JPS60197776A - カラ−画像の形成方法 - Google Patents
カラ−画像の形成方法Info
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- JPS60197776A JPS60197776A JP59157694A JP15769484A JPS60197776A JP S60197776 A JPS60197776 A JP S60197776A JP 59157694 A JP59157694 A JP 59157694A JP 15769484 A JP15769484 A JP 15769484A JP S60197776 A JPS60197776 A JP S60197776A
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- Japan
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- recording
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- color
- ink
- liquid
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、カラー画像の形成方法、より詳しくは、複数
の原色記録液を用、いたインクジェット記録法により、
高解像度の鮮明なカラー画像を形成する方法に関する。
の原色記録液を用、いたインクジェット記録法により、
高解像度の鮮明なカラー画像を形成する方法に関する。
インクジェット記録法は、種々の記録液吐出方式(例え
ば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液に機械的振
動又は変位を午える方式、記録液を加熱して発泡させそ
の圧力を利用する方式等)により、記録液(インク)の
小滴を発生させこれを飛翔させ、それらの一部若しくは
全部を1紙などの被記録材に付着させて記録を行うもの
であるが、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の
行える記録法として注目されている。
ば、静電吸引方式、圧電素子を用いて記録液に機械的振
動又は変位を午える方式、記録液を加熱して発泡させそ
の圧力を利用する方式等)により、記録液(インク)の
小滴を発生させこれを飛翔させ、それらの一部若しくは
全部を1紙などの被記録材に付着させて記録を行うもの
であるが、騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の
行える記録法として注目されている。
インクジェット記録用の記録液としては、安全性、印刷
適性の面から主に水系のものが使用されており、一方、
被記録材としては、従来通常の紙が一般的に使用されて
きた。液状のインクを用いて記録を行う場合には、一般
に記録液が記録用紙上で滲んで印字がぼけたりしないこ
とが必要であり、また記録液が記録後可及的速やかに乾
燥して不意に紙面を汚染しないことが望ましい。
適性の面から主に水系のものが使用されており、一方、
被記録材としては、従来通常の紙が一般的に使用されて
きた。液状のインクを用いて記録を行う場合には、一般
に記録液が記録用紙上で滲んで印字がぼけたりしないこ
とが必要であり、また記録液が記録後可及的速やかに乾
燥して不意に紙面を汚染しないことが望ましい。
インクジェット記録法によるカラー画像の形成は、複数
の原色記録液を用いて画像形成を行う所謂減法混色法に
より実施される。この場合の原色カラー記録液としては
、一般にシアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー
(Y)の三原色が使用されている。これらカラー記録液
を同一画素に混合記録して表現することのできる色は、
基本的には次の四色である。
の原色記録液を用いて画像形成を行う所謂減法混色法に
より実施される。この場合の原色カラー記録液としては
、一般にシアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー
(Y)の三原色が使用されている。これらカラー記録液
を同一画素に混合記録して表現することのできる色は、
基本的には次の四色である。
C+M+]3 (ブルー)
C+y +G(グリーン)
M+Y−’R(レッド)
C+M+Y+K (ブラック)
したがって、C,M及びYの三原色によって表わされる
色は、基本的にはC,M、Y、R,G。
色は、基本的にはC,M、Y、R,G。
B及びKの七色であり、この七色で構成される多色画像
はフォールスカラー画像と称されている。
はフォールスカラー画像と称されている。
このような複数のカラー記録液を用いたインクジェット
記録法により、銀塩写真に準する程度のカラー画像を形
成するためには、 l)記録液の被記録材への吸収が速やかであって異色の
インクドツトの重複があった場合でも。
記録法により、銀塩写真に準する程度のカラー画像を形
成するためには、 l)記録液の被記録材への吸収が速やかであって異色の
インクドツトの重複があった場合でも。
後で付着した記録液が前に付着した記録液と混合したり
、インクドツトを乱したり、f&れ出したりしないこと
、 2)記録液液滴が被記録材上で拡散し、インクドツトの
径が必要以上に大きくならないこと、3)インクドツト
の形状が真円に近く、またその周辺が滑らかであること
、 4)インクドツトの濃度が高く、ドツト周辺がぼけない
こと。
、インクドツトを乱したり、f&れ出したりしないこと
、 2)記録液液滴が被記録材上で拡散し、インクドツトの
径が必要以上に大きくならないこと、3)インクドツト
の形状が真円に近く、またその周辺が滑らかであること
、 4)インクドツトの濃度が高く、ドツト周辺がぼけない
こと。
5)被記録材の色が白く、インクドツトとのコントラス
トが大きいこと、 6)記録液の色が、被記録材のいかんにより変化しない
こと、 7)被記録材の寸法変動(例えば、しわ、のび)が記録
前後で少ないこと、 等の諸要求を満足させる必要がある。
トが大きいこと、 6)記録液の色が、被記録材のいかんにより変化しない
こと、 7)被記録材の寸法変動(例えば、しわ、のび)が記録
前後で少ないこと、 等の諸要求を満足させる必要がある。
しかしながら、従来、これ等要求を満足させるには、用
いるカラー記録液および被記録材の特性に負うところが
非常に大きいことは理解されているが、現実には叙上の
諸要求に応えるインクジェット記録方法は未だ見当たら
ない状況にある。
いるカラー記録液および被記録材の特性に負うところが
非常に大きいことは理解されているが、現実には叙上の
諸要求に応えるインクジェット記録方法は未だ見当たら
ない状況にある。
すなわち1例えば被記録材と記録液の関係について考察
してみると、ノンコート紙に対するインクジェット記録
は、どちらかといえば粘度の高い記録液の使用に対して
マツチングしており、記録液の粘度が12cp以上であ
れば記録液が紙面方向に拡散して所謂滲みを生ずること
は押さえられる。
してみると、ノンコート紙に対するインクジェット記録
は、どちらかといえば粘度の高い記録液の使用に対して
マツチングしており、記録液の粘度が12cp以上であ
れば記録液が紙面方向に拡散して所謂滲みを生ずること
は押さえられる。
しかし、記録液の粘度が高いと記録液の吸収性が悪化し
て記録液の定着所用昨間が長くなるとともに、記録液同
志の重複があったときに異色の記録液の混合が起きたり
、インクドツトの不要な拡大や乱れが生ずる等の不都合
がある。
て記録液の定着所用昨間が長くなるとともに、記録液同
志の重複があったときに異色の記録液の混合が起きたり
、インクドツトの不要な拡大や乱れが生ずる等の不都合
がある。
にのような不都合に鑑み、コート紙の使用が提案されて
いるが、従来のコート紙は記録液の滲みは押さえられる
が記録液の吸収性が低いため逆に粘度が2cp以下の低
い記録液の使用に対してマツチングしており、この粘度
を超える。耐水性、吐出安定性、記録剤の溶解安定性等
に優れた記録液の使用に対して逆に制限をtえる結果と
なっていた。
いるが、従来のコート紙は記録液の滲みは押さえられる
が記録液の吸収性が低いため逆に粘度が2cp以下の低
い記録液の使用に対してマツチングしており、この粘度
を超える。耐水性、吐出安定性、記録剤の溶解安定性等
に優れた記録液の使用に対して逆に制限をtえる結果と
なっていた。
本発明の目的は、インクジェット記録方式による複数の
カラー記録液を用いたカラー画像の形成における上記諸
要求を満足させる方法を提供することにある。
カラー記録液を用いたカラー画像の形成における上記諸
要求を満足させる方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、画像形成時の環境温度の変化に対
しても、常に一定の画質の得られるインクジェット記録
によるカラー画像の形成方法を提供することにある。
しても、常に一定の画質の得られるインクジェット記録
によるカラー画像の形成方法を提供することにある。
上記及び他の目的は、以下の本発明によって達成される
。
。
すなわち本発明のカラー画像の形成方法は、色を異にす
る複数種のカラー記録液をもって各々の小液滴を形成し
、かかる小液滴を被記録材に付着させてカラー画像を形
成する方法であって、前記記録液の各々の25℃におけ
る粘度がほぼ揃ったものを使用することを特徴とする。
る複数種のカラー記録液をもって各々の小液滴を形成し
、かかる小液滴を被記録材に付着させてカラー画像を形
成する方法であって、前記記録液の各々の25℃におけ
る粘度がほぼ揃ったものを使用することを特徴とする。
本発明にいう粘度がほぼ揃った記録液とは、記録液の各
々の25℃における粘度(cp)の絶対値の最大値が最
小値の2倍以内、好ましくは1.5倍以内より好ましく
は1.3倍以内の記録液をいう。
々の25℃における粘度(cp)の絶対値の最大値が最
小値の2倍以内、好ましくは1.5倍以内より好ましく
は1.3倍以内の記録液をいう。
本発明の方法に使用される複数種のカラー記録液は、各
々染料等の記録剤と液媒体成分とからなる。これらカラ
ー記録液の液媒体成分としては、水中体のみならず、2
5℃におけるカラー記録液の各々の粘度が、好ましくは
20cp、より好ましくは+5cp、特に好ましくは1
2cpを超えない範囲で、望ましくは水と水溶性の各種
有機溶剤等との混合物が使用される。使用するカラー記
録液の粘度は、−に記範囲内に於いて各々がほぼ等しい
粘度を呈するものを使用することにより各カラー記録液
の定着所用時間、滲み度を等しくし、カラー画像全体と
して高解像度で鮮明なバランスのとれた良好な画像を形
成することが可能となる。また、25℃におけるカラー
記録液のいずれかの粘度が20cpを超える場合には、
記録液の吸収性が低下して記録液の定着所用時間が長く
なりカラー画像全体としての形成速度が制限されるとと
もに、記録液同志のt複があったときに異色のカラー記
録液の混合が起きたり、インクドツトの不要な拡大や乱
れが生ずるため適当ではない。
々染料等の記録剤と液媒体成分とからなる。これらカラ
ー記録液の液媒体成分としては、水中体のみならず、2
5℃におけるカラー記録液の各々の粘度が、好ましくは
20cp、より好ましくは+5cp、特に好ましくは1
2cpを超えない範囲で、望ましくは水と水溶性の各種
有機溶剤等との混合物が使用される。使用するカラー記
録液の粘度は、−に記範囲内に於いて各々がほぼ等しい
粘度を呈するものを使用することにより各カラー記録液
の定着所用時間、滲み度を等しくし、カラー画像全体と
して高解像度で鮮明なバランスのとれた良好な画像を形
成することが可能となる。また、25℃におけるカラー
記録液のいずれかの粘度が20cpを超える場合には、
記録液の吸収性が低下して記録液の定着所用時間が長く
なりカラー画像全体としての形成速度が制限されるとと
もに、記録液同志のt複があったときに異色のカラー記
録液の混合が起きたり、インクドツトの不要な拡大や乱
れが生ずるため適当ではない。
上記水溶性の有機溶剤としては、例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、 5ec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、等の炭素原子数が1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類:ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレンゲ
リコール類:エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、l、 2.6−ヘキサンドリオール、チオジグリコ
ール、ヘキシレングリコール。
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、 5ec
−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イ
ソブチルアルコール、等の炭素原子数が1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコー
ル等のケトン又はケトンアルコール類;テトラヒドロフ
ラン、ジオキサン等のエーテル類:ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレンゲ
リコール類:エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、l、 2.6−ヘキサンドリオール、チオジグリコ
ール、ヘキシレングリコール。
ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭
素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エ
チレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコ
ールの低級アルキルエーテル類等が挙げられる。
素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エ
チレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコー
ルメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコ
ールの低級アルキルエーテル類等が挙げられる。
これら多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレングリ
コール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモ
ノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの
低級アルキルエーテル類は好ましいものである。多価ア
ルコール類は、カラー記録液中の水が蒸発し、記録剤が
析出することに基づくノズルの目詰まり現象を防止する
ための湿潤剤としての効果が大きいため特に好ましいも
のである。
コール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモ
ノメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの
低級アルキルエーテル類は好ましいものである。多価ア
ルコール類は、カラー記録液中の水が蒸発し、記録剤が
析出することに基づくノズルの目詰まり現象を防止する
ための湿潤剤としての効果が大きいため特に好ましいも
のである。
このような液媒体成分を含むカラー記録液の粘度を前記
の範囲内に調整するために、ポリビニルアルコール、セ
ルロース類、水溶性樹脂等の粘度調節剤を加えることが
できる。
の範囲内に調整するために、ポリビニルアルコール、セ
ルロース類、水溶性樹脂等の粘度調節剤を加えることが
できる。
記録液には可溶化剤を加えることもできる。代表的な可
溶化剤は含窒素複素環式ケトン類であり、その目的とす
る作用は、記録剤の液媒体に対する溶解性を飛躍的に向
上させることにある0例えば、N−メチル−2−ピロリ
ドン、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノンが好ま
しく用いられるものである。
溶化剤は含窒素複素環式ケトン類であり、その目的とす
る作用は、記録剤の液媒体に対する溶解性を飛躍的に向
上させることにある0例えば、N−メチル−2−ピロリ
ドン、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノンが好ま
しく用いられるものである。
このような成分から調製されるカラー記録液は、それ自
体で記録物性(信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の記録休止後の吐出
安定性)、保存安定性。
体で記録物性(信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安
定性、長時間の連続記録性、長期間の記録休止後の吐出
安定性)、保存安定性。
被記録材への定着性、に優れたものであるが、これらの
特性を更に改善するために、各種添加剤を更に含有させ
てもよい0例えばカチオン、アニオン又はノニオン系の
各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミンTの表面張力調整剤;緩衝液によるPH調整剤を
挙げることができる。
特性を更に改善するために、各種添加剤を更に含有させ
てもよい0例えばカチオン、アニオン又はノニオン系の
各種界面活性剤、ジェタノールアミン、トリエタノール
アミンTの表面張力調整剤;緩衝液によるPH調整剤を
挙げることができる。
また、記録液を帯電するタイプのインクジェット記録方
法に使用されるカラー記録液を調合するためには、塩化
リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機
塩類等の比抵抗調整剤が添加される。なお、熱エネルギ
ーの作用によって記録液を吐出させるタイプのインクジ
ェット方式に適用する場合には、熱的な物性値(例えば
、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調整されることも
ある。
法に使用されるカラー記録液を調合するためには、塩化
リチウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機
塩類等の比抵抗調整剤が添加される。なお、熱エネルギ
ーの作用によって記録液を吐出させるタイプのインクジ
ェット方式に適用する場合には、熱的な物性値(例えば
、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調整されることも
ある。
本発明の方法にしたがいカラー画像を形成する際に使用
するカラー記録液は、上述したような成分からなり、前
述したシアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(
Y)の三原色のカラー記録液を用いる方法が代表的なも
のであるが、目的とするカラー画像の色相に応じ、これ
らに加えてブラック、更には他の中間色のカラー記録液
を適宜使用することができる。
するカラー記録液は、上述したような成分からなり、前
述したシアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(
Y)の三原色のカラー記録液を用いる方法が代表的なも
のであるが、目的とするカラー画像の色相に応じ、これ
らに加えてブラック、更には他の中間色のカラー記録液
を適宜使用することができる。
本発明のカラー画像の形成方法に於いては、従来よりイ
ンクジェット記録に用いられてきた各種の被記録材が使
用できる。しかし、一般に記録液を使用して記録を行な
う場合には、被記録材と記録液の液物性(粘度、表面張
力等)とのマツチングを計ることが重要である0例えば
インクの吸収速度は記録液の粘度に反比例する。また、
記録液の液滴の径は粘度にほぼ反比例して小さくなり印
字ドツトの径が小さくなる傾向にある。そしてこのよう
な印字特性の変化は被記録材の構造や材質によってもそ
の変化の程度は異なり、このため被記録材と記録液の液
物性のマツチングを図ることも重要である。このような
観点からは、上記カラー記録液と特に良好なマツチング
を呈するのは、充填剤粒子を含有する被記録層を支持体
表面に有し、この充填剤粒子の不定形の形状が被記録
。
ンクジェット記録に用いられてきた各種の被記録材が使
用できる。しかし、一般に記録液を使用して記録を行な
う場合には、被記録材と記録液の液物性(粘度、表面張
力等)とのマツチングを計ることが重要である0例えば
インクの吸収速度は記録液の粘度に反比例する。また、
記録液の液滴の径は粘度にほぼ反比例して小さくなり印
字ドツトの径が小さくなる傾向にある。そしてこのよう
な印字特性の変化は被記録材の構造や材質によってもそ
の変化の程度は異なり、このため被記録材と記録液の液
物性のマツチングを図ることも重要である。このような
観点からは、上記カラー記録液と特に良好なマツチング
を呈するのは、充填剤粒子を含有する被記録層を支持体
表面に有し、この充填剤粒子の不定形の形状が被記録
。
層の表面に現われてなる被記録材であり1本発明の方法
にこのような被記録材を使用するのが特に好ましい。
にこのような被記録材を使用するのが特に好ましい。
この本発明の画像形成方法に使用するのが特に好ましい
充填剤粒子の不定形の形状が被記録層の表面に現われて
なる被記録材は、下記のような構成からなるものである
。
充填剤粒子の不定形の形状が被記録層の表面に現われて
なる被記録材は、下記のような構成からなるものである
。
該被記録材の支持体としては、紙を使用するのが適当で
あるが、布、多孔性樹脂、木材等の多孔質材料や、樹脂
、金属、ガラス等の非多孔質材料も使用でき、これらの
何れを選定するかは記録目的や用途により異なる。
あるが、布、多孔性樹脂、木材等の多孔質材料や、樹脂
、金属、ガラス等の非多孔質材料も使用でき、これらの
何れを選定するかは記録目的や用途により異なる。
一方、該被記録層は、基本的には充填材粒子とは、例え
ばシリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化
亜鉛、サテンホワイト、ケイ酸アルミニウム、リトポン
、アルミナ、ゼオライ)5の白色系無機顔料;ポリスチ
レン、ポリエチレン、尿素−ホルマリン樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリメチルメタクリレート等の41a高分子粒
子が挙げられ、これらの144以上が用いられる。
ばシリカ、クレー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化
亜鉛、サテンホワイト、ケイ酸アルミニウム、リトポン
、アルミナ、ゼオライ)5の白色系無機顔料;ポリスチ
レン、ポリエチレン、尿素−ホルマリン樹脂、ポリ塩化
ビニル、ポリメチルメタクリレート等の41a高分子粒
子が挙げられ、これらの144以上が用いられる。
被覆層の表面に、多孔性無機顔料粒子の不定形形状が瓦
礫を散在させたように現われるには、使用される多孔性
無機顔料の粒径が1乃至30鱗、より好ましくは3乃至
20−程度のものであることが望ましい、多孔性無機顔
料の粒径が余りにも大き過ぎるとインクドツトの真円性
が損なわれ、記録画像の解像度が低下するため好ましく
ない。
礫を散在させたように現われるには、使用される多孔性
無機顔料の粒径が1乃至30鱗、より好ましくは3乃至
20−程度のものであることが望ましい、多孔性無機顔
料の粒径が余りにも大き過ぎるとインクドツトの真円性
が損なわれ、記録画像の解像度が低下するため好ましく
ない。
また、被記録層に含有される充填材粒子は色素吸着性の
高いもの程好ましく、更には多孔性構造をhするもので
あることが好ましい、これは、記録液中の染料等記録剤
が被記録層の最表層に捕捉された方が呈色性が良好とな
るためである。
高いもの程好ましく、更には多孔性構造をhするもので
あることが好ましい、これは、記録液中の染料等記録剤
が被記録層の最表層に捕捉された方が呈色性が良好とな
るためである。
他方、該結着剤としては、デンプン、ゼラチン、カゼイ
ン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド等
の水溶性高分子;合成ゴムラテックス等の合成樹脂ラテ
ックス、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロライド
。
ン、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド等
の水溶性高分子;合成ゴムラテックス等の合成樹脂ラテ
ックス、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロライド
。
ポリ酢酸ビニル、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメ
タクリレート、ポリビニルホルマール、メラミン樹脂、
ポリアミド、フェノール樹脂、ポリウレタン、アルキッ
ド樹脂等の1機溶剤可溶性樹脂が挙げられ、これらのl
、v以上が用いられる。
タクリレート、ポリビニルホルマール、メラミン樹脂、
ポリアミド、フェノール樹脂、ポリウレタン、アルキッ
ド樹脂等の1機溶剤可溶性樹脂が挙げられ、これらのl
、v以上が用いられる。
また、被記録層には、分散剤、蛍光染料、PR調整剤、
消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の各種添加剤を
混在させることもできる。
消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界面活性剤等の各種添加剤を
混在させることもできる。
該被記録材は、これらの被記録層各種成分を水等の媒体
中に分散させて調製した塗工液をロールコーティング法
、ロッドバーコーティング法、スプレーコーティング法
、エアナイフコーティング法等により支持体上に塗工し
、その後可及的速やかに乾燥させて作製される。塗工液
中の充填材粒子と結着剤の混合比としては、一般に充填
剤粒子100 玉量部に対して結着剤が10乃至100
重量部が適当であり、充填材粒子の平均粒径が大きいと
きには、できるだけ結着剤の量を少なく用いることが好
結果をもたらす、支持体上の被記録層の量は、通常1〜
50g/rr?程度(乾燥塗工量)の量を支持体−Lに
塗工する。また、好ましくは2〜30g/rn’程度(
乾燥塗工量)塗工するのがよい。
中に分散させて調製した塗工液をロールコーティング法
、ロッドバーコーティング法、スプレーコーティング法
、エアナイフコーティング法等により支持体上に塗工し
、その後可及的速やかに乾燥させて作製される。塗工液
中の充填材粒子と結着剤の混合比としては、一般に充填
剤粒子100 玉量部に対して結着剤が10乃至100
重量部が適当であり、充填材粒子の平均粒径が大きいと
きには、できるだけ結着剤の量を少なく用いることが好
結果をもたらす、支持体上の被記録層の量は、通常1〜
50g/rr?程度(乾燥塗工量)の量を支持体−Lに
塗工する。また、好ましくは2〜30g/rn’程度(
乾燥塗工量)塗工するのがよい。
?JJ1図は、このようにして作成された本発明の記録
方法に使用するのが好適な被記録材の被記録層表面の約
1500倍の走査型電顕写真であり、その独特な表面状
態がよく示されている。すなわち、被記録層の主成分で
ある比較的大きな粒径の不定形の充填材粒子が無作為に
載置されたままの状態で被記録層の表面に現われ、それ
ら粒子の間にイック吸収孔として機能する大きな空隙が
多数散在し、いわば大小様々な瓦礫を散在させたとでも
表現すべき表面構造をとっている。勿論、これら表面に
現われた充填剤粒子も結着剤により被記録層内に固定さ
れるものであり、被記録層から容易には離脱しない。
方法に使用するのが好適な被記録材の被記録層表面の約
1500倍の走査型電顕写真であり、その独特な表面状
態がよく示されている。すなわち、被記録層の主成分で
ある比較的大きな粒径の不定形の充填材粒子が無作為に
載置されたままの状態で被記録層の表面に現われ、それ
ら粒子の間にイック吸収孔として機能する大きな空隙が
多数散在し、いわば大小様々な瓦礫を散在させたとでも
表現すべき表面構造をとっている。勿論、これら表面に
現われた充填剤粒子も結着剤により被記録層内に固定さ
れるものであり、被記録層から容易には離脱しない。
本発明の方法によれば、粘度がほぼ揃った複数のカラー
記録液を使用するので各カラー記録液の定着所用II
Fll 、滲み度がほぼ等しくなり、高解像度の鮮明な
カラー画像が得られる。しかも環境温度の変化があって
も、常時これらの優れた特性を発揮させることができ、
カラー画像の形成方法として優れたものである。
記録液を使用するので各カラー記録液の定着所用II
Fll 、滲み度がほぼ等しくなり、高解像度の鮮明な
カラー画像が得られる。しかも環境温度の変化があって
も、常時これらの優れた特性を発揮させることができ、
カラー画像の形成方法として優れたものである。
以下、実施例に従って本発明の方法を更に詳細に説明す
る。
る。
製造例1
充填材粒子としてシリカにプシルE150.商品名1日
本シリカニ業(株)製、平均粒子径= 5U)を用い、
結着剤としてポリビニルアルコールとSBRラテックス
を用いて下記組成に基づき塗工用組成物を作製した。
本シリカニ業(株)製、平均粒子径= 5U)を用い、
結着剤としてポリビニルアルコールとSBRラテックス
を用いて下記組成に基づき塗工用組成物を作製した。
シリカ 100 重量部
ポリビニルアルコール 25//
SBRラテツクス 5 //
水 500 //
一方、支持体としては、JIS P8122に基づくサ
イズ度が35秒の一般上質紙(坪it65g/rn’)
を使用し、この支持体上に上記塗工用組成物を乾燥塗、
玉量15g/rn’の割合でブレードコーター法により
塗工し、常法により乾燥させて被記録材を得た。
イズ度が35秒の一般上質紙(坪it65g/rn’)
を使用し、この支持体上に上記塗工用組成物を乾燥塗、
玉量15g/rn’の割合でブレードコーター法により
塗工し、常法により乾燥させて被記録材を得た。
得られた被記録剤の被覆層表面の約1500倍の走査型
電顕写真を第1図に示す。
電顕写真を第1図に示す。
製造例2
充填剤粒子として炭酸カルシウム(平均粒子径: 3μ
)を用い、結着剤としてデンプンとSBRラテックスと
を用いて、下記組成に基づき塗工用組成物を作製した。
)を用い、結着剤としてデンプンとSBRラテックスと
を用いて、下記組成に基づき塗工用組成物を作製した。
炭酸カルシウム 100 重量部
デンプン 301/
SBRラテツクス IQ //
水 300 //
一方、支持体としては、製造例1と同じ一般上質紙を使
用し、この支持体上に上記塗工用組成物を乾燥塗工量2
0g/rn”の割合でブレードコーター法により塗工し
、常法により乾燥させて被記録材を得た。
用し、この支持体上に上記塗工用組成物を乾燥塗工量2
0g/rn”の割合でブレードコーター法により塗工し
、常法により乾燥させて被記録材を得た。
参考例1
被記録材としての市販のアートコート紙(商品名:SK
コート、山陽国策パルプ■製)の被覆層表面の約150
0倍の走査型電顕写真は第2図に示すようなものであっ
た。
コート、山陽国策パルプ■製)の被覆層表面の約150
0倍の走査型電顕写真は第2図に示すようなものであっ
た。
実施例1
上記製造例1により作成した被記録材に対して、25℃
における粘度がいずれも3.5cpの下記組成の記録液
を使用し、これら記録液を記録ヘッド内の記録液に熱エ
ネルギーをシえて液滴を発生させ記録を行うオンデマン
ドタイプのマルチヘッド(吐出オリフィス径35u、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置へ供給してカラー画像の形成を
実施した。
における粘度がいずれも3.5cpの下記組成の記録液
を使用し、これら記録液を記録ヘッド内の記録液に熱エ
ネルギーをシえて液滴を発生させ記録を行うオンデマン
ドタイプのマルチヘッド(吐出オリフィス径35u、発
熱抵抗体抵抗値150Ω、駆動電圧30V、周波数2K
Hz)を有する記録装置へ供給してカラー画像の形成を
実施した。
イエローインク(組成)
C,1,アシッドイエロー23 2 重量部ジエチレン
グリコール 30〃 水 701/ マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド82 2 重量部ジエチレング
リコール 301/ 水 70 l/ シアンインク(組成) C,1,ダイレクトブルー88 ・2 重量部ジエチレ
ングリコール 301/ 水 70 l/ 得られたカラー画像は、鮮明で所定の色調が発現された
ものであり、ドツト形状、インク吸収性も良好であった
。
グリコール 30〃 水 701/ マゼンタインク(組成) C,1,アシッドレッド82 2 重量部ジエチレング
リコール 301/ 水 70 l/ シアンインク(組成) C,1,ダイレクトブルー88 ・2 重量部ジエチレ
ングリコール 301/ 水 70 l/ 得られたカラー画像は、鮮明で所定の色調が発現された
ものであり、ドツト形状、インク吸収性も良好であった
。
参考例2〜7
製造例1により作成した被記録材に対して、下記6g4
のインクを用いてピエゾ振動子によって記録液を吐出さ
せるオンデマンド型インクジェット記録ヘッド(吐出オ
リフィス径50u、ピエゾ振動子駆動電圧60v5周波
数4KHz)を有する記録装置を使用してインクジェッ
ト記録を実施し、画像特性、記録特性の評価を行った。
のインクを用いてピエゾ振動子によって記録液を吐出さ
せるオンデマンド型インクジェット記録ヘッド(吐出オ
リフィス径50u、ピエゾ振動子駆動電圧60v5周波
数4KHz)を有する記録装置を使用してインクジェッ
ト記録を実施し、画像特性、記録特性の評価を行った。
インク No、A :粘度が約25cpのインク(組成
)グリセリン 70 重量部 水 30 l/ アセチノールEHO,1tt (界面活性剤、用研ファインケミカル社製)C:、1.
ダイレクトブルー8Ei 2 //インク No、B
:粘度が約20cpのインク(組成)グリセリン 65
重量部 水 35 ノ/ アセチノールEHO,1// c、r、ダイレクトブルー88 2 //インクNo、
C:粘度が約15cpのインク(組成)ジエチレングリ
コール 80重酸部 水 2o // アセチノールEl(Q、l // C,1,ダイレクトブルー8B 2 //インク No
、D:粘度が約10cpのインク(組成)ジエチレング
リコール 70 重量部 水 3o // アセチノールEHQ、l // C,1,ダイレクトブルー88 2 〃インク No、
E:粘度が約5cpのインク(組成)トリエチレングリ
コール モノメチルエーテル 50 mikm 水 50 〃 アセチノールEHQ、l tt C,1,ダイレクトブルー88 2 //インク No
、F:粘度が約3cpのインク(l成)エチレングリコ
ール 45 重量部 水 55 // アセチノールEHQ、l tt (,1,ダイレクトブルー8B 2 ttインク No
、G:粘度が約1.5cpのインク(組成)エチレング
リコール 70 重量部 水 3Q tt アセチノールEHO,1/1 c、r、ダイレクトブルー86 2 〃記録特性の評価
結果を表1に示す0表1における各評価項目の測定は下
記の方法に従った。
)グリセリン 70 重量部 水 30 l/ アセチノールEHO,1tt (界面活性剤、用研ファインケミカル社製)C:、1.
ダイレクトブルー8Ei 2 //インク No、B
:粘度が約20cpのインク(組成)グリセリン 65
重量部 水 35 ノ/ アセチノールEHO,1// c、r、ダイレクトブルー88 2 //インクNo、
C:粘度が約15cpのインク(組成)ジエチレングリ
コール 80重酸部 水 2o // アセチノールEl(Q、l // C,1,ダイレクトブルー8B 2 //インク No
、D:粘度が約10cpのインク(組成)ジエチレング
リコール 70 重量部 水 3o // アセチノールEHQ、l // C,1,ダイレクトブルー88 2 〃インク No、
E:粘度が約5cpのインク(組成)トリエチレングリ
コール モノメチルエーテル 50 mikm 水 50 〃 アセチノールEHQ、l tt C,1,ダイレクトブルー88 2 //インク No
、F:粘度が約3cpのインク(l成)エチレングリコ
ール 45 重量部 水 55 // アセチノールEHQ、l tt (,1,ダイレクトブルー8B 2 ttインク No
、G:粘度が約1.5cpのインク(組成)エチレング
リコール 70 重量部 水 3Q tt アセチノールEHO,1/1 c、r、ダイレクトブルー86 2 〃記録特性の評価
結果を表1に示す0表1における各評価項目の測定は下
記の方法に従った。
l)ドツト濃度は、印字ドツトをさくらマイクロデンシ
トメーターP[1M−5(小西六写真工業(株)製)を
用いて測定した。
トメーターP[1M−5(小西六写真工業(株)製)を
用いて測定した。
2)ドツト形状は、印字ドツトを実体m微鏡で観察して
、はぼ円形のものを0、円形が多少くずれたものをΔ、
不定形のものを×とした。
、はぼ円形のものを0、円形が多少くずれたものをΔ、
不定形のものを×とした。
3)滲み度は、印字ドツトの直径を実体顕微鏡で測定し
、インクドロップレフトの何倍になったかで示した。
、インクドロップレフトの何倍になったかで示した。
4)色彩鮮明性は、インクジェット記録画像の色の鮮明
さを目視により比較し、最も良いものを■、最も悪いも
のを×とし、o、O1Δ、Xのランク分けをした。
さを目視により比較し、最も良いものを■、最も悪いも
のを×とし、o、O1Δ、Xのランク分けをした。
5)インク吸収性は、3ドツト重ね印字した1秒後に、
被記録材表面上にインクの流れ出しがなく1画像の鮮明
なものを0、それ以外を×とした。
被記録材表面上にインクの流れ出しがなく1画像の鮮明
なものを0、それ以外を×とした。
参考例8〜13
製造例2により作製した被記録材に対して、参考例2〜
7と同様にして、粘度の異なる人種のヵラー記録液を使
用し、記録特性の評価を実施した。評価結果を表2に示
す。
7と同様にして、粘度の異なる人種のヵラー記録液を使
用し、記録特性の評価を実施した。評価結果を表2に示
す。
実施例2〜4
[二記参考例2〜7で使用した、インクNo、A(粘度
が約25cpのインク)、インクNo、C(粘度が約1
5cpのインク)、インクNo、E(粘度が゛約5cp
のインク)のそれぞれに対し、染料としてC,T、ダイ
レクトブルー86に代え、C,1,アシッドイエロー2
3およびC,1,アシッドレッド82をそれぞれ同量使
用して粘度が異なるイエローインクおよびマゼンタイン
クを作製した。このような粘度のレベルが異なる3組の
粘度のほぼ等しい原色カラー記録液を参考例2で使用し
たインクジェット記録装置へそれぞれ別に供給して、製
造例1により作製した被記録材を使用してカラー画像の
形成を実施した。
が約25cpのインク)、インクNo、C(粘度が約1
5cpのインク)、インクNo、E(粘度が゛約5cp
のインク)のそれぞれに対し、染料としてC,T、ダイ
レクトブルー86に代え、C,1,アシッドイエロー2
3およびC,1,アシッドレッド82をそれぞれ同量使
用して粘度が異なるイエローインクおよびマゼンタイン
クを作製した。このような粘度のレベルが異なる3組の
粘度のほぼ等しい原色カラー記録液を参考例2で使用し
たインクジェット記録装置へそれぞれ別に供給して、製
造例1により作製した被記録材を使用してカラー画像の
形成を実施した。
粘度が約25cpの原色カラー記録液を使用して形成し
たカラー画像(実施例2)については、画像全体として
は一応の水準に達してはいるもののインクドツトの形状
が悪いため、実施例1で形成したカラー画像に比較する
と画像のシャープさに欠けると同時に、インク吸収性も
低いため色彩の鮮明性もやや低かった。
たカラー画像(実施例2)については、画像全体として
は一応の水準に達してはいるもののインクドツトの形状
が悪いため、実施例1で形成したカラー画像に比較する
と画像のシャープさに欠けると同時に、インク吸収性も
低いため色彩の鮮明性もやや低かった。
これに対し、粘度が約15cpの原色カラー記録液を使
用して形成したカラー画像(実施例3)および粘度が約
5cpの原色カラー記録液を使用して形成したカラー画
像(実施例4)については、実施例1とほぼ同程度のカ
ラー画像が形成できたが、やや実施例4のもののほうが
色調の再現性に優位性が認められた。
用して形成したカラー画像(実施例3)および粘度が約
5cpの原色カラー記録液を使用して形成したカラー画
像(実施例4)については、実施例1とほぼ同程度のカ
ラー画像が形成できたが、やや実施例4のもののほうが
色調の再現性に優位性が認められた。
参考例14〜19
被記録材として参考例1のアートコート紙を使用し、参
考例2〜7と同様にして、粘度の異なる人種のカラー記
録液を使用し、記録特性の評価を実施した。評価結果を
表3に示す。
考例2〜7と同様にして、粘度の異なる人種のカラー記
録液を使用し、記録特性の評価を実施した。評価結果を
表3に示す。
実施例5
被記録材として参考例1のアートコート紙を使用したこ
とを除いては、実施例1と全く同様にしてカラー画像の
形成を実施した。得られたカラー画像は、全般的な解像
度の面ではほぼ満足できるものではあったが、被記録材
のインク吸収性が低いものであるため、インクドツト密
度の高い部分での色彩の鮮明性がやや低いものであった
。
とを除いては、実施例1と全く同様にしてカラー画像の
形成を実施した。得られたカラー画像は、全般的な解像
度の面ではほぼ満足できるものではあったが、被記録材
のインク吸収性が低いものであるため、インクドツト密
度の高い部分での色彩の鮮明性がやや低いものであった
。
表 −1
目
■
表 −2
■
目
■
■
目
表 3
第1図は、本発明の方法で使用するの力(適当な被記録
材の被記録層表面の約1500倍の走査型電子顕微鏡に
よる図面代用写真である。第2図1±、市販のコート紙
の表面の同倍率の走査型電子顕微鏡による図面代用写真
である。 手続補正書醐式) %式% 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第157894
号2、発明の名称 カラー画像の形成方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 キャバン株式会社 4、代 理 人 住所 東京都港区赤坂IT目9番20号昭和60年 3
月26日:発送日 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄。 7、補正の内容 (1)明細書第28頁第3行にある「表面の」の記載の
後に[充填材粒子の形状および配置状態を示す]の記載
を加入する。 (2)明細書第28頁第5行にある「表面の」の記載の
後に[充填材粒子の形状および配置状態を示す]の記載
を加入する。
材の被記録層表面の約1500倍の走査型電子顕微鏡に
よる図面代用写真である。第2図1±、市販のコート紙
の表面の同倍率の走査型電子顕微鏡による図面代用写真
である。 手続補正書醐式) %式% 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第157894
号2、発明の名称 カラー画像の形成方法 3、補正をする者 事件との関係 出願人 キャバン株式会社 4、代 理 人 住所 東京都港区赤坂IT目9番20号昭和60年 3
月26日:発送日 6、補正の対象 明細書の「図面の簡単な説明」の欄。 7、補正の内容 (1)明細書第28頁第3行にある「表面の」の記載の
後に[充填材粒子の形状および配置状態を示す]の記載
を加入する。 (2)明細書第28頁第5行にある「表面の」の記載の
後に[充填材粒子の形状および配置状態を示す]の記載
を加入する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、色を異にする複数種のカラー記録液をもって各々の
小液滴を形成し、かかる小液滴を被記録材に付着させて
カラー画像を形成する方法に於いて、前記記録液の各々
の25℃における粘度がほぼ揃ったものを使用すること
を特徴とするカラー画像の形成方法。 2、前記記録液の各々の25℃における粘度が20cp
以下の粘度を呈するものである特許請求の範囲第1項記
載のカラー画像の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59157694A JPS60197776A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | カラ−画像の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59157694A JPS60197776A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | カラ−画像の形成方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57163125A Division JPS5954592A (ja) | 1982-09-21 | 1982-09-21 | インクジエツト記録方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197776A true JPS60197776A (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=15655339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59157694A Pending JPS60197776A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | カラ−画像の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60197776A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6084610A (en) * | 1995-01-13 | 2000-07-04 | Fujitsu Limited | Ink jet recording method and apparatus, ink and ink cartridge |
WO2005002867A1 (ja) | 2003-07-07 | 2005-01-13 | Sony Corporation | インクジェット記録方法及びインクジェットプリンター |
US7055943B2 (en) | 2001-08-22 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink set for ink-jet recording, recording unit, ink-jet recording apparatus and ink-jet recording method |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP59157694A patent/JPS60197776A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6084610A (en) * | 1995-01-13 | 2000-07-04 | Fujitsu Limited | Ink jet recording method and apparatus, ink and ink cartridge |
DE19655323B4 (de) * | 1995-01-13 | 2010-04-29 | Fujifilm Corp. | Vorrichtung und Verfahren zur Tintenstrahlaufzeichnung |
US7055943B2 (en) | 2001-08-22 | 2006-06-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink set for ink-jet recording, recording unit, ink-jet recording apparatus and ink-jet recording method |
WO2005002867A1 (ja) | 2003-07-07 | 2005-01-13 | Sony Corporation | インクジェット記録方法及びインクジェットプリンター |
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