JPS60209856A - 電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、キーボードからのデータによりファイルを作
成して、ファイル記憶手段Ｊこファイル名を付して記憶
させる構成を有する電子機器に関するものである。

〔技術的背景〕

このような電子機器の一例である電子タイプライタは、
打鍵時に直接印字することが可能であることはもとより
、所望容量の記憶装置を内蔵させて、所定時間後又は任
意時間後に印字可能にしたものが多い。そのため所定プ
ログラムの書き込まれたプログラムメモリ及び文字記号
等のパターンを記憶するパターンメモリを含むリード・
オンリ・メモリ　（以下ＲＯＭと表記）と書換え可能な
メモリ　（以下ＲＡＭと表記）とから構成される装置ら
を制御するための中央処理装置ｃｐｕによって多様な機
能が発揮される。なお、印字機構としては、小型、軽量
、静粛性等の特徴からサーマルヘッドを使用すると都合
がよい。また表示装置も機器を小型化する要請から液晶
表示装置（ＬＣＩ））とすることが多い。

かかる電子タイプライタは、このような内蔵する機構を
活用することによって、通常のタイプライタとしての機
能以外に、ワードプロセッシング機能を具備するものが
多い。また、外部コンピュータや外部記憶装置等との間
で情報の授受を行うデータ送受信装置として使用できる
ものも存在する。、一方、専門技術者のみを対象とする
機器と違って、かかる電子タイプライタのように幅広い
需要層を対象とする電子機器にあっては、機器運用上で
きるだけ簡潔な操作で迅速にこれら具備する機能を発揮
させなければならない要請がある。にもかかわらず、従
来のこの種機器においては発揮し得る機能が多彩になる
につれて、使用する記憶装置等に関する所要操作内容も
煩雑になるのが通例であった。したがって、具備する機
能が高度化するにつれて使い勝手が悪くなり、折角の機
能も十分に活用し得ない憾みがあった。

〔発明の開示〕 本発明は、記憶装置のディレクトリ上の各ファイル管理
情報を、ファイル名の辞書順に挿入することにより、デ
ィレクトリ情報の出力時におけるソートを不要にするこ
とができる電子機器を提供することを目的とする。

この目的は、特許請求の範囲に記載の構成を有する電子
機器、すなわち、ファイル記憶手段に設けられ、該記憶
手段に記憶された総てのファイルのファイル名を登録す
るディレクトリ部と、新規作成ファイルを前記ファイル
記憶手段に記憶させるためのセーブ手段と、該セーブ手
段が操作されたとき、前記ディレクトリ部の内容を、一
時的メモリに読み出す手段と、前記読み出されたディレ
クトリ部の情報に新規作成ファイルのファイル名を、総
てのファイル名が所定順序となるように挿入する手段と
、を備えた電子機器によって達成される。

本発明にかかる電子機器によれば、例えばフロンビイデ
ィスク装置のように１つのディスクによって記憶された
ファイルのディレクトリ情報の検索が、ファイル名の辞
書順に出力される。したがって、ディレクトリ情報の出
力時に、格別のソートを必要とすることなしに、ファイ
ル名の辞書順になっている各ファイル管理情報が得られ
ることになり、使い勝手が改善される。

〔発明の実施態様〕

以下、実施例を示す添付図を参照して本発明を詳述する
。

第１図は、本発明にかかる電子機器の一例である電子タ
イプライタの１実施態様を示す斜視図であり、大別して
キーボード部におよびプリンタ部Ｐとから構成される。

図中キーボード部Ｋには、通常のタイプライタにおいて
周知のように、所要数の文字・数字キーをはしめ各種記
号キー等のキ一群、スペースバーｓｐ、コードキーＣ０
ＩＩＢ、及び各種制御キ一群が配設される。またこれら
キ一群には、通常のタイピングによって必要とされる左
右マージンセットキーＬＭ、ＲＭ、タブセット／クリア
キーＴＡＢ＋　、ＴＡＢ−等の書式設定キーやタブキー
ＴＡＢ、キャリッジリターンキーＣ／Ｒ，マージンリリ
ースキーＭＲ，バックスペースキーＢ、ＳＰがあり、さ
らに電子タイプライタに特有のキ一群がある。

電子タイプライタ制御用キ一群としては、例えば、同一
動作を繰り返すリピートキーＲｅ、日付等のように右揃
え印字をするライトマージンフラッシュＲＭＦ、左右マ
ージンの中央に印字するセンタリングＣＴＲ，アンダー
ラインキーυｎ１印字モードを選択するためのモードキ
ーＭｏ、行間隔設定のためのラインスペース切り換えＬ
Ｓ、モード切り換えＭＳがある。また、カーソル移動キ
ーＣｕ、印字開始のためのプリントキーＰＲＮＴ、初期
表示を出すイグジットキー〇ＸＩＴ、削除キーＤＥＬ　
、挿入キーＩＮＳ　。

動作再開指示のためのコンティニューキーＣ０ＮＴ、フ
ァンクシロン中止のためのエスケープキーＥＳＣ等のよ
うな主にワードプロセッサとしてのモードにおいて使用
されるキ一群をも有する。なお、印字用紙送り及び戻し
のためのインデックスキー、リバースインデックスキー
　ＩＮＯ，Ｒ，ＩＮＯも配設される。なお、コードキー
Ｃ０ＤＥは、各種キ一群のいずれかと同時に押下するこ
とによって機能を拡張する働きがある。例えば、コード
キーＣ０ＤＥと文字キー“Ｎ″とを同時に押下するとＮ
Ａ肝Ｓコマンドとなり、記憶されたディレクトリ部のフ
ァイル名とファイルの大きさとが、プリンタにより印刷
され、あるいは表示部り上に表示される。

また、バンクスペースキーＢ、ＳＰは一押下あたりキャ
リッジを−スペース分左方向へ移動させると共に、表示
部り上の文字を消去してスペースを形成して行くのに対
し、コードキーＣ０ＤＥとバンクスペースキーＢ、ＳＰ
とが同時に押下されると、キャリッジは行頭まで一動作
で復帰し、且つ表示部り上の文字も全て消去される、所
謂エクスプレスパンクスペース動作が実施されることに
なる。

このキーホード部Ｋには、適当な表示部りが配設され、
押下されたキーに相当する文字・数字等をはじめ、記憶
装置内のデータや設定モードに対応する表示を選択的に
行い、操作上の便宜を図っている。この表示部りは、例
えば消費電力や要素寸法等の点で有利な液晶表示装置（
ＬＣＤ）の、適当な桁数のものとすることができる。通
當は、機器全体をハンディにするために、２０ないし３
０桁程度に選定されることが多い。

本実施例にかかる電子機器は、ワードプロセッサモード
では文書ファイル（Ｆ）が作成され、またコンピュータ
モードでは、プログラム（Ｐ）が作成され、それぞれの
モードに必要な動作を実施させることができる。このよ
うなモード切り換えは、（Ｎｏｒｍａｌ）、（畦）、（
Ｃｏｍｐ）のいずれかに設定可能なモードセレクタ　Ｍ
Ｓにより、実施される。

なお、本機器をなんらかの外部装置、例えば、第１図の
右に図示したフロッピィディスク装置ＦＤＤと、ケーブ
ルＣＢを介して接続してデータの授受を行う際に使用さ
れるコネクタＣＮが、キーボード部側面等の適当な位置
に設けられる。

また、本機器がハンディな携帯用として形成される場合
には、キャリングハンドルＣＨが図示のように設けられ
る。

プリンタ部Ｐは、使用時に開放されると紙受けとなるカ
バーＣを有する。カバーＣの下にはプラテンＰＬがあり
、このプラテンに沿って移動するプリンタヘッドＰＨが
配設される。このプリンタヘッドＰＨは、周知構成のも
のを使用することができるが、小型・軽便且つ静粛性等
の点からはサーマルヘッドが有利である。サーマルヘッ
ドは感熱紙にはそのまま、普通紙には熱転写リボンを介
して印字することができる。

プリンタへソドＰＨは、ガイドバーＧＢによって案内さ
れるキャリングＣａに装着され、プラテンＰＬに沿って
破線で示した用紙上を移動しながら印字動作を行う。な
お、印字用紙をプラテンＰＬ上に押さえておき必要に応
じてこれを解除するペーパーリリースレバｉＰＲが設け
られる。

本発明にかかる電子タイプライタは、電源スィッチＳＷ
によってオンオフされる。この電子タイプライタが携帯
用として使用される場合は、主として内蔵電池電源によ
って駆動されるが、その他の外部電源、例えば適当なア
ダプタを使用して商用電源その他によっても使用するこ
とができることは言うまでもない。

第２図は、本発明にかかる電子機器の内部構成を示すブ
ロック図である。これら要素の各部は、キーボード部Ｋ
、表示部り及びプリンタ部Ｐのように第１図上に開示さ
れた部分と、本体ケース内に内蔵される中央処理装置Ｃ
ＰＵ、記憶装置ＲＯＭ、ＲＡＭ等から成るものである。

これら各部に対しての補助回路としては、キーボードド
ライバＫＤ、表示部コントローラＤＣ１及びプリンタド
ライバインターフェースＰＩ等を具備している。

さらに、外部装置とのデータの授受に使用される外部イ
ンタフェース用ドライバ・レシーバＩＲを有している。

したがって、同種機器をはじめ各種コンピュータや外部
記憶装置との間での情報の授受が可能である。

第２図の各ブロックを形成する要素の各々については、
大部分が、周知の要素又は機器、例えばＬＳＩその他の
回路素子をはじめプリンタ機構等をもって構成可能であ
ることは、当業者にとって明らかであろう。

本発明にかかる電子機器は、前述のように、モ−ドセレ
クタＭＳの切換えにより、通常の文章の印字を行うＮＯ
ＲＭ八Ｌモへド、ファイルの記憶・編集・印字を行うＷ
Ｐ（ワードプロセッサ）モード及びコンピュータとして
のＣａｍｐモードのいずれかで任意に使用することがで
きる。そのため、ＲＡＭ内にテキストメモリはもとより
、内部バッファを設け、打鍵された内容又は外部から伝
送された内容を一旦記憶しておくことができるように構
成される。同様に、表示バッファを設けることによって
、キー押下に応じて直ちに印字する以外に、押下された
キーの内容を一旦表示部り上に表示のみし°ζおき、表
示桁数をオーバーしたものから順次印字することも可能
である。本実施例にかかる電子機器を、畦モード又はＣ
ｏｍｐモートで使用するする場合、例えばフロンビイデ
ィスク装置ＦＤＤのような外部記憶装置と接続して、内
蔵記憶容量を増大し、機能の向上を図ることができる。

この場合、外部記憶装置としてのフロッピィディスク装
置ＦＤＤと機器の内蔵するＲＡＭ内のディレクトリ情報
との関連は、第３図に示すようになる。ＲＡＭには、キ
ーボードからの所要操作に応じて新規ファイルの登録が
行われ、必要に応じてディレクトリ情報の出力が行われ
る。このＲＡＭとフロッピィディスク装置ＦＤＤとの間
では、必要な情報の授受が行われる。

かかる外部記憶装置に各ファイルの管理情報を記憶させ
る場合、従来はファイル名にかかわらず登録順に書き加
えていた。そのため、ディレクトリ情報をファイル名の
辞書順に出力するには、総てのディレクトリを一旦読み
出した後、ファイル名でソートしなければならなかった
。本発明におい°Ｃは、ディレクトリのコピーをＲＡＭ
内に、常時存在せしめておくか、又は少なくともディレ
クトリ更新時に、ＲＡＭ内に全ディレクトリを読み出し
ておき、新規ファイル登録時にファイル名の辞書順にな
るように、新規ファイルの管理情報をディレクトリに挿
入する。したがって、ディレクトリ情報を出力する際に
は、ディレクトリの先頭から順次出力することにより、
ファイル名の辞書順であるファイル管理情報が得られる
。

以下、ファイル新規登録時のフローを示す第４図及びデ
ィレクトリ情報出力時のフローを示す第５図を参照して
、本発明にかかる電子機器の動作を説明する。

第４図のフローがスタートすると、ブロック１１のよう
に、新規ファイルのファイル名と同一のファイル名のフ
ァイルが既にフロッピィディスク装置に登録されている
か否かのチェックが行われる。次いで、ブロック１２の
ように、空エリアの大きさが新規ファイルを記憶し得る
大きさであるか否かのチェックが行われる。

次に、ブロック１３のように、新規ファイルに関するデ
ィレクトリ情報を、ＲＡＭ内でファイル名の辞書順の位
置に挿入する処理を行う。

次に、ブロック１４によって、フロンビイディスクに新
しい総てのディレクトリ情報及び新規ファイルデータの
記録を行い、このフローを終了する。

一方、第５図のフローでは、ブロック２１のように、フ
ァイル番号をｎとして１番目のファイルであるｎ−１の
ファイル管理情報からスタートする。次いで、ブロック
２２のように、全ファイルについて出力したか否かが判
断される。この判断がＹの場合は、このフローを終了す
る。

この判断がＮの場合は、ブロック２３においてｎ番目の
ファイル管理情報を出力するための処理が行われる！こ
の処理が完了すると、次のブロック２４のように、次の
ファイルを処理するためにｎ＝ｎ＋ｌとなり、ブロック
２２で上述の判断以降の処理を繰り返し実行する。

このように、本発明にかかる電子機器によればＲＡＭと
ＦＤＤとの相互動作により、新規ファイル登録時にファ
イル名が辞書順となるように挿入を行う。したがって、
各ファイル情報出力時には格別のソートを行うことなし
に、そのまま出力すれば、ファイル名の辞書順の情報が
得られることになり、電子機器の使い勝手が改善される
。

好適な実施例に即して開示したが、本発明の範囲内にお
いて多くの変形又は変更が可能であることは当業者にお
いて明らかであろう。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明にかかる機能を具備する電子機器の外
部構成及び一部破断による内部構造ならびに外部記憶装
置を示す斜視図である。 第２図は、本発明にかかる電子機器の構成を示すブロッ
ク図である。 第３図は、本発明にかかる電子機器の記憶装置の関連を
示すブロック図である。 第４図は、本発明にかかる電子機器のファイル新規登録
時の機能を説明するためのフロー図である。 第５図は、本発明にかかる電子機器のディレクトリ情報
出力時の機能を説明するためのフロー図である。 図中、主な参照初号の対応は以下の通りである。 Ｋ：キーボード部　Ｐ：プリンタ部 Ｄ；表示部　Ｃ；カバー ＳＰニスペースバー　ＣＮ：コネクタ Ｃ／Ｒ：キャリソジリターンキー Ｂ、ＳＩ”：バックスペースキー ＦＤＤ　：フロッピィディスク装置 ＴＡＢ　＋、ＴＡＢ　−：クフ゛セット／クリアキーＣ
ｕ：カーソルキー　ＴＡＢ？タブキーＭＲ：マージンリ
リースキー ＭＳ：モード切り換え ＬＭ；左マージン　ＲＭ：右マージン Ｃａ：キャリツジ　ＧＢニガイドバー ＰＨ：プリンタヘソド ＰＬニブラテン　ＰＲ：用紙解除レバーＳＷ：電源スイ
ッチ　Ｃ０ＤＥ：コードキー特許出願人　ブラザー工業
株式会社 代理人　（弁理士）　江　崎　光　好 代理人　（弁理士）　江　崎　先　史

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キーボードからのデータによりファイルを作成して
   、ファイル記憶手段にファイル名を付して記憶させる電
   子機器において、 前記ファイル記憶手段に設けられ、該記憶手段に記憶さ
   れた総てのファイルのファイル名を登録するディレクト
   リ部と、 新規作成ファイルを前記ファイル記憶手段に記憶させる
   ためのセーブ手段と、 該セーブ手段が操作されたとき、前記ディレクトリ部の
   内容を、一時的メモリに読み出す手段と、 前記読み出されたディレクトリ部の情報に新規作成ファ
   イルのファイル名を、総てのファイル名が所定順序とな
   るように挿入する手段と、を備えたことを特徴とする電
   子機器。