測定中においては、水素ガスは測定ガス中の
酸素ガスを消費するが、水素管3から供給される水素ガ
スを全量燃焼31.させるにはキャリア空気中の酸素ガ
ス量では不足ノである。このため、水素炎6が消えると
も考えられるが、この発明においては、カバー11が多
孔性であるため、助燃用空気が供給されなくても、この
カバー11を透過して外部の空気(酸素ガス)がカバー
11内に流れ込み酸素を補給する。一方、水素ガスの燃
焼によって発生した燃焼ガスはカバー11を透過して外
部に排出される。これにより、水素炎6が消えるような
ことはない、しかも、このカバー11の孔の棒は極めて
小さいので、風を通すことができず、この結果、水素炎
6がゆらいで測定結果に誤差が発生するようなことはな
い。また、カバーllが導電性を有しており、しかも、
このカバー11はアースあるいは一方の電極に接続され
ているので、外部ノイズがイオン電流に影響を与えるよ
うなことはない。
スおよび測定ガスが通路2内で合流した後、ノズル5の
先端から噴出して燃焼し水素炎6となっている。このと
き、対電極であるノズル5とコレクタ電極7との間には
印加電源8によって電場が与えられている。このため、
水素炎6によって測定ガス中の有機成分がイオン化して
帯電した原子あるいは分子と自由電子とが生成し、これ
により、ノズル5とコレクタ電極7との間にイオン電流
が流れる。このイオン電流の大きさはメータ10によっ
て測定され、有機成分、例えば炭化水素類の量が測定さ
れる。この測定中においては、水素ガスは測定ガス中の
酸素ガスを消費するが、水素管3から供給される水素ガ
スを全量燃焼31.させるにはキャリア空気中の酸素ガ
ス量では不足ノである。このため、水素炎6が消えると
も考えられるが、この発明においては、カバー11が多
孔性であるため、助燃用空気が供給されなくても、この
カバー11を透過して外部の空気(酸素ガス)がカバー
11内に流れ込み酸素を補給する。一方、水素ガスの燃
焼によって発生した燃焼ガスはカバー11を透過して外
部に排出される。これにより、水素炎6が消えるような
ことはない、しかも、このカバー11の孔の棒は極めて
小さいので、風を通すことができず、この結果、水素炎
6がゆらいで測定結果に誤差が発生するようなことはな
い。また、カバーllが導電性を有しており、しかも、
このカバー11はアースあるいは一方の電極に接続され
ているので、外部ノイズがイオン電流に影響を与えるよ
うなことはない。
以上説明したように、この発明によれば、水素炎イオン
化検出器を小型でかつ構造簡単にすることができる。
化検出器を小型でかつ構造簡単にすることができる。
図面はこの発明の一実施例を示す一部破断正面図である
。 5・・・ノズル 6・・・水素炎 7・・・コレクタ電極 8・・・印加電源11・・・カ
バー 特許出願人 理研計器株式会社 代理人 弁理士 多 1)敏 雄
。 5・・・ノズル 6・・・水素炎 7・・・コレクタ電極 8・・・印加電源11・・・カ
バー 特許出願人 理研計器株式会社 代理人 弁理士 多 1)敏 雄
Claims (1)
- 有機成分を含む測定ガスを電場中の水素炎によってイオ
ン化し、このイオン化によって発生したイオン電流を測
定することにより、測定ガス中、の有機成分を測定する
ようにした水素炎イオン化/検出器において、前記水素
炎の周囲を導電性を有する多孔性カバーで囲んだことを
特徴とする水素炎イオン化検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068858A JPS60211356A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 水素炎イオン化検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59068858A JPS60211356A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 水素炎イオン化検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60211356A true JPS60211356A (ja) | 1985-10-23 |
JPH0330103B2 JPH0330103B2 (ja) | 1991-04-26 |
Family
ID=13385785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59068858A Granted JPS60211356A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 水素炎イオン化検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60211356A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8440753B2 (en) * | 2008-03-20 | 2013-05-14 | Sabic Innovative Plastics Ip B.V. | Polycarbonate compositions, methods of manufacture thereof and articles comprising the same |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP59068858A patent/JPS60211356A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0330103B2 (ja) | 1991-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |