JPS60203867A - 絶縁診断におけるノイズ除去方法 - Google Patents
絶縁診断におけるノイズ除去方法Info
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- JPS60203867A JPS60203867A JP6174884A JP6174884A JPS60203867A JP S60203867 A JPS60203867 A JP S60203867A JP 6174884 A JP6174884 A JP 6174884A JP 6174884 A JP6174884 A JP 6174884A JP S60203867 A JPS60203867 A JP S60203867A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は部分放電位相特性による絶縁診断におけるノイ
ズ除去方法に関するものである。
ズ除去方法に関するものである。
電力系統において安定な送電を確保するためには、系統
に接続された各種機器の絶縁状態、例えばボイド欠陥の
種類、発生箇所、劣化の程度などを課電状態において常
時把握して適切な対策なとりうるようにし、突然の停電
などにもとづく混乱を生じないようにすることが理想で
ある。特に最近のように機器の小型化の進展により、絶
縁体に対する設計電位の傾きが大きくなるに伴い、常時
絶縁状態を把握することの重要性は大きくなっている。
に接続された各種機器の絶縁状態、例えばボイド欠陥の
種類、発生箇所、劣化の程度などを課電状態において常
時把握して適切な対策なとりうるようにし、突然の停電
などにもとづく混乱を生じないようにすることが理想で
ある。特に最近のように機器の小型化の進展により、絶
縁体に対する設計電位の傾きが大きくなるに伴い、常時
絶縁状態を把握することの重要性は大きくなっている。
、。
そこで本発明者は次のような診断方法を提案した。この
方法は第１図に示すようにψ−ｎ分布検出器（１）によ
り、被診断機器（２）の接地線（２ａ）から検出器（２
ｂ）を用いて検出された部分放電パルスと印加電圧Ｖａ
とにより、一定時間宛一定時間間隔毎に印加電圧位相ψ
に対する部分放電パルス発生頻度の印加電圧位相角特性
即ちψ−ｎ分布をめる。
方法は第１図に示すようにψ−ｎ分布検出器（１）によ
り、被診断機器（２）の接地線（２ａ）から検出器（２
ｂ）を用いて検出された部分放電パルスと印加電圧Ｖａ
とにより、一定時間宛一定時間間隔毎に印加電圧位相ψ
に対する部分放電パルス発生頻度の印加電圧位相角特性
即ちψ−ｎ分布をめる。
次にψ−ｑ分布検出器（３）により部分放電パルスのレ
ベルからψ−ｎ分布パターンを見掛上の放電々荷ｑとそ
の印加電圧に対するパルスの発生位相角ψの分布パター
ン即ちψ−ｑ分布パターンに変換したとき、これがボイ
ド欠陥の種類、その発生箇所、劣化の程度などによって
変ることを利用し、被診断機器から得られたψ−ｑ分布
パターンな診所用ψ−ｑ分布パターン記憶器（４）から
の、診断用ψ−（１分布パターンと比較器（５）により
比較して、類似度をめることによりボイド欠陥の種類な
どを診断するものである。
ベルからψ−ｎ分布パターンを見掛上の放電々荷ｑとそ
の印加電圧に対するパルスの発生位相角ψの分布パター
ン即ちψ−ｑ分布パターンに変換したとき、これがボイ
ド欠陥の種類、その発生箇所、劣化の程度などによって
変ることを利用し、被診断機器から得られたψ−ｑ分布
パターンな診所用ψ−ｑ分布パターン記憶器（４）から
の、診断用ψ−（１分布パターンと比較器（５）により
比較して、類似度をめることによりボイド欠陥の種類な
どを診断するものである。
この方法によれば、その診断結果を変電所などに通報す
ることにより、常に絶縁状態を把握して絶縁破壊以前に
適切な処置を施して、突然の停電などによる電力供給の
混乱などを未然に防ぐことができる。
ることにより、常に絶縁状態を把握して絶縁破壊以前に
適切な処置を施して、突然の停電などによる電力供給の
混乱などを未然に防ぐことができる。
ところでこの方法によって信頼度の高い診断を行うには
、部分放電パルスが確度高く検出できることが必要であ
る。しかし実際上接地線などに得られる電流中には、部
分放電にもとづくパルス電流以外のノイズ電流、例えば
電源の高調渡分にもとづく電流や、負荷がもつサイリス
タによるノイズなどの連続波ノイズその他のノイズ電流
が流れる。従って診断の信頼度の向上のためには、部分
数′屯パルス以外のノイズ電流分を除去することが必要
である。
、部分放電パルスが確度高く検出できることが必要であ
る。しかし実際上接地線などに得られる電流中には、部
分放電にもとづくパルス電流以外のノイズ電流、例えば
電源の高調渡分にもとづく電流や、負荷がもつサイリス
タによるノイズなどの連続波ノイズその他のノイズ電流
が流れる。従って診断の信頼度の向上のためには、部分
数′屯パルス以外のノイズ電流分を除去することが必要
である。
本発明は部分放電にもとづくパルス電流のみを確実に取
出しうるようにして、前記φ−ｑ分布パターンによる絶
縁診断精度の向上を図りうるようにしたものである。次
に図面を用いてその詳細を説明する。
出しうるようにして、前記φ−ｑ分布パターンによる絶
縁診断精度の向上を図りうるようにしたものである。次
に図面を用いてその詳細を説明する。
本発明は部分放電パルス発生頻度の交流印加電圧位相特
性即ちφ−ｎ分布パターンが、部分放電パルスにもとづ
くものとノイズにもとづくものとで異なることを利用し
てなされたものである。即ち実験的研究によれば、・可
・ ■ 部分放電パルスの印加電圧に対する発生位相角φは
、被診断機器の印加電圧に強く依存するが、ノイズ成分
は印加電圧に殆ど依存しない。
性即ちφ−ｎ分布パターンが、部分放電パルスにもとづ
くものとノイズにもとづくものとで異なることを利用し
てなされたものである。即ち実験的研究によれば、・可
・ ■ 部分放電パルスの印加電圧に対する発生位相角φは
、被診断機器の印加電圧に強く依存するが、ノイズ成分
は印加電圧に殆ど依存しない。
■ 部分放電パルスはノイズのように、印加電圧の同−
位相角毎に毎サイクル発生する確率は極めて小さい。
位相角毎に毎サイクル発生する確率は極めて小さい。
■ 部分放電パルスはノイズのように、長時間に亘り同
一位相角において同一頻度で発生ずる確率は極めて低く
、課電時間の依存性がない。
一位相角において同一頻度で発生ずる確率は極めて低く
、課電時間の依存性がない。
ことが明らかにされた。従って被診断機器について部分
放電パルスの交流印加電圧に対する発生位相角頻度分布
即ちψ−ｎ分布パターンをめ、これを予めめられた前記
■■■の判定条件を与える基準ψ−ｎ分布パターンと比
較して類似度をめ、類似したものを被診断機器のφ−ｎ
分布パターンから除去すれば、前記第１図に示したφ−
ｑ分布パターン検出器（３）の出力ははゾ部分放電パル
スにもとづくψ−ｑ分布パターンのみとなるので、診断
精度を向上できる。
放電パルスの交流印加電圧に対する発生位相角頻度分布
即ちψ−ｎ分布パターンをめ、これを予めめられた前記
■■■の判定条件を与える基準ψ−ｎ分布パターンと比
較して類似度をめ、類似したものを被診断機器のφ−ｎ
分布パターンから除去すれば、前記第１図に示したφ−
ｑ分布パターン検出器（３）の出力ははゾ部分放電パル
スにもとづくψ−ｑ分布パターンのみとなるので、診断
精度を向上できる。
例えば第２図に示す実施例回路図のように、被診断機器
（２）の接地線（２ａ）に流れる電流を、検出器（２ｂ
）により第３図のように、時間夕陽Ｔ２をおいて時間々
隔Ｔ□宛検出して、φ−ｎ分布検出器（３）により木椿
晦水嚢ψ−ｎ分布パターンをめる。一方被診断機器と同
一絶縁階級同一電圧階級の機器例えばケーブルを用いて
、予め対象とするノイズの除去に対応して、前記■また
は■または■または■■■の判定条件を与えるノイズ除
去用判定ψ−ｎ分布をめて、これを記憶装置（６）に記
憶させておく。そしてその内容を検出器（２ｂ）による
電流の検出毎に読出して、分布パターン比較器（７）に
よりψ−ｎ分布検出器（１）から入る、被診断機器のψ
−ｎ分布パターンと比較して、前記部分放電パルスであ
る条件をもたないψ−ｎ分布パターン出力を、前記絶縁
診断装置Ａのφ−ｎ分布検出器（１）の出力から除去す
ることにより、ψ−ｑ分布演算器（３）が部分放電パル
スによるψ−ｑ分布のみを出力するようにして、ノイズ
の影響を排除するようにしたものである。
（２）の接地線（２ａ）に流れる電流を、検出器（２ｂ
）により第３図のように、時間夕陽Ｔ２をおいて時間々
隔Ｔ□宛検出して、φ−ｎ分布検出器（３）により木椿
晦水嚢ψ−ｎ分布パターンをめる。一方被診断機器と同
一絶縁階級同一電圧階級の機器例えばケーブルを用いて
、予め対象とするノイズの除去に対応して、前記■また
は■または■または■■■の判定条件を与えるノイズ除
去用判定ψ−ｎ分布をめて、これを記憶装置（６）に記
憶させておく。そしてその内容を検出器（２ｂ）による
電流の検出毎に読出して、分布パターン比較器（７）に
よりψ−ｎ分布検出器（１）から入る、被診断機器のψ
−ｎ分布パターンと比較して、前記部分放電パルスであ
る条件をもたないψ−ｎ分布パターン出力を、前記絶縁
診断装置Ａのφ−ｎ分布検出器（１）の出力から除去す
ることにより、ψ−ｑ分布演算器（３）が部分放電パル
スによるψ−ｑ分布のみを出力するようにして、ノイズ
の影響を排除するようにしたものである。
なおこの場合、例えば前記■の判定条件即ち印加電圧の
依存性により判定する方法を用いる場合には、印加電圧
を変えてパルス発生頻度分布のピーク値（極大値）の発
生位相角を検出してψ−ｎ分布パターンをめ、印加電圧
の変化に対してピーク発生位相角が変らない分布パター
ンをノイズ毎サイクル発生する確率が少ないとする条件
を用いる場合には、この条件を満足するピークと継続時
間以外のものをノイズとして除去すれはよく、この判定
方法は例えば電源のもつ高調波成分など電源同期ノイズ
の除去に適する。
依存性により判定する方法を用いる場合には、印加電圧
を変えてパルス発生頻度分布のピーク値（極大値）の発
生位相角を検出してψ−ｎ分布パターンをめ、印加電圧
の変化に対してピーク発生位相角が変らない分布パター
ンをノイズ毎サイクル発生する確率が少ないとする条件
を用いる場合には、この条件を満足するピークと継続時
間以外のものをノイズとして除去すれはよく、この判定
方法は例えば電源のもつ高調波成分など電源同期ノイズ
の除去に適する。
第４図は判定条件■即ち部分放電パルスの電圧依存性を
利用したノイズ除去の実験結果を示す図であって、第４
図（ａ）はノイズＮを除去する前のもの、＄４図（ｂ）
はノイズ除去後のものであって、各曲線の縦軸はパルス
発生頻度ｎ、横軸は印加電圧の位相角ψを示し、各曲線
は各印加電圧に対応している０また第５図・は前記条件
■即ち部分放電ノくルヌが同一位相角において毎チイク
ル発生する確率は低いとする条件によるノイズ除去結果
で、第５図（ａ）は原データ、第５図（ｂ）はノイズ除
去後を示す図である。また第６図は前記判定条件■即ち
ψ−ｎ分布パターンの経時変化による条件を利用したノ
イズの除去結果を示す図で、第６図（ａ）はノイズＮの
除去前、第６図（ｂ）は除去後を示し、縦軸は時間ｔ、
横軸は印加電圧の位相φを示す。
利用したノイズ除去の実験結果を示す図であって、第４
図（ａ）はノイズＮを除去する前のもの、＄４図（ｂ）
はノイズ除去後のものであって、各曲線の縦軸はパルス
発生頻度ｎ、横軸は印加電圧の位相角ψを示し、各曲線
は各印加電圧に対応している０また第５図・は前記条件
■即ち部分放電ノくルヌが同一位相角において毎チイク
ル発生する確率は低いとする条件によるノイズ除去結果
で、第５図（ａ）は原データ、第５図（ｂ）はノイズ除
去後を示す図である。また第６図は前記判定条件■即ち
ψ−ｎ分布パターンの経時変化による条件を利用したノ
イズの除去結果を示す図で、第６図（ａ）はノイズＮの
除去前、第６図（ｂ）は除去後を示し、縦軸は時間ｔ、
横軸は印加電圧の位相φを示す。
以上の説明から明らかなように、本発明によればノイズ
を低減してφ−ｑ分布パターンによる絶縁状態の診々ｊ
精度を向上できるもので、ポリエチレンケーブルの採用
や機器の小型化など゛から今後共４型要となり活線状態
における機器の絶縁診断監視システムの実現に大きく寄
与するものである。
を低減してφ−ｑ分布パターンによる絶縁状態の診々ｊ
精度を向上できるもので、ポリエチレンケーブルの採用
や機器の小型化など゛から今後共４型要となり活線状態
における機器の絶縁診断監視システムの実現に大きく寄
与するものである。
第１図はφ−ｑ分布パターンによる絶縁診断装置の回路
図、第２図および第３図は本発明の一実施例回路図およ
びパルス電流検出の時系列図、第４図（ａ）Ｔｂ）、第
５図（ａ）（ｂ）および第６図（ａ）（ｂ）は本発明に
よるノイズ除去効果の実測波形図である。 （１）・・・・φ−ｎ分布検出器、 （２）・・・・被診断機器、（２ａ）・・・・接地線、
（２ｂ）・・・・電流検出器、 （３）・・・・φ−ｑ分布検出器、 （４）・・・・診断用φ−ｑ分布記憶装置、（５）・・
・・比較器、 （６）・・・クイズ除去用判定φ−ｎ分布記憶装置、（
７）・・・・比較器。 特許出願人 財団法人 電力中央研究所代理人弁理士
大 塚 学
図、第２図および第３図は本発明の一実施例回路図およ
びパルス電流検出の時系列図、第４図（ａ）Ｔｂ）、第
５図（ａ）（ｂ）および第６図（ａ）（ｂ）は本発明に
よるノイズ除去効果の実測波形図である。 （１）・・・・φ−ｎ分布検出器、 （２）・・・・被診断機器、（２ａ）・・・・接地線、
（２ｂ）・・・・電流検出器、 （３）・・・・φ−ｑ分布検出器、 （４）・・・・診断用φ−ｑ分布記憶装置、（５）・・
・・比較器、 （６）・・・クイズ除去用判定φ−ｎ分布記憶装置、（
７）・・・・比較器。 特許出願人 財団法人 電力中央研究所代理人弁理士
大 塚 学
Claims (1)
- 被診断機器からめられた部分放電位相特性（ψ−ｎ分布
パターン）を、ノイズであることの判定条件を与える参
照用ψ−ｎ分布パターンと比較し、両者の一致部分を除
いてノイズの除去を行うことを特徴とする部分放電位相
特性による絶縁診断におけるノイズ除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174884A JPS60203867A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 絶縁診断におけるノイズ除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6174884A JPS60203867A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 絶縁診断におけるノイズ除去方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60203867A true JPS60203867A (ja) | 1985-10-15 |
| JPH0530223B2 JPH0530223B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13180094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6174884A Granted JPS60203867A (ja) | 1984-03-29 | 1984-03-29 | 絶縁診断におけるノイズ除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60203867A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63126877U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-18 | ||
| JPH07225253A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 部分放電測定システム |
| JPWO2016088179A1 (ja) * | 2014-12-01 | 2017-09-21 | 住友電気工業株式会社 | 部分放電判別装置及び部分放電判別方法 |
| GB2557512A (en) * | 2011-09-28 | 2018-06-20 | Korea Electric Power Corp | Device for removing partial discharge noise and method of diagnosing the same |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5555269A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-23 | Hitachi Ltd | Internal insulation diagnosis device of power apparatus |
| JPS56109025U (ja) * | 1980-01-23 | 1981-08-24 |
-
1984
- 1984-03-29 JP JP6174884A patent/JPS60203867A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5555269A (en) * | 1978-10-20 | 1980-04-23 | Hitachi Ltd | Internal insulation diagnosis device of power apparatus |
| JPS56109025U (ja) * | 1980-01-23 | 1981-08-24 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63126877U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-18 | ||
| JPH07225253A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-22 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 部分放電測定システム |
| GB2557512A (en) * | 2011-09-28 | 2018-06-20 | Korea Electric Power Corp | Device for removing partial discharge noise and method of diagnosing the same |
| GB2557512B (en) * | 2011-09-28 | 2018-09-26 | Korea Electric Power Corp | Device for removing partial discharge noise and method of diagnosing the same |
| JPWO2016088179A1 (ja) * | 2014-12-01 | 2017-09-21 | 住友電気工業株式会社 | 部分放電判別装置及び部分放電判別方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530223B2 (ja) | 1993-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |