JPS6019002A - 中空糸膜フイルタの逆洗方法 - Google Patents
中空糸膜フイルタの逆洗方法Info
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- JPS6019002A JPS6019002A JP12708683A JP12708683A JPS6019002A JP S6019002 A JPS6019002 A JP S6019002A JP 12708683 A JP12708683 A JP 12708683A JP 12708683 A JP12708683 A JP 12708683A JP S6019002 A JPS6019002 A JP S6019002A
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- fiber membrane
- backwashing
- membrane
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は濾過効率を向上させた中空糸膜フィルタの逆洗
方法に関する。
方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点]
中空糸膜は断面が微細な環形状を呈するため、単位容積
内の膜面積を大きくとることがCき、コンパクトな処理
装置を構成することができるため、各種の膜分離装置に
広く用いられている。
内の膜面積を大きくとることがCき、コンパクトな処理
装置を構成することができるため、各種の膜分離装置に
広く用いられている。
しかして、このような中空糸膜は、濾過時間の経過とと
もに、中空糸膜面に処理対象の微粒子が付着濃縮されて
次第に膜の濾過効率が低下したり、濾過効率が低下しな
い場合でも膜面C捕捉濃縮された処理対象の微粒子の回
収(処理装置からの排出)が完全に行なわれなくなって
く仝。
もに、中空糸膜面に処理対象の微粒子が付着濃縮されて
次第に膜の濾過効率が低下したり、濾過効率が低下しな
い場合でも膜面C捕捉濃縮された処理対象の微粒子の回
収(処理装置からの排出)が完全に行なわれなくなって
く仝。
このような問題に対して、中空糸膜を濾液により逆洗す
る方法(特開昭51−110482号)や、圧縮空気に
より逆洗する方法(特開昭53−108882号)等の
処理方法が提案されている。
る方法(特開昭51−110482号)や、圧縮空気に
より逆洗する方法(特開昭53−108882号)等の
処理方法が提案されている。
しかるに、このような処理方法のうち前者にあっては、
濾液が単に中空糸膜の微小孔を逆方向に通過するだ【プ
であるため、この微小孔の入口を封鎖する処理対象の微
粒子は除去されるが、その周辺の中空糸膜面に付着した
微粒子が除去されないという難点がある。また大量の濾
液を逆流するため濾過効率が低くなるという難点もある
。
濾液が単に中空糸膜の微小孔を逆方向に通過するだ【プ
であるため、この微小孔の入口を封鎖する処理対象の微
粒子は除去されるが、その周辺の中空糸膜面に付着した
微粒子が除去されないという難点がある。また大量の濾
液を逆流するため濾過効率が低くなるという難点もある
。
また後者の方法では、圧縮空気が中空糸膜の微小孔を通
過する際、中空糸膜を振動させC中空糸膜全体のイ]着
微粒子を除去する効果があるが、中空糸膜の種類および
形状によっては、濾過方向と逆方向からの圧縮空気がま
ったく透過しかったり、あるいは透過しても中空糸膜が
ほとんど、あるいはまっIC<振動しないものがあり、
その効果はなお十分なものとはいえなかった。
過する際、中空糸膜を振動させC中空糸膜全体のイ]着
微粒子を除去する効果があるが、中空糸膜の種類および
形状によっては、濾過方向と逆方向からの圧縮空気がま
ったく透過しかったり、あるいは透過しても中空糸膜が
ほとんど、あるいはまっIC<振動しないものがあり、
その効果はなお十分なものとはいえなかった。
し発明の目的」
本発明者等はかかる従来の難点を解消すべく鋭意研究を
進めたところ、中空糸膜内に圧縮空気を導入して中空糸
膜内から少儀の濾液と気泡を透過させるとともに、中空
糸膜外からこの中空糸膜に向けて多数の気泡を噴出させ
、中空糸を収納し−Cいる容器内の液体を振動せしめる
ことにより、中空糸膜に付着した処理対象の微粒子の除
去効率が一段と向上づることを見出した。
進めたところ、中空糸膜内に圧縮空気を導入して中空糸
膜内から少儀の濾液と気泡を透過させるとともに、中空
糸膜外からこの中空糸膜に向けて多数の気泡を噴出させ
、中空糸を収納し−Cいる容器内の液体を振動せしめる
ことにより、中空糸膜に付着した処理対象の微粒子の除
去効率が一段と向上づることを見出した。
本発明はかかる知見に基づいてなされたもので、濾過効
率の向上された中空糸膜フィルタの逆洗方法を提供する
ことを目的とする。
率の向上された中空糸膜フィルタの逆洗方法を提供する
ことを目的とする。
[発明の概要]
す′なわち本発明の中空糸膜フィルタの逆洗方法は、外
表面に捕捉濃縮された微粒子のイlする中空糸膜を液中
で逆洗するにあたり、中空糸膜内に圧縮空気または液体
を導入して中空糸膜内から液体〈濾液等)と気体を透過
させるとともに、中空糸膜の側方または下方に気泡発生
ノズルを配置して多数の気泡を発生さけ、これらの気泡
により液体を振動させることを特徴としCいる。
表面に捕捉濃縮された微粒子のイlする中空糸膜を液中
で逆洗するにあたり、中空糸膜内に圧縮空気または液体
を導入して中空糸膜内から液体〈濾液等)と気体を透過
させるとともに、中空糸膜の側方または下方に気泡発生
ノズルを配置して多数の気泡を発生さけ、これらの気泡
により液体を振動させることを特徴としCいる。
一般に中空糸膜は、膜面に微粒子を濾過するための大小
無数の孔が形成されており、かつこれらの孔−は水の通
過し易い親水性に富んだものと空気の通り易い疎水性に
冨んだものとがあるが、中空糸膜内に圧縮空気を導入す
ることにより中空糸膜の孔径が大きい場合は、この孔か
ら水および空気が共に噴出し、また孔径が小さいものに
ついては親水性に富んだ部分からは水が噴出し、疎水性
に富んだ部分からは空気が噴出していずれもこれらの孔
の入口に付着した微粒子を除去する作用をする。
無数の孔が形成されており、かつこれらの孔−は水の通
過し易い親水性に富んだものと空気の通り易い疎水性に
冨んだものとがあるが、中空糸膜内に圧縮空気を導入す
ることにより中空糸膜の孔径が大きい場合は、この孔か
ら水および空気が共に噴出し、また孔径が小さいものに
ついては親水性に富んだ部分からは水が噴出し、疎水性
に富んだ部分からは空気が噴出していずれもこれらの孔
の入口に付着した微粒子を除去する作用をする。
一方、液体の振動は、中空糸膜を振動させ、また中空糸
膜が振動しない場合であっても被処理液を攪拌し−C1
巾空糸膜外周の孔部分以外の部分にイ」着した微粒子を
除去し、さらに除去されて中空糸膜周辺に浮遊している
微粒子を被処理液の攪拌作用により中空糸膜から離れた
ところまで送りだし、優れた洗浄効果を発揮する。
膜が振動しない場合であっても被処理液を攪拌し−C1
巾空糸膜外周の孔部分以外の部分にイ」着した微粒子を
除去し、さらに除去されて中空糸膜周辺に浮遊している
微粒子を被処理液の攪拌作用により中空糸膜から離れた
ところまで送りだし、優れた洗浄効果を発揮する。
なお本発明は膜素材、膜構造(孔径、空隙率、細孔内面
積、内径、外径、均一膜、不均−II!i!>あるいは
モジュールの構造(自由端をもつ構造、両端固定構造等
〉等にかかわりなく、いかなる中空糸膜に対しても有効
である。
積、内径、外径、均一膜、不均−II!i!>あるいは
モジュールの構造(自由端をもつ構造、両端固定構造等
〉等にかかわりなく、いかなる中空糸膜に対しても有効
である。
「発明の、実施例」
以下本発明の実施例について説明する。
実施例
第1図は本発明および後述する比較例に用いた廃液の濾
過および逆洗処理に用いた装置を示す配管系統図を示し
ている。
過および逆洗処理に用いた装置を示す配管系統図を示し
ている。
同図におい−UA部は主として本発明に使用りる装置部
分を示しており、B部は種として比較例に使用する装置
部分を示している。
分を示しており、B部は種として比較例に使用する装置
部分を示している。
符号1.1′は円筒状のハウジングを示し’Cayす、
その内部には中空糸膜2.2′の多数本(図では1木だ
りを示している)を、それぞれU字型に折返して基部を
シール固定した七ジュール3.3′が、そのシール部4
.4′をハウジング1.1′の壁面に密接させ゛C固定
されCいる。
その内部には中空糸膜2.2′の多数本(図では1木だ
りを示している)を、それぞれU字型に折返して基部を
シール固定した七ジュール3.3′が、そのシール部4
.4′をハウジング1.1′の壁面に密接させ゛C固定
されCいる。
ハウジング1.1′のモジュール3.3′で仕切られた
廃液溜1a、1a’ には、弁5.5′を介して廃液給
送管6に接続されており、この廃液溜1a、la’ に
は廃液タンク7から廃液供給ボンプ8により処理すべき
廃液が給送される。なお廃液タンク7中の廃液は攪拌機
9により攪拌され、かつ廃液給送管6には調整弁10を
有する逆流配管11が接続され、廃液供給ポンプ8によ
り給送される廃液の一部を加液タンク7内に逆流させて
廃液給送管6内の圧力を調整できるようにされている。
廃液溜1a、1a’ には、弁5.5′を介して廃液給
送管6に接続されており、この廃液溜1a、la’ に
は廃液タンク7から廃液供給ボンプ8により処理すべき
廃液が給送される。なお廃液タンク7中の廃液は攪拌機
9により攪拌され、かつ廃液給送管6には調整弁10を
有する逆流配管11が接続され、廃液供給ポンプ8によ
り給送される廃液の一部を加液タンク7内に逆流させて
廃液給送管6内の圧力を調整できるようにされている。
またハウジング1.1′の廃液溜1a、la’側には、
シれぞれ12.12′を備えたA−バーフロー配管13
.13′および濃縮液排出弁14.14′を備えた濃縮
液排出配管15.15′が接続されている。16.16
′および17.17′はそれぞれオーバーフロータンク
および濃縮液タンクを示している。
シれぞれ12.12′を備えたA−バーフロー配管13
.13′および濃縮液排出弁14.14′を備えた濃縮
液排出配管15.15′が接続されている。16.16
′および17.17′はそれぞれオーバーフロータンク
および濃縮液タンクを示している。
一方、ハウジング1.1′の、モジュール3.3’F仕
切られた濾過液溜1b、1b’側には、弁18.18′
および流量8119.19′を介して、図示を省略した
濾液タンクに開口する濾液給送配管20,20’が接続
されCいる。
切られた濾過液溜1b、1b’側には、弁18.18′
および流量8119.19′を介して、図示を省略した
濾液タンクに開口する濾液給送配管20,20’が接続
されCいる。
また、濾液部1b、1b’ はこの濾液給送配管20.
20′と分岐づる圧縮空気給送配管21に接続され、弁
22.22’ 、23を介しC加圧空気タンク24に接
続されており、弁18.18′を閉じ、弁23.22.
22′を開くことにJ:り濾液部1b、1b’ 内に加
圧空気を給送可能な構成とされCいる。
20′と分岐づる圧縮空気給送配管21に接続され、弁
22.22’ 、23を介しC加圧空気タンク24に接
続されており、弁18.18′を閉じ、弁23.22.
22′を開くことにJ:り濾液部1b、1b’ 内に加
圧空気を給送可能な構成とされCいる。
一方、A部側のハウジング1の底部には、ノズル孔径1
〜2酊φの気泡発生ノズル25が設置され、この気泡発
生ノズル25は圧縮空気給送配管21′により流量計2
6、弁27を介しC圧縮空気給送配管21に接続されて
いる。 なお同図中2”8.28’ 、29.29′お
よび30は圧力31Cある。
〜2酊φの気泡発生ノズル25が設置され、この気泡発
生ノズル25は圧縮空気給送配管21′により流量計2
6、弁27を介しC圧縮空気給送配管21に接続されて
いる。 なお同図中2”8.28’ 、29.29′お
よび30は圧力31Cある。
次に上記装置を使用した本発明の貝体例について説明す
る。なお、中空糸膜およびモジュールとしては次のもの
を使用した。
る。なお、中空糸膜およびモジュールとしては次のもの
を使用した。
く1)使用中空糸膜
(’a)素 祠:ボリ■チレン
(b)中空糸:外径380μ
内径270μ
(C)バブルポイント:5.OkS/c7(2)使用モ
ジュール (a )中空糸長さニア0cm ((〕)中空糸本数:360本 (C)モジュール形状:中空糸をU字型に折返し両端を
シール固 定 (d)有効膜面積:0.31112 (膜面積は外壁面で評価) (3)透水速度:25℃脱塩水 処理圧1 kg / c’iで440J!/hr、 T
112まず、模擬廃液として非晶質のFeコロイド(F
eとして24111)III)と(X Fe20a:]
コロイドFeとし°reppm>の混合液(1)H6,
7〜6.9、導電率1〜5μs/cm)を調整した。
ジュール (a )中空糸長さニア0cm ((〕)中空糸本数:360本 (C)モジュール形状:中空糸をU字型に折返し両端を
シール固 定 (d)有効膜面積:0.31112 (膜面積は外壁面で評価) (3)透水速度:25℃脱塩水 処理圧1 kg / c’iで440J!/hr、 T
112まず、模擬廃液として非晶質のFeコロイド(F
eとして24111)III)と(X Fe20a:]
コロイドFeとし°reppm>の混合液(1)H6,
7〜6.9、導電率1〜5μs/cm)を調整した。
次いで、この廃液を第1図に示す廃液タンク7に収容し
、攪拌m9により攪拌しC十分に混合した後、弁5.1
2を開き、弁14.5′を閉じてこの廃液を前述したモ
ジュール3を収納しているハウジング1内に供給した。
、攪拌m9により攪拌しC十分に混合した後、弁5.1
2を開き、弁14.5′を閉じてこの廃液を前述したモ
ジュール3を収納しているハウジング1内に供給した。
なお、この時の濾液の液温は25℃±1℃であ ゛る。
ハウジング1内に廃液が満たされ、弁12を介してA−
バーフロータンク16に廃液が出てきたところで弁12
を閉じて流ω計19を確認しながら弁22.18を開き
、弁10を調整して1.45J2/minの廃液がハウ
ジング1内に流れるよう流量を調整して廃液の濾過処理
を行なった。
バーフロータンク16に廃液が出てきたところで弁12
を閉じて流ω計19を確認しながら弁22.18を開き
、弁10を調整して1.45J2/minの廃液がハウ
ジング1内に流れるよう流量を調整して廃液の濾過処理
を行なった。
この濾過工程において、ハウジング1内に供給された廃
液中の鉄コロイドは中空糸膜2の外表面で完全に阻止さ
れ捕捉された。ま7.m 8m液は中空糸膜2内を通っ
て、濾液部1bに集まり、弁22.18を経て1liI
l液タンクへ集められた。
液中の鉄コロイドは中空糸膜2の外表面で完全に阻止さ
れ捕捉された。ま7.m 8m液は中空糸膜2内を通っ
て、濾液部1bに集まり、弁22.18を経て1liI
l液タンクへ集められた。
この濾過工程において、鉄コロイドが中空糸膜に捕捉さ
れるにつれて濾過差斤(圧損)が徐々に上昇した。この
濾過処理を60分間行なった。この時の、中空糸膜に捕
捉される鉄コロイド理論の量は次式によりめられる。
れるにつれて濾過差斤(圧損)が徐々に上昇した。この
濾過処理を60分間行なった。この時の、中空糸膜に捕
捉される鉄コロイド理論の量は次式によりめられる。
(1,45J!/min )x60min−87A(8
,7XlO’(] )X (3X10−5>=2. 6
10 中空糸膜の濾過面積が0.37112であるから単位濾
過面積(Tl12)あたりのコロイドの捕捉量Wは、W
=2.6H1(Fe )10.3711248、7g(
Fe ) /Tl+2 このようにして1.45β/minの定流量で60分間
廃液を処理した後、弁5、弁18を閉じ、弁23.22
、および12を間にして加圧空気タンク24より4 k
g / ctに調圧された空気をハウジング1の濾液溜
1bに導入した。この圧縮空気により濾液溜中の濾液1
0mAと中空糸膜2中の少量の濾液とを濾過方向と逆の
方向に押出し、続いて圧縮空気により5分間逆洗しlζ
。またこれと同時に弁27を開いて気泡発生ノズル25
から圧縮空気を0.2NL/minの流量で中空糸膜2
下部に5分間噴出させた。この結果、気泡発生ノズル2
5より2〜5 imφの気泡が多数発生し、ハウジング
1内の廃液中を上昇して廃液を激しく振動させるととも
に中空糸膜2をも振動させた。
,7XlO’(] )X (3X10−5>=2. 6
10 中空糸膜の濾過面積が0.37112であるから単位濾
過面積(Tl12)あたりのコロイドの捕捉量Wは、W
=2.6H1(Fe )10.3711248、7g(
Fe ) /Tl+2 このようにして1.45β/minの定流量で60分間
廃液を処理した後、弁5、弁18を閉じ、弁23.22
、および12を間にして加圧空気タンク24より4 k
g / ctに調圧された空気をハウジング1の濾液溜
1bに導入した。この圧縮空気により濾液溜中の濾液1
0mAと中空糸膜2中の少量の濾液とを濾過方向と逆の
方向に押出し、続いて圧縮空気により5分間逆洗しlζ
。またこれと同時に弁27を開いて気泡発生ノズル25
から圧縮空気を0.2NL/minの流量で中空糸膜2
下部に5分間噴出させた。この結果、気泡発生ノズル2
5より2〜5 imφの気泡が多数発生し、ハウジング
1内の廃液中を上昇して廃液を激しく振動させるととも
に中空糸膜2をも振動させた。
逆洗の時間経過に伴なう逆洗効率の変化を第2図に示す
。同図から明らかなようにこの実施例においては、1分
間の逆洗でほぼ100%の逆洗効率を得ることができる
。この逆洗を5分間続cノだ後、弁23.22.27を
閉じて圧縮空気の供給を止め、次いで弁14を聞いC中
空糸膜2より剥離除去された鉄コロイドを含む濃縮液を
1lttl縮液タンク17に排出した。
。同図から明らかなようにこの実施例においては、1分
間の逆洗でほぼ100%の逆洗効率を得ることができる
。この逆洗を5分間続cノだ後、弁23.22.27を
閉じて圧縮空気の供給を止め、次いで弁14を聞いC中
空糸膜2より剥離除去された鉄コロイドを含む濃縮液を
1lttl縮液タンク17に排出した。
しかる後、再び弁14を閉じ、弁5を聞け、廃液をハウ
ジング1内に導入し、廃液が弁12を介してA−バーフ
ロータンク16に出てきたところで弁12を閉じ、弁2
2.18を聞は濾過処理を行なった。
ジング1内に導入し、廃液が弁12を介してA−バーフ
ロータンク16に出てきたところで弁12を閉じ、弁2
2.18を聞は濾過処理を行なった。
このような濾過処理および逆洗処理のサイクルを複数回
繰返し、各サイクル毎に濾過処理後および逆洗処理後の
膜差圧を圧力削28.29により測定し、ざらに逆洗効
率を測定し1〔。その結果を第3図におよび第4図に示
す。
繰返し、各サイクル毎に濾過処理後および逆洗処理後の
膜差圧を圧力削28.29により測定し、ざらに逆洗効
率を測定し1〔。その結果を第3図におよび第4図に示
す。
次に比較例として弁5.22を閉じ、弁5′、12’
、18’ 、23’等を操作して、気泡発生ノズル25
による気泡の発生を除いて、実施例、と同一の条件で濾
過処理および逆洗処理を行ない、第1図におけるB部に
よる逆洗効率および膜差圧を測定した。その結果を第2
図ないし第4図中に示す。
、18’ 、23’等を操作して、気泡発生ノズル25
による気泡の発生を除いて、実施例、と同一の条件で濾
過処理および逆洗処理を行ない、第1図におけるB部に
よる逆洗効率および膜差圧を測定した。その結果を第2
図ないし第4図中に示す。
第2図ないし第4図の結果から明らかなように、本発明
の中空糸膜の逆洗方法によれば、各サイクル毎に短時間
でほぼ100%の逆洗効率が得られ、かつ初期膜差圧が
ほとんど変化しないのに対して、中空糸膜の外側から気
泡を導入させない比較例においては、中空糸膜C捕捉し
た鉄コロイドが中空糸膜J:り完全に剥離除去されてい
ないため、累積鉄コロイド負荷最が100(l asF
e /T112程度になると徐々に初期差圧が上昇し、
200!I asFe /Tl12付近で急激に膜の初
期差圧が上昇している。
の中空糸膜の逆洗方法によれば、各サイクル毎に短時間
でほぼ100%の逆洗効率が得られ、かつ初期膜差圧が
ほとんど変化しないのに対して、中空糸膜の外側から気
泡を導入させない比較例においては、中空糸膜C捕捉し
た鉄コロイドが中空糸膜J:り完全に剥離除去されてい
ないため、累積鉄コロイド負荷最が100(l asF
e /T112程度になると徐々に初期差圧が上昇し、
200!I asFe /Tl12付近で急激に膜の初
期差圧が上昇している。
従って、本発明方法は従来法と比較して膜寿命が長くな
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、濾過装
置の保守点検簡易化および放射線被曝減少の観点からき
わめて有効であることが分る。
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、濾過装
置の保守点検簡易化および放射線被曝減少の観点からき
わめて有効であることが分る。
し発明の効果]
以上の実施例からも明らかなように本発明によれば、中
空糸膜に付着した微粒子がほぼ完全に除去することがで
き、従って中空糸膜の寿命を延長することができる上に
除去対象物が放射性物質である場合には、保守点検およ
び放射線被曝の観点から非常に大きいメリットが得られ
る。また、同一効率の装置を設計する場合には、装置自
体を小型化することも可能である。
空糸膜に付着した微粒子がほぼ完全に除去することがで
き、従って中空糸膜の寿命を延長することができる上に
除去対象物が放射性物質である場合には、保守点検およ
び放射線被曝の観点から非常に大きいメリットが得られ
る。また、同一効率の装置を設計する場合には、装置自
体を小型化することも可能である。
第1図は本発明の一実施例おJ:び比較例に使用する濾
過逆流装置を示す構成図、第2図ないし第4図は本発明
の効果を示すグラフである。 1.1′・・・・・・・・・ハウジング1a、18′・
・・廃液溜 ib、ib’ ・・・ろ液溜 2.2′・・・・・・・・・中空糸膜 3.3′・・・・・・・・・モジュール4.4′・・・
・・・・・・シール部 6・・・・・・・・・・・・・・・・・・廃液給送管7
・・・・・・・・−・・・・・・・・・廃液タンク9・
・・・・・・・・・・・・・・・・・撹拌機14.14
′・・・・・・濃縮液排出配管16.16’ ・・・・
・・A−バーフロータンク17.17′・・・・・・濃
縮液タンク19.26・・・・・・・・・ta u g
+20.20′・・・・・・濾液給送配管21.21’
・・・・・・圧縮空気給送配管24・・・・・・・・・
・・・・・・・・・加圧空気タンク28.28’ 、2
9.29’ 、30・・・圧力計代理人弁理士 須 山
佐 − 手 続 補 正 書 7゜ 昭和58年9月14日 2、発明の名称 中空糸膜フィルタの逆洗方法 3、補正をする者 事件どの関係・特γF出願人 東京都港区三田三丁目13番12号 日木原子力事業株式会社 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 東京芝浦電気株式会社 4、 代 理 人 〒 101 東京都千代田区神田多町2丁目1番地 自 発 6、補正の対象 明細書の全文皮び:巳[有] 以 上 訂 正 明 細 書 1、発明の名称 中空糸膜フィルタの逆洗方法 2、特許請求の範囲 フィルタの逆洗方法。 空糸膜フィルタの逆洗方法。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] 本発明は逆洗効率を向上させた中空糸膜フィルタの逆洗
方法に関する。 [発明の技術的背割とその問題点] 中空糸膜は断面が微細な環形状を甲りるため、単位容積
内の膜面積を大きくとることができ、コパクトな処理装
置を構成りることができるとこ、から、各種の膜分離装
置に広く用いられている。 一般に中空糸膜には、第1図に承りように中空・膜1の
中空部2と外部とを連通させる大小無数1微小孔3が形
成されており、かつこれらの孔は、の通過し易い親水性
に富んだ微小孔3aと空気)通り易い疎水性に富lυだ
微小孔3bとからなつ−いる。 しかして、このような中空糸膜1は、濾過時間1経過と
ともに、中空糸膜面に処理えj象の微粒子;付11a縮
されて、次第にI19の濾過効率が低下し二り、濾過効
率が低下しない場合でb膜面ぐ捕捉濃縮された処理対象
の微粒子の回収(処ll1l装首からの排出)が完全に
行なわれなく <>つてくる。 このような問題に対処して、中空糸膜を濾液により逆洗
する方法(特開昭5’11104.82号公報)や、圧
縮空気により逆洗する方法(特開昭53−108882
号公報)等の逆洗方法が提案されている。 しかるに、このような逆洗方法のうち前者の方法では、
濾液が単に中空糸膜の親水性に富んだ微小孔3aを逆方
向に通過するだけであるため、この親水性に富んだ微小
孔3aの入口を封鎖する微粒子は除去されるが、その周
辺に付着した微粒子が除去されないという難点があり、
しがも大量の濾液を逆流させるため濾過効率が低くなる
という難点があった。 また後者の方法では、例えばポリビニルアルコール系の
ポリマーからなる中空糸膜のように比較的硬質の素材か
らなる中空糸膜を用いた場合には、圧縮空気が中空糸膜
の疎水性に富んだ微小孔3bや比較的大径の微小孔を通
過する際、中空糸膜を振動さゼて中空糸膜全体の付着微
粒子を除去する効果があるが、ポリエチレンのような軟
質の素材からなる中空糸膜を用いた場合には中空糸膜が
ほとんど、あるいはまったく振動せず、また中空糸膜の
種類によっては、疎水性に富んだ微小孔が形成されず、
濾過方向と逆方向からの圧縮空気がまったく透過しない
という灯点があった。 したがって、このような従来の逆洗方法では、次第に微
小孔の周辺に微粒子が付着j「槓し膜差圧が上昇しr、
1過効率が低下しくしようという欠点があっIc 0 [発明の目的] 本発明者等は、かかる従来の111点を解消リベく鋭意
研究を進めたところ、中空糸膜の逆洗の際に中空糸膜外
からこの中空糸膜に向けて多数の気泡を噴出させ、中空
糸を収納している容器内の液体を攪拌することにより、
中空糸膜の微小孔の周辺に付着した微粒子が除去されc
1逆洗効率が一段と向上することを見出した。 本発明はかかる知見に基づいてなされたもので、逆洗効
果の優れた中空糸膜フィルタの逆洗方法を提供すること
を目的とする。 [発明の概要〕 すなわち本発明の中空糸膜フィルタの逆洗方法は、中空
糸膜外表面に捕捉濃縮された微粒子を中空糸膜収納容器
内の液中で逆洗除去する方法において、前記中空糸膜内
に気体または液体を導入して中空糸膜の内から外へ気体
または液体を透過させるとともに、中空糸膜収納容器内
の中空糸膜の側方または下方に気泡発生ノズルを配置し
このノズルから気体を噴出させて前記中空糸膜収納容器
内の液体を攪拌することを特徴としている。 本発明によれば、中空糸膜に向けて噴出された気泡によ
り被処理液が攪拌されて、中空糸膜外周に付着しIC微
粒子が除去され、さらに中空糸膜から剥脱して中空糸膜
周辺に浮遊しCいる微粒子もこの攪拌作用により中空糸
膜から離れたところまで送り出されて、優れた逆洗効果
を発揮することができる。 したがって本発明は膜素材、膜構造(孔径、空隙率、細
孔内面積、内径、外径、均一膜、不均一膜)あるいはモ
ジュールの構造(自由端をもつ構造、両端固定構造等)
等にかかわりなく、いかなる中空糸膜に対しても適用可
能である。 [発明の実施例コ 以下本発明の実施例についで説明する。 第2図は本発明および後述づる比較例に用いIζ処理液
の濾過および逆洗装置を示づ配室系統図を示している。 同図においてA部は主として本発明に使用りる装置部分
を示しており、B部は主として比較例に使用する装置部
分を示している。 符号4.4′は円筒状の中空糸膜収納容器を示しており
、その内部には中空糸膜5.5′の多数本(図ではその
一部だけを示している)を、それぞれU字型に折返して
基部をシール固定したモジュール6.6′が、そのシー
ル部7.7′を中空糸膜収納容器4.4′の壁面に密接
させて固定されている。 中空糸膜収納容器4.4′のシール部7.7′で仕切ら
れた処理液溜4a 、4a ’は、弁8.8′を有する
処理液給送管9に接続されており、この処理液溜4a
、 4a、’ には処理液タンク1oがら処理液供給ポ
ンプ11により微粒子が分数浮遊している処理液が給送
される。なお処理液タンク10中の処理液は攪拌機12
により攪拌され、かつ処理液給送管9には調整弁13を
有する逆流配管14が接続され、処理液供給ポンプ11
により給送される処理液の一部を処理液タンク10内に
逆流させて処理液給送管9内の圧力を調整できるように
構成されている。 また中空糸膜収納容器4.4′の処理液溜4a、4a’
側には、それぞれ弁15.15′を備えたオーバーフロ
ー配管16.16′および濃縮液排出弁17.17′を
備えた濃縮液抽出配管18.18′が接続されている。 1つ、19′はオーバーフロータンク、20.20’
は濃縮液タンクをイれぞれ示している。 一方、中空糸膜収納容器4.4′の、シール部7.7′
で仕切られた濾液溜4b 、4b ’側には、弁21.
21′および流量5122.22′を介して、図示を省
略した濾液タンクに開口する濾液給送配管23.23′
が接続されている。 また、濾液溜4b 、 4b ’ は、それぞれこの濾
液給送配管23.23′と分岐する圧縮空気給送配管2
4に連結され、弁25.25’ 、26を介して加圧空
気タンク27に接続されて、弁21.21′を閉じ、弁
26.25.25′を開くことにより濾液溜4b、41
)′内に加圧空気が給送される構成となっている。 一方、Δ部側の中空糸膜収納容器4の底部には、ノズル
孔径1〜2關φの気泡発生ノズル28が設置され、この
気泡発生ノズル28は圧縮空気給送配管24′により流
量計29、弁30を介しく圧縮空気給送配管24に接続
されている。 なお同図中31.31’ 、32.32′および33は
圧力計を示している。 次に上記装置を使用した本発明の具体例について説明す
る。なお、中空糸膜およびモジュールとしては次のもの
を使用した。 (1)使用中空糸膜 (a )素 材:ポリエチレン (b、)中空糸膜:外径380μm 内径270μ穎 (c )バブルポイント:5.Okg/cd(2)使用
モジュール (a )中空糸膜長さニア0c+n (b )中空糸膜本数=360本 (C’)モジュール形状:中空糸膜をU字型に折返し両
端をシール 固定 (d >有効膜面積:0.3tn2 (I11面積は外壁面で評価) (3)透水速度:25℃脱塩水、処理圧1 kg、 /
cmで440℃/hr、T12 菰ず、処理液として非晶質のFeコロイド(「eとして
24ppm>と(X Fe2O:+コロイド(Feとし
て6ppm)の混合液(DH6,7〜6゜9、導電率1
〜5μS / cm )を調整した。 次いで、この処理液を第2図に示す処理液タンク10に
収容し、攪拌機12により攪拌して十分に混合した後、
弁8.15を開き、弁17.8′を閉じてこの処理液を
前述したモジュール6′を収納している中空糸膜収納容
器4内に供給した。 なお、この時の濾液の液温は25℃±1℃である。 中空糸膜収納容器4内に処理液が満たされ、弁15を介
しくオーバーフロータンク19に処理液が出てきたとこ
ろで弁15を閉じて流量計22を確認しながら弁25.
21を開ぎ、弁13を調整しで1.45J2/ll1i
nの処理液が中空糸膜収納容器4内に流れるよう流量を
調整して処理液の濾過処理を行なった。 この濾過工程において、中空糸膜収納容器4内に供給さ
れた処理液中の鉄コロイドは中空糸#I!2の外表面で
完全に阻止され捕捉された。また濾液は中空糸膜5内を
通って、濾液溜4bに集まり、弁25.21を経て濾液
タンクへ集められた。 この濾過工程において、鉄コロイドが中空糸膜に捕捉さ
れるにつれて濾過差圧(圧損)が徐々に上昇した。この
濾過処理を60分間行なった時の、中空糸膜に捕捉され
る鉄コロイドの理論争は次式によりめられる。 (1,451/1n )x60min =87f(8,
7X10’!II )x (3x10−5)=2.61
(] 中空糸膜の濾過面積が0.3711’であるがら単位濾
過面積(Tl12>あたりのコロイドの捕捉量wは、W
=2.61(] (Fe )10.3Tll’* 8
、 7 (] (F e ) / +n2このようにし
て、1.45℃/minの定流量で60分間処理液を処
理した後、弁8、弁21を閉じ、弁26.25、および
15を開にして加圧空気タンク27より4 kg/ c
lに調圧された空気を中空糸膜収納容器4の濾液溜4b
に導入した。この圧縮空気により蘭液溜中の濾液10m
J2と中空糸膜2中の少量の濾液とを濾過方向と逆の方
向に押出し、続い−C圧縮空気により5分間逆洗した。 またこれと同時に弁3oを問い−(気泡発生ノズル28
から圧縮空気を0.2Nβ/minの流量で中空糸膜5
下部に5分間噴出させた。この結果、気泡発生ノズル2
8より2〜5非φの気泡が多数発生し、中空糸膜収納容
器4内の処理液中を上昇して処理液を激しく攪拌すると
ともに中空糸膜2をも揺動させ/〔。 逆洗の時間経過に伴なう逆洗効率の変化を第3図に示す
。同図から明らかなようにこの実施例においては、1分
間の逆洗でほぼ100%の逆洗効率を得ることができる
。この逆洗を5分間続けた後、弁26.25.30を閉
じて圧縮空気の供給を止め、次いで弁17を開いC中空
糸膜2より剥離除去された鉄コロイドを含む濃縮液を濃
縮液タンク20に排出した。 しかる後、再び弁17を閉じ、弁8を聞【)、処理液を
中空糸膜収納容器4内に導入し、処理液が弁15を介し
てオーバーフロータンク19に出できたところで弁15
を閉じ、弁25.21を聞は濾過処理を行なった。 このような濾過処理および逆洗処理の4ノ−イクルを複
数回繰返し、各サイクル毎に濾過処理後および逆洗処理
後の膜差斤を圧力計31.32により測定し、さらに逆
洗効率を測定した。その結果を第4図ないし第5図に示
す。 これらの図から明らかなように、この実施例では約25
時間の累積濾過処理時間の経過後でも膜差圧の変化がほ
とんどなく、かつ逆洗効率は100%に近い値を維持し
ている。 次に比較例として弁8.25を閉じ、弁8′、15’
、21’ 、25’ 、26’等を操作して、気泡発生
ノズル28による気泡の発生を除いて、実施例と同一の
条件で濾過処理および逆洗処理を行ない、第2図にJ5
けるB部による逆洗効率および膜差圧を測定した。その
結果を第3図ないし第5図中に示す。 第3図ないし第5図に示した測定結果から明らかなよう
に、本発明の中空糸膜の逆洗方法によれば、各サイクル
毎に短時間でほぼ100%の逆洗効率が得られ、かつ初
期膜差圧がほとんど変化しないのに対して、中空糸膜の
外側から気泡を導入させない比較例においては、中空糸
膜て捕捉した鉄コロイドが中空糸膜より完全に剥離除去
されないため、50分間逆洗してもほぼ60%の逆洗効
率しか得られず(第3図)また累積鉄コロイド負荷量が
60g (Fe )/Tl12程度(累積濾過処理時間
約8時間経過)になると徐々に初期差圧が上昇し、11
0g (Fe)/T112付近く累積濾過処理時間14
時間経過)で急激に膜の初期差圧が上昇しCいる。(第
4図)これに伴って1ノイクル毎の逆洗効率も徐々に低
下し、累積鉄コロイド・負荷量が170(J (Fe
)/Tn2(累積濾過処理時間約22時間経過)では1
0%以下となっている。(第5図) 従って、本発明方法は従来法と比較して膜寿命が長くな
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、痺過装
置の保守点検の簡易化および放射線被曝減少の観点から
きわめて有効Cあることがわかる。 [発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば、
中空糸膜に付着した微粒子をほぼ完全に除去ツー、るこ
とができ、従って中空糸膜の寿命を延長することができ
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、保守点
検および放射線被曝の観点から非常に大きい利点を有す
る。また、nj−効率の装置を設計する場合には、装置
自体を小型化することも可能である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に使用する中空糸膜の拡大断面図、第2
図は本発明の一実施例および比較例に使用する濾過逆洗
装置を示す構成図、第4図および、第5図は本発明の効
果を示すグラフである。 4.4′・・・・・・・・・中空糸膜収納容器4a 、
4a ’ ・・・処理液溜 4b 、 4b ’・・・濾液溜 2.2′・・・・・・・・・中空糸膜 3.3′・・・・・・・・・モジュール7.7′・・・
・・・・・・シール部 9・・・・・・・・・・・・・・・・・・処理液給送管
10・・・・・・・・・・・・・・・処理液タンク12
・・・・・・・・・・・・・・・攪拌機17.17′・
・・・・・濃縮液排出配管19.19’ ・・・・・・
オーバーフロータンク20.20′・・・・・・濃縮液
タンク22.29・・・・・・・・・流量計 23.2−3′ ・・・・・・濾液給送配管24.24
′・・・・・・圧縮空気給送配管27・・・・・・・・
・・・・・・・・・・加圧空気タンク31.31’ 、
32.32’ 、33・・・圧力泪代理人弁理士 須
山 佐 −
過逆流装置を示す構成図、第2図ないし第4図は本発明
の効果を示すグラフである。 1.1′・・・・・・・・・ハウジング1a、18′・
・・廃液溜 ib、ib’ ・・・ろ液溜 2.2′・・・・・・・・・中空糸膜 3.3′・・・・・・・・・モジュール4.4′・・・
・・・・・・シール部 6・・・・・・・・・・・・・・・・・・廃液給送管7
・・・・・・・・−・・・・・・・・・廃液タンク9・
・・・・・・・・・・・・・・・・・撹拌機14.14
′・・・・・・濃縮液排出配管16.16’ ・・・・
・・A−バーフロータンク17.17′・・・・・・濃
縮液タンク19.26・・・・・・・・・ta u g
+20.20′・・・・・・濾液給送配管21.21’
・・・・・・圧縮空気給送配管24・・・・・・・・・
・・・・・・・・・加圧空気タンク28.28’ 、2
9.29’ 、30・・・圧力計代理人弁理士 須 山
佐 − 手 続 補 正 書 7゜ 昭和58年9月14日 2、発明の名称 中空糸膜フィルタの逆洗方法 3、補正をする者 事件どの関係・特γF出願人 東京都港区三田三丁目13番12号 日木原子力事業株式会社 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 東京芝浦電気株式会社 4、 代 理 人 〒 101 東京都千代田区神田多町2丁目1番地 自 発 6、補正の対象 明細書の全文皮び:巳[有] 以 上 訂 正 明 細 書 1、発明の名称 中空糸膜フィルタの逆洗方法 2、特許請求の範囲 フィルタの逆洗方法。 空糸膜フィルタの逆洗方法。 3、発明の詳細な説明 [発明の技術分野] 本発明は逆洗効率を向上させた中空糸膜フィルタの逆洗
方法に関する。 [発明の技術的背割とその問題点] 中空糸膜は断面が微細な環形状を甲りるため、単位容積
内の膜面積を大きくとることができ、コパクトな処理装
置を構成りることができるとこ、から、各種の膜分離装
置に広く用いられている。 一般に中空糸膜には、第1図に承りように中空・膜1の
中空部2と外部とを連通させる大小無数1微小孔3が形
成されており、かつこれらの孔は、の通過し易い親水性
に富んだ微小孔3aと空気)通り易い疎水性に富lυだ
微小孔3bとからなつ−いる。 しかして、このような中空糸膜1は、濾過時間1経過と
ともに、中空糸膜面に処理えj象の微粒子;付11a縮
されて、次第にI19の濾過効率が低下し二り、濾過効
率が低下しない場合でb膜面ぐ捕捉濃縮された処理対象
の微粒子の回収(処ll1l装首からの排出)が完全に
行なわれなく <>つてくる。 このような問題に対処して、中空糸膜を濾液により逆洗
する方法(特開昭5’11104.82号公報)や、圧
縮空気により逆洗する方法(特開昭53−108882
号公報)等の逆洗方法が提案されている。 しかるに、このような逆洗方法のうち前者の方法では、
濾液が単に中空糸膜の親水性に富んだ微小孔3aを逆方
向に通過するだけであるため、この親水性に富んだ微小
孔3aの入口を封鎖する微粒子は除去されるが、その周
辺に付着した微粒子が除去されないという難点があり、
しがも大量の濾液を逆流させるため濾過効率が低くなる
という難点があった。 また後者の方法では、例えばポリビニルアルコール系の
ポリマーからなる中空糸膜のように比較的硬質の素材か
らなる中空糸膜を用いた場合には、圧縮空気が中空糸膜
の疎水性に富んだ微小孔3bや比較的大径の微小孔を通
過する際、中空糸膜を振動さゼて中空糸膜全体の付着微
粒子を除去する効果があるが、ポリエチレンのような軟
質の素材からなる中空糸膜を用いた場合には中空糸膜が
ほとんど、あるいはまったく振動せず、また中空糸膜の
種類によっては、疎水性に富んだ微小孔が形成されず、
濾過方向と逆方向からの圧縮空気がまったく透過しない
という灯点があった。 したがって、このような従来の逆洗方法では、次第に微
小孔の周辺に微粒子が付着j「槓し膜差圧が上昇しr、
1過効率が低下しくしようという欠点があっIc 0 [発明の目的] 本発明者等は、かかる従来の111点を解消リベく鋭意
研究を進めたところ、中空糸膜の逆洗の際に中空糸膜外
からこの中空糸膜に向けて多数の気泡を噴出させ、中空
糸を収納している容器内の液体を攪拌することにより、
中空糸膜の微小孔の周辺に付着した微粒子が除去されc
1逆洗効率が一段と向上することを見出した。 本発明はかかる知見に基づいてなされたもので、逆洗効
果の優れた中空糸膜フィルタの逆洗方法を提供すること
を目的とする。 [発明の概要〕 すなわち本発明の中空糸膜フィルタの逆洗方法は、中空
糸膜外表面に捕捉濃縮された微粒子を中空糸膜収納容器
内の液中で逆洗除去する方法において、前記中空糸膜内
に気体または液体を導入して中空糸膜の内から外へ気体
または液体を透過させるとともに、中空糸膜収納容器内
の中空糸膜の側方または下方に気泡発生ノズルを配置し
このノズルから気体を噴出させて前記中空糸膜収納容器
内の液体を攪拌することを特徴としている。 本発明によれば、中空糸膜に向けて噴出された気泡によ
り被処理液が攪拌されて、中空糸膜外周に付着しIC微
粒子が除去され、さらに中空糸膜から剥脱して中空糸膜
周辺に浮遊しCいる微粒子もこの攪拌作用により中空糸
膜から離れたところまで送り出されて、優れた逆洗効果
を発揮することができる。 したがって本発明は膜素材、膜構造(孔径、空隙率、細
孔内面積、内径、外径、均一膜、不均一膜)あるいはモ
ジュールの構造(自由端をもつ構造、両端固定構造等)
等にかかわりなく、いかなる中空糸膜に対しても適用可
能である。 [発明の実施例コ 以下本発明の実施例についで説明する。 第2図は本発明および後述づる比較例に用いIζ処理液
の濾過および逆洗装置を示づ配室系統図を示している。 同図においてA部は主として本発明に使用りる装置部分
を示しており、B部は主として比較例に使用する装置部
分を示している。 符号4.4′は円筒状の中空糸膜収納容器を示しており
、その内部には中空糸膜5.5′の多数本(図ではその
一部だけを示している)を、それぞれU字型に折返して
基部をシール固定したモジュール6.6′が、そのシー
ル部7.7′を中空糸膜収納容器4.4′の壁面に密接
させて固定されている。 中空糸膜収納容器4.4′のシール部7.7′で仕切ら
れた処理液溜4a 、4a ’は、弁8.8′を有する
処理液給送管9に接続されており、この処理液溜4a
、 4a、’ には処理液タンク1oがら処理液供給ポ
ンプ11により微粒子が分数浮遊している処理液が給送
される。なお処理液タンク10中の処理液は攪拌機12
により攪拌され、かつ処理液給送管9には調整弁13を
有する逆流配管14が接続され、処理液供給ポンプ11
により給送される処理液の一部を処理液タンク10内に
逆流させて処理液給送管9内の圧力を調整できるように
構成されている。 また中空糸膜収納容器4.4′の処理液溜4a、4a’
側には、それぞれ弁15.15′を備えたオーバーフロ
ー配管16.16′および濃縮液排出弁17.17′を
備えた濃縮液抽出配管18.18′が接続されている。 1つ、19′はオーバーフロータンク、20.20’
は濃縮液タンクをイれぞれ示している。 一方、中空糸膜収納容器4.4′の、シール部7.7′
で仕切られた濾液溜4b 、4b ’側には、弁21.
21′および流量5122.22′を介して、図示を省
略した濾液タンクに開口する濾液給送配管23.23′
が接続されている。 また、濾液溜4b 、 4b ’ は、それぞれこの濾
液給送配管23.23′と分岐する圧縮空気給送配管2
4に連結され、弁25.25’ 、26を介して加圧空
気タンク27に接続されて、弁21.21′を閉じ、弁
26.25.25′を開くことにより濾液溜4b、41
)′内に加圧空気が給送される構成となっている。 一方、Δ部側の中空糸膜収納容器4の底部には、ノズル
孔径1〜2關φの気泡発生ノズル28が設置され、この
気泡発生ノズル28は圧縮空気給送配管24′により流
量計29、弁30を介しく圧縮空気給送配管24に接続
されている。 なお同図中31.31’ 、32.32′および33は
圧力計を示している。 次に上記装置を使用した本発明の具体例について説明す
る。なお、中空糸膜およびモジュールとしては次のもの
を使用した。 (1)使用中空糸膜 (a )素 材:ポリエチレン (b、)中空糸膜:外径380μm 内径270μ穎 (c )バブルポイント:5.Okg/cd(2)使用
モジュール (a )中空糸膜長さニア0c+n (b )中空糸膜本数=360本 (C’)モジュール形状:中空糸膜をU字型に折返し両
端をシール 固定 (d >有効膜面積:0.3tn2 (I11面積は外壁面で評価) (3)透水速度:25℃脱塩水、処理圧1 kg、 /
cmで440℃/hr、T12 菰ず、処理液として非晶質のFeコロイド(「eとして
24ppm>と(X Fe2O:+コロイド(Feとし
て6ppm)の混合液(DH6,7〜6゜9、導電率1
〜5μS / cm )を調整した。 次いで、この処理液を第2図に示す処理液タンク10に
収容し、攪拌機12により攪拌して十分に混合した後、
弁8.15を開き、弁17.8′を閉じてこの処理液を
前述したモジュール6′を収納している中空糸膜収納容
器4内に供給した。 なお、この時の濾液の液温は25℃±1℃である。 中空糸膜収納容器4内に処理液が満たされ、弁15を介
しくオーバーフロータンク19に処理液が出てきたとこ
ろで弁15を閉じて流量計22を確認しながら弁25.
21を開ぎ、弁13を調整しで1.45J2/ll1i
nの処理液が中空糸膜収納容器4内に流れるよう流量を
調整して処理液の濾過処理を行なった。 この濾過工程において、中空糸膜収納容器4内に供給さ
れた処理液中の鉄コロイドは中空糸#I!2の外表面で
完全に阻止され捕捉された。また濾液は中空糸膜5内を
通って、濾液溜4bに集まり、弁25.21を経て濾液
タンクへ集められた。 この濾過工程において、鉄コロイドが中空糸膜に捕捉さ
れるにつれて濾過差圧(圧損)が徐々に上昇した。この
濾過処理を60分間行なった時の、中空糸膜に捕捉され
る鉄コロイドの理論争は次式によりめられる。 (1,451/1n )x60min =87f(8,
7X10’!II )x (3x10−5)=2.61
(] 中空糸膜の濾過面積が0.3711’であるがら単位濾
過面積(Tl12>あたりのコロイドの捕捉量wは、W
=2.61(] (Fe )10.3Tll’* 8
、 7 (] (F e ) / +n2このようにし
て、1.45℃/minの定流量で60分間処理液を処
理した後、弁8、弁21を閉じ、弁26.25、および
15を開にして加圧空気タンク27より4 kg/ c
lに調圧された空気を中空糸膜収納容器4の濾液溜4b
に導入した。この圧縮空気により蘭液溜中の濾液10m
J2と中空糸膜2中の少量の濾液とを濾過方向と逆の方
向に押出し、続い−C圧縮空気により5分間逆洗した。 またこれと同時に弁3oを問い−(気泡発生ノズル28
から圧縮空気を0.2Nβ/minの流量で中空糸膜5
下部に5分間噴出させた。この結果、気泡発生ノズル2
8より2〜5非φの気泡が多数発生し、中空糸膜収納容
器4内の処理液中を上昇して処理液を激しく攪拌すると
ともに中空糸膜2をも揺動させ/〔。 逆洗の時間経過に伴なう逆洗効率の変化を第3図に示す
。同図から明らかなようにこの実施例においては、1分
間の逆洗でほぼ100%の逆洗効率を得ることができる
。この逆洗を5分間続けた後、弁26.25.30を閉
じて圧縮空気の供給を止め、次いで弁17を開いC中空
糸膜2より剥離除去された鉄コロイドを含む濃縮液を濃
縮液タンク20に排出した。 しかる後、再び弁17を閉じ、弁8を聞【)、処理液を
中空糸膜収納容器4内に導入し、処理液が弁15を介し
てオーバーフロータンク19に出できたところで弁15
を閉じ、弁25.21を聞は濾過処理を行なった。 このような濾過処理および逆洗処理の4ノ−イクルを複
数回繰返し、各サイクル毎に濾過処理後および逆洗処理
後の膜差斤を圧力計31.32により測定し、さらに逆
洗効率を測定した。その結果を第4図ないし第5図に示
す。 これらの図から明らかなように、この実施例では約25
時間の累積濾過処理時間の経過後でも膜差圧の変化がほ
とんどなく、かつ逆洗効率は100%に近い値を維持し
ている。 次に比較例として弁8.25を閉じ、弁8′、15’
、21’ 、25’ 、26’等を操作して、気泡発生
ノズル28による気泡の発生を除いて、実施例と同一の
条件で濾過処理および逆洗処理を行ない、第2図にJ5
けるB部による逆洗効率および膜差圧を測定した。その
結果を第3図ないし第5図中に示す。 第3図ないし第5図に示した測定結果から明らかなよう
に、本発明の中空糸膜の逆洗方法によれば、各サイクル
毎に短時間でほぼ100%の逆洗効率が得られ、かつ初
期膜差圧がほとんど変化しないのに対して、中空糸膜の
外側から気泡を導入させない比較例においては、中空糸
膜て捕捉した鉄コロイドが中空糸膜より完全に剥離除去
されないため、50分間逆洗してもほぼ60%の逆洗効
率しか得られず(第3図)また累積鉄コロイド負荷量が
60g (Fe )/Tl12程度(累積濾過処理時間
約8時間経過)になると徐々に初期差圧が上昇し、11
0g (Fe)/T112付近く累積濾過処理時間14
時間経過)で急激に膜の初期差圧が上昇しCいる。(第
4図)これに伴って1ノイクル毎の逆洗効率も徐々に低
下し、累積鉄コロイド・負荷量が170(J (Fe
)/Tn2(累積濾過処理時間約22時間経過)では1
0%以下となっている。(第5図) 従って、本発明方法は従来法と比較して膜寿命が長くな
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、痺過装
置の保守点検の簡易化および放射線被曝減少の観点から
きわめて有効Cあることがわかる。 [発明の効果] 以上の実施例からも明らかなように、本発明によれば、
中空糸膜に付着した微粒子をほぼ完全に除去ツー、るこ
とができ、従って中空糸膜の寿命を延長することができ
る上に除去対象物が放射性物質である場合には、保守点
検および放射線被曝の観点から非常に大きい利点を有す
る。また、nj−効率の装置を設計する場合には、装置
自体を小型化することも可能である。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明に使用する中空糸膜の拡大断面図、第2
図は本発明の一実施例および比較例に使用する濾過逆洗
装置を示す構成図、第4図および、第5図は本発明の効
果を示すグラフである。 4.4′・・・・・・・・・中空糸膜収納容器4a 、
4a ’ ・・・処理液溜 4b 、 4b ’・・・濾液溜 2.2′・・・・・・・・・中空糸膜 3.3′・・・・・・・・・モジュール7.7′・・・
・・・・・・シール部 9・・・・・・・・・・・・・・・・・・処理液給送管
10・・・・・・・・・・・・・・・処理液タンク12
・・・・・・・・・・・・・・・攪拌機17.17′・
・・・・・濃縮液排出配管19.19’ ・・・・・・
オーバーフロータンク20.20′・・・・・・濃縮液
タンク22.29・・・・・・・・・流量計 23.2−3′ ・・・・・・濾液給送配管24.24
′・・・・・・圧縮空気給送配管27・・・・・・・・
・・・・・・・・・・加圧空気タンク31.31’ 、
32.32’ 、33・・・圧力泪代理人弁理士 須
山 佐 −
Claims (3)
- (1)中空糸膜フイルタ外表面に捕捉濃縮された微粒子
の付着する中空糸膜を液中で逆洗するにあたり、中空糸
膜内に圧縮空気または液体を導入して中空糸膜の内から
外へ液体または空気を透過させるとともに、中空糸膜の
側方または下方に気泡発生ノズルを配置してこれに空気
を通すことにより多数の気泡を中空糸膜収納容器内に発
生させ、中空糸膜の側方または下方から発生する気泡に
より中空糸膜収納容器内の液体を振動せしめることによ
り中空糸膜収納容器内の液体を振動せしめることにより
中空糸膜表面に付着した微粒子を除去することを特徴と
する中空糸膜フィルタの逆洗方法。 - (2)中空糸膜は多数本が集束されてモジュールを構成
し”Cいる特許請求の範囲第1項記載の中空糸膜フィル
タの逆洗方法。 - (3)中空糸膜の振動の有無に影響されないことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の中空糸膜フィルタの
逆洗方法。
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