JPS60202853A - Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法 - Google Patents
Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法Info
- Publication number
- JPS60202853A JPS60202853A JP5913684A JP5913684A JPS60202853A JP S60202853 A JPS60202853 A JP S60202853A JP 5913684 A JP5913684 A JP 5913684A JP 5913684 A JP5913684 A JP 5913684A JP S60202853 A JPS60202853 A JP S60202853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- phenylalanine
- formula
- alkyl ester
- optical resolution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は優先晶出法によるDL−N”−(置換フェニル
メチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステルの
光学分割法に関する。分割されたD−またはL−N−(
置換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキ
ルエステルは、加水分解により、容易にD〜またはL−
N−フェニルアラニン アルキルエステルさらにはD−
またはL−フェニルアラニンにそれぞれ導くことができ
るので、本発明法は、フェニルアラニン アルキルエス
テルまたはフェニルアラニンの光学分割法として有用で
ある。
メチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステルの
光学分割法に関する。分割されたD−またはL−N−(
置換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキ
ルエステルは、加水分解により、容易にD〜またはL−
N−フェニルアラニン アルキルエステルさらにはD−
またはL−フェニルアラニンにそれぞれ導くことができ
るので、本発明法は、フェニルアラニン アルキルエス
テルまたはフェニルアラニンの光学分割法として有用で
ある。
優先晶出法による光学分割法は、高価な分割剤を必要と
せず、また、大量合成にも適するため、工業的に有利な
光学分割法として知られている。
せず、また、大量合成にも適するため、工業的に有利な
光学分割法として知られている。
しかしながら、この方法は、ラセミ体がラセミ混合物を
形成するような結晶性の化合物でなければ適用できない
。
形成するような結晶性の化合物でなければ適用できない
。
フェニルアラニン誘導体については、ラセミ体が優先晶
出不可能なラセミ化合物を形成する場合が多い。現在ま
でのところ、優先晶出が可能な誘導体としては、 N−アセチル−フェニルアラニンのアンモニウム塩(特
公昭39−24440号参照)N−アセチル−フェニル
アラニンのシクロヘキシルアンモニウム塩(特公昭52
−8821号参照) フェニルアラニン メチルエステルのモノ硫酸塩(特開
昭48−75540号参照) の3種が知られているのみである。しかしながら、これ
らはすべて塩であり、そのため、溶解度の点から分割溶
媒は、水、アルコール等の極性溶媒に限られていた。
出不可能なラセミ化合物を形成する場合が多い。現在ま
でのところ、優先晶出が可能な誘導体としては、 N−アセチル−フェニルアラニンのアンモニウム塩(特
公昭39−24440号参照)N−アセチル−フェニル
アラニンのシクロヘキシルアンモニウム塩(特公昭52
−8821号参照) フェニルアラニン メチルエステルのモノ硫酸塩(特開
昭48−75540号参照) の3種が知られているのみである。しかしながら、これ
らはすべて塩であり、そのため、溶解度の点から分割溶
媒は、水、アルコール等の極性溶媒に限られていた。
本発明者らは、フェニルアラニンの誘導体について、優
先晶出の可能性を種々検討した結果、ここに従来の例と
は全く異なる型の式(I)・ハロゲン原子、ニトロ基、
水酸基、シアノ基、アミノ基、メチルまたはエチルのよ
うな低級アルキル基、または、メトキシまたはエトキシ
のような低級アルコキシ基を;mは1から5の整数を示
す。)で表される化合物である、DL−N−(置換フェ
ニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステ
ルが優先晶出可能な化合物であること見いだすにった。
先晶出の可能性を種々検討した結果、ここに従来の例と
は全く異なる型の式(I)・ハロゲン原子、ニトロ基、
水酸基、シアノ基、アミノ基、メチルまたはエチルのよ
うな低級アルキル基、または、メトキシまたはエトキシ
のような低級アルコキシ基を;mは1から5の整数を示
す。)で表される化合物である、DL−N−(置換フェ
ニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステ
ルが優先晶出可能な化合物であること見いだすにった。
即ち、DL−N−(置換フェニルメチリデン)−フェニ
ルアラニン アルキルエステルは、共有結合性化合物で
あり、安定性、溶解性などの面で、塩より優れている。
ルアラニン アルキルエステルは、共有結合性化合物で
あり、安定性、溶解性などの面で、塩より優れている。
特に、はとんどの有機溶媒に可溶であり、非極性溶媒も
用いることができるのは本化合物の有利性を示すもので
ある。
用いることができるのは本化合物の有利性を示すもので
ある。
DL’−N−(置換フェニルメチリデン)−フェニルア
ラニン アルキルエステルがラセミ混合物を形成するこ
とは、下記の事実から明らかになった。即ち、弐(1)
によって示される化合物で、Rがメチル基、Xmがp−
クロロ基である化合物の場合を例に示すと、ラセミ体と
光学活性体の赤外線吸収スペクトルが一致し、またラセ
ミ体の溶解度が光学活性体の溶解度よりも大きい。さら
に、ラセミ体と光学活性体の融点は、それぞれ65〜6
6℃、88〜89℃であり、融点図は典型的なラセミ混
合物であることを示した。
ラニン アルキルエステルがラセミ混合物を形成するこ
とは、下記の事実から明らかになった。即ち、弐(1)
によって示される化合物で、Rがメチル基、Xmがp−
クロロ基である化合物の場合を例に示すと、ラセミ体と
光学活性体の赤外線吸収スペクトルが一致し、またラセ
ミ体の溶解度が光学活性体の溶解度よりも大きい。さら
に、ラセミ体と光学活性体の融点は、それぞれ65〜6
6℃、88〜89℃であり、融点図は典型的なラセミ混
合物であることを示した。
本発明の原料であるでDL−N−(置換フェニルメチリ
デン)−フェニルアラニン アルキルエステルは、例え
ばDL−フェニルアラニン アルキルエステルとベンズ
アルデヒドまたは種々の置換ベンズアルデヒドとを縮合
させる方法等によって合成することができる。
デン)−フェニルアラニン アルキルエステルは、例え
ばDL−フェニルアラニン アルキルエステルとベンズ
アルデヒドまたは種々の置換ベンズアルデヒドとを縮合
させる方法等によって合成することができる。
これらを、本発明の優先晶出法によって分割するには、
ラセミ体の過飽和溶液に、D−またはL一体の種晶を加
え、これと同種の光学活性体を優先的に晶出させること
により達成される。また、部分的に分割された(即ち、
一方の光学活性体がより多く存在する)混合体の過飽和
溶液も同様に分割に用いることができ、この場合には、
必ずしも、種晶を外部から加える必要はなく、自然超高
により分割が進行する。
ラセミ体の過飽和溶液に、D−またはL一体の種晶を加
え、これと同種の光学活性体を優先的に晶出させること
により達成される。また、部分的に分割された(即ち、
一方の光学活性体がより多く存在する)混合体の過飽和
溶液も同様に分割に用いることができ、この場合には、
必ずしも、種晶を外部から加える必要はなく、自然超高
により分割が進行する。
これらの過飽和溶液は、ラセミ体または部分分割された
混合物を適当な溶媒に加熱溶解した後冷却する方法、溶
液を濃縮する方法、あるいは溶解度を減少させるような
溶媒を添加する方法等、常法に従って調製することがで
きる。
混合物を適当な溶媒に加熱溶解した後冷却する方法、溶
液を濃縮する方法、あるいは溶解度を減少させるような
溶媒を添加する方法等、常法に従って調製することがで
きる。
分割に用いる溶媒としては、DL−N−(i換フェニル
メチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステルが
適当な溶解度を示すもの、例えば石油エーテル、ベンジ
ン、リグロイン、n−ヘキサンまたはシクロヘキサンの
ような脂肪族炭化水素類、ベンゼンまたはトルエンのよ
うな芳香族炭化水素類、エチルエーテルまたはイソプロ
ピルエーテルのようなエーテル類、四塩化炭素、クロロ
ホルムまたはジクロロメタンのようなハロゲン化炭化水
素類、酢酸エチルのようなエステル類、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール、n−プロパツールまたは
t−ブタノールのようなアルコール類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、DMFまたはDMSOのような非プロ
トン性極性溶媒類およびこれらの混合溶媒等を挙げるこ
とができる。
メチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステルが
適当な溶解度を示すもの、例えば石油エーテル、ベンジ
ン、リグロイン、n−ヘキサンまたはシクロヘキサンの
ような脂肪族炭化水素類、ベンゼンまたはトルエンのよ
うな芳香族炭化水素類、エチルエーテルまたはイソプロ
ピルエーテルのようなエーテル類、四塩化炭素、クロロ
ホルムまたはジクロロメタンのようなハロゲン化炭化水
素類、酢酸エチルのようなエステル類、メタノール、エ
タノール、イソプロパツール、n−プロパツールまたは
t−ブタノールのようなアルコール類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、DMFまたはDMSOのような非プロ
トン性極性溶媒類およびこれらの混合溶媒等を挙げるこ
とができる。
DL−N−(置換フェニルメチリデン)−フェニルアラ
ニン アルキルエステルは、従来の優先晶出可能な塩類
と異なり、共有結合性化合物であるため炭化水素類のよ
うな非極性溶媒も用いることができ、必要に応じて種々
の溶媒系を選択することができる。
ニン アルキルエステルは、従来の優先晶出可能な塩類
と異なり、共有結合性化合物であるため炭化水素類のよ
うな非極性溶媒も用いることができ、必要に応じて種々
の溶媒系を選択することができる。
種晶の添加量、粒度には特に制限はないが、通常は、溶
液中のラセミ体または部分分割された混合体に対し1〜
20重量%程度の結晶を砕いた粉末を用いるのが適当で
ある。
液中のラセミ体または部分分割された混合体に対し1〜
20重量%程度の結晶を砕いた粉末を用いるのが適当で
ある。
操作温度も特に制限はなく溶媒の沸点まで可能であるが
、用いる溶媒に対する0L−N−(置換フェニルメチリ
デン)−フェニルアラニン アルキルエステルの溶解度
に従って、安定過飽和溶液が得られるよう調節する必要
がある。
、用いる溶媒に対する0L−N−(置換フェニルメチリ
デン)−フェニルアラニン アルキルエステルの溶解度
に従って、安定過飽和溶液が得られるよう調節する必要
がある。
分割の方法としては、交互に逆の光学活性体を分割させ
る回分法、カラム内に種晶を存在させ、過飽和溶液を連
続的に流入させる連続法、また一方の光学活性体と他方
の光学活性体をある間隔をもった場所に種晶として浸せ
きし同時にそれぞれの種晶を成長させる方法等、優先晶
出法として既知である種々の方法を用いることができる
。
る回分法、カラム内に種晶を存在させ、過飽和溶液を連
続的に流入させる連続法、また一方の光学活性体と他方
の光学活性体をある間隔をもった場所に種晶として浸せ
きし同時にそれぞれの種晶を成長させる方法等、優先晶
出法として既知である種々の方法を用いることができる
。
このようにして得られたD−またはL−N−(置換フェ
ニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステ
ルは、光学純度が不充分な場合には、再結晶等によりさ
らに光学純度を上げることができる。
ニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキルエステ
ルは、光学純度が不充分な場合には、再結晶等によりさ
らに光学純度を上げることができる。
以下に実施例を示し本発明を更に詳しく説明する。なお
、これらの実施例によって、本発明が限定されるもので
はない。
、これらの実施例によって、本発明が限定されるもので
はない。
実施例1、
N −(p−クロロフェニルメチリデン)フェールアラ
ニン メチルエステル1.27g (Cα):’十 o
、6 8° (c=0. 5. CHC13)、0.2
4%e、e、)をイソプロピルエーテル7゜26gに加
熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、D−N−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステル(〔αg+28s。
ニン メチルエステル1.27g (Cα):’十 o
、6 8° (c=0. 5. CHC13)、0.2
4%e、e、)をイソプロピルエーテル7゜26gに加
熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、D−N−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステル(〔αg+28s。
6° (c=0.5.CHC13) 、100%e、e
、)の粉末結晶53n+gを接種し、30分間攪拌した
後、結晶をろ別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量76■
(〔α〕5261.8° (C=0.5゜CHCl3)
、90.7%e、e、) 6 ろ法例のN−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステルの旋光度は、(〔α〕;ゞ=−5,3° (c=
0.5.CHCl3) 、1.8%e、e、)であった
・ 実施例2゜ DL−N−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニル
アラニン メチルエステルi、os1gをイソプロピル
エーテル−ヘキサン(1: 3 (V/v))14.1
gとイソプロピルアルコール0゜15gの混合溶媒に加
熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、D−N−(1)−
クロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチル
エステル(〔α漕”+288.6” (c=0.5.
Cr4C+3) 、100%e、e、 )の粉末結晶5
7■を接種し、15分間攪拌した後、結晶をろ別、洗浄
し、乾燥した。
、)の粉末結晶53n+gを接種し、30分間攪拌した
後、結晶をろ別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量76■
(〔α〕5261.8° (C=0.5゜CHCl3)
、90.7%e、e、) 6 ろ法例のN−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステルの旋光度は、(〔α〕;ゞ=−5,3° (c=
0.5.CHCl3) 、1.8%e、e、)であった
・ 実施例2゜ DL−N−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニル
アラニン メチルエステルi、os1gをイソプロピル
エーテル−ヘキサン(1: 3 (V/v))14.1
gとイソプロピルアルコール0゜15gの混合溶媒に加
熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、D−N−(1)−
クロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチル
エステル(〔α漕”+288.6” (c=0.5.
Cr4C+3) 、100%e、e、 )の粉末結晶5
7■を接種し、15分間攪拌した後、結晶をろ別、洗浄
し、乾燥した。
結晶の収量209■(〔α〕汐+93.9° (c=0
.5.CHC,13) 、32.5%6.e、) o
ろ法例のN−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニ
ルアラニン メチルエステルの旋光度は、((α):’
=−2,8° (c = 0.5. CH’C13)、
1.0%e、e、 )であった。
.5.CHC,13) 、32.5%6.e、) o
ろ法例のN−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニ
ルアラニン メチルエステルの旋光度は、((α):’
=−2,8° (c = 0.5. CH’C13)、
1.0%e、e、 )であった。
実施例3゜
DL−N−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニル
アラニン メチルエステル1.503’gをヘキサン4
8.5gとエタノール0.05gの混合溶媒に加熱溶解
した。溶液を20℃に冷却し、L−N−(p−クロロフ
ェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエステル
(〔α)か288 。
アラニン メチルエステル1.503’gをヘキサン4
8.5gとエタノール0.05gの混合溶媒に加熱溶解
した。溶液を20℃に冷却し、L−N−(p−クロロフ
ェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエステル
(〔α)か288 。
6’ (c=0.5.CHCl:+) 、1(to%e
、e。
、e。
)の粉末結晶65mgを接種し、40分間攪拌した後、
結晶をろ別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量161w
<r、ote−174,7°(c=o、’5゜CHC1
3) 、60.5%e、e、) eろ法例のN−+8.
5° (c=0.5.CHC13) 、3.0%e、e
、 )であった。
結晶をろ別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量161w
<r、ote−174,7°(c=o、’5゜CHC1
3) 、60.5%e、e、) eろ法例のN−+8.
5° (c=0.5.CHC13) 、3.0%e、e
、 )であった。
口液ニDL−N −(1)−クロロフェニルメチリデン
)フェニルアラニン メチルエステル120■を加え、
加熱溶解した。溶液を20℃に冷却し、今度は、D−N
−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン
メチルエステル(〔ατ+288.6° (c =
0. 5. CHCIs) 、100%e、e、)の粉
末結晶67■を接種し、40分間攪拌した後、結晶をろ
別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量163■(〔α:r
:’+26s、9° (c=0.5.CHC]:l)
、92.6%e、e、) 6 ろ法例の’N−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステルの旋光度は、(〔α〕ご−−16,8°(c=0
.5゜CHCl:+) 、5.8%e、e、 )であっ
た。
)フェニルアラニン メチルエステル120■を加え、
加熱溶解した。溶液を20℃に冷却し、今度は、D−N
−(p−クロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン
メチルエステル(〔ατ+288.6° (c =
0. 5. CHCIs) 、100%e、e、)の粉
末結晶67■を接種し、40分間攪拌した後、結晶をろ
別、洗浄し、乾燥した。結晶の収量163■(〔α:r
:’+26s、9° (c=0.5.CHC]:l)
、92.6%e、e、) 6 ろ法例の’N−(p−ク
ロロフェニルメチリデン)フェニルアラニン メチルエ
ステルの旋光度は、(〔α〕ご−−16,8°(c=0
.5゜CHCl:+) 、5.8%e、e、 )であっ
た。
特許出願人 日産化学工業株式会社
手続補正書
昭和60年 ζ月 7日
1 事件の表示
昭和59年特許願第059136号
2 発明の名称
N−装置mフェニルメチリデン)−フェニルアラニン
アルキルエステルの光学分割法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 101東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1説
明」の欄 6 補正の内容 (1)「特許請求の範囲」 〔別紙〕のとおり(2)「
発明の詳細な説明」 1)明細書第5真下から第10〜9行の「ニトロ基、」
および「シアノ基、アミノ基」を削除する。
アルキルエステルの光学分割法3 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 101東京都千代田区神田錦町3丁目7番地1説
明」の欄 6 補正の内容 (1)「特許請求の範囲」 〔別紙〕のとおり(2)「
発明の詳細な説明」 1)明細書第5真下から第10〜9行の「ニトロ基、」
および「シアノ基、アミノ基」を削除する。
2)明細書第5真下から第4行の「・・あること」の次
に「を」を挿入する。
に「を」を挿入する。
3)明細書第5頁下から第3行の「・・に」の次に「い
た」を挿入する。
た」を挿入する。
4)明細書第10頁第2行の「・・メチリデン)」の次
に「−」を挿入する。
に「−」を挿入する。
5)明細書第10頁第7行の「・・メチリデン)」の次
に「−」を挿入する。
に「−」を挿入する。
6)明細書第10頁下から第7行の「・・メチリデン)
」の次に「−」を挿入する。
」の次に「−」を挿入する。
7)明細書第10真下から第2行の「・・メチリデン)
」の次に「−」を挿入する。
」の次に「−」を挿入する。
8)明細書第11頁第5行の「ン)」の次に「−」を挿
入する。
入する。
9)明細書第11頁第11行の「・・メチリデン)」の
次に「−」を挿入する。
次に「−」を挿入する。
10)明細書第11真下から第5行の「・・メチリデン
)」の次に「−」を挿入する。
)」の次に「−」を挿入する。
11)明細書第11真下から第1行の「・・メチリデン
)」の次に「−」を挿入する。
)」の次に「−」を挿入する。
12)明細書第12頁第7行の「・・メチリデン)」の
次に「−」を挿入する。
次に「−」を挿入する。
13)明細書第12頁第12行の「ン)」の次に「−」
を挿入する。
を挿入する。
14)明細書第12真下から第6行の1)」の次に「−
」を挿入する。
」を挿入する。
15)明細書第13頁第1行の「・・メチリデン)」の
次に「−」を挿入する。
次に「−」を挿入する。
16)明細書第13頁第4行の次に下記文章を挿入する
。
。
「実施例4.下表に下記一般式(H)によって表される
化合物の代表的な誘導体について、DL体とL体の融点
を示した。
化合物の代表的な誘導体について、DL体とL体の融点
を示した。
叶クロロフェニル DL 64.8−65.5L 87
.8−88.6 m−クロロフェニル DL 33.6−34.1〃L
55.6−56.9 0−クロロフェニル DL 36.8−39.4L 5
6゜9−57.3 p−ブロモフェニル DL 98.2−99.2〃L
120.6−121.5 HDL 36.0−37.8 L 51.9−53.1 叶メトキシ DL 56.7−59.4〃L 77.6
−78.4 p−ヒドロキシ DL 35.6−38.5L 51.
5−52.6 p−メチル DL 77.2−78.2上表中の化合物
のDL体とL体のTRスペクトルはお互いに一致した。
.8−88.6 m−クロロフェニル DL 33.6−34.1〃L
55.6−56.9 0−クロロフェニル DL 36.8−39.4L 5
6゜9−57.3 p−ブロモフェニル DL 98.2−99.2〃L
120.6−121.5 HDL 36.0−37.8 L 51.9−53.1 叶メトキシ DL 56.7−59.4〃L 77.6
−78.4 p−ヒドロキシ DL 35.6−38.5L 51.
5−52.6 p−メチル DL 77.2−78.2上表中の化合物
のDL体とL体のTRスペクトルはお互いに一致した。
また、これらの融点図は、優先晶出可能なラセミ混合物
であることを示した。
であることを示した。
実施例5゜
DL−N−(p−ブロモフェニルメチリデン)−フェニ
ルアラニン メチルエステル537mgをメタノール1
3.6gに加熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、11
体(〔α) H5−264,4°(c=0.5.CII
Cb)、98.5%e、e、)の粉末結晶50IT1g
を接種し、40分間攪拌した後、結晶をろ別し、乾燥し
た。結晶の収量184■(〔α) H5−82,4°(
c=0.5.CHCIa) 、30.7%e、e、)。
ルアラニン メチルエステル537mgをメタノール1
3.6gに加熱溶解した。溶液を25℃に冷却し、11
体(〔α) H5−264,4°(c=0.5.CII
Cb)、98.5%e、e、)の粉末結晶50IT1g
を接種し、40分間攪拌した後、結晶をろ別し、乾燥し
た。結晶の収量184■(〔α) H5−82,4°(
c=0.5.CHCIa) 、30.7%e、e、)。
ろ淡側のN−(p−ブロモフェニルメチリデン)−フェ
ニルアラニン メチルエステルの旋光度ハ、(〔α):
’+5.4°(c=0.5.C1(ChL 2.0%e
、e、 )であった。
ニルアラニン メチルエステルの旋光度ハ、(〔α):
’+5.4°(c=0.5.C1(ChL 2.0%e
、e、 )であった。
実施例6゜
DL−N−(p−メトキシフェニルメチリデン)−フェ
ニルアラニン メチルエステル509■をイソプロピル
アルコール6.8gに加熱熔解した。溶液を25℃に冷
却し、L体< CEX ) 区5−297.8°(c=
0.5.CHCIz)、100%e、 e、 )の粉末
結晶60mgを接種し、60分間攪拌した後、結晶をろ
別し、乾燥した。結晶の収f71rng(Ctx )
:5−296.6°(C=0.5.ClCl5)、99
.6%e、e、) 。
ニルアラニン メチルエステル509■をイソプロピル
アルコール6.8gに加熱熔解した。溶液を25℃に冷
却し、L体< CEX ) 区5−297.8°(c=
0.5.CHCIz)、100%e、 e、 )の粉末
結晶60mgを接種し、60分間攪拌した後、結晶をろ
別し、乾燥した。結晶の収f71rng(Ctx )
:5−296.6°(C=0.5.ClCl5)、99
.6%e、e、) 。
ろ法例のN−(p−メトキシフェニルメチリデン)−フ
ェニルアラニン メチルエステルの旋光度は、((α’
) ;i5+10.9 ° (c=0.5.ClCl+
)、3.7%e、e。
ェニルアラニン メチルエステルの旋光度は、((α’
) ;i5+10.9 ° (c=0.5.ClCl+
)、3.7%e、e。
2、特許請求の範囲
(1)弐(1)
(式中、Rは低級アルキル基を;Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、低級アルキル基または低級アルコキシ
基 を−mは1から5の整数を示す。)で表されるN−
(置換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アル
キルエステルのOL体、あるいは一方の光学活性体が他
方の光学活性体より過剰に存在する混合体の過飽和溶液
に、いずれか一方の光学活性体を接種することにより、
晶析分割することを特徴とする式(I)で表されるN(
W 換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アル
キルエステルの光学分割法。
ン原子、水酸基、低級アルキル基または低級アルコキシ
基 を−mは1から5の整数を示す。)で表されるN−
(置換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アル
キルエステルのOL体、あるいは一方の光学活性体が他
方の光学活性体より過剰に存在する混合体の過飽和溶液
に、いずれか一方の光学活性体を接種することにより、
晶析分割することを特徴とする式(I)で表されるN(
W 換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アル
キルエステルの光学分割法。
(2)式(1)の式中のRがメチル基、mが1である特
許請求の範囲第(1)項n藍の光学分割法。
許請求の範囲第(1)項n藍の光学分割法。
(3)式(1)の式中のRがメチル基、Xmがp−クロ
ロ基である特許請求の範囲第(1)項R藍の光学分割法
。
ロ基である特許請求の範囲第(1)項R藍の光学分割法
。
(4)式(1)
(式中、Rは低級アルキル基を:Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、低級アルキル基または低級アルコキシ
基 を;mは1から5の整数を示す。)で表されるN−
<yl換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン ア
ルキルエステルの一方の光学活性体か他方の光学活性体
より過剰に存在する混合体の過飽和溶液を、自然超高す
ることにより、晶析分割することを特徴とする、式(1
)で表されるN−(置換フェニルメチリデン)−フェニ
ルアラニン アルキルエステルの光学分割法。
ン原子、水酸基、低級アルキル基または低級アルコキシ
基 を;mは1から5の整数を示す。)で表されるN−
<yl換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン ア
ルキルエステルの一方の光学活性体か他方の光学活性体
より過剰に存在する混合体の過飽和溶液を、自然超高す
ることにより、晶析分割することを特徴とする、式(1
)で表されるN−(置換フェニルメチリデン)−フェニ
ルアラニン アルキルエステルの光学分割法。
(5)式(1)の式中のRがメチル基、mが1である特
許請求の範囲第(4)項R監の光学分割法。
許請求の範囲第(4)項R監の光学分割法。
(6)式(1)の式中のRがメチル基、Xmがp−クロ
ロ基である特許請求の範囲第(4)項起蔵の光学分割法
。
ロ基である特許請求の範囲第(4)項起蔵の光学分割法
。
Claims (6)
- (1)式(I) (式中、Rは低級アルキル基を;Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、水酸基、シアノ基、アミノ基、低級
アルキル基または低級アルコキシ基を;mは1から5の
整数を示す。)で表されるN−(置換フェニルメチリデ
ン)−フェニルアラニンのDL体、あるいは一方の光学
活性体が他方の光学活性体より過剰に存在する混合体の
過飽和溶液に、いずれか一方の光学活性体を接種するこ
とにより、晶析分割することを特徴とする式(I)で表
されるN=(置換フェニルメチリデン)−フェニルアラ
ニン アルキルエステルの光学分割法。 - (2)式(I)の式中のRがメチル基、mが1である特
許請求の範囲第(1)項の光学分割法。 - (3)弐N)の式中のRがメチル基、Xmがp−クロロ
基である特許請求の範囲第(1)項の光学分割法。 - (4)式(1) (式中、Rは低級アルキル基を;Xは水素原子、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、水酸基、シアノ基、アミノ基、低級
アルキル基または低級アルコキシ基を;mは1から5の
整数を示す。)で表されるN−(iftAフェニルメチ
リデン)−フェニルアラニン アルキルエステルの一方
の光学活性体が他方の光学活性体より過剰に存在する混
合体の過飽和溶液を、自然起晶することにより、晶析分
割することを特徴とする、式(1)で表されるN−(置
換フェニルメチリデン)−フェニルアラニン アルキル
エステルの光学分割法。 - (5)式(i)の式中のRがメチル基、mが1である特
許請求の範囲第(4)項の光学分割法。 - (6)式(1)の式中のRがメチル基、Xmがp−クロ
ロ基である特許請求の範囲第(4)項の光学分割法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5913684A JPS60202853A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5913684A JPS60202853A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60202853A true JPS60202853A (ja) | 1985-10-14 |
Family
ID=13104599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5913684A Pending JPS60202853A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60202853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04130529U (ja) * | 1991-05-24 | 1992-11-30 | 三菱自動車工業株式会社 | 乗物用シート |
WO2007023129A2 (de) * | 2005-08-20 | 2007-03-01 | MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Verfahren zur trennung verbindungsbildender chiraler systeme |
US8992783B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-03-31 | Max-Planck-Gessellschaft zur förderung der Wissenschaften e.V. | Process for enantioseparation of chiral systems with compound formation using two subsequent crystallization steps |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP5913684A patent/JPS60202853A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04130529U (ja) * | 1991-05-24 | 1992-11-30 | 三菱自動車工業株式会社 | 乗物用シート |
WO2007023129A2 (de) * | 2005-08-20 | 2007-03-01 | MAX-PLANCK-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Verfahren zur trennung verbindungsbildender chiraler systeme |
WO2007023129A3 (de) * | 2005-08-20 | 2007-05-10 | Max Planck Gesellschaft | Verfahren zur trennung verbindungsbildender chiraler systeme |
US7820860B2 (en) | 2005-08-20 | 2010-10-26 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Forderung Der Wissenshaften E.V. | Method for separating compound-forming chiral systems |
US8992783B2 (en) | 2008-09-05 | 2015-03-31 | Max-Planck-Gessellschaft zur förderung der Wissenschaften e.V. | Process for enantioseparation of chiral systems with compound formation using two subsequent crystallization steps |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FR2530625A1 (fr) | Derives d'indole, procedes pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant | |
SK99494A3 (en) | Process for the preparation of clavulanic acid | |
CA1212380A (fr) | Procede de preparation de nouveaux derives de thieno (2,3-b) pyrrole | |
FR2472574A1 (fr) | Derives de cephalosporine et composition pharmaceutique les contenant | |
JPH0735358B2 (ja) | アミノ化合物の製造方法 | |
JPS60202853A (ja) | Ν−(置換フエニルメチリデン)−フエニルアラニンアルキルエステルの光学分割法 | |
CA2509833A1 (en) | 1-alkyl-3-aminoindazoles | |
US4125625A (en) | Troponyl-oxamic acid derivatives | |
FR2496666A1 (fr) | Nouveaux derives de cephalosporine et composition pharmaceutique les contenant | |
EP0635002A1 (fr) | Nouveaux derives de perhydroisoindole, et leur preparation | |
US4107286A (en) | Polyiods benzene derivatives and X-ray contrast media containing the same | |
US3715382A (en) | N-ACYL- alpha -HYDRAZINO- beta -(PHENYL) PROPIONITRILES | |
CH630893A5 (fr) | Procede de preparation d'o-(2,6-dichloroanilino)phenylacetamides n,n-disubstitues. | |
JPS606958B2 (ja) | 抗生物質の精製法 | |
Stephens et al. | N-Cyanoimides via the Cyanation of Imides | |
JPH0812645A (ja) | 光学活性スルホン酸誘導体およびその製法 | |
CH671766A5 (ja) | ||
US4183955A (en) | Troponyl-oxamic acid derivatives for treating allergic conditions | |
JP4664903B2 (ja) | 4,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1,13α−ジヒドロキシ−9−オキソ−19−ノルシクロプロパ[g]タキサ−11−エンの製造方法 | |
JPH078853B2 (ja) | ドーパミン誘導体の製法 | |
JPS61260052A (ja) | 新規アミノ酸誘導体および甘味剤 | |
JPS60112757A (ja) | 光学活性β−ラクタム類およびその製造法 | |
US3812187A (en) | Hydrazides | |
Chen et al. | Studies on the use of N-ethoxycarbonyl-2-ethoxy-1, 2-dihydroquinoline for the synthesis of acylamino acid anilides and p-nitroanilides | |
JPH0217198A (ja) | 2’−デオキシ−β−シチジン誘導体およびその塩の製造法 |