JPS60210666A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物

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JPS60210666A
JPS60210666A JP6812884A JP6812884A JPS60210666A JP S60210666 A JPS60210666 A JP S60210666A JP 6812884 A JP6812884 A JP 6812884A JP 6812884 A JP6812884 A JP 6812884A JP S60210666 A JPS60210666 A JP S60210666A
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
heat
parts
resin
monomer
Prior art date
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Pending
Application number
JP6812884A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Nagata
永田 巨雄
Zenzaburo Ogoshi
善三郎 大越
Hiromitsu Tachibana
立花 博光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱変形温度(18,6kg/crft荷重HD
T)が高い値を示し、且つ成形加工性の良好な熱可塑性
樹脂組成物に関するものである。更に詳しくはゴム2〜
20重量部と、塊状及び/又ハ! 濁重合法により得た
α−アルキルスチレンーニ) IIル糸糸車重合体8〜
30重重部、熱変形温度が115°C以りの値を宵する
π耐熱性樹脂90〜50重量部とからなる熱可塑性樹脂
組成物に関するものである。
コムヲ含有セしめたα−アルキルスチレンーニ) II
ル糸糸車重合体熱変形温度が高く成形加工性の優れた樹
脂である。一方、エンジニアリングプラスチックス(E
PL)と称される樹脂は高いHD Tを有するものの成
形加工性が一般に悪い。
本発明者らは〃)たる実情に鑑み、EPLの゛耐熱性を
実質的に損なわずに、成形性その他の物性を改良しよう
と検討した結果、本発明の樹脂組成物に到達し、たもの
である。
ここでα−アルキルス手レし−二トリル糸共重合体とは
α−アルギルス壬しン糸モノマ、−カ30〜3Qwt%
、ニトリル糸モノマー含量が10〜45wt%、その他
共重合し得るモノマーが0〜6(1wt%よりなる共重
合体のことである。
又、E’ ムラ含有したα−アルギルス壬しンー二11
4 /l/l/型合体とは、例えばゴムとび一アルーX
−/l/スチレンー二l・11ル糸共重合体を押し出し
機等でブレンドしたものでよく−またゴムの存在下にα
−フルキルスチレン−ニトリル系共重合体の化ツマー組
成を共重合せしめfこものでも」こい。しかし、後者の
方が1附衝撃性の面でゴムの効果がより発現し易いので
好ましい方法である。
α−アルキルスチンンーニト11ルi 共重合体を得る
為の重合方法としては塊状又は懸濁重合が良好である。
乳化重合の場合には、得られる樹脂中に乳化剤、凝固剤
等の不純物を多重に含むことになり、このような樹脂を
使用した最終製品は熱安定性が悪く、高温下での着色性
(成形時の着色性)が強I/−1ものになる1、また、
本発明ではα−アルキルス4−レンー二I−11ル糸共
重合体を得る方法としては塊状重合の途中7))ら懸濁
重合に切換えてもよい。
ここでケラα−アルキルスチレン糸上ツマ−とはα−ア
ルキル(C1〜C+)化スチレン及ヒそれら化ツマ−の
フェニル基をハロゲン化及び/又はアルキル化したもの
か含1れる。
ニトリル系モノマートハアクリロニ!・リル、メタアク
リロニトリル等を指Tものである。α−アルキル化スチ
レンの使用量は耐熱性の面からは多い方かよいが、重合
転化率が悪くなる。
そめ為ニトリル量を多く使用する必要がある。
し刀ムし一ニド11ルを多く用いると成形時に着色ノ原
因となる。一方、α−アルキルスチレン爪が少ないと耐
熱性が低下し、EPLとブI/ンドした場合にHDTを
低下させる原因となる。よって、jTT述の使用量の範
囲か実際に好ましい。
本発明でその他共重合し得るモノマーとしてはメタクリ
ル酸、アクリル酸、ノ4−ルメタアクリレート+ N−
メチルマレイミド、N−フェニルマレイミF\無水マレ
イン酸、スチレン、7(ラノ壬ルスチレン、te工゛t
−ブ4−ルスチレン等ノス千しン誘導体があり、これら
は単独又は併用の型で使用17てもよい。
次にゴムの種類であるがニジストマーとして作用下るも
のであればよく、特に限定するものではない。例えはブ
タジェンゴム、ブタジェン−スチレンブロック共重合体
、イソプレン、了θ1)ル糸ゴム、エチレンプロピレン
ゴム、二)−リルコ゛ム21′J丁3R,42(jポリ
エチレン、クラフト化ジエン糸ゴム(例えばA B S
、Ivj B S 1等があるか特に効果のあるのはス
千しンーブタシエンブロックゴム、二I・リルゴム(N
BR)及ヒアクリル糸ゴムである。また重合法によるコ
ム含イf法を採用する場合には、コ“ムの種類ζこよっ
ては重合転化率が上らないものかあるので注意を要する
。耐衝撃強度を上げ一旦つモノマー系の重合性を附害し
ないものとして特に有効なものは前述のス壬しンーブタ
ジエンプロ゛ツク共重合体−NBR及びアクII rv
系ゴムである。
重合tこよりゴムを含イ1せl−め1こα−7ルギルス
製造することが1iJ能てあ19、ハイイン/々〃トポ
リスチレンの製法技jホiが使用てきる。例えばゴムを
モノマー系に溶解して懸濁重合又は塊状重合等で重合下
ることが可能である。ただし、この場合には開始剤の選
択か人助てあり、分子内(、こ−0−0−結合を2個以
」二含有する多官能性過酸化物又はアゾ糸の開始剤を使
用すれば重合時間、重合転化率等の面で好都合である。
そのような開始剤としては、例えば)々ーオキシ・\ギ
勺ーヒドロテレフタル酸シ第3級ブ壬ル、ノ(−オキシ
−\キザヒド(jイソフタル酸シ第3級ブチル、1、1
′−ジー第3級パーオギシー3 、3 、5−トljメ
4ールシクロヘギサン、2.4.6 − 1−リフ−シ
ャ1Jーブチルパーオギシ−1.3.5 − r− 1
1−7ジン、アゾビスイソブチロニ)・リノベ 1,1
′−アゾビスーシ〃ロヘキサンーl−カーボニトリル、
2−フェニルアゾ−2,4−ジメチル−4−メトキシ−
バレロニトリル等が挙げられる。
本発明の樹脂組成の領域においては、熱変形温度が使用
するEPLの1直の近傍に保たれ、更に驚くべきことに
は衝撃強度がEPIj、ゴム含有α−アルキルス手しン
一二) IJル糸m 脂(7) 各々の値より高くなる
組成を含むことである。
本発明に使用するEPLとしては、熱変形温度が115
°C以上のものであれば特に限定するものではないが、
α−アルキル−ニトリル系共重合体のSP値に近い値を
有するものが相応性の面で特に好ましく、ポリカーボネ
ート、ボリアリレート、ポリアセタール力特に良好す相
に性を示す。勿論、2種以上のEPLを併用下ることも
何ら差し支えない。
以下、本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明はこ
れちにより何ら制限されるものではない。
実施例1 攪拌機付きオートクレーブに水120部−11ン酸3カ
ルシウム0.7 m、ドデシルベンゼンスルホン酸ソー
ダ0.05部を仕込み攪拌状態にし1こ。この系にスチ
レン−ブタジェンブロック氷11マー(胞化5y、(株
)製、ツルブレンT−414G)25部をα−メチルス
チレン42m、アクIJロ二ト1ノル20部、スチレン
14部に溶解し、更ニ開始剤としてパーオギシヘギサヒ
ドロテレフタル酸ジ第3級ブ手ルを0.53部、■、】
′−ジ第3級パーオキシ3,3.5− ) +1メチル
シクロヘギサン0.08部を加えた系を仕込んだ。その
後95°Cで7時間重合を行ない、更に115°Cて4
時間の後重合を行なって、冷却、脱水して平均粒子径約
1. l mtttのビーズを得た。又、ビーズ中の残
存モノマーを測定したところ0.51%であった。この
樹脂を樹脂Aと記すこととする。
樹脂AのDMF中でのゲル分を除去したものについて、
DMF中o、 a wt%濃度の相対粘度(ηsp )
は0.191であった。この樹脂Aとポリカーボネート
(音大化成(株)製、L−1250W)を表1に示すブ
レンド比で押し出し機を用いてブレンドを行ない、後イ
ンジェクション成形して成形性、物性測定を行なった。
それらの結果を表1に示した。
但し、熱変形温度(18,6kg1c所荷重HDT )
はJ工S−に−7207、又、ノツチ付工20D測定(
]744インチみ)はJ工S−に−7110に従って行
なつ1こ。
表 1 ※l PCはポリカーボネートを示す ※2 成形性:押出、インジェクションの加工成形より
判断した。
判定は下記の基準に従った; ◎非常lこすぐれている ○すぐれている △普通 表1刀・ら本発明の組成物は成形性、IZODバランス
の良−ことが判る。又−成形体の着色性(成形加工時の
樹脂焼け)は良好てあつ1こ。
比較例1 通常の乳化重合法で、ターシャ11−ドデシルメルカプ
タンを連鎖移動剤としてα−メチルスチレン42g、ア
クリロニトリル2o部、スチレン14部を重合した後、
塩化力lレンウムで凝固して樹脂Bを得た。樹脂BのD
IφF中0.3 wt%の相対粘度は0.198であっ
た。
tU 脂Bを用めでツルプレン゛I” −414G (
SBSと配下]、ポリカーボネート(PC)L、−12
50Wを表2に示す割合で押し出しブレンドした後、イ
ンジェクション成形して表2の結果を得た。
表 2 成形時の着色は乳化重合1こ起因するものと考えられる
黄1!L度か強く、又、IZOD、成形性ノ(iこ実力
良例1の方かJ、いことか判る。
実施例2 実力色例1 テス手しンーブタシエンブロツクボリマ−
25都を使用する代りにクツドリツ千社製N B R(
、L〕−83120部を使用し、モノマ?JI DI 
ト!−,テα−ノ壬ルス4−レン44部−アクIIロニ
l−1ル16 F!S、スチレン20部を使用する以外
は樹脂Aを得たのと全く同様にして重合し1こ。これを
樹脂Cとする(但し、重合残荏モノマーは0.98%で
あつ1こ)。
この樹脂Cを用いてボリアリレー1−(ユニ壬カ(株)
製、τJ −4,Q 1.5 )と表3に示す割合で押
し出(〜ペレツ)・化1−1、インジェクション成形し
て成形性、物性を測定した。結果を表3に示した。
表 3 実施例3 実施例1においてスーf−Vンーグクノエンプロツクポ
リマ−25部を使用する代IQ ICI’A B S 
(鐘淵■し学(株)製、カネエースB−56)を使用す
る以外は実施例]と同様に重合して樹脂りを得た。但し
、重合残存上ツマ−は1.2%てあ′つた 。
このム゛す′1脂とボ11アセタール(旭イヒ成(株)
製、テナッ’/ 5010 )を衣4に示す割合て押【
ッ出しベレッI・化し、インジェクション成形して表4
の結果を11)fこ。
表 4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ゴム2〜20重量部と、塊状又は懸濁重合法によ
    り得たα−アルキルス手しンー二トリル系共重合体8〜
    30重量部と、熱変形温度(18,6kq/crl荷重
    のHDT )が115°C以上の値を有する耐熱性樹脂
    90〜50重量部とかちなる熱可塑性樹脂組成物。 2、α−アルキルス手しン一二) 11ルi共重合体が
    ゴムの存在下に塊状又は懸濁重合法により得られたもの
    である特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 耐熱性樹脂がポリカーボネート、ボリアリレート及
    びポリ7セタールから選ばれる1種又は2種以上よりな
    る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の組成物。 4、 ゴムがス壬しンープタジェンブロック共重合体、
    N B R及びアクリル糸ゴムから選ばれる1種又は2
    種以上よりなる特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
    項記載の組成物。
JP6812884A 1984-04-04 1984-04-04 熱可塑性樹脂組成物 Pending JPS60210666A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5318813A (en) * 1989-10-12 1994-06-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyoxymethylene/thermoplastic polyurethane/amorphous thermoplastic polymer blends
US5837777A (en) * 1994-11-14 1998-11-17 Basf Aktiengesellschaft Preparation of rubber-modified molding materials using peroxy-containing compounds
US6107407A (en) * 1996-06-13 2000-08-22 Basf Aktiengesellschaft Process for preparing of moulding compounds, modified by acrylic rubber, using groups introduced into said acrylic rubber, which groups are decomposed by a redox constituent to form radicals

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5318813A (en) * 1989-10-12 1994-06-07 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyoxymethylene/thermoplastic polyurethane/amorphous thermoplastic polymer blends
US5837777A (en) * 1994-11-14 1998-11-17 Basf Aktiengesellschaft Preparation of rubber-modified molding materials using peroxy-containing compounds
US6107407A (en) * 1996-06-13 2000-08-22 Basf Aktiengesellschaft Process for preparing of moulding compounds, modified by acrylic rubber, using groups introduced into said acrylic rubber, which groups are decomposed by a redox constituent to form radicals

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