JPS60192887A - 全密閉形圧縮機の消音構造 - Google Patents

全密閉形圧縮機の消音構造

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JPS60192887A
JPS60192887A JP5008884A JP5008884A JPS60192887A JP S60192887 A JPS60192887 A JP S60192887A JP 5008884 A JP5008884 A JP 5008884A JP 5008884 A JP5008884 A JP 5008884A JP S60192887 A JPS60192887 A JP S60192887A
Authority
JP
Japan
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frame
casing
cylinders
pressure gas
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5008884A
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English (en)
Inventor
Isamu Taruya
樽谷 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Daikin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は全密閉形圧縮機の消音構造、詳しくは、密閉ケ
ーシングにモータと複数気筒を備えた架構とを内装し、
該架構に形成する吸入通路から前記気筒に低圧ガスを吸
入する如くした全密閉形圧縮機の消音構造に関する。
(従 来 技 術) 一般に低圧ドーム形の全密閉形圧縮機におけるシリンダ
への低圧ガスの吸入は実開昭59−11182号公報に
記載されているように(第6図参照)、密閉ケーシング
(1)に吸入した低圧ガス冷媒を、圧縮要素(2)をも
つ架構(3)とモータ(4)との組立体(5)内に、前
記モータ(4)側から流入させ、更に、前記モータ(4
)内および前記架構(6)に設ける吸入通路(14)を
流通させて、前記気筒(9)に吸入させる如く成してい
る。
そして、従来、2気筒のこの種圧縮機においては、第8
図に斜視図で、又第9図に展開図で模式的に示すように
、前記各気筒(9)、(10)への低圧ガスの吸入抵抗
を小さくするために、前記架構(6)における2つの気
筒(9)、(10)間の底壁(19)を、積極的に前記
気筒(9)、(10)のほり中心高さまで低(シ、前記
モータ(4)側から前記各気筒(9)、(10)に至る
前記吸入通路(14)を広くして、該通路(14)の流
通抵抗を小さくできるように成していたのである。
ところが、本発明者は、前記圧縮機の騒音防止の研究を
行なう過程で、従来のものは前記吸入通路(14)を、
前記気筒(9)、(10)間の底壁(19)を低くして
積極的に広くしていたために、前記吸入通路(14)に
おける低圧ガスの脈動に対する減衰効果が小さくなり、
該通路(14)に詔ける空洞共鳴が全般に高いレベルで
発生すると共に、この空洞共鳴の共振数が前記ケーシン
グの固有振動数と近くなって騒音の大きな原因となる場
合があることを究明したのである。
(発 明 の 目 的) 本発明の目的は、前記吸入通路に仕切壁を設けて、該吸
入通路を区画し、低圧ガスの脈動に対する減衰効果を高
めると共に、空洞共鳴の共振数を前記ケーシングの固有
振動数からずらせることにより、前記圧縮機の騒音を小
さくする点にある(発 明 の 構 成) 本発明は、密閉ケーシングにモータと複敬気筒を備えた
架構とを内装し、該架構に形成する吸入通路から前記気
筒に低圧ガスを吸入するごとくした全密閉形圧縮機の消
音構造であって、前記架構における吸入通路内で、かつ
、前記気筒間に、前記吸入通路を区画し、前記架構にお
ける空洞共鳴による振動数を前記ケーシングの固有振動
数に対しずらせる音制御板を設け、前記吸入通路を分割
することにより吸入ガスの脈動に対する減衰効果を向上
させ、かつ、前記吸入通路における空洞共鳴の共振数を
前記ケーシングの固有振動数からずらすごとくしたので
ある。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第6図に示したものは本発明の実施例の消音構造を適用
した低圧ドーム形で2気筒の密閉形圧縮機である。
前記圧縮機は、密閉ケーシング(1)に圧縮要素(2)
をもつ架構(3)とモータ(4)との組立体(5)を、
内設している。そして、詳しくは後記するが、前記架構
(6)にはクランク軸(6)を支持する軸受筒(7)と
、ピストン(8)を摺動自由に内装する2つの気筒(9
)、(10)(第2図参照)とを設けている。尚、第8
図において、(11)は前記ケーシング(1)に接続す
る吸入管で、(12)、(13)はそれぞれ内部吐出管
、外部吐出管である。
そして、前記ピストン(8)の往復動により、低圧ガス
が前記吸入管(11)から前記ケーシング(1)内に吸
入され、更に前記モータ(4)のカバー(41)に設け
る開口(42)から前記組立体(5)のモータ(4)側
に流入して、該モータ(4)内を流下し、前記架構(3
)に形成する吸入通路(14)、吸入チャンバー(15
)を介して、前記気筒(9)、(10)に吸入され、該
気筒(9)、(10)で圧縮されて高圧ガスとなって吐
出チャンバー、(16)、内部吐出管(12)を経て機
外に排出される如く成している。
而して、前記架構(6)の構造を第1.第2図および模
式的に示した斜視図(第4図)、展開図(第5図)を用
いて詳記する。
前記架構(6)は、上部にモータ受部(17)と、該モ
ータ受部(17)の中央に位置する前記軸受筒(7)と
を形成し、その下部に前記クランク軸(6)の偏心軸部
(61)を配設する開放部(18)と、該開放部(18
)の外周には′i90°の偏角をもたせて2個の前記気
筒(9)、(10)を形成している。更に、前記気筒(
9)。
(10)の外周部に吸入チャンバー(15)、(15)
を形成し、この吸入チャンバー(15)。
(15)と前記架構(6)のモータ受部(17)側とを
連通させる前記吸入通路(14)を形成する一方、前記
架構(3)における前記気筒(9)、(10)間の底壁
(19)中央部に、半径方向に沿って、前記吸入通路(
14)を区画する音制御板(20)を立上げて設けるの
である。
斯く音制御板(20)を設けることにより消音構造を形
成するのであって、この音制御板(20)によりが1記
吸入通路(14)が2分され、モータ(4)側から前記
吸入通路(14)に流入する低圧ガスは、該通路(14
)の分割部分(14’)、(14b)を分流して各気筒
(9)、(10)に至るのであり、斯くして、この各分
割部分(14a)、(14b)の各大きさを従来に比し
半分に減少させたから、前記吸入通路(14)における
低圧ガスの脈動に対する減衰効果を大きくできると共に
、該吸入通路(14)部分での空洞共鳴の共振数を従来
に比して増大側に大幅にずらすことができるのである。
従って、従来の構造の圧縮機において、前記吸入通路(
14)部分での空洞共鳴の共振数と前記ケーシング(1
)の固有振動数とが一致して、該ケーシング(1)から
大きな騒音を生じていた場合、この従来の圧縮機の架構
に本実施例の如く前記音制御板(20)を追加するだけ
で、従来の圧縮機のケーシングをそのまま用いながら騒
音を大幅に低減できるのである。
しかも、前記音制御板(20)は前記吸入通路(14)
における各気筒(9)、(10)の、中間に、半径方向
に沿って設けたから、前記モータ(4)側から前記吸入
チャンバー(15)に至る低圧ガスの流れをほとんど阻
害することがないのであって、斯くして、従来に比して
吸入抵抗もほとんど増大しないのである。
尚、本実施例の前記音制御板(20)は、前記架構(6
)を鋳造する際に一体に形成するものである。
次に、本実施例の効果を示す実験結果を第6.7図に基
づき、従来の圧縮機との対比において説明する。
この実験は、第6図に示す如(,12001−IZ付近
に固有振動数の一つのピークをもつ前記密閉ケーシング
(1)を共通に用い、一方は従来の消音構造を設けない
架構を内装し、他方は消音構造を設けた本実施例の架構
(3)を内装した圧縮機をそれぞh−m意し、それぞれ
の運転による騒音レベルを検出したものである。
第7図において点線(A)は従来のものを、また実線(
B)は本実施例のものの騒音の音レベルを示しており、
この実験結果は本実施例のものは従来のものに較べ12
008Z 前後の騒音を音レベルで60%程度減少する
ことができることを示している。
(発 明 の 効 果) 本発明は、前記架構(6)における吸入通路(14)内
で、かつ、前記気筒(9)、(10)間に、前記吸入通
路(14)を区画し、前記架構(3)における空洞共鳴
による振動数を前記ケーシング(1)の固有振動数に対
しずらせる音制御板(20)を設けたから、前記通路(
14)において低圧ガスの脈動に対する減衰効果を向上
できると共に、該通路(14)における空洞共鳴の共振
数を容易にずらすことができ、前記ケーシング(1)に
頻雑な加工を行なって、該ケーシング(1)の形状を大
きく変更したり、おもりを付けたりして、該ケーシング
(1)の固有振動数を殊更に変更しなくとも、前記通路
(14)で生じる前記低圧ガスの脈動に起因する騒音を
大幅に抑制できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の一実施例を示す図面で、第1図は
消音構造をもつ架構の平面図、第2図は第1図のX−X
縦断面図、第6図は同実施例を適用した全密閉形圧縮機
の縦断面図、第4図は第1.2図に示した架構の模式斜
視図、第5図は同模式部分展開図、第6,7図は同実施
例の実験結果を示す説明図、第8図は従来例の模式斜視
図、第9図は同模式部分展開図である。 (1)・・・密閉ケーシング (6)・・・架構 (4)・・・モータ (9)、(10)・・・気筒 (14)・・・吸入通路 制式 升埋士 揶 1)l 入 1− 第1図 が β 第3図 第4図 第8図 第5図 中Δど碕ξ キ誠ζ毛

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 密閉ケーシング(1)にモータ(4)と複数気筒(9)
    、(10)を備えた架構(3)とを内装し、該架構(3
    )に形成する吸入通路(14)から前記気筒(9)、(
    10)に低圧ガスを吸入するごとくした全密閉形圧縮機
    の消音構造であって、前記架構(6)における吸入通路
    (14)内で、かつ、前記気筒(9)、(10)間に、
    前記吸入通路(14)を区画し、前記架構(6)におけ
    る空洞共鳴による振動数を前記ケーシング(1)の固有
    振動数に対しずらせる音制御板(20)を設けたことを
    特徴とする全密閉形圧縮機の消音構造。
JP5008884A 1984-03-14 1984-03-14 全密閉形圧縮機の消音構造 Pending JPS60192887A (ja)

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