JPS60206336A - ベースバンド残留コーデイングを有するデイジタル音声コーダ - Google Patents

ベースバンド残留コーデイングを有するデイジタル音声コーダ

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JPS60206336A
JPS60206336A JP60045711A JP4571185A JPS60206336A JP S60206336 A JPS60206336 A JP S60206336A JP 60045711 A JP60045711 A JP 60045711A JP 4571185 A JP4571185 A JP 4571185A JP S60206336 A JPS60206336 A JP S60206336A
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JP
Japan
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signal
residual signal
filter
baseband
adaptive
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Pending
Application number
JP60045711A
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English (en)
Inventor
ロバート・ヨハネス・スルエイター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
Publication of JPS60206336A publication Critical patent/JPS60206336A/ja
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
    • G10L19/06Determination or coding of the spectral characteristics, e.g. of the short-term prediction coefficients

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  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セグメントにしたディジタル音声信号を伝送
する送信機と受信機とを有するディジモル音声コーダで
、 該送信機は、 各セグメントのディジタル音声信号に応答して、このデ
ィジタル音声信号のセグメント化したスペクトルのエン
ベロープを表わす第1予測パラメータを形成する第1 
LPCアナライザと、各セグメントのディジタル音声信
号と第1予測パラメータに応答して、当該セグメントの
予測誤差に対応する音声バンド残留信号を形成する第1
アダプテイブインバースフイルタと、 音声バンド残留信号に応答して、ベースバンド残留信号
を形成するデシメーションフィルタと、第1予測パラメ
ータとベースバンド残留信号の波形をコード化し、形成
されたコード(符号)化信号を時分割多重で伝送するエ
ンコーディング・マルチプレキシング回路とを具え、 該受信機は、 伝送されたコード化信号を分離し、かく分離されたコー
ド化信号を第1予測パラメータとベースバンド残留信号
波形とにデコードするデマルチプレキシング・デコーデ
ィング回路と、 ベースバンド残留信号に応答して、音声バンド残留信号
に対応する励起信号を形成するインタボレーティング励
起信号ジェネレータと、該励起信号と第1予測パラメー
タに応答してディジタル音声信号のレプリカを形成する
第1アダプテイブ シンセシス フィルタとを具えてい
るベースバンド残留コーディングを有するディジモル音
声コーダに関するものである。
上述の如くの音声コーグで、スペクトル分析方法きして
、直線予測コーディング(リニア プレディクチイブ 
コーディング−PLC)に基づくものは、ブイ・アール
・ビイスワナサン(V、 R。
Viswanathan )他によって、アイ イー 
イーイー トランスアクション・コミニテーションス(
IB[!B Trans、Commun、 ) Vol
、COM −30,No、4゜1982、 4月p66
3〜673に“デザイン オブ アロブスト ベースバ
ンド LPGコータフォアスピーチ トランスミッショ
ン オーバー 9.6にビット/Sノイジイチャネルス
(Design of aRobust Ba5eba
nd LPCCoder for 5peech Tr
ans−mission over 9.5 K bi
t/s No1sy Channels ) ”として
発表されている。
この既知の音声コーグにおいては、ディジタル音声信号
はインバースフィルタによって濾波され、その伝送関数
Δ(Z)は2・変換記号で表わして次式で与えられる。
ここにおいて、P(Z)は音声信号のセグメント期間ス
ペクトルエンベロープの予測ベース伝送関数であり、1
−≦1−≦pに対するフィルタ係数A(1)は、例えば
20m5の各音声信号セグメントに対し計算されたLP
Cパラメータであり、pは一般に8と16との間の値を
有するLPCオーダである。このインバースフィルタΔ
(Z)の出力における音声バンド残留信号は一般に平坦
なスペクトルエンベロープを有し、このエンベロープは
LPCオーダpが高くなるに従ってより平坦となる。こ
の音声バンド残留信号を(レカーシブ〉シンセンス フ
ィルタの励起信号として使用する。このフィルタはa(
i) と同じフィルタ係数を有し、従って伝送関数1/
A (z)ヲ有する。このシンセンス フィルタ1/A
(z)ハ音声バンド残留信号の量子化ノイズにマスク効
果を有しているので、この音声バンド残留信号の波形を
サンプル当り3ビツトでコード(符号)化することで、
サンプリング速度が8 kHzで、サンプル当り8ビツ
トのコード化を行う電話用として標準のPCMコーコー
よって音声信号をコード化した波形と同じ音声品質を得
るに充分であることが発見された。しかしながら、LP
Gパラメータと音声バンド残留信号をコード化するに要
する全体のビット速度は、音声バンド残留信号が音声バ
ンド信号自体と同じ帯域幅を有しているので、標準PC
Mコーコー場合よりあまり低くはならない。
上述の発表文中にある音声コーグは、音声バンド残留信
号のスペクトルエンベロープの普通平坦 )な形状を利
用して所要の全ビット速度を減少させようとするもので
ある。この目的のため、音声バンド残留信号をディジク
ルローパスフィルタ(低域濾波器)に供給し、この内で
係数N1すなわち2ないし8のサンプル速度の減少(ダ
ウンサンプレングー−−デシメーション)を行う。シン
センス フィルタ1/A (z)用に満足な励起信号を
再導出するためには、利用可能な低周波部分より欠除し
ている高周波部分を再生し、ベースバンドとさらにサン
プリング速度を元の値にまで増加させる必要がある。(
アップサンプリングーーー インターポレーション)従
来装置の音声コーグでは音声フォルデング(折返し)方
法によって実際の音声信号の帯域幅を有する励起信号を
導出していた。スペクトルフォルディング(Foldi
ng)においては、インクポレーションはベースバンド
残留信号の各サンプル後にN−1の零値サンプルを単に
挿入するだけであり、ここにおいてNはデシメーション
係数である。従って励起信号のスペクトルは、保持され
たベースバンドで構成される低周波数部分と、デシメー
ション サンプリング周波数の近くのベースバンドのフ
ォルディングプロダクトと、その整数倍よりなる高周波
部分とにより構成される。この方法は、平坦なスペクト
ルエンベロープを有するベースバンド残留信号が、全音
声バンドにわたり同じく平坦なスペクトルエンベロープ
を有する励起信号内で生ずる利点がある。この特性は良
好な音声品質が直接得られることを意味するが、実際の
音声信号の帯域幅を有する励起信号を得るための既知の
非直線歪方法における典型的な“ホアースネス(hoa
rseness −−−シわがれ声化すること)″は失
われる。
以上説明したようにスペクトルフォルディングは極めて
簡単な方法であるが、これには固有の問題がある。すな
わち、この方法では文献中にパトーナルノイズ(ton
al noise)”として発表されている可聴性の“
メタリック”バックグラウンドノイズを生じ、このノイ
ズはデシメーション係数が大となり、また音声のピッチ
が高くなるに従って増大する。
0 この問題があるため既知の技術による音声クープの励起
ジェネレータ内にはスペクトルフオルデンジ法の変形を
用いている。この方法によるときは、励起信号のサンプ
ルはインタポレーション((補間)を行った後、さらに
時間位置ペルターベーション(perturbatio
n −−一変動を加えること)を加える。とくに非零(
ゼロ)値サンプルの時間位置くすなわち、インクポレー
ション前のベースバンド残留信号のオリジナル サンプ
ル)はランダムに変動(ペルクープ)させる。またこの
非零値サンプルの大きさが所定のスレショールド値以下
である場合には、この非零値サンプルを隣接の零値サン
プルと単に置換し、非零値サンプルの大きさが小となる
に従ってこのペナターベーションの確率を増加させる。
一方において、非変動(ペルタープ)励起信号をローパ
スフィルタに供給してベースバンドを選択し、他方にお
いて、変動くペルタープ)励起信号をノ\イパスフィル
タに供給してベースバンドより高い高周波部分を選択し
、その後にこれら2つの選択信号を互に加算して最1 終励起信号を得る。このスペクトルフォルディング法の
変形は、本質的には信号相関ノイズをスペトクルフォル
ディングを行ったベースバンド残留信号に加算するもの
である。知覚上の観点よりすると、この追加のノイズは
″トーナル(音色 −−tonal )ノイズ°′に対
するマスク効果を有しているが、このノイズ自体もある
程度のパホアースネス(hoarseness−−−L
わがれ南北すること)”を生ずる。従って従来例の音声
クープで、この変形法を使用すると、実際上の装置が極
めて複雑化し、しかも音声信号と同じ帯域幅を有する励
起信号を得るためのスペクトルフォルディング法におけ
る欠点の、゛トーナルノイズ″問題の解決は満足には得
られない。
本発明は上述した如くのディジタル音声クープにおいて
、パトーナルノイズ′の発生を有効に抑圧補償でき、し
かも比較的に簡単で実用的な音声クープを(尋ることを
その目的とする。
本発明の音声クープは、送信機は、さらに次のもの、す
なわち、第1アダプテイブ インバース2 フィルタの音声バンド残留信号に応答して、音声バンド
残留信号の短期間スペクトルの精密構成を表わす第2予
測パラメータを形成する第21PCアナライザと、音声
バンド残留信号と第2予測パラメータに応答して、デシ
メーション フィルタに供給する変形音声バンド残留信
号を形成する第2アダプテイブ インバース フィルタ
とを具えてなり、送信機内のエンコーディング・マルチ
プレキシング回路と、受信機内のデマルチプレキシング
・デコーディング回路とは、第1及び第2予測パラメー
タの両方共をプロセスするように構成し、受信機は、さ
らに次のもの、すなわち、インタボレーティング励起信
号ジェネレータの励起信号に応答して、第2予測パラメ
ータにおいて、第1アダプテイブ シンセシスフィルタ
に供給する変形励起信号を形成する第2アダプテイブ 
シンセシス フィルタを具えてなることを特徴とする。
本発明による手段は、周期的な音声フラグメントに主と
して生ずる“トーナルノイズ″はベースバンド残留信号
の種々の異なるスペクトル折返し3 変換の音声周波数成分間の非調波的関係によって主とし
て生ずるが、非周期的な非音声フラグメントに対しては
スペクトル折返しによるも知覚的に不所望な効果は生じ
ないと云う認識を基として成したものである。本発明音
声クープでは音声帯域残留信号は第2適応インバースフ
イルタを用いて可能な周期性とは無関係とし、従って高
調波状に位置する音声周波数成分とは無関係とする。従
って送信機におけるIO進除算及び受信機において簡単
な補間により行うスペクトル折返しの双方は顕著な非周
期的なキャラクタを常時有する信号で実施するため“ト
ーナルノイズの発生を有効に相殺することができる。ス
ペクトル折返しが行われた直後第2適応インバースフイ
ルタの相補部分を成す第2適応シンセシスフイルタを用
いて音声帯域励起信号に所望の周期性を導入する。
本発明による手段に関連して従来の音声クープではベー
スバンド残留信号の伝送に適応予測コーディング(AP
C)を用いている(前記文献の第6図参照)。A−Cク
ープは、雑音フィードバック構成4 を用いると共に、2mS以上の遅延に対して人力信号の
最大自己相関係数の位置及び値に応答して適応を行う適
応インバースフィルタの形態の人力フィルタを具え、A
PCデコーダはAPCコーコー適応インバースフィルタ
の相補部分を成す適応シンセシスフィルタを具える。A
PCコーコー入力信号がAPCデコーダの出力信号に再
導入される可能な周期性とは無関係となっても従来の音
声コータに゛トーナルノイズ′”が発生するのを、これ
ら手段により相殺することはできない。実際上周期性の
再導入は補間に対し予め行い、従ってスペクトル折返し
によって゛トーナルノイズ″を発生する。
この゛トーナルノイズ″は除去されないで従来の音声コ
ータでは他の手段によりマスクされるだけであるがこの
場合更に成る種の゛ホースネス(不快音)”が側効果と
して発生する。従って本発明によれば第2適応インバー
ス フィルタ処理を10進除算前に行うと共に関連する
第2適応シンセシスフイルタ処理を簡単な補間で達成さ
れるスペクトル折返し後に行う。
5 図面につき本発明を説明する。
第1図はディジタル音声コータの機能的ブロック図を示
す。このディジタル音声コータは送信機■及び受信機2
を具えこれにより伝送容量が電話用標準PCMチャネル
の64にピッ)/Sよりも著しく低いチャネル3を経て
ディジタル音声信号を送信する。
このディジタル音声信号は、マイクロホンその他同様の
電気音響変換器を有しローパスフィルタ5により0−4
kHzの音声帯域に制限された音声源4から発生するア
ナログ音声信号を表わす。このアナログ音声信号を8k
Hzのサンプリング速度でサンプルしてアナログ−ディ
ジタル変換器6により送信機1で使用するに好適なディ
ジタルコードに変換する。又、このアナログ−ディジタ
ル変換器によってこのディジタル音声信号を20m5毎
に更新される30m5のオーバーラツプセグメント(2
40サンプル)に分割する。送信機1ではこのディジタ
ル音声信号を処理して形成した信号を、チャネル3を経
て受信機2に送信し得ると共に受 )6 信機1でこのディジタル音声信号のレプリカに変換し得
るようにする。このディジタル音声信号のレプリカをデ
ィジクルー アナログ変換器7によってアナログ音声信
号に変換し、このアナログ音声信号をローパスフィルタ
8で0−4kHz音声帯域に制限した後スピーカその他
の電気−音響変換器を具える再生回路9に供給する。
第1図に示す音声コードは文献でRBLPコーダコー留
励起直線性予測コード)として記載されているハイブリ
ッドコータのクラスに属するものである。先ず最初にこ
のRBLPコーダコ一本的な構成を第1図につき説明す
る。
送信機1ではディジタル音声信号のセグメントをLPC
アナライザ10に供給し、このアナライザで30m5の
音声セグメントのLPCパラメータを、既知のように、
例えば直線性予測のコバリアシト法の自己相関(アール
・ダブりニー・シエファ及びジェー・デー・マーケル著
「スピーチアナリンス」アイ・イー・イー・イー プレ
ス、ニューヨーク、1978年第124−143頁参照
)を基にして20m5毎に7 計算する。又ディジタル音声信号はプレディクタ12及
びサブトラクタ13を具える適応(アダプティブ)フィ
ルタ11にも供給する。プレディクタ12をトランスバ
ーサルフィルタとし、その係数a(i)、■≦13pは
アナライザ10で計算されたLPCパラメータとし、L
PCオーダ(次数)pは通常8及び16間の値を有する
ものとする。2変換法ではプレディクタ12の伝達関数
p(z)を次式で表わすことができる。
又、フィルタ11の伝達関数Δ(Z)は次式で表わすこ
とができる。
A (z) −1−P (z) −−−−−(2)LP
Cパラメータa (i) は、フィルタ11の出力信号
、即ち音声帯域(予測)残留信号が最も平坦なセグメン
ト項(30mS)のスペクトルエンベロープを有するよ
うに決める。この理由のため、フィルタ11は上記文献
ではインバース(逆)フィルタとして8 知られている。
RIELPコーダのコー概念においては、LPGパラメ
ータa(1)及び音声帯域残留信号を送信機1から受信
機2へ送信する。受信機2において送信されてきた音声
帯域残留信号はプレディクタ15と加算器16を巡回配
置して成るアダプティブ合成(適応シンセサイザ)フィ
ルタ14の付勢信号として使用される。プレディクタ1
5は送信されてきたLPGパラメータa(1)を係数と
して有するトランスバーサルフィルタでもあるため、プ
レディクタ15の伝達関数も式(1)で与えられ、合成
フィルタ14の伝達関数は 1/ l:1−p(z) ) −1/A(z) −−−
−−(3)により与えられる。
完全に無歪の伝送及び完全に静止した音声信号の理想的
な仮定の場合には2個のフィルタ11及び14は互に精
密に逆数関係にあるため、送信機1の入力端子における
原ディジクル音声信号が受信機の合成フィルタ14の出
力端子に再生される。音声9 信号は局部的に静止しているものとみなせるのみであり
、従って両プレディクタ12及び15に対するLPGパ
ラメータa(1)を20m5毎に更新する必要があるた
め、この仮定は第1近似で成立するのみであるが、この
場合にも完全に無歪の伝送の場合には送信機1のフィル
タ5の出力端子の原アナログ音声信号と受信機2のフィ
ルタ8の出力端子の再生アナログ音声信号との間に知覚
上の差がないことが確かめられている。
実際上、LPGパラメータa(1)及び音声残留信号の
波形のディジタル送信は量子化と符号化処理を必要とす
る。この目的のために、送信機1はパラメータエンコー
ダ18と、アダプティブ波形エンコーダ19と、得られ
たコード信号を時分割多重信号に合成するマルチプレク
サ20とを含むエンコーダ兼マルチプレクサ回路17を
具える。受信機2は送信されてきた時分割多重コード信
号を分離するデマルチプレクサ22と、パラメータデコ
ーダ23と、アダプティブ波形デコーダ24とを含むデ
マルチプレクサ兼デコーダ回路21を具える。
0 既知のように、LPGパラメータa(1)の送信には゛
′ロッグエリアレシオ”(LへR)係数g (i)を使
用するのが好適であり、このLAR係数は先ずLPGパ
ラメータa (i)を反射係数k(1)に変換し、次い
で次の対数変換: g(i)・log [:1 +k(i):l/ 〔1−
k(i)’] 。
1≦1≦p −−−−−(4) を施すことにより得られる。これらのLへR係数g(i
)を均等に量子化し、20m5毎に符号化し、その全ビ
ットを種々のLAR係数g(i)に、再生ディジタル音
声帯域内の最大スペクトルエラーを最小にする既知の方
法に従って最適に割当てる(例えば、rlBBB Tr
ans、Acoust、、 5peech、 Sign
alprocessingj Vol、ASSP−23
,No、3. June 1975゜p309−321
の“Quantization Properties
 ofTransmission Parameter
s in 1inear PredictiveSys
tems ” (「アイイイー トランザクションズア
コ−スト スピーチ シグナル プロセッシング」第A
SSP −23巻、第3号、1975年6月第3091 〜321頁の“線形予測システムの伝送パラメータの量
子化特性”)参照)。20m5毎に、例えば64ビツト
ヲパラメータエンコーダ18において16個のLPGパ
ラメータa(i) (従ってLPCオーダはp=16)
の伝送のために使用できるときは、LAR係数g(1)
〜g(16)へのビット割当はg(1)、 g(2>に
6ビツ) g(3)、 g(4)に5ビツト、g(5)
〜g(10)に4ビツト、g(11)〜g(16) に
3ビツトをそれぞれ割当てる。この場合、LAR係数に
必要とされるチャネル3の伝送容量は3.2にビット/
秒になる。受信機2内の合成フィルタ14のプレディク
タ15はパラメータデコーダ23により量子化LAR係
数g(1)から得られたLPCパラメータa(i)を使
用するため、送信機1内の逆フィルタ11のプレディク
タ12はLPCパラメータa(1)の同一の量子化値を
使用する必要がある。
原則として、音声帯域残留信号の伝送には既知の波形符
号化方法を使用することができる。第1図においては、
簡単なアダプティブPMC方法を採用してあり、これに
従って送信機1において音声2 帯域残留信号の各msインターバル中の最大振幅りを最
大値検出器25により決定し、アダプティブPCMンコ
ーダ19により音声帯域残留信号のサンプルを(−D、
+D)レンジ内で均等に量子化する。
合成フィルタ14は量子化雑音をマスクする作用を有す
るので、PCMエンコーダ19において1サンプルにつ
き3ビツトを使用して、公衆電話に対し既に標準化され
ている(対数)PCM(8ビツト/サンプルの符号化を
使用)の場合と同等の音声品質が得られる。パラメータ
エンコーダ18において最大振幅りは64dBのダイナ
ミックレンジに亘り6ビツトに符号化される。受信機2
内のパラメータデコーダ23において復号後、この最大
振幅りを用いてアダプティブPCMデコーダ24を制御
する。この場合音声帯域残留信号に必要とされる伝送チ
ャネル3の容量は24.3にビット/秒になる。
16個のLAR係数のコード信号(3,2にビット/秒
)と音声帯域残留信号のコード信号(24,3にビット
/秒)を多重化する際にデマルチプレクサ22の同期用
に2個の別のビットをマルチプレクサ3 20により時分割多重信号の20m5フレームに付加す
るため、上述の基本概念のRBLPエンコーダは27.
6にビット/秒の総容量を有する伝送チャネル3を必要
とする。この値は標準PCMの64ビット/秒の値に比
較して重要な改善を意味するが、公衆電話用の新しい標
準方式として現在検討されている32ビット/秒の伝送
容量を必要とするだけであるアダプティブ差分PCM 
(ADPCM)と比較すると、この改善は大きいとは言
えない。
上述の例から、基本概念のRBLPエンコーダではチャ
ネル3の容量の大部分(88%)が0〜4kHzの音声
帯域、即ち、伝送すべき実際の音声信号の帯域幅に等し
い帯域幅を有する残留信号の伝送に使用されること明ら
かである。この場合、この音声帯域残留信号が略々平坦
なスペクトルエンベロープを有することを利用すること
によりこの伝送容量の大きな低減を達成することができ
る。
従って使用する方法は既知であり(明細書前文参照)、
この方法は、送信機1における逆フィルタ11の出力端
子における音声帯域残留信号から例4 えばO〜I KHzのベースバンドを選択し、同様に8
KHzのサンプリング速度を10進除算ファククN−4
により2 KHzのサンプリング速度に減少させること
より成っている。実際には双方の信号処理動作はデジタ
ル10進除算低域通過フィルタ26で組合せて行なわれ
る。このようにして得たベースバンド残留信号はアダプ
ティブPCMエンコーダ19に供給され、ここで基本形
態のRBLPコーダコーける音声帯域残留信号と同様に
符号化される。しかし、サンプリング速度は2 KHz
の値に10進除算される為、ベースバンド残留信号に必
要とするチャネル3の伝送容量は著しく小さく、この場
合この容量はわずか6.3キロビット7秒となる。16
個のLAR係数と2つのフレーム同期ビットとが変化し
ないと、RBLPコーダコーのベースバンド変換には全
容量が9.6キロビツト/秒の伝送チャネル3を必要と
し、この値は実際に標準のPCIチャネルに必要とする
64キロビット7秒よりも著しく小さい。
受信機2において、合成フィルタ14に対する適当な励
起信号を得る為には、1〜4 KHzの帯域に5 おいて脱落している高周波部分を、得ることのできる送
信されたベースバンド残留信号から再生させる必要があ
り、更に10進除算された2 KHzのサンプリング速
度を10進乗算ファクタN=4により8 KHzのもと
の値に高める必要がある。この目的の為に、受信機2に
おいてスペクトル折返し法を用い、これらの2つの信号
処理動作を達成させる励起信号発生器を単に、送信され
たベースバンド残留信号の各サンプル後にN−1〜3個
の零値サンプルを挿入する簡単なインクポレータとする
従って、インクポレータ27の出力端子における励起信
号は8 KHzのもとのサンプリング速度を有するばか
りではなく、低周波部分が残存の0〜I KHzのベー
スバンドより成りI KHzよりも上の高周波部分が1
0進除算された2 Kflzのサンプリング速度および
その整数倍を中心としてこのベースバンドを折返した成
分より成るスペクトルをも有する。
これらのスペクトル折返し法による重要な利点は、励起
信号が0〜4 KHzの音声帯域全体に亘る一般的に平
坦なスペクトルのエンベロープを有すると6 いうことである。この特性はこのようにして得られたア
ナログ音声信号が良好な特性を有しているということか
ら直接認11tでき、この場合適当な励起信号を得る為
の非直線歪み法に代表的な″ホアースネス(不快音)″
が無くなる。
しかし、スペクトル折返し法によると、ファクタNが大
きくなるにつれて、また音声の基音(ピッチ)が高くな
るにつれて増大し“トーナルノイズ(tonal no
ise) ”として知られている可聴性の“金属性′″
暗騒音を生じるということを確かめた。
この゛トーナルノイズ″″の原因を追求したところ、周
期的な(vo 1ced)音声の断片中に優勢的に生じ
る“トーナルノイズ°′は本質的にベースバンド残留信
号をスペクトル的に種々に折返して得たものの間が不協
和関係にあることにより生じるということを認識した。
これとは相違し、非周期的な(unvoiced)音声
の断片に対してはスペクトルの折返しにより感知できる
不所望な影響は生ぜしめない。スペクトルの折返しによ
る協和関係の妨害を第2図に示す。第2図において線図
aは、破線で7 示す平坦なスペクトルエンベロープと300KHzの基
音(ピッチ)とを有する周期的な音声帯域残留信号のス
ペクトルの一例を示す。10進除算低域通過フィルタ2
6を用いて0〜I Kflzのベースバンドとこの中に
300 、600および900tlzに位置する成分と
を選択し、インクポレータ27によりスペクトルの折返
しを行なうことにより第2図の周波数線図すに示すよう
なスペクトルを有する励起信号が得られる。この励起信
号も実際に周波数線図すに示すような平坦なスペクトル
エンベロープを有するも、1〜2KHz 、 2−3K
Hzおよび3〜4KH2のそれぞれの帯域におけるスペ
クトル的に折返したものの成分は互いに対しても且つ残
存する0〜lK11zのベースバンドにおける成分に対
しても協和関係を有しない。
パトーナルノイズ′”はファクタNを増大させ且つ基音
周波数(ピッチ)を増大させるにつれて増大するという
ことを確かめたという事実は、ベースバンド残留信号(
この信号自体は周期的な音声断片で実際に協和的となる
)の不協和的な拡張を8 本質的に正確に゛トーナルノイズ″の発生に対し応答し
うるようにするものとする必要がある。その理由は、フ
ァクタNが増大し、基音周波数が増大すると、一般的に
周期的な音声帯域残留信号の成分間のもともとの協和関
係の妨害が増大する為である。
本発明によれば、送信機1における逆フィルタ11の出
力端子における音声帯域残留信号を、プレディクタ29
および減算器30を有する第2のアダプティブ逆フィル
タ28を用いて、得られる周期性、従って協和的に位置
する成分と無関係にする。プレディクタ29も第2 L
PG アナライザ31内で20ミリ秒毎に計算され音声
帯域残留信号の短期間(20ミリ秒)スペクトルの微細
構造を表わす第2 LPGパラメータである係数を有す
るトランスバーサルフィルタとする。これにより、はぼ
すべての係数が零値に調整され、極めて少数の係数、或
いは1個のみの係数が零に等しくない値を有するプレデ
ィクタ29を、効率の実質的な損失を伴なうことなく充
分に得ることができる。簡単の為には1個の係9 数を有するプレディクタ29が好ましいも、それよりも
多い係数、例えば3或いは5個の係数を有するプレディ
クタを用いることによりほんのわずかの改善を行なうこ
とができるということを確かめた。これがため、上述し
た例ではプレディクタ29を僅か1個の係数工と、Z−
変換法で次式にて表される変換関数PP (z) とを
有するトランスバーサルフィルタとする。
PP(z)=cz −’ (5) ここにMは音声帯域残留信号のサンプル数で表される周
期性の基本的間隔とする。2個の第2推測パラメータC
及びMは自己相関器形態の簡単な第2 LPG−アナラ
イザ31により得られ、この自己相関器はサンプル数二
で表されるアナライザ10のLPC−オーダ上以上の遅
延に対して各々2Qmsの音声帯域残留信号の時間間隔
を計算し、さらにn>pに対するR (n)の最大値の
位置としてのM及び非R(M) /R(o) としての
至を決定する。斯かる第2アダプティブ−インバース−
フィルタ28は次式(6)にて表わされる伝達関数AA
 (z)を有する。
0 AA(z)= I−PP(z) ’1−cz−’ ω〕
フィルタ28の出力端子には無声及び発声のいずれの音
声断片部分(セグメント)に対しても明白な非周期特性
を呈する変更音声帯域残留信号が発生する。受信機2で
は、補間器27でのスペクトル折返し操作が完了するま
では励起信号に所望な周期性が導入されず、この周期性
の導入は第2アダプテイブーシンセシスーフイルタ32
により行われる。このフィルタ32は送(ffm 1に
おける第2インバース−フィルタ28の片ゎれであり、
これはプレディクタ33及び回帰的構成の加算器24を
具えている。従って、プレディクタ33の伝達関数も式
(5)によって表され、斯かる第2アダプテイブーシン
セシスーフイルタ32の伝達関数は次式(7)により表
される。
1/ (1−PP(z) ) = 1/AA(z) (
7)斯かる第2アダプテイブーシンセシスーフイルタ3
2の出力端子には、0〜4 Kt(zの全音声帯域にわ
たり周期性成分間に所望な高調波関係を持つ変更励起信
号が発生し、この変更励起信号は1 第1アタフティブ−シンセシスーフィルタ14に供給さ
れる。これらの手段を採ることにより、ベースバンド残
留信号を得るための送信機1での10進除算低域通過フ
ィルタリング及び励起信号を得るために補間法により行
われる受信機2でのスペクトル折返しのいずれもが、本
来常に非周期性の信号で成されるため、スペクトル折返
し時における゛トーナルノイズ″の発声が有効に相殺さ
れる。
無声音声の断片部又は音声の絶え間の如き非周期性の音
声信号の場合には、最大自己相関係数R(M)が小さく
なり、従って予測パラメータC−R(M) /R(0)
の値が小さくなり、音声帯域残留信号は実質上回等変更
されることなく第2インバース−フィルタ28を通過す
る。発声した音声の断片部の如き周期性の音声信号の場
合には、音声帯域残留信号の周期性が基本周波数(ピッ
チ)によって優先的に決定される。音声中に発生する最
高の基本トーン周波数の値は常に500■Z以下、従っ
て2ms以上の周期であり、また、 i2 100Hz以下のトーン周波数、従って基本トーンの周
期が10m5以上では可聴゛トーナルノイズ″′が8忍
められなくなる。このことからして、自己相関器31を
実際に作製するに当たって、自己相関関数R(n)を2
ms〜10m5の時間間隔内でのみ、従って17≦n≦
80のnの値に対して8 KHzのサンプリング速度で
計算して、その計算に要する時間を大いに節約する必要
がある。特に、R(n)は次式 (8)に基づいて計算する。
r=0 ここに、r =0.1.2.−−−−159のb(r)
は20m5ノ時間間隔内における音声帯域残留信号のサ
ンプルを表わす。n=Qの場合におけるR (n)の値
、従って、 59 3 にて表されるR (n)の値はR(o) −2048に
正規化されるため、予測パラメータエは次式σQの如く
表される。
C= R(M) /2048 00 Mに対しては17≦n≦80が成立するので、このMの
値は6ビツトにてエンコードすることができる。実際に
は予測パラメータエの値は4ビツトで量子化すれば充分
である。この第2予測パラメータエ及びMのエンコーデ
ィング操作は2Qms毎に行う必要があり、このために
送信機1におけるパラメータ・エンコーダ18及び受信
機2におけるパラメータ・エンコーダは、LPc−パラ
メータa(i)(1≦1≦p)及び第2予測パラメータ
c、Mのいずれも処理し得るように配置する。受信機2
におけるシンセシスーフィルタ32のプレディクタ33
は量子化した予測パラメータエを利用するので、送信機
1におけるインバース−フィルタ28のプレディクタ2
9は至の同じ量子化値を利用する必要がある。
パトーナルノイズ″を有効に除去するために、4 上述したRBLP−コーグのベースバンド−バージョン
に対するよりも低いLPC−オーダp(p=16)を用
いることができる。例えばLPC−オーダp=12を選
定する場合には、僅か12個のLAR−係数g(1)を
伝達するだけで済む。伝送チャネル3に対する全容量を
9.66キロビツト/秒とする場合には、LAR−係数
g(13)〜g(16)の伝送用に初めから取って置い
た600 ビット/秒の容量を用いて第2予測パラメー
タ至及びMを伝送することができ、このために上述した
例の場合には500ビット/秒の容量を必要とする。残
りの100ビット/秒の容量は、デマルチプレクサ21
を同期させるために時分割多重信号の20m5のフレー
ムに2つの追加ビットを供給するのに用いることができ
、従って各々192ビツトフレームの内の4ビツトをフ
レーム同期に用いて伝送信頼度を向上させることができ
る。
本発明によるディジタル音声エンコーダの動作モードを
更に説明するため第3.4及び5図には第1図のコーグ
の種々の箇所における、す5 べて同一30m5有声音セグメントに関連する信号につ
き多数の振幅スペクトルと1つの自己相関関数とを示し
である。従って縦軸に沿って示したdB値は常に、任意
に選択された同一基準値に関連している。
第3図aはアナログディジタル変換器6の出力端子にふ
ける音声セグメントの振幅スペクトルを示し、第3図す
は第1逆フイルタ11の出力端子における音声帯域残留
信号の振幅スペクトルを示す。第3図すはこの音声帯域
残留信号がほぼ平坦なスペクトルエンベロープを有し、
かつ約195Hzの基本トーン(ピッチ)に対応する明
瞭な周期性が存在することを示している。第3図Cは値
R(0) −2048に正規化されかつ20m5秒の時
間間隔内の2m秒から10m秒までの副時間間隔だけに
つき自己相関器31で計算した音声帯域残留信号の自己
相関関数R(n)を示す。この関数R(n)のピークは
値M−41及び約195Hzの基本トーン(ピッチ)に
対応する値5.125m秒に対して生じ、かつ係数c 
=R(M)/2048は約0.882 ノ値6 を有し、これは値c =0.875に量子化される。
第4図aは第2逆フイルタ28の出力端子における修正
された音声帯域残留信号の振幅スペクトルを示し、プレ
ディクタ29においては値M−41及びC=0.875
が使用されている。第3図すと比較すると明らかなよう
に第4図aは、約195H2の基本トーン(ピッチ)に
対応する周期性が抑圧されることをしめしている。第4
図すはフィルタ6における低域濾波後(しかし係数4で
の10進除算以前)のベースバンド残留信号の振幅スペ
クトルを示す。
第5図aには、第4図すのベースバンド残留信号に対す
る10進除算動作、次いでエンコーディング、送信、デ
コーディング及び内挿(ゼロ振幅を有するサンプルを加
えることにより)を行った後に得られるインターボレー
ス27の出力端子における励起信号の振幅のスペクトル
を示しである。第5図すは第2合成フィルタ32の出力
端子における修正された励起信号の振幅スペクトルを示
し、これから明らかなように、約197 5Hzの基本トーン(ピッチ)に対応する周期が再導入
され、かつ0〜4 kHz全体に正しい高調波関係が存
在する。第5図Cは第1合成フィルタ14の出力端子に
おける複製された音声セグメントの振幅スペクトル示す
上述した手段を用いることにより次の利点を有するベー
スバンド形RBLPコーダが得られる。
パ′トーナルノイズ″″の発声が効果的に打消される。
・現在の音声コーグはベースバンドに対し全くトランス
ペアレントであるから音声信号のベースバンドを別個に
処理する必要がなく、実際上、式(1)〜(3)及び(
5)〜(7)から、直列配置した第1及び第2逆フイル
タ11及び28並びに第2及び第1合成フィルタ32及
び14に対しては、予測パラメータa(i)、c及びM
の値とは無関係にA(z)・AA(z)・17^A(z
) ・1/A(z)−1(11)が成立つ。
・第2逆フイルタ28が伝送すべきベースバンド残留信
号のダイナミックレンジを減少させる効8 果を奏するのでこの信号の量子化に対する感度が低くな
る。
・伝送チャネル3におけるランダムビットエラーの場合
音声品質はブレーク点(分岐点)まではビット誤り率の
増大と共に徐々に劣化するに過ぎず、聰度はビット誤り
率が大きくなると急速に低下する。このブレーク点はほ
ぼ1%のビット誤り率の箇所に位置するが、誤り訂正技
術を用いることによりこの値はビットレートをある程度
増大した状態でこのビット誤り率となる如く改善するこ
とができる。
・送信機1及び受信機2は、ディジタル信号プロセッサ
が8ビット幅のデータバスを介して通信できる既知の並
列構成において複数の普通のディジタル信号プロセッサ
、例えば、形式NECμD P??20によって簡単な
態様で実現することができる。ディジタル信号プロセッ
サは直列インタフェースを介してアナログ・ディジタル
・変換器及びディジタル・アナログ・変換器6及び7な
らびに伝送チャンネル3の一部を構成9 する変復調装置の如き外部装置と通信することができる
。更に、データバス上でのトラヒックに対し各信号プロ
セッサには入出力制御装置が関連している。先に述べた
異なる信号処理動作を行うために必要な人出力制御装置
及び信号プロセッサ用マイクロプログラムは、当業者で
あれば信号プロセッサのメーカーによって配布されるユ
ーザー用情報を用いて作製することかできる。かかる具
体例の構造上の概要を与えるために付言すれば、形式N
ECμD P??20の信号プロセッサは28ピンのケ
ーシングを有し、約1ワツトの電力を消費し、かつ入出
力制御装置は単に数ダースの論理ゲートを含むに過ぎな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ディジタル音声コーダの構成を示すブロ
ック図、 第2図はスペクトル折返し法を説明する周波数ダイアグ
ラム、 第3.4及び5図は音声信号の同一セグメン 10 トに関連する第1図のディコール音声り−ダの種々の箇
所の信号の振幅スペクトルの数及び自己相関関数を示す
特性図である。 ■・・・送信機 2・・・受信機 3・・・チャネル 4・・・音声源 5.8・・・ローパスフィルタ 6・・・アナログ−ディジタル変換器 7・・・ディジタル−アナログ変換器 9・・・再生回路 10・・化PCアナライザ11、2
8・・・適応(アダプティブ)逆フィルタ12、15.
29.33・・・プレディクタ13、30・・・サブト
ラクタ(除算器)14・・・アダプティブ合成フィルタ 16、34・・・加算器 17・・・エンコーダ兼マルチプレクサ回路18・・・
パラメータエンコーダ 19・・・アダプティブ波形(PCM)エンコーダ20
・・・マルチプレクサ 21・・・デマルチプレクサ兼デコーダ回路22・・・
デマルチプレクサ 1 23・・・パラメータデコーダ 24・・・アダプティブ波形デコーダ 25・・・最大値検出器 26・・・10進除算低域通過フィルタ27・・・イン
クボレータ 31・・・第2 LPGアナライザ 2 ロ −O Uつ (フ ロ匡 富□ Σ “−F−m− −Cコ a:I嘴←−一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 セグメントにしたディジクル音声信号を伝送する
    送信機と受信機とを有するディジタル音声コーダで、 該送信機は、 各セグメントのディジタル音声信号に応答して、このデ
    ィジタル音声信号のセグメント化したスペクトルのエン
    ベロープを表わす第1予測パラメータを形成する第1 
    LPGアナライザと、 各セグメントのディジタル音声信号と第1予測パラメー
    タに応答して、当該セグメントの予測誤差に対応する音
    声バンド残留信号を形成する第1アダプテイブインバー
    スフイルタと、 音声バンド残留信号に応答して、ベースバンド残留信号
    を形成するデシメーションフィルタと、 第1予測パラメータとベースバンド残留信号の波形をコ
    ード化し、形成されたコード(符号)化信号を時分割多
    重で伝送するエンコーチ°イング・マルチプレキシング
    回路とを具え、 該受信機は、 伝送されたコード化信号を分離し、かく分離されたコー
    ド化信号を第1予測パラメータとベースバンド残留信号
    波形とにデコード(復号)するデマルチプレキシング・
    デコーディング回路と、 ベースバンド残留信号に応答して、音声バンド残留信号
    に対応する励起信号を形成するインタボレーティング励
    起信号ジェネレータと、 該励起信号と第1予測パラメータに応答してディジタル
    音声信号のレプリカを形成する!1アダプティブ シン
    セシス フィルタとを具えているベースバンド残留コー
    ディングを有するディジモル音声コーダにおいて、送信
    機は、さらに次のもの、すなわち、第1アダプテイブ 
    インバース フィルタの音声バンド残留信号に応答して
    、音声バンド残留信号の短期間スペクトルの精密構成を
    表わす第2予測パラメータを形成する第2 LPGアナ
    ライザと、 音声バンド残留信号と第2予測パラメータに応答して、
    デシメーション フィルタに供給する変形音声バンド残
    留信号を形成する第2アダプテイブ インバース フィ
    ルタとを具えてなり、 送信機内のエンコーディング・マルチプレキシング回路
    と、受信機内のデマルチプレキシング・デコーディング
    回路とは、第1及び第2予測パラメータの両方共をプロ
    セスするように構成し、 受信機は、さらに次のもの、すなわち、インタボレーテ
    ィング励起信号ジェネレータの励起信号に応答して、第
    2予測パラメータにおいて、第1アダプテイブ シンセ
    シスフィルタに供給する変形励起信号を形成する第2ア
    ダプテイブ シンセシス フィルタラ具えてなることを
    特徴とするベースバンド残留コーディングを有するディ
    ジクル音声コーグ。 2、 第2 LPGアナライザは、音声バンド残留信号
    の自動相関係数を形成し、第21PCアナライザのオー
    ダーに対応する遅延を超える遅延に対し最大自動相関係
    数の値と位置とを選択するオートコリレータによって構
    成される特許請求の範囲第1項記載のディジモル音声コ
    ーダ。 3、 オートコリレータは2msと10m5間の時間間
    隔内の遅延に対してのみ自動相関係数を形成する如くし
    た特許請求の範囲第2項記載のディジモル音声コーダ。
JP60045711A 1984-03-07 1985-03-07 ベースバンド残留コーデイングを有するデイジタル音声コーダ Pending JPS60206336A (ja)

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NL8400728A NL8400728A (nl) 1984-03-07 1984-03-07 Digitale spraakcoder met basisband residucodering.
NL8400728 1984-03-07

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JPS60206336A true JPS60206336A (ja) 1985-10-17

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EP (1) EP0154381B1 (ja)
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AU (1) AU567395B2 (ja)
CA (1) CA1223073A (ja)
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NL (1) NL8400728A (ja)

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