JPS6020064A - 吸収式冷凍サイクル装置 - Google Patents

吸収式冷凍サイクル装置

Info

Publication number
JPS6020064A
JPS6020064A JP12845583A JP12845583A JPS6020064A JP S6020064 A JPS6020064 A JP S6020064A JP 12845583 A JP12845583 A JP 12845583A JP 12845583 A JP12845583 A JP 12845583A JP S6020064 A JPS6020064 A JP S6020064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigeration cycle
generator
heat
refrigerant
absorber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12845583A
Other languages
English (en)
Inventor
松崎 耕正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP12845583A priority Critical patent/JPS6020064A/ja
Publication of JPS6020064A publication Critical patent/JPS6020064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸収式冷凍サイクル装置の改良に関する。
まず、従来の一般的な吸収式冷媒サイクル装置を第1図
によって説明する。
発生器20では、冷媒を含んだ吸収剤(例えば臭化リヂ
ウム水溶液)をガスバーナ等によって熱量Qを与え、冷
媒を蒸発させるようになっている。
発生した水蒸気は、凝縮器21で再びファン28によっ
て冷却され高温高圧の凝縮水となる。凝縮水は、膨張弁
22にて急激に膨張され、蒸発器23にて蒸発する際、
周囲空気の冷却作用を行う。
一方、発生器20内の蒸発しないで残り、濃くなった臭
化リチウム液は、熱交換器27で少し冷却され、減圧弁
25を介して吸収器24へ導かれる。
当時に蒸発器23からの水蒸気も流入するから、吸収器
24内で臭化リチウム水溶液となり、この際発生する反
応熱はファン29によって冷却され、昇圧ポンプ26に
よって熱交換器27を経て発生器20へもどるという過
程を繰返している。
上記のように、従来の吸収式冷凍サイクル装置では、冷
媒を蒸発させる発生器20の加熱源として、発生器20
の外部にガスバーナ等の燃焼器を設けなければならず、
冷媒を蒸発させる熱量を得るために、外部から多大のエ
ネルギーを与える必要があった。
そこで、本発明は、吸収式冷凍サイクル装置の発生器に
おける加熱源を改良することにより、吸収式冷凍サイク
ル装置の高効率化を目的とする。
すなわち、本発明は、発生器から蒸発して出てきた自己
蒸気を圧縮して、この圧縮熱を発生器の加熱源とし、同
時に、蒸気自身は熱交換によって1皮化させるようにし
ている。
以下本発明を図に示す実施例によって説明する。
吸収式冷凍サイクルを利用した冷凍冷房装置は、工場内
や、大型ビルディング等の比較的大きな空間の冷房装置
として、あるいは産業用の大型冷凍機として有効に使用
されている。
第2図は、上記冷凍冷房装置の具体的な吸収式冷凍サイ
クル図を示している。本例の吸収式冷凍サイクルでは冷
媒として水を使用し、吸収剤として臭化リチウムを使用
している。発生器1内部には、冷媒となる水を含んだ臭
化リチウム水溶液が封入されている。発生器1の上部は
導管8を介して圧縮機2の吸入口2aに接続され、圧縮
機2の吐出口2bは導管9によって、発生器1の熱交換
管1aに接続されている。熱交換管1aは、臭化リチウ
ム水溶液中に配管されており、臭化リチウム水溶液と熱
交換されるようになっている。熱交換管1aは、熱交換
器3内部の第1冷却管3aに接続され、発生器1内部の
臭化リチウム水溶液は導管−16によって熱交換器3内
部の第2冷却管3bに流入し、冷却されるようになって
いる。
第1冷却管3aは、導管11によって膨張弁4を経て蒸
発器5に接続されている。蒸発器5の外部には送風ファ
ン17が配設されており、蒸発器5は導管12によって
吸収器6に接続されている。
また前記第2冷却管3bは導管15によって吸収器6に
接続されている。吸収器6の内部は、導管12からの水
蒸気と導管15からの濃度の濃い臭化リチウム水溶液と
が混合反応できる構造であり、吸収器6の外部には反応
熱を冷却するための冷却ファン18が配設されている。
吸収器6は導管7によって熱交換器3に接続され、吸収
器6内部で冷却された溶液は、熱交換器3の第1冷却管
3aおよび第2冷却管3bを冷却した後、導管14によ
って発生器1内部に戻されるようになっている。
次に上記構成における本実施例の作用について説明する
導管8内の水蒸気は吸入口2aから圧縮機2内部に吸入
され、断熱圧縮された結果、高温高圧の過熱蒸気となる
。この過熱蒸気は発生器1内部の熱交換管1aを通過す
る際、周囲の臭化リチウム水溶液を加熱する一方、過熱
蒸気自身は熱交換によって熱を奪われるため冷却されて
発生器1の出口の導管10では液化される。このとき、
臭化リチウム水溶液中の水分は加熱によって蒸発し、後
に残った臭化リチウム水溶液は、蒸発した水分の分だけ
濃度が濃くなる。
上記の作用は、自ら発生した水蒸気の圧縮熱を利用して
水蒸気を発生させ、同時に圧縮熱を放出して、水蒸気自
身も液化するという蒸気加圧式圧縮法に他ならず、非常
に高効率な発生器といえる。
これを、T−3線図で示すと第3図の如くなる。
蒸気発生がa→bで示され、水蒸気の圧縮1)−4(1
熱交換器での水蒸気液化C−dである。熱力学の知識に
よれば、水蒸気発生に必要な潜熱r(面積aefb)に
対する圧縮機2がする仕事AL(面積abcd)の比は
、水蒸気発生温度Tに対する圧縮温度上昇ΔTの比であ
る。すなわち、(AL/r)= (ΔT/T) 例えば、水蒸気発生温度T=353°K(80℃)で圧
縮温度上昇ΔT−20°にの時、圧縮機のする仕事AL
は、水蒸気発生に必要な熱量rの5.7%で済む。つま
り、従来の吸収式冷凍サイクルの発生器1において、加
熱源である燃焼器は、水蒸気を発生させるため、rのエ
ネルギーが必要であったが、本発明の蒸気加圧式圧縮法
によると、圧縮機2のする仕事量は、rは比べて非常に
少なくて済むという効果がある。
前記過熱蒸気は発生器1で熱交換され、液化された後、
熱交換器3の第1冷却管3aによってさらに過冷却され
た高圧水となる。一方、発生器1内部の臭過リチウム水
溶液も熱交換器3の第2冷却管3bによって冷却され吸
収器6に流入する。
以上かられかるように本発明における発生器1は、従来
の吸収式冷凍サイクル装置の凝縮器21を兼ねている。
つまり、蒸必した過熱蒸気は、発生器1内部で熱交換器
する際に、冷却液化されるため、特別な凝縮器21を必
要とせず、従来に比べて部品点数が減少する。なお、発
生器1から出た直後の液化された高圧水は、温度が高い
ため、熱交換器3によって過冷却される。過冷却された
高圧水は導管11を経て、膨張弁4で急激に膨張され、
蒸発器5で周囲空気から熱を奪って蒸発する。熱を奪わ
れ冷却された蒸発器5の周囲空気は、送風ファン17に
よって送風され、所定場所、例えば工場内部の冷房を行
う。蒸発器5で蒸発した水蒸気は、前記高濃度の臭化リ
チウム水溶液と共に、吸収器6内部に流入し臭化リチウ
ム水溶液と混合し、濃度の薄い臭化リチウム水溶液とな
る。このとき、混合によって生ずる化学反応熱は、冷却
ファン18によって冷却される。反応熱を放出し濃度の
薄くなった臭化リチウム水溶液は導管7によって、熱交
換器3内部に導入され、第1冷却管および、第2冷却管
を冷却した後、導管14によって再び発生器1の内部に
戻される。
上記実“施例かられかるように、従来の吸収式冷凍サイ
クル装置では、吸収器24と熱交換器27の間に冷媒を
循環させるための昇圧ポンプを必要としていたが、本発
明では、水蒸気を圧縮加熱させる際に用いる圧縮機2が
、冷媒を循環させるポンプとしての役割を果すため、特
別な昇圧ポンプ26は必要とせず、その分部品点数が減
少する。
上記の実施例は、発生器1が1つだけの吸収的サイクル
装置に本発明を適用したものであるが、本発明は、発生
器1を2段に接続した2重効用吸収式サイクル装置にも
同様に適用できる。
また、上記の実施例では冷媒を含んだ吸収剤として臭化
リチウム水溶液を使用しているが、この他に適宜変更が
可能であり、例えばアンモニア水を使用する場合アンモ
ニア水ア媒となる。
また、吸収器6の冷却は、ファン18によって冷却して
いるが、冷却方法はこれに限らず、例えば水冷等によっ
て冷却してもよいことは言うまでもない。
以上述べたように、本発明は、吸収式冷凍サイクルにお
いて、圧縮機によって冷媒を圧縮し、その圧縮熱を発生
器1の熱源としているため、従来の燃焼器等により直接
加熱していたものに比べ、圧縮機1を駆動するのに必要
なエネルギーは非常に小さくてよく、従って冷凍サイク
ル全体としての効率が非常に向上する。
また、圧縮機によって圧縮過熱された冷媒は、過熱蒸気
となり、発生器内部の冷媒を含んだ吸収剤を加熱すると
同時に、過熱蒸気自身は熱を奪われて冷却液化されるた
め、従来必要であった凝縮器が不必要となり、従来に比
べ部品点数が減少する。
さらに、上記圧縮機は、冷媒の加熱手段の他に冷媒およ
び吸収剤を循環させるポンプとして使用するため、特別
な昇圧ポンプが必要でなくなる。
以上要するに本発明は、従来の吸収式冷凍サイクル装置
と比べ、効率が非常に向上し、しかも構成部品が減少し
、従って全体として装置が小形化するため、実用化する
際非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の吸収式冷凍サイクル図、第2図は本
発明の吸収式冷凍サイクル図、第3図番よ第2図の要部
T−3線図である。 1・・・発生器、2・・・圧縮機、1a・・・熱交換管
、5・・・蒸発器、6・・・吸収器。 代理人弁理士 岡 部 隆

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷凍サイクル内に、加熱によって冷媒と吸収剤の混合液
    から冷媒を蒸発分離させる発生器、および前記吸収剤に
    前記冷媒を吸収させる吸収器を有する吸収式冷凍サイク
    ルにおいて、前記発生器によって蒸発分離されたガス冷
    媒を圧縮するように、前記吸入式冷凍サイクルの途中に
    設けられた圧縮機と、この圧縮機によって圧縮され高温
    高圧となったガス冷媒によって前記混合液を加熱するよ
    うに前記発生器に設けられた熱交換器を具備することを
    特徴とする吸収式冷凍サイクル装置。
JP12845583A 1983-07-13 1983-07-13 吸収式冷凍サイクル装置 Pending JPS6020064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12845583A JPS6020064A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 吸収式冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12845583A JPS6020064A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 吸収式冷凍サイクル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6020064A true JPS6020064A (ja) 1985-02-01

Family

ID=14985128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12845583A Pending JPS6020064A (ja) 1983-07-13 1983-07-13 吸収式冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6020064A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040327A1 (fr) * 1996-04-25 1997-10-30 The Chugoku Electric Power Co., Inc. Pompe thermique d'absorption par compression

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040327A1 (fr) * 1996-04-25 1997-10-30 The Chugoku Electric Power Co., Inc. Pompe thermique d'absorption par compression

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4732008A (en) Triple effect absorption chiller utilizing two refrigeration circuits
JPH06331225A (ja) 蒸気噴射式冷凍装置
DeVault et al. Ammonia-water triple-effect absorption cycle
Kumar et al. Thermodynamic analysis of novel ejector-assisted vapour absorption-resorption refrigeration systems
Herold et al. Advanced energy systems: absorption heat pumps
JPS6020064A (ja) 吸収式冷凍サイクル装置
Bula et al. Thermodynamic simulation of a solar absorption refrigeration system, generator heat exchanger
JPS6187908A (ja) 発電及び冷凍又はヒ−トポンプサイクルの複合装置
JPH05272837A (ja) 圧縮・吸収複合式ヒートポンプ
JP2835945B2 (ja) 吸収冷凍機
JPS582564A (ja) 複合吸収式冷凍装置
JP3466018B2 (ja) 液相分離型吸収式冷凍装置
JP2002098436A (ja) 冷凍装置
JPH0297855A (ja) 吸収式冷凍機
JPS58104466A (ja) 熱ポンプ装置
JPH07198222A (ja) 逆精留部を有するヒートポンプ
JPH03204569A (ja) 油噴射式スクリュー圧縮機を用いた冷凍方法ならびにヒートポンプ方法
JPH01234761A (ja) 二重効用多段圧式吸収式冷凍機及びそのシステム
JPS63134805A (ja) タ−ビン出口作動流体の吸収・凝縮システム
JP3434110B2 (ja) デシカント空調装置
TW202417791A (zh) 具有利用餘熱製冷之製冷裝置之二元循環發電系統及其發電方法
JPH05231741A (ja) 吸収式冷凍機
Stephan Absorption heat transformer cycles
JPS5866771A (ja) 熱回収形ヒ−トポンプ装置
JPH10122689A (ja) 吸収ヒートポンプ及びそれを用いた空調システム