JPS60208205A - スリツプキヤステイング成形法及び成形用鋳型 - Google Patents

スリツプキヤステイング成形法及び成形用鋳型

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JPS60208205A
JPS60208205A JP59063319A JP6331984A JPS60208205A JP S60208205 A JPS60208205 A JP S60208205A JP 59063319 A JP59063319 A JP 59063319A JP 6331984 A JP6331984 A JP 6331984A JP S60208205 A JPS60208205 A JP S60208205A
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slip
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water
slip casting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は例えばセラミック粒、金属粒、炭素粒などの耐
火性粒子のスリップ(泥しよう)を鋳込んで成形品を造
るスリップキャスティング成形法及び成形用鋳型に係り
、特に複雑形状の成形品を造るに☆I適な成形法及び成
形用鋳型に関する。
〔発明の背景〕
スリップ鋳込み後の鋳型を除去する方法には例えば特公
昭52−27091号公報に開示されるように、鋳型を
組込んだまま焼結し、その後成型品を鋳型と共に水もし
くは温水に浸漬して鋳型を崩壊除去する方法があるが、
鋳型を組込んだまま焼結するため複雑形状のもの、もし
くは中子を必要とするものでは焼結時に起る成形品の収
縮・変形を中子が阻害する。また、特開昭57−176
107号公報に開示されるように、40℃で乾燥した成
形品を同様に温水に浸漬して除去する方法もあるが、浸
漬中に成形品が崩壊しないよう結合剤を添加しており、
これが成形品の機械的性質に影響を与え、また奥部まで
温水で崩壊させるには長時間を要する。
〔発明の目的〕
本発明は上記に鑑み、焼結前に鋳型を除去するので成形
品の割れを防止でき、また、成形品に結合剤を添加しな
いので機械的性質を低下させない複雑形状の成形品には
好適なスリップキャスティング成形法及び成形用鋳型を
提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は鋳型内にスリップを鋳込み、スリップの同化後
に鋳型を除去する成形法において、前記鋳型を水溶性の
粘結剤で造型することを特徴とするもので、鋳型骨材に
はアルミナ(A Q 203 ) 。
マグネシャ(MgO)、ジルコンサンド、珪砂などの耐
火性粒子を用い、また水溶性粘結剤としては炭酸ナトリ
ウム(N a x CO3) +炭酸カリウム(K2c
o3)などの炭酸塩、塩化ナトリウム(NaCQ)、塩
化スリラム(KCR)、塩化マグネシラIs (M g
 CQ z ) +塩化リチウム(LiC11)などの
塩化物、燐酸3ナトリウム(N a 3 PO4) +
燐酸3カリウム(K3PO4)。
燐酸水素2カリウl−(K21−IPO4)などの燐酸
塩などを用いる。
骨材、粘結剤及び水の混合割合は鋳型強度、経済性の面
から骨材;50〜95重景%、粘結剤;5〜50重量%
、残部水にするのが好ましい。
また、薄肉の鋳型ではスリップ中の水散のみで鋳型をL
i11壊できるが、厚肉のもので崩壊に必要な水量を得
ることができないものでは肉厚を薄くすることが好まし
い。このため厚内中子では内部に空洞を設けるとよい。
本発明において、水溶性粘結剤で耐火性粒子を固めて造
型した鋳型にスリップを鋳込み、Qi型がスリップ中の
水分を吸収して崩壊容易になる現象および複雑状の成形
品が可能な理由は次のとおりである。
第1図(a)、(b)、(C)に示すように、鋳型・口
材中の耐火性粒子1は未乾燥の状態では水溶(’l R
’i結剤結方2覆されているが((a)参照)乾燥され
硬化した鋳型では過剰水は蒸発して内部に微細な空孔3
が形成され、このような鋳型にスリップを鋳込むとスリ
ップ中の水分(イの他溶沿も含も)は空孔3内に浸入し
て水溶性粘結剤2の粘結力を弱め、名粒子1を独立させ
る((()参照)。この結果、強度の低い除去容易な鋳
型が生成し、他方スリップは水分を放出してグリーンボ
テイが生成する。成形品が複雑なために鋳型もネM雑な
場合や、また中子を用いる場合でも奥部まで階部等しく
スリップから崩壊に必要な水分を吸1反し階部均等に崩
壊可能となる。
鋳型の造型は耐火性粒子、水溶性粘結剤及び水の混線物
をつき固めて行なわれるか、鋳型材料に流動性を付与す
れば造型時間を短縮できる。流動性を付与するには常温
で水和物の形が安定な水溶性粘結剤のアルコール溶液を
つくり、これに結晶水として固定さ九るに必要な量もし
くはそhより少量の水を添加するとよい。
鋳型はスリップ中の水分を吸収するに従いその表面より
崩壊可能な鋳型に移行するが、他方スリップは水分を放
出するに従い収縮、変形量を増加し、グリーンボディの
生成に至る。しかるに本発明においては、グリーンボデ
ィの生成過程で発生する収縮、変形を鋳型は阻害するこ
となく水分の吸収に伴なって表面より軟化する。このた
めに割れの発生が認められないグリーンボディを得るこ
とができるものである。一度軟化し崩壊容易となった鋳
型は加熱しない限り再び硬化することはな%N。
鋳型の軟化はスリップの固化と同時に進行するから従来
法のように焼結後に水もしくは温水に浸漬する作業を付
加する必要はなくなり、このため除去に要する時間も短
縮できる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例について述べる。
〔実施例1〕 ジルコン;】00重皿部、に2PO4;20重量部、水
;8重量部を混練して鋳型材を調製し、これを別途準備
した木型を用いてつき固め、その後200℃で乾燥して
中子を造り、第2図のように組立てた。すなわち、中子
4を他の石f[型(2分割型)5、および蓋6と共に組
立て、空洞部7にスリップ(AQ、o3; l 00重
量部、水;16重量部を混練して調製した泥しよう)8
を鋳込んで1時間放置した。スリップ固化後、鋳型5゜
蓋6をとりはずした。中子4はスリップ中の水分を吸収
しているため、粘結力は低下して容易に除去することが
できた。またグリーンボディにも割れの発生は認められ
なかった。
〔実施例2〕 A Q 203 (250〜325メツシ、:j、);
1.0重量部、Na□CO:i;10重尺部、水; ]
 2.9i量部を混練して鋳型材を調製し、別途準備し
た木型を用いて造型し、その後200℃で乾燥して中子
を造り、実施例1と同様に組立てた。これにAΩ203
スリップを鋳込んで1時間放置した。
中子4は容易に除去でき、また割れの発生も認められな
かった。
〔実施例3〕 MgO(0,1〜0.3薗);30重量部。
A I2203 (250〜320メツシユ);70重
量部、N82CO3; 32重爪部、水;10重量部を
混練して的型材を調製し、別途準備した木型を用いて造
型し、十の後200℃で乾燥して中子を造り、実施例1
と同様に組立てた。これにA Q y、 03スリツプ
を鋳込んで1時間放置した。
中子4は容易に除去でき、割れの発生も認められなかっ
た。
〔実施例4〕 第3図(a)、(b)において(b)で示す成形品9と
同一形状の模型を造り、この模型と別途準備した枠とに
よって鋳型10および11の2分割型を造型し、これを
(、)のように組立てた。鋳型10はA1203i90
重量部+ N a 2CO3+ 8重量部、エチルアル
コール;28重量部、水;5重量部を混練して震製した
スラリから造型した鋳型、鋳型11は石膏鋳型である。
空洞部12にA Q 203スリツプを鋳込み1時間放
置した。スリップ固化後に、tay!lzをはずしてト
E型IOを除去した。鋳型10はスリップの水分を吸収
しているために除去は容易であった、またクリーンボ結
剤で鋳型を造型し、鋳型は1壊に必要な水分をスリップ
から吸収するとともに軟化して崩壊容易となり、他方水
分放出によつ゛C生成したグリーンボディの収縮・変形
は軟化した鋳型が吸収するようにしたのでIA I’[
:形状もしくは中子を必要とする成形品においても割れ
の発生を防止・できる。
また、付随効果としてスリップの固化とともに鋳型が軟
化して崩壊可能な状態どなり、このため乾燥もしは焼結
後に鋳型を成形品どともに水、温水に浸漬する必要がな
く、したがって66型除去に要する時間も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)、(c)は本発明の成形に用いる
鋳型の水吸収性を示す説明図、第2図は本発明成形法の
実施例の説明図、第3図は本発明成形法の他の実施例の
説明図である。 ■・・・鋳型骨材粒子、2・水溶性粘結剤、3 空孔、
11・・・中子、5.6.11・・石膏新型、8・スリ
ン41 図 (α)(?ジ 4″ % 3 6 (久2 手続補正書 (自船 特J 事件の表示 昭和59年特許願第 63319 i’−明の名称 スリップキャスティング成形法 及び成形用鋳型 正をする者 11轄との暉 特許出願人 名 杓 fSlf3)l:lA、会ン111A”L 装
 イ午 )91理 人 居 所 〒l[l]東京都千代田区丸の内−り目5番1
シじ杓式会ンIn+’/製1’l’+すil’l −i
t、、t ・I::・l!1ノ11111入代/i+別
紙訂正明細書のとおり 明 細 書 1、発明の名称 スリップキャスティング成形法及び成
形用鋳型 2、特許請求の範囲 1、鋳型内にスリップを鋳込み、スリップの同化後に鋳
型を除去する成形法において、前記鋳型の骨材にスリッ
プの溶剤に対して不溶性の粒子を用い水溶性の粘結剤で
造型することを特徴とするスリップキャスティング成形
法。 2、鋳型骨材がアルミナ、マクネシャ、ジルコンサンド
、珪砂の粒子であること詮特徹とする特許請求の範囲第
1項記載のスリップキャスティング成形法。 r3.粘結剤が炭酸塩であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 4、炭酸塩が炭酸ナトリウム、炭酸カリウ11であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第3項記載のスリップキ
ャスティング成形法。 5、粘結剤が塩化物であることを特徴とする特ング成形
法。 6、塩化物が塩化ナトリウム、塩化カリウム。 塩化マグネシウム、塩化リチウi1であることを特徴と
する特許請求の範囲第5項記載のスリップキャスティン
グ成形法。 7、粘結剤が燐酸塩であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 8、燐酸塩が燐酸3ナトリウム、燐酸3カリウム、燐酸
水素2カリウムであることを特徴とする特許請求の範囲
第7項記載のスリップキャスティング成形法。 9、粘結剤にアルコールを添加することを特徴とする特
許請求の範囲第3項、第5項、第7項のいず九かに記載
のスリップキャスティング成形法。 10、鋳型に空洞を設けることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 11、骨材;50〜95重最%、粘結剤+水;5〜50
重量%とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載のスリップキャスティング成形法。 12、鋳型内にスリップを鯖込み、スリップの固化後に
鋳型を除去するものにおいて、前記鋳型が常温で水溶性
の粘結剤で造型したものであることを特徴とするスリッ
プキャスティング成形用靭型。 3、発明の詳細な説明 〔発明の利用分野〕 本発明は例えばセラミック粒、金属粒、炭素粒などの耐
火性粒子のスリップ(泥しよう)を鋳込んで成形品を造
るスリップキャスティング成形法及び成形用鋳型に係り
、特に複雑形状の成形品を造るに好適な成形法及び成形
用錆型に関する。 〔発明の背景〕 スリップキャスティング法で得られるクリーンボディは
強度が弱いので、鋳型からの離型が難しい。特に形状が
複雑なグリーンボディを得ることや内部に空間を有する
形状品の成形は鋳型の分割、鋳型の除去方法等の制約が
ある。 スリップ鋳込み後の鋳型を除去する方法には例えば特公
昭58−125658号公報に開示されるように鋳型を
組込んだまま焼結し、崩壊除去する方法があるが、鋳型
に組込んだまま大気中放置、乾燥するため、また、鋳型
を組込んだまま焼結するため、形状が複雑なものでは乾
燥時、および焼結時に生じる鋳型および成形品の収縮、
変形により、成形品に割れが生じる。また、この引例は
中子鋳型の使用を想定したものではない。 一方、特開昭57−176107号公報に開示されるよ
うに温水崩壊性石膏鋳型にスリップを流し込み、固化さ
せた成形品と鋳型を約85℃以上の温水に浸漬して、石
膏鋳型を除去する方〃;もあるが、浸漬中に成形品カ5
崩壊しないよう結合剤を添Jll ;しており、これが
成形品の機械的性質に影響を与え、また奥部まで温水で
崩壊させるには長時間を要する。 また、この引例も中子を用いる場合には適当でない。 〔発明の目的〕 本発明は手記に鑑み、形状が複雑な成形体すなわち形状
が複雑な中子もしくは主型を必要とする成形体をスリッ
プキャスティングで成形する場合においても、中子もし
くは主型の除去が容易なスリップキャスティング用鋳型
を提供することを目的とする。 〔発明の概要〕 本発明の成形法は鋳型内にスリップを鋳込み、スリップ
の固化後に鋳型を除去する成形法において、前記鋳型を
水溶性の粘結り111で造型するごどを特徴とするもの
である。 また、本発明の鋳型は鋳型内にスリップを鋳込み、スリ
ップの固化後番S鋳型を除去する鋳型において、前記v
ト型が常温で4(溶封の粘結剤で造型し。 たものであることを特徴とする。 鋳型骨材にはスリップの溶剤に不溶性または鮒溶性粒子
たとえばアルミナ(ΔQ201)、マグネシャ(MKO
)、ジルコンサンI<、珪砂などの粒子を用い、また水
溶性粘結剤としては炭酸ナトリウム(Na2Co3)、
炭酸カリウム(K、Co、)などの炭酸塩、塩化ナトリ
ウlz (N a CQ、 ) 、塩化カリウム(KC
Q)、塩化マグネシラA(MgcQz )+塩化リチウ
Is (L i CQ)などの塩化物、燐酸3すトリウ
ノ、(N a 3 P 04 ) +燐酸3カリウム(
K3PO,)、燐酸水素2カリウ11(K、IIPO4
)などの燐酸塩などを用いる。 骨材、粘結剤及び水のdl舎割合は鋳型強ノσ、経済性
の面から骨材;50〜95重量%、粘結剤と水;5〜5
0重量%にするのが好ましい。 粘結剤の添加量は多い程、鋳型強度か安定し、鋳型表面
の安定性も向1−シ、取扱いは容易となる。 しかし、スリップからの吸水による鋳型強度の低下を目
的とした木実明では、必要以−1−の高強度は々Iまし
くない。粘結剤を過剰に添加すると乾燥時に鋳型の表面
肌荒れが認められるので47%以1・の添加は☆fまし
くない。また20%以1・の粘結剤量では鋳型強度が不
足し、実用的でない。他方、水分の添加量は鋳型作業時
の作業性、鋳型表面の安定性に影響を与える。とくに水
分量が骨材を含めた全重歌に対し7て;3%以下になる
と鋳型作成が困難となる。 従って、粘結剤と水の和は全重暇に対して5〜50虫量
%が適正である。 また、薄肉の鋳型ではスリップ中の水上のみで鋳型を崩
壊できるが、)ダ肉のもので崩壊に必要な水量を得るこ
とができないものでは肉厚を薄くすることが好ましい。 このため;ダ肉中子では内部に空洞を設けるとよい。 本発明において、水溶性粘結剤で粒子を固めて造型した
鋳型にスリップを鋳込み、鋳型がスリップ中の水分を吸
収してスリップが固化し、同時に鋳型が崩壊容易になる
現象および複雑形状の成形が・jJ能な理由は次のとお
りである。 第1図(a)、(b)、((+)に示すように、鋳型骨
材中の粒子1は未乾燥の状態では水溶性粘結剤2で被覆
されているが((a)参照)乾燥され硬化した鋳型では
水分は蒸発して内部に微細な空孔3が形成され、このよ
うな鋳型にスリップを鎚込むとスリップ中の水分(その
他溶液も含む)は空孔3内に浸入し、て水溶性粘結剤2
の粘結力を弱め、各粒子1を独立させる((C)参照)
。この結果、強度の低い除去容易な鋳型が生成し、他方
スリップは水分を放出してグリーンボディが生成する。 成形品が複雑なために鋳型も複雑な場合や、また中子を
用いる場合でも奥部まで各部等しくスリップから崩壊に
必要な水分を吸収し各部均等に崩壊可能となる。 鋳型はスリップ中の水分を吸収するしこ従いスリップの
接触界面より崩壊可能な鋳型に移1tするか、他方スリ
ップは水分を放出するに従い収縮、変形量を増加し、グ
リーンボディの生成に至る。しかるに本発明においては
、水分の吸収に伴−)で、鋳型表面(スリップとの界面
)は軟化するのでダ゛リーンボディの生成過程で発生す
る収縮、変形を鋳型はl!It害しない。このために割
れの発生が認め+(。 れないグリーンボディを得ることができる。 また鋳型は吸水により強度が低下17ているので鋳型の
除去が極めて容易になり、特に中f・を必要とする形状
や複雑形状のグリーンボディの成形が可能となる。なお
、一度軟化し崩壊容易となった鋳型は加熱しない限り再
び硬化することはない。 鋳型の軟化はスリップの同化と同時に進行するから従来
法のように焼結後に水もしくは温水に浸漬する作業を付
加する必要はなくなり、このため除去に要する時間も短
縮できる。 なお、鋳型の造型は耐火性粒子、水溶性粘結剤及び水の
混線物をつき固めて行われるか、鋳型材料に流動性を付
与すれば造型時間を短縮できる。 流動性を付与するには常温で水和物の形が安定な水溶性
粘結剤のアルコール溶液をつくり、これに結晶水として
固定されるに必要な爪もしくはそれより少量の水を添加
するとよい。 〔発明の実施例〕 以下本発明の実施例について述べる。 〔実施例1〕 ジルコン;100重量部、に2PO4; 20@量部、
水;8重量部を混練して鋳型材をi!1liI製し、こ
れを別途準備した木型を用いてつき固め、その後200
℃で乾燥して中子を造り、第2図のように組立てた。す
なわち、中子4を他の石n UJ型(2分割型)5、お
よび蓋6と共に組立て、空洞部7にスリップ(AQ、0
.;100重量部、水;]66重量を混練して調製した
泥しよう)8を鋳込んで1時間放置した。スリップ固化
後、鋳型5.M6をとりはずした。中子4はスリップ中
の水分を吸収しているため、粘結力は低下して容易に除
去することができた。またグリーンボディにも割れの発
生は認められなかった。 〔実施例2〕 Aρ、O,(250〜325メツシユ):」0重量部、
 K2c 03; ]、 O重量部、水;12重量部を
混練して鋳型材を調製し、別途準備した木型を用いて造
型し、その後200℃で乾燥して中子を造り、実施例1
と同様に組立てた。これにAQ、O。 スリップを鋳込んで1時間放置した。中子4は容易に除
去でき、また割れの発生も認められなかった。 [実施例3] M go (0,1−0,3m+o) ; 30重量部
。 A Q、O,(250〜320メツシユ);70重量部
、 Na、CO,; 32重量部、水;10重量部を混
練して鋳型材を調製し、別途準備した木型を用いて造型
し、その後200℃で乾燥して中子を造り、実施例1と
同様に組立てた。これにAll、O。 スリップを鋳込んで1時間放置した。中子4は容易に除
去でき、割れの発生も認められなかった。 〔実施例4〕 第3図(a)、(b)において(h)で示す成形品9と
同一形状の模型を造り、この模型と別途準備した枠とに
よって鋳型]0および]1の2分割型を造型し、これを
(a)のように組立てた。 鋳型10はA Q、Ol; 90’t(i部、NazC
Oq;8fltt部、エチルアルコール;28重量部、
水;5重量部を混練して調製したスラリから造型した鋳
型、鋳型11は石膏鋳型である。空洞部12にAQ、、
01スリツプを鋳込み1時間放置した。スリップ固化後
に、鋳型11をはずして鋳型10を除去した。鋳型10
はスリップの水分を吸収しているだめに除去は容易であ
った。またグリーンボディの表面にも何ら割れは誌めら
れなかった。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明による水溶性粘結剤で造型
した鋳型を用いると、鋳型は崩壊に必ヴな水分をスリッ
プから吸収するとともに軟化して崩壊容易となり、他方
水分放出によって生成したグリーンボディの収縮・変形
は軟化し、た鋳型の吸収するようになるのでグリーンボ
ディの生成過程での割れの発生を防止できる他、複雑形
状もしくは中子を必要とする形状品の成形がiIf能と
なる。 4、図面の簡単な説明 第1図(a)、(b)、(e)は本発明の成形に用いる
鋳型の水吸収性を示す説明図、第21り1は本発明成形
法の実施例の説明図、第;3図は本発明成形法の他の実
施例の説明図である。 1 鋳型骨材粒子、2 水溶性粘結剤、3 ・空孔、4
−11j 子、516111−7−i”/’i−づ:1
1型、8 スリップ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、鋳型内にスリップを鋳込み、スリップの同化後に鋳
    型を除去する成形法において、前記鋳型を水溶性の粘結
    剤で造型することを特徴とするスリップキャスティング
    成形法。 2、鋳型骨材がアルミナ、マグネシャ、ジルコンサンド
    、珪砂の耐火性粒子であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 3、粘結剤が炭酸塩であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 4、炭酸塩が炭酸ナトリウム、炭酸カリウムであること
    を特徴とする特許請求の範囲第3項記載のスリップキャ
    スティング成形法。 5、粘結剤が塩化物であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 6、塩化物が塩化ナトリウム、塩化カリウム。 塩化マグネシウム、塩化リチウムであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第5項記載のスリップキャスティング
    成形法。 7、粘結剤が燐酸塩であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 8、燐酸塩が燐酸3ナトリウム、燐酸3カリウム、燐酸
    水素2カリウムであることを特徴とする特許請求の範囲
    第7項記載のスリップキャスティング成形法。 9、粘結剤にアルコールを添加することを特徴とする特
    許請求の範囲第3項、第5項、第7項のいずれかに記載
    のスリップキャスティング成形法。 10、鋳型に空洞を設けることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のスリップキャスティング成形法。 11、骨材;50〜95重量%、粘結剤;5〜50重景
    %残部水とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のスリップキャスティング成形法。 12、鋳型内にスリップを鋳込み、スリップの同化後に
    鋳型を除去するものにおいて、前記鋳型が常温で水溶性
    の粘結剤で造型したものであることを特徴とするスリッ
    プキャスティング成形用鋳型。
JP59063319A 1984-04-02 1984-04-02 スリツプキヤステイング成形法及び成形用鋳型 Granted JPS60208205A (ja)

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KR1019850001985A KR890004247B1 (ko) 1984-04-02 1985-03-26 슬립 캐스팅(slip casting) 성형법 및 성형용 주형(成形用鑄型)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0521019A (ja) * 1991-07-09 1993-01-29 Mitsubishi Electric Corp 偏向ヨーク用コアおよびその製造方法

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