JPS602094B2 - 原料混合装置 - Google Patents

原料混合装置

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JPS602094B2
JPS602094B2 JP52059331A JP5933177A JPS602094B2 JP S602094 B2 JPS602094 B2 JP S602094B2 JP 52059331 A JP52059331 A JP 52059331A JP 5933177 A JP5933177 A JP 5933177A JP S602094 B2 JPS602094 B2 JP S602094B2
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JP
Japan
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switching means
raw material
holes
storage tank
mixed liquid
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JP52059331A
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JPS53145156A (en
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昭夫 高橋
博吉 斉藤
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリウレタン樹脂塗料等の製造に用いられる原
料混合装置に関するものである。
従釆よりポリウレタン樹脂の製造は、2種又はそれ以上
の液状原料をそれぞれの容器から、それぞれの秤量、移
送ポンプで連続的に秤量しつ)ミキサー室に送り込み、
その吐出ノズルから連続的に吐出し注型するものである
この従来装置は連続して柱型することが可能な場合には
非常に有効なものであるが、成形品の大きさや成形数量
によっては断続的に注型作業を行わねばならない場合が
極めて多い。そのため一旦虫型を停止するとミキサー室
内で混合物の硬化がひき起されるが、これを防止するた
めには注型作業を停止する毎に、ミキサー室内を溶剤で
洗浄し、更にェアフラッシュによって附着物を吹き飛ば
すことが必要である。このためィソシアナート、アミン
及び溶剤等の汚染物質が作業環境にまき散らされ、また
ミキサー室内に空気が充満する結果、次回の場合開始時
に混合液中に空気を抱き込むので、相当量の原料損失を
免れることができない。更にミキサー室内の圧力の変動
が激しいため、秤量ポンプによる秤量に誤差を生じ易く
、原料成分の配合比の変動を招き易い。そのため従来の
改良技術として混合液に高圧を加えて強制的に射出成形
する装置が提供されたが、装置の大型化、高度化は避け
られず、金型にも相当の耐圧性が要求され、結局は多種
類少量の生産には不適当である。そこで本発明の目的は
簡単な構成で常圧で混合でき、任意時に任意の量の混合
物を安定した混合状態で効率よく取り出すことのできる
装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の成形型が使用され1つの成
形型に注型が終ると順次次の成形型に注型でき、原料ロ
スを減少し、注型サイクルを短縮することにある。
本発明の他の目的は装置の完全な密閉化により原料成分
や洗浄液の飛散による作業環境の汚染を防止するもので
ある。
更に本発明の他の目的は成形品の製造に必要とされる各
種原料並びに加工エネルギーの所要量を大幅に節減し、
経済的に有利なコストで成形品を製造する装置を提供す
ることにある。
以下図面を参照しつつウレタン弾性体の製造に本装置を
適用した実施例について説明する。
第1図において、1はポリテトラメチレンェーテルグリ
コールと4・4−ジアミノー2・3・2・3−テトラク
ロルジフェニルメタンの混合液(以下A液という)の貯
槽、2は2・4ートリレンジイソシアネート80%と2
・6ートリレンジイソシアネート20%の混合液(以下
B液という)の貯槽で、それぞれ秤量、移送ポンプ3,
4を介して原料の供給状態を切換える原料切換手段なる
切換弁V,,V2の注入口■,■に連結している。この
連結手段は勿論パイプラインによることは当然で、以下
も同様である。この切換弁V.,V2の吐出口■,■は
ミキサー室5に連結し、このミキサー室の吐出口は混合
液および後述の洗浄液の供給状態を切換える複数の混合
液切換手段のうちの一つの切換弁V,oの注入口■に連
結している。この切換弁V,oの吐出口■には混合液切
換手段が直列に連結されている。図示の実施例では切換
弁V,oには4個の切換弁V,.〜V,4が連結されて
いる。すなわち切換弁V,oの吐出口は、切換弁V,.
の注入口■に連結し、この切換弁V,.の吐出口■は切
襖弁V,2の注入口■に連続し、この切換弁V,2の吐
出口■は切換弁V,3の注入口■に連結し、この切換弁
V,3の吐出口■は功換弁V,4の注入口■に連結して
いる。そしてこの切換弁V,4の吐出口■は洗浄液貯槽
6に連結している。他方洗浄液たるソルベントSは洗浄
液貯槽6に貯えられ、移送ポンプ7を介して切換弁V,
,V2の各注入口■,■および切換弁V,o〜V,4の
それぞれの注入口■に連結している。そして切換弁V,
,V2,V,o〜V,4のそれぞれの吐出口■はすべて
洗浄液貯槽6に連結している。また功換弁V,,V2の
各吐出口■,■はそれぞれ対応する各原料貯槽1,2に
連結している。そして混合液切換手段たる切換弁V,o
〜V,4のそれぞれの吐出口■・・・・・・・・…・・
・・は、混合物受け室たる洋形型(以下金型という)M
,o〜M,4に連結している。ところで上記切換弁V,
,V2,V,o〜V,4の構造は、実質的に同一のもの
であって、その詳細を第2図に塞いて説明する。最外部
には筒状の弁体8があり、そこには等斜角度をもってほ
ぼ等間隔にて5つの透孔(上記注入口、吐出口の総称)
ga,9b,9c,9d,9eが穿設されている。そし
てこの弁体8の中空内部には、切換部材である切換弁樺
10が挿入され、この弁榛は回転自在に軸支されている
。また弁体8の内周面には、弁体の透孔9a〜9eと対
応する位置関係にて透孔を穿設した筒状のテフロン(商
品名)加工されたシート11(以下テフロンシートとい
う)が固着しており、このテフロンシートの内周面には
弁棒10の外周面が回転自在に密接している。そしてこ
の弁綾10の形状は、弁体8の透孔9a〜9eとほぼ同
一幅にて溝部12,13が刻設され、この溝部の長さは
弁体の5つの透孔9a〜9eのうち隣接する4個の透孔
(第2図では9a〜9d)をそれぞれ2つ宛、9aと9
b、9cと9dを蓮通させるに十分なものである。また
この溝部12,13を除いた弁棒10の円弧部10aは
残りの透孔(第2図では9e)を封止して他の透孔9a
〜9eと蓮通させないものである。なお上記テフロンシ
ート11は必ずしも必要ではないが、粘着怪物質を流通
させる場合には、テフロンの雛型作用によって弁棒10
の切換操作が容易になる。次に本発明の作用状態につい
て説明する。先ず最初は第一段階として定常状態、すな
わちA液、B液の混合前においては、第3図示の通り切
襖弁V,,V2は透孔■と■、■と■が運通し、切換弁
V,o〜V,4は透孔■と■、■と■が蓬適状態にある
そのためA液、B液は秤量・移送ポンプ3,4によって
功襖弁V,〜V2の透孔■→■を通って各貯槽1,2に
還る循環流路を形成している。他方洗浄液Sは移送ポン
プ7によって各切換弁V,o〜V,4の透孔■→■を通
り、洗浄液貯槽6に還る循環流路を形成し、また切換弁
V,〜V2の透孔■→■を通ってミキサー室5、更に各
切換弁V,o〜V,4の透孔■→■を経て貯槽6に還る
循環流路を形成している。次に第二段階としてA液、B
液を混合開始した暫時の注型準備時は第4図示のように
、切換弁V,,V2のみを切換え、それぞれの透孔■と
■、■と■を蓮通させる。
そのためA液、B液は切換弁V,,V2の透孔■→@を
通ってミキサー室5内にて混合され(この時ミキサー室
内は洗浄液Sが充満しているので、不安定な混合となる
。)、切換弁V,o〜V,4のそれぞれの透孔■→■を
通って貯槽6内に流入する。他方洗浄液Sは各切換弁V
,o〜V,4の透孔■→■を通って洗浄液貯槽6に還り
、また、切換弁V,,V2のそれぞれの透孔■→■を通
って洗浄液貯槽6に還つている。そこでA液とB液との
混合状態が安定すると直ちに注型作業を開始する。
それは第5図示のように、切換弁V,。のみを切換えて
、その透孔■と■、■と■とを蓮通させる。そのためミ
キサー室5内の混合液は、切換弁V,oの透孔■→■を
通って金型M,o内に送られ成形されるのである。この
時洗浄液Sは、切換弁V,。の透孔■→@を通ってさら
に各切換弁V,.〜V,4の透孔■→■を通り残在する
A、B液の混合液と共に洗浄液貯槽6へ還り、また切換
弁V,,V2の透孔■→■を通って洗浄液貯槽へ遠つて
いる。次に第三段階としてA液とB液の混合の一工程に
よって金型M,oにこの混合液が十分に注入されると、
第6図示のように切換弁V,oを切換え、その透孔■と
■、■と■とを運速させ、同時に切換弁V,.を切換え
その透孔■と■、■と■とを蓮通させる。
そのためミキサー室5内の混合液は、金型M,oへの注
入を中止して切換弁V,oの透孔■→■を通り、切換弁
V,.の透孔■→■を通って次の金型M,.に注入され
る。この時洗浄液Sは切換弁V,oの透孔■→■を通り
貯槽6に遠る。また洗浄液Sは切換弁V,.の透孔■→
■を通って、次の切換弁V8〜V,4のそれぞれの透孔
■→@を直列的に通って貯槽6に還る。また洗浄液Sは
切換弁V,2〜V,4のそれぞれの透孔■→■を並列的
に通って貯槽6に環る。他方切襖弁V,,V2の各透孔
■→■を通って貯槽6に還る作動には変りない。さらに
次の段階としてA、B液の混合液が金型M,.に十分に
注入されると、第7図示のように切襖弁V,.を切換え
、その透孔■と■、■と■とを遼遠させる。ざらに切換
弁V,2も同時に透孔■と■、■と■とを蓮通させるよ
うに切換える。そのため混合液はミキサー室5より、切
換弁V,o,V,.のそれぞれの透孔■→■を直列的に
通って、切襖弁V,2の透孔■→■を通り金型M2に注
入される。他方洗浄液Sは切換弁V.の V,., V
,3,V,4の各透孔■→■を並列的に通って貯槽6に
還り、また切換弁V,2の透孔■→■を通り、切換弁V
,3,V14の透孔■→■を直列的に通って貯槽6に還
る。このようにして日頃次切換弁V,2,V,3を切換
え、各金型M,2,M,3に混合液を注入する。
そして、最後の金型M,4に注入する状態は、第8図示
のように切換弁V,4の透孔■と■、■と■とを運速さ
せる。そのため混合液は切換弁V,o〜V,3の各透孔
■→■を直列的に通って、切換弁V,4の透孔■→■を
通り金型M.4に注入される。この最後に位置する金型
M,4の注入が完了するまでには、最初の金型M,。
の混合液の養生は終了して離型されている。そこで再び
第5図のように切換弁V,oの透孔■と■、■と■とを
蓮通させ、切換弁V,4の透孔■と■、■と■とを蓮通
させる。そのため金型M,oに混合液の注入が再開され
ることになる。次に本発明の他の実施例を第9図に基い
て説明すると、切換弁V,o,V,., V,2とV2
o,V2,,V22とを並列的に設けたもので、各切換
弁にはそれぞれ金型M,o〜M,2,M2o〜地2が設
けてある。
そしてA、B液の混合液は切襖弁V3oによって2群の
切換弁V,o〜V,2,V2o〜V斑の一方が選択され
、供給される。なおこの切換弁V3oの構造は周知であ
る。以上の通り本発明によればミキサー室は勿論ポンプ
、切換弁のすべての透孔、パイプライン内がすべて常時
流動する洗浄液で洗われているため、チクソトロピック
性を有する液や、反応硬化性を有する液であっても、ラ
イン内に蓄積して附着したり固化することがなく、任意
時に任意量の混合液が安定した混合状態で効率よく取り
出すことができる。そのため原料損失が極めて徴量に止
めることが可能で、更に全ての流体物は常に一定の圧力
で流れているため、ポンプに異常な圧力負担をかけるこ
とがなく装置上の無理がない。そして複数の成形型に順
次洋型でき、原料ロスを最低にでき洋型サイクルを短縮
することもできる。殊に本装置は完全な密閉化が容易で
あるため、作業環境の汚染がなく、そのため自動車や電
器製品の組立ラインへ直接組入れることも可能であり、
更にすべての成分が循環方式をとり、定常化されるから
コンピュータによる集中制御方式を採用することが容易
で工場の無人化の途を開く。また混合開始時などに生じ
る混合状態の不安定な部分をすべて洗浄液貯槽に回収で
きるので廃棄物の発生が全くなく、回収された原料の再
利用も容易にでき本発明の効果は極めて甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は略線図、第2図は切換弁の断面図、第3乃至8
図は本発明の操作を示す各段階の略線図、第9図は他の
実施例の略線図である。 1,2・・・・・・源料貯槽、3,4・・・・・・移送
ポンプ、5・・・・・・ミキサー室、6・・・・・・洗
浄液貯槽、7・・・・・・移送ポンプ、V,,V2……
原料切換手段、V,o〜V,4,V2o〜V22・・・
・・・混合液切換手段、8…・・・弁体、9a〜9e・
・・・・・透孔、10・・・・・・切換部材、12,1
3・・・・・・溝部、V地・・・・・・切換弁。 男壱2図第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 完9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の原料貯槽と、この各原料貯槽に移送ポンプ
    を介して連結している原料切換手段と、この各原料切換
    手段の吐出口が連結しているミキサー室と、このミキサ
    ー室の吐出口に連結した混合液切換手段と、この混合液
    切換手段に順次直列に連結された複数の混合液切換手段
    と、上記原料切換手段及び上記各混合液切換手段の1つ
    の注入口に洗浄液を移送ポンプを介して供給する洗浄液
    貯槽と、上記各混合液切換手段の一つの吐出口に連結さ
    れる成形型とよりなり; 上記各原料及び各混合液切換
    手段は、5つの透孔を有する弁体と、この弁体の透孔の
    うち隣接する4つの透孔をそれぞれ2つ宛連通させ且つ
    連通していない1つの透孔を切換える切換部材とより構
    成し; 上記各原料及び上記各混合液切換手段と上記洗
    浄液貯槽とを連結するパイプラインと、上記各原料切換
    手段とこれに対応する上記各原料貯槽とを連結するパイ
    プラインと、上記混合液切換手段中最後に位置する切換
    手段と上記洗浄液貯槽とを連結するパイプラインとより
    構成された原料混合装置。 2 特許請求の範囲第1項において、各切換手段の5つ
    の透孔は、3つの吐出口と2つの注入口とよりなること
    を特徴とする原料混合装置。 3 特許請求の範囲第1項において、各切換手段及びミ
    キサー室が密閉型に構成されたことを特徴とする原料混
    合装置。 4 特許請求の範囲第2項において、3つの吐出口の一
    つは2つの注入口の共通吐出口であることを特徴とする
    原料混合装置。
JP52059331A 1977-05-24 1977-05-24 原料混合装置 Expired JPS602094B2 (ja)

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JPS53145156A JPS53145156A (en) 1978-12-18
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