JPS60207594A - ヒトインタ−ロイキン3の製造方法 - Google Patents

ヒトインタ−ロイキン3の製造方法

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JPS60207594A
JPS60207594A JP6233584A JP6233584A JPS60207594A JP S60207594 A JPS60207594 A JP S60207594A JP 6233584 A JP6233584 A JP 6233584A JP 6233584 A JP6233584 A JP 6233584A JP S60207594 A JPS60207594 A JP S60207594A
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JP
Japan
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human
cells
cell
virus
medium
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Pending
Application number
JP6233584A
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English (en)
Inventor
Tomoko Suzuki
智子 鈴木
Shinsuke Taki
滝 伸介
Nobuo Kondo
信雄 近藤
Shinichi Kashima
鹿島 信一
Masaaki Izawa
伊沢 正明
Junji Hamuro
淳爾 羽室
Koji Mitsuki
光木 浩司
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発明はヒトインターロイキン3の製造法に関するも
のでおる。 インターロイキン3(以下1°ルー3」と配す。)は未
分化のT細胞に作用して20α−ヒドロキシステロイド
デヒドロゲナーゼ(20α−hydroxy ater
oidedehydrogenase )を誘導し、成
熟T細胞へと分化させる特異な作用を有するリンホカイ
ンでめる。 またIL−3は顆粒球、巨核球、マスト細胞、好塩基球
などの細胞の分化・増殖にも関与し1いるのみならず、
その生物活性は性ホルモンの代謝にまで及んでいること
が考えられ、その
【1】広い生物活性に非常なる興味が
注がれている。 (Immonological、 R@v、 (198
2) + 63 * 5−32 )従って、この様な生
物活性から免疫学的に欠陥または異常のめる疾患に対し
て汎〈有用であシ、p為つ、免疫系疾患の臨床上の診断
に有用でめることが期待される免疫学的、生理学的機能
の重要な診断方法を提供するとともに、生物、医学全般
の研究試薬としても有用である。 この様なIL−3は、マウス牌細胞からレクチン刺激に
よって、あるいはWEHI −3などの腫瘍細胞株から
、その培養上清に生産されることが知られているo (
J、 Immunol−(1982) 、 129. 
1377−21383)、Lかし、ヒト細胞においては
11.−3意生細胞は知られておらず、また、ヒ)IL
−3の存在すら報告されていなかった。 最近ヒト正常T細胞をヒト成人型T白血病ウィルス()
ITLV )でトランスフオームすることにより、ヒト
IL−3’を韮生ずることが可能で多ることの報告がさ
れた( BCLENCE 223.703 (1984
) )。 こねに対し本発明者らは、ウィルス非感染ヒト悪性化細
胞よシヒトXL−3の高い生産能を有する細施株を分離
することに成功した。即ちこの発明は、ヒトインターロ
イキン3産生能含有するウィルス非感染ヒト悪性化細胞
を培養し、細胞内又は培地中に蓄積されたヒトインター
ロイキン3を採取することを特徴とするヒトインターロ
イキン3の製造法で必る。 ウィルス非感染ヒト悪性化細胞は、すでに公知となった
HTLV等のウィルスによって形質転換されたものでは
ない。ヒ)If、−3産生能を有するウィルス非感染悪
性化細胞を具体的に示せば、CCRF”CEM 、 (
ATCC,CCL 119 、Cancer 18: 
522−529゜(1965))、 HPB−MLT 
(Int、J、Cancer +旦166(1978)
)、 HPB−ALL L Int、J、Caneer
 ・21.166(1977)ルTALL(Natur
e、 267、843 (1977) ) 。 RPMI−8402(J、 Natl、 Cancer
 In5t−55+ 11(1975))など、ウィル
ス非感染悪性化TMA胞、および、U−937,(AT
CCCRL 1593)、 TI(P−1,(Int。 J、 Cancer、 26 、171 (1980)
 )など、ウィルス非感染悪性化non T細胞などが
おる。尚、これらの細胞は容易に入手可能であシ、tた
、本発明はこれらの細胞に限定されるものではない。さ
らに、IL−3童生ヒト正常細胞とヒト悪性化細胞の融
合によシ、得られるヒトIL−3産生ハイブリドーマも
当然これらに含まれる。 このようなヒトIL−3産生能を有するウィルス非感染
ヒト悪性化細胞を培養して!L−3を生産せしめる方法
は、通常の培地を使用して通常の方法で培養すればよい
。即ち、培地としては、ローズウェル・パーク・メモリ
アル・インスティテ、−ト1640培地(Roaw@l
l Park M*mor1ml In5titute
1640、以下RPMI 1640と略記する)が好適
であるが、他にダルベツコ変法イーグル培地(IMb@
ceo’mModifled Eagl@M@dlum
)、イーグル基礎培地(Eagle’s Minimu
m Wsaentlal Medium)−クリック(
C1ick)培地など既知の細胞増殖用培地を挙げるこ
とができる。これら培地には、IO’%の胎児ウシ血清
(以下FB8と略記する)や新生児ウシ血清。 ウマ血清、ヒト血清を添加して用いる。適当な増殖促進
物質を使用すれば血清を含まなくともよい場合もちる。 例えば0.5 % BAA 、ウシ血清アルブミンを含
むRITC無血清培地、あるいはBSA を含まないR
ITC無血清培地でも、IL−3の産生効率は低下する
が可能である。 また、IL−3誘引物質を添加しなくともIL−3は産
生される場合が多い。時には、IL−3誘引物質を含ま
ない培地ではIL−3q産生されないが、IL−3誘引
物質を添加することによりてIL−31産生ずる様にな
る株もある。また、IL−3誘引物質を添加しない培地
でIL−3を産生ずる様な株についてもルー3誘引物質
を培地に添加しても、通常、IL−3産生能は低下しな
く、時には、それによってIL−3産生能が高まること
もある。 IL−3誘引物質としては、ConA + PHA等の
レクチン、PMA等の7オルボールエステルがあるこれ
らを単独あるいは組み合せて培地に添加する。 IL−3誘引物質は、細胞密度1〜5×10 個/11
L1以上の細胞液に添加することが好適である。 培養は通常、1〜5×10 個/dの細胞密度で35〜
38℃にて4チル6%炭酸ガス気流中で行う。かくして
、1〜4日間も培養すれば、培地中に著量のIL−3が
産生される。 IL−3の活性測定法として、現在大別して2種類の方
法が行なわれている。その1つは、無胸腺ヌードマウス
の牌細胞の20α−8DH発現誘導を指標とするもので
ある。即ち、IL−aは20α−8DHを発現していな
い未分化なT細胞に20α−8DHO4現t−誘導する
ものであることから、この性質を利用して!L−3を定
性及び定量分析するものである。 他の方法は、IL−3依存性細胞の増殖を指標としたも
のである。このIL−3依存性細胞として良く知られた
ものにC3HsffV = 32DCL 、FDC−P
 、B6Sutなどの細胞かおる。これら細胞は細胞表
面上にいずれも20α−8DHt−表現している。これ
らIL−3依存性細胞はIL−3が増殖にとりて必須で
あることから、旬−チミジンを添加して、培養すると、
IL−3が存在する時のみ5H−チミジンの取シ込みが
おこる。本発明のIL−3活性測定法は、IL−3依存
性細胞であるFDC−P細胞のSH−チミジンの取シ込
みを指標にして行なりた。(実施例参照)ウィルス非感
染ヒト白血病T−細胞の培養培地よfilL−3を採取
するには塩析、ゲル濾過、アフィニイティクロマトグラ
フィティー、イオン交換クロマトダラフィー、調製等電
点電気泳動、高速液み合わせて行えばよい。 この様にして得られたヒトIL−3は、LILttin
g(J、 Exp0M@d、(1983)、15710
7わらが報告しているマウスNC細胞(natural
 cyLotoxie cell)を誘導し、同細胞株
を維持継代させた。NO細胞線ナチュラルキラー細胞同
様にJ嵐瘍細胞に対して、非特異的傷害活性を保持して
いると考えられることから、IL−3が癌免疫at法の
治療薬として応用されることが期待できる〇 以下、本発明t−実施例によシ、具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1 ウィルス非感染ヒト悪性化T細胞株の培養上清について
、ルー3vj引物質添加無添加の培養上清中のIL−3
活性測定の結果を第1表に示す。 CCRF −01M細胞、8ommar細胞など各種腫
瘍細胞株をRPHI −1640培地(10嗟FB8含
有)に細胞濃度がlXl0 個/ゴになる様に加え、2
4穴培養プレートで24時間、37℃にて、5sco□
インキ−ベーター内で培養した後、遠心分離にて、その
培養上清を採取し培地中に産生された!L−3産生量を
測定した。 尚、IL−3誘引物質として、C(1!IA * PH
A IPMAなど、実施例1に示された濃度となる様に
添加し、同様に培養して培養上清を得た。 IL−3活性の測定は、以下の方法に従った。 96大組織培養プレートの個々の穴に、IL−3活性を
検定しようとする検体を100μ)ずつ入れ、RPMI
 1640+10% FBS培地にて2倍希釈を繰シ返
すOそとに−Dext・1等樹立された11.−3依存
性細胞株でおるFDC−P細胞を5X10’個/100
μlの濃度として、各穴に100μノずつ添加する。3
7℃。 596 CO□下で18時間培養後に、トリチウム化チ
ミジン1μC1を加え、6時間/lルスを行なった後、
この分野で良く知られた方法に従って細胞を集め、細胞
内に堰9込まれた放射線量を測定した。IL−3活性の
高い培養上清はど、FDC−P細胞内に取シ込まれるト
リチウム化チミジン量が多いことから、培養上清中のI
L−3産生食を容易に知ることが出来るO 第1fiに示す如く、実施したいずれの細胞の培養上清
中にも、IL−3誘引物質共存下、非共存下、いずれも
対照と比べて明らかに、組−チミジンの取シ込み量が上
昇していることがわかる。なお実施例には示してないが
、ConA * PHA * PMAなどIL−39引
物質だけではFDC−P細胞の5H−チミジンの取シ込
みにはなんら作用しないことが確かめられている。 このことは、実施例1に示したヒト細胞はいずれも、I
L−3をII、−31J引物質共存下、非共存下濾生し
ていることを示している。 実施例2 ウィルス非感染悪性化非T細胞の培養上清について、I
L−3誌引物質添加、無嚇加の培養上清のIL−3活性
測定の結果を第2表に示す。 THP−1、U−937のウィルス非感染悪性化非T細
胞を実施例1と同様に培養し、培養上清を得た。 第2表に示した如く、顆粒球白血病細胞であるTHP−
1、U−937の細胞においても、ルー3誘引物質共存
下非共存下、LL−3t−産生じていることが理解され
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ヒトインターロイキン3産生能を有するウィル
    ス非感染ヒト悪性化細胞を培養し、培地中に蓄積された
    ヒトインターロイキン3t−採取することを特徴とする
    ヒトインターロイキン3の製造法。
JP6233584A 1984-03-30 1984-03-30 ヒトインタ−ロイキン3の製造方法 Pending JPS60207594A (ja)

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