JPS60209517A - エアゾ−ル組成物 - Google Patents

エアゾ−ル組成物

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JPS60209517A
JPS60209517A JP6620084A JP6620084A JPS60209517A JP S60209517 A JPS60209517 A JP S60209517A JP 6620084 A JP6620084 A JP 6620084A JP 6620084 A JP6620084 A JP 6620084A JP S60209517 A JPS60209517 A JP S60209517A
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阪本 泉
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雲丹亀 司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エアゾール組成物に関するものであり、さら
に詳しくはエアゾール組成物の有効成分として生理活性
物質固定化材料を含有してなるエアゾール組成物に関す
るものである。本発明に係るエアゾール組成物は9通常
のエアゾール噴霧より生体に適応された場合、生体に対
して生理的に作用するもので、ある。
従来より1種々のクリーナー(硝子クリーナー。
家具クリーナー等)、化粧品、シャンプー、硝予防曇剤
等をエアゾール製品とすることはよ(知られており、使
用、保存の簡便さ等からさらに各種のエアゾール化が活
発に行われている。最近では医薬品、医薬部外品等の生
理活性物質のエアゾール化も進められ、水虫薬、消臭剤
、制汗剤、消炎鎮痛剤1局所麻酔剤、殺菌剤、皮膚病治
療剤等のエアゾール化が行われている。しかしながら、
このような製品の辞意はエアゾール化による生理活性物
質の活性低下と保存中での活性低下であった。
また、生理活性物質のうちでも蛋白製剤、血液分画製剤
、ホルモン、酵素、抗原、抗体等生体由来のものについ
ては特に失活が大きいと考えられていたためか、エアゾ
ール化に関する検討はほとんど行われておらず、木出廟
人が先に擢案じた(特願昭52−229790号)血液
凝固剤を含有してなるエアゾール組成物等がその数少な
い例である。
本発明者らはかかる現況に鑑み、失活を起こす事の少な
い生理活性物質含有エアゾール組成物について鋭意研究
を重ねた結果、生理活性物質を構進物に固定化したもの
を含有したエアゾール組成物については、エアゾール化
による失活度合及び保存期間中の失活度合が大巾に減少
することを見出し1本発明に到達したものである。
すなわち2本発明は高分子物質を素材とした繊維集合体
、スポンジ、粉末、薄片、モノフィラメント フィルム
、マイクロカプセル等の形状を有する構造物に、生理活
性物質が固定化さた生理活性物質固定化材料を有効成分
として含有してなるエアゾール組成物である。
今日、エアゾールとは、有効成分を含む原液又は粉末と
噴射剤(原液又は粉末を噴出させるために必要な蒸気圧
を持つ高圧の液化ガス又は圧縮ガス)とを耐圧容器に充
填した包装製品の総称として用いられる語句であるが1
本発明にいうエアゾール組成物とは耐圧容器に充填され
る内容物のことをいう。
本発明において構造物を構成する素材としては例えばシ
リコーン、ポリエステル、ボデアミド。
ポリウレタン、ポリアクリロルトリル、ポリアクリルア
ミド8ポリアクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアルコール等の
合成高分子、木綿、麻、パルプ等のセルロース、ビスコ
ース法、銅アンモニア法により得られる再生セルロース
、エチルセルロース、セルロースアセテート等のセルロ
ース誘導体、絹、ゼラチン、キチン、コラーゲン、ポリ
グリコール酸、グリコール酸−乳酸共重合体、ポリグル
タミン酸、アミロース、酸化セルロース等があげられる
。これらのうち2本発明のエアゾール組成物は体内に適
応される場合も多いので、生体吸収性物質が好ましく用
いられ、その中でもゼラチン、キチン、コラーゲン、酸
化セルロース等が寺に好ましく用いられる。
本発明における生理活性物質とは2例えば酵素。
補酵素、酵素阻害剤、プロ酵素、ホルモン、抗生物質、
殺菌剤、抗癌剤1局所麻酔剤等の各種薬剤。
免疫反応性物質、ビタミン、アミノ酸等動植物等の生理
機能に重要な影響を与える物質をいう。
酵素としては9例えばアルコール脱水素酵素。
乳酸脱水素酵素、グルコース−6−リン酸脱水素酵素、
グルコースオキシターゼ、ルシフェラーゼ。
■、−アミノ酸オキシタ−セ、カタラーセ、チロシナー
セ、パーオキシターゼ等の酸化還元酵素、ヘキソキナー
ゼ、ピルビン酸脱水酵素、カルバメートキナーゼ、アセ
テートキナーゼ、リボヌクレアーゼ等のトランスフェラ
−セ、リバ−セ、アセチルコリンエステラーゼ、ステロ
イトエステラ−セ。
アミラーセ、セルラーセ、テクストラナーセ、インへル
ターゼ、ペプシン、レニン、トリプシン。
キモトリプシン、パパイン、フィンン、トロンビン、カ
リクレイン、ストレブトキナーゼ、ウロキナーゼ、プラ
スミン1ブリノラ−レ、アスパラキナーゼ、ウレアーゼ
、ペニシリンアミダーセ、アピラーセ等の加水分解酵素
、ピルビン酸デカルボキシラーゼ、アルパルターゼ、ス
レオニンデアミナ−セ等のリアーセ、グルコースイソメ
ラ−セ等のイソメラーゼ、チロシル=TRNへシンセタ
ーゼ。
アセチル−Coへシンセターセ等のリガーセがあげられ
る。
補酵素としては1例えはピリドキサールリン酸。
ニコナンアデニンシヌクレオチド等があげられる。
酵素阻害剤としては2例えはオホムロイトKuロitz
大豆トリプシン阻害剤、アプロチニン2アンチトロピン
III 、α2−マクロクロプリン、α1−アンチトリ
プシン、α1−アンチプラスミン。
プラスミノ−ケンアンチアクチヘ−ター、ヘパリン等が
あげられる。
プロ酵素としては1例えはプラスミノ−ケン。
フィブリノ−ケン、プロトロンヒン、血液凝同第X I
n lj、l子等かあげられる。
ホルモンとしては、イ列えば二7ルチ′シン、テースI
〜ロン、エストロン、ニストランオール、ニストロケン
、合成ニストロケン、プロケステロン1 インシュリン
、ツマスタチン、コナドト1コヒン、アl−レナリン、
ルアドレナリン、ケスタケン、ガスI・リン等があげら
れる。
抗生物質としては1例えばクロキサソリン、ンクロキサ
シリン、フルクロキ勺シリン、アンピノリン、ヘクシリ
ン、タランピシリン、シクラシリン、アモキシシリン、
ビブメシリナム、ピペラジリン等のペニシリン類、セフ
ァロリジン、セファログリシン、セファレキシン・、セ
ファゾリン、セファピリン、セフラジン、セフラゾール
、セフオキシチン、セファトリジン等のセファロスポリ
ン類、ストレプトマイシン、カナマイシン、フラジオマ
イシン、パロモマイシン、ゲンタマイシン。
ベカナマイシン、リボスタマイシン、ジヘカシン。
アミカシン、トブラマイシン、スペクチノマイシン等の
アミノグリコシド類、オキシテトラサイクリン、テトラ
サイクリン、デメチルクロルテトラサイクリン、メタサ
イクリン、ドキシサイクリン。
ミノサイクリン等のテトラサイクリ゛ン類、エリスロマ
イシン、キタサマイシン、オレアンドマイシン、スピラ
マイシン、ジョサマイシン、ミデカマイシン等のマクロ
ライド類、リンコマイシン、タリンダマイシン等のり′
ンコマイシン類、ミカマイシン、グラミシジンS、グラ
ミシジン等のアンチグラム陽性バクテリア類、コリスチ
ン、ポリミキシンB等のポリミキシン類、バイオマイシ
ン、カブレオマイシン、エンビオマイシン、サイクロセ
リン等のアンチミコバクテリウム類、アムホテリシンB
、ピマリシン等のポリエンマクロライF弗リファンピシ
ン、ビロールニドリン、マイトマイシンC,アクチノマ
イシン、プレオマイシン、ダウノルビシン、ドキソルビ
シン、ネオカルチノスタチン等があげられる。
殺菌剤としては9例えばアクリノール、アクリルフラビ
ン等の色素製剤、ニトロフラゾン等のフラン製剤、塩化
ヘンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等の第4級アン
モニウム塩、クロルヘキシンジン等のグアニジウム塩5
.ポビドンヨード等のヨードの錯体、アルキルジアミノ
エチルグリジン塩酸塩のような両性界面活性剤等があげ
られる。′抗癌剤としては1例えばニトロゲンマスター
ド。
ニトロミン、クロラムブシル、サイクロフォスフアミド
、メルフアラン、ウラシルマスタード、マンノムスチン
、ドーバン、 BCNU、)リエチレンメラミン、チオ
−TEPA、八ia −TePA、)レニモン。
インプロキュオン、ブスルファン、ジメチルミレラン、
ビポスルファン、エトグルシド、エポキシプロピジン、
エポキシピペラジン、ヘキサメチルメラミン、ジブロモ
マンニトール、ピボブロマン等のアルキル化剤1葉酸、
アミノプリテンメトトレキセート、グアニン、8−アザ
ガニン、6−メルカブトプリン、アザチオプリン、ウラ
シル、5−フルオロウラシル、シクラビン、アザセリン
ジアゾマイシン等の代謝括抗剤、アクチノマイシンI)
、ナタロマイシン、マイトマイシンC,ダウノマイソン
、プレオマイシン、クロモマイジン。
カルジノフィリン等の抗生物z、5−+4P、 I[1
−を等の合成剤、チオテハ、シクロホスファミド、ドキ
ソルヒシン、ダウノルビシン、ネオカルチノスクン等の
植物成分、Hg−へマドポルフィリン、 C。
−プロトポルフィリン、ステイルヘストロール。
ヒドロキシウレア、プロカルバジン、メチルグリョキザ
ルービスーグアニルヒドラゾン、1.−アスハラギナー
ゼ等があげられる。
局所麻酔剤としては1例えばトロバコカイン。
コカイン、プロカイン、マーカイン、クロルプロカイン
、テトラカイン、キシロカイン、ナエパイン、ブタ力イ
ン等があげられる。
免疫反応性物質とは5例えは抗腺、抗体のような免疫学
的な結合を生成しうるちのをいう。抗原とは抗原抗体反
応を誘起しうる物質のごとであ6一般的にはペプチド、
蛋白、多糖類、グルコプロティン、ステロイド等である
。抗体とは抗原の刺激により生体内に作られ、抗原と特
異的に結合する蛋白質のことであり、その科学的な)こ
態は免疫グロブリンである。このような免疫反応性物質
としては1例えば糸状菌、酵母、原生動物、ビールスの
ような微生物、それらの免疫学的活性成分。
人及び動物から分離された抗体、 、[Iu清酸成分毒
素。
ホルモン、酵素、アルカロイド、細胞、mmの抽出物、
血液細胞、骨髄細胞、レクチン等があげられる。
ビタミンとしては2例えばビタミンA、ビタミンB、ビ
タミンC,ビタミンD、 ビタミンに等があげられる。
本発明においては、これらの生理活性物質を車独で用い
てもよいし、また組み合わせて用いてもよい。
本発明に用いる生理活性物質は、前記構造物ち結合させ
るか、又は吸着させるか、又は内包させることにより固
定化することができる。生理活性物質を構造物に結合さ
せるには9例えばO+ Zaborsky+Immob
ilized’ Enzymes″CRCPress、
 1973に記載されているような従来より公知の共有
結合法やイオン結合法を採用することができるし、また
吸着させるには、同じく物理的吸着法や抱括法を採用す
ることができるし、また内包させるには構造物を構成す
る素材を外壁として、公知のマイクロカプセル化法にて
マイクロカプセル化する方法を採用することができる。
本発明に用いる生理活性物質固定化材料を製造する際に
は2例えば次の−ようにして構造物に生理活性物質を結
合させることができる。すなわち。
生理活性物質がアミノ基、カルボキシル基等の共有結合
又はイオン結合形成能を持つ官能基を有する場合には、
これらを含む溶液にて、これらの官能基と共有結合又は
イオン結合し得る官能基を持つ構造物を処理することに
より、目的とする結合による固定化を行うことができる
。また、この際構造物が生理活性物質のもつ官能基と共
有結合又はイオン結合し得る官能基を全く有しない場合
には、あらかじめ構造物にそれらの官能基を化学反応に
より導入した後、生理活性物質をその構造物に結合する
ことができる。生理活性物質が官能基を有しない場合に
は、前述の場合と同様に化学反応にて官能基を導入して
後、使用することも可能であるが、多くの場合このよう
に化学反応にては生理活性物質の特性がそこなわれるこ
ととなるので、この方法は好ましく採用されることはな
い。
なお、共有結合させる場合は、ジシクロへキシルカーポ
ジイミド、1−シクロへキシル−3−(2〜モルホリノ
エチル)−カーポジイミド−メト−p−)ルエンスルホ
ネート等の脱水縮合剤を用いるのが好ましい。
また1本発明に用いる生理活性物質固定化材料を製造す
る際には9次のようにして構造物に生理活性物質を物理
的吸着法や包括法等により吸着することかできる。すな
わち、構造物を湿潤しうる溶媒に生理活性物′iグを溶
解又は懸濁し、この溶液により構造物を処理することに
より生理活性物質を物理的に吸着することができる。包
括法は、生理活性物ηをゲルの微細な格子の中に包み込
んで脱離できないようにする方法である。この吸着法及
び包括法はとのような生理活性物宵、構造の組合せにも
自助であり、簡便で、かつ生理活性物質としての特性を
そこなうことも少な(ないので。
未発明C1二おいては好ましく採用される。
本発明に用いる生理活性物質固定化材料を製造するには
、前記のごとく構造物に生理活性物質を結合させるか又
は吸着させる方法のほかに、まず構造物にjJ[I王す
る前の素材そのものに生理活性物質を結合させるか又は
吸着させ、しかるのち生理活性物質を結合するか又は吸
着した材料を構造物に加工して製造することもできる。
例えば、あらかじめ高分子物質に生理活性物質を結合さ
せるか又は吸着させたものを用いて構造物を得て本発明
の固定材料を製造することができる。
上記のいずれかの方法により単独の生理活性物質を固定
化してもよいし、複数の生理活性物質を同時に固定化し
てもよいし、あるいは先に一種の生理活性物質を固定化
しておいてから、引き続き他種の生理活性物質を固定化
してもよい。
未発明のエアゾール組成物を製造するには1例えば次の
ようにして行うことができる。生理活性物質固定化材料
とエアゾール用噴射剤とが重量比で1;2〜1:500
の範囲の割合にてエアゾール組成物充てん用のチェンバ
ーに25°Cにおける内圧が0.5〜5kg/cnl(
ゲージ圧)となるごとくに充てんする。エアゾール用噴
射剤としてはノクロロジフルオロエタン等のフロン類1
 ジメチルエーテル、液化石油ガス及びそれらの混合物
が用いられるが1本発明においてはフロン11. フロ
ン12.フロン114及びその混合物が好ましく用いら
れる。
また、必要に応して適宜定着剤、香料等を用いてもよい
本発明のエアゾール組成物2例えは以下のごとく利用す
ることができる。トロンピン。血液凝固第xm因子(以
下rFXIIIJと略記する。)、フィブリノーゲンの
血液凝固剤等をそれぞれ単独もしくは組合ゼでゼラチン
、キチン、オキシセルロ〜ス、コラーゲン等を素材とし
た構造物に固定化した材料を有効成分として含有させた
場合は、止血剤あるいは創傷治癒剤として用いられる。
この場合2通常トロンビンとFXI[の三者、トロンビ
ンとFX[lとフィブリノーゲンの王者等を共存させて
おけば、実際の使用の場にて起きるべき化学反応が保存
中に起こり2例えばプロ酵素が酵素に変換をしたりして
、結果としてそれぞれ活性が低下することとなり、それ
らを例えば水溶液中に共存させておくことは不合理と考
えられている。しかしながら9本発明のエアゾール組成
物においては、それらの生理活性物質は固定化されてい
ること及び組成物としてエアゾール用噴射剤と共存して
いることによって、お互いに反応を起こしにく<、シた
がって活性の低下が少ない。また、生理活性物質として
プラスミノーゲン、ウロキナーゼ等が単独もしくは組み
合わせ使用された場合には。
血栓融解剤となり、トロンビン、FXI[I等が抗癌剤
とともに使用された場合には徐放性抗癌剤として使用さ
れる。
本発明のエアゾール組成物は、生理活性物質を固定化し
ないでエアゾール組成物の有効成分として用いた場合に
比べてエアゾール化乙こよる活性低下、保存中の活性低
下は少なく、また適応部位の位置や形状いかんにかかわ
らず、適確かつ簡便に使用できる。
以下に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明する
実施例1.比較例1.2 粉末セルフオーム(生体吸収性粉末ゼラチン。
日本アップジョン製) 500 mBをトロンビンの生
理食塩水溶液〔人トロンビンの濃縮乾燥製剤(ミドリ十
字製)1ビン(500unit )を生理食塩水5ml
に溶解したもの〕に室温にて減圧下5分間浸潤した後、
−30℃にて凍結乾燥を15時間行ってトロンビンが固
定された固定化粉末ゼルフォームを得得た。このもの全
量をフィブロガミン水溶液〔FxIIIfIj縮乾燥製
剤(ヘ生乾燥製剤lビア (250uni)を水1ml
に溶解したもの)及びフィブリノーゲン水溶液〔フィブ
リノーゲンヒユーマンプラズマ、人フィブリノーゲン製
剤(ミドリ十字製)1ビン(50mg)を水1mlに溶
解したもの〕及びトロンビン水溶液(1ビン(500u
nit )を水1mlに溶解したもの〕の混合液に0℃
にて減圧下1分間浸漬した後、−40℃にて凍結乾燥を
20時間行ってFX、nl、 フィブリノーゲン及びト
ロンビンの三種の生理活性物質が固定された固定化オキ
シセル綿を得た。ついで、この固定化オキシセル綿を全
量用いて実施例1と同様の方法にてエアゾールを作成し
た。。
比較のため、Fxm、フィブリノーゲン及びトロンビン
の各々1バイアルづつを粉末状で混合したもの(比較例
2)及び実施例2にて調製した混合液と同様の混合液(
比較例3)を用いて実施例2と同様にして二種のエアゾ
ールを作成した。
このようにして作成した三種のエアゾールを用いて経口
的に噴射ナストを行ったところ、実施例2のエアゾール
については3力月後においてもバルブづまりはみられな
っがたが、粉末含有エアゾール(比較例2)については
約3カ月目に、混合水溶液含有エアゾール(比較例3)
については約2カ月目にFXIIIとフィブリノーゲン
とトロンビンの相互作用によるフィブリノーゲンがら、
フィブリン塊への転換のためと思われるバルブづまりが
起こった。
実施例3 ポリエチレンテレフタレート製のビーズ(粒子径約30
ミクロン)を10%ポリエチレンイミン水溶液とその5
倍容量のメタノールとからなる混合液中に浸漬し、室温
にて30分間放置した。ついで。
この混合液にポリエチレンイミンの2倍容量の5重量%
ジシクロへキシルカーポジイミドのメタノール溶液を添
加し、さらに2時間室温にて放置した。放置後のビーズ
をメタノールにて洗浄後、乾燥した。このポリエチレン
イミン処理を行ったビーズを4重量%のメチルビニルエ
ーテル−無水−マレイン酸共重合体を含むアセトン溶液
に浸漬し室温で2時間放置した後、アセトンで洗浄し、
ついで洗浄後のビーズを乾燥した。この乾燥ヒース20
0 mgを秤早し、このものをアトリアジン水?g ?
&〔塩酸トキンルヒノン、1ビンlomg力価(協和発
酵)lヒンを水4mlに溶解したもの。)4mlに室温
にて3分間浸漬した後、−30°Cにて凍結乾燥を15
時間行つ−ζ、アトリアジン固定化ポリエチレンテレフ
タレートヒースを得た。
このアトリアジン固定化ポリエチレンテレフタレートを
用いて実施例1と同様にしてエアゾールを得た。このも
のを用いてアトリアジンの力価の経時変化を測定したと
ころ、エアゾール作成後6カ月経過した時点の力価保持
率はほぼ100%であった。なお、アトリアジンの力価
測定は円筒平板法により以下のようにして行った。すな
わち9作成したエアゾールよりバルブを通じて円筒平板
法のうちのカップ法に用いられるカップ内に直接エアゾ
ール組成物を5秒間噴射し、一定量のアトリアジンを円
筒平板上に供給するという方法をとった。
特許出願人 ユ=亭力株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高分子物質を素材とした繊維集合体、スポンジ、
    粉末、薄片、モノフィラメント、フィルム、マイクロカ
    プセル等の形状を有する構造物に生理活性物質が固定化
    された生理活性物質固定化材料を有効成分として含有し
    てなるエアゾール組成物。
JP6620084A 1984-04-03 1984-04-03 エアゾ−ル組成物 Granted JPS60209517A (ja)

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