JPS60204609A - 湿式りん酸から精製りん酸二アンモニウムを製造する方法 - Google Patents
湿式りん酸から精製りん酸二アンモニウムを製造する方法Info
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- JPS60204609A JPS60204609A JP59060382A JP6038284A JPS60204609A JP S60204609 A JPS60204609 A JP S60204609A JP 59060382 A JP59060382 A JP 59060382A JP 6038284 A JP6038284 A JP 6038284A JP S60204609 A JPS60204609 A JP S60204609A
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- C01B—NON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
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- C01B25/16—Oxyacids of phosphorus; Salts thereof
- C01B25/26—Phosphates
- C01B25/28—Ammonium phosphates
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、湿式りん酸から精製りん酸ニアンモニウムを
製造する方法に関する。更に詳しくは、本発明は、工業
用として使用可能なりん酸アンモニウムを湿式りん酸か
ら直接に高収率で製造する該方法に関する。
製造する方法に関する。更に詳しくは、本発明は、工業
用として使用可能なりん酸アンモニウムを湿式りん酸か
ら直接に高収率で製造する該方法に関する。
湿式りん酸にアンモニアを反応させて得られるりん醜ニ
アンモニウムは、該りん酸に由来する多くの不純物を含
むので、肥料用としては使用可能であるが、そのま\で
は工業用としては使用できない。湿式りん酸から工業用
精製りん酸ニアンモニウム(以下りん酸二安)を製造す
るには、次にのべるような方法で予め該りん酸を精製す
ることを要する。
アンモニウムは、該りん酸に由来する多くの不純物を含
むので、肥料用としては使用可能であるが、そのま\で
は工業用としては使用できない。湿式りん酸から工業用
精製りん酸ニアンモニウム(以下りん酸二安)を製造す
るには、次にのべるような方法で予め該りん酸を精製す
ることを要する。
すなわち、湿式りん酸から溶媒法によってりん酸を抽出
し、該被抽出物にアンモニアを反応させて不純物の少な
いりん酸二安を得る。
し、該被抽出物にアンモニアを反応させて不純物の少な
いりん酸二安を得る。
しかし、この抽出法は、]−程か複雑で、に業師に有利
な方法とはいえない。他方湿式りん酪とアンモニアの反
応により段階的に生成する各種の化合物については安藤
・秋山著、[]新出版株式会ン1.昭和51年5月20
1」再版発行「化学肥料の研究」によれば、湿式りん酸
のアンモニア中和に関し、その中和条件との関係テ、(
FeAl)Nl14H2(PO4)2・+H20(al
:、Q化合物と略称されている)若しくは (FeAI
)NH4HF2 PO4(註、S化合物と略称されてい
る)を生成させ、湿式りん酸中のFe、^l、Fを除い
たりん安母液を得て、これからに業績りん安を製造する
可能性が一応示唆される。しかしながらこの方法も段階
的P)Iのコントロール、濾過上程、晶析工程と、工程
が長くなりエネルギー消費が多くなる欠点がある。
な方法とはいえない。他方湿式りん酪とアンモニアの反
応により段階的に生成する各種の化合物については安藤
・秋山著、[]新出版株式会ン1.昭和51年5月20
1」再版発行「化学肥料の研究」によれば、湿式りん酸
のアンモニア中和に関し、その中和条件との関係テ、(
FeAl)Nl14H2(PO4)2・+H20(al
:、Q化合物と略称されている)若しくは (FeAI
)NH4HF2 PO4(註、S化合物と略称されてい
る)を生成させ、湿式りん酸中のFe、^l、Fを除い
たりん安母液を得て、これからに業績りん安を製造する
可能性が一応示唆される。しかしながらこの方法も段階
的P)Iのコントロール、濾過上程、晶析工程と、工程
が長くなりエネルギー消費が多くなる欠点がある。
他方フランス特許第1,248,055号−(プレコン
法)によれば、湿式りん酸にアンモニアを反応させ、該
反応液中で部分的にりん酸ニアンモニウムの結晶を生成
させ、該結晶分離後の母液を一部カントすることにより
湿式りん酸に由来する不純物量を減少させ、その後該母
液を濃縮することにより、粗結晶を晶析させ、該粗結晶
を再結晶することにより、]−業業績精製を得ている。
法)によれば、湿式りん酸にアンモニアを反応させ、該
反応液中で部分的にりん酸ニアンモニウムの結晶を生成
させ、該結晶分離後の母液を一部カントすることにより
湿式りん酸に由来する不純物量を減少させ、その後該母
液を濃縮することにより、粗結晶を晶析させ、該粗結晶
を再結晶することにより、]−業業績精製を得ている。
同法により得られる精製りん酸ニアンモニウムの収率は
原料湿式りん酸中のP、05分に対して40〜50%程
度であり、残部のP、05分は、最終的に肥料用のりん
安となる。
原料湿式りん酸中のP、05分に対して40〜50%程
度であり、残部のP、05分は、最終的に肥料用のりん
安となる。
上述の説明中におけるりん酸アンモニウム(以トリん安
)の対りん酸敗率を以トド記のように抜出し率と定義す
る。
)の対りん酸敗率を以トド記のように抜出し率と定義す
る。
上述のように湿式りん酸の直接中和によると精製りん安
の対りん酸敗率すなわち抜出し率は相当に低い。
の対りん酸敗率すなわち抜出し率は相当に低い。
以上の公知技術の問題点にかんがみ、木発明者等は、湿
式りん酸の直接中和法により、高収率すなわち高抜出し
率でりん酸二安の収得の可能な方法を見出すべく鋭意研
究を行った。
式りん酸の直接中和法により、高収率すなわち高抜出し
率でりん酸二安の収得の可能な方法を見出すべく鋭意研
究を行った。
その結果、湿式りん酸とアンモニアとをNH3/P、0
5モル比1.65〜1.90に保ちながら両者を50〜
80°Cで反応させ、得られたりん酸−安結晶と不溶性
スラッジを含むスラリーを前者を含むスラリーと後者を
含むスラリーに分別し、前者は常法により処理してりん
酸二安を収得し、後者は後述の方法で処理してスラッジ
を除去した濾液をりん酸二安収得時に得られた濾液と合
体させ濃縮してりん酸二安を収得し、両方を併せること
により高収率でりん酸二安を収得できることを知って本
発明を完成した。J―述した不溶性スラッジを含むスラ
リーの処理方法とは、このものを60〜85°Cに加熱
して、含まれているりん酸ニアンモニウムを溶解させた
のち遠心沈降させて濾液を回収する方法である。
5モル比1.65〜1.90に保ちながら両者を50〜
80°Cで反応させ、得られたりん酸−安結晶と不溶性
スラッジを含むスラリーを前者を含むスラリーと後者を
含むスラリーに分別し、前者は常法により処理してりん
酸二安を収得し、後者は後述の方法で処理してスラッジ
を除去した濾液をりん酸二安収得時に得られた濾液と合
体させ濃縮してりん酸二安を収得し、両方を併せること
により高収率でりん酸二安を収得できることを知って本
発明を完成した。J―述した不溶性スラッジを含むスラ
リーの処理方法とは、このものを60〜85°Cに加熱
して、含まれているりん酸ニアンモニウムを溶解させた
のち遠心沈降させて濾液を回収する方法である。
以−にの記述から明らかなように本発明の目的は、湿式
りん酸からりん酸−安を高収率で収得する方法を提供す
るにある。他の目的は、該方法により製造されたりん酸
二安を提供することである。
りん酸からりん酸−安を高収率で収得する方法を提供す
るにある。他の目的は、該方法により製造されたりん酸
二安を提供することである。
本発明は、下記(1)の主要構成と(2)の実施態様的
構成を有する。
構成を有する。
(1)■反応器中で湿式りん酸に、反応温度50〜80
’C,NHi/PO*モル比1.65〜1.90に保ち
ながらアンモニアを反応させ、(シ)生成したりん酸ニ
アンモニウム結晶を含むスラリーを該結晶部分を含むス
ラリーと不溶性スラッジ部分を含むスラリーに分別し、
■該結晶部分を含むスラリーは遠心分離して結晶を収得
し、被分離液は反応器に戻し、■該不溶性スラッジ部分
を含むスラリーは60〜95°Cに加熱して含まれてい
るりん酩二アンモニウム結晶を溶解させたのち遠心沈降
させて不溶性スラッジと濾液に分離し、該液分#慮液は
反応器に戻し、(弓)前記■および■の■°程から反応
器内に戻された液を濃縮してりん酸ニアンモニウム結晶
を含むスラリーを生成させ、くりかえし前述■〜■の工
程を行うことを特徴とする湿式りん酸から精製りん酸ニ
アンモニウムを製造する方法。
’C,NHi/PO*モル比1.65〜1.90に保ち
ながらアンモニアを反応させ、(シ)生成したりん酸ニ
アンモニウム結晶を含むスラリーを該結晶部分を含むス
ラリーと不溶性スラッジ部分を含むスラリーに分別し、
■該結晶部分を含むスラリーは遠心分離して結晶を収得
し、被分離液は反応器に戻し、■該不溶性スラッジ部分
を含むスラリーは60〜95°Cに加熱して含まれてい
るりん酩二アンモニウム結晶を溶解させたのち遠心沈降
させて不溶性スラッジと濾液に分離し、該液分#慮液は
反応器に戻し、(弓)前記■および■の■°程から反応
器内に戻された液を濃縮してりん酸ニアンモニウム結晶
を含むスラリーを生成させ、くりかえし前述■〜■の工
程を行うことを特徴とする湿式りん酸から精製りん酸ニ
アンモニウムを製造する方法。
(2)分別された不溶性スラッジ部分を含むスラリーを
遠心沈降させる前に該スラリー 1100ff1部に対
し水30重量部以下を混合することを特徴とする前記第
(1)項に記載の方法。
遠心沈降させる前に該スラリー 1100ff1部に対
し水30重量部以下を混合することを特徴とする前記第
(1)項に記載の方法。
本発明の構成および効果につき以下に詳述する。
本発明に使用する湿式りん酸は、りん鉱石を鉱酸で処理
して得られるいわゆる湿式りん酸であり、該りん酸の製
造プロセスとしては、いわゆる半水法、三水法、半水二
本法その他のいずれの方法であってもよい。
して得られるいわゆる湿式りん酸であり、該りん酸の製
造プロセスとしては、いわゆる半水法、三水法、半水二
本法その他のいずれの方法であってもよい。
本発明に使用するアンモニアとしては、カス状のものを
使用し、上述の湿式りん酸中に吹込むのが最も簡便であ
る。しかし、潤度20〜3(lrrr%%のアンモニア
水を使用してもよい。
使用し、上述の湿式りん酸中に吹込むのが最も簡便であ
る。しかし、潤度20〜3(lrrr%%のアンモニア
水を使用してもよい。
本発明方法の木質的特徴は、次の三点を有機的に組合わ
せた点にある。第一にNH3/PO4モル比=1.65
〜1,90に調整されたりん酸ニアンモニウム結晶スラ
リー中に湿式りん酸とアンモニアを継続的に供給して、
該モル比を維持しつつ、りん酸ニアンモニウム結晶と湿
式りん酸中の不純物に由来する不溶性スラッジの両方を
含むスラリーを生成させる。第二に前述のスラリーな分
別法(註、たとえばシックナー法)により、りん酸二ア
ンモニウムを含む部分と不溶性スラッジを含む部分に分
別し、前者は、常法により処理してりん酸二安を取得す
る。第三に前述のように分別された不溶性スラッジを含
むスラリーは、加温してりん酸ニアンモニウムの結晶を
溶解させたのち遠心沈降yせ分離して該スラッジと濾液
に分離し、濾液は巡検濃縮してりん酸ニアンモニウム結
晶を生成させる。
せた点にある。第一にNH3/PO4モル比=1.65
〜1,90に調整されたりん酸ニアンモニウム結晶スラ
リー中に湿式りん酸とアンモニアを継続的に供給して、
該モル比を維持しつつ、りん酸ニアンモニウム結晶と湿
式りん酸中の不純物に由来する不溶性スラッジの両方を
含むスラリーを生成させる。第二に前述のスラリーな分
別法(註、たとえばシックナー法)により、りん酸二ア
ンモニウムを含む部分と不溶性スラッジを含む部分に分
別し、前者は、常法により処理してりん酸二安を取得す
る。第三に前述のように分別された不溶性スラッジを含
むスラリーは、加温してりん酸ニアンモニウムの結晶を
溶解させたのち遠心沈降yせ分離して該スラッジと濾液
に分離し、濾液は巡検濃縮してりん酸ニアンモニウム結
晶を生成させる。
以」二により、不純物スラッジの分離除去が効率的に行
われ、結局りん酸二安の収率が飛躍的に高められる。
われ、結局りん酸二安の収率が飛躍的に高められる。
以下、添付図に従って、本発明の詳細な説明する。
図において、lは湿式りん酸供給管であり、2はアンモ
ニア供給管である。反応槽3に、湿式りん酸とアンモニ
アを供給し、中和反応を行なわせる。両原料の供給割合
は、 NH3/PO4モル比で好ましくは1.85〜1
.90であり、反応温度は60〜80°Cが好ましい。
ニア供給管である。反応槽3に、湿式りん酸とアンモニ
アを供給し、中和反応を行なわせる。両原料の供給割合
は、 NH3/PO4モル比で好ましくは1.85〜1
.90であり、反応温度は60〜80°Cが好ましい。
60°C未満で反応yせる場合は、除熱費用がか−リ、
80°Cを超えた温度で反応させる場合は、温度fdt
持費用がか−りいづれも経済的でない。その他、1−記
温度範囲外では反応スラリー抜出管等放熱部分にりん酸
ニアンモニウム等の沈着閉塞が生じ易い。]二述の中和
反応により、反応槽3内に反応混合物であるりん安スラ
リーが発生する。このスラリーは、りん酸ニアンモニウ
ム結晶、りん酸アンモニウム母液および不溶性不純物の
集合である不溶性スラッジからなる。このりん安スラリ
ーは、連続的若しくは間欠的に沈降分別器4および6に
送り、りん酸ニアンモニウムを多く含むスラリーと不溶
性スラッジを多く含むスラリーに分別する。前者は、6
から、遠心分離器13に送り、りん酸−安(註、精製品
)と濾液に分離し、りん酸二安は少量の水で洗浄後、製
品14として収得し、濾液は循環槽12へ送る。なお、
5はスラリー循環配管で沈降分別器4,6の機能調整の
ためのバイパスをなす。前述の6で分別された不溶性ス
ラッジを多く含むスラリーは、配管7を経て加熱器8に
送られ60〜85°C(註、加熱器8に入る前よりも1
0〜15°C高い温度)に加熱し、該スラリー中に含ま
れているりん酸ニアンモニウムの結晶をすべて溶解させ
る。該加熱後のスラリーは、ついで前述の13より微粒
子の分離可能な遠心分離器9(註0例えば2000G以
上のスーパーデカンタ−9商品名)によって処理し、不
溶性スラッジ10と濾液に分離する。この分#は、前述
の加熱器8において、該スラリー 100重量部に対し
て30重量部以下好ましくは10重量部以下の水若しく
はりん酸を配管16から楕加混合することにより、円滑
かつ能率的に実施III 俺となる。
80°Cを超えた温度で反応させる場合は、温度fdt
持費用がか−りいづれも経済的でない。その他、1−記
温度範囲外では反応スラリー抜出管等放熱部分にりん酸
ニアンモニウム等の沈着閉塞が生じ易い。]二述の中和
反応により、反応槽3内に反応混合物であるりん安スラ
リーが発生する。このスラリーは、りん酸ニアンモニウ
ム結晶、りん酸アンモニウム母液および不溶性不純物の
集合である不溶性スラッジからなる。このりん安スラリ
ーは、連続的若しくは間欠的に沈降分別器4および6に
送り、りん酸ニアンモニウムを多く含むスラリーと不溶
性スラッジを多く含むスラリーに分別する。前者は、6
から、遠心分離器13に送り、りん酸−安(註、精製品
)と濾液に分離し、りん酸二安は少量の水で洗浄後、製
品14として収得し、濾液は循環槽12へ送る。なお、
5はスラリー循環配管で沈降分別器4,6の機能調整の
ためのバイパスをなす。前述の6で分別された不溶性ス
ラッジを多く含むスラリーは、配管7を経て加熱器8に
送られ60〜85°C(註、加熱器8に入る前よりも1
0〜15°C高い温度)に加熱し、該スラリー中に含ま
れているりん酸ニアンモニウムの結晶をすべて溶解させ
る。該加熱後のスラリーは、ついで前述の13より微粒
子の分離可能な遠心分離器9(註0例えば2000G以
上のスーパーデカンタ−9商品名)によって処理し、不
溶性スラッジ10と濾液に分離する。この分#は、前述
の加熱器8において、該スラリー 100重量部に対し
て30重量部以下好ましくは10重量部以下の水若しく
はりん酸を配管16から楕加混合することにより、円滑
かつ能率的に実施III 俺となる。
かくして得られたスラッジは副産物としてなお相当のり
ん酸分を含むので、肥料用その他の用途に供する2こと
ができる。遠心分離器9からの濾液は、配管11を経て
循環槽12に入り、前述の遠心分離器13からの濾液と
合体させた」二、濾液配管I5を経て中和反応槽3に戻
される。なお、配管17は、不溶性スラッジ含有スラリ
ーの循環配管で前述の5と同様のバイパスをなす。この
ような濾液の巡検は、中和反応槽における(湿式りん酸
のアンモニアによる中和)→スラリー生成→スラリーの
抜出しくIiI:、連続的又は間欠的)が定常状態にな
った後連続的に行うことができ、別途濃縮晶析を要しな
いので合理的である。勿論、循環槽12の濾液を独立に
濃縮、冷却および晶析処理してりん酸二安を別途収得す
ることもできる。前述の循環濾液の濃縮は、反応槽3に
おけるりん酸とアンモニアの中和熱を利用し、可能な限
り開放槽とした該反応槽において行う。しかし、勿論、
循環槽12を濃縮槽と兼用させてもよく、配管15の途
中に濃縮槽を設けてもよい。
ん酸分を含むので、肥料用その他の用途に供する2こと
ができる。遠心分離器9からの濾液は、配管11を経て
循環槽12に入り、前述の遠心分離器13からの濾液と
合体させた」二、濾液配管I5を経て中和反応槽3に戻
される。なお、配管17は、不溶性スラッジ含有スラリ
ーの循環配管で前述の5と同様のバイパスをなす。この
ような濾液の巡検は、中和反応槽における(湿式りん酸
のアンモニアによる中和)→スラリー生成→スラリーの
抜出しくIiI:、連続的又は間欠的)が定常状態にな
った後連続的に行うことができ、別途濃縮晶析を要しな
いので合理的である。勿論、循環槽12の濾液を独立に
濃縮、冷却および晶析処理してりん酸二安を別途収得す
ることもできる。前述の循環濾液の濃縮は、反応槽3に
おけるりん酸とアンモニアの中和熱を利用し、可能な限
り開放槽とした該反応槽において行う。しかし、勿論、
循環槽12を濃縮槽と兼用させてもよく、配管15の途
中に濃縮槽を設けてもよい。
本発明の方法によれば、湿式りん酸のアンモニアによる
中和の後、りん酸ニアンモニウト結晶を含むスラリーを
分別し、分別された不溶性スラッジ部分を含むスラリー
からりん酸−アンモニウムを分離し、中和1程へ循環す
るだけで、約70%の高収率でりん酸二安(註、水不溶
分その他の不純物の極めて少ないもの、実施例参照)を
収得できる。また、りん酸二安として収得できなかった
スラッジ部分についても回収して肥料用その他に利用可
能であるので、廃棄物の発生はなく環境汚染の虞れもな
い。
中和の後、りん酸ニアンモニウト結晶を含むスラリーを
分別し、分別された不溶性スラッジ部分を含むスラリー
からりん酸−アンモニウムを分離し、中和1程へ循環す
るだけで、約70%の高収率でりん酸二安(註、水不溶
分その他の不純物の極めて少ないもの、実施例参照)を
収得できる。また、りん酸二安として収得できなかった
スラッジ部分についても回収して肥料用その他に利用可
能であるので、廃棄物の発生はなく環境汚染の虞れもな
い。
以丁対照例および実施例によって本発明を説明する。
対照例1
図の装置を用い、 NH3/ H3PO4モル比を1.
65〜1.90ニ保ッテ湿式IJ/l、酸(分析値 P
2O531,3LS030.81L F 0.51X、
Ga 0.19%、 AI 0.25%、 MgO、
2H)のアンモニア中和によるりん酸ニアンモニウムの
製造を行った。反応槽3で得られたスラリーは、沈降分
別器4,6を経由して遠心分離器13に送り、濾液は、
配管15を経て反応槽3へ巡検し、抜出し率が45%に
達するまで、配管7.加熱器8および遠心分離器9の運
転は行なわなかった。
65〜1.90ニ保ッテ湿式IJ/l、酸(分析値 P
2O531,3LS030.81L F 0.51X、
Ga 0.19%、 AI 0.25%、 MgO、
2H)のアンモニア中和によるりん酸ニアンモニウムの
製造を行った。反応槽3で得られたスラリーは、沈降分
別器4,6を経由して遠心分離器13に送り、濾液は、
配管15を経て反応槽3へ巡検し、抜出し率が45%に
達するまで、配管7.加熱器8および遠心分離器9の運
転は行なわなかった。
抜出し率が45%を超えた時点で前記スラリーの遠心分
離器13への移送を中止し、沈降分別器4゜6を経由し
たスラリーを配管7を経て、加熱器8で60°Cから7
0°Cまで加熱して該スラリー中のりん酸ニアンモニウ
ムを溶解させた。ついで遠心分離器9で処理し、該スラ
リーを不溶性スラッジと濾液に分離した。
離器13への移送を中止し、沈降分別器4゜6を経由し
たスラリーを配管7を経て、加熱器8で60°Cから7
0°Cまで加熱して該スラリー中のりん酸ニアンモニウ
ムを溶解させた。ついで遠心分離器9で処理し、該スラ
リーを不溶性スラッジと濾液に分離した。
因に、遠心分離器9人「1におけるスラリー中のSS濃
度は 12.12%、該分離後の濾液中のSS濃度は8
.42%であった。(たCし、SS濃度とは、試料1g
を水100m文に溶解させ濾過した際の濾過残すなわち
不溶解方の垂部%である)また、遠心分離器9から排出
された不溶性スラッジの組成は次の通りである( 、i
丁、いづれも重量%)。
度は 12.12%、該分離後の濾液中のSS濃度は8
.42%であった。(たCし、SS濃度とは、試料1g
を水100m文に溶解させ濾過した際の濾過残すなわち
不溶解方の垂部%である)また、遠心分離器9から排出
された不溶性スラッジの組成は次の通りである( 、i
丁、いづれも重量%)。
A−N(アンモニアfuj窒素):8.33%、 T−
P=Os (全りん酸分):35.7%、 SS:36
.35%、水分:30.21%上述のように遠心分離器
9で分離された濾液各100Kgについて60〜70°
Cで逐次蒸発濃縮させて、後述表1のように段階的に(
註、抜出率で示す)晶析させた。
P=Os (全りん酸分):35.7%、 SS:36
.35%、水分:30.21%上述のように遠心分離器
9で分離された濾液各100Kgについて60〜70°
Cで逐次蒸発濃縮させて、後述表1のように段階的に(
註、抜出率で示す)晶析させた。
晶析物を遠心分離して脱液したのち水洗(晶析物IKg
に対し、水100cc使用)し、洗浄液は、上述の脱液
に係る濾液に戻した。以−にの過程において蒸発濃縮中
の該濾液中に不溶性のスラッジが蓄積したが、特に該ス
ラッジを分離することなく前述の晶析を続行した。以上
のようにして得られた、各抜出率ごとのりん酸ニアンモ
ニウムを表1に示す。
に対し、水100cc使用)し、洗浄液は、上述の脱液
に係る濾液に戻した。以−にの過程において蒸発濃縮中
の該濾液中に不溶性のスラッジが蓄積したが、特に該ス
ラッジを分離することなく前述の晶析を続行した。以上
のようにして得られた、各抜出率ごとのりん酸ニアンモ
ニウムを表1に示す。
表 1
対照例2
りん酸二安の抜き出し率が45%に達するまでは、対照
例1と同様に行った。抜出し率が45%を超えた時点で
、反応槽3で得られたスラリーを沈降分別器4,6を経
由し配管7を経て加熱器8に送った。加熱器8内に送ら
れた該スラリーを加熱前の約80℃から70℃に加熱す
るに先だって配’1117から該スラリー 100重量
部に対し水25重量部を添加した。該加熱されたスラリ
ーは遠心分離器9に!送り、不溶性スラフジと濾液に分
離した。
例1と同様に行った。抜出し率が45%を超えた時点で
、反応槽3で得られたスラリーを沈降分別器4,6を経
由し配管7を経て加熱器8に送った。加熱器8内に送ら
れた該スラリーを加熱前の約80℃から70℃に加熱す
るに先だって配’1117から該スラリー 100重量
部に対し水25重量部を添加した。該加熱されたスラリ
ーは遠心分離器9に!送り、不溶性スラフジと濾液に分
離した。
]−述のように遠心分離器9で分離された濾液各100
kgについて対照例1と同様に処理した。以上のように
して得られた各抜出率ごとのりん酸ニアンモニウムの品
質分析値を表2に示す。
kgについて対照例1と同様に処理した。以上のように
して得られた各抜出率ごとのりん酸ニアンモニウムの品
質分析値を表2に示す。
表 2
実施例1.比較例1
図に示された装置に使用してりん酸二安の製造を行った
。
。
対照例1で製造したものと同じ湿式りん酸20009.
7Hrを連続的に反応槽3に供給し、同時に四槽にアン
モニアカスを連続的に吹込んで該摺出「iにおける N
)h / H3PO4モル比を1.7〜1.9に温度を
60°Cに保った。生成したりん酸ニアンモニウムおよ
び不溶性スラッジを含むスラリーを連続的に沈降分別器
4および6に抜出した。
7Hrを連続的に反応槽3に供給し、同時に四槽にアン
モニアカスを連続的に吹込んで該摺出「iにおける N
)h / H3PO4モル比を1.7〜1.9に温度を
60°Cに保った。生成したりん酸ニアンモニウムおよ
び不溶性スラッジを含むスラリーを連続的に沈降分別器
4および6に抜出した。
該分別器6でりん酸ニアンモニウム結晶を含むスラリー
と不溶性スラリーを含むスラリーに分別し、前者は遠心
分離器13でりん酸二安と濾液に分離し、りん酸二安は
少量の水で水洗浄して収得した。後者は、配管7を経て
加熱器8で70〜75℃に保ち、途中で配管16から少
量の湿式りん酸を供給して加熱器8内でのNH3/ H
3PO4モル比を 12〜1.4に調節し、遠心分離器
9へ移送した。遠心分離器9(スーパーデカンタ−1遠
心効果2000G )へ供給された該スラリーは、不溶
性スラッジと濾液に分離され、濾液は、遠心分離器13
からの濾液と共に循環槽12を経て反応槽3へ循環した
。
と不溶性スラリーを含むスラリーに分別し、前者は遠心
分離器13でりん酸二安と濾液に分離し、りん酸二安は
少量の水で水洗浄して収得した。後者は、配管7を経て
加熱器8で70〜75℃に保ち、途中で配管16から少
量の湿式りん酸を供給して加熱器8内でのNH3/ H
3PO4モル比を 12〜1.4に調節し、遠心分離器
9へ移送した。遠心分離器9(スーパーデカンタ−1遠
心効果2000G )へ供給された該スラリーは、不溶
性スラッジと濾液に分離され、濾液は、遠心分離器13
からの濾液と共に循環槽12を経て反応槽3へ循環した
。
他方比較として、反応槽3からのスラリーを沈降分別器
4および6で分別せず(従って、加熱器8および遠心分
離器9を運転せず)該スラリーをそのま覧遠心分離器1
3にかけてりん酸二安を収得する以外は実施例1と同様
に実施した(比較例1)。
4および6で分別せず(従って、加熱器8および遠心分
離器9を運転せず)該スラリーをそのま覧遠心分離器1
3にかけてりん酸二安を収得する以外は実施例1と同様
に実施した(比較例1)。
以上の実施例1および比較例1によって得られたりん酸
二安の抜出し率および品質(SSおよびS03重蔽%)
を表3に示す。
二安の抜出し率および品質(SSおよびS03重蔽%)
を表3に示す。
表 3
実施例2
図の分別器6でりん酸二アンモニウム結晶を含むスラリ
ーと不溶性スラッジを含むスラリーに分別し、前者の処
理によるりん酸二安の収得までは実施例1と同様に行っ
た。後者は、配管7を経て加熱器で70〜80℃に保ち
、遠心分離器9へ連続的に2100Kg/Hr供給する
に先立って配/IEIから本釣420Kg/Hrを供給
した。遠心分離器9で分離された濾液の外観は殆んど澄
明であった。
ーと不溶性スラッジを含むスラリーに分別し、前者の処
理によるりん酸二安の収得までは実施例1と同様に行っ
た。後者は、配管7を経て加熱器で70〜80℃に保ち
、遠心分離器9へ連続的に2100Kg/Hr供給する
に先立って配/IEIから本釣420Kg/Hrを供給
した。遠心分離器9で分離された濾液の外観は殆んど澄
明であった。
該濾液および遠心分離器で分離された不溶性スラッジは
、実施例1と同様に処理した。
、実施例1と同様に処理した。
以上のようにして得られたりん酸二安の抜出し率および
品質は、ド記のとおりであった。
品質は、ド記のとおりであった。
抜出し率 品 質
SS 5Ch
70% 0.3〜0.4% 0.2〜0.3%
図は、本発明の方法に使用する装置のフローシートを示
す。 図において、 1:湿式りん酸供給管 2:アンモニア供給管3:反応
槽 4:沈降分別器 5ニスラリ−循環配管 6:沈降分別器8:加熱器 9
:遠心分離器 10: スラフジ 12:循環槽 13:遠心分離器 14:製品 +5: H液配管 以」二
す。 図において、 1:湿式りん酸供給管 2:アンモニア供給管3:反応
槽 4:沈降分別器 5ニスラリ−循環配管 6:沈降分別器8:加熱器 9
:遠心分離器 10: スラフジ 12:循環槽 13:遠心分離器 14:製品 +5: H液配管 以」二
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (+ ) (j)反応器中で湿式りん酸に1反応器度5
0〜80”0. NHz/POaモル比1.65〜1.
90に保ちながらアンモニアを反応させ、■生成したり
ん酸ニアンモニウム結晶を含むスラリーを該結晶部分を
含むスラリーと不溶性スラッジ部分を含むスラリーに分
別し、■該結晶部分を含むスラリーは遠心分離して結晶
を収得し、被分離液は反応器に戻し、■該不溶性スラッ
ジ部分を含むスラリーは60〜95℃に加熱して含まれ
ているりん酸ニアンモニウム結晶を溶解させたのち遠心
沈降させて不溶性スラッジと濾液に分離し、該被分子a
m液は反応器に戻し、■前記(■および■の工程から反
応器内に戻された液を濃縮してりん酸ニアンモニウム結
晶を含むスラリーを生成させ、くりかえし前述■〜(Φ
の[程を行うことを特徴とする湿式りん酸から精製りん
酸ニアンモニウムを製造する方法。 (2)分別された不溶性スラッジ部分を含むスラリーを
遠心沈降させる前に該スラリー 100重量部に対し水
30重肩部以下を混合することを特徴とする特許請求の
@間第(1)項に記載の方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59060382A JPS60204609A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 湿式りん酸から精製りん酸二アンモニウムを製造する方法 |
US06/710,415 US4610862A (en) | 1984-03-28 | 1985-03-11 | Process for producing purified diammonium phosphate from wet process phosphoric acid |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59060382A JPS60204609A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 湿式りん酸から精製りん酸二アンモニウムを製造する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204609A true JPS60204609A (ja) | 1985-10-16 |
JPH049729B2 JPH049729B2 (ja) | 1992-02-21 |
Family
ID=13140538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59060382A Granted JPS60204609A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 湿式りん酸から精製りん酸二アンモニウムを製造する方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4610862A (ja) |
JP (1) | JPS60204609A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1299978C (zh) * | 2002-12-12 | 2007-02-14 | 四川大学 | 气-粉-雾三相双效强化磷酸二铵尾洗减量技术 |
CN103058157A (zh) * | 2013-02-26 | 2013-04-24 | 贵州开磷(集团)有限责任公司 | 一种用湿法磷酸生产工业级磷酸二铵的方法 |
CN110877901B (zh) * | 2019-12-16 | 2023-02-28 | 瓮福达州化工有限责任公司 | 湿法磷酸生产工业级磷酸一铵和工业级磷酸二铵的方法及系统 |
CN111498821A (zh) * | 2020-04-23 | 2020-08-07 | 湖北兴发化工集团股份有限公司 | 以磷酸为原料生产磷酸氢二铵和磷酸二氢铵的工艺及装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US995898A (en) * | 1909-09-02 | 1911-06-20 | American Cyanamid Co | Process of making di-ammonium phosphate. |
US1208877A (en) * | 1915-10-19 | 1916-12-19 | Wilhelm Wollenweber | Manufacture of acid ammonium phosphate. |
US1264513A (en) * | 1917-02-10 | 1918-04-30 | Southern Electro Chemical Company | Method of manufacture of mono and di-ammonium phosphate. |
US1716415A (en) * | 1924-06-17 | 1929-06-11 | American Cyanamid Co | Method of making diammonium phosphate |
US3514255A (en) * | 1969-04-30 | 1970-05-26 | Chemical Construction Corp | Production of granular diammonium phosphate |
US4325927A (en) * | 1979-12-14 | 1982-04-20 | Agrico Chemical Company | Purified monoammonium phosphate process |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP59060382A patent/JPS60204609A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-11 US US06/710,415 patent/US4610862A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4610862A (en) | 1986-09-09 |
JPH049729B2 (ja) | 1992-02-21 |
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