JPS60196418A - 綱の係着用金具 - Google Patents

綱の係着用金具

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JPS60196418A
JPS60196418A JP5059184A JP5059184A JPS60196418A JP S60196418 A JPS60196418 A JP S60196418A JP 5059184 A JP5059184 A JP 5059184A JP 5059184 A JP5059184 A JP 5059184A JP S60196418 A JPS60196418 A JP S60196418A
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wedge
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阿波野 政晴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボールに固着させて使用する綱体着用金具に
関する。
防風・防雪・防砂用万どの網施設は、それらを必要とす
る地点に固設したボールに網を張着したものであるが、
ボールに張着するに当っては、網の各辺を構成する綱や
補強用もしくは引張用の針金(以下、綱で代表)が堅確
にボールに係着されなければならない。
第6図は、そのようなボールに固着させて綱を係着する
ための市販金具の一例の斜視図である。
このものは刺−の係着突起(le 、 1f)を切り起
した1つの帯状金物の中央部が環化されて本体部(Ib
)となり、その両側端部(la 、 lc)が当接し合
い、この部分に設けられているボルト孔(1d)へ、ボ
ルト(2)を挿通し、ワッシャ(4)を咬ませてボルト
(J)止めするようにした金具(1)である。
これをボール(P)に取りつけるには、環帯である本体
部(lb)を押し拡ろげてボール(P)へまきつけ、再
び環を閉じ゛C前記の如くボルト止めしなければならな
い。係着さるべき綱は、前記突起(le、1f)と本体
部(1b)との間に挾み込まれたのち、これら突起の上
側から打替することによって固定的に係着せられる。
このような従来品の難点は、ボールへ捲きつけるために
環状本体部(1h)を押し拡げた際、およびボルトで固
着する際、再び環状に戻されるので、本体部(1b)に
ヒビが入り、その機械的強度に劣化を来し易いこと、お
よび、綱はそれが係着固定されるに先立って、張り具合
調整のために長手方向に摺動的に動かされねばならない
が、前記突起は上向きに切り起されているだけなので、
摺動に際して綱の突起へのかかりが逸脱し易いことであ
る。
これは、綱の係着固定作業を著しく阻害する。なお、ボ
ルト止め作業は云うは易いが、同日に何百もの数句を必
要とする゛場合には、意外に多大な注意力と、肉体労働
を必要とするのであって、労務管理上の重大な難点とな
っている。
3 本発−上記現行品のもつ難点を解除すべくなされたもの
であって、以下その実施の一例を添付第1〜4図によっ
て説明する。
本発明金具は、第1図示の通り、帯状金属板で板金加工
の手法により作られた半環状の一組の本体部品(10、
20)と板金加工によって容易に製出できる断面丁字状
を呈するくさび止部品(30)およびくさび片(34)
から成る。
両本体部品が半環状である理由は、両部品が係合状態下
して、環状であるボール外周面に当接するがためである
。したがって、ボールの断面形状が円形である場合には
両部品本体部の形状は半円であり、断面形状が多角形で
あれば両部品本体部(3) の形状はボール外周の半分である角張った半環という程
の意味である。
本体部品の(10)と(20)とは、細部において相違
点はあるが、共通な部分は、それらが共に、一端側が係
合部となっており、他端に固装板部を一体に延設したも
のであって、反対方向に切り起した対をなす係着突起を
具有した半環状の金具であるということである。
いま、一方の本体部品(10)から述べる。このもの\
一端側である係合部(11)には、その上・下端部に係
合部(15a 、 15A)が切り起こされており、そ
の他端(12)からは固装板部(13)が一体に延設せ
られ、該板部(13)の先端には、必要に応じて背板部
(14)が直角方向に折曲形成せられている。係合部(
11)と他端(12)との中間部には、切り起し方向を
反対にした対をなす係着突起(16a 、 16A)が
設けられており、固装板部(13)には後述するくさび
止部るための固装用突起(17a 、 1ib)が設け
られている。
(4) 前述した係着突起(16a 、 16b)が、対をなし
て反対方向に切り起されているというのは図示の通り、
一方の切り起しは、数符号のあとに符(a)を付して示
したように上側の開放した切起し、他方の切り起しは、
同じく(b)を付して示したように下側の開放した突起
という意味である。切り起さるべき対の数に関してはあ
とで述べる。
背板部(14)が必要に応じて設けられるというのけ、
背面にも綱の係着が必要とされる場合に、第3図示の係
着突起(19)を設けるための板部という意味である。
この図で係着突起が1つしか示されていないのは該板部
(14)の巾が狭いためで、設計上杵されるならばさき
に述べた対をなす突起である方がよい。
他方の本体部品(20)は、その一端側が、前記一方の
本体部品(10)の係合部(15a 、 15b)に係
合する保合孔(25a 、 25b)を有する保合部(
21)となっており、他端(22)には一体に固装板部
(23)が延設せられていて、この板部(23)には一
方何の固装板部(13)に設けられた係止板部(32)
の挿通孔(18)に対向した挿通孔(28)が設けられ
ている。
なお、この固装板部には、使用時にくさび片(34)を
誘導し、フレ止めの役目を果すための、縦方向のリブ(
29a 、 29A)が設けられている。
この本体部品(20)には係合部(21)および、係合
部(21)と他端(23)との間に、他方の本体部品に
設けたと同様な、切起し方向を反対とした対をなす係着
突起が二組設けられている。即ち符(26a。
267!l)と(27a 、 27A)で示される。
−上述した各部品から成る本発明金具をボール(P)に
固着するには、まず一方の本体部品の固装板部(13)
に、くさび上部品(30)を固着させておき、ついで一
方の本体部品の係合部(15a 、 15b)を、他方
の本体部品の係合孔(25a 、 25.6)に係合さ
せる。
この係合は係合部と係合孔との係合であるから、両本体
部品(10、20)は、環を開き、ないし環を閉じる方
向にある程度可動的であって、両固装板部(13、23
)は、図上横方向に開かれることが許容される。
かく環の開かれた状態で、係合された本体部品をボール
(P)の所定位置外周にとり付け、ついで前記くさび上
部品(30)の係止板部(32)を、他方の固装板部の
挿通孔(28)に挿通し、前記係止板部に設けられてい
るくさび孔(33)へ、上方からくさび片(34)を打
替して咬み込ませる。かく取り付けを完了した前面方向
斜図は第2図に、また背面方向斜視図は第3図示の通り
である。
打替の際、くさび片(34)は一対の7し止めリブ(2
9a 、 29A)間に誘導されるので、格別な注意力
を必要とすることなく打ち込まれ、打ち込み完了後は、
くさび片(34)の動揺は防止されたものとなっている
から、脱落することが少い。むろん、このリブには、固
装板部(23)の機械的強度増大の役割もある。
上記の如く本発明金具のボール(P)への取付けが完了
したら、係着を必要とするM (W)を、第5図に示し
た通り、対をなす突起(16a 、 16A)に引っか
け、綱の張り具合や位置を正すために適宜摺動調整し、
それが定まったら係着突起を、その切り起しによって生
じた孔内に打ち込むように打替す(7) ればこ\に綱の係着は完了する。他の係着突起にあって
も同様である。
前記した綱係着に必要な摺動において、本発明の場合係
着突起が上・王道方向に切り起されているので、引っか
けた綱が係着完了までの間に突起から逸脱する恐れは少
く張着の作業性は格段に向上する。また、一旦係着完了
後は綱は図上横方向のS字状に波うってまた、切起しに
よって生じた孔内に叩き込まれて係着されているので位
置ずれのおそれがない。
本発明金具は、2つの本体部品の可動的な係合から成っ
ているので、むろん従来品におけるようなヒビ制れの如
き、機械的強度を低下させる心配はない。くさび止めで
あるからボルト止めの厄介さも解除され、作業性は格段
にすぐれている。
上述した実施例では、係着突起は、第4図示の通り環化
された本体部品の直交する直径方向に4か所(16、1
9、27、26)設けられているが、既述したところに
より背板部(14)が省略された本体部品(10)を用
いる場合には、直交する半径(r)方向の(8) 3か所(16p 27.26)となる。このように直交
する半径方向に少くとも3か所設けることは、綱張着の
作業上好ましいものであることは自明である。
なお、上には本体部に関し、一方および他方の語を冠し
て呼んだが、それは説明の便宜上からのことで、係合部
や係合孔あるいは固装板部における背板部(14)や固
装用突起(17)を一方から他方へ、他方から一方へ入
れ替えつるとともまた自明で、実施例図示に限らないも
のであることは云うまでもない。
本案金具の用途としては、綱の係着が必要とされるボー
ル−切が含まれ、とくに倭化果樹園において、樹枝を強
制誘導する際の綱の係着、施設園芸におけるブドウやキ
ラリなど蔓の誘導のための綱による緊縛誘導、工事現場
における足場用管体の組立てなどきわめて注目され、前
述した本発明金具の利点は遺憾なく発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例金具の組立説明用斜視図、第2図
はその収イ十状態下における前面から見た斜視図、第3
図はその背面から見た斜視図、第4図は係着突起位置説
明図、第5図は使用状態説明用部分斜視図、第6図は従
来品の取付状態下の前面から見た斜視図である。 1:従来金具、2:ボルト、3:ナツト、10 、20
=本体部品、11 、21 :係合部、12 、22 
:他端、13.23:固装板部、14:背板部、15(
a 、 b) ’係合部、25(a 、 A) :係合
孔、16(a 、 b)、26(a 、 b)、27(
a。 係止板部、33:くさび孔、34:くさび片、P:ボー
ル、W:綱 出願人 阿波野 政 晴 代理人 弁理土石間壬生弥 (11) 手続補正書(自利 昭和60年6月14日 1 事件の表示 昭和59年特許願第50591号 2 発明の名称 綱の係着用金具 3 補正をする者 バ【η 阿波野 政 晴・□、5.に) 1丁) 4 補正命令の日付 6 補正の内容 訂正明細書 発明の名称 綱の係着用金具 特許請求の範囲  1− ■ 1挿゛ を する が ゛ の 載の金具。 発明の詳細な説明 産 土の1 野 本発明は、ボールに固着させて使用する綱係看用金具に
関する。 とその 防風・防雪・防砂用等の網施設は、それらを必要とする
地点に固設したボールに網を張着したものであるが、ボ
ールに網を張着するに当っては、網の各辺を構成する綱
や補強用もしくは引張り用の綱、針金等(以下の記載及
び特許請求の範囲においてはこれらを「綱」と総称する
。)が確実堅固にボールに係着されなければならない。 第6図は、そのようなボールに固着して綱を係着するた
めの市販金具の一例の斜視図である。このものは綱の係
着突起(1e、If)を切り起こした1つの帯状金物の
中央部が環化されて本体部(1b)となり、その両側端
部(1a、1c)が当接し合い、この部分に設けられて
いるボルト孔(1d)へ、ボルト(2)を挿通し、ワッ
シャ(4)を咬ませてナツト(3)止めするようにした
金具(1)である。 これをボール(P)に取付けるには、環帯である本体部
(1b)を広げてボール(P)へまきつけ、再び環を閉
じて前記の如くボルトナツト止めしなければならない。 係着さるべき綱は、前記突起(le、If)と本体部(
1b)との間に挟み込まれたのち、これら突起の上側か
ら打替することによって固定的に係着される。 このような従来品の主たる難点は、ボールへ巻きつける
ために環状本体部(1b)を広げたあと、ボルトナツト
で固着する際再び環状に戻されるので、本体部(1b)
にヒビが入り易く、その機械的強度に劣化を来し易いこ
とである。また、綱はそれが係着固定されるに先立って
、張り具合調整のために長手方向に摺動的に動かされね
ばならないが、前記突起は上向きに切り起こされている
だけなので、摺動に際して綱の突起へのかかりが逸脱し
易くこれが、綱の係着固定作業を阻害する場合がある。 なお、ボルト止め作業は云うは易いが、同日に何口もの
取付けを必要とする場合には、意外に多大な注意力と、
肉体労働を必要とするのであって、労務管理上の重大な
難点となっている。  4一 本発明の目的は、前述の従来品におけるような機械的強
度の劣化を招くことなく簡単にボールに取り付は固定す
ることができる綱の係着用金具を提供することにある。 を するための手 本発明の前記目的は、一端側に係合部が設けられるとと
もに他端側に固装板部が延設され、綱係着用突起が切り
起こされた第1の半環帯状本体部品と、一端側に前記第
1本体部品と共に環状本体を形成するために前記第1本
体部品の保合部と互いに可動的に係合しあう係合部が設
けられるとともに他端側に前記第1本体部品の固装板部
に対応する固装板部が延設され、綱係着用突起が切り起
こされた第2の半環帯状本体部品と、いずれか一方の前
記本体部品における固装板部に突設されて他方の前記本
体部品における固装板部に設けた挿通孔に挿通されるく
さび孔付き係止板部と、前記挿通孔に挿通された状態の
前記係止板部のくさび 5− 孔に打着されるくさび片とを備えたことを特徴とする綱
の係着用金具により達成される。 前記挿通孔を有する固装板部は、該挿通孔の外側にくさ
び片フレ止用のリブを有していることが望ましい。 また、前記綱係着用突起は、前記両生環帯状本体部品に
より環状本体を形成したときに該環状本体周囲に略90
’間隔で配置されるように前記半環帯状本体部品に設け
られることが好ましい。前記綱係着用突起を対をなして
設け、多対の該突起を反対方向に切り起すことが望まし
い。このようにすると、該対突起に掛けた綱は外れにく
く、それだけ綱の係着固定作業が簡単容易となる。 −−1 本発明の金具は、その両生環帯状本体部品の係合部を互
いに係合して該両本体部品で環状本体を形成しつつこれ
をボールの所望位置にまき付け、一方の固装板部から突
出する係止板部を他方の固装板部の挿通孔に通して、該
挿通孔の外側へ出た係止板部のくさび孔にくさび片を打
ち込んでボールに固定することができる。 衷〜iJ! 以下、本発明の1実施例を第1図から第5図を参照しつ
つ説明する。 図示の金具は、帯状金属板で板金加工の手法により作ら
れた半環状の一組の本体部品(10゜20)と板金加工
によって容易に製作できるT字状を呈するくさび止部品
(30)及びくさび片(34)から成る。 両本体部品が半環状である理由は、両部品が係合状態に
おいて環状であるボール外周面に当接するがためである
。従って、ボールの断面形状が円形である場合には両本
体部品の形状は半円であり、断面形状が多角形であれば
両部品の形状はボール外周の半分である角張った半環と
なる。 本体部品の(10)と(20)とは、細部において相違
点はあるが、共通な点は、それらが共に、一端側に保合
部が形成され、他端側に固装板部が一体に延設されてお
り、反対方向に切り起こしたついをなす綱係着用突起が
設けられた半環帯状の金具であるという点である。 いま、一方の本体部品(10)から述べる。このものの
一端側係合部(11)には、その上・下端部に係合部(
15a、15b)が切り起されており、その他端側(1
2)からは固装板部(13)が一体に延設され、該板部
(13)の先端には、必要に応じて背板部(14)が直
角方向に折曲形成されている。係合部(11)と他端側
(12)との中間部には、切り起こし方向を反対にした
対をなす綱係着用突起(16a、16b)が設けられて
おり、固装板部(13)には後述するくさび止部品の係
止板部(32)を挿通させるための挿通孔(18)が設
けられ、また該くさび止部品の固着板部(31)を固定
させるための突起 8− (17a、17b)が設けられている。 前述した係着用突起(16a、16b)が、対をなして
反対方向に切り起こされているというのは図示の通り、
一方の切り起こしく16a)は上側の開放した切起こし
、他方の切り起こしく16b)は下側の開放した切り起
こしという意味である。切り起こされるべき対の数に関
してはあとで述べる。 背板部(14)が必要に応じて設けられるというのは、
背面にも綱の係着が必要とされる場合に、第3図に示さ
れる如き係着用突起(19)を設けるための板部という
意味である。この図で係着用突起が1つしか示されてい
ないのは該板部(14)の巾が狭いためで、設計上野さ
れるならば先に述べた対をなす突起である方がよい。 前述のくさび止部品(30)は、その係止板部(32)
が固装板部(13)の挿通孔(18)に通され、固着板
部(31)が固装板部(13)に 9− 当接した状態で突起(17a、17b)が固装板部(3
1)上に十分曲げられ、これによって固装板部(13)
に固定される。 他方の本体部品(20)は、その一端側が、前記一方の
本体部品(10)の係合部(15a。 15b)に係合する係合孔(25a、25b)を有する
係合部(21)となっており、他端側(22)には一体
に固装板部(23)が延設されていて、この板部(23
)には一方何の固装板部(13)から突設された係止板
部(32)の挿通孔(28)が設けられている。 なお、この固装板部には、使用時にくさび片(34)を
誘導し、フレ止めの役目を果すための、縦方向のリブ(
29a、29b)が設けられている。この本体部品(2
0)には係合部(21)及び、保合部(21)と他端側
(23)との間に、本体部品(10)に設けたと同様な
、切り起こし方向を反対とした対をなす綱係着用突起が
二組−1〇 − ((26a、26b)と(27a、27b))設けられ
ている。 上述した各部品から成る金具をボール(P)に固着する
には、一方の本体部品の固装板部(13)に前述の如く
予めくさび止部品(30)を固着させておき、ついで一
方の本体部品の係合部(15a、15b)を、他方の本
体部品の係合孔(25a、25b)に係合させる。この
係合は係合部と係合孔との係合であるから、駒本体部品
(10゜20)は、これらが形成する環状体を開き又は
閉じる方向にある程度可動的であって、両固装板部(1
3a、13b)は、図上横方向に開かれることが許容さ
れる。 かく開かれた状態で、係合された駒本体部品をボール(
P)の所定位置外周に取り付け、ついで前記くさび止部
品(20)の係止板部(32)を、他方の固装板部の挿
通孔(28)に挿通し、前記係止板部に設けられている
くさび孔(33)へ、 11− 上方からくさび片(34)を打替して咬み込ませる。か
く取り付けを完了した前面方向斜視図は第2図に、また
背面方向斜視図は第3図に示す通りである。 打替の際、くさび片(34)は一対のフレ止めリブ(2
9a、29b)間に誘導されるので、格別な注意力を必
要とすることなく打ち込まれ、打ち込み完了後はくさび
片(34)の動揺は防止されたものとなっているから、
脱落することが少ない。むろん、このリブには、固装板
部(23)の機械的強度増大の役割もある。 上記の如く金具のボール(P)への取付けが完了したら
、係着を必要とする綱(W)を、第5図に示した通り、
対をなす突起(16a、16b)に引っかけ、綱の張り
具合や位置を正すために適宜摺動調整し、それが定まっ
たら該係着用突起を、その切り起こしによって生じた孔
内に打ち込むように打替すればここに綱の係着は完了す
る。他の 12− 係着用突起にも同様に綱を係着できる。 前記した綱係着に必要な摺動においては係着用突起が上
・王道方向に切り起こされているので、引っかけた綱が
係着完了までの間に突起から逸脱するおそれは少く、張
着の作業性は格段に向上する。また、一旦係着完了後は
綱は図上横方向のS字状に波うってまた、切り起こしに
よって生じた孔内に叩き込まれて係着されているので位
置ずれのおそれがない。 前記金具は、2つの本体部品(10)、(20)の可動
的な係合から成っているので、むろん従来品におけるよ
うなヒビ割れの如き、機械的強度を低下させる心配はな
い。くさび止めであるからボルト止めの厄介さも解除さ
れ、作業性1よ格段にすぐれている。 前述した実施例では、綱係肴用突起は、第4図に示す通
り環化された本体部品の直交する直径方向に、換言すれ
ば略90’間隔で4か所(16゜ 13− 19.27.26)設けられているが、既述したところ
により背板部(14)が省略された本体部品(10)を
用いる場合には、直交する半径(r)方向の3か所(1
6,27,26)となる。このように直交する半径方向
に少くとも3か所設けることは、綱張着の作業上好まし
いものである。 なお、前述の実施例説明では、一方及び他方の語を冠し
て読んだが、それは説明の便宜上からのことで、係合部
や係合孔あるいは固装板部における背板部(14)や固
定用突起(17)を一方から他方へ、他方から一方へ入
れ替えうろことは自明であり、本発明が図示実施例に限
定されるものではない。 1塑Jと泳里 かくの如く本発明によれば、従来品におけるような機械
的強度の劣化を招くことなく簡単にボールに取付は固定
することができる綱の係着用金具を提供することができ
る。  14一 本発明金具は、綱のボールへの係着が必要とされる種々
の場合にその用途があり、例えば防風、防雪、防砂用等
の網施設を設ける場合、倭化果樹園において樹枝を強制
誘導する際の綱の係着、施設園芸におけるブドウやキラ
リなど蔓の誘導のための綱による緊縛誘導、工事現場に
おける足場用管体の組立てなどの場合であり、これらの
場合に本発明金具の利点は遺憾なく発揮される。 図面の簡単な説明 第1図は本発明の1実施例の組立説明用斜視図、第2図
は第1図の金具をボールに取り付けた状態を前面から見
た斜視図(係着用突起26a、26bは省略されている
)、第3図は同状態を背面から見た斜視図、第4図は係
着用突起位置説明図、第5図は使用状態説明用部分斜視
図、第6図は従来品のボールへの取付状態を前面から見
た斜視図である。 1:従来金具、2:ボルト、3:ナツト、10゜ 15
− 20:本体部品、11,21:係合部、12.22:他
端側、13.23:固装板部、14:背板部、15a、
15b:係合部、25a。 25b:係合孔、(16a、16b)、(26a。 26b)、(27a、27b):係着用突起、(17a
、17b):固定用突起、18.28:挿通孔、29a
、29b:IJブ、30:くさび止部品、31:固装板
部、32:係止板部、33:くさび孔、34:くさび片
、P:ボール、W:綱(以 上) (亙′  16−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■)一端側が係合部(11、21)となり、他端(12
    ゜22)に固装板部(13、23)が一体に延設せせら
    れていて、綱の係着突起が対をなして反対方向に切り起
    されている一組の半環帯状本体部品(10、20)と、
    くさび孔(33)を有する係止板部(32)と、これに
    一体な固着板部(31)とより成るくさび止部品(30
    )およびくさび片(34)とよりなり、前記一方の係合
    部には係合部(15a 、 15A)が、また他方の係
    合部には係合孔(25a 、 25A)が設けられてお
    り、これら係合部と係合孔との係合下に、前記両本体部
    品(10。 20)の環化が行われ、前記固着板部(31)において
    、一方の固装板部(13)に固着されたくさび止部品(
    30)の係止板部(32)が、他方の固装板部(23)
    に設けられている挿通孔(23)を挿通した状態に固着
    さ上−4及即 れ、くさび片(34)は、前記係拾枦(32)のくさび
    孔(33)に打着されるものであることを特徴とする綱
    の係止用金具 2)他方の固装板部(23)には、くさび片(34)の
    7し市川リブ(2?a 、 2?b)が設けられている
    特許請求の範囲1)記載の金具 3)綱の係着突起は、環化した本体部品の直交する半径
    方向に設けられているものである特許請求の範囲1)お
    よび2)記載の金具
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6420508U (ja) * 1987-07-28 1989-02-01

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4917461U (ja) * 1972-05-19 1974-02-14

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