JPS6019123B2 - 抵抗値層別装置 - Google Patents

抵抗値層別装置

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JPS6019123B2
JPS6019123B2 JP54109968A JP10996879A JPS6019123B2 JP S6019123 B2 JPS6019123 B2 JP S6019123B2 JP 54109968 A JP54109968 A JP 54109968A JP 10996879 A JP10996879 A JP 10996879A JP S6019123 B2 JPS6019123 B2 JP S6019123B2
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JP
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amplifier
resistor
relay
circuit
resistors
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JP54109968A
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弘 耳塚
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抵抗体を所定の抵抗範囲を有する複数個のグ
ループに層別するための抵抗値層別装置に関する。
抵抗体の中でも特に正特性サーミスタ、負特性サーミス
タ等のセラミック抵抗体は、その製造過程における抵抗
値に影響を与える要因が多いために、でき上った製品は
不可避的にバラッキの大きなものとなる。
そこで、それぞれの抵抗体を所定の許容幅を有する抵抗
値のものとするために、通常は抵抗値の低いものについ
ては抵抗体上に形成した電極を所定の面積になるよう余
分な部分を除去するという手段がとられている。このよ
うに電極面積を修正して所定の抵抗値を得ようとする場
合は、個々に抵抗値を測定してその抵抗値に応じて電極
を修正していたのでは不合理であるため、抵抗体を所定
の抵抗値範囲を有するグループにあらかじめ層別してお
き、それぞれのグループごとに電極修正をおこなうこと
が好ましい、。こうした場合、それぞれのグループ内で
は電極の修正幅が近似しているためにその作業が極めて
合理化される。ところが、このように抵抗値を層刻する
にあたっては、従来の抵抗計を用いて個々の抵抗値を実
測して層別するという方法がとられていたため、そのの
測定に時間がかかったり、計器目盛の読み間違いによる
層別ミスが発生する等の問題を有していた。本発明は、
このような点に鑑みてなされたもので、層別のための時
間が極めて短縮されるとともに、測定ミスによる層別ミ
スの生じることのない抵抗値層別装置を提供せんとする
もので、電源に接続された被側抵抗体と基準抵抗体との
直列回路を共通の2辺として、これに並列に直列抵抗体
を複数個接続して構成した複数個のブリッジ回路を利用
したことを特徴とするものである。
以下に本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図において、1は抵抗値未知の被測抵抗体、2はこ
の被測抵抗体1に直列接続された基準抵抗体、3は前記
抵抗体1,2に直列回路に接続された電源である。
4,5,6,7はそれぞれ2個の可変抵抗器8と9,1
0と11,12と13,14と15からなる直列抵抗体
で、前記抵抗体1,2の直列回路にそれぞれ並列接続さ
れてなるものである。
つまり、これらの直列抵抗体4,5,6,7は、前記抵
抗体1,2とともに、抵抗体1,2を共通の2辺とする
複数個のブリッジ回路を構成するものである。16,1
7,18,19はこれらブリッジ回路の各出力端に接続
された増幅器であり、それぞれコンパレータ回路を備え
ており、所定の入力信号レベルを判別して動作するもの
である。
つまり、この実施例ではこれらの増幅器1,6,17,
18,19は、それぞれブリッジ回路からの入力信号が
0以下の電位となったとき動作するように設定されてい
る。20,21,22,23は、それぞれ前記増幅器1
6,17,18,19の出力端に接続された電磁型リレ
ーで、電源24および表示ランプ25,26,27,2
8,29とともに表示手段を構成するものである。
この表示手段をさらに詳細に述べると次のように構成さ
れている。つまり、リレー20の常閉接点20a、常開
接点20b、リレー21の常開接点21b、リレー22
の常開接点22bおよびリレー23の常開接点23bの
各端子は、それぞれ表示ランプ25,26,27,28
,29を介して電源24の一端に接続され、リレー20
の可動接点20cの端子はリレー21の常閉接点21a
の端子に、リレー21の可動接点21cの端子はリレー
22の常閉接点22aの端子に、リレー22の可動接点
22cの端子はリレー23の常閉接点23aに、リレー
23の可動接点23cの端子は電源24の他端にそれぞ
れ接続されている。そして、各リレーのコイルが励磁さ
れていないとき、リレー20の可動接点20cはその常
閉接点20aに、リレー21の可動接点21cはその常
閉接点21aに、リレー22の可動接」点22cはその
常閉接点22aに、リレー23の可動接点23cはその
常閉接点23aにそれぞれ接触するようになされている
。本発明の抵抗値層別装置は以上のように構成されるが
、このように構成された層別装置の動作につき以下に述
べる。
たとえばこの装置によって層別しようとする各グループ
の抵抗値範囲を、IQ未満、IQ〜20未満、20〜3
0未満、30〜40未満、および40以上の5グループ
とすると、まず最初に上記の5グループに層別されるよ
うに装置を設定する必要があるが、それは次のようにし
てなされる。
つまり、未知抵抗である被測抵抗体1の挿入される位置
にIQの標準抵抗を挿入する。このとき、基準抵抗体2
は前記標準抵抗と同一の抵抗温度特性を有しているもの
が望ましく、通常はともにその温度係数が0に近似した
ものが適している。そして、直列抵抗体4の可変抵抗器
8,9を調節して抵抗体1,2および可変抵抗器8,9
の4辺により構成される第1のブリッジ回路の平衡をと
る。この第1のブリッジ回路が平衝したかどうかは、増
幅器16に接続されたりし−20の可動接点の動作を確
認することにより明らかとなる。次に被測抵抗体1の位
置に20の標準抵抗を挿入して直列抵抗体5の可変抵抗
器10,11を調節し、抵抗体1,2および可変抵抗器
10,11の4辺により構成される第2のブリッジ回路
の平衡をとる。この平衝は第1のブリッジ回路のときと
同様に増幅器17の動作により確認することができる。
さらに、被測抵抗体1の位置に順次、30,40の標準
抵抗を挿入し、直列抵抗体6,7の可変抵抗器をそれぞ
れ調節して第3、第4のブリッジ回路の平衝をとる。こ
のように、被測抵抗体1および基準抵抗体2の2辺を共
通として、直列抵抗体4,5,6,7により形成される
第1〜第4のブリッジ回路が、層別しようとするグルー
プの境界値で平衝するようにあらかじめ設定されるので
ある。そして、実際に抵抗体を抵抗値により層別するに
あたっては、ブリッジ回路の被榎U抵抗体1の位置に順
次禾知抵抗体を挿入することにより、表示ランプ25,
26,27,28,29のいずれかの点燈を確認し、手
動あるいは自動化によりグループ化をおこなうのである
ここで、層別しようとする被測抵抗体が正特性サーミス
タ等のような温度依存性抵抗体である場合には、ブリッ
ジ回路の基準抵抗体2として、被測抵抗体1と略同じ抵
抗温度特性を有する抵抗体を用いるようにすれば、周囲
温度が変動したとしても、その周囲温度の影響を受ける
ことはなく、常に正確な抵抗値の層別をおこなうことが
できる。この場合、この基準抵抗体2の温度特性の許容
幅については、各グループの抵抗値範囲の許容幅により
適宜選定すればよい。さらに、実際の層別にあたっての
装置の作用について以下に詳細に説明する。いま、被測
抵抗体1の抵抗値がIQ未満の場合には、各ブリッジか
らの各増幅器16,17,18,19の入力信号はプラ
ス電位となるため、各増幅器はそのコンパレ−夕回路の
作動により出力信号を出さない。そのため、表示手段を
構成してある各リレーは励磁されないので、その可動髭
点‘ま図示の通りすべて常閉接点と接することになり、
表示ランプ25が点燈する。被側抵抗体1の抵抗値がI
Qの場合には、直列抵抗体4を含むブリッジ回路のみが
平衡状態となり、その出力機の電位は0となるので、増
幅器16は出力信号を出し、その結果、リレー20の可
動接点20cは常開援点20Mこ接することになる。こ
のとき、他の増幅器17,18,19の入力信号はすべ
てプラス電位であるため、各リレーの可動接点21c,
22c,23cは、それぞれ常閉接点21a,22a,
23aと接しているため表示ランプ26が点燈する。被
側抵抗体1がIQを越え20未満である場合も、増幅器
16のみが出力信号を出すだけであるので、表示ランプ
26が点燈する。被測抵抗体1が20の場合には、増幅
器16,17の出力信号が出てリレー20,21の両方
が励磁されるが、リレー21の可動接点21cがその常
開接点21bに接するので表示ランプ26は点燈せずに
表示ランプ27のみが点燈する。以上説明したのと同様
の作用により、被測抵抗体が20を越え30未満の場合
も表示ランプ27が点燈し、30以上40未満の場合に
は表示ランプ28が、40以上の場合には表示ランプ2
9がそれぞれ点燈する。以上のような作用により、抵抗
値未知の被測抵抗体を所要の抵抗値範囲のグループに層
別することができる。なお、上記の実施例においては、
増幅器16,17,18,19をその入力信号が0以下
の電位のとき‘こ作動するように設定したが、たとえば
マイナス電位のときに作動するように設定した場合には
、IQ以下、IQを越え20以下、20を越え30以下
等のようにグループの上、下限値を異ならせることがで
きる。また、増幅器をその入力信号がプラス電位のとき
に出力信号ができるように設定してあってもよく、この
場合は、リレーの常閉鞠点と常開接点の接続をそれぞれ
図示のものと逆にしておけば表示ランプの点燈は上記の
説明の場合と全く同様に点燈することになる。たとえば
リレー20を例にとると、その20aを常開接点とし、
20bを常閉接点とすればよいのである。また、リレー
と表示ランプとからなる表示手段の結線を第2図のよう
にしても、上記と同様の作用をする。さらには、上記の
実施例においては、その表示手段を共通の電源24によ
り動作するように構成しているが、場合によっては、そ
れぞれの増幅器単位で互いに独立した表示手段を形成す
ることも可能である。こうした場合は、上記の実施例に
おけるIQ未満あるいは以下、40以上あるいはそれを
越えるもののいずれかのグループの層別は不可能となる
。また、表示手段の表示ランプと並列に、あるいは上記
表示手段の各リレーの接点と同期して作動する別の接点
に電磁バルブ等の励磁コイルを接続しておき、表示ラン
プと同期して所定の電磁バルブが動作するように構成す
れば、層別作業を自動化することができる。さらには表
示ランプにかえて、音色の異なるブザー等の他の表示臭
を用いることを可能である。さらには、ブリッジ回路を
構成している直列抵抗体の可変抵抗器は、いずれか一方
を固定抵抗器とすることも可能であり、ブリッジ回路の
数も層別するグループ数に応じて適宜設ければよい。各
グル−プの抵抗値範囲も任意の値に設定できることは上
記の説明から明らかである。本発明の抵抗値層別装置は
以上のように構成されているので、計測器の目盛の読み
とりの必要がないことから層別作業の時間が極めて短縮
され、測定ミスによる層別ミスが生じることもないとい
うすぐれた効果を奏する。
なお、本発明の抵抗値層別装置は、電極修正のための抵
抗値の層別だけではなく、種々の用途に用い得ることは
いうでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の抵抗値層別装置の電気回路
図、第2図はその装置における表示手段の他の実施例を
示す電気回路図である。 1……被測抵抗体、2…・・・基準抵抗体、3,24・
・・・・・電源、4,5,6,7……直列抵抗体、8,
9,10,11,12,13,14,15・・・…可変
抵抗器、16,17,18,19・・・…増幅器、20
,21,22,23……リレー、25,26,27,2
8,29・・・・・・表示ランプ。 第1図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抵坑体を所定の抵抗値範囲を有する複数個のグルー
    プに層別するための抵抗値層別装置であつて、電源に接
    続されたブリツジ回路の一方の2辺を形成する被測抵抗
    体と基準抵抗体との直列回路と、この直列回路にそれぞ
    れ並列に接続され、それぞれブリツジ回路の他方の2辺
    を形成する複数個の直列抵抗体とから、前記被測抵抗体
    と基準抵抗体との2返を共通とする複数個のブリツジ回
    路が形成され、これらの複数個のブリツジ回路のそれぞ
    れ層別すべきグループの境界値において平衡するように
    設定されるとともに、それぞれのブリツジ回路の出力端
    に所定の入力レベルを判別するコンパレータ回路を備え
    た増幅器が接続され、この増幅器にその出力信号により
    動作する表示手段が設けられてなり、その表示手段は、
    それぞれの増幅器に接続され、かつその増幅器の出力に
    より励磁されるリレーと、これらのリレーの接点がその
    可動接点を介して互いに直列に接続されたリレー接点回
    路と、それぞれのリレーの常閉接点あるいは常開接点に
    一端が接続された表示器と、これらの表示器の他端と前
    記リレー接点回路の一端との間に接続された電源とで構
    成されていることを特徴とする抵抗値層別装置。
JP54109968A 1979-08-28 1979-08-28 抵抗値層別装置 Expired JPS6019123B2 (ja)

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JPH0262642U (ja) * 1988-10-31 1990-05-10
JPH0526672Y2 (ja) * 1987-03-17 1993-07-06

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