JPS60206289A - カラ−テレビジヨン受像機 - Google Patents

カラ−テレビジヨン受像機

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JPS60206289A
JPS60206289A JP59060816A JP6081684A JPS60206289A JP S60206289 A JPS60206289 A JP S60206289A JP 59060816 A JP59060816 A JP 59060816A JP 6081684 A JP6081684 A JP 6081684A JP S60206289 A JPS60206289 A JP S60206289A
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Toshimitsu Umezawa
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はカラーテレビジョン受像機に係り、特に自動白
色制御装置を備えたカラーテレビジョン受像機に関する
〔発明の技術的背景〕
一般のカラーテレビジョン受像機(例えばNTSC方式
)にあっては、その受像機の基準白色色温度を例えば6
774°KK設”定しており、この基準白色が色の再現
の基準となっている。基準白色のずれは被写体とテレビ
ジョン受像機上に再現された色のずれとなって生じるも
のであるからこの基準白色は十分に管理されていなげれ
ばならない。
カラーテレビジョン受像機に含まれるカラー受赤、緑、
青の各電子銃ごとのその受像管駆動レベルが、上記基準
白色を設定する際に正確であることが要求される。各電
子銃の駆動バイアスが所定レベルから変化するとカラー
画像の再現において悪影響を生じ、不都合な受像管のカ
ットオフ誤差を生じる。
このカットオフ誤差は受像管の経年変化によるカソード
のエミッション低下や関連回路のドリフト等によって生
じるため、カラーテレビジョン受像機には受像管のバイ
アスを調整するための調節手段が含まれている。
この調節手段としては1例えばサービススイッチを含む
回路を備え、このスイッチは「サービス」および「正常
」の位置間で切換え可能とし、「サービス」の位置へ切
換えることで受像管を映像信号から切離して垂直走査を
停止せしめ、各電子銃のバイアスを調節してカットオフ
電圧を設定する。これによって映像信号の黒レベルに応
じて確実に受像管がカットオフされ、また全輝度レベル
に応じて色信号の比率が正しく保たれる2次に各電子銃
に関連する受像管ドライブ回路を所要利得になるように
調節して、受像機の正常動作時の赤。
緑、WのIlハ動倍信号比率を適正にするようにしてい
る。
しかるにこのような調節は熟練した調整者が多くの時間
を要して行っており、一般家庭において上記の調節を行
うことは不可能に近いのが実状である。このためカラー
テレビジョン受像機の長期の使用により基準白色がずれ
てしまい、不自然な色を再現することが起こる。
このようなことから最近では受像管のカソードエミッシ
ョン低下や関連回路のドリフト等を生じても自動的に白
色を制御する装置が提案されている。この自動白色制御
装置の一例を第1図に示す。
第1図において(10)はアンテナを示し、このアンテ
ナ(10)で受けた信号はテレビジョン信号処理回路(
11) (例えばチー−す、PIF回路、映像検波回路
、増幅器、および色信号と輝度信号の分離回路、さらに
同期信号分離回路等を含む回路)に供給される。この信
号処理回路(11)の出力端子(1ta) 、(nG)
 、(IIB)からはそれぞれ色差信号(l(r−Y)
 、CG−Y) 、(B−Y)が得られマトリクス回路
(12R)、(12G)、(12B)にそれぞれ供給さ
れる。
また信号処理回路(11)の出力端子(11Y)からは
輝度信号(−Y)を含む映像信号が得られ2合成回路(
13)を経て各マトリクス回路(12R,)、(12G
)。
(12B)へ供給され2色差信号と映像信号とを合成し
て色信号(B) 、(G) 、(B)を形成する。また
信号処理回路(11)の出力端子(IIS)からはブラ
ンキングパルス(BLK)を得2分離回路(14) K
て垂直。
水平の各ブランキングパルスに分II# L 、垂直プ
ランキンクパルス整形回路(15)および水平ブランキ
ングパルス整形回路(16)を経て信号発生回路(17
)K垂直、水平ブランキングパルス(VB)、 (f(
[3)が供給される。この信号発生回路(17)はカラ
ー受像管(後述する)に供給される映像信号に対して、
絵柄信号以外の所定の区間における1水平期間の一部の
間に基準パルスを挿入するための信号を出力端子(17
A)から発生するとともに、そのパルスの挿入タイミン
グに一致したゲートパルスを出力端子(17B)から発
生する。(詳細は第2図の波形とともに後述する)。
この信号発生回路(17)の出力端子(17A)に得ら
れた信号(以下基準挿入パルスと称す)は、アナログス
イッチとして作用する合成回路(13)において映像信
号に挿入され、前記のマトリクス回路(12几)、(1
2G)、(12B)にそれぞれ供給される。
これらマトリクス回路(12R・)、(12G)、(1
2B)の出力はさらにそれぞれレベル補正回路(18B
)。
(18G) 、(18B) 、受像管ドライブ回路(1
9几)。
(19G) 、(19B)および出力回路(20R) 
、(20G) 。
(20B)を経てカラー受像管(21)のカソード(2
1R)。
(21G) 、(21B)に供給される。前記レベル補
正回路(18R) 、(18G) 、(18B)は制御
端子(22)、 (23)。
(24)に供給される直流制御電圧によって出力電圧が
増減制御されるものである。また受像管ドライブ回路(
19R,) 、(19G) 、(19B)は、前軸のド
ライブ回路(19B)を代表に示す通り、トランジスタ
(25)を有し、そのトランジスタ(25)のベースに
レベル補正回路(18B)からの信号が加わり、コレク
タは抵抗(26)を介して電圧源(VCC)に接続され
エミッタは抵抗(27)を介してアースされている。
ソシてトランジスタ(25)のコレクタからの出力が次
段の出力回路(20B)に供給される。尚、光軸。
線軸のドライブ回路(19几)、(19G)は回路(1
9B)の構成と同様ゆえ、ブロックで示すのみにとどめ
る。
また出力回路(2og) 、(20G) 、(20B)
については同様に前軸の出力回路(20B)を代表に示
すと。
前記トランジスタ(25)のコレクタにベースが接続さ
れたトランジスタ(28)を有し、このトランジスタ(
28)のコレクタは電流検出用抵抗(29)を介t2て
アースされ、エミッタはカラー受像管(21)のカソー
ド(21B) K接続されている。尚、他の出力回路(
20R) 、(20G)は回路(20B)の構成と同様
ゆえブロックで示すのみにとどめる。
カラー受像管(21)の各カソードを流れる電流はトラ
ンジスタ(28) 、抵抗(29)を経て流れるからこ
の抵抗(29)を流れる電流はカソード電流に比例し。
その抵抗(29)に現われる′「電圧がライン(32)
を通してサンプリング回路(33B)に供給される。ま
た出力回路(20R) 、(20G)からのカソード4
流に比例した電圧もそれぞれライン(30)、 (31
)を通してサップリング回路(33R)、(33G)に
供給される。これらサンプリング回路(33)1.) 
、(33G) 、(33B)は信号発生回路(17)の
出力端子(17B)から前記基準1重人パルスの発生タ
イミングに同期したゲートパルスがライン(34)を介
して供給され、挿入パルスの期間におけるカソード1E
流に比例した電圧をサップリングするもので、各コンデ
ンサ(Cr)、 (Cg)。
(Cb)にサップリングした電圧をホールドするように
、コンデンサ(Cr)、 (Cg)、 (Cb)はフィ
ルタ作用を有スる。このサンプリング回路(33几)、
(33G)。
(33[3)の出力はそれぞれ比較器(35R) 、(
35G) 。
(3513)の一方の入力端子(−)に供給される。
これら比較器(35R) 、(35G) 、(35B)
の能力の入力1’iiA子(+)には基部電圧源(36
)からの基準電圧が供給され、Flu記サンプリング回
路(aaa)、(33G);(3313)の出力と比較
され、その比較出力はサンプリング出力が低下すれば上
昇し、逆にサンプリング出力が上昇すれば低下し、サン
プリング出力とと ノー(僧111;圧との差が零になるこころで安定する
これら比較器(35R) 、(35G) 、(35B)
の出力はそれぞれライン(37)、 (38)、 (3
9)を通してレベル補正回路(18几)、(tsG)、
(18B)の制御端子(22)。
(23)、 (24)に供給されている。また受像管(
21)のアノードには端子(40)から高圧が供給され
、偏向コイル(41)には端子(42)、 (43)か
ら水平、垂直の偏向電流が供給されるようになっている
。尚、音声回路等9本発明に直接関係しない部分は省略
している。
こうして成る自動白色制御装置を備えるカラーテレビジ
ョン受像機の動作を第2図の波形図を参照しながら説明
する。
第2図において(A)はテレビジョン信号処理回路(1
1)の出力端子(IIY)における映像信号を示したも
のであり、 (VB)は垂直ブランキング信号。
(I−IB)は水平ブランキング信号であり、(L)は
絵柄信号をそれぞれ示している。
また第2図(B)は垂直ブランキングパルス整形回路(
15)の出力波形、第2図(C)は水平ブランキングパ
ルス整形回路(16)の出力波形をそれぞれ示し。
この第2図(B)、(C)のブランキングパルス(VB
)。
(1−113)は信号発生回路(17)に供給され、そ
の出力端子(17A)から第2図(D) K示すような
基準挿入パルスが得られる。この挿入パルスは絵柄信号
区間以外における水平ブランキングパルス(HB)区間
の一部(期間Tl)において発生するもので9例えば信
号発生回路(17)内にカウンタ手段を設ける等により
容易に得られる。
こつ第2図(D)の挿入パルスは合成回路(13)にお
いて映像信号(第2図A)と合成され第2図(H)に示
す信号が得られる。この合成信号はマトリクス回路(1
2)、 レベル補正回路(18)、ドライブ回路(19
)および出力回路(20)を経て受像管(21)のカソ
ードに加えられる。そして2例えば前軸の回路をとっ【
説明すると、受像管(21)のカソード(21B)を流
れる電流はトランジスタ(28)のエミッタ・コレクタ
路を経て抵抗(29) K流れる。この抵抗(29)は
カソード電流を検出するもので、その電流量に比例した
電圧がこの抵抗(29)とトランジスタ(28)のコレ
クタとの接続点から検出されてサンプリング回路(33
B)に供給される。このサンプリング回路(33B)は
信号発生回路(17)の出力端子(17B)から前記基
準挿入パルスの発生タイミング(期間Tl)に同期した
ゲートパルスが供給されることで、その期間(T1)に
おける受像管(21)のカソード電流に比例した電圧を
サンプリングし、そのサンプリング出力を比較器(35
B)の一方の入力端子(−)K加える。
この比較器(35B)は第3図に示すような特性を持ち
、他方の入力端子(+)に与えられた基準電圧を(El
)とし、一方の入力端子(→に加わる入力電圧を横軸、
出力電圧を縦軸にとって示すと、入力電圧の増加に伴な
って出力電圧は減少し、逆に入力電圧が減少すると出力
電圧が増加する。またこの比較器(35B)の出力が供
給されるレベル補正回路(1sB)の特性は制御端子(
24)に加わる直流制御電圧が増加すれば出力レベルも
増加し、逆に直流制御電圧が減少すれば出力レベルも減
少するようになっている。
したがって2例えば受像管(21)のカソード、(21
B)のエミッション低下や関連回路のドリフト、J=に
よってカソード電流が低下するとサンプリング回路(3
3B)への入力電圧が低下する。このサンプリング回路
(33B)の出力はカソード電流に比例するが前述のサ
ンプリング期間(T1)における電圧のみサンプリング
するので絵柄期間は関係なく。
サンプリング出力は低下する。一方比較器(35B)で
は基準電圧Q3i)と比較し、 (Hl)との差に応じ
て第3図の特性に従って比較器(35B)の出力が増加
する。このためレベル補正回路(18B)の制御端子(
24) K加わる制御電圧が上昇し、それによりその出
力レベルも上昇し、結果的に受像管(21)の振込み電
圧が上昇することになり、カソード電流を増大させる。
逆にカソード電流が増加すると上述の逆の動作をしてカ
ソード電流を低下するように働き、この一連の!11b
作は比較器(33B)の入力電圧と基準1威圧(Elと
の差が零になるところで安定する。
尚、前軸の補正に限らず光軸、線軸でも同様の動作をす
るものであり、初期の基準白色の調整された状態で比較
器の入力電圧と基準電圧との差が零になるように回路が
設定されていれば、受像管のカソードエミッションの低
下や回路ドリフト等が生じても受像管バイアスは自動的
に調整され。
常に基準白色のずれがないように補正することができる
〔背景技術の問題点〕
以上述べたような自動白色制御装置を備えるカラーテレ
ビジョン受像機にあっては2通常動作時においては特に
問題はないが、カラーテレビジョン受像機の′東線か長
時間にわたって切られている場合、受像管のカソードの
温度は室温とほぼ同一となっている。このため、このよ
うな状態で電源を入れると所定の時間を経過しないとカ
ソードが電子を放出するに必要な温度まで達しない。こ
の時間は通常の受像管においては数秒を要し、この間カ
ソードからの電子の放出がな(、カソード電流が流れな
い状態にある。カソード電流が流れないことは前述の動
作から明らかなようにサンプリング回路(33凡)、(
33G)、(33B)の出力は最低になり、このため比
較器(35几L (35G)、(35B)の出力が増大
し、レベル補正回路(1sa) 、(tsG)。
(18B)の出力レベルも増大するから受像管の振込み
「)L圧を上昇させ、制御系のダイナミックレンジの最
大値に飽和している状態となる。そしてこの状態でカソ
ードの温度が上昇するとカソード電流が流れ始め、受像
管の振込み電圧が低下するように動作し、一定値に収束
するようになる。
つまり電源・ン入れたとき受像管画面は常に最大の受像
管眼込み状態から出画するため受像管の寿酪jf:短<
シ、基準白色のずれを生じ、かつ視聴者に不快感を与え
るという欠点を有する。
〔鳶明の目的〕
・1(4明は上述した問題点に対処するもので、電源投
入時の受像管への過大な振込み着を抑え受像似の保護を
果すとともに不快な出画状態を除去することのできるカ
ラーテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
〔発明のml要〕
本発明は自動白色制御装置を備えるカラーテレビジョン
受像機において、電源投入時の受像管カソード温度が低
下している間、受像管への映像信号の供給を一定レベル
以下に抑圧し、カソードの電子放出能力が安定状態にな
ったときに映像信号を所定のレベルで供給することを許
容する手段を備えたものである。
〔発明の実施例〕
以下第4図を参照して本発明のカラーテレビジョン受像
機の一実施例について説明する。尚、第4図において第
1図と同一部分には同一符号を記して詳細な説明は省略
する。
本発明の特徴とする点は第4図の枠(50)で示す回路
部分、およびこの回路(50)の出力によってオン・オ
フ制御されるスイッチ手段(Sr)、 (Sg)。
(sb) 、さらにこれらスイッチ手段(Sr)、 (
Sg)。
(sb)と電圧源(58)との間に接続された抵抗(几
r)。
(Rg)、 (ab)とを備えたことにある。
上記回路(50)は、トランジスタ(51)を有し、こ
のトランジスタ(51)のエミッタを前記赤、緑、前軸
ドライブ回路(19R)、(19G)、(19B)のト
ランジスタ(25)のエミッタ抵抗(27)に接続して
いる。
トランジスタ(51)のベースには電圧源(52)から
の電圧(E2)が゛供給され、コレクタは抵抗(53)
を介してアースされており、このトランジスタ(51)
のエミッタより上記トランジスタ(25)にエミッタバ
イアスが供給されるようになっている。
またこのトランジスタ(51)のコレクタにはサンプリ
ング回路(54)が接続されており、この回路(54)
は信号発生回路(17)の出力端(17B)からの信号
によってコントロールされる。このサンプリング回路(
54)の出力は比較器(55)の一方の入力端子(+)
に供給され、この比較器(55)の他方の入力端子(−
)には電圧源(56)からの基準電圧(E3)が供給さ
れている。そt7て比較器(55)の出力は回路(50
)の出力端子(57)に供給されるようになっている。
上記比較器(55)はサンプリング回路(54)の出力
と1−に電源(56)の電圧(E3)とを比較し、サン
プリング出力がE3以上のどき次段のスイッチ手11.
Z(Sr)。
(Sg)、 (Sb)をオンせしめるもので、これらス
イッチ手段(Sr)、 (Sg)、 (Si))がオン
のとき前記フィルタコンデンサ(Cr)、 (Cg)、
 (Cb)はそれぞれ抵抗(几r)、 (Rg)、 (
Rb)を介して電圧源(58)にPiされるようになる
。尚、スイッチ手段(Sr)、 (Sg)。
(sb)はいずれも電子的スイッチである。
この第4図の回路の動作について説明する。まず受像機
が通常の状態にあってはスイッチ手段(Sr)、 (S
g)、 (Sb)はいずれもオフであり、第1図で述べ
たのと同様の作用によって自動白色制御が成される。次
に受像機の電源が長時間にわたって切られている状態の
後、電源が投入された場合について述べる。このとき電
源投入の直後は、受像管(2I)のカソード温度は低い
からカソード電流はほとんど流れず、サンプリング回a
 (33I’() 。
(33G)、(33B)の出力は非常に低い。このため
前述したようにレベル補正回路(181%) 、(18
G) 。
(lsB)の出力が増大しドライブ回路(19R)。
(19G)、(19B)のトランジスタ(25)のベー
ス電位が増大する。トランジスタ(25)のベース電位
の増大はトランジスタ(25)のエミック電流の増大と
なり、さらにトランジスタ(51)のエミック電1#、
が増加する。したがってトランジスタ(5工)のコレク
タi7t、流が増大し、サンプリング回路(54)の入
力電圧が増加する。サンプリング回路(54)は入力電
圧に比例した電圧を比較器(55) K供給するからこ
の比較器(55)の(+)入力端子電圧が増える。そし
て比較器(55)の(−)入力端子に供給されている基
準電圧(JDa)よりも大きくなると比較器(55)か
らの出力によって前記各スイッチ手段(Sr)、 (S
g)、 (Sb)がオンとなる。
上記スイッチ手段(Sr)、 (Sg)、 (Sb)が
オンとなることにより、コンデンサ(Cr)、 (Cg
)、 (Cb)は電圧源(58)より抵抗(Rr)、 
(Rg)、 (Rb)を介して充電され、各コンデンサ
(Cr)、 (Cg)、 (Cb)の電圧が増す 加与る。このため前記比較器(35R) 、(35G)
 。
(35B)の(→入力端子電圧が増加し、比較器(35
几) 、(35G) 、(35B)の出力は減少する。
したがってライン(37)、 (38)、 (39)を
通してレベル補正回路(xsR) 、(tsG) 、(
18B)が制御され、このレベル補正回路(18R) 
、(18G) 、(18B)の出力レベルが減少する。
つまり、レベル補正回路(tsFL) 、(18G) 
(18B)の出力レベルがある値を越えると、その出力
レベルを所定値以下に抑えるような制御作用が生じる訳
である。
この動作は比較器(55)の2つの入力端子間の電圧差
が零になるところで安定するから、抵抗(53)の値を
R1とすると安定点でのトランジスタ(25)のエミッ
タ電流Ieは。
3 Ie=−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(1)几l である。
ここで受像管(21)のカソード温度が十分に高(。
エミッ寞ヨンが十分に行われている場合について考えて
みる。比較器(3sR) 、(35G) 、(35B)
の2つの入力端子間の電圧差が零となる尼ころで安定す
るから、を流検出用抵抗(29)の値をRkとすると安
定点でのカソード温度Ikは。
l lk=−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(2)敗 である。このときのカソード電圧なVkとすれば。
トランジスタ(25)のコレクタ電流1cは。
H心 となる。(尚、 Rcは抵抗26の値、vFはトランジ
スタ28のエミッタ・ベース間電圧である)。
したがって赤、緑、前軸の各ドライブ回路(19R) 
、(19G) 、(19B)のトランジスタ(25)の
トータルエミッタ電流Ieoは。
Ieo = 3 * Ic ie となる。
ここで(1)式、(4)式との間で次の関係式が成立す
る場合を考える。
Ie ) Ieo ・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(5)カソード、d流が流れていな
いときのカソード電圧をvkとすれば。
vk = Vcc −−*Ie@Rc +VFとなる。
よって(4)式、(5)式、(6)式よりVk ) v
k・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(7)である。
受像機に電源を投入した後、ある時間経過するとカソー
ド温度が上昇し、十分なエミッションが可能になると、
抵抗(29)の両端1電圧か上昇する。
このとき(7)式の関係に受像管はバイアスされている
から、つまり受像管の振込み電圧が大きいので前述した
動作によりサンプリング回路(33几)。
(33G)、(33B)の74にタコンデンサ(Cr)
、 (Cg)。
(cb)の電圧を上昇せしめレベル補正回路(18R)
 。
(18G) 、(18B)の出力を低下させる。したが
ってトランジスタ(25)のペース′[民位が低下する
のでトランジスタ(51)のコレクタ電流が低下し、比
較器(55)の(+)入力端子電圧が低下する。これに
より今までオンしていたスイッチ手段(Sr)、 (S
g)。
(sb)は比較器(55)の出力でオフとなり、棺1図
の回路と等価になり、以後自動白色制御が行われる。
つまり受像管のカソード温度が低くカソード電流が流れ
ないときは(1)式で示す安定点をもつことにより最大
の受像管振込み状態を防ぎ、カソード温度が高くなり受
像管が正規の動作状態となりカソード電流が流れ得る場
合には(2)式で示す自動白色制御の安定点をもつこと
が可能となる。
こうして受像管ドライブ回路電流が所定レベルを越える
と、受像管への映像信号の供給を一定レベル以下に抑圧
し、カソードの電子放出能力が安定状態になったときに
は映像信号を所定のレベルで供ン合することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、自動白色制御装置を
設けたことに基因して、従来電源投入時に受凶′ひが過
大にバイ°アスされていたことを確実に防止することが
できる。また4源投入後、受像管に画像が映出されたと
きには安定な画像となって−1)Lわれるため視聴者に
不快感を与えることもなく、かつ通常動作時には自動白
色制御装置の働きによって基準白色のずれのない画像を
見ることができる。また電源投入から出画までの時間も
長くかからないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動白色制御装置を備えるカラーテレビ
ジョン受像機を示す回路構成図、第2図は第1図の動作
説明に供する各部の信号波形図。 第3図は第1図にて開用される比較器の動作特性を示す
特性図、284図は本発明のカラーテレビジョン受像機
の一実施例を示す回路構成図である。 (18R) 、(18G) 、(1813) ・・・レ
ベル補正回路。 (29)・・・・カソード混流検出用抵抗。 (33几)、 (33G)、 (33B) ・・・・サ
ンプリング回路。 (54)・・・・サンプリング回路。 (55)・・・・比較器。 (Sr)、 (Sg)、 (sb)・・・スイッチ手段
。 (Cr)、 (Cg)、 (Cb)・・・・コンデンサ
。 ([1,r)、 (ILg)、 (H,b)−・−・抵
抗。 代卯人 弁理士 則 近 憲 佑(ほか1名)第 2 
図 時間 第 3 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) カラー受像管に絵柄期間とブランキング期間を
    有する映像信号を供給する信号伝送線路と。 この信号伝送線路に配置されかつ制御端子を有し、この
    制御端子に供給される制御信号によって受像管への映像
    信号の供給レベルを補正するレベル補正回路と。 このレベル補正回路の出力に応答して受像管をドライブ
    する受像管ドライブ回路と。 上記ブランキング期間の一部に基準信号を挿入し、その
    挿入期間の受像管電流を検出する第1の検出手段と。 この第1の演出手段と前記レベル補正回路の制御端子と
    の間に設けられ、上記第1の検出手段の出力レベルに応
    答した制御信号を前記制御端子に供給し、もって受像管
    のバイアス制御に供する第1の制御手段と。 前記受像管ドライブ回路の電流を検出する第2の検出手
    段と。 この第2の検出手段による検出出力が所定値を越えたと
    き前記レベル補正回路を制御し受像管への映像信号の供
    給レベルを一定値以下に抑圧する第2の制御手段とを具
    備して成る力2−テレビジョン受像機。 Q)前記第1の制御手段は、前記第1の検出手段による
    検出出力をサンプリングする手段と、そのサンプリング
    出力をホールドするためのコンデンサと、このコンデン
    サ出力と第1の基準電圧とを比較しその比較出力を前記
    レベル補正回路の制御端子圧供給する第1の比較器とで
    成り。 前記第2の制御手段は、前記第2の検出手段による検出
    出力をサンプリングする手段と、そのサンプリング出力
    と第2の基準電圧とを比較する第2の比較器と、前記コ
    ンデンサとこのコンデンサの充電に供する重圧源との間
    に接続され、前記第2の比較器の出力によってスイッチ
    ングするスイッチ手段とで成ることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のカラーテレビジョン受像機。
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