JPS60202778A - 玄米の選別装置 - Google Patents

玄米の選別装置

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JPS60202778A
JPS60202778A JP5915684A JP5915684A JPS60202778A JP S60202778 A JPS60202778 A JP S60202778A JP 5915684 A JP5915684 A JP 5915684A JP 5915684 A JP5915684 A JP 5915684A JP S60202778 A JPS60202778 A JP S60202778A
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rice
light
sorting device
grains
grain
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JP5915684A
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倉橋 明
真之 安立
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Hamamatsu Photonics KK
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Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は特定波長域の透過光量の差を利用して原料米等
から良品と不良品を選別する穀粒の選別装置に関する。
(発明の背景) 物体を照射しその反射光の量等により、物体を識別する
装置については多くの提案が行われている。
特公昭59−2546号に係る発明は赤外線と可視光を
含む光源からの光で原料茶葉を照射し、茶葉と木草の反
射特性の差を利用して選別するものである。
また精米に選択した領域の波長内の光を照射し、反射光
量を検出してその光量の大小によって、良品と不良品の
選別をする装置が使用されている。
この装置は、半透明な白米のような良品は反射光量が大
きいので、反射光量がある一定量を越えるときはこれを
良品とし、赤褐色をした米は、反射が小さいのでこれを
不良品とするものである。
この装置は、精製白米の選別に用いるときは効果が大き
いが、玄米の選別には問題がある。
玄米では生青米のような良品も死青米のような不良品も
殆ど同じような反射をするのでこれを選別することがで
きない。
米粒の不良選別方法に係る発明(特開昭54−7819
1号)は、米粒を白色光で照射して得られる反射光と透
過光のそれぞれについて赤色成分を含む光と赤色成分を
含まない光とに分光して光電変換し、それぞれの比をめ
て不良米を選別する方法に係るものである。
この方法は巧妙な方法であるが、回路が複雑になり、装
置全体が大きくなる可能性がある。
本件発明者等は穀類の分光透過率を精密に4111定し
た結果、特定の波長領域の光により、良品と不良品を区
別できることを見出した。
(発明の目的) 本発明の目的は極めて簡単な構成により確実に穀粒を選
別することができる穀粒の選別装置、特に米について精
製白米のみならず玄米の選別も可能である穀粒の選別装
置を提供することにある。
(発明の構成) 前記目的を達成するために、本発明による穀粒選別装置
は、穀粒を連続的に落下させる過程で穀粒を照射し透過
光のレベル差により経路を変更して選別する穀粒の選別
装置において、前記穀粒の径よりも小さい開孔をもち前
記開孔を通過した光の中心を前記穀粒の中心が過る位置
に配置されているアパーチャ板と、少なくとも400ナ
ノメータから600ナノメータの範囲に含まれる特定波
長成分を含む光が前記開孔を通過するように配置されて
いる照明装置と、前記穀粒を透過した光の前記特定波長
成分の光のレベルを検出し、設定レベルと比較すること
により経路を変更させるための信号を発生させる選別回
路を設けて構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく説明する
第1図は本発明に係る穀粒の選別装置の実施例を示す全
体構成図である。
玄米選別に前記装置を適用した場合を例にして説明する
選別の対象である玄米は図示されていないホッパから樋
1に供給される。
玄米を樋1に沿って滑落させると一列に整列すると共に
樋Iの下端より一定速度で放出することができる。
前記玄米の放出速度は樋1の長さ、傾斜、表面の滑らか
さを適当に選ぶことによって5メ一トル/秒程度にする
ことができる。
アパーチャ板3,4ば前記玄米の落下経路を挟むように
配置されており中心に玄米粉よりも小さい直径(1mm
)の開孔が設けられており玄米粉はこの開孔の中心線を
結ぶ線を玄米粉の中心がよぎるように落下させられる。
玄米は放出後に外力が加えられなければアパーチャ板3
.4の間を通って受箱8に投入される。照射装置2ば光
源とフィルタからなり、光軸ば前記アパーチャ板3.4
の開孔の中心軸に一致させられている。
光源は輝度が電源電圧の変化に同調して変化しないもの
であるという条件から、タングステン白熱ランプを用い
る。フィルタは450〜550ナノメートルのみの光を
通す色フィルタである。
前記色フィルタを用いる理由を第3図を参照して説明す
る。
第3図は整粒米(T)、生青米(■)、薄着色米(■)
、死青米(■)、濃着色米(V)の分光透過率を示すグ
ラフである。
このグラフから明らかなように450〜550ナノメー
トルの光を用いると前記5種類を完全に区別することが
でき、かつ整粒米(I)、生青米(■)を良品とし、薄
着色米(■)、死青米(■)。
濃着色米(V)を不良品として分離できる。
なお650ナノメ一タ近辺では、生青米(Il)と薄着
色米(1■)の区別が困難であることに留意されたい。
照射装置2の照射する光は、アパーチャ板3のアパーチ
ャと玄米の経路、アパーチャ板4のアパーチャを通過し
てシリコンフォトセル5に入射させられる。
玄米を透過した光はシリコンフォトセル5により光電変
換される。
第2図はエアバルブを駆動する選別回路の実施例を示す
回路図である。
シリコンフォトセル5の発生する光電流は、変換回路に
より、電圧に変換される。
前記変換回路10の出力は比較回路11の1つの入力端
子に接続されている。比較回路11の他方の入力端子に
は、基準電圧源12から基準電圧が接続されており、前
記変換回路10の出力が基準電圧より低いときに駆動回
路13にトリガ信号を出力する。
設定電圧はあらかじめアパーチャ板3.4の間に良品で
ある生青米または、不良品である薄着色米をおき、生青
米のあるときに比較回路11からトリガ信号が出されず
、薄着色米では出力されるように1.2ボルトに電圧を
調整しである。
駆動回路13は比較回路11の出力するトリガ信号によ
って、エアバルブ7を駆動する電力を供給する。
エアバルブ7のノズルはアパーチャ板3.4を通過した
玄米の経路上に向けられている。そしてエアバルブ7は
、シリコンフォトセル5から駆動回路13までの間の信
号処理による遅延時間、エアバルブ7の立上り時間、玄
米の落下速度を考慮して、駆動信号を発生させ、原因と
なった玄米粒がノズル先端に到達したときにエアを吹き
出すような位置に設定されている。
受箱8は、良品貯蔵箱でありエアバルブ7が駆動されな
いときに、玄米が投入されるような位置に配置されてい
る。
受箱9は、不良品貯蔵箱であり、エアバルブ7が駆動さ
れ、吹き飛ばされた玄米が投入されるような位置に配置
されている。
この実施例において、整粒米がアパーチャを通過すると
変換回路10の出力は1.5〜2.5ポルトの範囲にあ
る。
同様に生青米の場合は1.2〜2.0ボルトの範囲にあ
る。
これに対して薄着色米の場合はO〜1.4ボルトの範囲
に、死青米の場合は0−0. ’6ボルトの範囲に、濃
着色米の場合はO〜0.4ボルトの範囲にある。
そして比較回路11の前記一方の入力端子に接続される
電圧は整粒米、住青米のときば1.2ボルトより大きい
ので闇値を1.2ボルトに設定し、整粒米、生青米のと
きはトリガ信号を発生しないようにしである。
不良品と見なされる薄着色米、死青米、a着色米のとき
は1.2ボルトより小さいのでトリガ信号が発生させら
れエアバルブ7が駆動される。
これにより不良品と見なされた薄着色米、死青米。
濃着色米は、エアバルブ7のノズル先端に到達したとき
、エアにより吹き飛ばされ受箱9に投入される。
(変形例) 以上説明した実施例につき本発明の範囲内で種々の変形
を施すことができる。
前記実施例ではフィルタを用いて波長域450〜550
ナノメートルの帯域に制限した。
しかしながら第3図から400〜600ナノメートルの
範囲であれば、5種類を区別できることは明らかである
この範囲内の任意の範囲の光や単色光源を用いることが
可能である。
例えばアルゴンレーザば515.4ナノメータの光を発
生するものであり、前記実施例装置の光源に適している
要するに本発明の装置は4. OO〜600ナノメート
ルの範囲内にある光の透過率を問題にするのであから、
光源がそれ等の成分を含むことが肝要である。
前記成分を含む白色光で穀粒を照射し、透過光がら前記
400〜600ナノメートルの範囲内にある光のみを取
り出して(受光側に選択性を持たせて)評価しても結果
は同じであるから、受光側にフィルタを配置するように
構成しても良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明による装置は光の透過量に
基づいて玄米等の良品、不良品の選別を行うものである
から表面の色が同じ玄米のような米であっても十分に選
別できる。
なお、精製白米の選別においても同様に優れた効果を有
することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による穀粒の選別装置の実施例を示す斜
視図である。 第2図はエアバルブを駆動する選別回路の実施例を示す
回路図である。 第3図は玄米の分光透過率を示すグラフである。 1・・・樋 2・・・照射装置 3.4・・・アパーチャ板 5・・・シリコンフォトセル 6・・・エアバルブ制御回路 7・・・エアバルブ 8.9・・・受箱 10・・・変換回路 11・・・比較回路 12・・・設定電圧源 13・・・駆動回路 特許出願人 浜松ホトニクス株式会社 代理人 弁理士 井 ノ ロ 壽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 穀粒を連続的に落下させる過程で穀粒を照射し
    透過光のレベル差により経路を変更して選別する穀粒の
    選別装置において、前記穀粒の径よりも小さい開孔をも
    ち前記開孔を通過した光の中心を前記穀粒の中心が過る
    位置に配置されているアパーチャ板と、少なくとも40
    0ナノメータから600ナノメータの範囲に含まれる特
    定波長成分を含む光が前記開孔を通過するように配置さ
    れている照明装置と、前記穀粒を透過した光の前記特定
    波長成分の光のレベルを検出し、設定レベルと比較する
    ことにより経路を変更させるための信号を発生させる選
    別回路を設けて構成したことを特徴とする穀粒の選別装
    置。
  2. (2)前記照明装置は白色光源と450〜550ナノメ
    ークの範囲の光を透過させるフィルタから構成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の穀粒の選別装置。
  3. (3)前記照明装置はアルゴンレーザである特許請求の
    範囲第1項記載の穀粒の選別装置。
  4. (4)前記選別装置の選別の対象は玄米であって、整粒
    米と生青米とからなる良品と薄着色米、死青米、濃着色
    米からなる不良品に選別する特許請求の範囲第1項記載
    の穀粒の選別装置。
JP5915684A 1984-03-27 1984-03-27 玄米の選別装置 Granted JPS60202778A (ja)

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JP5915684A JPS60202778A (ja) 1984-03-27 1984-03-27 玄米の選別装置

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JPS60202778A true JPS60202778A (ja) 1985-10-14
JPH0373354B2 JPH0373354B2 (ja) 1991-11-21

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ID=13105213

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50159378A (ja) * 1974-06-12 1975-12-23
JPS53137169A (en) * 1977-05-06 1978-11-30 Tachibana Soukichi Color concentrating and eliminating apparatus for rice

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50159378A (ja) * 1974-06-12 1975-12-23
JPS53137169A (en) * 1977-05-06 1978-11-30 Tachibana Soukichi Color concentrating and eliminating apparatus for rice

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