JPS60204469A

JPS60204469A - 容器口保護バンド

Info

Publication number: JPS60204469A
Application number: JP59059171A
Authority: JP
Inventors: 雅弘田中
Original assignee: Yashima Kogyo KK
Current assignee: Yashima Kogyo KK
Priority date: 1984-03-26
Filing date: 1984-03-26
Publication date: 1985-10-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】ね本発明は容器の積重Ａ等によって生ずる上方からの荷重
に良く耐え得る容器口保護バンドに関する。

従来使用されている例へば弾性鉤止片付キャップの保護
バンドは、キャップ自身の封緘を目的としているため、
内容物充填後の重量のある容器の積重ねに際しては荷重
をキャップが被冠している容器口に直接伝えてしまう場
合が多く、そのため、キャップに内蔵されているバッキ
ングが復元の限度を超えて容器口に強圧され、荷重が除
かれたあとバッキングのゆるみによって密閉を損するこ
とがあった。

本発明は、か＼る欠点を除き、併せて他にも特徴のある
容器口保護バンドを得るにあり、以下、実施例によりそ
れを説明する。

わ図面第１図は本発明の使用状態をあら撃す一実施例の縦
断面を示し、容器本体ｌの一部に６設した注出口２と、
それを閉塞する蓋３の両方を覆う帽状体４が上壁５とそ
の周縁で連続する側壁６とからなり、帽状体の側壁の列
周（またけ内周）に、帽状体の上方にか＼る圧縮荷重に
耐える万骨７を複数個所に縦設し、且、側壁の末端縁８
は前記の荷重を支えるように容器本体に当接せしめる。

第２図は、実施例を示す斜視図であり、金属板を絞り帽
状体４を作り、その側壁６に万骨７を縦設せしめ、側壁
の末端縁８１−を使用の際には容器本体上に達する充分
の長さを保持せしめである。引手９はその端部において
帽状体の土壁の一部に連続し、余地部１０は中空とする
。

第３図の実施例は、熱可塑性合成樹脂を透明・半透明・
着色等して、射出成形−真空成形（絞り上げ）・押出成
形（チーーブを輪切り）・ブロー成形などにより一体に
上壁−側壁・万骨・引手９等を作る。引手の端の一部は
特に強く帽状体の」二壁または側壁に接続している。土
壁または側壁の引手を除く余地部１０は中空となってい
る。

又、他の実施例にあっては、第４図に示すごとく帽状体
の余地部も中空でなく一体に成形し、各所の厚さを、万
骨を肉厚２．、上壁−側壁−引手を並厚１ｍ１ｌ＋％そ
の他の余地部を肉薄０５１等に分け、余地部と引手の境
は、引張る際に破れて引手が分離し得るようにまた余地
部の中央は内方に透視できると共に、指先を突込んで破
ることができ指先が引手に掛けられるような構造となっ
ている。

その他の実施例として、第５図に示すように帽状体の内
壁下端周縁１１は、外方に向かってテーパー状に拡開せ
しめ注出口のクリンチ部１３がある場合、それの外側が
帽状体の側壁の末端縁８の当接個所となるようにする。

以上の如き構造から成る容器口保護バンドを、容器本体
】上に６設した注出口２およ′びそれを閉塞する蓋を共
に覆うとき次の如き作用と効果がある。

（１）万骨７を帽状体の側壁の外周に縦設し、しかも側
壁の末端縁８け容器本体に当接しているので、帽状体の
土壁にか＼る荷重はキャップ自身に伝えられる前に帽状
体と容器本体上にて支えられ、例えば万骨が１０〜１２
個所縦設されたものは材料をポリプロピレン樹脂とした
ものでも外径４０爺位のもので耐荷重力１２０　Ｋｑ４
は充分にある。万骨は帽状体側壁の外側でも内側でも効
果の上でも大差はないが、耐荷重の点のみでは金属板を
絞り成形加工したものが合成樹脂材料を用いたものより
強力である。従来のキャップのみの容器口保護バンドで
は封緘作用はあっても容器の積重ねによる耐荷重力は注
出口２に直接か＼るので、注出口の上面または容器との
取付部が大なる荷重で損傷した事故を生じた。

（２）帽状体を合成樹脂で作ることは、万骨を金型の彫
刻のみで容易に作ることができるし、射出成形・真空成
形（絞り上げ）・押出成形（チ＝−ブを輪切り）・ブロ
ー成形（雌型のみ作り雄型は圧縮空気）など、用途・価
格・形状に応して製作上の選択が巾広くでき、特に小ロ
フトで製作する上で有利である。

（３）帽状体を透明または半透明の材料で作ったときは
、内蔵するキャップの表示印刷が外側方からも透視して
みることができる。従って従来のようにキャップの封緘
バンドが、その不透明な外周に印をして之に代らしめ、
印刷工程を省略してコストを低減し得る。１だ、キャッ
プの上面印刷と側面印刷は同時に行うものである為、キ
ヤ／プと封緘の表示の組合せで同一社名などを誤って他
の印と組合せるおそれが全く無く、多品種生産の際検査
工程と在庫管理を簡素化することができる。

（４）帽状体となっている保護バンドの側壁の末端縁８
が容器本体に当接しているため、当然、本保護バンドは
外し蒔く注出口の保護力は従来のキャップ封緘パン）−
Ｅｌ（＜Ｌ向上している。

従って外す操作を補助する引手９が、その一端を土壁ま
たは側壁の一部と接続し、他は中空として引手を摘み易
くする。引手は帽状体の］１壁まブこは側壁に一端を強
く接続し、他は金属製の場合は他は予め分離させて土壁
に沿わせであるが、合成樹脂製の場合は引手の前端また
（ｒ：ｉ側端をちぎり易い線帯１２で土壁の一部と接続
せしめることがある。

斯くすることにより引手が不用意に上へ）・不上ること
が防がれ、帽状体はキャップと注出口上に安定する。

（５）帽状体となれる保護バンドを万骨・土壁・側壁・
引手・余地部と夫々その必要度に応じた肉厚に設定して
、全表面に中空な個所がないようにすると、キャップ及
び注出口は完全に覆わオ］て朽めて安全度の高い容器口
保護バンドとなり、雨水・ゴミよごれも防ぐ。帽状体の
製作に合成樹脂の透明または半透明材料を用いれば、前
述の如く内部を透視できるのでキャップの表示が確認で
きるのと、加工時における製品の金型からの離脱を容易
にし得る。

（６）帽状体の内壁下端周縁１１を外方に向かってテー
パー状に拡開して作ったものは、帽体のキャップ及び注
出口への被冠の際に中心位置の設定が筒棒単で、容器本移上の側壁の末端縁８の当接寸法がと拡開していないものより犬ｊなるので、注出口にクリン
チ部１３がある場合、それの外側が帽状体の側壁の末端
縁８の当接個所となり、耐荷重の上からもクリンチ部に
力を掛けずに済み、該部からの内容物漏洩を起させるこ
とがない。

以上の各実施例の作用・効果に現れたように、本発明の
容器口保護バンドは従来の単なるキャップの保護バンド
に無い顕著なる作用・効果を期待し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図と第５図は、本発明の使用状態を示す実１に６例
の縦断面図。第２図および第３図は、本発明の容器口保護バンドの種
々の実施例を示す斜視図、第４図は、同しく他の実施例
を示す一部破断斜視図、第６図は従来のキャップの保護
バンドの使用状態を示す縦断面図である。１・・・・・容器本体　８・−末端縁２　・・・・・注出口　９・　・・　引手３・・・・・
・・蓋　ｌＯ・−余地部４・　・・帽状体　１１・・・・　内壁下端周縁５・・
・・上壁　１２　・　線帯６・・・・・・・−側壁　１３　・　・　クリンチ部７
・・　力骨１２１面井　４　図才　６　図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）容器本体１の一部に凸段した注出口２と、それを
閉塞する蓋３の両方を覆う帽状体４が、上壁５とその周
縁で連続する側壁６とから成り、帽状体の側壁の外周（
または内周）に、帽状体４の上方にか＼る圧縮荷重に耐
える万骨７を復数個所に縦設し、且つ、側壁の末端縁８
け前記の荷重を支えるように容器本体に当接する容器口
保護バンド。
（２）　前記の帽状体４は、合成樹脂によって作られた
特許請求の範囲第１項記載の容器口保護バンド。
（３）前記の帽状体４には、その全部または一部に、透
明または半透明の材料を用いた特許請求の範囲′第１項
または第２項記載の容器口保護バンド。
（４）前記の帽状体４の上壁５または側壁６の一部は中
空になっていると共に、引手９けその端の一部が特に強
く帽状体の土壁または側壁に接続している特許請求の範
囲第１項ないし第３項のいずれかに記載の容器口保護バ
ンド。
（５）　前記の帽状体４は、万骨７が耐荷重形状または
肉厚に、上壁−側壁・引手が並厚に、他の余地部１０は
極薄に作られ、しかも帽状体の全表面には中空な個所が
ないよう作られた特許請求の範囲第１項ないし第３項の
いずれに記載の容器口保護バンド。
（６）前記の帽状体４の内壁下端周縁１１は、外方に向
かってテーパー状に拡開している特許請求の範囲第１項
ないし同第５項のいずれかに記載の容器口保護バンド。