JPS60211169A - シ−ル部材 - Google Patents
シ−ル部材Info
- Publication number
- JPS60211169A JPS60211169A JP6716984A JP6716984A JPS60211169A JP S60211169 A JPS60211169 A JP S60211169A JP 6716984 A JP6716984 A JP 6716984A JP 6716984 A JP6716984 A JP 6716984A JP S60211169 A JPS60211169 A JP S60211169A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal case
- fitting
- seal
- resin
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3404—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member and characterised by parts or details relating to lubrication, cooling or venting of the seal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はメカニカルシールを用いた軸封装置におけるシ
ール部材に関する。
ール部材に関する。
（従来技術）
メカニカルシールを用いた軸封装置においては。
シールリング、シート等と呼ばれる密封端面材が使用さ
れ、この密封端面材は高度の耐摩耗性、耐食性を要求さ
れるため超硬合金、カーボン、アルミナ、炭化珪素等の
高価な又は難加工性の材料が用いられる場合が多い。従
って実用に当ってはこれらの材料で単純形状のシールリ
ングを製作し。
れ、この密封端面材は高度の耐摩耗性、耐食性を要求さ
れるため超硬合金、カーボン、アルミナ、炭化珪素等の
高価な又は難加工性の材料が用いられる場合が多い。従
って実用に当ってはこれらの材料で単純形状のシールリ
ングを製作し。
ステンレス等のメタルケースに嵌合して使用する場合が
多い。その場合の嵌合手段としては、超硬合金の場合は
銀ろう付は又は焼ばめ、カーボン材及びセラミック材の
場合は接着又は接着節ばめが用いられる。しかしながら
銀ろう付け、焼ばめ等は高温での作業となるため、シー
ルリング及びメタルケースの材質変化を生じ易く９作業
性もよくない。また接着及び接着節はめは嵌合部の気密
性の信頼性に劣るほか、嵌合部分の加工に高精度を要し
コスト高になシ易い。又カーボン等の多孔質材料は気密
性保持のためあらかじめ金属や樹脂を含浸しているので
、焼ばめのときに高温のメタルケースに接触すると含浸
物の急激な膨張によって組織が破損したシ含浸物の劣化
を招き易い。
多い。その場合の嵌合手段としては、超硬合金の場合は
銀ろう付は又は焼ばめ、カーボン材及びセラミック材の
場合は接着又は接着節ばめが用いられる。しかしながら
銀ろう付け、焼ばめ等は高温での作業となるため、シー
ルリング及びメタルケースの材質変化を生じ易く９作業
性もよくない。また接着及び接着節はめは嵌合部の気密
性の信頼性に劣るほか、嵌合部分の加工に高精度を要し
コスト高になシ易い。又カーボン等の多孔質材料は気密
性保持のためあらかじめ金属や樹脂を含浸しているので
、焼ばめのときに高温のメタルケースに接触すると含浸
物の急激な膨張によって組織が破損したシ含浸物の劣化
を招き易い。
（発明の目的）
本発明の目的は、上記欠点を改良し、特に気密性が確保
され、かつ効率的に嵌合されたシール部材を提供するこ
とにある。
され、かつ効率的に嵌合されたシール部材を提供するこ
とにある。
（発明の構成）
本発勿は、メカニカルシールを用いだ軸封装置において
、密封端面材をメタルケースに嵌合後。
、密封端面材をメタルケースに嵌合後。
樹脂液を含浸し固化してなるシール部材に関する。
本発明において、密封端面材及びメタルケースの種類及
び嵌合の手段に制限はない。嵌合は通常の取扱いにおい
て、密封端面材がメタルケースから分離しない寸法関係
（締め代）を選定すればよい。含浸する樹脂液の種類、
含浸手段、同化手段にも制限はないが、接着性のよい熱
硬化性の樹脂液を含浸し硬化したものが高温時の使用に
安定でアシ、密封端面材とメタルケースとの結合も一層
強固なものとなるので好ましい。
び嵌合の手段に制限はない。嵌合は通常の取扱いにおい
て、密封端面材がメタルケースから分離しない寸法関係
（締め代）を選定すればよい。含浸する樹脂液の種類、
含浸手段、同化手段にも制限はないが、接着性のよい熱
硬化性の樹脂液を含浸し硬化したものが高温時の使用に
安定でアシ、密封端面材とメタルケースとの結合も一層
強固なものとなるので好ましい。
（作用）
上記のように構成することによって、密封端面材とメタ
ルケースの間隙に樹脂を充填させて嵌合部の気密性を保
持させると共に両者の結合を強固にする。密封端面材が
・−カーボン等の多孔質材料の場合には、その気孔にも
樹脂が充填されて密封端面材の気密性も向上する。
ルケースの間隙に樹脂を充填させて嵌合部の気密性を保
持させると共に両者の結合を強固にする。密封端面材が
・−カーボン等の多孔質材料の場合には、その気孔にも
樹脂が充填されて密封端面材の気密性も向上する。
（実施例）
以下本発明の詳細な説明する。
実施例１
寸法−）が４３φＸ３６．５φ×３１！の炭化珪素被覆
黒鉛材（日立化成工業は製、商品名Ｈ８Ｃ−５）のシー
ルリング及び寸法（ｗ）が４７φＸ３７．５φＸｌ０Ｉ
！（嵌合部は３６．４φＸ深さ２＞）ＳＵＳ３１６製の
メタルケースを用意した。嵌合部の面粗さＲｍａｘはシ
ールリング外径部を１２μｍ及びメタルケース嵌合部を
６μｍとした。第１図に示すようにあらかじめ２００℃
に加熱膨張させたメタルケース３にシールリング２を焼
ばめした部組品１を１０セット製作した。焼ばめの締め
代は径で０．１ ｍｍである。この部組品を含浸槽に入
れ水銀柱１−まで減圧し、フルフリルアルコール初期締
金物（日立化成工業は製、商品名ＶＦ−３０３）を注入
含没後取出し１５０℃の温度で硬化させ。
黒鉛材（日立化成工業は製、商品名Ｈ８Ｃ−５）のシー
ルリング及び寸法（ｗ）が４７φＸ３７．５φＸｌ０Ｉ
！（嵌合部は３６．４φＸ深さ２＞）ＳＵＳ３１６製の
メタルケースを用意した。嵌合部の面粗さＲｍａｘはシ
ールリング外径部を１２μｍ及びメタルケース嵌合部を
６μｍとした。第１図に示すようにあらかじめ２００℃
に加熱膨張させたメタルケース３にシールリング２を焼
ばめした部組品１を１０セット製作した。焼ばめの締め
代は径で０．１ ｍｍである。この部組品を含浸槽に入
れ水銀柱１−まで減圧し、フルフリルアルコール初期締
金物（日立化成工業は製、商品名ＶＦ−３０３）を注入
含没後取出し１５０℃の温度で硬化させ。
間隙４に樹脂を充填したシール材を得た。
比較例１
実施例１と同じ仕様のシールリングをそのまま実施例１
と同一条件でＶＦ−３０３を含浸し硬化させ、空気圧５
ｋｇ／ｃｍ２における気密性を有することを確認後、実
施例１と同一条件で実施例１と同一のメタルケースに焼
ばめしたシール部材５セツトを製作した。
と同一条件でＶＦ−３０３を含浸し硬化させ、空気圧５
ｋｇ／ｃｍ２における気密性を有することを確認後、実
施例１と同一条件で実施例１と同一のメタルケースに焼
ばめしたシール部材５セツトを製作した。
比較例２
比較例１におけるシールリングの面粗さＲｍ ａ ｘを
７μｍ及びメタルケース嵌合部の面粗さＲｍａｘを２μ
ｍに改良し、以下比較例１と全く同様にしてシール部材
５セツトを得た。
７μｍ及びメタルケース嵌合部の面粗さＲｍａｘを２μ
ｍに改良し、以下比較例１と全く同様にしてシール部材
５セツトを得た。
実施例及び比較例で得たシール部材について気密試験と
加熱離脱試験を実施した。気密試験はシール部材の外側
に石鹸水を塗布し、内部から空気圧を５分間かけて気泡
の発生（漏れ）を確認した。
加熱離脱試験を実施した。気密試験はシール部材の外側
に石鹸水を塗布し、内部から空気圧を５分間かけて気泡
の発生（漏れ）を確認した。
実施例１のシール部材は空気圧５に９／Ｃ−においても
１０個いずれにも漏れがなく、比較例１のもの−は空気
圧１ ｋｇ／ｃｍ２で５個全部に嵌合部から漏れ。
１０個いずれにも漏れがなく、比較例１のもの−は空気
圧１ ｋｇ／ｃｍ２で５個全部に嵌合部から漏れ。
比較例２のものは空気圧１ ｋｇ／ｃｍ２において５個
中３個に漏れを生じた。加熱離脱試験はシール部材を温
風循環式乾燥器に入れ、第１表に示すように２００℃か
ら３００℃の間でそれぞれ３０分間加熱し、取出し後治
具を用いてシールリングがメタルケースから簡単に離脱
するかどうかを調査した。
中３個に漏れを生じた。加熱離脱試験はシール部材を温
風循環式乾燥器に入れ、第１表に示すように２００℃か
ら３００℃の間でそれぞれ３０分間加熱し、取出し後治
具を用いてシールリングがメタルケースから簡単に離脱
するかどうかを調査した。
試験結果は第１表に示す通シで比較例のものは２２０℃
から離脱しはじめるが実施例のものは２５０℃まで異常
がない。表中○印は異常がなく。
から離脱しはじめるが実施例のものは２５０℃まで異常
がない。表中○印は異常がなく。
Ｘ印は離脱したことを示す。
第１表
（発明の効果）
本発明によれば、密封端面材とメタルケースとの嵌合部
からの漏れを確実に防止できてシールの信頼性が向上す
る。密封端面材のメタルケースからの離脱温度が高くな
る。嵌合部の仕上精度を従来のように厳しぐする必要が
ないから作業効率がよくコスト低減が可能になる等の効
果がある。
からの漏れを確実に防止できてシールの信頼性が向上す
る。密封端面材のメタルケースからの離脱温度が高くな
る。嵌合部の仕上精度を従来のように厳しぐする必要が
ないから作業効率がよくコスト低減が可能になる等の効
果がある。
第１図は本発明の一実施例になるシール部材の断面図で
ある。 符号の説明 １・・・部組品 ２・・・シールリング３・・・メタル
ケース ４・・・間隙 第１図
ある。 符号の説明 １・・・部組品 ２・・・シールリング３・・・メタル
ケース ４・・・間隙 第１図
Claims (1)
- １、 メカニカルシールを用いた軸封装置において、密
封端面材をメタルケースに嵌合後、樹脂液を含浸し固化
してなるシール部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6716984A JPS60211169A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | シ−ル部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6716984A JPS60211169A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | シ−ル部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60211169A true JPS60211169A (ja) | 1985-10-23 |
Family
ID=13337120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6716984A Pending JPS60211169A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | シ−ル部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60211169A (ja) |
-
1984
- 1984-04-04 JP JP6716984A patent/JPS60211169A/ja active Pending
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