JPS60195185A - 低品位炭の改質方法 - Google Patents
低品位炭の改質方法Info
- Publication number
- JPS60195185A JPS60195185A JP5091884A JP5091884A JPS60195185A JP S60195185 A JPS60195185 A JP S60195185A JP 5091884 A JP5091884 A JP 5091884A JP 5091884 A JP5091884 A JP 5091884A JP S60195185 A JPS60195185 A JP S60195185A
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- Japan
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- phenols
- low
- tar
- carbonization
- coal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は低品位炭の改質方法:こ係り、特に乾留工程で
発生する高濃度フェノール類を容易かつ安全に処]!I
Iするのに好適な代品(5’/炭の改質方法に関するも
のである。
発生する高濃度フェノール類を容易かつ安全に処]!I
Iするのに好適な代品(5’/炭の改質方法に関するも
のである。
低品位炭の改質方法は、晶含有水分を除去する乾燥工程
、低温(〜400℃)で主に親水基を分解し改質を行な
う乾留工程、改質さnた石炭を冷却する冷却工程、そし
て乾留工程で留出したタールを改質炭に戻すタール・コ
ーティング工程からなる。
、低温(〜400℃)で主に親水基を分解し改質を行な
う乾留工程、改質さnた石炭を冷却する冷却工程、そし
て乾留工程で留出したタールを改質炭に戻すタール・コ
ーティング工程からなる。
ここで乾留工程では、−OHや−COOH@の親水基や
揮発分を分解し、疎水化並びに分解水除去を行うが、こ
の際、タール、 CH4等の可燃性ガス。
揮発分を分解し、疎水化並びに分解水除去を行うが、こ
の際、タール、 CH4等の可燃性ガス。
分解水とともにフェノール類を産出する。そしてこのフ
ェノール類は分解水に溶解して排水中に排出されるが、
この時のフェノール類濃度は5,000〜10,000
ppmと各国の基準値(日本では5ppm以下)を大幅
に越える値となるため排水処理を行オつなければならず
、そのための費用がかかり過ぎるという問題がある。例
えば、有力なフエノ−ル類処理技術として活性汚泥法が
あるが、上記した排水の如く高儂現フェノール類が溶解
している↑JD水の場合は、排水の希釈等の前処理や汚
泥槽の多段化が必要となり、改質費が高価となる。
ェノール類は分解水に溶解して排水中に排出されるが、
この時のフェノール類濃度は5,000〜10,000
ppmと各国の基準値(日本では5ppm以下)を大幅
に越える値となるため排水処理を行オつなければならず
、そのための費用がかかり過ぎるという問題がある。例
えば、有力なフエノ−ル類処理技術として活性汚泥法が
あるが、上記した排水の如く高儂現フェノール類が溶解
している↑JD水の場合は、排水の希釈等の前処理や汚
泥槽の多段化が必要となり、改質費が高価となる。
本発明は上記に2みてなされたもので、そのIn
的とするところは、乾留31戸で発生するフェノール類
のυ1水への溶解量をほとんどな鳴することができる低
品位炭の改質方法を提供することにある。
のυ1水への溶解量をほとんどな鳴することができる低
品位炭の改質方法を提供することにある。
本発明は、フェノール類の分子構成はC,H。
0からなっているため、燃焼により容易にCO2と1]
20とすることができることに着目してなされたもので
、乾留玉枠で発生するフェノール類を分解水とともに燃
焼させるようにした点にある。
20とすることができることに着目してなされたもので
、乾留玉枠で発生するフェノール類を分解水とともに燃
焼させるようにした点にある。
〔発明の実施例〕
以下、本分明の方法の実施例を第1図、第2図を用いて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は本発明の低品位炭の改質方法の一実施例を説明
するための従来の低量、位炭の改質プロセスにフェノー
ル類排水燃焼プロセスを組み入れた改質プロセスの一例
を示すブロック図である6まず、褐炭や亜歴青炭といっ
た低品位炭(原炭)1を乾燥袋@2において100℃〜
150もで加熱脱水後、乾留装置3により約400℃で
もって低温乾留する。この乾留で改質された原炭1は、
冷却装置4で冷却後タール・コーティング装置5におい
て乾留時に留出したタールを再びコーティングして製品
炭6とする。ここで、乾燥並びに乾留における熱媒とし
ては、それぞf′L熱風発生炉7゜8で製造される加熱
(燃焼)ガスを使用する。また、乾留において留出する
タール、分解水等はタール分離装置9で冷却して々−ル
と分解水に分離後、タールのみタール加熱装置10で再
加熱して気化後、タール・コーティング装置5へ送る。
するための従来の低量、位炭の改質プロセスにフェノー
ル類排水燃焼プロセスを組み入れた改質プロセスの一例
を示すブロック図である6まず、褐炭や亜歴青炭といっ
た低品位炭(原炭)1を乾燥袋@2において100℃〜
150もで加熱脱水後、乾留装置3により約400℃で
もって低温乾留する。この乾留で改質された原炭1は、
冷却装置4で冷却後タール・コーティング装置5におい
て乾留時に留出したタールを再びコーティングして製品
炭6とする。ここで、乾燥並びに乾留における熱媒とし
ては、それぞf′L熱風発生炉7゜8で製造される加熱
(燃焼)ガスを使用する。また、乾留において留出する
タール、分解水等はタール分離装置9で冷却して々−ル
と分解水に分離後、タールのみタール加熱装置10で再
加熱して気化後、タール・コーティング装置5へ送る。
次に、本発明に係るフェノール類の燃焼方法について説
明する。本発明では、タール分離装W9でタールと分離
された高濃度フェノール類を含む分解水(以下フェノー
ル類排水とい・う)をポンプ】1によって熱風発生炉7
.8へ噴蹟状として供給して燃焼させるようにした。こ
のとき、フェノール類、例えば、フェノールについては
、次式の反応式によってCO2とH2Oとなり、分解水
は蒸気となる。
明する。本発明では、タール分離装W9でタールと分離
された高濃度フェノール類を含む分解水(以下フェノー
ル類排水とい・う)をポンプ】1によって熱風発生炉7
.8へ噴蹟状として供給して燃焼させるようにした。こ
のとき、フェノール類、例えば、フェノールについては
、次式の反応式によってCO2とH2Oとなり、分解水
は蒸気となる。
C6H5・OH+702→6CO□+3H20−△H・
・・・・・(1)ここに、△H= 7.770 Kca
l 7Kgなお、フェノール類を燃焼させる場合、発生
したタール、可燃性ガス並びに分解水(蒸気)からフェ
ノール類を分離して、フェノール類を単独で燃焼させる
ことが考えられるが、フェノール類を分離することは極
めて困難であるので、上記した本発明の実施例では、フ
ェノール類を分解水とともに燃焼させるようにした。
・・・・・(1)ここに、△H= 7.770 Kca
l 7Kgなお、フェノール類を燃焼させる場合、発生
したタール、可燃性ガス並びに分解水(蒸気)からフェ
ノール類を分離して、フェノール類を単独で燃焼させる
ことが考えられるが、フェノール類を分離することは極
めて困難であるので、上記した本発明の実施例では、フ
ェノール類を分解水とともに燃焼させるようにした。
ここで、熱風発生炉7.8における熱収支について考え
てみる。石炭IK?(0℃)を乾燥並びに乾留すると、
下記のようになる(石炭全水分30係とする)。
てみる。石炭IK?(0℃)を乾燥並びに乾留すると、
下記のようになる(石炭全水分30係とする)。
1 乾燥(150℃)の歩合
乾燥に必要な前足Q1は
Qr= (0,7) (0,3) (150) + (
0,3X 639+(0,5) (50) )* 23
0kcal (放熱台マス) 2 乾留(400℃)の場合 乾留に要する熱−IitQ2は Q2= (0,55) (03) (250)+ (0
,06) (250) (0,5+0.6)+(0,0
3)(003)(250) +40 (負の生成熱)中
100kcal (放熱台マス) 3、 フェノール類排水の燃焼(1000℃)の場合フ
ェノール類排水(100℃)を1000℃の炉へ供給す
るときのヒート・ロスQLは QL = (0,06) 〔539+(0,5) (9
00) 〕−(7,770) Con 6) (001
)中 55kcal 炉7.8へそれぞれ分配すると、熱風発生炉730 へは、Q、7= (55) (〒1)=31’l kc
al熱M発熱炉発生炉 800 Qs= (55,> (]1) =17 kcalそし
て、このヒート・ロスが炉の31熱量に対して占める比
率は、乾燥用の熱風発生炉7については、 8 η= <230+38) (100) = 14 (支
))となり、さらに機器等でのヒート・ロス(正味熱t
1の50〜100%)まで含めた場合は、この比率ηは
10qb以下となる。乾留用の熱風発生炉8についても
大同小異である。したがって、フェノール類排水焼却の
ために熱風発生炉7.8は特に大きく必要はなく、単に
フェノール類排水焼却にともなうヒート・ロス分の燃料
を余分に供給してやればよい。
0,3X 639+(0,5) (50) )* 23
0kcal (放熱台マス) 2 乾留(400℃)の場合 乾留に要する熱−IitQ2は Q2= (0,55) (03) (250)+ (0
,06) (250) (0,5+0.6)+(0,0
3)(003)(250) +40 (負の生成熱)中
100kcal (放熱台マス) 3、 フェノール類排水の燃焼(1000℃)の場合フ
ェノール類排水(100℃)を1000℃の炉へ供給す
るときのヒート・ロスQLは QL = (0,06) 〔539+(0,5) (9
00) 〕−(7,770) Con 6) (001
)中 55kcal 炉7.8へそれぞれ分配すると、熱風発生炉730 へは、Q、7= (55) (〒1)=31’l kc
al熱M発熱炉発生炉 800 Qs= (55,> (]1) =17 kcalそし
て、このヒート・ロスが炉の31熱量に対して占める比
率は、乾燥用の熱風発生炉7については、 8 η= <230+38) (100) = 14 (支
))となり、さらに機器等でのヒート・ロス(正味熱t
1の50〜100%)まで含めた場合は、この比率ηは
10qb以下となる。乾留用の熱風発生炉8についても
大同小異である。したがって、フェノール類排水焼却の
ために熱風発生炉7.8は特に大きく必要はなく、単に
フェノール類排水焼却にともなうヒート・ロス分の燃料
を余分に供給してやればよい。
十Fし、たよりに、本発明の実施例によれば、フェノー
ル類U1水を熱風発生炉7,8へ供給して焼却するよう
にしたので、乾留工程で発生するフェノール類の排水へ
の溶解量をはとり、どなくすることができ、しかも、安
全かつ容易に行うことができる。
ル類U1水を熱風発生炉7,8へ供給して焼却するよう
にしたので、乾留工程で発生するフェノール類の排水へ
の溶解量をはとり、どなくすることができ、しかも、安
全かつ容易に行うことができる。
第2図は本発明の方法の他の実施例を説明するための第
1図に相当するブロック図で、第1図と同一部分は同じ
符号で示しである。第2図においては、フェノール類排
水を熱厘1発生炉7,8へ供給するのに、まず、ポンプ
11によって蒸発装置12゜13へ供給し、ここで気化
させた後、熱風発生炉7゜8へ供給するようにしである
。このようにすると、フェノール類排水の焼却がさらに
容易になるという効果がある。
1図に相当するブロック図で、第1図と同一部分は同じ
符号で示しである。第2図においては、フェノール類排
水を熱厘1発生炉7,8へ供給するのに、まず、ポンプ
11によって蒸発装置12゜13へ供給し、ここで気化
させた後、熱風発生炉7゜8へ供給するようにしである
。このようにすると、フェノール類排水の焼却がさらに
容易になるという効果がある。
以上説明したように、本発明によれば、乾留工程で発生
したフェノール類の排水への溶解量をほとんどなくする
ことができ、しかも、安全かつ容量に行うことができる
という効果がある。
したフェノール類の排水への溶解量をほとんどなくする
ことができ、しかも、安全かつ容量に行うことができる
という効果がある。
第1図は本発明の低品位炭の改質方法の一実施例を説明
するためのフェノール類U[水燃焼プロセスを絹み入れ
た改質プロセスの一例を示すブロック図、第2図は本発
明の方法の他の実施例を説明するための第1図に相当す
るブロック図である。 j・・・・・・低品位炭(原炭)、2・・・・・・乾燥
装置、3・・・・・・ω−留装置、4・・・・・・冷却
装麿、5・・・・・・タール・コーティング装置、6・
・・・・・製品炭(改質炭)、7゜8・・・・・・熱風
発生炉、9・・・・・・タール公理を装置、】0・・・
・・・々−ル加熱装置、11・・・・・・ポンプ、12
.13・・・・・・蒸発装置0
するためのフェノール類U[水燃焼プロセスを絹み入れ
た改質プロセスの一例を示すブロック図、第2図は本発
明の方法の他の実施例を説明するための第1図に相当す
るブロック図である。 j・・・・・・低品位炭(原炭)、2・・・・・・乾燥
装置、3・・・・・・ω−留装置、4・・・・・・冷却
装麿、5・・・・・・タール・コーティング装置、6・
・・・・・製品炭(改質炭)、7゜8・・・・・・熱風
発生炉、9・・・・・・タール公理を装置、】0・・・
・・・々−ル加熱装置、11・・・・・・ポンプ、12
.13・・・・・・蒸発装置0
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 低品位炭を乾燥および乾留して高品質化する低品位
炭の改質方法において、乾留工程で発生するフェノール
類を分解水とともに燃焼させるようにすることを特徴と
する低品位炭の改質方法。 2 前記燃焼は、乾留工程で発生するフェノール類を分
解水とともに乾燥用の熱風発生炉と乾留用の熱風発生炉
のうち少なくとも一方に供給して行う特許請51この範
囲第1項記載の低品位炭の改質方法。 3 抽記フェノール類を分解水とともに前記熱風発生炉
にイj1給するときに蒸発装置、を介して供給するよう
にする特許請求の範囲第2項記載の低品位炭の改質方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091884A JPS60195185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 低品位炭の改質方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091884A JPS60195185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 低品位炭の改質方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195185A true JPS60195185A (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=12872169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091884A Pending JPS60195185A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 低品位炭の改質方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195185A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622555U (ja) * | 1992-05-15 | 1994-03-25 | 日本ドナルドソン株式会社 | 筒形エアクリーナ |
WO2013066492A3 (en) * | 2011-09-07 | 2013-08-15 | Clean Coal Technologies, Inc. | Treatment of coal |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP5091884A patent/JPS60195185A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622555U (ja) * | 1992-05-15 | 1994-03-25 | 日本ドナルドソン株式会社 | 筒形エアクリーナ |
WO2013066492A3 (en) * | 2011-09-07 | 2013-08-15 | Clean Coal Technologies, Inc. | Treatment of coal |
EA027270B1 (ru) * | 2011-09-07 | 2017-07-31 | Клин Коул Текнолоджиз, Инк. | Обработка угля |
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