JPS60190227A - マイクロカプセルの製造方法 - Google Patents
マイクロカプセルの製造方法Info
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- JPS60190227A JPS60190227A JP59044085A JP4408584A JPS60190227A JP S60190227 A JPS60190227 A JP S60190227A JP 59044085 A JP59044085 A JP 59044085A JP 4408584 A JP4408584 A JP 4408584A JP S60190227 A JPS60190227 A JP S60190227A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/06—Making microcapsules or microballoons by phase separation
- B01J13/14—Polymerisation; cross-linking
- B01J13/18—In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明はアミン樹脂壁膜を有するマイクロカプセルのH
Ia方法に関するものである。 近年マイクロカプセルはその製造技術の著しい進歩に伴
い、医薬品、農薬、香料、化粧品、食品、染料等への応
用が試みられ、現在では感圧複写紙をはじめ種々の分野
で広く利用されている。 ′一般にマイクロカプセルの製造方法には、物理的方法
、機械的方法、物理化学的方法、化学的方法が知らhて
おジ、用途に応じて適宜選択して使われている。 物理的方法及び機械的方法では、得られるカプセルの粒
径が大きく、壁膜の緻密性が不十分であることから、こ
れらの方法で製造したマイクロカプセルの用途は限られ
ている。これに対して物理化学的方法及び化学的方法で
は、カプセルの粒径を任意にコントロールし易く、数μ
程度の小さいものも容易に8Iツ竜でき、壁膜の緻密性
の高いカブ・セルが得られることから、広い範囲にわた
って使用されている。物理化学的方法としてはゼラチン
を膜材として用いるコアセルベーション法が知うれて&
9、現在では最も広い分野で応用されているが、膜材と
して天然物のゼラチンを使用する為、価格が高い上に、
微生物に攻撃され易く、生成するカプセルの耐水性が劣
り、高濃度のカプセルスラリーが得難く、シかもカプセ
ル化工程が複雑である等の欠点をかかえている。化学的
方法には疎水性モノマーと嫂水性モノマーと金、疎水性
芯物質と水相との界面で重合反応させて、ポリアミド、
エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ尿素等の壁膜全形成
させる界面重合法と、疎水性芯物質又は水相の一万のみ
にて重合反応させ、芯物質の周囲にアミン樹脂等の壁膜
全形成させるin −s:itu 重合法とがおる。 界面重合法は膜材としてインシアナート、酸りoフィト
、・エポキシ化合物等反応性が高いものや毒性が強いも
のを用いる為、重合反応のコントロールが難しく、活性
水素をもつ物質を芯物質とし・て使えず、また、膜材自
体の価格が扁い等の欠点をもつ。これに対しin −s
itu重合法は、界面重合法に比べ取扱上は容易である
為、より実用的であり、例えば特公昭4手−3495号
、特公昭47−213165号、特公昭54−]f19
49号、%開昭58−84881号、特開昭54−49
984号等多数の発明が出願されている。j−n−si
tu l@重合法使用される膜材にはアクリル酸エステ
ル樹脂、アミン樹脂、ポリエステル樹脂等合成樹脂を形
成する殆んどのものが利用されており、中でもアミン樹
脂は価格が安く、入手が容易であること、ゑ合反応時に
%別な触媒を特に8委としないこと、重合反応が比較的
雉時間で行なえること等の利点を有している。然し、こ
の方法によって得られるカプセル壁膜は、耐水性に優れ
ているが、緻密性が悲く、芯物質の乳化分散が十分でき
難く、さらに芯物質の周囲に重縮合物を効率良く、しか
も安定に堆積させることが雌しい等の欠点も併せもって
いる。 これらの欠点全改良する為、特公昭54−16949号
、特開昭521−84881号、1!?j開昭58−8
4882・号、特開昭5a−s+ssa号には、アニオ
ン性高分子電屏賀としてエチレン/無水マレイン酸共重
合体、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体
、ポリアクリル酸等を使用する方法が発表されている。 この方法により疎水性芯物質の乳化分散性が改善され、
カプセル壁膜の強度、緻密性が向上し、短時間で高濃度
のカプセルスラリーが得られるようになったが、カプセ
ルスラリーの粘度が高く、特に有効なエチレン/無水マ
レイン酸共重合体、メチルビニルエーテル/無水マレイ
ン酸共重合体の溶解に長時間を役する等の欠点がある。 また、特開昭54−49984号、特開昭55−471
89号には、エチレン/無水マレイン酸共重合体又はこ
れと酢酸ビ日ル/無水マレイン酸共重合体との併用が発
表されている。この方法では疎水性芯物質の乳化分散性
はさらに向上し、粘度が低く、安定で且つ高濃度のカプ
セルスラリーが得られるが、スチレン/無水マレイン酸
共重合体はpHが4以下の場合析出が起こる為、4以下
の低イpHで重合反応させる尿素ホルムアルデヒド系・
又は低pHで未反応のホルムアルデヒドを除去する残留
ホルムアルデヒドの除去方法には使用できない欠点があ
る。 さらに特開昭56−51238には、メラミンホルムア
ルデヒド系に、アニオン注高分千厩解貿としてポリスチ
レンスルホン酸、アクリル酸/スチレンスルホン酸共取
合体等のスチレンスルホン酸系ポリマーを使用すること
が発表されている。スチレンスルホン酸系ポリマー扛低
いpHでも安定である為、尿素ホルムアルデヒド系での
車台反応又は低J)Hでの未反応ホルムアルデヒドの処
理かり能となったが、スチレンスルホン酸系ポリマーは
溶解時に発泡が多く作業性に問題があり、尿素ホルムア
ルデヒド系に使用すると反応条件の僅かな変化でも系全
体が凝集してしまう欠点がある。 そこで本発明者等は前記の欠点を有さないマイクロカプ
セルの製泣方法として、(1)疎水性芯物質の乳化分散
性が艮< 、(2)且つ乳化液の安尻注を保ら、(3)
カプセル化工程が簡単でしかも短詩j口Jの反応によっ
て、(4)壁膜の強度、耐水性、耐熱性、緻・密性に優
れた、(5)高濃度且つ低粘度のカプセルスラリーが得
られるマイクロカプセルの製造万2’に確立すること金
目的に研究を重ねた結果、アクリル酸類とスチレンスル
ホン酸類にさらにアクリロニトリルを共重合させた三元
共重合体水浴性菌分子が上記目的を極めて有効に達成し
得ることを見出し、本発明全完成するに至った。 即ち、本%明によるマイクロカプセルの!J!fft方
法は、アニオン注昼分子11t191!質としてアクリ
ル酸類/スチレンスルホン酸類/アクリロニトリル三元
共重合体金用いること’(r%徴とし、この三元共重合
体の酸性水浴液中に疎水性芯物質を乳化分散させた後、
この芯物質の周囲にアミノ樹脂の重縮合物を形成し堆積
させカプセル壁膜とするものである。 本発明の方法によれば、アクリル酸類/スチレンスルポ
ン酸類/アクリロニトリル三元共重合体を用いることに
より、従来のスチレンスルホン酸系ポリマーを用いた場
合と異なり、三元共重合体の溶解時に発泡がなく作業性
に優れ、メラミンホ・ルムアルデヒド系おるいは尿素ホ
ルムアルデヒド系のいずれの場合についても安定で且つ
粒径の揃った疎水性芯物質の乳化液が得られ、さらに短
時間に効率良く、しかも緻密性の優れたカプセル壁膜の
形成を促し、疎水性等品質の優れたカプセルを高m度且
つ低粘度で得ることができる。このような優れた効果は
本発明のアクリル酸類/スチレンスルホン酸知/アクリ
ロニトリル三元共車合体自身が、市い乳化分散力を有し
、保護コロイド龍に優れ、しかもアミノ樹脂の重縮合物
を効率良く芯物質の内凹に形成し堆積させる能力を有し
ている為であると考えられるが、詳細な機能は明らかで
はない。 本発明に使用するアクリル酸類/スチレンスルポン酸類
/アクリロニトリル三元共重合体は、その大きさを水溶
液の粘度で表すと約50〜gooooocpsのものが
良く、好ましくは約300〜]0000Cps のもの
が良い。但しここで言う粘度は、通常固形与分約15〜
25重量係、pHが通常約】〜4のK1で得られる本発
明に係るアニオ・ン注三元共東合体水溶g、を30゛C
でB型粘度計を用いて測定した値である。粘度が約s
o cps以下では乳化分散力及びカプセル形成中の保
睦作用が不足し、約200000 CI)IE以上では
取扱いが困難となり、得られるカプセルスラリーも高粘
度となる為、一般に好ましくない。ま几、当該三元共重
合体の共重合比はアクリル液類が約5〜85モル係、ス
チレンスルホン酸類が約1〜50モル係、アクリロニト
リルが約5〜80モル係が良く、好ましくはアクリル酸
類が約10〜80モル係、スチレンスルホン酸類が約8
〜45モル係、アクリロニトリルが約15〜60モル係
が艮い。アクリル酸類が約5モル係以下では乳化分散力
及び乳化粒子の安定性に欠け、約85モル係以上では得
られるカプセルスラリーが高粘度となってしまう。 スチレンスルホン酸類が約1モル係以下では乳化速度が
遅くなり、また、カブセル化反厄に時間がかかつてしま
い、約50モル係以上ではカプセル化工程中の系が不安
定になり易く、凝集が起こり易い。アクリロニトリルが
約5モル係以下ではアクリル酸類と同様に乳化分散力及
び乳化粒子の安定性に欠け、約80モルチ以上では三元
共重合体が水に不溶となってしまう。 スチレンスルホン酸類は遊離酸のままであっても良く、
分子中のスルホン酸基の一部又は全部が塩を形成しても
良い。塩の代表的なものとしては例えばナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウムリウムが好ましく使用される
。また、アクリル酸本発明に使用するアクリル酸類/ス
チレンスルポン酸類/アクリロニトリル三元共重合体は
、例えばこれら3種類の単量体を水中で、過酸化水素、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモン、過酸化ベンゾイル、
クメンパーオキサイド、シクロヘキサンパーオキサイド
、ジt−ブチルパーオキサイド、1−ブチルハイドロパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ア
ゾビム桧チロニトリル等の如き触媒によりラジカル重合
させる当業者に公知の方法で製造される。なお、アクリ
ロニトリルの共重合比が高いものについては、時には水
溶液が白濁しているものが得られるが、小微のアルカリ
金属の水酸化物等の如き塩基性物質により水溶性となっ
て液が透明となる為、当該マイクロカブゞ/L= (7
:114 m K U支障なく使用され所期の効果が得
られる。 本発明方法の実施は主として次の工程に従って行なわれ
る。即ち、乳化分散能を有するアニオン注高分子電解質
を含む水溶液を調製する。必要ならばpHを酸性の範囲
内で調整する。この水浴液中にカプセル化すべき疎水性
芯物質ヲ乳化分散させる。カプセル壁膜形成材料である
アミノ化合物は、乳化分散の前後どちらで添カロしても
差支えない。 このアミノ化合物は次に加えようとするアルデヒドと初
期縮合物を形成させてから用いても良い。 あらかじめ初期縮合物を形成しているものには、例えば
メラミン樹脂初期縮合物水溶液(酉品名ミルベq?y
−s o o 、昭和高分子製〕、尿素樹脂初期縮合物
水溶液(商品名サーモタイ) 8H3F、昭和茜分子−
!!!ノ等がある。必要なうはI)Hを調整する。 次に、攪拌を続けながらアルデヒドを添加(アミノ樹脂
初期縮合物を月1いる場合はアルデヒドの添加は不要)
シ、昇温陵−冗時間保持し、カプセル壁膜全形成させる
。その後8装に応じて冷却及び/又はpH崗整を行ない
、カプセル化を完了する。 本発明に使用するアクリル酸類/スチレンスルポン酸類
/アクリロニトリル三元共重合体は、水と種々の割合で
混合溶解可能である。親水性カプセル化媒体中にかける
当該三元共反合体の使用量は、疎水注芯物貢100屯世
部に対して約1〜δOn(@部が一般的であるが、でき
あがるカプセルスラリーの製置、粘度、カフ′セルの粒
径等によって適宜選択する。然し、使用量が少ないとカ
プセル化工程中系内で凝集が起ったり、逆に使用量が多
いと得られるカプセルスラリーの粘度が高くなるなど、
良好なカプセルが得難くなる為、使用量は約8〜25i
L量部が好ましい。 カプセル壁膜全形成するアミン樹脂としては、例えば尿
素、メチロール尿素、チオ尿素、アルキル尿素、エチレ
ン尿素、メラミン、メチロールメラミン、ベンゾグアナ
ミン、アセトグアナミン等から選択した一種以上のアミ
ノ化合物と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ゲ
ルタールアルデヒド、バラホルムアルデヒド、クロトン
アルデヒド、ペンズアルテヒド等から選択した一種以上
のアルデヒド類とを重縮合することにより得られる樹脂
全意味し、各々のモノマー又は初期縮合物として使用す
る。 カプセル化されるべき疎水註芯物賀としては、例えば、
魚油、ラード油の如き動物油類、大豆油、亜麻仁油、落
花生油、ひまし油、とうもろこし油等の如き植物油類、
石油、ケロシン、ガソリン、ナフサ、パラフィン油、ト
ルエン、キシレン等の如き鉱物油類、アルキル置換ジフ
ェニルアルカン、アルキル置換ナフタリン、ジフェニー
ルエタン、7タール酸ジブチル、サリチル酸メチル等の
如き合成油類等の疎水性液体を使用する。これらの疎水
性液体はマイクロカプセルの用途、目的に応じて、医薬
、農薬、香料、食品、染料、触媒等を適宜混合溶解して
使用することができる。 乳化時のpHは約2〜7の酸性範囲にあれば良い。この
為に必I&ならば適当な酸又はアルカリを用いてpHを
調整する。また、温度は特に規定する8委はないが、一
般に高い温度の方が乳化粒子の粒径が均一になり易いこ
とから、約80℃〜500に調整するのが好ましい。 カプセル化反応はアミノ樹脂の重縮合条件を考慮して、
反応温度を約30〜95υに調整することが望ましく、
好ましくは約40〜85℃、特に好ましくは約50〜8
0℃である。反応に装する時間は反応容器、反応容量等
種々の因子により異なるが、通當0.5〜6時間程度で
おる。また、系全体のpHは酸性でめれば良く、好まし
くは約1〜6.5、特に約2〜5.5に調整することが
好ましへこの断糸のpHk酸性に維持する為、例えはギ
酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、塩酸、リン酸、硫酸、
硝酸、塩化アンモニウム等アミン樹脂製造時に一般に使
用される酸触媒が使用できるが、本発明で用いるアニオ
ン性高分子電解質の酸基を利用することもできる。また
、別に所望のpHに調整する為上記の酸の他、アルカリ
金属の水酸化物、アンモニア水、トリエタノールアミン
等の如き塩基性物質を用いることができる。得られるカ
プセル壁膜の性質にはFrrJ記のカプセル化反応条件
即ち温度、pH又は昇温速度等が極めて大きな影gを与
える為、カプセル壁膜形成物質の種類、カプセルの用途
に応じて適宜反応条件を設定する。攪拌についても、得
られるカプセルの品質を損なわないように、発泡を生じ
ない程度の均一な攪拌を行なうのが好ましい。 一定時間保持し、カプセル化が完了した後、会費に応じ
後処理として、例えばアルカリ金属の水酸化物、アンモ
ニア水、トリエタノールアミンの如き塩基性物質により
系QpHを調整したり、或いは例えば亜硫酸ナトリウム
、ホルムアミド、塩酸ヒドロキシルアミン、尿素、エチ
レン尿素等の薬品の添加又は水蒸気蒸留等の方法により
系中に残存する未反応アルデヒドの除去を行なう。 以下本発明方法′(i−実施例につきさらに詳細に説明
する。実施例中では本発明万f:、をマイクルカプセル
の利用の最も多い感圧複写紙の場合について記すが、本
釡明は実施例のみに限定されるものではなく、他の用途
のカプセルについても同様に調製することができる。ま
た、特記せぬ限p例中の邸及び%は重量も準である。筐
だ、pHの削整には10%水酸化すl−+7ウム水溶液
又はlθ%塩r1!1.’を用いたが、本発明はこれら
にのみ限定されるもので社ない。 実施例] アニオン注三元共車合体水浴液の製造を〜以下の手順に
従って行なった。 攪拌機、温度針、還流冷却詣を備えた5つ目フラスコに
、水608部全入れ、80’Oに昇温した0アクリル酸
水浴液(80%)120部、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム96部及びアクリロニトリル48部に水280部を
加え、均一となした単量体水浴液の1/4量全フラスコ
に入れた。続いて過硫酸カリウムの1俤水溶液82部を
加えた。フラスコの内温の上昇が起り88℃に至った時
点で、前記単量体水溶液の残部(全体の/4Sic)を
1.5時間にわたってフラスコへ連続的に滴下した。滴
下が終了した時点およびその80分後に、過硫酸カリウ
ムの1多水浴液をそれぞれ8部ずつフラスコへ投入した
。フラスコ内温は85〜88′Cに保ち、上記一連の操
作は窒素気流中で行なった。その後冷署した。得られた
アクリル酸/スチレ/ス2.20 、粘度80001)
S (80℃、B型粘度計)でめりた。このようにして
得られたアクリル酸40部、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム40 部及びアクリロニ) IJル20部から成る
三元典型合体水溶性高分子(共重合比はモル係で4+9
.δ: 17.2 :部、87qbホルマリン25部を
水65部に加え、攪拌下でpHを9に調整し、60℃に
カロ温すると、約20分で透明となり、メラミンホルム
アルデヒド初M縮金物を得た。別に、クリスタルバイオ
レットラクトン<OVL)4mとベンゾイルロイコメチ
レンブルー(BLMBJ 2部をアルキルジ7二二ルエ
タン(商品名SAS 296.8石化学製)100部に
加え、攪拌下で90°Cに20分曲加熱溶解し、常温ま
で冷却し、疎水性芯物質とした。この芯物戒100部を
Fnl記カプセル化親水性媒体100iK40℃の温度
で混合し、ホモミキサー(特殊機化製)を用いて901
JOrpmの条件で4分間乳化し友ところ、平均粒径Φ
、4μの粒子を含むO/W型乳化液を得た。先に調整し
たメラミンホルムアルデヒド初J41j縮合物100部
をpH4,5に調整した後、40℃に)AJ温し、この
乳化液に加え、攪拌を続けながら60℃に昇温(7た。 2時間カプセル化反応させた後、糸の温度を25℃まで
冷却し、pH8,5に調整してカプセルスラリー全製造
した。なお、水溶1茜分子の製造又はカプセル化工程中
、発泡はなく作業t!+lは良好であった。 実施例2 メラミンホルムアルデヒド初期縮合物として市販の初期
幅合物(nfi2綿r 00昭和高分子製、旬不:憚発
分80係)】5部を用いたこと以外は実施例】と同様の
方法でカプセル化反応を行ない、カプセルスラリーを製
造した。三元共重合体水溶性高分子水浴液の固形分は2
2.5%であった。 実施例3 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸10部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム70部及びア共重合体水溶
註−分子(共重合比はモル係で16.2:1.7 :
44.1 )水浴液を用いたこと以外に、実施例2と同
様の方法でカプセル化反応全行ない、カプセルスラリー
を製造した。 実施例4 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸g2.5部
、スチレンスルホン酸ナトリウム67.5部及びアクリ
ロニ) IJル10部から成υ晩不挿発分17.9%で
粘度150 (J)S (80°0、B型粘度計)$f
fl攬共重合体水浴注高分子(共重合比はモル係で87
.8 : 39.6 : 22.6 )水溶液を用いた
こと以・外は、実施例2と同様の方法でカプセル化反応
を行ない、カプセルスラリー全装ff1L[。 実施例5 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸85部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム85部及びア共取合体水溶
性篩分子(共重合比はモル係で89.8二]L9 :
46.8 )水浴液を用いたこと以外は実施912と同
様の方法でカプセル化皮
Ia方法に関するものである。 近年マイクロカプセルはその製造技術の著しい進歩に伴
い、医薬品、農薬、香料、化粧品、食品、染料等への応
用が試みられ、現在では感圧複写紙をはじめ種々の分野
で広く利用されている。 ′一般にマイクロカプセルの製造方法には、物理的方法
、機械的方法、物理化学的方法、化学的方法が知らhて
おジ、用途に応じて適宜選択して使われている。 物理的方法及び機械的方法では、得られるカプセルの粒
径が大きく、壁膜の緻密性が不十分であることから、こ
れらの方法で製造したマイクロカプセルの用途は限られ
ている。これに対して物理化学的方法及び化学的方法で
は、カプセルの粒径を任意にコントロールし易く、数μ
程度の小さいものも容易に8Iツ竜でき、壁膜の緻密性
の高いカブ・セルが得られることから、広い範囲にわた
って使用されている。物理化学的方法としてはゼラチン
を膜材として用いるコアセルベーション法が知うれて&
9、現在では最も広い分野で応用されているが、膜材と
して天然物のゼラチンを使用する為、価格が高い上に、
微生物に攻撃され易く、生成するカプセルの耐水性が劣
り、高濃度のカプセルスラリーが得難く、シかもカプセ
ル化工程が複雑である等の欠点をかかえている。化学的
方法には疎水性モノマーと嫂水性モノマーと金、疎水性
芯物質と水相との界面で重合反応させて、ポリアミド、
エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ尿素等の壁膜全形成
させる界面重合法と、疎水性芯物質又は水相の一万のみ
にて重合反応させ、芯物質の周囲にアミン樹脂等の壁膜
全形成させるin −s:itu 重合法とがおる。 界面重合法は膜材としてインシアナート、酸りoフィト
、・エポキシ化合物等反応性が高いものや毒性が強いも
のを用いる為、重合反応のコントロールが難しく、活性
水素をもつ物質を芯物質とし・て使えず、また、膜材自
体の価格が扁い等の欠点をもつ。これに対しin −s
itu重合法は、界面重合法に比べ取扱上は容易である
為、より実用的であり、例えば特公昭4手−3495号
、特公昭47−213165号、特公昭54−]f19
49号、%開昭58−84881号、特開昭54−49
984号等多数の発明が出願されている。j−n−si
tu l@重合法使用される膜材にはアクリル酸エステ
ル樹脂、アミン樹脂、ポリエステル樹脂等合成樹脂を形
成する殆んどのものが利用されており、中でもアミン樹
脂は価格が安く、入手が容易であること、ゑ合反応時に
%別な触媒を特に8委としないこと、重合反応が比較的
雉時間で行なえること等の利点を有している。然し、こ
の方法によって得られるカプセル壁膜は、耐水性に優れ
ているが、緻密性が悲く、芯物質の乳化分散が十分でき
難く、さらに芯物質の周囲に重縮合物を効率良く、しか
も安定に堆積させることが雌しい等の欠点も併せもって
いる。 これらの欠点全改良する為、特公昭54−16949号
、特開昭521−84881号、1!?j開昭58−8
4882・号、特開昭5a−s+ssa号には、アニオ
ン性高分子電屏賀としてエチレン/無水マレイン酸共重
合体、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体
、ポリアクリル酸等を使用する方法が発表されている。 この方法により疎水性芯物質の乳化分散性が改善され、
カプセル壁膜の強度、緻密性が向上し、短時間で高濃度
のカプセルスラリーが得られるようになったが、カプセ
ルスラリーの粘度が高く、特に有効なエチレン/無水マ
レイン酸共重合体、メチルビニルエーテル/無水マレイ
ン酸共重合体の溶解に長時間を役する等の欠点がある。 また、特開昭54−49984号、特開昭55−471
89号には、エチレン/無水マレイン酸共重合体又はこ
れと酢酸ビ日ル/無水マレイン酸共重合体との併用が発
表されている。この方法では疎水性芯物質の乳化分散性
はさらに向上し、粘度が低く、安定で且つ高濃度のカプ
セルスラリーが得られるが、スチレン/無水マレイン酸
共重合体はpHが4以下の場合析出が起こる為、4以下
の低イpHで重合反応させる尿素ホルムアルデヒド系・
又は低pHで未反応のホルムアルデヒドを除去する残留
ホルムアルデヒドの除去方法には使用できない欠点があ
る。 さらに特開昭56−51238には、メラミンホルムア
ルデヒド系に、アニオン注高分千厩解貿としてポリスチ
レンスルホン酸、アクリル酸/スチレンスルホン酸共取
合体等のスチレンスルホン酸系ポリマーを使用すること
が発表されている。スチレンスルホン酸系ポリマー扛低
いpHでも安定である為、尿素ホルムアルデヒド系での
車台反応又は低J)Hでの未反応ホルムアルデヒドの処
理かり能となったが、スチレンスルホン酸系ポリマーは
溶解時に発泡が多く作業性に問題があり、尿素ホルムア
ルデヒド系に使用すると反応条件の僅かな変化でも系全
体が凝集してしまう欠点がある。 そこで本発明者等は前記の欠点を有さないマイクロカプ
セルの製泣方法として、(1)疎水性芯物質の乳化分散
性が艮< 、(2)且つ乳化液の安尻注を保ら、(3)
カプセル化工程が簡単でしかも短詩j口Jの反応によっ
て、(4)壁膜の強度、耐水性、耐熱性、緻・密性に優
れた、(5)高濃度且つ低粘度のカプセルスラリーが得
られるマイクロカプセルの製造万2’に確立すること金
目的に研究を重ねた結果、アクリル酸類とスチレンスル
ホン酸類にさらにアクリロニトリルを共重合させた三元
共重合体水浴性菌分子が上記目的を極めて有効に達成し
得ることを見出し、本発明全完成するに至った。 即ち、本%明によるマイクロカプセルの!J!fft方
法は、アニオン注昼分子11t191!質としてアクリ
ル酸類/スチレンスルホン酸類/アクリロニトリル三元
共重合体金用いること’(r%徴とし、この三元共重合
体の酸性水浴液中に疎水性芯物質を乳化分散させた後、
この芯物質の周囲にアミノ樹脂の重縮合物を形成し堆積
させカプセル壁膜とするものである。 本発明の方法によれば、アクリル酸類/スチレンスルポ
ン酸類/アクリロニトリル三元共重合体を用いることに
より、従来のスチレンスルホン酸系ポリマーを用いた場
合と異なり、三元共重合体の溶解時に発泡がなく作業性
に優れ、メラミンホ・ルムアルデヒド系おるいは尿素ホ
ルムアルデヒド系のいずれの場合についても安定で且つ
粒径の揃った疎水性芯物質の乳化液が得られ、さらに短
時間に効率良く、しかも緻密性の優れたカプセル壁膜の
形成を促し、疎水性等品質の優れたカプセルを高m度且
つ低粘度で得ることができる。このような優れた効果は
本発明のアクリル酸類/スチレンスルホン酸知/アクリ
ロニトリル三元共車合体自身が、市い乳化分散力を有し
、保護コロイド龍に優れ、しかもアミノ樹脂の重縮合物
を効率良く芯物質の内凹に形成し堆積させる能力を有し
ている為であると考えられるが、詳細な機能は明らかで
はない。 本発明に使用するアクリル酸類/スチレンスルポン酸類
/アクリロニトリル三元共重合体は、その大きさを水溶
液の粘度で表すと約50〜gooooocpsのものが
良く、好ましくは約300〜]0000Cps のもの
が良い。但しここで言う粘度は、通常固形与分約15〜
25重量係、pHが通常約】〜4のK1で得られる本発
明に係るアニオ・ン注三元共東合体水溶g、を30゛C
でB型粘度計を用いて測定した値である。粘度が約s
o cps以下では乳化分散力及びカプセル形成中の保
睦作用が不足し、約200000 CI)IE以上では
取扱いが困難となり、得られるカプセルスラリーも高粘
度となる為、一般に好ましくない。ま几、当該三元共重
合体の共重合比はアクリル液類が約5〜85モル係、ス
チレンスルホン酸類が約1〜50モル係、アクリロニト
リルが約5〜80モル係が良く、好ましくはアクリル酸
類が約10〜80モル係、スチレンスルホン酸類が約8
〜45モル係、アクリロニトリルが約15〜60モル係
が艮い。アクリル酸類が約5モル係以下では乳化分散力
及び乳化粒子の安定性に欠け、約85モル係以上では得
られるカプセルスラリーが高粘度となってしまう。 スチレンスルホン酸類が約1モル係以下では乳化速度が
遅くなり、また、カブセル化反厄に時間がかかつてしま
い、約50モル係以上ではカプセル化工程中の系が不安
定になり易く、凝集が起こり易い。アクリロニトリルが
約5モル係以下ではアクリル酸類と同様に乳化分散力及
び乳化粒子の安定性に欠け、約80モルチ以上では三元
共重合体が水に不溶となってしまう。 スチレンスルホン酸類は遊離酸のままであっても良く、
分子中のスルホン酸基の一部又は全部が塩を形成しても
良い。塩の代表的なものとしては例えばナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウムリウムが好ましく使用される
。また、アクリル酸本発明に使用するアクリル酸類/ス
チレンスルポン酸類/アクリロニトリル三元共重合体は
、例えばこれら3種類の単量体を水中で、過酸化水素、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモン、過酸化ベンゾイル、
クメンパーオキサイド、シクロヘキサンパーオキサイド
、ジt−ブチルパーオキサイド、1−ブチルハイドロパ
ーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ア
ゾビム桧チロニトリル等の如き触媒によりラジカル重合
させる当業者に公知の方法で製造される。なお、アクリ
ロニトリルの共重合比が高いものについては、時には水
溶液が白濁しているものが得られるが、小微のアルカリ
金属の水酸化物等の如き塩基性物質により水溶性となっ
て液が透明となる為、当該マイクロカブゞ/L= (7
:114 m K U支障なく使用され所期の効果が得
られる。 本発明方法の実施は主として次の工程に従って行なわれ
る。即ち、乳化分散能を有するアニオン注高分子電解質
を含む水溶液を調製する。必要ならばpHを酸性の範囲
内で調整する。この水浴液中にカプセル化すべき疎水性
芯物質ヲ乳化分散させる。カプセル壁膜形成材料である
アミノ化合物は、乳化分散の前後どちらで添カロしても
差支えない。 このアミノ化合物は次に加えようとするアルデヒドと初
期縮合物を形成させてから用いても良い。 あらかじめ初期縮合物を形成しているものには、例えば
メラミン樹脂初期縮合物水溶液(酉品名ミルベq?y
−s o o 、昭和高分子製〕、尿素樹脂初期縮合物
水溶液(商品名サーモタイ) 8H3F、昭和茜分子−
!!!ノ等がある。必要なうはI)Hを調整する。 次に、攪拌を続けながらアルデヒドを添加(アミノ樹脂
初期縮合物を月1いる場合はアルデヒドの添加は不要)
シ、昇温陵−冗時間保持し、カプセル壁膜全形成させる
。その後8装に応じて冷却及び/又はpH崗整を行ない
、カプセル化を完了する。 本発明に使用するアクリル酸類/スチレンスルポン酸類
/アクリロニトリル三元共重合体は、水と種々の割合で
混合溶解可能である。親水性カプセル化媒体中にかける
当該三元共反合体の使用量は、疎水注芯物貢100屯世
部に対して約1〜δOn(@部が一般的であるが、でき
あがるカプセルスラリーの製置、粘度、カフ′セルの粒
径等によって適宜選択する。然し、使用量が少ないとカ
プセル化工程中系内で凝集が起ったり、逆に使用量が多
いと得られるカプセルスラリーの粘度が高くなるなど、
良好なカプセルが得難くなる為、使用量は約8〜25i
L量部が好ましい。 カプセル壁膜全形成するアミン樹脂としては、例えば尿
素、メチロール尿素、チオ尿素、アルキル尿素、エチレ
ン尿素、メラミン、メチロールメラミン、ベンゾグアナ
ミン、アセトグアナミン等から選択した一種以上のアミ
ノ化合物と、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ゲ
ルタールアルデヒド、バラホルムアルデヒド、クロトン
アルデヒド、ペンズアルテヒド等から選択した一種以上
のアルデヒド類とを重縮合することにより得られる樹脂
全意味し、各々のモノマー又は初期縮合物として使用す
る。 カプセル化されるべき疎水註芯物賀としては、例えば、
魚油、ラード油の如き動物油類、大豆油、亜麻仁油、落
花生油、ひまし油、とうもろこし油等の如き植物油類、
石油、ケロシン、ガソリン、ナフサ、パラフィン油、ト
ルエン、キシレン等の如き鉱物油類、アルキル置換ジフ
ェニルアルカン、アルキル置換ナフタリン、ジフェニー
ルエタン、7タール酸ジブチル、サリチル酸メチル等の
如き合成油類等の疎水性液体を使用する。これらの疎水
性液体はマイクロカプセルの用途、目的に応じて、医薬
、農薬、香料、食品、染料、触媒等を適宜混合溶解して
使用することができる。 乳化時のpHは約2〜7の酸性範囲にあれば良い。この
為に必I&ならば適当な酸又はアルカリを用いてpHを
調整する。また、温度は特に規定する8委はないが、一
般に高い温度の方が乳化粒子の粒径が均一になり易いこ
とから、約80℃〜500に調整するのが好ましい。 カプセル化反応はアミノ樹脂の重縮合条件を考慮して、
反応温度を約30〜95υに調整することが望ましく、
好ましくは約40〜85℃、特に好ましくは約50〜8
0℃である。反応に装する時間は反応容器、反応容量等
種々の因子により異なるが、通當0.5〜6時間程度で
おる。また、系全体のpHは酸性でめれば良く、好まし
くは約1〜6.5、特に約2〜5.5に調整することが
好ましへこの断糸のpHk酸性に維持する為、例えはギ
酸、酢酸、クエン酸、シュウ酸、塩酸、リン酸、硫酸、
硝酸、塩化アンモニウム等アミン樹脂製造時に一般に使
用される酸触媒が使用できるが、本発明で用いるアニオ
ン性高分子電解質の酸基を利用することもできる。また
、別に所望のpHに調整する為上記の酸の他、アルカリ
金属の水酸化物、アンモニア水、トリエタノールアミン
等の如き塩基性物質を用いることができる。得られるカ
プセル壁膜の性質にはFrrJ記のカプセル化反応条件
即ち温度、pH又は昇温速度等が極めて大きな影gを与
える為、カプセル壁膜形成物質の種類、カプセルの用途
に応じて適宜反応条件を設定する。攪拌についても、得
られるカプセルの品質を損なわないように、発泡を生じ
ない程度の均一な攪拌を行なうのが好ましい。 一定時間保持し、カプセル化が完了した後、会費に応じ
後処理として、例えばアルカリ金属の水酸化物、アンモ
ニア水、トリエタノールアミンの如き塩基性物質により
系QpHを調整したり、或いは例えば亜硫酸ナトリウム
、ホルムアミド、塩酸ヒドロキシルアミン、尿素、エチ
レン尿素等の薬品の添加又は水蒸気蒸留等の方法により
系中に残存する未反応アルデヒドの除去を行なう。 以下本発明方法′(i−実施例につきさらに詳細に説明
する。実施例中では本発明万f:、をマイクルカプセル
の利用の最も多い感圧複写紙の場合について記すが、本
釡明は実施例のみに限定されるものではなく、他の用途
のカプセルについても同様に調製することができる。ま
た、特記せぬ限p例中の邸及び%は重量も準である。筐
だ、pHの削整には10%水酸化すl−+7ウム水溶液
又はlθ%塩r1!1.’を用いたが、本発明はこれら
にのみ限定されるもので社ない。 実施例] アニオン注三元共車合体水浴液の製造を〜以下の手順に
従って行なった。 攪拌機、温度針、還流冷却詣を備えた5つ目フラスコに
、水608部全入れ、80’Oに昇温した0アクリル酸
水浴液(80%)120部、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム96部及びアクリロニトリル48部に水280部を
加え、均一となした単量体水浴液の1/4量全フラスコ
に入れた。続いて過硫酸カリウムの1俤水溶液82部を
加えた。フラスコの内温の上昇が起り88℃に至った時
点で、前記単量体水溶液の残部(全体の/4Sic)を
1.5時間にわたってフラスコへ連続的に滴下した。滴
下が終了した時点およびその80分後に、過硫酸カリウ
ムの1多水浴液をそれぞれ8部ずつフラスコへ投入した
。フラスコ内温は85〜88′Cに保ち、上記一連の操
作は窒素気流中で行なった。その後冷署した。得られた
アクリル酸/スチレ/ス2.20 、粘度80001)
S (80℃、B型粘度計)でめりた。このようにして
得られたアクリル酸40部、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム40 部及びアクリロニ) IJル20部から成る
三元典型合体水溶性高分子(共重合比はモル係で4+9
.δ: 17.2 :部、87qbホルマリン25部を
水65部に加え、攪拌下でpHを9に調整し、60℃に
カロ温すると、約20分で透明となり、メラミンホルム
アルデヒド初M縮金物を得た。別に、クリスタルバイオ
レットラクトン<OVL)4mとベンゾイルロイコメチ
レンブルー(BLMBJ 2部をアルキルジ7二二ルエ
タン(商品名SAS 296.8石化学製)100部に
加え、攪拌下で90°Cに20分曲加熱溶解し、常温ま
で冷却し、疎水性芯物質とした。この芯物戒100部を
Fnl記カプセル化親水性媒体100iK40℃の温度
で混合し、ホモミキサー(特殊機化製)を用いて901
JOrpmの条件で4分間乳化し友ところ、平均粒径Φ
、4μの粒子を含むO/W型乳化液を得た。先に調整し
たメラミンホルムアルデヒド初J41j縮合物100部
をpH4,5に調整した後、40℃に)AJ温し、この
乳化液に加え、攪拌を続けながら60℃に昇温(7た。 2時間カプセル化反応させた後、糸の温度を25℃まで
冷却し、pH8,5に調整してカプセルスラリー全製造
した。なお、水溶1茜分子の製造又はカプセル化工程中
、発泡はなく作業t!+lは良好であった。 実施例2 メラミンホルムアルデヒド初期縮合物として市販の初期
幅合物(nfi2綿r 00昭和高分子製、旬不:憚発
分80係)】5部を用いたこと以外は実施例】と同様の
方法でカプセル化反応を行ない、カプセルスラリーを製
造した。三元共重合体水溶性高分子水浴液の固形分は2
2.5%であった。 実施例3 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸10部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム70部及びア共重合体水溶
註−分子(共重合比はモル係で16.2:1.7 :
44.1 )水浴液を用いたこと以外に、実施例2と同
様の方法でカプセル化反応全行ない、カプセルスラリー
を製造した。 実施例4 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸g2.5部
、スチレンスルホン酸ナトリウム67.5部及びアクリ
ロニ) IJル10部から成υ晩不挿発分17.9%で
粘度150 (J)S (80°0、B型粘度計)$f
fl攬共重合体水浴注高分子(共重合比はモル係で87
.8 : 39.6 : 22.6 )水溶液を用いた
こと以・外は、実施例2と同様の方法でカプセル化反応
を行ない、カプセルスラリー全装ff1L[。 実施例5 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸85部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム85部及びア共取合体水溶
性篩分子(共重合比はモル係で89.8二]L9 :
46.8 )水浴液を用いたこと以外は実施912と同
様の方法でカプセル化皮
【5を行ない、カプセルスラリ
ーtRL造した。 実施例6 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸−S O部
、スチレンスルホン酸ナトリウム40部及びア共重合体
水fJa高分子(共重合比は、モル係で49、a :
17.2 : aa、5)水浴液を用いたこと以外U実
施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カプセ
ルスラリーVa造した。 ゛実施例7 実施例】と同様の方法で製造したアクリル酸67.5部
、スチレンスルホン酸ナトリウム22.5部及びアクリ
ロニトリル10部から成す内不揮光分18.7 %で粘
度21000PS (80”O5B型粘変針)1紀愛、
共重合体水溶性高分子(共重合比はモル係で76.0
: 8.8 : 15.2 )水溶液を用いたこと以外
は実施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カ
プセルスラリ i製造し次。 実施例8 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸ゆ0部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム40部及びアクリロニトリ
ル20部から成る三元共重合体水溶性高分子(共重合比
はモル係で49.8 > 17.2 :38.5 )水
溶液(固形分19.2係)80部を、水70部に攪拌し
ながら加えた。さらに尿素10部とレゾルシン1.4部
を加え、溶解した。この尿素、レゾルシンを含む水溶性
高分子水溶液のpH全3.5に調整し、カプセル化親水
性媒体を得た。別にクリスタルバイオレットラクトン4
部とペンゾイルロイコメチレンブルー2部をアルキルジ
フェニルエタン(商品名5AS296 、白石化学製)
100部に加え、攪拌下で90℃で20分間加熱溶解し
、常温まで冷却し、疎水性芯物質とした。この芯物質1
00部を前記カプセル化親水性媒体100部に45℃の
温度で混合し、ホモミキサー(特殊機化製)ヲ用いて9
000 rpmの条件で8分間乳化したところ、平均粒
径ヰμの粒子を含む0/W型乳化液を得た。次いで87
%ホルマリン27部k 7JOt、攪拌を絖けながら、
60−0に昇温した。60−0にて2時間カプセル化反
応させた後、糸の温度を室温まで冷却し、pH全8.5
に調整し、カプセルスラリーを製造した。 実施例9 尿素ホルムアルデヒド初期縮合物として市販の初期縮合
物15部(商品名サーモタイ) 8H8P。 昭和尚分子製、N不揮発分8o係)を用いたこと以外は
実施例8と同様の方法でカプセル化反ろをヤニない、カ
プセルスラリーを製造した。三元共取六体水浴t!+高
分子水浴液の固形分は19.6係であっ比較例1 エチレン/無水マレイン酸共重合体(商品名EM131
.モンサント社製)20部を水80部にisさ−c叫不
揮発分2o係の水溶液にしたものを用いたこと以外は実
施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カプセ
ルスラリーを製造した。 なお、エチレン/無水マレイン酸共重合体の溶解には、
80℃の温度で8時間を委した。 比較例2 ポリスチレンスルホン酸の一部ナトリウム塩(商品名V
ER8A TL500、ナショナルスターチ社製)20
部を水80部に溶解して国王揮発分20悌の水@液にし
たものを用いたこと以外は実施例2と同様の方法でカプ
セル化反応を行ない、カプセルスラリーを*遺した。な
お、ポリスチレンスルホン酸の一部す) IJウム塩の
溶解の際多量の発泡が与られたので、泡がなくなるまで
約1時間放置した後、カプセル化を行なった。 比較例δ 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸50部及び
スチレンスルホン酸ナトリウム50部から成#)固形J
A4濃度19.8チで粘度700 cps (a o℃
、Bヤ粘お、6t、、3p、よ合体オツ、あわ□。□、
よはモル係で74.1 : 25.9 )水溶液を用い
たこと以外は実施例2と同様の方法でカプセル化反応を
行ない、カプセルスラリーを製造した。 比較例会 ポリスチレンスルホン酸の一部ナトリウム塩(藺品名V
ER3A TL500、ナ’/ヨth、r、ターf社’
R)20部を水80部に溶解して用事揮発分20%の水
浴液にしたものを用いlcこと以外は実施例8と同様の
方法でカプセル化反応を行なったが、反6中に系内が凝
集し、カプセルは得られなかった。 上記実施例及び比較例で(Iたカプセルスラリーについ
て、下記の項目につきその諸特注を評価した。 (1) 粒子径:コールターカウンターTA−Iff1
粒度6(11定機(コールタ−エレクトロニクス1ll
)によυ測定したカプセルの平均粒径を、50%体積点
の粒径で示した。平均粒径が小さければ乳化力は強いと
考えられる。 :2) 粘度=25℃に於けるカプセルスラリーの粘度
t−B型粘度計にて測定した。 :8) 発色性:カプセルスラリ−50部に水50部を
加え、さらにセルロースパウダー5部と】0チ酸化でん
ぷん水溶液10部全混合分散し、カプセルスラーヲ詞整
した。このカプセルカラーを409/i]pの原紙に乾
燥塗布風が4g/l112 になるようにワイヤーバー
にて塗布し、乾燥して、1感圧複写紙用上用紙を作製し
た。この上用紙を市販の下用紙(マイクロケミカルベー
パーNW400.大王製紙製〕と重ね合せて、タイプラ
イタ−にて印字し、発色性全評価した。 141 圧力スマッシ汚れ二発色注試験用と同様の方法
で上用紙全作製し、市販の下用紙(マイクロケミカルベ
ーパーNW400.大王製紙製)と重ね合せ、約1.r
yky/c−の静圧全加え、下用紙顕色剤面の発色汚れ
を比較した。轟然のことながら、カプセルの膜強度が弱
かったり、カプセル粒径の分布が悪く粗大な粒子があれ
ば、発色汚れは多くなる。 (5] if湿注:発色性試験用と同様の方法で上用紙
を作成し、40゛Cで相対湿度90qbの恒温恒湿状態
中に1週間放置後、市販の下用紙(マイクロケミカルベ
ーパーNW40(3、大王裏紙裂)と本ね合せて、タイ
プライタ−にて印字し、発色性試験の際に印字したもの
と比較した。耐湿性に優れたカプセルであれば、両者の
差は少ない。 以上の評価の結果を次の第1表に纏めて示す。 前掲の第1表から明らかなように、本発明によるカプセ
ルはいずれも約3〜5μの平均粒子径を有し1、カプセ
ルスラリーの粘度も約200〜500cpsと低く、カ
プセルの発色性と耐温性に優れ、圧力による発色汚れも
少ない良好な品質のものであった。これに対し、比較例
によるカプセルは約5〜6μの平均粒子径全有している
が、カプセルスラリーの粘度が高く、耐温性に劣り、さ
らに圧力による発色汚れも多く、良好な品質とはいえな
かった。また、比較例4に於ては、カプセル化工程中に
系全体が凝集してしまい、カプセルは得ら郭なかった。 従って、本発明は各特注に亘って優れた特性のマイクロ
カプセルを製造することができ、館業上極めてM用であ
る。 手続補正書 昭和59年 Φ 月13日 1、事件の表示 昭和59年特許 願第4・41085号2発明の名称 マイクロカプセルの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出m人 大王製紙株式会社 昭和高分子株式会社 5゜ 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄7
、補正の内容 (別紙の通り) ■、明MFI書第9頁第19行の「固形分」を「不揮発
分」と訂正する。 2、同8r¥19頁第10行の「調整」を「調製」と訂
正する。
ーtRL造した。 実施例6 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸−S O部
、スチレンスルホン酸ナトリウム40部及びア共重合体
水fJa高分子(共重合比は、モル係で49、a :
17.2 : aa、5)水浴液を用いたこと以外U実
施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カプセ
ルスラリーVa造した。 ゛実施例7 実施例】と同様の方法で製造したアクリル酸67.5部
、スチレンスルホン酸ナトリウム22.5部及びアクリ
ロニトリル10部から成す内不揮光分18.7 %で粘
度21000PS (80”O5B型粘変針)1紀愛、
共重合体水溶性高分子(共重合比はモル係で76.0
: 8.8 : 15.2 )水溶液を用いたこと以外
は実施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カ
プセルスラリ i製造し次。 実施例8 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸ゆ0部、ス
チレンスルホン酸ナトリウム40部及びアクリロニトリ
ル20部から成る三元共重合体水溶性高分子(共重合比
はモル係で49.8 > 17.2 :38.5 )水
溶液(固形分19.2係)80部を、水70部に攪拌し
ながら加えた。さらに尿素10部とレゾルシン1.4部
を加え、溶解した。この尿素、レゾルシンを含む水溶性
高分子水溶液のpH全3.5に調整し、カプセル化親水
性媒体を得た。別にクリスタルバイオレットラクトン4
部とペンゾイルロイコメチレンブルー2部をアルキルジ
フェニルエタン(商品名5AS296 、白石化学製)
100部に加え、攪拌下で90℃で20分間加熱溶解し
、常温まで冷却し、疎水性芯物質とした。この芯物質1
00部を前記カプセル化親水性媒体100部に45℃の
温度で混合し、ホモミキサー(特殊機化製)ヲ用いて9
000 rpmの条件で8分間乳化したところ、平均粒
径ヰμの粒子を含む0/W型乳化液を得た。次いで87
%ホルマリン27部k 7JOt、攪拌を絖けながら、
60−0に昇温した。60−0にて2時間カプセル化反
応させた後、糸の温度を室温まで冷却し、pH全8.5
に調整し、カプセルスラリーを製造した。 実施例9 尿素ホルムアルデヒド初期縮合物として市販の初期縮合
物15部(商品名サーモタイ) 8H8P。 昭和尚分子製、N不揮発分8o係)を用いたこと以外は
実施例8と同様の方法でカプセル化反ろをヤニない、カ
プセルスラリーを製造した。三元共取六体水浴t!+高
分子水浴液の固形分は19.6係であっ比較例1 エチレン/無水マレイン酸共重合体(商品名EM131
.モンサント社製)20部を水80部にisさ−c叫不
揮発分2o係の水溶液にしたものを用いたこと以外は実
施例2と同様の方法でカプセル化反応を行ない、カプセ
ルスラリーを製造した。 なお、エチレン/無水マレイン酸共重合体の溶解には、
80℃の温度で8時間を委した。 比較例2 ポリスチレンスルホン酸の一部ナトリウム塩(商品名V
ER8A TL500、ナショナルスターチ社製)20
部を水80部に溶解して国王揮発分20悌の水@液にし
たものを用いたこと以外は実施例2と同様の方法でカプ
セル化反応を行ない、カプセルスラリーを*遺した。な
お、ポリスチレンスルホン酸の一部す) IJウム塩の
溶解の際多量の発泡が与られたので、泡がなくなるまで
約1時間放置した後、カプセル化を行なった。 比較例δ 実施例1と同様の方法で製造したアクリル酸50部及び
スチレンスルホン酸ナトリウム50部から成#)固形J
A4濃度19.8チで粘度700 cps (a o℃
、Bヤ粘お、6t、、3p、よ合体オツ、あわ□。□、
よはモル係で74.1 : 25.9 )水溶液を用い
たこと以外は実施例2と同様の方法でカプセル化反応を
行ない、カプセルスラリーを製造した。 比較例会 ポリスチレンスルホン酸の一部ナトリウム塩(藺品名V
ER3A TL500、ナ’/ヨth、r、ターf社’
R)20部を水80部に溶解して用事揮発分20%の水
浴液にしたものを用いlcこと以外は実施例8と同様の
方法でカプセル化反応を行なったが、反6中に系内が凝
集し、カプセルは得られなかった。 上記実施例及び比較例で(Iたカプセルスラリーについ
て、下記の項目につきその諸特注を評価した。 (1) 粒子径:コールターカウンターTA−Iff1
粒度6(11定機(コールタ−エレクトロニクス1ll
)によυ測定したカプセルの平均粒径を、50%体積点
の粒径で示した。平均粒径が小さければ乳化力は強いと
考えられる。 :2) 粘度=25℃に於けるカプセルスラリーの粘度
t−B型粘度計にて測定した。 :8) 発色性:カプセルスラリ−50部に水50部を
加え、さらにセルロースパウダー5部と】0チ酸化でん
ぷん水溶液10部全混合分散し、カプセルスラーヲ詞整
した。このカプセルカラーを409/i]pの原紙に乾
燥塗布風が4g/l112 になるようにワイヤーバー
にて塗布し、乾燥して、1感圧複写紙用上用紙を作製し
た。この上用紙を市販の下用紙(マイクロケミカルベー
パーNW400.大王製紙製〕と重ね合せて、タイプラ
イタ−にて印字し、発色性全評価した。 141 圧力スマッシ汚れ二発色注試験用と同様の方法
で上用紙全作製し、市販の下用紙(マイクロケミカルベ
ーパーNW400.大王製紙製)と重ね合せ、約1.r
yky/c−の静圧全加え、下用紙顕色剤面の発色汚れ
を比較した。轟然のことながら、カプセルの膜強度が弱
かったり、カプセル粒径の分布が悪く粗大な粒子があれ
ば、発色汚れは多くなる。 (5] if湿注:発色性試験用と同様の方法で上用紙
を作成し、40゛Cで相対湿度90qbの恒温恒湿状態
中に1週間放置後、市販の下用紙(マイクロケミカルベ
ーパーNW40(3、大王裏紙裂)と本ね合せて、タイ
プライタ−にて印字し、発色性試験の際に印字したもの
と比較した。耐湿性に優れたカプセルであれば、両者の
差は少ない。 以上の評価の結果を次の第1表に纏めて示す。 前掲の第1表から明らかなように、本発明によるカプセ
ルはいずれも約3〜5μの平均粒子径を有し1、カプセ
ルスラリーの粘度も約200〜500cpsと低く、カ
プセルの発色性と耐温性に優れ、圧力による発色汚れも
少ない良好な品質のものであった。これに対し、比較例
によるカプセルは約5〜6μの平均粒子径全有している
が、カプセルスラリーの粘度が高く、耐温性に劣り、さ
らに圧力による発色汚れも多く、良好な品質とはいえな
かった。また、比較例4に於ては、カプセル化工程中に
系全体が凝集してしまい、カプセルは得ら郭なかった。 従って、本発明は各特注に亘って優れた特性のマイクロ
カプセルを製造することができ、館業上極めてM用であ
る。 手続補正書 昭和59年 Φ 月13日 1、事件の表示 昭和59年特許 願第4・41085号2発明の名称 マイクロカプセルの製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出m人 大王製紙株式会社 昭和高分子株式会社 5゜ 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄7
、補正の内容 (別紙の通り) ■、明MFI書第9頁第19行の「固形分」を「不揮発
分」と訂正する。 2、同8r¥19頁第10行の「調整」を「調製」と訂
正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L アニオン注高分子電解質の酸性水溶液中に疎水性芯
物質を乳化分散させた後、該芯物質の周囲にアミノ樹脂
を壁膜とするカプセルを形成させるマイクロカプセルの
製造方法において、前記アニオン性高分子電解實がアク
リル酸類とスチレンスルホン酸類とアクリロニトリルと
から成るアニオン注三元共風合体水M t14分子であ
ること全特徴とするマイクロ、カプセルの製造方法〇 & 特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製
造方法において、アミン樹脂がメラミンホルムアルテヒ
ド樹脂であること全特徴とするマイクロカプセルの製造
方法。 & 付訂由V求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの
製A’i方法において、アミノ樹脂が尿素ホルムアルデ
ヒド樹11げであること全特徴とするマイクロカプセル
の製造方法。 表 特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製
造方法において、アニオン性三元共重合体水溶性高分子
の共重合比がアクリル酸類が5〜85モルチモルチレン
スルホン酸類が1〜50モルチモルクリロニトリルが5
〜80モルチモルることを特徴とするマイクロカプセル
の製造方法。 5、 特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの
製造方法において、アニオン性三元共重合体水溶性高分
子が疎水性芯物質100重址部に対し1〜80重量部で
あることを特徴トスるマイクロカプセルの製造方法。 & 特許請求の範囲第1項記載のマイクロカプセルの製
造方法において、アニオン性三元共重合体水溶性高分子
の酸性水溶液の粘度が50〜2ooooocpsである
ことを特徴とするマイクロカプセルの製造方法。 L 特許請求の範囲第6項記載のマイクロカプセルの製
造方法において、アニオン性三元共重合体水溶性高分子
の酸性水溶液の粘度が100〜] U 000 Cps
であることを特徴と゛するマイクロカプセルの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59044085A JPS60190227A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | マイクロカプセルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59044085A JPS60190227A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | マイクロカプセルの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190227A true JPS60190227A (ja) | 1985-09-27 |
Family
ID=12681776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59044085A Pending JPS60190227A (ja) | 1984-03-09 | 1984-03-09 | マイクロカプセルの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190227A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814942A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-28 | Jujo Paper Co Ltd | 微小カプセルの製造方法 |
-
1984
- 1984-03-09 JP JP59044085A patent/JPS60190227A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814942A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-28 | Jujo Paper Co Ltd | 微小カプセルの製造方法 |
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